リー・ジェンシン

リー・ジェンシンは『ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU』の登場人物。

リー・ジェンシン
漢字表記 李 剣星
登場作品 ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU
声優 草尾毅
初登場SRW スーパーロボット大戦K
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 地球人(中国人)
性別
年齢 18歳
所属 大空魔竜
特技 中国拳法「真龍拳」
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概要 編集

大空魔竜艦載機「サーペント」のパイロット。乗員番号14番。パイロットのなかでは実年齢は一番上。

過去に弟分のシンをダリウス軍魔獣ドメガによる攻撃で失ったことから、敵を討つため大空魔竜に加入する。しかし敵討ちを急ぐあまり、未熟な炎の力でガイキングに搭乗しドメガに挑むものの2度も返り討ちにあってしまう。このことから巨人の搭乗に恐怖感を持つようになった上、軽薄な人間を演じるようになり、常に他人とは距離を置く性格になった。だがツワブキ・ダイヤとの関わり合いで次第にその心を氷解させていき、「コンバットフォース」のリーダーを務めるに相応しい人間へと育った。

中国拳法「真龍拳」の使い手で、ヴェスターヌを背負って100m近い登り棒を登り切る(流石に休憩は挟んだ)ほどの超人的体力を有する。銃器の扱いにも長けており、大地魔竜奪還作戦時には部隊の切り込み隊長としても活躍するほどの実力の持ち主。乗機は非人型だったり軽快な動きに向かない重量級だったりと生身以外で拳法の腕を活かす機会には恵まれていない。

後にバルキングのパイロットとなり、最終的には「ロボットと強くて美人の彼女をGETした勝ち組」となっている。

登場作品と役柄 編集

携帯機シリーズ 編集

スーパーロボット大戦K
初登場作品。最初は支援機乗りだが、装甲低下武器を持つので重要度は高い。後半バルキングに乗り換えるが、合体すると育たないので注意。バルキング&ヴェスターヌをGETする勝ち組っぷりは本作でもバッチリ再現されている。
スーパーロボット大戦L
原作ストーリーが終盤からのスタートなので最初からバルキングに乗って登場。前作では消滅したサーペントに乗り換え可能。しかし、正式参戦時にはガイキング・ザ・グレートに合体できるようになっており、しかも今作では分離不能。合体パーツとなった結果レベル差が広がる恐れがある。バルキング自体の性能は良好。

単独作品 編集

スーパーロボット大戦X-Ω
2020年8月のイベント「新たなる冒険の旅へ」期間限定参戦。シナリオNPC。

パイロットステータス 編集

能力値 編集

炎の巨人乗りだけあってなかなか強い。実は総合力だとダイヤをしのぐのだが、技能と搭乗機の問題で実質はタイ。

精神コマンド 編集

K
集中不屈必中熱血鉄壁気迫
L
集中不屈必中鉄壁熱血
鉄壁+バルキングの装甲をもってすればほとんどの攻撃はしのぎ切れる。

特殊スキル 編集

K
L7、斬り払い底力L5、援護攻撃L2、援護防御L2、アタックコンボL2
L
L7、カウンター底力L5、援護攻撃L1、援護防御L1、アタックコンボL2
必要なスキルは大体揃っているが伸びが悪い。前線に出るならガードと底力の強化、そしてヒット&アウェイが欲しい。

人間関係 編集

ツワブキ・ダイヤ
中国拳法の弟子。彼の熱い心に打たれ、連携攻撃を生み出すなど絆は深い。
ヴェスターヌ
ダリウス四天王の一人。鉱山への潜入任務の際に互いの身分を知らず親しくなる。後に敵対するが、プロイストの洗脳を自らの拳法で解除。彼女とは恋人関係となる。
次大帝プロイスト
あまりの残虐さ、悪趣味ぶりを心底嫌悪している。
キャプテン・ガリス
大空魔竜初代船長。
ピュリア・リチャードソン
当初はコンビを組んでおり、年長者として引っ張る立場なのだが、ピュリアの勝ち気に逆の立場になることもある。それでも冷静な判断を下せるなど隊長としての度量があることを証明している。
ルル・アージェス
大空魔竜二代目船長。ルルに大空魔竜を預け、自らは「コンバットフォース」として独立する。その際のルルの気持ちが繊細なことには気づいていた。

他作品との人間関係 編集

ミスト・レックス
3連敗を喫したリーに対して、後述の台詞で「自分は2連敗」と言ってフォローしようとするも、あっさりスルーされた。
猿渡ゴオ
『K』では弟分であるシンを守れなかった過去に囚われたリーを一喝した。

名台詞 編集

(守ってたのか…この俺が…知らないうちにそんなすげえものを…)
第9話、ドメガへのトラウマにより一度大空魔竜から降りるも、レジスタンスたちが住む砦の老人ジンバから過去にリーから(無意識のうちに)自分たちの命が助けられていた事を語る。これを聞いたリーは大空魔竜へと復帰する。
(随分待たせちまった…ごめんな…シン)
同話、バスターガイキングへ合体した後、サーペントバスターを放ち遂にトラウマを打破。胸中でシンへ向けて呟いた。
「付け焼刃に縋っちゃ駄目だ、俺がガイキングに乗った時みてえになる。そんなことよりも、怪物をぶっ倒そうと鍛え続けた自分の5年間で勝負しな。お前の強さの本質は、多分その中にある」
ダイヤ「リーさん…」
「んで、最後の最後にカッコよく俺の技で決めろ。ちゃんと『リーさんに習った技でーす!』ってみんなに分かるようしてにな」
第12話、強大な北方将軍ノーザの実力に畏怖し、真龍拳をもって挑もうとするダイヤを諭した言葉。最後を軽口で締めて重い空気を和ますが、ダイヤが喧伝まで実践するとは思わなかったようで…
「いーや、笑ってなんかいないさ。俺は君の言う通り軽薄な男でね、他人に『こうあるべきだ』なぁんて言えるガラじゃないんだ。君には君の信じてるものがある。それを笑う資格は誰にも無い。とことん信じてみりゃいいと思うぜ。自分で…何かに気づくまではさ」
14話でヴェスターヌから「私の話を聞いて笑っていたんだろう」と詰られた時の発言。軽薄であるが軽佻浮薄ではない、リーらしさを象徴する一言。
「なんでこんな卑怯な真似を!? 尊敬できる軍人だと思っていたのに!」
第27話、ルルを誘拐するヴェスターヌに向けて。ヴェスターヌ自身も不本意ながら命令により渋々と行っていた事もあり、続く28話でもこの台詞が反芻した事で離反する切欠となる。
「プロイスト、貴様は本当の悪魔だ!!」
37話で魔炎超魔竜ファイナルドボルザークのあまりに卑劣すぎるカラクリを目の当たりにした時の一言。彼もまた熱い正義の炎を胸に宿しているのだ。
「あらら。浮気とかできそうにないね、こりゃ」
第38話、最終決戦でガイキング・ザ・グレートに合体するため分離しようとするもバルキングのジョイント部を破損したため、死を覚悟して敢えて特攻を仕掛けたが、寸でのところでヴェスターヌに救出されていた時。
…何か「嫁をゲットした」ような台詞にしか聞こえないのは気のせいなのだろうか。

スパロボシリーズの名台詞 編集

ミスト「そんな事言ったら、俺だって2連敗ですよ!」
リー「えっ?」
ミスト「俺なんて、自分の生まれた星と、1年間世話になった星…。二つの星を守れなかったんだ!」
アンジェリカ「ミスト…」
ミスト「そりゃ、2度も負けた相手には苦手意識があるかもしれない。でも、何度負けたって…」
ミスト「次は絶対勝つんだって、立ち向かってこそ、男でしょ!しっかりして下さい、リーさん!」
リー「いや、ダメだ。やっぱ俺、限界だわ」
K』第9話「エリアZiの激闘」より。ドメガに相対した時のミストとの会話。
作品主人公からの檄……なのだが、いかんせん説得力が無かったのか、あっさり流してしまう。この後ダイヤとゴオからの励ましで立ち直る。

搭乗機体 編集

サーペント
バルキング

余談 編集

脚注  編集