マリュー・ラミアス

マリュー・ラミアスは『機動戦士ガンダムSEED』および『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の登場人物。

マリュー・ラミアス
外国語表記 MURRUE RAMIUS[1]
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 三石琴乃
デザイン 平井久司
初登場SRW 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
SRWでの分類 パイロット
サブパイロット
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プロフィール
偽名 マリア・ベルネス
種族 地球人(ナチュラル)
性別 女
年齢 26歳
28歳(DESTINY時)
身長 170 cm
体重 63 kg
50 kg(DESTINY時)
職業 技術士官
所属組織 地球連合軍 ⇒ オーブ軍
所属部隊 アークエンジェル隊
役職 艦長
軍階級
地球連合軍
大尉 ⇒ 少佐
オーブ軍
三佐 ⇒ 一佐
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概要

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アークエンジェルの艦長。艦長になる前は大西洋連邦のヘブンアイランド技術研究所の技術士官としてフェイズシフト装甲の開発に携わっていた。

ヘリオポリス襲撃の混乱の中で技術士官にも関わらず艦長代行となったため、戦略などはムウ・ラ・フラガとナタル・バジルールに頼る場面も多かった。

基本的に軍人として毅然とした姿勢を見せ、初対面のキラ・ヤマト達に威嚇射撃を行う等、若干過激な面も見せてはいるが、本質的には思いやりのある心優しい女性である。それらによって、アークエンジェルクルーの精神的支柱になっていることは事実で、艦長としても次第に成長していく。

軍人とは言え、女性ながらもコーディネイターの特殊兵士相手にも果敢に戦う豪胆さと身体能力の持ち主で、『SEED』『SEED DESTINY』の両方で高い白兵戦能力を披露している。

見ればわかるように非常にグラマラスであり、『SEED』のオープニング映像やアークエンジェル被弾時等でも乳揺れが凄いキャラである。

また、下戸なナタルと違って明けの砂漠のメンバーとの宴で乾杯の音頭を取った後に、グラスの中の酒を一気飲みするなど、かなり酒に強いと思しき描写もある。

いつも首から下げているバラの模様の入ったペンダントは、かつて連合軍のモビルアーマー乗りだった恋人からの贈り物であったが、彼が戦死したため形見として身に着けている。

本作においては『マリア・ベルネス』の偽名を名乗ってオーブのモルゲンレーテ社造船課Bにて本職の技術職をやっていたが、キラ達の決起後は再びアークエンジェルの艦長を務めた。最終決戦前にオーブ軍所属になる。

前作から2年のブランクが経っても、艦長としての能力は衰えておらず、ボズゴロフ級といったアークエンジェルと同世代の戦艦は勿論、タリア・グラディスの駆る最新鋭戦艦であるミネルバを相手にしても肉薄し、最終決戦では、アカツキの援護を受けながらも、機転を生かした戦法によって、ミネルバの撃沈に成功している。

そんな中、マリューは前作で恋仲になり死別したと思っていたムウと、ファントムペインの指揮官である「ネオ・ロアノーク」として再会。しかし、彼にはムウとしての記憶が無かった為に、気丈にもムウではないと割り切ろうとしたが、最後まで行動を共にする事になり、最終的には記憶を取り戻した彼がムウ本人であった真実が発覚。決戦を終えた二人は、通信モニター越しで笑い合うのだった。

世界平和監視機構コンパスに参加。継続してアークエンジェルの艦長を務めており、ミレニアム配属のキラ達とは当初別行動をしていた。

エルドア自治区戦においてファウンデーション王国の裏切りに遭い、アークエンジェルを失うこととなるが、クルー達を脱出させたのちマリュー当人もムウに救助され生還を果たした。

登場作品と役柄

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初登場の『第3次α』ではブライトやシナプスといった歴戦のガンダム系艦長の存在故にやや未熟な面が強く、他作品のキャラにサポートされる場面が多かったが、『J』以降も序盤こそ艦長として未熟な面はあれど、まとめ役の艦長として成長していく事になる。

第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
初登場作品。原作と参加経緯は同じ。葛城ミサトと対面した時は声優ネタで「他人のような気がしない」と感じる。カットインでは原作さながらの激しい乳揺れを披露。
ブライト・ノアやエイパー・シナプスのような歴戦の艦長と比べるとひよっ子扱いで、序盤に必中が使えず苦戦せざるを得ない状況にそれが現れている。しかし最終的な精神コマンドや特殊技能は劣るものではなく、伸びの良い能力値に至っては最終的にブライトを超える。アークエンジェルの性能も高く、マリューの成長に伴って活躍の場は広がる。生命線であるローエングリン(全体攻撃版)は必要気力が110のため、マリューがエースまたはトップエース(初期気力105)になると俄然使いやすくなる。
スーパーロボット大戦Z
セツコ編では度々登場し、キラおよびバルトフェルドと一緒にこちらの邪魔をしてくる。
ランド編では何度かスポット参戦で使用可能で敵としては一度も現れない。後半に仲間になるが、戦力として使うにもやはり微妙。
第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇
サイデリアルのオーブ侵攻の際にカガリ・ユラ・アスハの口により名前のみ登場。

携帯機シリーズ

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スーパーロボット大戦J
参加経緯は原作と同様。当初はマリュー&ナタル&学生組で計5人と潤沢なサブパイロット陣がいるが、ストーリーが進むにつれて人数が減って最後は3人となる。
とはいえ、どの時期でも必中持ちがいるため『第3次α』よりはかなりマシ。その一方で、ムウが確実にMIAになってしまうので全スパロボで最も不幸なマリューかもしれない。
カルヴィナ・クーランジュでパートナーとのEDを迎えた場合、ユリカと共にカルヴィナの見送りに来る。
スーパーロボット大戦W
第2部から登場。初めはスポット参戦で、後半から自軍に参加する。 ……が、その頃には戦力も充実している上、出撃枠をとるので、あまり使われないことが多いと思われる。『J』の時と違って、サブパイロットもノイマンのみ。
スーパーロボット大戦K
中盤から登場し、そのまま自軍参入。相変わらずサブパイロットはノイマンだけだが、母艦扱いになったので出撃枠は取らなくなった。揺れない。
『W』のルリに対抗するかのようにローエングリンで立ち絵カットインが出てくる。
スーパーロボット大戦L
中盤からちょくちょく登場するが、アークエンジェル勢共々NPCとしてのスポット参戦ばかりであり、正式参戦は終盤。弱い訳ではないのだが強くもなく、他の戦艦&艦長と比べると地味。
脱力や応援どころか信頼すら覚えず、完全に自身の戦闘用の精神コマンドオンリーである上、乗艦するアークエンジェルも、足が速い訳でも使いやすいマップ兵器がある訳でも修理装置や補給装置が付いている訳でも何でもない。それでいて自由出撃なために使わなくても全く困らないため、プレイヤーがあえてマリューを使おうとしない限り出番が回ってこない。
なお、アークエンジェルはミネルバに比べると機体ボーナスとラミネート装甲の分だけ数値上は硬いが、マリューが底力を全く覚えないため、自力習得の底力で硬くなるタリア&ミネルバに比べると殆ど差が無いというのも困りもの。

Scramble Commanderシリーズ

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スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd

単独作品

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スーパーロボット大戦Card Chronicle
マリューが指揮官を務めるアークエンジェル隊が自軍部隊の中核となっているので、彼女の出番も必然的に多い。
スーパーロボット大戦X-Ω
本作でのアークエンジェル隊はティターンズ寄りの立場に居たため、アラスカでエゥーゴに身を寄せたキラと一時敵対する展開がある。
2018年10月のアップデートで戦艦アクション搭載のアークエンジェルが実装され、ボイス付きカットインが追加された。
スーパーロボット大戦DD
序章ワールド3より登場。登場時は『SEED』設定で、地続きの登場だが3章Part7より『DESTINY』設定。4章Part3からは『FREEDOM』設定で初登場。
アークエンジェルがワールド3の母艦となっている関係で、代表者として扱われることが多く、シナリオ中での出番は多い。しかし、4章Part3にて『FREEDOM』の再現でそのアークエンジェルを失うこととなる。
本作では戦艦は戦闘には使用できないが、支援ユニットパーツとしてボイスが収録されている。

パイロットステータス

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他の女性艦長と異なりブライトやシナプスのような戦闘向きの精神コマンドを覚えるのが特徴。アークエンジェルはそこそこの火力を持っているので相性自体は良い。

第3次α
加速、鉄壁、必中、熱血、ド根性、愛
J
不屈、集中、ド根性、ひらめき、気合、愛
W
不屈、集中、信頼、ド根性、熱血、愛
Z、L
鉄壁、必中、根性、不屈、愛
K
不屈、集中、信頼、根性、熱血、愛

特殊技能(特殊スキル)

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第3次α
指揮官L4、援護攻撃L3、連携攻撃
J
底力L6、援護攻撃L2、援護防御L3、指揮L3
W
底力L5、援護攻撃L3、指揮L3
Z
敵対時、及びスポット参戦時
援護攻撃L4、連携攻撃、指揮官L4、集束攻撃、ガード、Eセーブ
セツコ編では敵対機会もあり。実際にはこの時の援護攻撃・指揮官Lvは最大3に留まる。気力+系技能がないので大した脅威にはならないだろう。
正式参戦時
援護攻撃L4、連携攻撃、指揮官L4
上記から失った3つを養成で補えば有用だが、参入が遅いのでそこまでして使うかはプレイヤー次第。
K
指揮L3、底力L5、アタックコンボL2
L
指揮L3、援護攻撃L2、援護防御L2、アタックコンボL1

小隊長能力(艦長効果)

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獲得経験値+20%
『第3次α』で採用。
隣接する味方の命中率+10%
『Z』で採用。

支援効果

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パーツ メイン効果 サブ効果 精神コマンド 専用演出対応
大天使を指揮する艦長 ビーム強化III タイプ強化III(バランス) 不屈 エールストライクガンダム
(キラ・ヤマト)

人間関係

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キラ・ヤマト
『SEED』初期は「平和な国の学生」である彼に「戦時下の軍人」の価値観を押し付け、戦闘を強要する。その事で彼からは当初は不快に思われていたが、マリューが荒事に巻き込んだことを真摯に謝罪した為、信頼を得る。
ムウ・ラ・フラガ
マリューにとっては、公私共に支えとなった人物。後に恋人同士になる。
彼がMIAになり、2年後「ネオ・ロアノーク」を名乗り偽の記憶を持った彼と再会するなどの紆余曲折を経て、最終的に元の彼としてマリューのもとに帰還する。
フレイ・アルスター
民間人として保護する。後に彼女が軍への入隊を志願したため、部下として生活班へ配属する。
しかし、フレイの感情に任せた自分勝手な行動や我儘が原因で起こったトラブルには、マリューも終始頭を痛めていたようである。もっとも、フレイがマリュー達よりも遥かに偉い立場の大西洋連邦事務次官の娘だったという事情もあり、立場上咎めようにも咎められなかったのかもしれない。
サイ・アーガイル、トール・ケーニヒ、ミリアリア・ハウ、カズイ・バスカーク
負傷していた所を彼らに手当してもらうが、軍の機密事項に触れたため、銃を向け恫喝する形で彼らを拘束。後に彼らの志願を受け入れ部下とする。
このうち、トールは中盤で戦死。カズイも後半で艦を降り、最後まで残ったのはサイとミリアリアだけだった。
『DESTINY』では、戦場カメラマンだったミリアリアが合流し、再び通信士として同行する。
ナタル・バジルール
部下であり、決して悪い関係ではないのだが、主義主張の違いや対照的な性格故に対立しあうこともあり、心ならずも最終的に対決することになる。
アークエンジェルの艦長
SRW未登場。上官で階級章を見る限り大佐だった模様。元々マリューはアークエンジェルの副長として就任する予定だったのだが、艦長である彼がザフトのG強奪作戦による襲撃で戦死したため、生き残った士官の中で階級が一番上だったマリューが艦長に就任した。本来ならば技術士官であるマリューは艦長代理どころか副長になるのもおかしいのだが。
ジェラード・ガルシア
宇宙要塞アルテミスに補給に立ち寄った際に、アークエンジェルとストライクを独占せんとする彼によりクルー諸共拿捕されてしまう。
デュエイン・ハルバートン
地球連合軍第8艦隊司令官。准将。上官かつ教官。地球連合軍の将官だが、ブルーコスモスの思想に染まらず、コーディネイターにも理解を示す良識を持った軍人。
ムルタ・アズラエル
自分達が軍を追われる原因を作った張本人。アークエンジェルとドミニオンとの最終決戦では彼が放ったローエングリンによって沈められかけ、さらにムウをもを失ってしまう。最後はローエングリンをドミニオンに叩き込み彼に引導を渡した。
アスラン・ザラ
最初は敵対するが、後に仲間となる。
第1次連合・プラント大戦締結後は、彼と共にオーブに亡命する。
ラウ・ル・クルーゼ
第1話で、彼の指揮するクルーゼ隊に、4機のGを奪われてしまう。その後、何度も彼の部隊の追撃に晒され交戦する。
フレデリック・アデス
序盤から何度も彼の艦と交戦するも、46話のメンデル宙域での戦いでクサナギやエターナルと集中砲火を浴びせ、遂に撃沈した。
アンドリュー・バルトフェルド
アフリカのサハラ砂漠に降下して早々彼の部隊に襲撃を受け手荒い歓迎を受ける。後に新造戦艦エターナルの艦長に就任した彼を仲間に迎え、三隻同盟の一員として轡を揃える。
第1次連合・プラント大戦締結後は、彼と共にオーブに亡命し、アスハ邸の別宅でひっそりと暮らしていた。
マーチン・ダコスタ
地上では、彼の指揮するレセップスとも交戦する。後に三隻同盟の一員として轡を揃える。
マルコ・モラシム
紅海へと出たところを彼の部隊に襲撃される。
ラクス・クライン
序盤で脱出ポッドで漂っていた彼女を回収する。後に三隻同盟の一員として轡を揃える。
第1次連合・プラント大戦締結後は、彼女と共にオーブに亡命し、アスハ邸の別宅でひっそりと暮らしていた。
カガリ・ユラ・アスハ
レジスタンス組織である明けの砂漠に参加していた彼女と共同戦線を張る。バルトフェルドを倒した後は押しかけ同然に乗り込んでくる。地球連合軍がオーブに侵攻してきた際に、ウズミから彼女の身柄を託され宇宙へ上がる。
レドニル・キサカ
カガリの護衛である彼ともオーブに着くまでの間行動を共にした。後にクサナギの艦長となった彼とも、同じ三隻同盟の一員として、轡を揃える。
エリカ・シモンズ
ウズミの条件を呑み、彼女にストライクのデータを提供した。後に三隻同盟の一員として、轡を揃える。
『DESTINY』でも、損傷したアークエンジェルがアカツキ島に収容された際に修復作業の為に駆けつけている。
ウズミ・ナラ・アスハ
中盤で彼が提示してきた政治的な取引に応じる。後にカガリの身柄やオーブの残存勢力を託され、彼の遺志を継いだ。
サイーブ・アシュマン
連合軍という事で彼からは快く思われてはいないが、占拠された郷土を解放すべく共同戦線を張った。

その他の民間人

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エル
アークエンジェルに避難していた。第8艦隊に合流してシャトルで地球に降ろすまで彼女を収容・保護していた。
タリア・グラディス
最初はオーブにて技術屋として知り合う。敵対してからは艦長としての技量を認め合う。
ギルバート・デュランダル
謀略を重ねていると思しき彼に疑念を抱く。
ミーア・キャンベル
彼女にも胡散臭さを感じていたが、彼女が終盤でラクスを庇って死んだ際には葬儀を開いて追悼した。
ユウナ・ロマ・セイラン
彼がカガリと結婚式を挙げようとしていたところを、某映画張りの花嫁強奪を行ってカガリを攫い、彼の面目を丸潰しにして赤っ恥をかかせた。
アマギ
SRW未登場。オーブ海軍の士官。トダカ一佐の最後の命令に従い、タケノミカヅチ撃沈後は他のクルーを伴ってアークエンジェルに乗艦。CIC指揮官に任命する。
イケヤ、ゴウ、ニシザワ
SRW未登場。オーブ海軍に所属するムラサメのパイロット。タケノミカヅチ撃沈後は、アマギと共にアークエンジェルに移乗してきたので仲間に迎えた。
カリダ・ヤマト、マルキオ
第1次連合・プラント大戦締結後は、オーブに亡命し共に暮らしていた。

他作品との人間関係

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宇宙世紀ガンダムシリーズ

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アムロ・レイ
『第3次α』では、共に部隊のまとめ役としてアシストされる。
クワトロ・バジーナ
『Z』では、彼の思想に同調し恥を忍んで、彼が代表を務めるZEUTHに合流する。
合流した際に、一度はこれまで自分達が行った愚連隊のような行為を彼からも痛烈に批判されるも、後述の台詞で謝罪して和解した。
ブライト・ノア
『第3次α』では新米艦長なマリューをよくリードしてくれる。「本来艦長となる人物の死亡を受けて、その母艦の後任の艦長となった」点がマリューと同じである。
カミーユ・ビダン
『第3次α』では、ブライトから戦力が心許ない理由から彼を預けられる。
『Z』では、増長したシンを叱責した言葉を、ハリーを通じて聞かされ、自分達の行いを反省した。
エマ・シーン
『第3次α』では、ブライトから戦力が心許ない理由から彼女を預けられる。
その後不慣れな艦長職に戸惑い、エマへ何かとアドバイスを求めるが、敢えて突き放すような態度をとられ、毅然とした態度で事態に臨むよう苦言を呈される。
エイパー・シナプス
『第3次α』で競演。
艦長職としての先輩格といえる存在で砂漠ルートでは彼と共に共闘し、艦長として学ぶことが多かったと思われる。

アナザーガンダムシリーズ

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ヒイロ・ユイ
『第3次α』では、資料すら見ていないのにストライクの機能を看破した事に驚愕する。
トニヤ・マーム
中の人が同じ。
『Z』ではマリューの真似をする。

リアル系

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ミスマル・ユリカ
『J』における艦長仲間。
天性の閃きかつ天然スキルを持つユリカに対し、(一応)軍人の常識をわきまえたマリューはまさに凸凹コンビ。
とはいえマリューは割とユリカの才能を信じ切っており、彼女らの突拍子もない行動に一定の理解を示し後付けで理由を提供する事もあった。
スバル・リョーコ
『J』では落ち込んでいた彼女を励ました。
ホシノ・ルリ
『W』ではとても恥ずかしいところを見られてしまう。
ゼロ
『DD』では、彼との交渉の末に(自分が押しに弱い所がある事を見抜かれた事や、自分たちの協力を得られるよう貸しとコネを作っておく打算もあり)強引に押し切られる形で、彼の右腕である紅月カレンを護衛として同行させられる事となる。
紅月カレン
『DD』では、ゼロに押し切られる形で彼女を護衛として同行する事となる。

スーパー系

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葛城ミサト
中の人が同じ。すぐに意気投合して友人同士に。
少なくとも『第3次α』の地球降下ルートは、彼女のフォローもあって原作よりも心労は少なかったと思われる。
兜甲児、剣鉄也、紅エイジ
『Z』にて彼らに自分達の今までの行いを徹底的に非難されてしまう。
南原ちずる
『J』では、ザラ隊との死闘までに少なくない犠牲を出してしまい、キラとトールもMIAになった事で心折れそうになっていたマリューを心配していた。
ギャレオン
『第3次α』では巨大なライオンがいる事にびっくりしどうも馴染めずにいた。
超竜神
『第3次α』では、アークエンジェルが亜空間に取り残されそうになったところを、彼の勇気ある行動によって窮地を救われる。
コルベット
『J』では、彼に高圧的な態度で自身の艦長としての力量を問われるなどの叱責をされてしまう事になる。

名台詞

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「私はマリュー・ラミアス。地球連合軍の将校です。申し訳ないけど、あなた達をこのまま解散させるわけにはいかなくなりました」
「事情はどうあれ、軍の重要機密を見てしまったあなた方は、然るべき所と連絡が取れ処置が決定するまで私と行動を共にしていただかざるを得ません」
第2話「その名はガンダム」より。ミゲルのジンを退けた後、フェイズシフトダウンしたストライクを弄ろうとするカトーゼミの面々に銃を向け、威嚇射撃をしながら。
「黙りなさい! 何も知らない子供が!」
「中立だと関係無いと言ってさえいれば、今でもまだ無関係でいられる。まさか、本当にそう思っている訳じゃないでしょう?」
「ここに地球軍の重要機密があり、あなた達はそれを見た…それが今のあなた達の現実です」
同上。「自分達は軍とは何の関係も無い」と口々に非難するトール達に対して、現実を突きつけた。
「…銃を下ろしなさい」
ナタル「ラミアス大尉、これは一体…」
「そう驚くこともないでしょう?ヘリオポリスは中立国のコロニーですもの。戦渦に巻き込まれるのが嫌で、ここに移ったコーディネイターが居たとしても不思議じゃないわ。違う?キラ君」
第3話「崩壊の大地」にて。
ムウの発言が原因で、地球軍の兵士に銃を向けられたキラを庇ったトールを見て、マリューは兵士達に銃を降ろさせると同時に、ナタルにキラ達ヘリオポリス組の事情を説明した。
また、キラが第1世代のコーディネイターということがこの時に判明している。
「回避!」
敵のビーム弾を見てから、あるいはチャンドラの報告を聞いてから指示する。物理的には回避は不可能である。
ノイマンが乗ってなかったらアークエンジェルは序盤で沈み、『SEED』の物語は終わっていただろう。このため、マリュー(又はノイマン)は「ひらめき」を覚える事が多い。ただし、SEED世界の他の艦長も「回避」という指示を出すので、コズミック・イラ世界では普通の指示なのかもしれない。
「キラ・ヤマトの行動は、軍法第3条B項に違反、第10条F項に違反、第13条3項に抵触するものであり…、当法廷は同人を…銃殺刑とします」
「しかし、これはあくまで軍事法廷でのことであり、同法廷は民間人を裁く権限を持ち得ません。キラ・ヤマトには今後、熟慮した行動を求めるものとし、これにて本法廷を閉廷します」
第11話「目覚める刃」より。無断でストライクに乗ってラクスを解放した罪で逮捕されたキラの軍事法廷にて。マリューは違反したキラに銃殺刑を言い渡すが、キラが民間人であることから厳重注意をして閉廷した。
実際、ラクスをユニウスセブン跡で救出した際は放置出来ずプラントにも引き渡せない状況にマリューは困っていたため、手段はともかく民間人のラクスを損失なく引き渡せて解決した結果を問題視しなかった。
「私自身、余裕が無くて、貴方とゆっくり話す機会を作れなかったから。…その…一度、ちゃんとお礼を言いたかったの」
「貴方には本当に大変な思いをさせて、ほんと、ここまでありがとう」
「いろいろ無理言って、頑張ってもらって…感謝してるわ」
「口には出さないかもしれないけど、みんな貴方には感謝してるのよ?」
「こんな状況だから、地球に降りても大変かと思うけど…頑張って!」
第12話「フレイの選択」より。
連戦を強いられていたせいでゆっくり会話する余裕が無かったキラに対して、自分達の都合で戦争に巻き込んでしまった謝罪とハルバートン提督率いる地球軍第八艦隊との合流まで頑張ってくれたことへの感謝を伝えた。
「キラ・ヤマトは、友人達を守りたい。ただその一心でストライクに乗ってくれたのです。我々は彼の力なくば、ここまで来ることは出来なかったでしょう。ですが…成り行きとはいえ、自分の同胞達と戦わねばならなくなったことに、非常に苦しんでいました」
「誠実で優しい子です。彼には、信頼で答えるべき、と私は考えます」
同話における、ハルバートン提督やその副官のホフマンとの会談時に。
キラがザフトにいる幼馴染と敵対関係になってしまったことを知らないが、キラが本来は優しい少年だと知っているマリューは、彼に対して信頼で答えるべきだと言った。
だが一方で、そのキラは落ち込んだ表情でトリィと一緒にいた…。
「それにしても迂闊だったわ。パイロットとしてあまりにも優秀なものだからつい、正規の訓練も何も受けてない子供だということを私は…」
第19話「宿敵の牙」より。キラがストライクのコックピットで寝泊まりするほどに精神的に追い詰められていたことを知ったマリューは、キラがコーディネイターとはいえ民間人の学生だったことを忘れてしまっていたことを悔やむ。
そんなマリューをムウは「君だけの責任じゃない。俺も同じだ」と慰めたのだった。
「ノイマン少尉! 一度でいい、アークエンジェルをバレルロールさせて!」
「ゴットフリートの射線を取る。一度で当ててよナタル!」
第23話「運命の出会い」より。マルコ・モラシム率いる水中用MS部隊への対抗策として打ち出した戦法は、重力下にもかかわらず航行中の戦艦を戦闘機のバレルロールのように一回転させ、上下を逆にすることで水中部隊へのゴットフリートの射線を取るという荒唐無稽な奇策であった。重力下であったために当然艦内は大変なことになったが、死角のはずであった艦下に位置取っていたグーンを捉えることに成功した。
「放っておけないわ。あの子…」
第24話「二人だけの戦争」より。モラシム隊との戦闘中に行方不明になったカガリをMIA(Missing in Action(戦闘中行方不明)の略)認定してザフトの勢力圏から一刻も早く脱出すべきだと進言したナタルに対して、マリューはアフリカ砂漠にいた頃は危険な状態だったキラのメンタルを落ち着かせてくれた一人であるカガリを切り捨てて生き延びるような真似はしたくないと口にした。
マリューのこの判断は、結果的にアークエンジェルを救う流れに繋がる事となった。
「ヘリオポリスや子供達のこと、私などが申し上げる言葉ではありませんが…一個人としては、本当に申し訳なく思っております…」
第24話「平和の国へ」より。カガリのお陰でアークエンジェルがオーブのオノゴロ島へ寄港した後、オーブ前首長のウズミ・ナラ・アスハにヘリオポリスを崩壊させキラを始めとした子供達を大人の都合で戦争に巻き込んでしまった事を謝罪した。
対して、ウズミは「よい。あれはこちらにも非のあること」と言ってマリューを責めなかった。
「分かります! 私だって出来ることなら今すぐ助けに飛んでいきたいわ! でも! それは出来ないんです!」
「今の状況で、少佐を一機で出すようなこともできません。それで貴方まで戻ってこなかったら私は…」
「…今はオーブと…キラ君達を信じて…留まって下さい…」
第31話「慟哭の空」より。
マーシャル諸島の戦いでMIAになったキラとトールを助けに行くためにスカイグラスパーで再出撃しようとするムウに、感情を露わにして思い留まるように訴えた。
「自分が器じゃないことは、よく解ってるつもりよ」
「大丈夫よ。解ってるわ。ナタル。いろいろあったけど、貴方にはほんと、感謝してる。貴方なら、きっと良い艦長になるわね」
第33話「闇の胎動」より。軍のあるべき姿を力説したナタルに対してのマリューなりの賛辞であるのだが…この言葉とは裏腹にナタルはドミニオンの艦長となってからはマリューの言う「良い艦長」らしき場面は殆どなかった[2]。
そして、ナタル自身も自分が「よい艦長」だったかも疑念を抱いていた。『DESTINY』でも彼女が存命ならば、『DD』で実現したように副長としてマリューをサポートしていただろう。
「…ザフト軍を誘い込むのが、この戦闘の目的だと言うのなら、本艦は既にその任を果たしたものと判断致します! 尚これは、アークエンジェル艦長マリュー・ラミアスの独断であり、乗員には一切この判断に責任はありません!」
第36話「舞い降りる剣」より。ムウからアラスカ基地防衛戦の真意を聞かされ愕然とするも、直後に独断として離脱命令を放つ。
『第3次α』ではこの直後にブライトが代わりとなり離脱命令を発した。
「本部の地下に、サイクロプスがあって、私達は…囮にっ…!」
「作戦なの! 知らなかったのよ!」
「だからここでは退艦出来ないわ! もっと基地から離れなくては!」
同話において、絶対絶命の窮地だったアークエンジェルを救ったフリーダムのパイロット・キラに退艦するように言われたマリューは、アラスカ基地の地下にサイクロプスがあるためアラスカ基地から脱出しなくてはならないことを涙ながらに訴えた。
「現在アークエンジェルは脱走艦であり、我々自身の立場も定かでない状況にあります。オーブのこの事態に際し、我々はどうするべきなのか、命ずる者もなく、また私もあなた方に対し、その権限を持ち得ません。回避不能となれば、明後日0900、戦闘は開始されます。オーブを守るべく、これと戦うべきなのか、そうではないのか。我々は皆、自信で判断せねばなりません。よってこれを機に艦を離れようと思う者は、今より速やかに退艦し、オーブ政府の指示に従って、避難して下さい。私のような頼りない艦長に、ここまで付いてきてくれて…ありがとう」
第38話「決意の砲火」より。オーブ攻撃前にクルーたちへ向けて退艦の指示と感謝の言葉をかける。
部下に向かって頭を下げるという艦長にあるまじき姿だが、それこそが彼女が信頼を勝ち得た証拠でもある。
「少佐は……なぜ戻ってきたのですか? JOSH-Aで……」
同話において、転属命令を蹴ってまで戻ってきたムウに対して尋ねた際の台詞。
これに対してムウは「今更聞かれるとは思わなかったぜ」と返し、マリューは理由を察した。
ちなみに、「JOSH-A」とはアラスカ基地の通称である。
「わ、私は…モビルアーマー乗りは嫌いです…!」
上記のセリフの後にいきなり(モビルスーツ乗りになった)ムウにキスされた時の一言。そんなこと言っておきながら、彼女自身もまんざらでもなさそうである。
実は、マリューは過去にモビルアーマー乗りの男性と交際していた(マリューが懐中に所持しているロケットは、それの思い出の品)。あえて「モビルアーマー乗りは嫌い」と言ったのも、交際するモビルアーマー乗りの男性が戦死してしまうことを恐れたためである。
「小さくとも強い灯は消えぬと、私達も信じております」
第40話「暁の宇宙へ」より。オーブが地球連合軍の攻勢に滅ぼされてしまう前に、アークエンジェルにはクサナギと共にオーブを脱出して欲しいと望むウズミ・ナラ・アスハに対して、マリューはそう答えたのだった。
「アークエンジェルと似ているわ」
第41話「ゆれる世界」より。
アークエンジェルと共に宇宙へ脱出したイズモ級宇宙艦船の一隻「クサナギ」の艦内やブリッジをムウと共に見た際の感想。
それを聞いたキサカが、「アークエンジェル『が』似ているのだ。親は同じモルゲンレーテだからな」と、即座に訂正+補足を入れている。
「ナタル…ありがとう。でもそれは出来ないわ!」
「アラスカのことだけではないの。私達は、地球軍そのものに対して疑念があるのよ。よって降服、復隊はありません!」
第43話「立ちはだかるもの」より。アークエンジェルの2番艦ドミニオンの艦長として現れたナタルの降伏勧告に対して、恩師のハルバートン提督が憂いていた地球軍上層部の非道と腐敗ぶりをアラスカ基地攻防戦だけでなくオーブ攻防戦でも見せつけられたマリューは、地球軍への降伏及び復隊はしないと宣言した。
「クルーゼ隊です」
「だからムウには分かったんだわ」
「彼には分かるのよ。何故だかは、自分でも分からないということだけど。ラウ・ル・クルーゼの存在が」
第44話「螺旋の邂逅」より。コロニー・メンデルの後方から襲撃してきたザフトの部隊がクルーゼ隊だと断言し、同時に理由は不明だがムウがラウ・ル・クルーゼの存在が分かると発言した。
「キラ君、倒れたそうよ…。戦闘で負傷したわけではない、ということだけど…」
第46話「たましいの場所」の終盤より。
ドミニオンやクルーゼ隊との戦闘後、キラがエターナルに着艦した直後に倒れたと知らされたマリューは、憂いに満ちた表情でムウに伝えた。
「あなたのせいではないのよ。ムウ」
同上。自身の父「アル・ダ・フラガ」のエゴによって、息子の自分だけならまだしも元々は民間人だったキラまで苦しむ事態になってしまった事実に苦悩するムウを、マリューは慰めた。
「ローエングリン…!照準…!」
第49話「終末の光」より。愛するムウを搭乗機のストライク諸共撃墜したドミニオンを睨みつけながら告げた。直後、かつての副官の絶叫と共に陽電子砲が放たれ、自分達を狂わせ続けたブルーコスモスの首魁は爆炎に消えた…。
「帰って…帰ってくるって言ったのに…」
最終話「終わらない明日へ」のアバンより。敵は倒したが帰ってくると約束した恋人は目の前で死に、更にかつての副官を殺めマリューはただ慟哭するしかなかった。だが、続編では…。
「ふふ…何よそれ…」
高山瑞穂氏のコミカライズ作品「機動戦士ガンダムSEED キラとアスランの激闘」のアラスカ基地攻防戦にて、ムウからサイクロプスの存在を聞かされた際の反応。
アニメとは異なり、完全に心を折られてしまっている。
「もうやめましょう…仲間同士で傷つけ合うのは…」
「アーガイル二等兵…いいえサイ君! あなたの意見の方が正しいわ! おかしいのは私たち軍人の方…」
「でも…これだけは信じて…! 私は…いいえ少なくともこの艦のクルーは全員…平和を願って戦ってきたことを!」
同作品のアラスカ基地脱出後に。
戦争に巻き込まれてしまった不満が爆発してトノムラと諍いになったサイへ、自分達軍人の非を詫びると同時に、アークエンジェルのクルーが平和の為に戦ってきた事だけは信じて欲しいと言った。

SEED DESTINY

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「どこかでただ平和に暮らせて、死んでいければ一番幸せなのにね。まだ何が欲しいって言うのかしら。私たちは…」
第13話「よみがえる翼」より。バルトフェルドとコーヒーを飲みながら話をしていた際、再び戦争が起ころうとしている世界の情勢を憂いていた。
「コーディネイターの特殊部隊なんて、最低っ」
同話にて、ヨップ・フォン・アラファス率いる特殊部隊がアスハ邸を襲撃してきた際に。
バルトフェルドから自分達を襲ったのが軍事訓練を受けた部隊だと聞かされて、憤った。
「あなた一人でほんとに頑張ってるもの、また」
「大丈夫?」
31話「明けない夜」にて、アークエンジェルに合流したオーブ兵達にあえて現状具体的な活動に出られない事を告げるという、いわば嫌われ役を買って出たキラに対し、後日労うようにかけた言葉。この言葉を受けてキラはマリューに本心をこぼす。
ちなみに、キラがオーブ兵達に上記の状況を伝えたのは30話「刹那の夢」なので『DESTINY』特有の視聴者への伝わりにくさも前面に出ている場面と言える。
「でも、大切な誰かを守ろうとすることは、決して馬鹿げたことでも間違ったことでもないと思うわ」
「世界のことは確かにわからないけど、でもね、大切な人がいるから世界も愛せるんじゃないかって、私は思うの」
「きっとみんなそうなのよ。だから頑張るの、戦うんでしょう。ただちょっとやり方が、というか思う事が違っちゃう事もあるわ。その誰かが居てこその世界なのにね」
「アスランくんもきっと守りたいと思った気持ちは一緒のはずよ。だから余計難しいんだと思うけど、いつかきっとまた手を取り合える時が来るわ、あなた達は。」
「だから諦めないで、あなたはあなたで頑張って」
同話で、キラのこぼした本音に対して。
ヘリオポリスからこれまで共に行動してきた数少ない間柄となったこと、キラやラクスがよく使う「世界」という表現を用いること、この裏でちょうどカガリがウズミの理念を「諦めない」と表現したことなど、『SEED』シリーズの根幹を全て並べたかのような台詞。
「アークエンジェル艦長、マリュー・ラミアスです。貴艦の申し入れに感謝します、ありがとう。ですが、残念ながらそれを受け入れることはできません! 本艦にはまだ仕事があります! 連合かプラントか、今、また2色になろうとしている世界に、本艦はただ邪魔な色なのかもしれません! ですが、だからこそ今ここで消えるわけにはいかないのです! 願わくば、脱出を許されん事を……」
第34話「悪夢」より。タリアの指揮するミネルバと対峙し、自分達を討ちたくないタリアから投降を呼びかけられるマリューであったが、連合かプラントのどちらかに傾倒したとしても、自分達の信念に反する道になるのを分かっていた為、タリアの誠意に感謝しながらも、マリューはその想いを拒絶する事になった。さらに言えば、ここで投降勧告を受け入れたとしてもザフトの最高司令官デュランダルにとって厄介な秘密を知る自分たちを排除するため、彼の命令でザフトの大部隊の待ち伏せを受けた以上、近い内に彼に始末されると確信していたため、自らが生き延びるためにも包囲網を突破するしか道はなかった。
「貴方はムウじゃない。ムウじゃないんでしょ!」
第42話「自由と正義と」より。死んだはずの恋人が全く違う人間「ネオ・ロアノーク」として生きており、肉体的なデータでも本人だった。
しかし、彼は自分を覚えておらず、再び失う事を恐れた彼女は敢えてムウではないと自分自身にも言い聞かせ、彼の無事を祈って背中を向けた。だが……
ネオ「はっは、すまんな余計なことして」
「あ、貴方!」
ネオ「でも俺、あのミネルバって艦嫌いでね」
「え?」
ネオ「大丈夫、あんたらは勝てるさ。なんたって俺は不可能を可能にする男だからな」
「あ…」
アークエンジェルに飛来したミサイルをスカイグラスパーで迎撃したネオの言葉を聞いて、マリューは例え記憶を失ったとしても彼はムウ・ラ・フラガなのだと確信した。
「始まったわね」
第47話「ミーア」より。サラの凶弾からラクスを庇ってその命を散らしたミーアの宇宙葬が行われた後、デスティニープランの導入実行宣言を行おうとするデュランダルの声明放送を、マリューは厳しい表情で見つめながらそう口にした。

SEED FREEDOM

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「衝撃に備えて!」
作中では二度発言。一度目はエルドア地区の戦いでアークエンジェルが不時着する際の発言。二度目は宇宙での戦いにおいて、ファウンデーション王国旗艦グルヴェイグを艦首衝角ゴウテンで討ち取る際の発言。台詞は同じだが、方や職務に忠実ながらも悲壮感に溢れた台詞、方や勇猛果敢に敵将を討ち取る戦吼と、場面で印象が全く異なる台詞。
ムウ「すまん、待たせた!」
「…遅いわよ!」
エルドア地区の戦いで、ファウンデーション王国が仕掛けた罠に嵌められ、アークエンジェルを航行不能に陥る程に破壊されてしまったマリューだが、損傷したムラサメ改で迎えに来たムウに対して、安堵と呆れが混じった笑顔を浮かべながらそう言った。
「でも、誰かに『平和』を、ポンとプレゼントしてもらおうと思ったわけじゃないでしょ?」
その後、アスランがラクスの救出を提案するも、心身が限界となり自暴自棄となったキラに、同情心と戦争に巻き込んでしまった罪悪感から何も言えなかった。
しかし、アスランとの殴り合いの末に漸く雁字搦めになっていた本心を吐露したキラが「ラクスは世界が平和になることを望んでた」と口にした時に、こう言って諭した。
なお、通常版と特別版では表情が異なり、通常版は優しい表情だったが、特別版では艦長としての威厳からか凛とした表情に変更されている。
ハインライン「月の裏側に高エネルギー反応!」
「タンホイザー起動! 緊急制動!」
ミレニアムを「強奪」し、ラクス奪還とファウンデーション王国討伐のため離水した直後に放たれたレクイエムに対応するための命令。
これに応じてノイマンが実行したのがプガチョフ・コブラじみた曲芸飛行での回避であり、命じる方も命じる方だが実行する方も実行する方である。[3]
「戦術"バジルール"を行う」
「アンチビーム爆雷発射」
「トリスタン、CIWS起動。ミサイル発射管、ナイトハルト、ディスパール装填。最大戦速で中央突破!」
「ディスパール、CIWS、撃ちィ方はじめ!」
宇宙に出た後、ファウンデーション王国の大艦隊を突破するための作戦。かつての右腕が用いた戦術で圧倒的な数の差を逆手に取り、さらにミレニアムの耐熱耐衝撃結晶装甲を生かしてグルヴェイグの陽電子砲を正面突破するという衝撃の戦法で一気に喉元まで食らいついた。
なお、ナタルが当時使ったのは「ミサイルを先に明後日の方向に発射し、敵艦をそちらに誘い込んで不意打ちをかけるとともに、疑似的に発射管の数以上のミサイルを斉射し瞬間火力を増加させる」という奇襲戦法だが、マリューはこれを発展させ、アンチビーム爆雷を混ぜ込んだ上でミサイルを敵艦のブースターに反応するように設定して「散布」、一気に敵陣中央を抜けることで追撃のために針路転換や加速を試みた敵艦がビームの使えない宙域内でミサイルの雨あられを浴びて次々と轟沈するという地獄絵図を展開。ここから終盤にかけて、まさにスパロボそのものの暴れっぷりを披露することになる。
なお、最下段の武装発射時の号令だが、『FREEDOM』ではオーブ軍の方式に染まりでもしたのだろうか、『DESTINY』までの「てーっ!」というお決まりの号令ではない、海上自衛隊における主砲発砲命令に近いこの形式も使い始めている。他作品では『宇宙戦艦ヤマト2199』などで用いられることが多い形式。表記は小説版より。
『DD』ではナタルが健在であるため、「あなたの戦術、使わせてもらうわね」と言い置いている。当のナタルからは既に戦術使用の際に生じる機体機動をミレニアム用にアジャストしているという実に頼もしい答えが返ってくるのだった。

スパロボシリーズの名台詞

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SEED準拠

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「EVAを援護するわ!」
『第3次α』で、エヴァンゲリオンを援護攻撃した時の特殊戦闘台詞。もちろん声優ネタであるが、ミサトと異なり「エバー」と伸ばして言っていないのもポイント。
(私達に隠し事をしているとは思えない…本当に知らされていないのね)
『第3次α』第13話「もう一度、自らの足で」のシナリオエンドデモより。
初号機を始めとしたEVAシリーズをαナンバーズで運用するようにとミサト達旧NERVメンバーに命じた碇ゲンドウの目的を訊ねるが、ミサトからは「私達には知らされていません」と返されたため、旧NERVのメンバーはゲンドウの真意を知らないのだと推察した。
「悪運の強さならあなたも相当なものよ、ムウ」
『第3次α』「終わらない明日へ」のシナリオエンドデモより。
キラの無事を確認するシーンなのだが、ドミニオンの攻撃からアークエンジェルを庇うイベントが発生したにも関わらずムウが平然と出てくるのでマリューと同じ気持ちになったプレイヤーも多いはず。マリューにとっては幸せだろうが。
「目標、ガンエデン!これで終わらせる…!」
『第3次α』におけるゲベル・ガンエデンとの特殊戦闘台詞。
地球とゼ・バルマリィ帝国の闘いを終わらせるため、ルアフやシヴァーの暴虐を阻止しようと奮戦する。
「ならば、大天使が悪魔を滅ぼし、全てに決着をつけます!!」
『第3次α』ノーマルルートorハードルート最終話にて。
悪霊の王ケイサル・エフェスに、「大天使」の艦長として啖呵を切る。
迷いを捨てたその姿には、亡きナタルも喜んでいることだろう。
「これが最後の戦いよ…!目標、ケイサル・エフェス!」
『第3次α』におけるケイサル・エフェスとの特殊戦闘台詞。
この戦いを以て銀河大戦に終止符を打とうとする。
「だったら、キラ君は除隊ね…」
キラ「マリューさん、ムウさん…」
「キラ君…アークエンジェルはオーブに駐留する形となったわ」
ムウ「無論、連邦から派遣された監視役ではなく、友好国の支援のためってやつでな」
『第3次α』エンディングにて。
銀河大戦終結後、ブルーコスモス系の将校に牛耳られていた地球連合軍を脱退した原作と違いムウと共に地球連邦軍に所属しているマリューは、友好国であるオーブの復興支援のために、アークエンジェルがオーブに駐留することをキラに伝えたのだった。
αシリーズでは『DESTINY』の展開には繋がらない可能性が高そうである。
「まさか。ミラージュコロイド以上の不可視性能をもったシステムが、輸送機にまで?」
『スーパーロボット大戦J』第17話「ウィスパード 前編」のシナリオデモより。
マリューが所属する地球連合軍がやっとの思いで開発したミラージュコロイド以上のシステムを実戦で運用していると聞けば、ミスリルにこう言いたくなっても無理はないだろう。
「…待ちなさい、許可は出せません。今戻れば、あなた達も無事ではすまないわ。ここはオーブとダナンにまかせて」
『J』第35話「慟哭の空」のシナリオエンドデモより。
ザラ隊との死闘の後、キラとトールを探しに向かおうとするムウと獣戦機隊を制止した台詞。
これを聞いた沙羅は「あんたまでそんな事言うとは意外だね。キラ達とはあたしらより長い付き合いなんじゃなかった?」と皮肉り、雅人も「ま、許可なんて下りなくたって俺達…」と言い掛けるが……
「私が平気でいるとでも思っているのっ!!」
「…自重して。お願いよ…」
その直後に、声を荒げて叫んだ後、涙混じりに死に急がないで欲しいと哀願した。
これを聞いた雅人は絶句し、ちずるもマリューを心配していた…。
「そんなバカな…! バイオネットはミラージュコロイド級の技術を持っているというの!?」
『W』第2部31話「姫と道化、女王と勇者」より。ギムレットの伏兵への反応。
『J』に続いて技術への反応となっている。スパロボにおいては裏社会の技術に比べるとミラージュコロイドは寧ろ遅れたものになりがちなようだ。
(キラ君…地球に降りてから色々あったみたいだけど、少し落ち着いたみたいね…)
『W』第2部35話「熱砂に吹く風」のシナリオデモより。
アークエンジェルがアフリカ砂漠に降下した後、フレイに籠絡されたキラがサイと諍いを起こし、更には増長してしまった事から一時は手が付けられなかったが、カトルとの出会いによってヘリオポリス崩壊事件以前の彼に少しだけ戻った事にムウと共に安堵していた。

DESTINY準拠

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「私達も同じです」
「言葉を尽くす事もしないで、ただ信念の名の下で戦っていた事の愚かさをあの方に教えてもらった気がします」
『Z』のミネルバ一時残留ルート第51話「決別」のシナリオエンドデモより。クライン派が白眼視されながらもZEUTHに合流した後、アーガマのブリーフィングルームで、ハリーから聞かされたカミーユの言葉とタリアの進言によって、話し合いをする事になった場面。
原作と違い、自分達の愚連隊のような行いを深く反省し、以前に攻撃を加えたZEUTHの面々に頭を下げて謝罪した。

FREEDOM準拠

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「待つのは得意なの」
『DD』メインシナリオ4章Part3「混沌の中で」より。轟沈したアークエンジェルからムウに助け出されての台詞。
同作ではミスリルの介入もあって原作程追い詰められはしなかったため、シナリオの都合上台詞が変更されている。

搭乗機体

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ストライクガンダム
自身が関わったG兵器。『SEED』1・2話にて操縦するも、OSが未完成だった事もあり動かすのがやっとだった。
アークエンジェル
アークエンジェル隊の旗艦。艦長であるマリューの指揮の元、二つの大戦を戦い抜き、戦後は世界平和監視機構コンパスで運用されていた。
ミレニアム
世界平和監視機構コンパスの運用艦。本来の艦長はアレクセイ・コノエだが、合流した際に彼から艦長の座を譲り受けた。

余談

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  • マリュー・ラミアスは「ガンダムシリーズ初の主人公が所属する母艦の女性艦長」と思われがちだが、実際にはレアリー・エドベリ(『F91』)、ベラ・ロナ(『クロスボーン』)に続く「3人目の女性艦長」である。
    • とはいえTVアニメシリーズに限って言えば、マリュー・ラミアスは「ガンダムシリーズ初の主人公が所属する母艦の女性艦長」であるとも言える(『F91』は劇場版アニメ、『クロスボーン』は漫画である)。
    • マリューの影響からか、以後のガンダムシリーズ作品ではタリア・グラディス(『SEED DESTINY』)、スメラギ・李・ノリエガ(『00』)、ナトーラ・エイナス(『AGE』)等の女性艦長や女性指揮官の割合も増えてきている。
    • ちなみに、ガンダムシリーズの生みの親である富野由悠季監督には「あんなおっぱい大きな美人なネーちゃんが艦長なんてありえない」と苦言を呈されている。[4]
  • 戦闘中における乳揺れシーンが視聴者の印象に強く残った故か、マリューはネット上では名前をもじって「魔乳」と呼ばれる事が多い。
    • なお、「魔乳」とは本来、赤ん坊から出る母乳のような物質の事を指す言葉であり、「巨乳」「爆乳」といった胸の大きさに類する単語ではない。
  • ゲームボーイアドバンス用ソフト『機動戦士ガンダムSEED 友と君と戦場で。』では、ミリアリアと違って料理が上手である事や艦長外の時間はトレーニングルームで筋トレしている事が発覚している。
  • ちなみに、『SEED』から『SEED DESTINY』に続投したキャラクターのパーソナルデータを見るとわかるが、女性を中心に妙に体重減が多い(5kg増えているミリアリアは数少ない例外)。
    • 特にマリューは身長170cmと女性にしては高身長なのに体重が50kgと病的な痩せ方で、BMIで適正体重を計算しても前作の63kgは丁度適正値である。彼女が軍人であり、一般人よりは鍛錬しており筋肉がついているであろう事を加味すれば、さらにもう少し体重があってもおかしくないのだが、設定段階で何か思うところが製作側にあったのだろうか……(もっとも、『SEED』最終回時に彼女の身に起きた一件を考えれば急激な痩せ方をするのも否めないが……)。
  • 『ガンダムビルドファイターズ』第17話においてイメージ映像ではあるが、マリュー本人がカメオ出演している。マリュー役の三石琴乃氏が主人公イオリ・セイの母親イオリ・リン子役でレギュラー出演していたからできた芸当である。

脚注

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  1. ↑ 機動戦士ガンダムSEEDシリーズの公式サイトより。
  2. ↑ クルーに身勝手な命令ばかりするアズラエルがいたり、クルーもアークエンジェルの時は状況が状況とはいえ対応が同じ経験の浅い下士官はおろか学生にも劣る素人同然だったため周りの環境が最悪だったことも原因だが。
  3. ↑ タンホイザーを使用しているのはオーブ脱出時にアークエンジェルで実行した「陽電子砲で前面に真空と磁場を発生させ、気圧を下げつつプラズマブースターで艦体そのものを射出体とみなしたレールガンとして大気圏を突破する」という手法のため。ミレニアムはこれを自前の装備のみで実行可能である。
  4. ↑ とはいえ、『Z』に登場するハマーン・カーン、『ZZ』に登場するエマリー・オンス、キャラ・スーンなど、美人でスタイルが良く艦長経験があるキャラは冨野監督のガンダム作品にも存在する。

資料リンク

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