ガンダムファイター

ガンダムファイター(Gundam Fighter[1]とは、『機動武闘伝Gガンダム』に登場する役職。

概要編集

モビルファイターパイロットを指す用語。

第1回ガンダムファイトにおいて、ネオギリシャ代表であったバルカン柔術の達人ヘローダ・ディオニソスが、大戦中のエースパイロット達を圧倒的な強さで退けて優勝を収めて以降、基本的に武闘家が務める場合が殆どで、大抵何らかの拳法や戦闘術を修得している。また、搭乗するモビルファイターと戦闘スタイルが一致している場合が多い。一部の国はパイロットに合わせて専用のモビルファイターを設計・開発している所もある。

ガンダムファイトは国家同士の威信をかけた戦いであり、国家の代表として選ばれた事に誇りを持つ正々堂々としたファイターも多い。しかし、大会の実質的な趣旨は国家の覇権をかけた代理戦争であるため、中には人間性や過去の犯罪歴などを度外視して強さのみで選ばれているファイターもいる(宇宙海賊出身のアルゴ・ガルスキー、現役マフィアのミケロ・チャリオットなど)。

ガンダムファイトを嫌っている人からは、ガンダムファイター自身も嫌われてはいるが、チボデー・クロケットのように英雄として慕われている者もいる。

一国を代表する彼らの実力は折り紙つきであり、機銃掃射を掴み取って防ぐ者やパンチで竜巻を発生させる者、30〜40tの電車の車両を投擲して武器にする者、一太刀で100本の蝋燭を真っ二つにする者、飛び蹴り1発で高層ビルを両断する者、地盤沈下した高層ビルを上空へ吹き飛ばす者などがいる。基本的に常人と隔絶した強さを発揮するのが彼らと渡り合うための最低条件となる。挙句の果てには寸鉄も帯びない生身で巨大ロボットのデスアーミーを破壊してしまう者すらいるほど。

上述の通り、モビルファイターへの搭乗以前に本人が高い身体能力を誇る武闘家である場合が多いので、SRWにおいてはインターミッション中における要人警護や乱闘要員白兵戦での先陣を任されることが多い。事実、「彼らの警護が無かったら敵に捕らえられていたか、最悪死んでいた」というシーンも少なくない。また、共演作品の登場人物の戦闘能力に影響している事もある(『A』でドモンと真正面から殴り合った竜崎一矢、『T』でガンダムファイター候補だった流竜馬など)

スパロボに登場したガンダムファイター編集

シャッフル同盟編集

ドモン・カッシュ
ネオジャパン代表。第13回ガンダムファイト優勝者。
チボデー・クロケット
ネオアメリカ代表。
ジョルジュ・ド・サンド
ネオフランス代表。
サイ・サイシー
ネオチャイナ代表。
アルゴ・ガルスキー
ネオロシア代表。

シャッフル同盟編集

キング・オブ・ハート / 東方不敗マスター・アジア
ネオホンコン代表。第12回ガンダムファイト優勝者。
ブラック・ジョーカー / トリス・スルゲイレフ
クイーン・ザ・スペード / マックス・バーンズ
ジャック・イン・ダイヤ / ナシウス・キルヒャ
クラブ・エース / アラン・リー

各国代表編集

アレンビー・ビアズリー
ネオスウェーデン代表。
シュバルツ・ブルーダー
ネオドイツ代表。
ミケロ・チャリオット
ネオイタリア代表。
ジェントル・チャップマン
ネオイングランド代表。第9~11回ガンダムファイト優勝者。
キラル・メキレル
ネオネパール代表。
チャンドラ・シジーマ
ネオインド代表。
マーキロット・クロノス
ネオギリシャ代表。

その他編集

風雲再起
東方不敗の愛馬。自らも同名のモビルホースに乗る。
レイン・ミカムラ
弓道の心得を生かし、ライジングガンダムに搭乗。
ウルベ・イシカワ
以前はネオジャパン代表のガンダムファイターであった。

関連項目編集

ガンダムファイト
ガンダムファイト国際条約
モビルファイター

脚注編集

  1. WORLD、機動武闘伝Gガンダム、2022年2月10日閲覧。

資料リンク編集