椿一成
椿一成は『フルメタル・パニック?ふもっふ』の登場人物。
| 椿一成 | |
|---|---|
| 読み | つばき いっせい |
| 登場作品 | |
| 声優 | 福山潤 |
| デザイン |
四季童子(原作小説版) 堀内修(アニメ版) |
| 初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇 |
| SRWでの分類 | NPC |
| プロフィール | |
|---|---|
| 種族 | 地球人(日本人) |
| 性別 | 男 |
| 所属 |
陣代高校 同空手同好会 |
| 学年 | 2年8組 |
| 役職 | 空手同好会会長 |
概要 編集
かなめ、宗介らと同じく都立陣代高校に通う2年生(宗介らとはクラス違い)。果たし状を送るなどよく言えば古風だが悪く言えば時代錯誤気味な少年。中華料理店でバイトをしており、バイト中のある日助けたかなめに一目ぼれした。
殺人拳「大導脈流活殺術」の使い手であり、銃火器を活用する宗介と素手で渡り合える実力者(互いに殺傷力は抑えている)。が、真っすぐで純情な椿は天然で手段を厭わない宗介と相性が悪く、ケンカするたび煮え湯を飲まされるハメに。
「大導脈流活殺術」は「血栓掌」「臨死堆拳」「致砲掌」「韻内貫閃」「心浮漸」「芒昂岩」「貫鋼片」など、流派名からしてそうなのだが何故か病気由来の技名が揃っている。新技を会得したという話も劇中であるため、椿本人がネーミングしている可能性もある。一子相伝という触れ込みにしても描写は無いが、設定の上では阿久津万里も使えるらしいので、そこも怪しい。また実はド近眼であり、本気を出す際には瓶底メガネをかける。これが無いとまともに人間の判別ができないのだが、初登場した『純で不純なグラップラー』以外では「眼鏡をかけろ」と言われたりはするが装着するシーンはあまりない。
イケメンなので女性にはもてるが、当人が女性への対応は慣れておらず、特に一目ぼれしたかなめ相手だとしどろもどろになってしまう純情な一面もある。当然、ナンパ等にも慣れていないが、部室争奪ナンパ大会では強面の部員3名をいっそ悪役にしてしまう「正義の味方作戦」で見事トップに立って部室を獲得した。
登場作品と役柄 編集
Zシリーズ 編集
- 第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇
- 初登場作品。17話「善意のトレスパス」で登場する。
- 第3次スーパーロボット大戦Z 天獄篇
- 第16話「終わる世界」にて、アマルガムの襲撃に戸惑う陣代高校の関係者の中にいる。本作での出番はここだけ。
人間関係 編集
他作品との人間関係 編集
- 流竜馬
- 時獄篇17話にて宗介との戦いを諌めようとしてきた彼に「男と男の意地を賭けた勝負だ」と啖呵を切るが逆に気圧されてしまう。一成の空手同好会が「実戦的な総合格闘技を目指して」いるのに対し、竜馬は「実戦で空手を使って」敵を叩き潰している戦士なので当然と言えば当然だが。
名台詞 編集
- 「大の男が…女を殴るな!」
- 初登場時の台詞。この台詞と共にひょんなことから逆上してかなめに報復しようとしたチーマーを成敗した。
迷台詞 編集
- 「相良!相良、相良、相良!!」
「貴様…よくも!殺す!!」 - 『善意のトレスパス』において、前日決闘に来なかった宗介に言いがかりをつけた時の台詞。上段は眼鏡をかけていなかったので誰彼かまわず絡んでおり、宗介から「とりあえず眼鏡をかけろ」とつっこまれる(原作では間違えるたびに律義に謝っている)。下段の台詞は果たし状を爆破されたと聞かされてマジ切れしたときの台詞である。
- 宗介「校舎裏の池で捕ってきました」
「デカかったな」
宗介「ああ。それによく暴れた」
「殺すのに手間取ったぜ」 - 同じく前述のエピソードの終盤で、鯉を調理した際の苦労話。しかしその鯉は大貫が愛した鯉だったために宗介共々殺されかける。
- 「もういやだ…もういやだ…」
- 短編『善意のトレスパス』にて、大貫さんの暴走によって宗介と共に一時的に現実逃避した台詞。この時目は虚ろな状態になっていた。
余談 編集
- 2023年に発表された後日談小説『フルメタル・パニック!Family』では、海上保安庁に入った事が語られている。