ラミネート装甲

ラミネート装甲とは、『機動戦士ガンダムSEED』に登場した技術。

概要 編集

オーブの技術協力の元、地球連合が開発した対ビーム用特殊装甲。被弾したビームの熱エネルギーを装甲全体に拡散、更にそれを外部に排熱することによってダメージを無効化、または軽減するという機構を備えている。蓄えられる熱容量や排熱効率には限界があり、基本的に使われているラミネート装甲の面積が広ければ広いほど、熱容量の限界や排熱効率も大きくなって長く耐えることが可能となる。

しかし、構造が複雑でありコストが高いこと、ミサイルやレールガンなどの実弾兵器には無力であること、作中後期のビーム兵器の出力がこの装甲で防御可能なレベルを上回っていることなどから、ごく一部のMSや艦船にしか使用されていない。また、被弾が熱容量の限界を超えると装甲が溶解して全体の機能が失われてしまう他、そもそも装甲自体を一瞬で破損させてしまうほどの大出力には無力であるなど、他にも欠点は多い。ビームの出力が飛躍的に向上したC.E.73年に於いては、民間モビルスーツのビームガンですら防げないなど、実質無用の長物と化している様子が見受けられる。

ビーム兵器以外を弾くフェイズシフト装甲とは真逆の性質と言えるだろう。

スパロボシリーズにおいて 編集

SRWでは格闘武装も含め、ビーム兵器のダメージを抑制するバリア特殊装甲の概念がある作品では特殊装甲扱い)として登場。ダメージが軽減か、一定以下無効化かは作品によって異なる。

各作品での性能
作品 効果 消費EN 扱い
第3次α 2500以下無効 10 バリア
J 1200軽減 10 バリア
W 1500軽減 10 バリア
Z 2500以下無効 10 特殊装甲
K 1600軽減 10 バリア
L 2500以下無効 10 特殊装甲

搭載兵器 編集

MS 編集

以上の機体は胴体部にのみ搭載されている。

その他、フリーダムジャスティスのシールドやレッドフレームブルーフレームのタクティカルアームズなど本体以外に搭載されているが、スパロボでの再現はない。

艦船 編集

関連項目  編集

フェムテク装甲(FT装甲)
機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』に登場。ファウンデーション王国が開発した新世代装甲。モビルスーツサイズでもビームを無効化する特性を持つなど、上位互換とも呼べる性能。
ナノラミネートアーマー
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』に登場する装甲塗料。
こちらは艦船や量産型MS全般にも広く普及しており、ハシュマルのビーム兵器の直撃さえ防ぐほど堅牢。更に実弾にもある程度の耐性を有する。
それ故に対装甲戦ではメイスやレールガンのような重質量・高弾速の物理打撃兵器や、ナパーム弾のような熱量兵器が重視される。

資料リンク 編集