キャプテン・ガリス
キャプテン・ガリスは『ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU』の登場人物。
| キャプテン・ガリス | |
|---|---|
| 登場作品 | ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU |
| 声優 | 大川透 |
| 初登場SRW | スーパーロボット大戦K |
| SRWでの分類 | パイロット |
| プロフィール | |
|---|---|
| 本名 | ドーベル・アージェス |
| 種族 | ダリウス人 |
| 性別 | 男 |
| 所属 | 大空魔竜隊 |
| 役職 | 大空魔竜キャプテン |
概要 編集
大空魔竜のキャプテン。
地上侵略を企てるダリウス17世のやり方に反発し、大空魔竜を旗艦に、各地から熱き炎の力を秘めた戦士を集め、大空魔竜隊を編成した。冷静かつ熱い心を持ち合わせるキャプテンとして、乗員だけでなくダリウス軍の幹部達からすらも一目置かれている。趣味は帆船模型の制作で、棒術の達人。
実はダリウス人であり、本名はドーベル・アージェス。ルル・アージェスの父親でもある。過去にダリウス軍の科学省長官を務めており、大空魔竜のメカニックの多くは彼が齎したもの。常に仮面を被っており、外したときにツワブキ・ダイヤに自分の過去を語っている。次大帝プロイストの策略により重傷を負い、キャプテンの座をルルに譲り戦線を離脱する。
プロイストとの最終決戦において戦線に復帰。その後大空魔竜に戻るがキャプテンの座はルルに譲ったまま「仮面の科学者『プロフェッサー・ガリス』」として復帰したようである。
ダイヤの父親と声が同じ、OPの「父さんの声が聞こえるよ」の部分で画面に映っているなど、正体が明かされるまでは視聴者に彼がダイヤの父ではないかと思わせるような演出がなされていた。
基本的には威厳のある生真面目な人物であるがレクリエーションに関しても比較的寛容で、ローサ・ベルニコフを励ますための遊園地復旧にも特に何も言わず、鉱石探しをレクリエーションを兼ねたゲーム化することや艦内アイドル発掘イベント(発案はリー・ジェンシン)をなし崩し的にではあるが許可している。まあどちらかと言えば異常にノリの良い大空魔竜スタッフの面々に押し切られるような形ではあるが。
登場作品と役柄 編集
携帯機シリーズ 編集
- スーパーロボット大戦K
- 初登場作品。原作どおりシナリオ中盤で負傷し脱退を余儀なくされるものの、撃墜数と消費したスキルパーツはルルに、精神コマンドはローサに全て引き継がれている為、前線に出す事を控える必要はない。
- スーパーロボット大戦L
- 原作が終盤から始まるため、既に大空魔竜のキャプテンの座を降りている。セントラルのマキナ部隊が地球に侵入した際は、ダリウス軍と協力して戦っている。
パイロットステータス 編集
精神コマンド 編集
特殊技能(特殊スキル) 編集
人間関係 編集
- ツワブキ・ダイヤ
- 時折見せる仕草から父親と思われていた。ガリスにとっても捜し求めていたガイキングのパイロットであり、息子のような想いを持っていたのかもしれないと語っている。
- エルトリカ・アージェス
- ガリスの妻で、サコン達と同じく地上世界から拉致された科学者の一人。ガリスとの子を授かるが、その事実を知ったプロイストからガリスを庇い殺される。
- ルル・アージェス
- ガリスとエルトリカの娘。エルトリカを殺された自責の念からガリスは仮面に妻と娘との想い出を封印して彼女と接してきた。
- ローサ・ベルニコフ
- 彼女にとってガリスは「白馬の王子様」。
- サコン・シロウ
- 大空魔竜隊最古参メンバーの一人。ダリウス軍に拉致されガリスとともに三大魔竜建造に携わった。
- フランクリン、ダイモン
- 同じく大空魔竜隊最古参メンバーの一人。
- 次大帝プロイスト
- 彼(女)が最も汚らわしいと蔑む地上人との子を育んだことから、彼を激しく憎悪する。
他作品との人間関係 編集
- 葵霧子
- 『K』ではダリウス界の存在を知る数少ない人物の一人。ガリスとは旧知の仲のようである。ちなみに、『K』序盤の二人の会話で大空魔竜の支援組織「NEX」(スパロボ未登場)の存在を暗にほのめかしている。
名台詞 編集
- 「ルル、恐れてはいけない」
ルル「キャプテン?」
「お前の苦しめる悪夢は、お前の運命そのものだ。だが、逃げてはいけない。どんなに恐ろしくても、立ち向かわなければならない。そうでなければ、お前は一生苦しみ続ける事になる」
ルル「でも、私…」
「ルル、運命に打ち勝て! 絶対にあきらめるな! それが、お前の母の願いだ!」 - 第10話より、クラブバンカーで出撃するも母の死に際の悪夢が蘇り恐怖に苛まれるルルを激励する。
- なお、物語序盤から度々ルルの素性に関しての伏線が貼られており、この台詞もその一つである。
- 「ダイヤ!」
- ダイヤ「キャプテン!?」
- 「お前は戦うというのだな。俺の素性を知っても、敵の恐ろしさを知っても、己に襲い掛かる危険を知っても、尚」
- ダイヤ「ああ!」
- 「ならば……戦え!ダイヤ!全身全霊を込めて!!」
- 13話より。パワーアップしたノーザ・ドルマンの決闘の中、再び命がけのフェイス・オープンで立ち向かおうとするダイヤ。その揺らがぬ強い決意に頑固親父は勘当ではなく、勝利を信じてその背中を押すのであった。
- 「まったく! 冗談じゃない!!」
ローサ「そ、そうですよね、大空魔竜をハイジャックしようなんて…」
「レディに対して何ッッと失礼なッッ!!!」
ローサ「えぇ…」 - 15話より、ルルを人質に取ったハイジャック犯のジャン(SRW未登場)が不用意なセクハラ発言をした際の台詞。後に明かされる彼の正体からすれば、カンカンになった理由は額面通りの意味だけではないような…?
- 「男が拳を使う時は、仲間を護る時だけだ!」
- 21話より、癇癪を起してディックに襲い掛かったダイヤを制止した際の言葉。彼が言うと重みが違う。
- だからといって、「頭を冷やせ!」と文字通りダイヤを海に投げ捨てるのはやり過ぎ感も漂うが。
- 「47の魂で戦え!」
- ガリスがルルに言い残した言葉。ルルがその真意を語ることで、魔竜との戦いに苦戦し落ち込むクルー達をダイヤと共に鼓舞した。
- 「ああ…見ていた。本当によく頑張ったなルル」
- 最終話、戦線に復帰しルルと再会。後を継いで戦ったルルを労った。
迷台詞 編集
- 「よし解った! 俺が平和的かつ合理的で、誰からも文句の出ない決め方を提案しよう。腕相撲で決めろ!!」
- 第6話ラスト。三日間のテストの末、各部署から引っ張りだことなったダイヤを巡って修理班長、パイロン給仕長、フランクリン医療班長、そしてシズカが私室で言い争いを始めたのに耐えかね放った鶴の一声。クルー随一の剛力を誇るシズカに誰が敵う道理もなく(と言うか男連中はやり合う前から諦めた)、これを以てダイヤは整備班見習いに配属決定となった。
- 「しかし今思えば、一つだけ疑問がある。どうしてローザは何の疑いもなく私の誘いを受けたのか…?」
- 「こんな仮面の男が突然現れたら、普通引くと思わんか?」
- 第14話にてローザを大空魔竜に勧誘した時の事を思い出した際の発言。自分の恰好が胡散臭いことは自分でも承知の上だったようだ…。
- 「ガリス、が栗鼠(リス)」
- 第16話のガイキング占いで言い放ったオヤジギャグ。これを聞いたダイヤは「文字通り」凍りついてしまう…。
- 「私の…グリッター…」
- 第23話で怒り心頭のシズカがガリスのフレイムグリッターを奪いサコンに説教する中でいじけての発言。普段からは想像つかないほどにしょんぼりしている。