プロイスト

プロイストは『ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU』の登場人物。

概要編集

ダリウス四天王の一人で、機械兵ドロイドとゼルガイアー、グロテクター等の艦船からなる無限艦隊を率いる謎の人物。沈着冷静な性格で他の将軍に的確な助言を与えたりもするが、分厚い鎧に隠された正体は誰も知らず、高性能な機械兵ではないかと思われていた。

配下の無限艦隊はダリウス軍一の戦力を誇るが、大空魔竜と直接対決することは少なく、他の軍団の支援にあたることが多い。そのため他の将軍からは格下扱いされていたが、裏で市民を無賃金労働させ、用済みとなるや否や証拠隠滅の為に爆殺を目論む（結果的に失敗）など腹黒い所がある。

実はダリウス17世から直々に査察の任務を受けていた人物で他の三将軍にも命令できる立場にある。ダリウス17世からその任を解かれた事で次大帝プロイストとして正体を表し、ダリウスの全権を握った。

高い兵器開発のノウハウを有しており、ローグリュート冷凍砲の開発・実戦配備に至らしめている。

全身の分厚い鎧は生命維持装置も兼ねており、一度死亡したプロイストに新生ダリウス四天王が生体パーツとなって命を捧げた際にも使用された。

「派手に切り刻んだな。まあ丁度よかろう、もともと殺風景で好きな部屋ではなかった。模様替えでもするかな…ガイキング打倒の記念にな」: 第18話にて、暴れ狂うノーザを激痛回路で強制的に鎮静させた際の台詞。この頃はまだ言動に余裕があったのだが…。
「冷たく美しい…まるで美術品のようだ…」: 同じく18話から、希少鉱石であるローグリュートを手に取った場面。この時、鎧の下の手が露わになるが、若干女性的に描かれているなど伏線となっている。
「簡単なことだ。そのまま動くな」: 同話、スカイガイキングを捕まえたコドルとウーラへの発言。直後にグラネプスのローグリュート冷凍砲を撃ち込み、2人の命もろともガイキングの足を凍てつかせた。
「ありがとうございます。いかに査察の任務を帯びていたとはいえ、無口な仮面の参謀役は骨が折れました。本来、私は社交的な人間ですので…」: 同話ラスト、ガイキングを凍結させた事で17世は勝利を確信。その功績により、プロイストの鎧が解かれ次大帝としての姿が露わとなる。