大空魔竜 (LOD)
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大空魔竜は『ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU』の登場メカ。
| 大空魔竜 | |
|---|---|
| 読み | だいくうまりゅう |
| 登場作品 | ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU |
| 声優 | 草尾毅[1] |
| 初登場SRW | スーパーロボット大戦K |
| SRWでの分類 |
機体 母艦 |
| スペック | |
|---|---|
| 分類 | 巨大生物型戦闘母艦 |
| 全長 | 500 m |
| エネルギー | ハイドリュート |
| 装甲材質 | ゾルマニウム合金 |
| 開発者 | ドーベル・アージェス |
| 所属 | 大空魔竜隊 |
| 乗員人数 | 約47名(最大約250名) |
| 主な搭乗員 | |
概要 編集
ダリウスの地上侵略に反旗を翻したキャプテン・ガリスが指揮を執る巨大生物型戦闘母艦。
元はダリウス軍の地上侵略兵器として建造された三大魔竜の1隻で、先行開発された大地魔竜・天空魔竜から一文字ずつ名を譲り受け大空魔竜と名付けられた。大地・天空魔竜がそれぞれ地上戦・空中戦に特化した性能に対し、陸海空と戦場を選ばない万能性を有しており、特に水中戦に関しては他の二大魔竜よりも優勢となる。
開発者のガリスが、拉致された地上人と共にダリウス軍を脱走する際に強奪し、地上人の発する赤い炎でしか動かせないようにすると同時に、運用に多人数のクルーを必要とする体制に改修された。その影響か艦内構造が歪となっており、それぞれの施設と紐づけられた倉庫が遠いなど、居住性に難がある。
ガイキングの母艦であり、ガイキング以外にも様々な武装や艦載機が搭載され、胴部にグラビティレーンを備えたメイン格納庫、尾部に主に武装射出用の格納庫、艦底に非常用射出口をそれぞれ備えている。格納庫は6つのブロックと武器庫に分かれ、それぞれに各艦載機とガイキングパート1、パート2を格納している。
索敵はレッド、ブルー、グリーンの各サイトを切り替えて行い、それぞれ巨人の炎、鉄獣や軍艦の金属反応、登録された魔獣の生体反応を探知する。ただし、各サイトの索敵は同時に行うことができず、サイトグリーンも登録されていない魔獣を探知できないという欠点を持つ。
また、可視光線を歪める霧状の物質を散布する「イリュージョンプロテクト」によりその巨体を隠すことができる。
各形態 編集
- 大空魔竜(頭部無し)
- ガイキングが出撃し、頭部パーツが分離した状態。頭部にはガイキングの必殺武器が装備されているため、分離時は大空魔竜の攻撃力は低下する。
- ボリューションプロテクト
- 身を丸め艦体を光波バリアで包んだ渦巻型防御形態。原作版とは異なり大空魔竜頭部の有無に関わらず形態移行が可能となっている。
- スペリオル大空魔竜
- スペリオルスティンガーが大空魔竜のもう一つの顔「スペリオルヘッド」としてとして合体した大空魔竜の強化形態。
- キラーバイトやデスファイヤーによる武装強化により大空魔竜頭部射出後の戦闘力低下を補っている。この時頭部の操縦及び火器管制をピュリアが、胴体の操縦をロンゴ、もしくはナオトが別々に担当するため、両者の息のあった連携が必須となる。
- 旧作版におけるヴォーグアイ装備形態に相当する形態。
- パーフェクト大空魔竜(SRW未登場)
- スタッフブログで三条陸が言及した、スペリオル大空魔竜にミラクルドリルとジャイアントカッターを装備した形態[2]。作品本編には登場していないが、最終話とDVDパッケージでは「大空魔竜にミラクルドリルとジャイアントカッターを装備した形態」が確認できる。
登場作品と操縦者 編集
携帯機シリーズ 編集
- スーパーロボット大戦K
- 初登場作品。自軍の主要母艦として活躍。攻守共に能力は高く前線での運用も可能だが継戦能力が今ひとつなのでテコ入れが必要。もうひとつの地球のエリアZiでは巨大な竜のゾイド扱いされ、『ゾイド ジェネシス』に登場したギルドラゴンの代わりを務めることにもなった(そのため『K』ではギルドラゴンは一切登場しない)。なお、2度ほど、足元にザイリンがゾイドで取りつくのだが、誰も気づいていない辺り、足元が弱点なのかもしれない。
- スーパーロボット大戦L
- 中盤からの母艦の1つで、強制出撃の3つの旗艦の1つでもある。バリアがなくなり、イリュージョンプロテクトの発動率が激減したことで防御面が『K』に比べ大幅に弱体化している。反面移動後攻撃や合体攻撃など攻撃面では非常に充実しているため、攻撃重視の性能になったと言える。
- ちなみにガイキング勢だけでなくNERVから出向している時のEVAの運用母艦にもなっている設定であり、出撃時にEVAから同じ距離に複数の戦艦がいる場合、大空魔竜に優先的にケーブルが接続される。
装備・機能 編集
SRWではオミットされる武装もあるが、全て表記する。
武装・必殺武器 編集
内蔵兵装 編集
- 対空機関砲
- 大空魔竜各所に設置された対空砲。
- 今のところゲームではオミット。
- ゾルマニウム貫通弾
- ゾルマニウム合金製の貫通弾。両翼の付け根の砲塔から発射する。
- なお、貫通弾だけあって、SRWではバリアを貫通する。
- ドラゴンカッター
- 側面の両翼から鋭利なカッターを回転させながら射出する。回転させずにカッターを伸長させて出来を攻撃することもある。
頭部武装 編集
必殺技 編集
- 絶叫コースターアタック
- ボリューションプロテクト形態専用。大空魔竜が丸込んで防御体勢となり、全身が光波バリアに包まれる。さらにその状態から回転させながら突貫する。副長のローザが遊園地のアトラクションの遠心運動からヒントを得て編み出したオリジナル必殺技。但し、この技を使用した際の乗員の安全は保障されていない。気力130で発動。
- 旧作版の火車カッターに酷似しているが、こちらはガイキングを必要とせず単独で敢行している。
- 第21話では巨体に似合わぬ高速連続突撃を仕掛けており、直径20kmのグランドドラゴンプレッシャーをズタズタに切り裂いて大破させている。SRWではトドメ演出として採用された。
オプション装備 編集
- ゼウスミサイル
- 第35話「大虐殺! 大展開!! 神よ、帝都が沈む…」において使用したデスクロスポイントを発生させることのできる大型ミサイル。ダリウス軍に悪用される可能性を考慮し設計図は現存せず、サコンの頭の中にのみ存在する。初代の彗星を破壊する兵器ではない。『L』ではイベントで登場した。
合体攻撃 編集
- デスファイヤー
- スペリオルスティンガーとの合体攻撃。スペリオル大空魔竜となり、口部から高熱を放射する。
- キラーバイト
- スペリオルスティンガーとの合体攻撃。スペリオル大空魔竜となり、口部で噛み付き、電撃を加える。
- 通常は単独版キラーバイト同様尻尾で追撃するが、トドメ演出では噛みついたまま上空に持ち上げ、敵を地面に叩きつける。
- 大回転コースタースイング
- ガイキングがゼフターフックで捕えた敵をジャイアントスイングの要領で振り回し、絶叫コースターアタック中の大空魔竜めがけて投げ飛ばす豪快な技。
特殊能力 編集
- 搭載
- 変形
- ボリューションプロテクト状態へと変形する。
- バリアL1
- ボリューションプロテクト状態で発生する光波バリア。『K』のみ。
- イリュージョンプロテクト
- 大空魔竜の艦体に霧のような特殊物質を纏わせ姿を隠す保護バリア。分身扱いだが、『L』では発動率が最大10%と大幅に弱体化している。
移動タイプ 編集
サイズ 編集
- LL
機体ボーナス 編集
- L
-
- 初期:CT補正+10 装甲値+100
- 5段階:CT補正+20 装甲値+150
- 10段階:CT補正+30 装甲値+200
機体BGM 編集
関連機体 編集
- ガイキング
- 大空魔竜頭部をパーツとして使用する。
- スペリオルスティンガー
- 合体してスペリオル大空魔竜となる。
- 大地魔竜
- 兄弟艦であり、地中潜行など陸戦に特化。
- 天空魔竜
- 兄弟艦であり、空中飛行など空戦に特化。
搭載機 編集
脚注 編集
- ↑ 東映アニメーション/ガイキング 2025年6月18日閲覧。
- ↑ 東映アニメーション/ガイキング 2025年6月18日閲覧。