武術・格闘技
本項目では『スーパーロボット大戦シリーズ』に登場する武術・格闘技、並びにそれに関係する人物を列記する。
概要編集
武術・格闘技とは、自らの身体を使った戦闘技術・徒手格闘を指す。根本的に「自分と自分の身の回りを守る」ためのものであり、それ以外の争いを呼ぶようなものは単なる「暴力」である。
現代では銃やミサイルなど遠距離での戦いが主体となっているが、武術は「力」ではなく自分の心の「強さ」を手に入れまた精進するため今なお形を変えて(介護技術・スポーツへの応用など)存在している。
スパロボシリーズにおいて編集
白兵戦において描写される他、竜崎一矢やガンダムファイターが修めていることがある。
明確な流派や武術を習得しているとは言えないが、戦闘能力の向上や操縦技術の補佐として格闘技を断片的に学んだり、その理論を取り入れている場合もある。
作品によってはロボットの操縦に応用する事を前提とした格闘技体系も存在する。
スパロボシリーズに登場した武術・格闘技編集
実在するもの編集
- 空手
- 拳足での打撃技を主体とする格闘技で、日本で最も有名なものの一つ。素手での対日本刀(武器用)に編み出された武術。
- 元はインドのカラリパヤトゥ(パヤットとも)が中国に伝わり中国拳法となり、それがさらに琉球王国(沖縄)に伝わり唐手(20世紀初期で「空手」に変わった)が出来上がった。
- 大きく分けると二種類の技がありパワー重視の「那覇手」とスピード重視の「首里手」があり、両方使えて一人前となる。
- 現代ではボクシング等の流れが加わりスポーツとしての側面が強くなった。
- 柔術
- 戦国時代以前から存在する組討や捕手、竹内流捕手腰廻小具足など武器や鎧を持った相手用の徒手殺人術「古流柔術」から江戸時代に入り、治安維持や護身など不殺のために集積、再開発された徒手格闘。
- 自身が無防備(刀を持ってないとき、正座から襲ってきた相手を抑える時)な場合や相手を殺さず捉える時、力を使わずとも重心や流れを調整してダメージを与えるなどを考えられている。現代では柔道の一般化や南米で派生したブラジリアン柔術の誕生により本来の柔術を見る機会は少なくなっている。
- 柔道
- 「柔術」が教養化・スポーツ化した武術。講道館の創始者である嘉納治五郎が柔術をはじめとした様々な武術を研究し、完成させた。投げ技、固め技、あて身技を主体とする。空手と並び有名なものの一つ。
- 合気道
- 大東流合気柔術を植芝盛平が開発した日本の武術。合理的な体の運用により体格体力によらず「小よく大を制する」ことが可能であるとしている点が特徴。基本的にカウンターによる「後の先」を取る傾向が多い。
- 他の武術に比べて精神性を重視しており、これは「精神面に重きを置いている」と知られていた盛平氏の性格が反映されているという。しかし、あくまでこの思想は晩年に得たようなもので、若年の頃の盛平氏は「(当時は食っていくのに必死だったし狙われていたりもしたので)精神性なんて知らん」とばかりに武を追求していたという。
- ムエタイ
- タイの国技として国民的人気を持つ格闘技。インドからもたらされたカラリパヤットを元に素手で武器相手を倒せる古式ムエタイ「ムエボーラン」が生まれ、それが教養・スポーツ化したもの。キックボクシングと混同されがちだが、そちらはムエタイを参考に日本で考案されたものである。
- 立ち技を主体に考えられており、他の武術ではしばしば禁忌とされる肘や膝を多用した技が多い。
- また、国技でありながら賭けの対象にもなっている。
- 少林寺拳法
- 宗道臣を開祖とする柔術+中国拳法の日本香川県発祥の武術。創始は1947年。中国の嵩山少林寺を発祥とする中国武術「少林拳」と混同されやすい(ただし源流は同じで交流もある)。
- 中国拳法(カンフー)
-
- 少林拳
- 中国武術で外家拳の一つ。中国河南省にある嵩山少林寺を中心に修練されていたとされる北派少林拳と、福建省にあった南少林寺で修練されていたとされる南派少林拳がある。「南拳北腿」という言葉があり、南派少林拳は拳による打撃技をメインとしているのに対し北派少林拳は蹴り技をメインとしている。一般的に少林拳と言った場合は北派少林拳を指す。
- 踊っているような型を独特のリズムで放ち相手の隙を狙っていき、また跳ねるような動きで攻守を兼ねる正に武術。
- ちなみに、現在の少林拳は文化大革命後に再興された比較的新しい武術である。
- 太極拳
- 中国武術、内家拳の一つ。化勁と呼ばれるコロの原理を利用した防御が有名で、流れるような攻守が主となっている。元来は、耳を千切る、鼻を削る等「確実に相手を殺傷するために作られた残酷な」武術であった。
- 現代では健康体操的なスタイルでスポーツ・運動の側面がアピールされ、世界に広まっている。
- 八極拳
- 超接近戦用の中国拳法。「八方の極遠にまで達する威力で敵の門を打ち開く」という意味がある。足やかかとを思い切り踏み、その衝撃を相手に与える技を多用するため、踏み足たる震脚は爆発のごとき猛き音を発する。特に寸勁などは、剣道用の銅当てくらいならそれを貫通して直接胴体に衝撃でダメージを喰らわせることくらい、熟練すると簡単にできる。李書文が代表的な使い手として有名。
- 肩や背面部で敵を打ち付けたり、体当たりを行う等の攻撃が多く、見せ技が一切ないただ一点破壊だけを考えられたもの(二の撃いらず、の一撃必殺)。その性質上遠距離用の武術と共修すると相性がいい。
- 酔八仙拳(酔拳)
- 地を転げ負の中に勝を見いだす地功拳(ちしょうけん)の一種。古来中国の八仙をモチーフに作られた、まるで酔ったような動きで相手を翻弄するアクロバティックな武術。
- ジャッキーチェンの映画で有名になったが、アレンジ化した拳法であり、酔えば酔うほど強くなるというのは間違い。
- ジークンドー(截拳道)
- 厳密には一つの武術ではなく、ブルース・リーの人生哲学を基本思想とした複合武術。少林拳系列の詠春拳をベースとし、リー自身開発を重ねたので、20世紀にブームを起こしたカンフー映画・ドラマの影響がイメージ波及に非常に強い。
- 主な攻撃方法は「急所や相手の武器を奪っての使用」。元々哲学なのでルールはもとより奥義と呼べるものは存在せず、生きている限り修練を続ける「常在戦場」的な意味合いをもつ。無理な力を加えず、清流の如く緩やかに、時に激流の如く攻撃を撃ちだす。全局面的に対応できる。実践においては「6秒以内に終わらせる」という考えに基づき、超々短期決戦が求められる。またその関係上、流れるような攻守を行う杖術と相性がいい。
- システマ
- ロシア軍の近代格闘術。脱力を心がけ、スピーディーに相手を制圧する武術。
- 合気道と酷似している面もあるが、元々はロシアの伝統武術。戦場で培われてきたノウハウから成り立ち、偶々その中に合気道と共通する部分があっただけである。戦場武術なだけに、殺人術が存在する。
- クラヴマガ
- イスラエルで考案された近接格闘術。あらゆるケースや心理状態を想定し、合理的な動作により相手を打倒する護身術。世界各地の軍隊や秘密警察、治安部隊で導入されている。
- ボクシング
- 拳、しかも突きのみを攻撃手段に位置付ける格闘技。
- 僅かに組み打ち系の防避技術を含むが、蹴りや倒れた者に対する攻撃はなく、現代では背面攻撃も完全に禁止されている。
- 古来から紳士の武術として広まっており、スポーツ競技としての側面が強い。
- プロレスリング
- レスリングを元に観客への鑑賞用に作られた格闘技。スープレックスやラリアットといった派手ながら高威力な大技が多い。
- 『獣神ライガー』はプロレスリングとのタイアップが行われた作品。また『LIVE A LIVE』では現代編と近未来編に於いて人気の格闘技として扱われており、漫画『超級!!ライブアライブ 近未来編R』によれば田所晃の肉弾戦の技はプロレスリング由来の真似事である。
- サバット(ソバット)
- フランスで開発された武術。アクロバティックな足技主体の武術。本来はステッキを併用する総合武術である。ローリングソバットのソバットはこれ。
- 忍術
- 本来の意味では「忍者の技術全般」であるが、武術とみなす場合もあり現実に教えている道場も存在する。殆どの場合、柔術とセットで教授している(あるいは、柔術がメイン)。
- 剣術
- 剣(厳密に言うと日本刀)を使った武術。剣道とは違い下段への攻撃などもある。日本ではいくつかの流派が存在する。
- 二天一流(にてんいちりゅう)
- 宮本武蔵が晩年に完成させた剣術・兵法。彼が用いた二刀流の極意をまとめたとされる「五輪書」にその名前が出てくる。
- 直心影流(じきしんかげりゅう)
- 竹刀を用いた打ち込み稽古を初めて導入した流派。混同されやすいが同名の薙刀術の流派も存在する。
- 天然理心流(てんねんりしんりゅう)
- 新選組が用いたことで知られる総合武術。実戦を想定して生み出された捨て身の剣法であり、幕末当時では薬丸自顕流と並んで恐れられていた。
- 示現流(じげんりゅう)
- 薩摩藩を発祥とする古流剣術。「初太刀に全てを賭ける一撃必殺の流派である」と一般には広く認識されているが、実は初太刀をはずした場合の対処法や連続技も存在。
- 「示現流は初太刀を外せば素人同然」というのは、薩摩藩の下士達が修めていた薬丸自顕流(こちらは完全に初太刀特化)と混同された結果の誤解。ちなみに構えも若干異なる。
- 北辰一刀流(ほくしんいっとうりゅう)
- 江戸時代後期に千葉周作成政が創始した剣術と薙刀術の流派。あらゆる局面を想定した実戦的な技や構えと神秘性を廃した合理的な剣術である。
- 幕末には江戸三大道場の一つに数えられ、坂本龍馬、山南敬助、藤堂平助などが学んでいる。
- 剣道
- 竹刀と防具を用いた、スポーツ競技性の高い剣術。室町時代末期に考案された道具による安全性を重視した剣術稽古が、江戸時代が進むにつれ定着し、明治時代に競技化された。登録人口上は日本トップクラスの武術ジャンルである。
- 現在では下半身への攻撃を制限するルールが主流だが、より安全な道具(素材)の開発により20世紀に考案されたスポーツチャンバラでは攻撃箇所・武器防具の形質などは非常にゆるやかなルールが普及している。
- フェンシング
- 剣道と同様に小剣と防具を用いたスポーツ競技であり、剣術。平和な時代にヨーロッパ貴族や騎士階級の人物を中心に栄えて現在に至る。大別してフルーレ、エペ、サーブルの3種目があり、攻撃できる箇所や可能な攻撃方法などが異なる。なお一般的にイメージされているフェンシングはフルーレを指す。『新機動戦記ガンダムW』全編にわたりフェンシングの部活動や授業が描かれたほか、最終盤ではカトルとドロシーがフェンシングの方式で決闘している。なお、ジョルジュ・ド・サンドとトレーズ・クシュリナーダは小剣の達人である。
- バリツ(バーティツ)
- 英国の推理小説家アーサー・コナン・ドイルが生み出した名探偵「シャーロック・ホームズ」が使用する架空の日本武術、ではなく、エドワード・ウィリアム・バートン=ライトが開発した、ボクシング、サバット(杖術含む)、柔術等を混ぜた総合格闘術。名称はバートン流柔術の略。ある新聞がBartitsuをBaritsuと誤字し、コナン・ドイルがそのまま写したとみられている。アジアとヨーロッパの格闘技の組み合わせは初だとみられるが、バーティツ自体は商業的に失敗し忘れられてしまった。そのためバリツが架空の武術と扱われることもあったが、現代ではバーティツと認識されることが多くなっている。
- SRWには登場していないものの、ウェインが竜馬に対して「バリツの使い手か」と呼ぶ場面が存在する。
架空のもの編集
- 流一刀流
- 流竜作・竜馬父子が修めた剣術。
- 夕月一刀流
- 夕月京四郎の修めた剣術。
- バランシング
- 槍術や薙刀術にも似たクメン王家の伝統武術。スポーツ的な側面もある。クメンの王族であるカンジェルマンはこれの名手。
- 木連式柔
- 木連の人間が修めている柔術。劇中では元一朗が使用し、北辰衆を撃退した。
- 流派東方不敗
- 東方不敗マスター・アジアが創始したガンダムファイターの格闘術。
- 劇中では創始者のマスター・アジアと弟子のドモン、コミカライズの続編(単行本未収録)ではドモンの弟子であるユウゴが修めている。
- ゲルマン流忍術
- シュバルツ・ブルーダーが修める謎の忍術。「忍法」か「忍術」か名称は安定してない。
- 天空宙心拳/天空心剣
- クロノス族の使用する武術。ジェットは剣の、ドリルやロッドは拳法の、ロムは両方の使い手。
- SRWでは後者が「天空真剣」となっているが、誤りである。
- 要流合気柔術
- 要家に伝わる武術。
- 神崎風塵流
- 神崎家に伝わる長刀術。
- 琉球空手桐島流
- 桐島家に伝わる武術。桐島流空手とも呼ばれる。
- 野牛シバラク流
- 剣部シバラクが自称している日本武術風の流派。基本的には二刀流の剣術だが、槍術や格闘術なども含んだ統合的な兵法でもあるようで、実戦的な域まで完成されていることが窺える。
- 神祇無窮流(じんぎむきゅうりゅう)
- 異世界ラ・ギアスで広まっている剣術の一派。「剣神」ランドール・ゼノサキスを開祖とする。剣術『無窮流』を源流に持つ。徒手格闘の技の流れである空拳術も存在。
- 不易久遠流(ふえきくおんりゅう)
- 同じくラ・ギアスで広まっている剣術の一派。テンバレン・ゼイシュノンを開祖とする。『神祇無窮流』とは兄弟関係に近い間柄である。
- 草薙流剣術
- 草薙征士郎の修める剣術。エグザートの操縦において最大限の力を発揮する技が存在する。
- コマンドアーツ
- ジェミナイの伝統武術を機動兵器で再現する戦闘技法。
- 機神拳(きしんけん)・覇皇拳(はおうけん)
- 修羅が操る武術の流派。このほかアリオンの「魔朧拳(まろうけん。我流と思われる)」等、羅国の修羅は覇気を生身で扱えないため純粋な格闘技を習得している。覇気を使用する修羅神に搭乗しての技では格闘技の枠を超えた多彩な攻撃を繰り出す。
- アルカイドによれば、「修羅界(おそらくは羅国)には、覇皇拳を源流とする7つの流派が存在し、機神拳はその一つである」という(つまり、大元の覇皇拳に機神拳含む7つの計8流派が存在)。
- 波国の修羅達になると、同名の流派の使い手であるアレディは生身で覇気を放出する技を操り、ヘイムレンの「操音」、ゲルダの「凍鏡」など魔法に近い業を使用する者もいる。
- 武機覇拳流(ぶきはけんりゅう)
- 『64』にて登場した格闘の流派。生身での戦いではなく、この流派の専用機を使用することを前提としている。
- 作中ではヴィロー・スンダの乗機であるスーパーアースゲインが存在したが、ヴィローはこれを分割して再改造、ブラッド用の拳闘特化機であるアースゲインとカーツ用の脚技特化機ヴァイローズとして渡している。
- 楠舞一刀流(なんぶいっとうりゅう)
- 楠舞家に伝わると思われる剣術。大剣とチャクラム「月輪」が一体化した伝承剣「護式・斬冠刀」を用いることを前提とした複合武術となっている。
- なお、神夜はさらに「楠舞霊術」という霊力を用いた術を修めている他、錫華姫から習った舞踊を取り入れて発展を試みている。
- 護業抜刀法(ごぎょうばっとうほう)
- 複合武器「護業」を用いた森羅の剣術。沙夜もルートは不明ながらこの戦闘術を会得しているが、毒の手刀を絡めるなど独自のアレンジを施している。
武術・格闘技に関わる人物編集
ここではスパロボ登場キャラクターのうち、武術や格闘技の会得者を挙げる。
忍術の習得者については別項を参照されたし。
スーパー系編集
- 弓さやか
- 柔道の心得があり、劇中で甲児が暗殺されそうになったため兜シローに手解きをする。
- ヌケ(真)
- 酔拳の日本チャンピオン。
- 流竜馬(TV版、OVA版)
- TV版ではサッカー部所属だが実家の流一刀流を修得しており、敵キャプテンとの決闘で腕前を披露する。
- 原作漫画版およびOVA版では空手を極めており、立ち塞がる敵を完膚なきまでに叩きのめす。
- 巴武蔵(TV版、OVA版)
- TV版・OVA版ともに柔道の達人という設定であり、得意技「大雪山おろし」を愛機ゲッター3の必殺技に応用している。
- スパロボでは台詞のみだが、隼人や後任の弁慶に「大雪山おろし」を伝授していた事が語られる場合も有る。
- 一文字號
- OVA版では、隼人にスカウトされるまでは対戦相手の殺害すら認められた闇プロレスのレスラーをやっていたため、実戦的な喧嘩殺法を身に付けている。
- 橘翔
- 原作漫画版では剣術の達人。OVA版においても剣術を扱っているらしき描写がある。
- 草薙剣児
- 柔道・剣道・空手・合気道など多くの武道に長けるスーパー高校生…なのだが、作中本編でも武道家らしい活躍にはいまいち恵まれておらず、訓練で対峙した美角鏡には一方的にいなされてしまう。
- 柳生充子
- 柳生十兵衛の子孫ゆえに剣術を得意とするが格闘技全般にも長けており、部下の早乙女&身堂から一目置かれている。
- 西川大作
- 柔道を得意とする。
- 剛大次郎
- 武芸全般に長けているが取り分け棒術に秀でており、エンディングでその姿を披露している他、本編で兄の健一に「胡蝶返し」なる秘技を伝授している。
- 竜崎一矢
- 和泉博士の元で幼少時から鍛錬し続けていた空手を達人の域にまで昇華させており、自らの技をダイモスの戦力に応用する。
- SRWでは大体の作品でドモン・カッシュと拳を交える、生身で銃弾を避けるなど原作以上に超人化している。
- 夕月京四郎
- 祖父の夕月一刀斎から夕月一刀流を叩き込まれ、これを修得している。
- ヤマガタケ
- 元大相撲力士で横綱を超えた「縦綱」を自称するが実はふんどし担ぎ。一応、暗黒鳥人程度なら相手にならず、北の湖や輪島を圧倒するウミボーズン相手に立ち向かったこともある。勝因は屁だが。
- ファン・リー
- 元キックボクシング世界チャンピオンという輝かしい経歴を持ち、暗黒鳥人相手の白兵戦でその実力を遺憾なく発揮する。
- リー・ジェンシン
- 中国拳法「真龍拳」の達人。ダイヤに拳法を教えている。
- ちなみに、弟子のダイヤは師匠のリーから教わっている拳法をガイキングの必殺技「真龍ハイドロブレイザー」に生かしている。
- バルちゃん
- 上記設定を反映してか中国拳法をガイちゃんに教えている。
- ヤッター・ラ・ケルナグール
- 元プロボクサーの肩書を持つ。
- 司馬亮
- 中国拳法の達人。ダンクーガで格闘戦を行う場合、概ね彼の独壇場となる。
- 神勝平
- 剣道をやっている。
- 竹尾ワッ太
- 大門先生直伝の剣道を戦いに取り入れている。
- 剣部シバラク
- 野牛シバラク流の二刀流剣士。流派の詳細は定かでないが、素手による格闘術も含まれる模様。戦神丸搭乗時にもその技は活かされている。
- ガス山本
- 武者修行の旅をしている少年格闘家。レスリングショーに飛び入り参加して大人相手に余裕綽々で勝利するなど確かな腕前。
- アデュー、月心などのリュー使い達
- 元々武芸に優れて白兵戦をこなし、愛機の技に反映されているリュー使いは少なくない。我流とは思われない面々もいるのだが、流派を喧伝するようなキャラクターはほとんどいないのが逆に特徴か。
- 矢沢永吉郎
- 太極拳の使い手で陽昇学園拳法部の顧問も務める。
- 白金太郎
- 大会の決勝戦にまで進出する程の技量を持つ柔道少年。
- 旋風寺舞人
- 格闘技の英才教育を受けており、巨漢をパンチ一発で軽々と吹き飛ばすほどの怪力と、チンピラ十数人とすれ違った瞬間に全員をなぎ倒しKOするほどの俊敏さを併せ持つ。
- ホイ・コウ・ロウ
- 「広東風料理拳」という拳法の使い手であり、自分の身体より数段大きいならず者たちをおたまや寸胴鍋などを使って次々となぎ倒すほど強い。
- 出雲銀河
- 母みどりと親子二代で少林寺拳法を身につけており、データウェポンなしでの電童の戦いに役立てている。
- ジャイアントロボの多くのキャラクター
- 草間大作以外のエキスパートやエージェントは優れた身体能力を持っている。最も大作も素手でジャイアントロボにしがみつき続けるなど体力は常人のそれではないのだが。
- ダミアン
- 空手を身につけているらしく、原作ではジョウ達に教えようとしたこともある。
- マシンロボ全般
- ギャンドラーの妖兵コマンダーも含め登場キャラクターは総じて何らかの拳法を修得している。
- 特にクロノス族はロム達のような戦士のみならず、女・子供といった非戦闘員も護身術程度の心得が有る。
- アマノカズミ
- 夕雲流(無住心剣流)剣術の使い手。
- ウィンフィールド
- ボクシングに基づく高い戦闘能力の持ち主。使用する技名は音楽用語が由来。
- ティトゥス
- 異形の腕を用いた四刀流の使い手。流派は原作者曰く「秘神流」とのこと。
- 野原しんのすけ
- 実は剣道の達人。劇場版で大人になった際、驚異的な才覚を見せつけたが、その後本編の連作で本当に彼自身剣の才能があったことが判明した。
- 大神一郎
- 剣術である二天一流の使い手。姉の双葉から学んだ。
- 真宮寺さくら
- 北辰一刀流の使い手。父の一馬から受け継いだが幼少期に一馬がこの世を去った為、直接的な師匠は同家で使用人を務める岩井権太郎。
- 神崎すみれ
- 神崎風塵流なぎなたの使い手。他の帝都花組のメンバーと違い特定の師匠はいない。
- 桐島カンナ
- 琉球空手桐島流の使い手。幼い頃から父の琢磨より厳しい修行を受けていたが、琢磨の死去の後に二十八代継承者となった。
- 大河新次郎
- 二天一流の使い手。母親の双葉から学んだが、大神とは異なり大太刀と小太刀の両方を用いる。
- ジェミニ・サンライズ
- ミフネ流剣法の使い手。師匠のミフネは故人。
- 獅堂光、龍咲海、鳳凰寺風
- それぞれ剣道、フェンシング、弓道の心得があり、魔法騎士の力に対応している。
- イサミ・アオ
- 自衛官であるため、作中で格闘技の訓練にも励んでいる。その訓練が描写された第5話では、ルイス・スミスに話を持ち掛けられ彼とボクシングを行うシーンもある。
ガンダムシリーズ編集
- ハヤト・コバヤシ
- 柔道二段の腕前を誇りTV版ではリュウ、劇場版でアムロを相手にそれぞれ巴投げを決めている。
- ちなみに、現実の講道館では初段を取れる最少年令が満14歳なので、そのルール通りなら15歳(誕生日不詳だが作中サイド7を離れたのは9月頃)で二段というのはかなりの優等生である。
- アムロ・レイ
- 原作にはそんな設定は無いが、『スーパーロボット大戦30』ではハヤトや武蔵から柔道を学んでいたため体格に勝るシャアを投げ飛ばす事が出来たと語っている。
- カミーユ・ビダン
- カミーユという女のような自分の名前にコンプレックスを抱き、空手に傾倒していた。
- 『スーパーロボット大戦T』では同じ立ち技格闘技使いということでチボデーとガンダムファイト(模擬試合)を行っている。
- ウォン・リー
- カンフーの達人でもあり、『Ζ』第9話では遅刻をしても詫びようともしないカミーユをボコボコになるまで修正したが、無傷とは行かず多少反撃を受けている。
- なお、『ΖΖ』第20話ではジュドーを修正しようと試みたが、喧嘩慣れした彼では勝手が違ったのか、初撃を交わされて腹に膝蹴りを見舞われ、あっさりと返り討ちにされた。
- ガンダムファイター全般
- ガンダムファイトのルールとモビルファイターの操縦システムの関係上、中国拳法、ボクシング、フェンシング等大半が何らかの格闘技の心得を持つ。
- ドモン・カッシュ
- 流派東方不敗を修める。ただしシャイニングフィンガーソードの「メン!メン!」の雄叫びは剣道がモチーフだろう。
- 張五飛
- 中国拳法の達人であり、剣術にも通じている。彼以外のガンダムパイロット達も工作員として優れた体術を習得している。
- 蘊・奥
- CE世界においては過去の技術として忘れ去られた日本刀を用いた剣術の最後の継承者。生身・MS操縦共に凄まじい切れ味の斬撃を繰り出す。
- ロウ・ギュール
- MS用の日本刀ガーベラ・ストレートを扱うために蘊・奥から剣術の手ほどきを受けた。その剣術は、己の感情を殺し剣術の理を順守させる『殺人刀(せつにんとう)』の教えを超え、己の力を活かし切り剣術の理を超えた力を引き出す『活人剣(かつじんけん)』の領域に達していると師匠の蘊・奥に評された。
- またSEED本編で八極の構えをするM1アストレイがいたが、これはロウがレッドフレームに八極拳をインプットしていたからとのこと。
- 紅龍
- 武術の達人。アザディスタンの内戦の際には、銃で武装したゲリラ数人を一人で叩きのめし、人質を無傷で救い出す腕前を見せた。
- SDガンダムシリーズの騎士・武将
- 戦乱の舞台に加え職が職だけに、武器を用いた生身の白兵戦に長けた者たちばかりである。
その他リアル系編集
- ショウ・ザマ
- 家庭の問題で鬱屈した心を空手にぶつけていた。
- シンジロウ・サコミズ
- 直心影流剣術の使い手。小説版『リーンの翼』ではバイストン・ウェルへの召喚後、自慢の剣術を奮って「聖戦士」として活躍する。
- ヒロラム・カンジェルマン
- クメン王国に伝わる武術「バランシング」の達人にして師範代。彼の腕前にはPSであるフィアナ&イプシロンですら敵わなかった。なお、バランシングは旧友であるポル・ポタリアも修めている。
- ケーン・ワカバ
- ヤム・ラオチュンの指導の下、3日間で見切りを会得する。
- アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ
- 第2部ではトンファーを用いた我流拳法でグラドス兵を蹴散らす。
- 香貫花・クランシー
- 柔道四段、合気道三段。彼女が太田功を押さえつけられるのは性格・階級のみならず、そちらの実力差も大いに寄与している。
- スパイク・スピーゲル
- カウボーイビバップの主人公。ジークンドーの達人。ブルース・リーを心の師と仰ぎ、日々修練を重ねている。常に己を水のような自然体と成しており、如何なる局面にも対応するその戦闘力は驚嘆の一言。2019年現在、唯一のジークンドーを使えるアニメ主人公。格闘シーンは徹底的なこだわりで作画されており、劇場版では凄まじく濃厚な格闘が描かれた。モップによる杖術で相手を怪我させず圧倒したこともあった。
- ビシャス
- かつてのスパイクの相棒であり、現在は最大の敵。自分の背丈ほどもある日本刀を愛用し、マシンガンで武装した集団を刀1本で難なく制圧したり、銃を携えたスパイクとも互角に渡り合うなど卓越した剣術の持ち主。
- ゲイン・ビジョウ
- ボクシングが得意。近距離から投げ付けられたナイフをぬいぐるみで受け止めるなど優れた動体視力を有する。
- 枢木スザク
- 藤堂から陽昇流武術を仕込まれている。一番の得意は「誠壱式旋風脚」という回転蹴り(スザク曰く「くるくるキック」)で、ランスロット搭乗中に多用していた。
- ビスマルク・ヴァルトシュタイン
- 帝国最強の騎士「ナイトオブワン」に相応しい剣豪で、生身ではスザクすら圧倒する。
- マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア
- ビスマルクをも凌駕する剣士で、「閃光のマリアンヌ」と言われた。
- レイラ・マルカル
- 合気道の心得があり、拳銃を持った相手も制圧するなど腕も確かだが、「本物の幽霊に合気道をしかけて退散させた」という冗談のようなエピソードも持つ。
- アンジュ
- 元皇族にしてエアリアの他にも様々な競技を嗜んでいる設定を持っており、護身術も習得していると思われる。2話でのアルゼナルの基礎訓練プログラムで第一中隊の面々と格闘術の模擬戦をしているシーンがある他、18話でもジルにサバット(ソバット)のケリ技を放っていた。
- リン・カイフン
- TV版ではカンフーの達人であり、その特技を買われて映画俳優にスカウトされている。
- ベルファンガン・クルーゾー
- 自らが学ぶ格闘技の術理をASでの操縦に活かしている。学んでいる流派は中国拳法(恐らく八極拳)のものだと思われる。
- リー・ファウラー
- レナードに誘われる以前は武術の武者修行をしていた。クルーゾーをして「芸術をも超え達人」と言わしめるほどの使い手。
- 椿一成、マロン、ワッフル、ショコラ
- 陣代高校空手同好会部員。部長の椿は、「大導脈流」の使い手である。
- ただしこの流派、椿は「一子相伝の殺人拳」と言っているが、同名の総合武術を習得したという人物が存在しているため実態が不明である[1]。
- 月臣元一朗
- 木連流・柔の達人。
- 要咲良、要澄美
- 要流合気柔術の使い手。
- しかしながら、咲良は(ファフナー因子による天才症候群の影響で身体能力が高い)一騎に打ち負かされた経験がある。
バンプレストオリジナル編集
- 修羅全般
- 闘争が価値観の全てを占める種族であり、明言された流派以外にも多様な流派が存在すると思われる(最低でも機神拳含め8つ)。修羅神の操縦時にも応用される。
- マサキ・アンドー
- 神祇無窮流東宗家現当主(扱い)。ボクシングと空手経験者で全国大会にも出た経験がある。また、ゼオルート譲りの神祇無窮流を少しずつ体得しており、その技を模倣した独自の奥義「乱舞の太刀」を編み出し、限定された状況ではあるが真伝の域に到達している。
- テュッティ・ノールバック
- 魔装機神スペシャルブックレットに収録された小説ではCQC(クローズ・クォーター・コンバット)の心得があることが明らかになったが、ルビッカには通じなかった。
- ホワン・ヤンロン
- 北派少林拳を体得しており、『魔装機神II』ではエルシーネを襲撃したウーフを撃退している。また、槍を持つ場面も描かれている。
- ミオ・サスガ
- 祖父から合気道を教わっている。ちなみに祖父は魔術染みた技を使えるレベルの達人らしい。
- ゼオルート・ザン・ゼノサキス
- 神祇無窮流東宗家前当主。凄腕の達人で「剣皇」の異名を取る男。同じ流派を持つ者で彼の腕を超えるキャラクターは登場していない。
- エラン・ゼノサキス
- 神祇無窮流南宗家現当主。若くして神祇無窮流正統伝承者になった程の腕前を持つ。
- ソーン・ザン・バキウム
- 神祇無窮流の達人。出生の事情から表舞台に出ることは無かったが、その実力は世界大会優勝者のエランの父と互角と言われている。
- シュウ・シラカワ
- クローズアップされることは少ないが、神祇無窮流を修めた剣士の顔を持っている。その剣技はゼオルートの影響を大きく受けたもので、グランゾンでの戦闘時にも反映されている。
- シュメル・ヒュール
- 不易久遠流の達人で「剣聖」の異名を取る男。後にゼツによって謀殺され、その頭脳はガッツォーに組み込まれた。
- ジノ・バレンシア
- シュメルの弟子で、僅か二年弱で不易久遠流を免許皆伝の域まで修めている。
- ロザリー・セルエ
- 自称シュメルの一番弟子で、シュメルから教わった不易久遠流と、実父から教わった應變自顕流の両方を操る。「シュメルの一番弟子」というのはあくまで当人の自称であるのと、操者としての能力は控えめであるため弱そうな雰囲気が漂っているが、生身だと同じ不易久遠流の使い手から「一流」「組み手で勝てない」と言われるほど強い。
- リューネ・ゾルダーク
- 刀を用いた剣術の使い手で、腕前は相当なもの。見切りに関しては持ち前の動体視力により、リシュウ並みの反応速度を誇る。
- サナン・ティアンプラサート
- 元ムエタイチャンプという経歴を持つ。
- ヴィロー・スンダ、ブラッド・スカイウィンド、カーツ・フォルネウス
- 武機覇拳流の伝承者たち。
- リョウト・ヒカワ
- 実家が空手の道場で、自身も空手の有段者。
- アクセル・アルマー
- シャドウミラーの戦闘隊長。格闘技の他、剣術にも精通する猛者。生身での身体能力および戦闘力は人外の域であり、素手で既に浮上中のリオンを生身で強奪し、高所からパラシュート等の装備がない状態で飛び降りても掠り傷すら負わず、戦闘用人造人間であるWシリーズを打ち倒し、異世界エンドレス・フロンティアのモンスター達とも戦えるほどの体術を会得している。それだけに、DAL搭載機であるソウルゲイン搭乗時は途轍もない強さを発揮する。
- 多機能トンファー「ミズチ・ブレード」が個人武器。なお、ソウルゲインとヴァイサーガ、アークゲインの技が使える。
- アインスト・アルフィミィ
- そもそも身体能力が人間と同じかすら怪しいが、隠れた達人であるのは間違いない。剣術の腕が生身・操縦とも相当なレベルであり、自前の浮遊・転移能力と合わせて白兵戦能力が非常に高く、上記の身体能力のアクセルと連携攻撃を行えるほど。
- リシュウ・トウゴウ
- 示現流を修めた剣の達人。老齢ながら剣(仕込み杖)で銃弾を弾き返す程の凄まじい剣術を披露している。なお、同じようなことはリューネも出来るらしい。
- 先祖代々示現流の使い手だが、子供や孫の存在は今のところ確認されていない。しかし、弟子たちにその剣術と理念は受け継がれている(理念を見失った者もいるが)。
- ゼンガー・ゾンボルト
- リシュウの弟子その1。オリジナルで剣術といえばこの人。リシュウ仕込みの腕前を以って、並み居る敵を斬艦刀で両断する。意外にも白兵戦を行った場面は少なかったのだが、PROJECT X ZONEでは全編通して生身で戦う。ハーケンと互角に戦えたことから、アクセルと同レベルの戦闘能力と見て問題ないと思われる(つまりリシュウも同レベルである可能性が高い)。
- ブルックリン・ラックフィールド
- リシュウの弟子その2。αシリーズではゼンガーの弟子であり、師匠仕込みの剣術を会得している。
- 『OGクロニクル』においては、格闘戦特化の虎龍王のスタイルを理解するため、映画を参考にヌンチャクの練習に励んでいる(クスハの方も剣を使う龍虎王を理解するためリシュウに教わっている)。
- ムラタ
- リシュウの元弟子。剣術とシシオウブレードを手に入れるために師事しており、人斬りの技を極めるべく傭兵となった。最終的には封印戦争において師に引導を渡されることに。
- カイ・キタムラ
- 柔術を始めとする徒手格闘の達人。搭乗するゲシュペンストの戦闘モーションにもその動きが取り入れられている。量産型Mk-II改のタイプGに登録された「ジェット・マグナムS」、及び試作型Mk-IIのタイプSに登録された「究極!ゲシュペンストキック」のモーションを構築した人物でもある。
- トウマ・カノウ
- 高校時代に空手部に所属していた。また、ダイレクト・モーション・リンクを搭載した雷鳳を乗りこなすために特訓した結果生身でライジング・メテオを使えるようになる。
- ルスラン・マカロフ
- 元ボクシングチャンピオンという経歴を持つ。専用のガーリオン・カスタムも拳闘特化のカスタマイズを施した極端な仕様。
- クロウ・ブルースト
- 元ブリタニア・ユニオンの軍人で、システマを会得している。本人曰く「昔取った杵柄」らしい。ちなみにクロウの学んだシステマはクロウの出身世界に合わせて、人革連発祥の武術となっている。
- マリリン・キャット
- クロウの元上官で、彼が使うシステマも元々はマリリンが教えたもの。
- ヒビキ・カミシロ
- 元ブリタニア軍人の亡父からジークンドーを叩き込まれている。熟練者らしく、かなりの手練である。そのため生身での戦闘力が異常に高く、プロの軍人である宗介と正面からやり合えるほど。また、他の武術に関する知識も深い。
- 操縦技術の向上とともにジェ二オン、ジェニオン・ガイ、ジェミ二オン・レイの必殺技にも活かされていく。また、ジークンドーはヒビキの人格形成の一環として教え込まれた節があり、最終的にはジークンドーの理念を「いがみ合う双子」のサードステージの境地へと昇華させ、新たなる太極として結実することに。
- ガドライト・メオンサム他ジェミニスの構成員たち
- ジェミナイの伝統武術(名称不明)を修めている。生身で戦った場面はないため実力は不明だが、ジェミニスの精鋭であることと、種族の特徴である金属硬化を含めれば相当なレベルだと思われる。
- なお、この武術はよく「コマンドアーツ」だといわれるが、これは「ジェミナイの武術を機動兵器で再現する戦闘技法」のことで、武術そのものの名前ではない。
- イオリ・アイオライト
- アル・ワースに召喚される以前、臆病な自分を変えるべく空手を学んでいた。
- ジギー・スター
- 「真道夢刀流」と呼ばれる剣術の使い手。腕も達人レベルであり、搭乗機(ハインヘルム・ウーラ、メルスギア・ウルトゥール)にもその剣技を取り入れている。
- 楠舞神夜
- 楠舞一刀流伝承者。基本は無論、奥義から秘伝まで余すことなく身につけており、PXZでは錫華の舞を取り入れた派生技まで編み出すなど才能は高い。大振りで巨大な「護式・斬冠刀」を軽々と扱い、揺れまくる爆乳をものともしない身体能力も人外の域に達している。また、彼女は同じく楠舞家に伝わる霊術も修めているが、こちらも奥義までしっかりとマスターしている。
- なお、作品の都合上彼女に限らず『無限のフロンティア』シリーズの登場人物は生身の戦闘能力が非常に高い。…というか、生身で機動兵器を殴り飛ばすアシェンと互角に殴り合える連中という時点でヤバい(なお、結果的にアクセルやアルフィミィ、ゼンガーもこの域に入ってしまう)
- リグ・ザ・ガード
- 我流の格闘技を得意としており、アレディとの戦いの中で知った機神拳の技を取り入れている。ただし、ネーミングセンスは今ひとつ。
関連用語編集
脚注編集
- ↑ 漫画『北斗の拳』に登場する「一子相伝の暗殺拳」北斗神拳も使い手が複数存在するが「継承者」を名乗れるのはケンシロウだけであり、それに近いシステムとも考えられる。