剣鉄也 | |
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読み | つるぎ てつや |
外国語表記 | Tetsuya Tsurugi |
登場作品 | |
声優 |
野田圭一 田中亮一(Z対暗黒大将軍) 関俊彦(INFINITY) |
デザイン | |
初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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異名 | 戦闘のプロ |
種族 | 地球人(日本人) |
性別 | 男 |
年齢 |
18歳 (第18話までは22歳で設定されていた) |
身長 | 180 cm |
所属 | 科学要塞研究所 |
概要
小型戦闘機ブレーンコンドル及び、グレートマジンガーの専任パイロット。
TV版『マジンガーZ』最終回に先駆けて公開された劇場映画『マジンガーZ対暗黒大将軍』のクライマックスで、衝撃的なデビューを飾る。
7歳の時に孤児院から兜剣造に引き取られ、グレートマジンガーのパイロットになる為に育てられた。厳しい訓練の結果、生身での戦闘やバイクの操縦にも習熟している戦闘のプロ。ちなみに、ロケットパンチ付きのバイク(「ジェットバイ」とも呼称)を愛車にしている。
元来優しい性格だが、その生い立ちとニヒルな物言いの為、周囲には冷たい印象を与え、衝突する事も多い。また、プロフェッショナルとしての自覚は強いものの、そのプライドの高さ故に窮地に陥る事も多く、劇場版『グレートマジンガー対ゲッターロボ』ではゲッターチームと功名を争って苦戦するなど、精神面の未熟さも目立つ。
自分を育ててくれた兜剣造には、肉親の情のようなものを感じていたが、兜甲児がアメリカから帰国すると、甲児と剣造の親子の間柄に嫉妬し、マジンガーZとの連携を拒否し、苦戦することもあった。その後、甲児達の仲間を思いやる様を見て考えを改めるが、その際の戦闘でピンチに陥り、彼を救おうとした剣造は特攻して命を落としてしまった。最後は、剣造を弔うかのように奮戦し、ミケーネ帝国に対して勝利を収めた。
スパロボでは彼は特訓ばかりしてるように思えるが、原作では月2000円のお小遣いでお菓子を買ったり、漫画を読んだりするなど意外と普通な一面も持つ。
なお、当初は22歳で設定されていたが余りにも大人びた風貌の為、「視聴者である子供が感情移入し辛いのでは?」との懸念から第19話以降、年齢を下げられて18歳になった。年齢を上げる例はよくあるが、下げるケースは珍しい。
実はミケーネとの戦いで戦死する予定だったが、重傷を負いながらも生存するという展開に変更された(桜多吾作の漫画版では死亡)。
また、『グレートマジンガー』の続編として企画されていた『ゴッド・マジンガー』(80年代に放映された同名アニメとは無関係)でも、ミケーネ帝国の攻撃によって再起不能の重傷を負い、パイロットの座を退いて作戦指揮官となる予定であったりと(TV版最終回での扱いも含め)、彼の末路には常に物悲しさが漂う。
TV版最終話で前作のヒーロー・兜甲児に主役ポジションを奪われ、本来の主人公としては報われぬまま幕引きを迎えた印象が強いが、スタッフも引け目を感じていたのか、後に制作された劇場版『決戦!大海獣』では彼の活躍にかなりのウェイトを置き、主役のデューク・フリードさえ霞むほどの存在感を見せ付けた。
後日談である小説『スーパーロボット大戦』(著・団龍彦)においては、上記の『ゴッドマジンガー』の焼き直し的な一面や弓教授や早乙女博士不在の状況もあってマジンガーチーム・ゲッターチーム全体の指揮官的な立場になっている(再起不能にはなっていないので、当然グレートに乗る)。なお、ここでは甲児との関係は「兄弟のようなもの」と評されている。
劇場版 マジンガーZ / INFINITY
『グレート』終了から10年後。軍属であり、グレートマジンガーと共に前線で活躍している。ジュンとは結婚しており、子供も出産間近である。
漫画版
いずれも児童誌媒体での連載だが、低学年向けの『テレビマガジン』と中学年以上が対象の『冒険王』という読者ターゲットの僅かなズレが、鉄也のキャラクター造形に大きく影響を及ぼしている。
永井豪の漫画版
『テレビマガジン』という掲載誌の対象年齢もあり、永井版における鉄也はTV版のような複雑な性格設定も無く、甲児に嫉妬する事も険悪な関係になる事もない正統派のヒーローとして描かれているが反面、この事が原作者自ら「(甲児と比べて)面白みの無いキャラ」と評する要因にも繋がっている。とは言え、永井イズムが皆無という訳ではなく、人質のジュンに構う事無く、薄ら笑いを浮かべながら戦闘獣へ攻撃を仕掛ける秀逸なシーンも存在し、後に庵野秀明氏が永井氏との対談の中で評価している。
桜多吾作の漫画版
TV版よりもシンプルなヒーロー像として描かれた永井版とは真逆に、桜多版の鉄也は更に複雑なキャラクターとなっている。TV版同様のニヒルさに加え、ミケーネ帝国壊滅という究極の目的の為には、民間人に暴力を振るう(或いは見捨てる)事も辞さないなど、ダーティな一面を覗かせるのと同時に、出自を感じさせない明るさと歳相応のスケベさも併せ持ち、尚且つ、みさと(『マジンガーZ』後半のレギュラーキャラ。スパロボ未登場)へ仄かな想いを寄せるという純情な側面も有る……と、非常に多面的な性格設定を施されている。
どんな困難な状況に於いても、決して諦観する事の無い屈強な精神力を持っていたが、最終章では封印していた「孤児としてのコンプレックス」が遂に表面化する。戦闘獣に痛めつけられながら己の存在意義を呟くモノローグは、圧巻の一語に尽きる。
TV版と異なり甲児の存在に左右される事無く、最後まで主人公として機能していた事も、本作の高評価に繋がる要因の一つと言えるだろう。
その他
厳密には『UFOロボ グレンダイザー』の漫画版であるが、読切漫画『グレンダイザー対ダブルマジンガー』にも登場。ベガ星人ゲッペルの催眠術に操られ、甲児と2人でグレンダイザーを襲撃した。
TVシリーズ終了後の時間軸で物語が展開する漫画『デビルマン対闇の帝王』では、リハビリを終え甲児が所長を勤める新・科学要塞研究所へと帰還した矢先、「とある事情」によって闇の帝王の刺客と化したデビルマンこと不動明から自身の抹殺と愛機・グレートの破壊を宣告されるが…。
他、永井豪の別作品『バイオレンスジャック』『マジンサーガ』『Zマジンガー』においても、スターシステムで様々な人物像で出演している。
登場作品と役柄
初期のシリーズでは甲児と比べはるかに目立たない存在で、シナリオ・能力双方の扱いも悪かったが、α外伝では主役格の一人となり、以後のシリーズではそのニヒルさ故に他作品のキャラと衝突する事がありながらも、ここぞというときに頼れる実力者へと成長した。また、近年の作品では序盤登場するが「怪我」によって本格参戦が遅れるというパターンが多い(初期シリーズも参戦が遅い傾向があったが)。
原作ではギャグを飛ばしたり、漫画を読んで夜更かしして寝坊するなど年相応にコミカルな一面も普通に持っているが、スパロボでは他作品の主人公達との差別化の為か殆ど再現されず、『戦闘のプロ』といったシビアさやニヒルさばかりが目立つ傾向にある。
スパロボでは甲児が「鉄也さん」と呼んでいるが、本来原作では「鉄也くん」と呼ばれる(COMPACT・COMPACT2・GBA版Aのみ君付けで呼ぶ)。それどころか永井豪や石川賢の漫画版、「INFINITY」では「鉄也」と呼び捨てにされている(鉄也も甲児を呼び捨て)。「鉄也さん」は旧シリーズにおいてなされた呼び方がそのまま定着してしまったもので、おそらく鉄也の年齢を初期設定の22歳と想定した、或いは甲児の年齢を「マジンガーZ」スタート時の16歳と想定した為と思われる。
ただし、ダイナミックサイドも団龍彦氏の小説作品『スーパーロボット大戦』にて「甲児は年上に敬語くらい使える」とこの設定を認めており、同作では甲児は鉄也を「さん」付けし、OVA版でも甲児は鉄也を「さん」付けで呼ぶ。更に遡れば、前述の桜多吾作版でも「さん」付けの呼称が見られる。
かつてはスパロボシリーズの常連と言ってもいいくらいほぼ登場していたのだが、真マジンガーやマジンカイザーSKLなどの鉄也が登場しないマジンガー系の参戦が増加すると共に出番が遠のき、LからX-Ωで再登場するまで5年近い時間がかかった。
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦G
- 第2次には不在だったが、リメイクにあたり追加された。これに伴いグレートマジンガーも甲児の乗り換えではなく鉄也が乗ってくることに。この展開は第3次と矛盾しており、本人も「本当は出るつもりはなかったが…」というメタ発言らしき台詞をこぼしている。気合を持つため甲児より火力が高いが、ひらめきを持たないのでラスボス戦で使うには少々心許ない。グラフィックが第3次や第4次の流用の多い今作だが、顔グラが新規のものとなっておりかなり若々しくイケメン。
- 第3次スーパーロボット大戦
- 初出演作品。後半にジャブローにてジュンとともに仲間に加わる。この際、第2次でグレートのみが登場し、鉄也が出なかった事が作中でネタになっている。グレートマジンガーの性能と併せて即戦力となる実力を持つが、宇宙での適正が低い為、終盤の宇宙戦では精神コマンドが優秀で宇宙での適正が高いマリアにグレートマジンガーのパイロットの座を奪われる可能性がある。ちなみに顔グラから察するに22歳版らしく、物凄い老け顔となっている。
- スーパーロボット大戦EX
- ラ・ギアスに召喚されるがその際に負傷している。そのため、マリアが操縦しているグレートに同乗して仲間に加わる。使うにはシナリオ終了後に乗り換えさせる必要があるが、今回はスペイザー系の機体が登場しないため、そのままマリアを乗せたままというプレイヤーも多いだろう。リューネ編の「めぐりあい」ルートでも甲児がグレートに乗っているのでやはり影が薄い。総合的な能力は悪くないが、2回行動のレベルが遅く、甲児のようにひらめきが無いのが弱点。
- 第4次スーパーロボット大戦
- グレートがブロッケン伯爵に奪われたため、ジュンのビューナスAに同乗しての登場。シナリオ中で奪還するため、今回は乗り換えさせる必要は無い。スーパー系で始めると、甲児の口からEXの後に行方不明になっていた事が語られる。能力は高いが、第3次と同様にやはり宇宙適正がネックとなるので、場合によっては終盤は加速や鉄壁を生かしたスペイザー要員として運用するのも手である。また顔グラが新規になり恐らく18歳版になったが、老け顔は変わらず。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- 初めて声が入る。戦闘BGM「おれはグレートマジンガー」が初採用。
- スーパーロボット大戦F完結編
- スーパー系シナリオ「絆」にてピンチに陥った甲児を救う為に登場。能力は甲児とほぼ同値。やはりネックは宇宙B。愛機のグレートは硬さなら、マジンカイザーに負けていないが武器性能で劣ってしまう。やはり宇宙でも活躍させたいのなら、甲児からカイザーを借りよう。彼もマジンガー系なので補給ユニットを用いたレベル上げが可能で、2回行動レベルまで一気にあげることが可能。2回行動のできるスーパー系としての運用も考えられる。スーパー系自体が不遇なためそこまでする人は少ないが。顔グラが一新され、かなり若々しい印象を与える。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 劇場版のシチュエーションでピンチに陥った甲児の前に現れる。以降はマクロスが宇宙に行っている間、スーパーロボット不在の極東支部を防衛していた。後半に味方になるが、ロンド・ベル隊に対して批判的な言動が一部見受けられ、α外伝の伏線となっている。今作でのグレートマジンガーの性能と鉄也の能力自体は悪くないのだが、参戦が遅い為に影が薄くなりがち。これまで互換性能だった甲児と違い射撃が高いという特徴があるが、今回は活用はしにくいか。
- スーパーロボット大戦α外伝
- オリジナル主人公がいないα外伝における、事実上の主人公の1人。現代編では極東支部ルート第4話が最も早い初登場で、兜博士と共にティターンズの捕虜となりながらも、密かに隠したグレートマジンガーのファイヤー・オンに成功し、DVEも付く優遇振り。その後もリリーナ・ドーリアンの完全平和主義を否定しつつも彼女が見せた勇気は認めるイベントや、プリベンターの方針に反発するなど、鉄也がメインとなって絡む描写が続く。その後の未来世界ではジュンとともに最初からいる現代組でしばらく出番が多く、甲児への嫉妬と境遇による苦悩、そして彼との和解と成長がストーリー上で描かれた。未来世界で冒頭彼の視点で行動させたのは、単独行動が可能な人物ということで抜擢されたらしい。
- 今回から能力は完全に甲児の上位互換となり、特に射撃、技量が高く、サンダーブレークが射撃属性となったグレートとも相性が良い。出番の多さから技能ポイントも稼ぎやすく、後半はカイザーに乗せる手もある。ただし援護の習得がマジンガー系では一番遅い、また防御・回避系の精神コマンドが鉄壁しかないため、終盤のボス戦は注意が必要になるなど、尖った性質も持つ。
- ストーリー上必ずダンテに洗脳され、一時的にグレートと共に味方の時の能力のまま敵対するが、倒すとゲームオーバーになる。だが経験値は入るため、(通常は強制出撃キャラに限られるが)あらかじめ修理などでレベルを上げておくと、修理や補給ができないキャラも全滅プレイでレベル99にしやすい。また高難易度ルートでは洗脳状態で登場する前にダンテを撃破すると、そのマップでは味方合流後も敵対したまま進行し、撃墜してもゲームオーバーにならないが、このマップのストーリーが台無しになるため注意。こちらの方法なら上記のレベル上げができるキャラの範囲も大幅に増える。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 『α外伝』を経て、精神的に成長した描写が多い。洗脳をはねのけるために自分の脚を拳銃で撃ちぬくなどの荒療治も行った。『鋼鉄ジーグ』の司馬宙との絡みが多く、人間でなくなったことでヤケになる宙に自分の経験を語ったり、一緒に訓練したりしていた。ミケーネ帝国との激戦が描かれ、小隊長能力も対ミケーネ戦に有利となっている。
- 引き続き能力の高さの他、新たに気迫を覚えるため、マジンパワーが即発動できる点が心強い。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 主人公の一人、トウマ・カノウの指南役として、鬼コーチぶりを発揮している。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 原作終了後、ゲッターチームに協力して恐竜帝国と戦っていたという設定。甲児への嫉妬が原因で兜博士を死なせてしまった事や、恐竜帝国との決戦で武蔵をみすみす死なせてしまった事を許せず、姿を消して山篭りをしていた。光子力研究所奪還作戦で甲児がバリアの突破に失敗した際に何の前触れもなく駆けつけ、グレートブースターでバリアを破壊して甲児を援護した(この時、「あれではパイロットもタダでは済まない」と言われているが、特に怪我をした様子もなかった)。山篭り中に不動GENと出会い、意気投合したらしい。アポロに嫉妬するシリウスにかつての自分を重ねてアドバイスする場面もあった。また、同じ境遇を背負う故か、斗牙の行動にも理解を示す。また、セツコルートにおいては勝平、エイジらとともにアークエンジェルのクルー達の矛盾点の批判役を担う(他の面々と違い味方になった後も認める描写が無い為、最終的な関係は不明)。顔グラはAPで新規のものが登場していた為か、その流用となっている。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- 甲児とほぼ同様の能力。マジンガーZと違いグレートマジンガーが宇宙Aなため宇宙でも活躍可能。
- スーパーロボット大戦COMPACT for WSC
- 援護システムの導入により使い勝手が上昇。しかし、援護Lvが2まで成長する甲児にはやや劣る。必修精神コマンドはド根性、熱血。ただし必中を修得しないパターンが2つあり、そのうち片方は集中があるのだが残りの1つは命中率アップ関係を一切修得しないため、このパターンであった場合は使用しつづけるのは難しい。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
- シーン1ラストで宇宙に送る選択をしたらメンバーから外れる。甲児を宇宙に送った場合は最後まで使用可能。なお、精神コマンドのパターンによっては最後に自爆を覚えるがこれは桜多版の設定を意識したものであると思われる。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第2部
- 第1部で宇宙に送った場合、引継ぎをしなかった場合に登場する。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
- 精神コマンドのパターンによっては魂を覚えるが、その場合ひらめきを覚えない困った奴。活躍させたいなら魂は諦めよう。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- COMPACT2同様、宇宙に送るか否かで活躍のタイミングが変わる。量産型グレートマジンガーを入手するには鉄也がいる必要があり、戦力的なバランスも考えると地上に残して第1部で活躍した方が良い。統率を持ち熱血を早めに覚えるボスキラーだが、ひらめきを覚えるのが遅い。『ナデシコ』の参戦により、「なぜなにナデシコ」へ飛び入り出演するイベントが追加されている。
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- フォルカ・アルバークを修羅のスパイではないかと疑っていたが、次第に認めるようになる。
甲児やボスと比べて特殊技能に恵まれていない。
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander
- 第1話から登場。グレートの性能は高いが、味方にグレートマジンガーの登場人物が誰もいないのが寂しい。攻略本にも「孤独の剣鉄也」と書かれてしまった。
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
- 甲児同様序盤から使える。甲児とはいつの間にやら和解する。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- アニメ終盤の甲児との反目が描かれていて、スパロボでは珍しく本来通り「鉄也くん」とくん付けで甲児に呼ばれる。スーパー系では序盤に登場するが、本格参戦は中盤から。また、量産型グレートの入手条件に鉄也の撃墜数があるため、優先的に敵を撃破させよう。また甲児同様に隠しステータスの地形適応が宇宙Bなため、最終的に使われなくなる。
- スーパーロボット大戦R
- またしても負傷により参戦が遅れる。取り巻く状況は違っているが、α外伝同様にリリーナの平和主義を非難している(プリベンターの一員という設定だったジュンの幼なじみである生田を失ったことによるが)。
- スーパーロボット大戦D
- イグニスに兜博士を殺された為、甲児と共に宿敵として追う。ジョッシュを主人公に選んだ場合、地上ルートではお互いの反目と和解が描かれ、以後ルイーナの事で疑いつつもギュネイ・ガスと共にジョッシュの相棒兼親友のポジションを確立する。グラキエースやウェントスが仲間になった時は拳銃を突きつけた。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- 性格が原作に近くなり、甲児とは初対面時から何かにつけ突っかかる場面が多い。ルートによってはリリーナの完全平和主義に賛同しかねて一時離脱したりする。グレートの性能は高いがやはり宇宙Bは痛い。マジンガーZ、グレンダイザー、真・ゲッター1と合体攻撃が追加されたため、地上でなら活躍してくれる(尤も地上マップが一番多いのは離脱する完全平和ルートなのだが)。宇宙では極力被弾しないようにして、合体攻撃で攻撃力不足補いながら戦うことも可能。
- スーパーロボット大戦MX
- 『UFOロボ グレンダイザー』の第1話から物語は始まるため、リハビリ中の鉄也はちょっと遅れての参戦。今回のマジンガー勢はグレンダイザーを除き、原作再現は劇場版がメイン。ギルギルガンとの戦いにおける竜馬との確執と和解、光波獣ピクドロンとの戦いにおけるグレートブースター追加、決戦!大海獣のイベントが再現されている。
- スーパーロボット大戦NEO
- 甲児と同じく、ゲーム機系の作品でTV版の設定での登場は現状、これが最後。
- 今回は『α』初期と同じように部隊のメンバーが居ない時に日本を守っていたため、中盤からの参戦となる。なお、その間の事で『ゴウザウラー』の電気王と因縁がある。今回は頼れる兄貴分キャラとして登場しており、チームを纏め上げたり、甲児と竜馬の喧嘩を仲裁したりしている。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- デザインや性格はOVA版準拠で、甲児の事は「兜」と呼んでいるが、OVAには登場しなかった兜剣造が登場している。OVA準拠の性格で口が悪い竜馬からも「鉄也さん」と呼ばれるなど、兄貴分としての一面は今作でも健在。
- 2018年1月には『INFINITY』名義で期間限定参戦。
- スーパーロボット大戦T
- 『INFINITY』設定で登場。PV2にて登場を確認。第1話から参戦。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
過去の作品では甲児と同値で差は見受けられなかったが、αからは差別化が図られ、格闘はもちろんだが、射撃、技量も高くなった。伊達に「戦闘のプロ」は名乗っていない能力となった。
他のスーパー系にも言えるが過去の作品では地形適応の宇宙Bに悩まされた。強化パーツや養成による補強や育成もできず、宇宙では攻撃力も自慢の防御力もガタ落ちであった。
精神コマンド
スーパー系に必要な必中、熱血、鉄壁を覚えてくれる。また、突撃を覚えることも多く、長射程の一発限りの大技グレートブースターを移動後にも放てるようにもなってきている。更に第2次α以降は気迫も習得。開幕からマジンパワーを引き出す事が可能となった。
甲児と比較するとひらめきを覚えないのが弱点であったが、近年は不屈で補われる事が多い。
- 第2次G
- ド根性、加速、必中、集中、気合、熱血
- 第3次
- 根性、ド根性、必中、加速、友情、熱血
- EX
- 根性、ド根性、必中、気合、てかげん、熱血
- EX(PS版)
- 必中、鉄壁、ド根性、気合、てかげん、熱血
- 第4次(S)
- 加速、ド根性、鉄壁、必中、集中、熱血
- F完結編、64
- ド根性、鉄壁、努力、熱血、必中、加速
- リンクバトラー
- 必中、加速、努力、熱血、鉄壁、ド根性
- α
- 根性、努力、必中、熱血、鉄壁、加速
- α外伝
- ド根性、努力、必中、熱血、鉄壁、気合
- 第2次α、第3次α、MX
- 必中、鉄壁、努力、不屈、熱血、気迫
- IMPACT
- 加速、努力、必中、熱血、ひらめき、突撃
- COMPACT3
- ド根性、必中、努力、熱血、鉄壁、突撃
- A(A PORTABLE)、R
- 加速、努力、必中、熱血、鉄壁、突撃
- D
- 加速、不屈、必中、熱血、鉄壁、突撃
- Z
- 根性、必中、不屈、熱血、気迫
- NEO
- 必中、熱血、鉄壁、加速
- X-Ω
特殊技能(特殊スキル)
底力レベルも割りと高い。また、援護攻撃を得意とする傾向にあるが、甲児には一歩譲る。
- 第3次(PS版)
- 切り払いL2、底力
- F完結編、COMPACT
- 切り払いL3、底力
- 64
- 底力L7、切り払いL3
- α
- 底力、切り払いL6
- α外伝
- 底力、切り払いL1、援護L1
- 第2次α、第3次α
- 底力L9、切り払いL3、カウンターL6
- IMPACT
- 統率L3、頑固一徹、援護攻撃L1
- A
- 底力L7、切り払いL7
- A PORTABLE
- 底力L7、切り払いL7、援護攻撃L4
- R
- 底力L8、防御L1、援護攻撃L1、援護防御L2
- Z
- 底力L9、ブロッキング、カウンターL6
- 再攻撃を取得させてやると「ファイナルダイナミックスペシャル → グレートブースター」などのコンボがでできるようになる。
小隊長能力(隊長効果)
エースボーナス
- A PORTABLE
- 気力130以上でPP開始時に「不屈」がかかる
- NEO
- 命中+20%
パイロットBGM
- 「おれはグレートマジンガー」
- オープニング。
人間関係
科学要塞研究所
- 兜剣造
- グレートマジンガーの開発者で、鉄也の育ての親。少年時代に孤児院から引き取られ、グレートマジンガーの操縦者となる為に彼に過酷な訓練を課せられたが、実の親子同然の絆を築いていた。しかし、それ故に終盤での甲児と鉄也の対立の一因となってしまい、彼の言葉によって甲児への嫉妬を捨てるものの、結果的には彼の死を招いてしまい、甲児とシローから剣造を奪ってしまった事を後悔する。
- 炎ジュン
- 鉄也と共に兜剣造に引き取られた少女でパートナー。ビューナスAに乗る。
- 兜シロー
- 甲児には複雑な感情を示す鉄也だが、歳が離れているせいか彼に対しては厳しくも優しい良き兄貴分として接していた。心理描写がより生々しい桜多版でも良好な関係は変わらず、2人で悪ノリする場面も見受けられる。
光子力研究所
- 兜甲児
- マジンガーZ最終回及び映画「マジンガーZ対暗黒大将軍」では彼を助ける。原作の終盤に甲児が帰国した際は当初こそ息の合った連携プレイを見せて関係も良好であったが、剣造と甲児の再会後に次第に自身の居場所が無くなるのを感じて嫉妬心を抱くようになり、彼に対して挑発的な態度を取った事や作戦面での意見の相違等が重なって対立状態に陥ってしまう。最後は兜博士やシローの説得によってわだかまりを解き、兜博士の死という悲劇がありながらも最終的には和解した。映画「決戦!大海獣」ではドラゴノザウルスに飲み込まれたボスの生死を巡って対立しかけたが、すぐに和解した。
小説版「スーパーロボット大戦」の時点ではさやかが「兄弟のようなもの」と言うまで関係が修復されており、直前の甲児の台詞と合わせると「甲児を心配して口煩く接してしまう兄」と言ったところか。
ミケーネ帝国
- 暗黒大将軍
- お互いに認め合うライバル。
- 地獄大元帥
- 『グレートマジンガー』に於ける事実上のラスボス。
- 闇の帝王
- ミケーネ帝国の最高権力者であるが、原作において直接対決をする事が無く、後日談作品も含めて決着が付かなかった。
- しかし、『第2次α』において遂に雌雄を決する戦いが実現する。
- ダンテ
- 原作では直接面識はないが、『α外伝』ではガレリィ長官の協力もあって彼の心の隙に付け入り洗脳に成功する。仲間が倒すことでその洗脳が解けるが、鉄也自身が洗脳をはねのけダンテを倒すパターンもある。
- 不動明/デビルマン
- 漫画『デビルマン対闇の帝王 DEVILMAN vs HADES』では、不本意ながらも闇の帝王の軍門に降った彼から攻撃対象として狙われるが、デビルマンとしての姿を晒した明に臆する事無く、病み上がりの身体に鞭打って闘志を滾らせる。
- 余談だが、『マジンガーZ対暗黒大将軍』において剣鉄也を演じた田中亮一氏は、TVアニメ版『デビルマン』および劇場版アニメ作品『マジンガーZ対デビルマン』において不動明/デビルマンを演じている。
その他
- ボス
- 仲間。作中では割とボスをコケにする場面が多いのもあって、ボスの方は一方的なライバル視する面が強く、甲児が帰ってきた時も鉄也の孤立を喜び、さらに鉄也への対抗心を見せていた。しかし、本来は強い信頼関係があり、最終回でも連係プレイを見せている。
- ヌケ、ムチャ
- 仲間。
- 生田信一郎
- ジュンの孤児院時代の幼馴染なので過去に直接の繋がりは無いが、暴走族に甘んじていた事やミケーネの作戦に利用されていた事を批難した。しかし、自らの命を捨てて発電所を守った生田の最期に対しては認めることになる。
- 三郎
- 32話のゲストキャラクター。少年時代の友人で、かつて飼っていた鷹が暴れた事で彼を失明させ、その事が潜在的にトラウマとなる。
- カオリ
- 34話のゲストキャラクターである少女。戦闘獣とグレートマジンガーの戦いに巻き込まれて愛犬のジョンが死亡した事で鉄也を憎む。
- 浜川陽一
- 46話のゲストキャラクター。兜博士の知り合いである浜川博士の息子で、彼からは兄さんと慕われる程、仲の良い関係を築いていたが…。
他作品との人間関係
鉄也のハードかつストイック、そしてクールな雰囲気を持つ青年というイメージからか、同系の青年キャラクターとの絡みが特に多く、共にトレーニングに励むという事が多い。また、未熟なパイロットに対して教官的な立場になる事もある。
作品にもよるものの、戦闘のプロフェッショナルとしてのプライド故か他者に対して厳しい意見を述べる事も多い為、一時的に対立する場面も多い(アムロ等の年長者に対しては敬した態度を取っている)。
スーパー系
ダイナミック系
- デューク・フリード
- 劇場版で共演。年齢設定ではデュークの方が年上だが、劇中では「大介君」で接している。
- MXでは状況判断を巡って彼に苦言を呈するが、対立劇にまで発展するほどの深刻な事態には至らなかった。
- グレース・マリア・フリード
- 鉄也から見てマジンガーチームの中では妹分的な存在であるが、地形適応や特殊技能の関係で彼女にグレートマジンガーのパイロットを奪われる可能性がある作品がいくつかある。
- 流竜馬
- 劇場版で共演。初めて競演した「グレートマジンガー対ゲッターロボ」では当初いがみ合っていたが最後は和解し、その後の二作でも競演した。
- 甲児と竜馬の関係と比べると劇場版の原作に準じてかMXのように一時的に対立する場面も存在する(対立の経緯はやや違う)。「リョウ」と呼ぶ鉄也に対し竜馬自身は年上ながらも「鉄也君」と呼ぶ。
- 神隼人
- 劇場版で共演済み。スパロボでは共にダイナミックチームの現実主義者・皮肉屋ポジション。同ポジションだからという訳でもないが、竜馬ほど特に対立するという場面はあまり無い。α外伝では隼人と竜馬が対立状態であった状況もあって、「プリベンターを抜ける」と言った鉄也に勝手にしろと言っている。
- 巴武蔵
- 劇場版で共演済み。彼が死亡する「グレートマジンガー対ゲッターロボG」ではその死を悼み、スパロボにおいてもZや第2次αでも同様に悔やんだ。原作ではムサシ君と呼ぶが、SRWではムサシと呼ぶ。
- 車弁慶
- 劇場版で共演済み。それほど深い絡みはないが、α外伝ではプリベンターを抜けた鉄也を弁慶が心配する場面がある。
- 早乙女博士
- 劇場版で共演済み。第2次αではミケーネ軍に人質としてマジンカイザーに乗せられた弓教授と同じく、やはり人質として真ゲッターロボに乗せられた彼を前にして、あえて両博士の命が失われる事態となっても両機を止めようと、悲壮な決断をする事に。
- ガレリィ長官
- α外伝では彼の製作した思念波増幅装置によって甲児への憎しみを利用され、洗脳される事になる。
- 流竜馬 (OVA)
- 『真ゲッターロボ 世界最後の日』準拠のDや『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』準拠のRでは先輩として敬意を表し一目置いている。
- 『新ゲッターロボ』準拠であるNEOでは中盤に反目し合う場面もあったが、和解して信頼し合えるよき戦友同士となっている。
- 司馬宙
- 第2次α・第3次αで共演。ダイナミック繋がりやどちらも戦士として過酷な宿命を背負っている設定もあり絡む場面が多く、戦士としてのあり方に苦悩する彼に助言している。また、第2次αでは司馬博士から訓練時のコーチ役を頼まれており、オフに於ける彼の行動も管理している様子。
- バレンドス親衛隊長
- MXではかつてグレートマジンガーを奪われたことで彼を「盗っ人」呼ばわりした挙句、彼の自慢のグレート軍団による戦略を「人形遊び」と揶揄した。
- 安倍晴明
- NEOでは彼は光子力エネルギーの存在を危惧し、敵視していた。
- ドル・ガイスト
- NEOでは鉄也も彼の姦計の数々には怒りを露にしていた。同作において初めてファイナルダイナミックスペシャルをぶつけた相手でもある。
長浜ロマンロボシリーズ
- 竜崎一矢
- 第2次αで彼の烈風正拳突き改の特訓に協力。また、小バームでの彼とエリカとの再会シーンでは、思わぬ朴念仁ぶりを露呈してしまった。
- 三輪防人
- 第2次αにて、ミケーネによって弓教授と早乙女博士が人質にさせられ、両博士を犠牲にしてでも止めようと鉄也が決断した際に彼に短絡的に賞賛されるが、それに対して怒りの言葉をぶつけている。
その他のスーパー系
- ひびき洸
- α序盤に於ける妖魔帝国との最終決戦ではジュンと共に戦闘獣軍団を引き受け、洸をシャーキンとの決闘に専念させる。
- 破嵐万丈
- 第2次αのVN作戦ルートでは、メガノイドを駆逐する為にあらゆる手段を厭わない彼の覚悟を理解しており、共にコロスの罠に陥った際、助力している。
- コマンダー・エドウィン
- Rでは、彼が企画した『マジンガーと市民の集い』に、甲児、さやか、ボス、ジュンと共に愛機に乗って出席した。
- グッドサンダーチーム(北条真吾、キリー・ギャグレー、レミー島田)
- 第3次αでは序盤のイデオン奪還作戦や終盤の雑談などで、彼らの「プロフェッショナル」としての力量を高く評価していた。
- 藤原忍
- 基本的には対等な戦友であるが、α外伝では鉄也と対立したプリベンター組の一人。しかし一時プリベンターを抜けた鉄也を心配して追いかけたり、その後の鉄也と甲児との和解に喜んでいた。
- 司馬亮
- スーパー系の面々では同じ年長組の一人で、α外伝では自軍を抜けようとする鉄也の複雑な感情を察知して忠告している。
- SC2ではEDにて彼と共にAフォースの教官になり、新人達をシゴく日々を送っている。
- ジョウ・マヤ
- COMPACTシリーズ及びIMPACTでは、仲間になって早々何かとトラブルを起こす彼を快く思っていないのか、辛辣な言葉を浴びせて度々衝突していた。
- 碇シンジ
- 第3次αでは彼がαナンバーズに合流した際、彼の成長を「男の顔になった」と喜んだ。彼が人類補完計画の発動の際にEVA初号機に取り込まれた時も、彼の男気と復活を信じていた。
- 獅子王凱
- αシリーズではお互いを認め合い、信頼し合っている関係。彼を『ゾンダーを倒す為に選ばれた男』と評した。
- 草間大作
- 64ではレラを助けられなかった事に文句を言った彼に対して声を荒げた。完全平和ルートでは大作に覚悟を聞き、感心する場面もある。
- 出雲銀河
- MXでは初対面の際に彼に「オッサン」呼ばわりされ、ショックを受ける。
- 吉良国進、浅野愛子
- Rの序盤でグレートを犠牲に彼らを敵の攻撃から庇った。
- 一色真
- MXの中盤にドラゴノザウルスへの初期対応の失敗の責任を、彼によって全て押し付けられてしまう。
- 猿渡ゴオ
- SC2では偉大な先輩として彼を尊敬している。
- 天空侍斗牙
- Zで共演。似たような境遇のためか、斗牙の非人間的な行動にある程度の理解を示し、時には斗牙を諭す事も。
- アポロ
- Zでは訓練をサボっていた彼を連れ戻しに行き、その時に多少反抗的な素振りを見せた彼に対して無言の笑顔を示し、即座に彼を畏怖させた。
- シリウス・ド・アリシア
- Zで共演。自らもかつて甲児に嫉妬を抱いていたことから、シリウスのアポロに対する嫉妬にいち早く気付き、忠告をする。後に堕天翅族に寝返った彼が頭翅に利用されていた事に気付いた時には、アポロや隼人と共に彼に戻ってくる事を促した。
- 不動GEN
- Zでは山篭り中に彼と知り合い、意気投合。
- 北斗雷太
- Zでは新早乙女研究所で彼と共にZEUTHの面々に特訓を課すが「特訓じゃなくてシゴキだ」と苦情が出るほど。
- セシル
- ZSPDではサンドマン杯においてダブルスを組んで共闘した。
- パッフィー・パフリシア
- NEOでは精霊石の力を暴走させてしまった事でアデューが生死不明になった事に大きなショックを受け、同時に自身のしてしまった事を悔いる彼女に対して、「何も悪くない」と気遣いの言葉をかけている。
- イズミ
- NEOにおいて電気王との戦いが原因でミケーネ帝国との戦いで負った古傷が開いてしまった際、彼から「癒しの奇跡(回復魔法)」による治療を受ける。
- 電気王
- NEOではイオニア一行がアースティアに跳ばされている間に多くの侵略者達と戦っていた頃、彼とも何度も交戦しており、彼とは暗黒大将軍とのそれに近いライバル関係となっている。
ガンダムシリーズ
宇宙世紀ガンダムシリーズ
- アムロ・レイ
- スパロボシリーズにおいては何度も共演。彼の実力を認めており、第3次αの序盤には、後述にもある忠告を彼に送っている。
- シャア・アズナブル(クワトロ・バジーナ)
- アムロと同じく何度も共演。第2次αでの彼との最終決戦の際には、後述にもある通り、あえて自ら嘗ての仲間を手に掛ける大罪を背負おうと決意し、彼もまた鉄也の覚悟を認めている。
- カミーユ・ビダン
- IMPACTでは、彼やアムロの持つニュータイプ能力を超能力の一種か何かなのかと誤解していた。
- ギュネイ・ガス
- Dでは仲間。本人同士はあまり絡まないのだが、ジョッシュの親友かつ相棒ポジションを共有しているため、ジョッシュを介した会話を行うことはあり、実質トリオとなっている。ちなみにエンジェル・ハイロゥの影響を受けたギュネイの事を知らせたのは鉄也。
- ニナ・パープルトン
- Aでは彼女のガンダムオタクぶりにほとほとに呆れていた。
- ウッソ・エヴィン
- αやDでは子供である彼と「戦いにのめり込む覚悟」に関して揉め、辛く当たってしまう場面も。
アナザーガンダムシリーズ
- アルゴ・ガルスキー
- Aにて、にぎやかなのは苦手という点で互いに親近感を持つ。
- ヒイロ・ユイ
- 共に戦う為だけに生きてきた者同士であり、彼に理解を示すことも多い。α外伝では互いに他人に気持ちを伝える事が苦手であるとデュオに評されている。
- リリーナ・ドーリアン
- 彼女の完全平和主義に対しては64、α外伝、Rと否定している。ただし彼女の理念を完全に否定している訳では無く、最終的に彼女を認めている。
- デュオ・マックスウェル
- α外伝ではヒイロと同様に他人に気持ちを伝えるのが苦手であると彼に評されるが、好意的には見られておらず、未来編に置いてはガンダム試作2号機の追撃を優先しなかったカトルを責めた為に激しい喧嘩をする場面も。
- Dではグラキエースへの憎悪と嫉妬に駆られた際に彼に諭された。
- カトル・ラバーバ・ウィナー
- Dにてグラキエースへの憎悪と嫉妬に駆られた際にデュオやヒイロ達と共に彼に諭された。α外伝ではガンダム試作2号機の追撃より味方の救出を優先した彼を責めてデュオと対立することに。
ガンダムSEEDシリーズ
- シン・アスカ
- Zの原作ルートでは、仲間である彼の説得を必死に行う。他の面々と比べると感情的では無いが、シンの精神状態が極めて不安定である事を看破し、その危険性を指摘しつつも堂々と迎え撃とうとした辺り、彼を戦士として認めていたと思われる。
共に続編物の主人公である事を始め、似通った面もいくつか見受けられる。 - キラ・ヤマト
- Zでは彼の不殺の信念の矛盾点を鋭く指摘し、激しく非難した。
- アスラン・ザラ
- Zのセツコ編38話ではキラとシンの事しか頭に入っていない彼の優柔不断な行動に怒りを露にしていた。
- ラクス・クライン、マリュー・ラミアス
- Zの終盤に共闘を申し出た彼女達に対してそれまでの行いを咎め、徹底して非難の言葉をぶつけた。これまで散々戦場を掻き乱しておきながら、今更になって何食わぬ顔で協力を申し出る彼女達の態度が許せなかったのだろう。通常ルートに至っては、月面での共闘の際に「少しでもおかしな行動を見せたら後ろからでも撃つ」と言うほど、彼女達に対しては怒気を発していた。
リアル系
- ジロン・アモス
- α外伝の未来編序盤において鉄也とともに登場する数少ない主人公同士であり、両親を失ったジロンの事情を知って複雑な感情を見せ、ティンプを討とうとするジロンを止めるかの選択肢も登場する。また、甲児との対立で自軍を出ようとする鉄也の行動をジロンが否定する場面も。
- エルチ・カーゴ
- α外伝では、キッドの抜けた穴を埋めるために、彼女から用心棒として雇い入れられる。
- ガルド・ゴア・ボーマン、イサム・ダイソン
- α外伝で個人的な感情で仲間に迷惑をかけたことを伝えようとした際に「個人的な感情で仲間に迷惑をかけた」「迷惑を掛けられた」立場から、「過ちを認めたら、これからが大事である」ことをフォローされた。
- シーラ・ラパーナ、カワッセ・グー
- F完結編ではグラン・ガランに乗せてもらい、ブライト率いるロンド・ベル隊に合流する。
- ケーン・ワカバ、タップ・オセアノ、ライト・ニューマン
- MXでは軍を抜ける事になった彼らへ苦言を呈するが、3人が自らの意志で戻ってくる事も見越していたようである。
- グン・ジェム
- MXでは彼の声がかつての強敵に似ているからか、彼との戦いに闘志を燃やす。
- ダイゴウジ・ガイ
- Rでは、『ゲキ・ガンガー3』の見過ぎでヒーローに憧れるあまり敵の出現を喜んだりする彼に、『戦闘のプロ』として厳しくツッコんだ。
バンプレストオリジナル
- マサキ・アンドー、シロ、クロ
- α外伝では、序盤で科学要塞研究所がティターンズ部隊の襲撃を受け窮地に陥っていた所、応援に駆けつけた彼らに助けられる。
- ジョシュア・ラドクリフ
- Dにおける相棒かつ親友。ジョッシュとルイーナの関係を疑いながらも信頼関係を築き上げる。グラキエースが仲間になるルートではジョッシュが一時行方不明になった際、「俺がジョッシュを責めたりしなければ」と自らの行動を悔やんでいた。EDでは、全てが終わった後の南極の雪原にて、彼の父親に対する複雑な想いを聞く事になる。
- イグニス
- Dでは彼が兜所長を殺した為、仇敵である。スパロボシリーズでは珍しい構図(版権味方とオリジナル敵の因縁)。当初は甲児と同じく彼に憎しみと怒りを露にしていたが、終盤は私怨ではなく、1人の戦士として彼を討たんとした。
- グラキエース、ウェントス
- ルイーナのメリオルエッセである彼らに憎悪を露にし、仲間になる際にも拳銃を突きつけたりする。特にグラキエースに対しては憎悪と同時に嫉妬の感情も抱いていたものと思われる。やがては、彼らに対しても徐々に認識を改めていく。
- フォルカ・アルバーク
- 当初は彼を疑っていたが、次第に彼に対する認識を改め、認めるように。
- ヒューゴ・メディオ
- サイ・サイシーの手料理に舌鼓を打ちながら、互いのサバイバル訓練時に食したゲテモノ料理のメニューについて語り合う。因みに、この一連の体験談は桜多吾作の漫画版が元ネタ。
- アルベロ・エスト
- 真聖ラーゼフォン同士が繰り広げる「調律」を阻止するべく、助力を申し出てきた彼の姿勢を「虫のいい話」と斬り捨て、嫌悪感を露わにする。
- トウマ・カノウ
- パイロットとして未熟な彼に対するコーチ役を務める。OGシリーズではこの役割はアクセル・アルマーに引き継がれた。
- ケイジ・タチバナ
- 彼に見込みがあるとして目をかけ、後輩として色々と面倒を見る。また、彼もかつて孤児だった過去を持つことから、彼に対して深い理解を示している。
- セツコ・オハラ
- コーチを頼み込んできた彼女を熱心に指導した。セツコの戦いに対する思いと努力を師として認めており、Z第31話のツィーネに対する台詞からもそれが窺える。ちなみに、特訓を自分から頼んできたのは今のところセツコのみである。
- ユージン・コズラウスキー
- 彼から憧れられている。
名台詞
マジンガーZ
グレートマジンガー
- 「待ってました。嵐が怖くて訓練が出来るかってんだ」
- 第1話冒頭、嵐の中でのグレートマジンガーの飛行訓練を行なおうとする兜博士に対してジュンと研究所の所員が反対する中、訓練を行なう事に嬉々として応じる鉄也の台詞。グレートマジンガーのパイロットとしての自信とプライドが早々と感じられる。
- 「ボス、惚れたはれたは自分の顔を見て言うんだな。それが女にもてる顔かよ」
- 第1話。ジュンに一目惚れして彼女にアプローチをかけるボスに呆れての台詞。何気に酷いが、ボスも自分の容姿を弱点であると自覚していたようである。
- 「それにお前はこのボロットに似て図体だけはでっかくて頭はからっきしだな。つまり、バカって事だ」
- 上の言葉に怒ったボスが鉄也に突っかかれるもあっさり避けられてボロットに頭をぶつけた時の台詞。飛行実験に失敗してボロットの下敷きになりかねなかったとはいえ、これでもかという程ボロクソである。
- 「ロケットパンチ!」
- 原作ではマジンガーZに乗った事が無い鉄也だが、専用バイクにロケットパンチが搭載されている為、この台詞を言った事がある。
- 「肌が白く生まれようと黒く生まれようとそれが人間にとってどれだけ重大な問題なんだ!」
- 19話。黒人とのハーフである故のコンプレックスに苛まれるジュンに対し、平手打ちにして諭した台詞。ジュンを心配しているこその厳しい態度であるが、女である事の微妙な心理までは理解できず、ジュンのコンプレックスを取り除く事が出来なかった。
- 「暗黒大将軍…歩む道を誤ってしまったがお前は勇敢な将軍だった…」
- 宿敵・暗黒大将軍を倒した後の台詞。スパロボにおいてもDVEで再現された。
- 「ゆうべは勉強して徹夜に近かったんだ、もう少し寝かしてくれよ」
- 40話。ジュンに朝寝坊を咎められてのセリフ。だが実際には徹夜で漫画を読みふけってのもので鉄也には珍しいギャグシーン。
- 「わかった…。必ず勝ってみせる、必ず!」
- 46話。危篤状態になりながらもグレートマジンガーの勝利を願う陽一少年に対しての約束。不治の病と必死に戦う陽一の姿を見て、鉄也は戦闘獣ソルゴス(SRW未登場)への恐怖心を拭い去り、勝利を収めるが…。
- 「陽一君…何故、何故待てなかったんだ! 何故待てなかったんだよ! 今度の勝利は君がもたらしてくれたじゃないか。俺に勇気を与えてくれたじゃないか。だから俺は敵をやっつけた!それなのにお前は、どうして死んじまったんだ…どうしてなんだよ!?」
- ソルゴスを討ち果たすも、帰還した鉄也を待っていたのは事切れた陽一少年だった…。
- 「本当に良く来てくれた。ありがとう」
- 53話。アメリカから帰国した甲児と共闘して勝利を得た際、お互いに称え合いながらの甲児への感謝の台詞。この時点では甲児と良き戦友と言える関係を築いていたが…。
- 「フッ、俺達には何年経っても巡り合う肉親なんて無いんだもんな。」
- 54話。甲児と剣造の再会で居場所を無くしたと感じ、管制室でジュンと寂しく呟く。
- 「このぐらいの事をしなくちゃ、訓練の内には入らないぜ」
「甲児君、油断をするな! そんな甘っちょろい事では作戦のリーダーにはなれはしない!」 - 55話の冒頭、グレートマジンガーとマジンガーZの飛行訓練の場面にて、マジンガーZに何度も不意打ちを仕掛けた際の台詞。鉄也の甲児に対する嫉妬が露骨に表れ始めた場面で、その後の会議で対立がエスカレートする。
- 「くそう、兜甲児なんかに負けられるか。俺は誰にもすくわれない孤児なんだ。兜博士の手の中でぬくぬくと生活できるあいつと訳が違うんだ」
- 55話で甲児との対立を深めていく鉄也の心中。
- 「けっ、お説教する気かい。兜甲児と俺とは根っから違うんだよ」
「なんといっても俺と所長とは血のつながりの無い赤の他人だからな」
「俺だって血の通った人間だぜ。感情だってあるんだ」
「これで弓さやかが帰って来てみろ。二つの家族の間で俺達ははみだし者になるだけなんだ!」
「俺達が生き残るには兜甲児に勝つしかないだろ!」 - 甲児への態度をジュンに咎められた際に吹き出したひがみと嫉妬を表した台詞の数々。ジュンは平手打ちにするが、この台詞の数々に衝撃を受ける事になり、また兜博士も影でこの鉄也の言葉を聞いていた。甲児と鉄也の対立が描かれるα外伝でも原作よりは冷静であるが、これらの台詞が登場する。
- 「所長、俺はどうかしていたんだ… 甲児くんより兄貴のくせに変にひがんだりして、甲児君、今助けにいく!」
- 甲児へのひがみを兜博士に諭された後、再び甲児とともに戦う事を決意した際の台詞。
- 「くそう、なんてざまだ。こんな奴らにてこずるグレートマジンガーでは無かったのに」
- 最終回後半、ミケーネの一般兵であるミケーネスの一斉射撃にさらされ、思うように撃退でてない時の台詞。鉄也自身が負傷し、グレートマジンガーも大ダメージを受けているとはいえ、マジンガーZの最終回とは対照的である。
- 「兜博士、どうか俺の至らなさを許してください。所長は俺に甲児君やシローに劣らない愛情を示してくれた。 所長は命を懸けて俺に大きな愛を教えてくれたんだ…」
- 最終回終盤、病室にて亡くなった兜博士を回顧して。鉄也は自身の過ちが兜博士を死なせてしまった事に後悔するが、ジュンの励ましにより再起を誓う。
劇場版
- 「ざまあみろ! こっちは必ず仕留めてやるからな!」
- 映画「グレートマジンガー対ゲッターロボ」の前半で、先行していたゲッターチームが撤退したのを受けての台詞。本作ではそれぞれが兜博士と早乙女博士に諭されるまで、かなりいがみあっていた。
- 「ムサシ君、仇は必ず討ってやる。たとえ研究所が違っても俺達は戦う仲間だ。」
「君の死を決して無駄にはしないからな。」 - 映画「グレートマジンガー対ゲッターロボG」で武蔵の死を悼んでの台詞で、前作からの鉄也の成長が窺える。
- 「ムサシ君、遠い空からいつまでも俺達を見守っていてくれ」
「俺達は君の死を決して無駄にはしない。君は明日への平和の星となったのだから」 - 「グレートマジンガー対ゲッターロボG」のラスト、ゲッターチームとともに夜空を眺めて。
- 「あれじゃ、きっと生きてはいまい…」
- 映画「決戦!!大海獣」でボスらが乗ったボスボロットがドラゴノザウルスに飲み込まれた後、その事実に動揺する甲児に言い放つが、逆に甲児の怒りを招いてしまう。しかし大介の仲裁があった事やボスの生存が互いにボスを助けようとする気持ちを認めた為、早く和解した。
桜多吾作版
- 「俺が今まで必死にやってきたのは 俺がこの世に存在する事をわかってほしかった…」
「愛されなくてもいい…俺がいる事を理解して欲しかったんだ…」
「甲児が帰ってきた今となっては 俺に残された唯一の道は…よりすぐれた戦闘でみとめてもらうしかないんだ!」
スパロボシリーズの名台詞
戦闘台詞
- 「俺は戦闘のプロだぜ、外しはしない!」
- 合体攻撃時の台詞。IMPACTが初出で、PV等でもよく採用されており、インターネット上では「プロ」という仇名で親しまれる。
- 「甲児君、なれてないなんて言うなよ!」
- スパロボにおいて甲児との合体攻撃の際にたまに言う台詞。戦闘になれてない、とかそう言う意味なのだろうが、なぜかそっち系だとネタにされる。
- 「暗黒大将軍! 正々堂々と勝負だ!」
- 第2次αでの戦闘台詞。この台詞の後にグレートブースターなどの飛び道具による攻撃を行い、暗黒大将軍は律儀に剣で反撃してくる(わざわざ空まで飛んできて)場合が多く、一部でネタにされる。
- 「行くぞ、マジンカイザー!」
「マジンカイザーの力を思い知れ!」 - αシリーズにてマジンカイザーの搭乗した時の台詞。
旧シリーズ
αシリーズ
- 「今の任務が終われば、彼らと一緒に戦うようになる。話はその時でいいさ」
- 極東地区ルート第25話「シャーキン悪魔の戦い」で妖魔帝国との最終決戦を征した後、ジュンからロンド・ベル隊の面々への挨拶を促されるも上述の台詞を告げ次なる任務に就く。
- 遊撃部隊として任務を最優先にしていた『α(DC)』時代のスタンスが窺える一幕。
- 「ロンド=ベル隊は無茶な作戦ばかり考えつくと聞いていたが本当だな」
「…俺はグレートマジンガーのパイロットになるため、小さい頃から戦闘訓練を受けている」
「だから、この手の作戦は望むところだ。もっとも、他の連中はどうか知らんがな」 - 第48話「誰がために鐘は踊る」より、作中後半正式にロンド・ベル隊所属となり、初めての作戦となるノリコとカズミを外宇宙に送り出す援護作戦のメンバーに選ばれた際の台詞。
- 幼い頃から戦闘のプロフェッショナルとして訓練を積んできた、鉄也の自信とプライドが表れている一方で他のメンバーとの微妙な温度差も垣間見える台詞。
- 「ならば、全力を尽くして助け出せばいい。俺達も協力する!」
- ゴラオン隊ルート第55話「父の胸の中で泣け!」より。「父子の再会」というシチュエーションに感じ入るものが有ったのか、基本的にロンド・ベルの面々と距離を置いている『α(DC)』時代の鉄也も、積極的に健一へと助力を申し出る。
- 「今までは協力的だったが、それは裏を返せば使徒撃退のために俺達を利用していたとも考えられる」
- 第61話「運命の矢」で、全ての使徒の殲滅したNERVの今後の動向について隼人達とディスカッションを展開していた際、図らずもゲンドウの真意そのものを言い当てる。
- 「甲児君、この戦いが終わったら所長を君に紹介するよ」
「その時にはきっと所長も君に会ってくれるだろう。だから、お互い必ず生きて帰ろうぜ」 - 高熟練度ルート第66話「絶望の宴は今から始まる」にて、甲児と家族についての話になった際に。鉄也は自分達が孤児であること、そして「所長が自分の親代わりである」ことを明かし、この約束を甲児と交わす。この時点では甲児の良き兄貴分にしか見えなかったが…
- 「さあ、覚悟はいいな!ティターンズ!!」
- 極東支部ルート第4話「正義は我にあり」でグレート初出撃に際しての台詞だが、何と野田圭一氏によるDVEである。
- 「俺の世界じゃ3日経とうが一週間経とうが、親の仇討ちをする奴の方が多いぜ」
「もっとも、親ってのがいればの話だがな」 - 第11話「なんで掟を破るのさ」で3日の掟に反して一週間に殺された親の仇であるティンプを追っていることをダイクたちに笑われたジロンに対して。
- 「…機械獣ごときに手こずっているようじゃ先が思いやられるぜ」
- ビニシティルート第18話「機械の獣たち」で甲児と再会した鉄也が言い放った台詞。当然甲児の怒りを買うこととなり、二人の確執が始まる。
- 「なあ、ジュン。俺は機械獣の復活を…地下勢力の復活を心の中では喜んでいるのかも知れない…」
「何故なら、あいつらを…敵を倒すことが俺達の生きる目的だからな…」 - 同話のシナリオエンドデモにて、ジュンに自分の異変を問われた際の台詞。
- DVEとなっており、α外伝における鉄也の苦悩を表している台詞の一つ。
- 「兜甲児…お前を殺す…」
- 熟練度14以下ルート第28話「暗黒大将軍の挑戦」または熟練度15以上ルート第26話「果てしなき大空に誓う」にて、ガレリィとダンテの手により操られたときの台詞。操られていた状況とはいえ甲児に激しい嫉妬を抱いてしまった、鉄也の偽らざる本心が突き詰めた形で現れている。もちろん甲児はヒイロの物真似でもしてんのかよ?」と困惑した。
- 「俺のことはいい!たとえ俺が死んでも、悲しむ者は誰もいないからな!」
- 同話で洗脳が解けた後に、自らを犠牲に危機を乗り越えようとした際に。鉄也の死生観、そして果てしない孤独が垣間見えるが、甲児は「馬鹿なことを言うんじゃねえ」と本音でぶつかる。今まで共に戦ってきた仲間であり兄弟であり、見捨てることはできない、と。そのことを告げられることでようやく目が覚め…
- 「…俺はどうかしていたんだ。甲児君より兄貴のくせに変にひがんだりして…」
- 更にその続き。自分の過ちを認め、改めて仲間として、兄弟として甲児そしてプリベンターと共に戦うことを心に決める。仲間が駆け付けた際には甲児への態度を改めて認める話に持って行こうとするも、イサムへの感情から暴走したガルドとその矛先となっていたイサムから「過去はともかくこれからが大切だ」とフォローされる。
- 「ば、馬鹿な……!お、俺は甲児君に…何の借りも返していないんだぞ……この俺に…兄弟の絆を教えてくれた甲児君に…!う…うう…うおおおおおっ!!!」
- 月ルート第36話「奪われた真・ゲッターロボ」にて、バット将軍によって捕らえられた甲児が撃墜された時の台詞。
- 爆散するZを目の当たりにし、鉄也は悲しみと後悔のままに慟哭する。しかし、次の瞬間…?
- 「甲児君、君との約束…今、確かに果たしたぜ」
- エンディングにて。甲児との確執を乗り越えた鉄也は、かつて甲児と交わした約束通り、科学要塞研究所の所長、すなわち兜剣造博士を甲児とシローに紹介するのであった。
- 「最後に一つ言っておくぜ、宙。戦うだけのマシンになるか、ならないかはお前次第だ」
「そのことを覚えておくんだな」 - 第25話「開かれた地獄の扉」のシナリオデモにて。邪魔大王国の戦いの為に知らぬ間に父親からサイボーグ手術を施され、自分の在り方に悩む宙への言葉。
- 宙と状況は違いながらも、強制的に幼少の頃から戦闘のプロとして育てられ、それを強いた兜博士とは親子同然の絆を築きつつも前作では博士の実子である甲児への嫉妬や戦士としての存在意義に悩んで、一時は仲間と対立してまで「戦うだけのマシン」を貫こうとした背景があった故のアドバイスと言える。
- 「誰だって悩む時はある。だが、本当の男なら自力で立ち直るはずだ。…俺はそう信じている」
- 第30話「コロスは殺せない」のシナリオデモにて。メガノイドの復活で屈折した憎しみを復活させ、αナンバーズから離れようとしていた万丈の行動に対し、説得に行こうとしない甲児と鉄也の態度に憤りを感じたさやかと美和への返答。
- 鉄也自身、前作ではこの時の万丈と似た状況であり、自身の体験も踏まえて甲児と共に万丈を認め、その帰還を信じていたと思われる。
- 「…気にするな。こういうのは俺の役目だ…」
- 第42話「恐怖!日本制圧作戦!!-後編-」より。ミケーネの人質となった弓教授と早乙女博士がそれぞれマジンカイザーと真ゲッターロボに乗せられてαナンバーズと対峙させられた際、双方を殺害してまで事態を収めようとした時の台詞。あえて自らがその罪を被ろうとする鉄也の悲壮な覚悟がみえる。
- 「奴らの台詞はもう聞き飽きた。だから、今日で最後にしてやる…!」
「そして、あの連中に教えてやろうぜ…雁首そろえて姿を現したのが運の尽きだってことをな!!」 - ミケーネルート第47話「激突!ミケーネ帝国-後編-」で策に嵌り、ミケーネ帝国の東京制圧を許したαナンバーズを嘲笑する七大将軍にキレる甲児を制しつつ、彼らへ叩き付けた殲滅宣言。
- 「フ…αナンバーズにはお人好しが多いからな。あんたへの止めを躊躇っちまうかも知れない…だから、あんたを倒す役はこの俺がやるのさ!」
- 休戦ルート第54話「逆襲のシャア」または拒絶ルート第56話「BEYOND THE TIME」での、シャアとの最終決戦に於ける戦闘前会話。
- 甲児と異なり「シャア」と呼ぶ事で彼を倒すべき敵と捉え、同時に弓・早乙女両博士救出作戦と同じく、嘗ての仲間を手に掛ける大罪を背負おうと決意する。
- 「イルイ! 人類の可能性を閉ざすのは止めるんだ!」
「もし、人類が進化する事で戦いが起こるのなら、俺達と共に正しい者の為に戦おう!」 - 最終話での説得イベントより。
- クストースでαナンバーズを援護し続けてきたイルイに感謝を述べつつも、地球を封印する行為が支配と同義であると主張する。
- 「ガンエデン…もしかしたらお前の言う事は、全て正しい事なのかも知れない…だが、俺達は人間だ! 未来は自分達で決めさせてもらうぞ!」
- イルイ説得後に発生するガンエデンとの戦闘前会話。人造神の主張に或る程度の理解を示しているのが意外だが、躊躇う事無く立ち向かう。
- 「ここに顔を出したのが運の尽きだ。しばらくの間、手伝ってもらうぞ」
- エンディングより。宇宙開発公団へ出向する決意を固めた甲児の補充要員として、宙を指名した際の台詞。当の本人も、苦笑交じりに了承した。
- 「あまり気負い過ぎないでくれよ、アムロ大尉」
「もうクワトロ大尉はいないんだ。あの人の代わりをしようなんて考えないでくれ」 - 第5話「地球圏絶対防衛線」にて、一時αナンバーズから別行動をとる事になり、別れ際にアムロへ発した忠告。シャア絡みで無意識にナーバスになっていた封印戦争での彼を見ていて、鉄也なりに思う所が有ったのだろうか。
- 「シンジの奴…男の顔になったな」
- 第13話「もう一度、自らの足で」にて、シンジと再会した際に。バルマー戦役の頃の軟弱だったシンジの事を知っているだけに感慨深そうである。
- 「あの大馬鹿野郎…」
- 第34話トウマルート「武人の心、その意味」より、力を追い求めるがあまり増長したトウマが独断でバランを追跡する姿に、失望と怒りを口にする。
- 鉄也は民間人や市街地の守護より自身のプライドを優先しているトウマの姿と『α外伝』での自分の行動を思い起こしたのかもしれない。
- 「熱気バサラ…もしかして、あいつ…本当に凄い奴かも知れんな…」
「この身体にみなぎる力、ありがたく使わせてもらうぜ!」 - 第49話「銀河に響く歌声」より、ゲペルニッチとの最終決戦に於ける戦闘前会話。
- ちなみに、直接的な描写こそ無いが鉄也も当初はガムリン同様にバサラを煩わしく思っており、「いつかシメる」と発言していたらしい。
- 「俺はお前が内に秘めていた男気に賭ける! もう少しの辛抱だ、堪えていろよ!」
- 第52話「世界の中心でアイを叫んだけもの」にて、EVA初号機ヨリシロVerとの戦闘前会話。
- シンジへの語り掛けは彼を子供扱いする事無く、対等の「戦友」として接するものが多い。鉄也のメッセージもその例に漏れず、「ちょいとばかし荒っぽい方法」で絶対の救出を誓う。
- 「あんたの補完計画とやらは、ただの馴れ合いだ」
「そんなモノと一つになるぐらいなら、俺は一人で生きる事を選ぶ!」 - 間一髪でシンジを救出後、対峙した碇ゲンドウから「人類補完計画」の全貌を明かされ上述の台詞を吐き捨てる。
- 数ある補完計画への批難の中でも、「馴れ合い」とその本質を明確に捉えた秀逸な遣り取りである。
- 「本当の親の顔も知らず、育ての親も失った俺だ…俺に家族をどうこう言う資格は無いさ…だからシンジの父親ではなく、この世界を滅ぼそうとする男としてお前を討つ!」
- EVA初号機悪魔Verとの戦闘前会話。「父親」としての責務を問うも、答えをはぐらかし続けるゲンドウへ引導を渡すための最後通告である。
- 「悪意の塊め!お前の発する恐怖にも絶望にも屈してなるか!!」
- 最終話「終焉の銀河」または「今遥か遠い彼方…」にて、逆襲時に於けるケイサル・エフェスとの戦闘前会話。
- 一時は呑み込まれそうになった霊帝が纏う強大な邪気を、剣造をはじめとする人々の想いによって払拭した鉄也に、恐れるものは無い。
- 「戦う事こそが俺達を育ててくれた所長に対する恩返しであり…俺とジュンの存在する意味でもあるからな」
- エンディングより。テスラ・ライヒ研究所へ留学する甲児の代わりに日本を守る事で、彼を後方からサポートする事を誓う。
Zシリーズ
- 「俺は君の父親であり、俺にとっても親代わりであった所長をくだらない嫉妬から見殺しにした」
「そして、恐竜帝国との決戦でもムサシという犠牲を出した」
「だが、俺は自分を許せなかった!」
「だから、俺は自分を再び鍛え直した!マジンガーに相応しい男となるために!」
「行け、甲児君!今の俺には、この程度の砲撃など蚊に刺されたようなものだ!」
「行ってマジンガーに火を…!俺達の魂を入れろ!」 - 『Z』第24話「光子力研究所奪還作戦」より。ジェットパイルダーでパイルダーオンしようとする甲児を敵の砲撃から庇った際の台詞。鉄也のこの言葉に応じて甲児はマジンガーZにパイルダーオンし、独眼鬼をダブルバーニングファイヤーで瞬殺する。また、鉄也にとっては今までの確執を乗り越えて甲児と完全和解を果たした瞬間でもあった(この直前に甲児を助けた際は鉄也は甲児にそっけない態度を取っている)。
- 「シリウス…それを認めろ。認める事でその壁を超えないと、いつか取り返しのつかない事になるぞ」
- 『Z』第25話「闇の在処」より。シリウスのアポロに対する嫉妬に気付いた際のシリウスへの言葉で、かつて自らの失敗からの助言であると言える。しかし、シリウスは後にかつての鉄也の失敗を遥かに上回る過ちを犯す事になる。
- 「単純な奴だ…」
- 「単純ゆえに誰よりも純粋なんだろうさ、あいつの場合な…」
- 「強がっている奴ほど心の中には溜め込んでいるものが多いのさ」
- 『Z』セツコ編第27話「生じる亀裂」エンドデモ。闘志也からシンが浮き沈みが激しい性格と聞いて、こう評す。暗に自分の事も指している。
- 「俺もロランに同感だ。俺達が気に食わなければ、俺達に向かってくればいい…だが、連中はわざわざ二つの勢力が戦っている所に仕掛けてくる」
「そんなものは罪の意識からの逃げだ。事実、そんな混乱した戦場で戦闘力を奪われたらどうなる?」 - 『Z』セツコ編第29話「灼熱の海原」より。キラ・ヤマトとアークエンジェルの行為を非難した台詞。混乱した戦場で行動不能になることは死を意味することが解り切ってるからこそ言える台詞である。
- 「セツコは俺達の仲間だ。そして、俺にとっては戦い方を教えた生徒でもある! あいつの努力を笑うような奴は先に俺が相手になってやるぜ!」
- 『Z』セツコ編第31話「絆が生むもの」に於けるツィーネとの戦闘前会話より。仲間であり教え子であるセツコをあざ笑うツィーネに迫る。
- 「今さら何を言っている…! お前たちの身勝手なやり方のおかげでどれだけの被害が出たと思っている!」
- 『Z』第51話ミネルバ一時残留ルート「決別」より。宇宙にて「自分達と同じ目的を持つあなた方に協力します」と発言したキラ一行に対して言った台詞。散々自分達に被害を及ぼしておきながら、何食わぬ顔して協力すると言い出す彼らの態度は鉄也にとっては何よりも許せなかったのだろう。当然、この後キラ達は何も弁解できず項垂れてしまう。
- 「俺達もギンガナム達も愚かだが、勝手に人間を見限ったお前はそれ以上の馬鹿野郎だ!」
- Zより。世界が崩壊する危機にも拘わらずに個人的な感情を優先させるギンガナムとフロスト兄弟の有様に、改めて「翅無しは醜く愚かだ」と人類を嘲笑するシリウスに対して。
- ギンガナム達と同じように自分たちを「愚か」だと述べているのは、かつてカイメラの偽情報を鵜呑みにして同士打ちまで発展させてしまった事を踏まえたものである。
- だが、人類やZEUTHを裏切り、ギンガナム達の行動を引き合いにして人類を「酷く愚か」だと決めつけるシリウスに対して鉄也は怒りを顕にする。
- 「墓場帰りで頭がボケてるようだな…!」
「俺達に叩きのめされた事を忘れたならば、何度でもやってやる!二度と平和な世界に蘇らないようにな!!」 - 『ZSPD』シークレットエピソード第2話「執行者」に於けるターンXとの戦闘前会話より。相対した瞬間、「小生の相手に相応しい」と鉄也の力量を認めたギンガナムからの賛辞をスルーし、平和な世界に似つかわしくない「亡霊」を再び黄泉路へと叩き落すべく挑み掛かる。
- 「お前が人間を否定するのなら、その人間の力でお前を倒す!未来を守る為にな!」
- XAN-斬-へと人類の存在意義を問うシンの叫びに追従し、「執行者」が見限ろうとした人間の力を以って未来を切り拓く事を宣言する。
- 「長きに渡る戦いが黒歴史と呼ばれる時代となったのは、俺達も知っている」
「あれを見せられたら、人類に絶望するのも無理は無いかも知れない…だが、そんな歴史にさせない為に俺達は戦ってきたんだ!それを、こんな所で終わらせてたまるか!」 - 同上。XAN-斬-との戦闘前会話より。太古より闘争を繰り返す人類の「業」に絶望感を抱いた「執行者」の心情に一定の理解を示すも、彼らが導き出した「淘汰」という結論自体は断固として拒絶する。
- 「こいつは大勝負だ。腕が鳴るってもんだぜ」
- 戦闘終了後、XAN-斬-へと主張した「人類の未来を守る為の戦い」という新たな目標に意欲を燃やす。
COMPACTシリーズ
- 「甲児くん大介さんによろしく伝えてくれ、必ず生きて必ずまた会おうと…!」
- 『IMPACT』第1部地上激動篇第6話「舞い上がる翼、舞い降りた翼」より。甲児が宇宙へ行く際の台詞。
- 「4機の戦闘機がロボットに合体した!? 新しいタイプの敵だな。フッ、甲児くんが見たら喜びそうだ」
- 『COMPACT2(IMPACT)』第1部地上激動編第7話「CROSS FIGHT!」にて鉄也が地上へ残った場合の台詞。宇宙海賊バンカーを追って地上にやってきたダンガイオーチームの4機のダン・メカニックがダンガイオーに合体したのを見て、(この時点ではまだ敵と見做している)彼らと戦闘するべく闘志を燃やしつつも不敵な笑みを浮かべながら啖呵を切った台詞。確かに、こういった類のものは甲児が見たら狂喜乱舞しそうなのは確かであり、彼の性格をよく把握しているとも言える。事実甲児を残していた場合、「いかすじゃねえかこんちきしょう!」と感心する。
- なお、『破邪大星ダンガイオー』は元々『マジンガーZ』をはじめとする70年代スーパーロボットに対してのリスペクトが込められて作られた作品であるため、この鉄也の台詞はかなりメタフィクションなものであるとも言える。
- 「放っておけ、ジュン。喧嘩が出来る仲間がいるだけでも幸せってもんだ。あの頃の俺達と違ってな…」
- 勝平と宇宙太の喧嘩の仲裁に入ろうとするジュンを制して。少年時代、孤独な特訓の日々に明け暮れていた鉄也からすれば、2人の諍いも微笑ましいものに映るのかも知れない。
- 「…病人はすっこんでろ」
「そんな体の奴に…目の前をウロウロされては気が散るだけだ」
「だから大介さん、とっとと体を治して…すぐに戻ってきてくれ」
「宇宙の王者が戻るまでは…勇者マジンガーが面倒を見る…!」 - ベガトロン放射能に蝕まれながらも、自分の生命を厭わずに戦い続けようとするデュークへ敢えて辛辣な言葉を放ち、治療法を持ったキリカの追跡を促す。αシリーズでジュンから「口下手で不器用」と評された鉄也の性格が、ここでも描かれている。
- 「ティターンズ?フッ…負け犬どもがブライト艦長にお礼参りにでも来たのか?」
- ルナツー内部で待ち伏せていたティターンズの残党を一瞥して発した台詞。鉄也の表現通り、ジ・Oを撃破されたジェリドは「実戦のカン」云々という捨て台詞を残して撤退する羽目に。
- 「戦いは都合を選べん…それこそ、アニメーションのように格好良くはいかない」
- 白鳥との戦闘で、ゲキ・ガンガーになれると信じていた頃の自分と決別する意思を示すアキトへ送った台詞。
- 「甲児くん! もつのか!?」
「無理するつもりがないなら、最初からこんなことはしないぜ、大介さん!」 - 『IMPACT』第3部銀河決戦篇隠しシナリオ最終話「メビウスの宇宙を越えて」より。落下しつつあるアクシズを全員で押し返そうと奮闘する中、上記の台詞で甲児の身を案じる。直後、逆にデュークから心配されるも下記の台詞で気張ってみせた。
携帯機シリーズ
- 「ガンダム、ガンダムとか言っている時点で、どうかしているとも思うが」
- 第21話「決められた道をただ歩くよりも」or「ボソン・ジャンプ」のシナリオエンドデモにて。ニナのガンダムオタク振りに呆れて。
- …同じくガンダムガンダム言ってる某ガンダムマイスターがこの台詞を聞いたらどう思うだろうか?
- 「そうだったな。…いまさら敵だと追い出すつもりはないが…」
- 第38話「静寂の声」or「サイレント・ヴォイス」より。ハマーンによって正体がばれたクワトロに対して。彼なりのフォローの言葉なのだろう。
- 「俺とジュンだけで十分だからだ」
「そのために命をかけられる人間になるために俺は戦ってきた。今こそがその時…!お前は命をかけられるのか!ヴィンデル・マウザー!」 - 最終話「極めて近く、限りなく遠い世界に」より。ヴィンデルに「戦争がなくなるのは戦闘のプロである鉄也にとって死刑宣告に等しいはずなのになぜ終わらせようとするのか」と問われた際の返答。
- 「そう言われても、俺はこういうのは苦手でな」
- 第7話「危うしマジンガーチーム!!」より。星見アミューズメントパークで開催された『マジンガーと市民の集い』で、甲児やさやから他のメンツは旺盛なファンサービスをする中、鉄也一人だけは歓声を上げる子供達に手を振るのみである事を甲児から指摘されて。不慣れなシチュエーションに置かれた鉄也の戸惑いが伺える台詞。
- 「こちらグレートマジンガー、剣鉄也。もう一人はマジンガーZ、兜甲児だ。所属はない。俺たちはOZの部隊に追撃を受けている。仲間を逃すため囮になったが、ここいらで撃退したい。手伝ってくれないか」
甲児「お、おい鉄也さん、何いってんだよ!? どうかしちまったのか!?」
「どうかしているのは君のほうだ、甲児くん。さっきの通信を聞けば、彼らがOZでもベスパでもないことはわかる。ならば少なくとも俺たちの敵じゃない。冷静に考えれば、すぐにわかるはずだ」 - B-4「飛ばせ鉄拳!ダブルマジンガー!」の戦闘マップでの初登場シーン。状況的にゲリラ戦を展開していたらしく、どことなく漫画版を彷彿とさせる。
- 「フン、お前は連中と違って、長いことインベーダーどもと戦ってきたと聞いていたが、そうとは思えない甘さだな」
ジョッシュ「…どういう意味だ」
「戦いに子供だなんだってのは、関係ない。戦うことを選んだのなら、なおさらだ。そのくらいわかっていると思ったがな」
ジョッシュ「オレが奴らと戦ってきたのは、必要だったからだ。オレは軍人でもレジスタンスでもない。お前だってただの民間人だろうに」
「俺とジュンは、ずっと戦うための訓練を受けてきた。覚悟が違う」
ジョッシュ「だからなんだ。それを彼らに押しつけようっていうのか。とんだ考え違いだ」
「だから、お前は甘いといったんだ」 - 地上ルートB-5「戦禍の中で立ち上がれ!」にて、町に出て行った甲児やカサレリアの子供達を見て「気晴らしは必要かもしれない」と言ったジョッシュに突っかかり、言い争いになってしまう。ジョッシュを「甘い」と切り捨てているものの、戦士としてジョッシュの事をそれなりに評価しているようにも見える。とは言え、このシーンではお互いにかなり刺々しい。
- ジョッシュ「…剣鉄也。これが、お前が望む戦いだ。しっかりやるんだな」
「ふん、いわれるまでもない。よくみているがいいぜ。お前こそ足をひっぱるなよ」 - 同シナリオの戦闘マップ、アダルスに襲撃をかけてきたベスパを前にして。
- 「だ…だめだ。甲児くん、俺が囮になる。君だけでも、脱出してくれ」
甲児「な、なに言ってんだよ、鉄也さん!」
「所長は孤児の俺とジュンに、甲児くんやシローと変わらぬ愛情を示してくれた。俺に所長への、父への恩返しをさせてくれ。俺のミスで、甲児くんとシローを孤児にしてしまった。シローに実の兄まで失わせるわけには、いかないんだ。甲児くん…後を頼むぞ…」 - B-7「憎しみは激闘の中」の戦闘マップ。怒りのあまり独断専行で飛び出してきた二人だが、イグニスの圧倒的な力に追い詰められてしまう。絶体絶命の窮地に甲児だけでも逃がそうとするも、「そんなことはさせられない」と甲児は反論する。
- 「…わかった、俺の負けだ」
ジョッシュ「そういう問題じゃないだろう!?」
「すまない…俺は、焦っていたのかもしれない。所長が命がけで教えてくれたことを忘れ…」
ジュン「ジョッシュ、話は後にしましょう。今は…」
「頼む。今は…なんとしても奴を倒したい!」
ジョッシュ「…わかった」 - 同話、救援に駆けつけたジョッシュに「戦いにのめり込んでない人間は、頼りにならないのか」と叱咤された鉄也は、自分の非と行動の迂闊さを認め、眼前の敵への戦意を新たにする。
- 「お前には、他に考えなくちゃならないことが、あったはずだ。捜せる両親がいるんだろう。それがない奴だっているんだ」
- B-8「陽光下の戦い」にて、カテジナが出て行ったことに意気消沈するウッソを諭す。
- 「まったく、俺たちは戦場に来たんだぞ。緊張感のない連中だ。だからお前らは甘いんだよ。…貸しな」
ウォレン「え?」
「カメラだ」
ジョッシュ「自分も入りたいんだろう。オレが撮ろうか?」
「バカをいうな、ジョッシュ」 - 同話シナリオエンドデモにて。宇宙に出たOZのシャトル内でボスの提案した記念撮影を手伝いながらのやり取り。序盤からは余裕のない態度が目立った鉄也だが、幾分余裕が出てきたように見える。
- 「…いいだろう。とりあえず、その言葉を信じておく。だがな、ジョッシュ。もしお前が奴らと、兜所長を殺したあいつらと関わりがあるのなら、俺は絶対に許さない」
- D-5『アイスドール グラキエース』にて、グラキエースとの初邂逅を遂げた戦場での戦いが終わった後、そのジョッシュとグラキエースの機体のシュンパティアが共鳴した場面やジョッシュの様子、更にルイーナがかつてジョッシュがいた南極から出現しているという事実も併せて、ジョッシュに疑念を抱き、彼に問い詰めるも、当然ジョッシュも何もわからない為自分もわからないという事を答えるしかなく、その返答を受けて、鉄也はこう答える。この時の鉄也のこの言葉と、事の真相は、下記の場面へと繋がる事になる。
- 「じゃあ、なんなんだ。確かに俺は、そのことでお前につめよった。だがそれは、お前が間違いなく何かを隠していたからだ。俺は、お前を信じたかった。だからお前が自分から話すのを待った。だが、話を聞いてみりゃ、なんてことはない。お前自身が原因だったり、奴らの仲間だったわけじゃないんだからな。それでもお前は、事実を知った俺たちが疑いの目を向けることを恐れた。そしていままで何も言わずにいたんだ」
- H-1『響きあう魂の行方』のシナリオデモにて。グラキエースを仲間にするフラグが立った場合にルイーナと自分達の関係を明かしたジョッシュに対する発言。
- ジョッシュが自分達を信じていなかった事がよほどショックだったらしく、徹底的に責め立ててしまう。上記の場面にて鉄也はジョッシュとルイーナの関係を疑ってはいたが、それでも本当はジョッシュの事を心から信頼しており、彼を信頼していたからこそ、このようにきつく責めてしまったのだろう。台詞からは、鉄也の怒りと悲しみの感情がはっきりと感じられる。しかし…。
- ちなみに、フラグが立っていなかった場合はあっさり納得してくれる。
- 「く…グレートマジンガーで出るぞ!」
金竜「いかん、許可できん! 貴様がいっても、犠牲を増やすだけだ! わからんわけがあるまい!」
「う…くそぉっ!ジョッシュ、なぜすぐに戻らなかった。くそ、バカ野郎!」 - 同話のシナリオエンドデモにて。グラキエースを助ける為にルイーナの基地に残ったジョッシュを、自爆・崩壊しゆくルイーナの基地から救出する為に出撃しようとするも、「犠牲者が増えるだけだ」と金竜に制止されての、悲しみの叫び。
- 最後の「バカ野郎」は、前話にてジョッシュを責めてしまった自身への怒りの言葉でもあるのかもしれない。鉄也を制止した金竜もまたジョッシュの救助の許可を出せない事に悔しみと悲しみを抑えきれない様子だった。
- 「くそ…俺があんなことをいわなければ、あいつは…」
- J-1『誇り高き反逆者』のシナリオデモにて。ジョッシュの死(実際には生きていたが)を招いたのは親友を信じてやれなかった自分のせいだと自虐に走ってしまう。直後に周囲から「ジョッシュはそんな人間ではなかった」と慰められるが、それでもふっ切る事が出来ない様子であった。
- 「本気だ」
- 同話のシナリオエンドデモにて。ジョッシュの復帰、およびグラキエースが仲間に加わる際の場面にて。ルイーナのメリオルエッセであり、兜所長を殺したイグニスの仲間である彼女に対し、彼女がジョッシュを助けたという事実を知らされても、殺意と憎悪を抑えることなく、銃口を向けて。「本気か」とジョッシュに問われて、鉄也はこう即答する。直後、鉄也は発砲こそするが、放たれた弾丸はグラキエースの身体を撃ち抜く事は無かった(鉄也曰く、逃げようとしたら命中するように撃った)。結局鉄也はグラキエースに対し「少しでもおかしなそぶりを見せたら後ろからでも撃つ」と宣告して去り、その場は何とか収まる事に。この時点では鉄也はグラキエースに対しては負の感情しか抱いていないが…
- 「くそ…」
- J-2『戦場の父 戦場の子』のシナリオデモで、ジョッシュに親身に接してもらってるグラキエースを見て。グラキエースが所長を殺したイグニスの仲間である事から来る憎悪の感情と、親友を取られた嫉妬の感情が複雑に混ざり合って出た言葉だと思われる。
- 周囲にもよっぽど解りやすい憎悪と嫉妬だったらしく、甲児にも「気持ちはわかるが、ちょっと最近おかしい」と言われてしまうほど。
- 「そんなことは、俺だってわかっている。そうとも、わかっているさ。だが、仇がそこにいる。この憎しみは、どこへいけばいい。この憤りを、どこにぶつければいい」
- 上記の台詞の後に吐露した本心。直後にジュンやカトル、ヒイロの言葉を受けて、負の感情を鎮めようとするが…
- 「まだふっきれたとはいえない。だがだからこそ、お前とグラキエースの戦いをみたい。俺には、戦いの中で判断することしかできないからな」
- M-1『暗黒の皇帝』のシナリオエンドデモにて、最後の分岐ルート選択場面より。鉄也のグラキエースに対する見方や認識が変わってきている事を覗わせる。
- 「俺は…俺たちは勝つ! この地球を守るために、お前たちなどに負けはしない!」
- P-1『“破滅”の意味』にてイグニスと対峙した際の彼との戦闘前会話での台詞。
- 兜所長の仇であるイグニスに対し、これまで対峙した際にはイグニスに対して常に憎悪や殺意に染まった怒りを露わにしていた鉄也だったが、この場面では負の感情に満ちた怒りを捨て、ただ「地球を救う」という一人の戦士としての強い信念を一心に、彼と対峙した。負の感情に満ちた怒りを捨て去った鉄也の姿に、イグニスも動揺を隠せなかった。そしてこの戦いでは甲児もまた、鉄也と同じく負の感情に満ちた怒りを捨て去り強い信念をもってイグニスと対峙している。
- 鉄也や甲児達が仇敵であるイグニスを討ち果たすのは、次に彼と対峙する時である(二人でトドメを刺すかはプレイヤー次第である)。
- 「終わりだな…イグニス。長かったぜ…。俺は、ようやく貴様を…」
- 最終話『デザイア』の前半マップにて、鉄也でイグニスに止めを刺した際の台詞。
- 「…勝手に死ぬなよ、ジョッシュ。お前は、生きのびて、責任を果たせ」
- 同話の後半マップにて、ジョッシュに向けた忠告。
- ジョッシュが中盤でグラキエースを助ける際に危うく死にかけた事や、ジョッシュ自身の責任感の強さを鉄也なりに気にしていたのであろう。尤も、ジョッシュからすれば鉄也も死に急いでいる様に見えたらしく「その言葉、そっくり返してやる」と言われてしまった。
単独作品
- 「ま、しばらく休んでおくんだな。その間は絶対、帝国なんぞに好きにはやらせねぇ。ムサシのためにもな」
- アヴィエスレルム戦でムサシが戦死。そしてゲッターを失ったため、一時戦線離脱するゲッターチームにかけた言葉。
- 「このバカガキが! 俺たち全員、あそこで死んだ方がよかったってのか!?」
「同じなんだよ! あの状況じゃそうするしかなかったんだ」 - レラが死亡した際、何故皆がレラを助けようとしなかったのかという大作に言った台詞。バカガキ発言がクローズアップされがちなため、かなり乱暴な台詞におもえるが、その後に苦悩を漏らすシーンもちゃんと用意されている。
- そして皮肉にも、シナリオライターが同じDでは鉄也が大作の立場になってしまう事に……。
- 「みんな、こんなバカは放っておこう」
- ボケた事を言った甲児に呆れて言い放った容赦皆無な辛辣な台詞。当然甲児は怒って鉄也に突っかかってくる。
- 「おい、冗談でもそんな話はやめてくれ」
- ジュドーが量産型グレートをOZなどが量産していたらと言う言葉を聴いての返答。確かに冗談ではないが、それ以上のものが量産される作品もあったりする…。
- 「許せよ、グレート…お前達だって悪の手先に使われて嬉しい訳はないだろうに…だから、せめて俺がこの手でお前達を解放してやるぜ…!」
- 第38話(『MX PORTABLE』では第39話)「かつて誓った平和のために」における量産型グレートとの戦闘前会話。出典元同様、コピーとは言え人の頭脳無き魔神達に憐れみを感じていた。
- なお、条件が揃えばボスが1機持って帰るため、しっかりと地球のために使うことが出来る。
- 「教えてやるぜ、機械野郎! それは俺達の誇りのためだ! そして、もう一つ言っておく! 俺達は負けるなんて欠片も思っちゃいないぜ!!」
- 第39話(『MX PORTABLE』では第40話)「終局への螺旋階段」での螺旋城との戦闘前会話。
- 鉄也「おい、盗っ人野郎。人形遊びをしたいんなら家でやるんだな」
「マジンガーは人の心が備わって初めて力を発揮する。お前が用意した偽者はただの人形に過ぎん!」
バレンドス「おのれ…剣鉄也め…!俺を甘く見た報いをその身で受けろ!」
鉄也「覚悟するのは貴様の方だ! 俺のグレートを盗んだツケ、ここでたっぷり支払ってもらうぜ!!」 - 同じく第39話より。バレンドスとの決戦に於ける戦闘前会話。相当怒り心頭な様子が窺え、力に執着する盗っ人へ高額な支払請求を突きつける。
- 「くそ……腹は立つが、『元祖』の文字は無駄にならなかったようだぜ」
- 第46~48話(『MX PORTABLE』では第47~49話)「一輪の花と緑の星と」より。このステージの会話で、ボスがグレートの股間に勝手に「元祖」の文字を書き足したことで鉄也は怒っていたのだが、グレンダイザーを追ってやって来たベガ星連合軍の基地で遭遇したのは、バレンドスが残した量産型グレートだった。
- 「今まで何回も俺達に仕掛けてきておいて、信用しろと言うのか?」
「自分の復讐を果たしたから、今度はヒューゴや俺達を手伝うだと?そんな虫のいい話があるか」 - 第54話(『MX PORTABLE』では55話)「遙か久遠の彼方」より。「調律」を阻止する為に助力を申し出たアルベロへ、不快感剥き出しで吐き捨てる。真意がどうあれ、アルベロが今迄犯してきた所業を鑑みれば、鉄也の反応も当然のものであろう。
- 「俺がお前の研究は最初から間違っていた事を教えてやる!そのドマンジュウを人間の力で叩き潰してな!!」
- 最終話「約束の地」でのAI1との戦闘前会話。人間以上の存在としてAI1を創造したと悦に入るエルデの自己満足ぶりを、容赦なく斬り捨てる。
スパロボシリーズの迷台詞
- 「ええと……スペシャルデラックス……なんとかボロットパンチ!」
- 鉄也をボスボロットに乗せて、「スペシャルDXボロットパンチ(スペシャルデラックスゴールデンデリシャスボロットパンチ)」を繰り出した時の台詞。長ったらしい技の名前など殆ど覚えていなかった。
- 「しまった! 手元が狂ったか!?」
- ボロットホームランをロボットJr.に乗った鉄也が使用し、ボスボロットの差し出したボールではなく、その頭部をかっ飛ばした時の台詞。毎回狂うのは、戦闘のプロとして考えもの。なお、他のキャラでもアニメ演出は同じ。
- 「すまない。ほんとうは でるつもりは なかったんだが…」
- 『第2次G』第15話「シロッコの影」より。FC版第2次では不参戦だった故のメタ台詞。
- 「オッサンだと…?」
「…オッサン……」
「俺はまだ…10代だ」 - 『MX』(『MX PORTABLE』)第18話(「月へ向かう」ルート)「火星からの逃亡者」より。銀河にオッサン呼ばわりされた際の反応。相当ショックだったご様子。しかし元々の初期設定では20代前半だったこともあり、どう贔屓目に見ても10代には見えない。銀河の非礼を叱責する事無く、老け顔である事を自覚している旨の発言を残してはいるが、その場から立ち去る様子が妙に痛々しい。10代の青年が「オッサン」呼ばわりされた事を考えると、当然の反応ではある。