デュオ・マックスウェル
デュオ・マックスウェル | |
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外国語表記 | Duo Maxwell |
登場作品 | |
声優 | 関俊彦 |
デザイン | 村瀬修功 |
異名 | 死神 |
種族 | 地球人(アメリカ系) |
性別 | 男 |
年齢 | 15歳→17歳 |
出身 | L2コロニー群 |
身長 | 156cm |
体重 | 43kg |
所属 | L2コロニー群 |
役職 | ガンダムデスサイズ・パイロット |
概要
新機動戦記ガンダムW
プロフェッサーGの指示で行動していたガンダムのパイロットで、L2コロニー群近くの「スイーパーグループ」と呼ばれる宇宙遊牧民の出身。
戦乱の中で出会った浮浪児達のリーダー「ソロ(独奏)」が病死した際の遺言にちなんで「デュオ(二重奏)」の名を、後に自身の生活拠点となった教会(コロニー革命家に強引に拠点として利用され、連合とOZに制圧・焼き討ちされた)にちなんで「マックスウェル」の姓を名乗る。
「逃げも隠れもするが嘘はつかない」が信条。また、浮浪児であった育ちや、上述の教会制圧により家族同然だった人々を失ったことから、「戦争はやりたいヤツや自分のようなドブ臭いヤツがやればいい」「平和に暮らしているだけの人々を巻き込んではいけない」という考えを持つ。
スイーパーグループで受けた訓練により工作員として卓越した手腕を備え、5人中最も宇宙空間の戦闘に長けているとされる。その一方で工作員らしからぬ天性の明るさを持ち、人なつこく楽天家。しばしばワルな台詞や皮肉も口にするが、嫌らしさを与えにくいのもその明るさ故か。腿まで伸びた三つ編みがトレードマークで、服装は本人自身が「死神」を自称している為か、はたまた教会で育った為か黒い牧師服を普段着としている。
事あるごとに「死神」を名乗るが、本人曰く「奇跡は見たことがないが、死人はいっぱい見たから」である。戦いに明け暮れる境遇については心中複雑な想いを持っているようだが、その思いは口にしない。良い意味で言えば我慢強く、悪く言えば強情。この性格はスイーパーグループ内の生活で形成された。
サルベージ船を移動手段としての破壊工作を進行中にヒイロ・ユイに出会う。数々の任務をこなすが、ヒイロに自分のガンダムの部品を盗まれたり、OZに潜入したトロワ・バートンに自分のガンダムを破壊されたり、老師Oにフルボッコにされたり等、何かと貧乏クジを引く事が多い。
デスサイズを爆破された後に潜入したOZの基地で志願兵だったヒルデ・シュバイカーと出会い、ガンダムデスサイズヘルを受け取った後は彼女と主にL2コロニーに潜伏。その後は彼女を残して戦いへと戻り、最終決戦ではOZとホワイトファングの決戦に介入し、リーブラを破壊して戦争を終結させることに成功した。
番組放送開始前のアニメ誌ではカトル・ラバーバ・ウィナーではなく彼がまとめ役になると紹介されており、ボンボン版ではトロワとカトルに指示を出している。また、5人のガンダムパイロットの中でも親しみやすい性格設定である為か人気が高い(放映当時は主役のヒイロよりも高かった)。
愛機ガンダムデスサイズのことを「相棒」と呼び大事にしている(どこかの主人公とは大違いである)。
新機動戦記ガンダムW Endless Waltz
本作においても貧乏クジ役であった。ヒイロ・ユイと共にX-18999コロニーに潜入した際、彼に殴れと言われ殴ったものの、その直後、ボディーブローを鳩尾(みぞおち)に叩き込まれ気絶させられ、トロワ・バートンに捕まった捕虜役にさせられてしまう。
コロニー脱出後は、トロワとカトル・ラバーバ・ウィナー共に地球に降下し、ゼクス達に合流後、サーペントの大部隊と戦闘を繰り広げる。
戦後はデスサイズを爆破させ、ヒルデと共にジャンク屋を営んでいる。
登場作品と役柄
その明るい性格から、他の作品のキャラと仲良くなることが多い。原作通りヒイロ・ユイには貧乏クジを引かされてばかり。
また、比較的参戦の遅いW系の中では早い段階で自軍に参戦するため、主人公のヒイロより使用できる期間が長い。
仲間になった場合、自身の高い格闘と回避と愛機デスサイズの性能もあり主力として使っていける能力を有している。
旧シリーズ
- スーパーロボット大戦F
- デスサイズはビームサイズよりバスターシールドの方が主力のため、デュオも格闘より射撃の方が高い。シナリオ「浮上」から敵として登場する。回避が高く、切り払いLvが高いため当てるのに苦労する。デスサイズの移動後射程が長いため、迂闊な行動はバスターシールドの餌食になる。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 序盤「ティターンズの悪意」にて、マ=クベによって晒し者となったプルとプルツーを救出する形で戦場に現れる。隠し要素でその後カトルで説得すれば仲間にする事が可能。ただし、ヒイロ、カトル、トロワと違い、序盤~中盤にかけて説得を経て仲間にしなくとも、DCルート「ファイナル・オペレーション」、ゲスト=ポセイダルルート「さまよえる運命の光」にて加入する。シナリオ「敗者への凱歌」では出撃させると台詞がある。集中も必中も覚えないため、戦力としては厳しい。
- ちなみに回避値がオールドタイプ最高クラスであり、なんと東方不敗に次いで高い。しかしそれ以外の能力値は2軍に毛が生えたレベルであり、デスサイズ・デスサイズヘルの加入時期の関係から結局2軍落ちしやすい。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- ロンド・ベル隊を内偵する目的で序盤で数マップ仲間になるが、すぐ離脱する。本格的に仲間になるのは中盤から。デスサイズやデスサイズヘル時代にバスターシールドを使っていると射撃が上がってしまうが、デスサイズヘルカスタムになるとバスターシールドが無くなって無意味になるので、なるべく格闘重視で育てるといい。魂があるのも良い。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- PS版より格闘が高くなっているが、『α外伝』に準じてか魂が無くなってしまった為、パンチ力が落ちた。あげく代わりに覚えた精神が隠れ身……
- スーパーロボット大戦α外伝
- 現代編では序盤の宇宙ルートにて原作に準じてヒイロと共にリーオーに乗って登場。未来編においてもヒイロと共に行動しており、フォートセバーンで合流する。また、ガンダム試作2号機絡みで剣鉄也と喧嘩する事も。愛機デスサイズヘルカスタムは、底力のおかげでデュオよりクリティカルを連発させやすい張五飛に取られる事も多々。また、デュオだけではないが主人公のヒイロとそのライバルのゼクス・マーキス以外は、この作品から魂を習得しなくなってしまった。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 台詞に新規収録が入った。成長タイプがスーパー系の主人公と同タイプで、回避が伸び悩む。さらに集中は最初からあるが、ひらめきを覚えるのが遅い。スーパー系並みの装甲を持つサンドロックに乗せた方がいいかもしれない。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- なんとヒイロやゼクスはおろか、アムロよりも回避値が高い。当然NTではないのでアムロには及ばないが、機体の分身とジャミング機能によりNTレベルの回避率を発揮する。当然の事ながら技量も高く、小隊長能力や武器の補正も相まってクリティカルをほぼ確実に発生させる。思いのほか命中値が低いが、必中を覚える上に武器の命中補正が高いため問題にはならない。これまで以上に切り込み隊長として活躍してくれる。
- 作中で「ザフト驚異の技術力」と言ったのは彼。残念ながら声が同じラウ・ル・クルーゼとの絡みはない。セレーナルートに於けるZマスター打倒記念の祝勝会では、ヒイロとの漫才(?)が拝めるのでファン必見。
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 久々のTV版での出演。序盤からヒイロと共に自軍に参加。能力は高く主力になり得る。また、海の地形適応も愛機デスサイズ共に高く、地味に役立つ。ロックオンと共にヒイロと刹那の面倒見に手を焼かされる。なお、前作のメンツを見た際にはいちいち「ZEUTHか?」と確認する。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 序盤からカトルと一緒に自軍に加入。本作でもクロウ、青山と仲が良く、二代目ロックオンとも仲が良くなる。原作同様にウイングガンダムゼロに乗せられ暴走するが、トランザムのリミッターを解除した刹那の呼び掛けによって我に返っている。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 比較的序盤から加入する。サイズ差補正無視を初期習得しているのが心強い。いつも通り切り込み役でも良いが、デスサイズがアシスト武器も優秀なのでスーパー系サブに据えてもいい。水中戦で頼りになるのもいつも通り。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 最速参戦は蒼の地球・日本ルート、相変らず使い勝手がいい。久々に新録が追加されたので、援護スキルを習得させて対『W』の仲間や対クロウへの専用台詞を聞くのもあり。
- Zシリーズの最終作だが、今回も少々不吉な迷場面(要するに『Frozen Teardrop』ネタ)が用意される。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- EW版として初登場。シーン3のシナリオ「プリベンター」から使用可能。格闘が高く、カトル、五飛と似たような能力。ただし、ニュータイプ・聖戦士等の特殊技能補正がないため回避力が今一つ。安全に接近戦を行うためには攻撃力にさらに磨きをかけ一撃離脱できるようにするといい。2回行動レベルが56と絶望的なのが残念。必修精神コマンドは自爆、熱血、魂。
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- 愛機デスサイズがかなり強い。豪腕を修得し格闘や回避、防御も高くかなりの実力者なのだが、残念ながら熱血を取得しないため、対ボス戦では熱血が使用できる五飛に軍配が上がる。しかし、雑魚掃討ではこちらが上。また、本作では久しぶりに格闘より射撃が高めに設定されていた。そのため、射撃主体のウイングゼロ等でも問題なく使えるが、豪腕が生かせないのと射撃武器は本作では使いづらいため、射撃主体ユニットに乗り換えるメリットはない。
Scramble Commanderシリーズ
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- デスサイズヘル(EW版)固定パイロット。何度かスポット参戦をした後加入するが今回は珍しいことには他の作品と比べると仲間になるのがかなり遅い。中途半端な能力の多い今作のW勢の中では、本人の能力とデスサイズヘルカスタムとの能力がマッチし、エースになり得る実力を秘める。カウンター技能とビームシザースのクリティカル補正が合わさり、クリティカルを連発する。
- スーパーロボット大戦R
- デスサイズヘルカスタム固定パイロット。今回のデスサイズの運動性は平凡だが、ビームシザースの性能が良いので使いやすさは変わらず。
- スーパーロボット大戦D
- ネオ・ジオンルートの序盤から使用可能。ほぼR同様の能力値と思いきや、TV版デスサイズヘルのバスターシールドのためか射撃が上昇。防御も上昇したが、自慢の回避が下げられてしまった。今回はコンボ武器で活躍してくれる。
- スーパーロボット大戦W
- デスサイズヘル(EW版)固定パイロット。第1話より登場し、カズマと仲がいい。TV放映分のアニメ本編で自分の名前を使われていた意趣返しにヒイロの名前を偽名として使うが、かつてのコロニー独立の英雄の名前は偽名にするには有名すぎた……第2部でも『W』勢で一番復帰が早い。デスサイズにMAP兵器が追加されたが、これでゼクスもしくはトロワを巻き込んで攻撃した場合、専用の攻撃台詞が何故か用意されている。このMAP兵器と声故にプレイヤーから「冥王様」という俗称を付けられる事も。前半でも後半でもヒイロよりも参戦が早いのでカトル共々最後まで一軍で使うプレイヤーも多い。
- スーパーロボット大戦L
- ドイツでEVA2号機の調整を手伝っていた。一話で名前は出るものの登場自体が全体の半分を過ぎたあたりとW勢の中でも一番遅い。しかしWのガンダムパイロットの中では2番目に早く加入するため、これでも早い方。戦力的にはいつも通り問題なく強いが、肝心のデスサイズヘルが通常武器の最長射程2(MAPW含めて3)・シザース二種の空適応Bという大問題を抱えている。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- ルートによってはヒルデの説得イベントが用意されている。ヒルデを説得すれば隣接で恋愛補正(攻撃力+30%)も受けられる。愛機のカスタム化を見据えた格闘と射撃の逆転など、能力値は『F完結編』から見直されている。F完結編同様に集中や必中がないが、自機のカスタムにより大した問題にはならない。『ガンダムW』チームの共通事項として2回行動が現実的なLvで可能となったため、『F完結編』より使い勝手がよい。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- ガンダムデスサイズヘル (EW版)に搭乗している。
- スーパーロボット大戦X
- マナの国ルート第16話より登場。音声が新規収録された。
関連作品
- スーパーヒーロー作戦
- デスサイズに乗り、中ボスとして、或いはスポット参戦の味方として登場する。最終的にはデスサイズヘルに乗り、味方に。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
全体的に高めの能力を持ち、特に格闘と回避に秀でる。愛機デスサイズ/デスサイズヘル/ガンダムデスサイズヘルカスタムも比較的使い易い為、『W』系の主力になれる実力者。
初参戦の『F』では射撃判定のバスターシールド重視であったが、デスサイズがビームシザース(またはビームサイズ)の性能に特化していった為、『64』からは能力が見直され格闘重視のキャラとなった。
『第2次α』等の一部の作品では成長タイプがスーパー系寄りの場合があり、持ち前の回避力が伸び悩む(代わりに防御が高い)。このためゲームが進むにつれて避けられなくなる。その場合は技量を強化し、分身の発生確率を上げるとよい。
機体あるいはパイロットのボーナスがクリティカル率補正である事が多いのも特徴で、ビームシザース/ビームサイズの高いクリティカル補正と合わせると数値以上の攻撃力を持つ。原作で水中戦を行うことが多かったためか、最近の作品では機体の海適性が高く設定されていることが多いので、水中戦のエキスパートとしても頼りになる。
精神コマンド
他のW系パイロット同様、自爆を持つ傾向がある。また隠れ身、かく乱といった、搭乗機のデスサイズを思わせるものを覚える傾向にあった。また、集中、ひらめき(不屈の場合もあり)、熱血とリアル系に需要の高いコマンドを習得するため使いやすい。
参戦当初の『F』では、集中を覚えなかったため、使うには愛が必要であった。また、『α外伝』以降からは魂を習得しなくなった。主人公との差違化が図られたものと思われる。
- F・F完結編、64
- 自爆、熱血、隠れ身、ひらめき、友情、魂
- リンクバトラー
- ひらめき、友情、熱血、自爆、隠れ身、魂
- α
- 自爆、ひらめき、集中、熱血、必中、魂
- α for DC
- 自爆、ひらめき、集中、熱血、隠れ身、必中
- α外伝
- 自爆、ひらめき、集中、熱血、隠れ身、加速
- 第2次α
- 根性、集中、加速、熱血、ひらめき、気合
- 第3次α
- 不屈、集中、加速、熱血、必中、気迫
- COMPACT3
- 自爆、加速、集中、かく乱、威圧、脱力
- A
- 自爆、奇襲、集中、熱血、かく乱、幸運
- A PORTABLE、R
- 自爆、不屈、集中、熱血、かく乱、幸運
- 第2次Z
- ひらめき、集中、必中、直撃、熱血、かく乱
- 第3次Z時獄篇
- 閃き、集中、必中、直撃、熱血
- X
- 閃き、集中、てかげん、必中、加速、熱血
特殊技能(特殊スキル)
参戦当初は切り払いが最大レベルまで成長する傾向があった。武闘家の五飛よりもカウンターを習得していることが多い。また、EW版で参戦するにつれシールド防御を習得しなくなった。
- F、F完結編、COMPACT、64
- シールド防御L5、切り払いL9
- α(DC版)
- シールド防御L8、切り払いL9
- α外伝
- 援護L2、シールド防御L3、切り払いL3
- 第2次α、第3次α
- 切り払いL6、援護攻撃L2、カウンターL6
- COMPACT3
- 豪腕、カウンター
- デュオに豪腕や怪力といったイメージはあまりないが、格闘重視の機体に乗るので相性は良い。
- A
- 切り払いL5、カウンターL7、援護防御L2
- A PORTABLE
- 切り払いL5、カウンター、援護防御L2
- R
- 防御L3、援護攻撃L2、援護防御L2、カウンターL6
- D
- シールド防御、斬り払い、援護攻撃L2、援護防御L2、コンボL2、カウンター
- W
- 斬り払い、撃ち落とし、カウンター、援護攻撃L2、マルチコンボL2
- 第3次Z時獄篇
- 底力L6、サイズ差補正無視L2、カウンターL6
- X
- 底力L6、見切りL2、気力+(ATK)、サイズ差補正無視L1
小隊長能力(隊長効果)
固有エースボーナス
回避率やクリティカル率に関する補正が多いのが特徴。回避能力、攻撃力により一層磨きがかかるので、斬り込み隊長としても十分使っていける。
パイロットBGM
- 「JUST COMMUNICATION」
- 前期OPテーマ。 初登場の『F』、『64』などで採用。
- 「思春期を殺した少年の翼」
- 劇中BGM。
- 「LAST IMPRESSION」
- 「Endless Waltz」劇場版テーマ。『第2次α』、『COMPACT3』にて採用。
人間関係
- ヒイロ・ユイ
- 地球で出会ったガンダムパイロット。デュオとは対照的に機体への愛着は薄い。また、過去を忘れようとしないデュオとは対照的に、過去の全てを切り捨てていくと評される。その性格と行動に終始振り回されっぱなしだったが、なんだかんだで名コンビ。
- プロフェッサーG
- ガンダムデスサイズを開発したとんがり鼻の科学者。デュオが12歳の時、彼が完璧に作ったピースミリオン級のセキュリティ・システムを解除して侵入した際に出会う。以来、彼からコンピュータープログラミング、最新ECM理論、モビルスーツ工学を学び、セキュリティ解除技術の更なる向上を遂げ、わずか3年でデスサイズに関連した事項だけとはいえ自身と同等の技術・知識を身に付けさせた。デキム・バートンの主導した真のオペレーション・メテオには反感を持っており、「大量殺害の英雄になどなりたくない」と言うデュオに、「組織の命令に従う必要はない。ハワードを頼って独自に行動をしろ」と指示して送り出す。
- ヒルデ・シュバイカー
- 宇宙でデュオが出会ったOZの志願兵。最初は敵同士だったが対話を繰り返すうちに和解し、コロニーでの潜伏生活時は共同でジャンク屋を営んでいた。EWのEDでも仲良く共同生活を送っている様子が描かれている。
- 放映当時デュオは女性ファンに大人気だった(ヒイロより人気があった)ため、一部の視聴者間で彼女の存在は物議を醸した。
- 小説『Frozen Teardrop』においてはシスター・ヒルデとして、一人でデュオが出奔した後の教会と孤児を支えていた。デュオとは結婚もしたのだが…(スパロボシリーズの迷台詞参照)。
- トロワ・バートン
- 貧乏クジその2。愛機を破壊された。月面基地に拘束されている間、OZ兵士の権限を使って影でサポートしてもらった。
- カトル・ラバーバ・ウィナー
- 5人の中では常識人同士。コロニーが人質に取られヒイロが自爆した敗戦の後、行動を共にした。
- 張五飛
- 同時期に改造された愛機や性格の相性で一緒に突撃役を担う。月面基地では同じ牢獄にいたが、酸素を止められ、二人揃って死にかけた。
- トラント
- OZの特士であり、ウイングガンダムゼロを、そしてゼロシステムを使いこなすために独断でガンダムパイロットであるデュオに接触、無理矢理彼をゼロに操縦させるが……
コミックボンボン版ではヒルデの幼馴染として登場した。
他作品との人間関係
人懐こく人当たりの良い性格のせいか、主人公なのに無愛想であるヒイロよりも他作品キャラとの交友関係や絡みは多い。
ガンダムシリーズ
- アムロ・レイ
- 殆どのシリーズでは、上官。『F完結編』では仲間になった際に、ガンダム乗りとして尊敬していたようである。
- シャア・アズナブル(クワトロ・バジーナ)
- 『α』では、シャアだと見抜いており、彼に接近する任務のためエゥーゴへの協力を装ってアーガマへ潜入した。
- 黒い三連星(ガイア、オルテガ、マッシュ)
- 『α』で、地球降下の際彼らと対峙した際、死神が亡霊退治と皮肉っていた。
- カミーユ・ビダン
- 『α』では、序盤で彼に30バンチ事件の真相を明かす。
- エマ・シーン
- 『α』では、序盤で彼女に30バンチ事件の真相を明かす。また、その際に彼女のような人間がティターンズのトップだったら、30バンチ事件は起こらなかったと語っている事から、アースノイドを信用していなかったデュオが信頼していた数少ない地球育ちのメンバーでもあった。
- アストナージ・メドッソ
- 『α』で、愛機のガンダムデスサイズを見て、趣味的な姿と評した上でΖ計画も負けていられないと、メカニック魂に火を付ける。
- バスク・オム
- 『α』序盤では彼が指揮する部隊に奇襲をかける。また、30バンチ事件を起こした首謀者である彼に対して凄まじい憎悪を抱いていた。
- ジュドー・アーシタ
- 『第3次α』では、ヘリオポリスで5機のガンダムが極秘裏で開発されている事を調査している事を話した際、彼から盗む気なんじゃないかと疑われていた。ちなみに、2人ともジャンク屋をやっているという共通点がある。
- エルピー・プル、プルツー
- 『F完結編』では、マ・クベによって見せしめでロンド・ベル隊の眼前に放り出された彼女達を救出するべく、敵対していたロンド・ベルと一時的に共同戦線を張る。
- モーラ・バシット
- 『F完結編』では、訳あってロンド・ベル隊を抜ける際に、彼女にいつでも帰っておいでと声をかけられる。
- ウッソ・エヴィン
- ガロード・ラン
- 『α外伝』では、市長官邸から脱出する際彼を自分の愛機であるデスサイズヘルに同乗させた。
- ティファ・アディール
- 『α外伝』では、市長官邸から脱出する際彼女をヒイロの乗るウイングゼロに同乗させた理由について、無口な者同士気が合うんじゃないかと評していた。
- カリス・ノーティラス
- 『α外伝』において、フォートセバーンで彼に出会った際、自分は自然発生したニュータイプを何人も知っていると発言して、彼の信じていたドーラット博士のニュータイプ発生論を根底から覆した。
- ノモア・ロング
- 『α外伝』において、未来世界に飛ばされヒイロと2人でバルチャーとして活動していた頃、一時的に彼に雇われる。
- ナタル・バジルール
- 『第3次α』では原作通りに民間人であるラクスを人質にとってザフトを撤退させた彼女を批判していた。
- イザーク・ジュール
- 『第3次α』と『W』にて、何故かガンダムファイトをデュオから仕掛けられる。
- シャニ・アンドラス
- 『第3次α』では共に鎌を得物とするガンダムを駆るという事もあり、彼に対抗心を抱かれる。ちなみに、彼の戦死の際に手向けの言葉を言うのもデュオ。
- レイ・ザ・バレル
- 声の似ている人。『SC2』、『L』で競演。『L』では敵対峙に彼から「死神」と名指しされる専用の戦闘台詞がある。
- 刹那・F・セイエイ
- 『第2次Z再世篇』中盤で、後述するビリーの策により彼のダブルオーと激突。対決の最中ゼロシステムに取り込まれるも、刹那がトランザムを発動させた事で自我意識を取り戻す。後のアザディスタン王国戦では自身の経験を踏まえ、ヒイロとゼクスの暴走を止めるべく刹那にトランザムの使用を促した。
- ビリー・カタギリ
- 『第2次Z再世篇』中盤では、彼からウイングゼロに搭乗してダブルオーと対決する事を強要させられる。カトル&五飛を人質に取られている為、この要求をデュオも呑まざるを得なかった。
リアル系
- ティンプ・シャローン
- 『α外伝』では、未来世界に飛ばされた際に仲間と合流するべく、一時期彼やヒイロと共にバルチャーとして活動していた。
- 熱気バサラ
- 『D』では、バンパイアにさらわれたミレーヌを救出するべく、彼と行動を共にする。
- ミリア・ファリーナ・ジーナス
- 『D』では意気揚々と出撃する彼女を歳の事で心配するが、それは無駄な心配だったという事を味わう。
- ガムリン木崎
- 『D』では仲が良く、彼の気苦労を労わる場面も。
- 矢作省吾
- 『D』では気が合う場面もあり、親しく話をしている場面も。
- アクア・クリムゾン
- 『W』では序盤に金欠にあえいでいたところを彼女に騙され、ナデシコを攻撃するバイトをさせられてしまう。
- 紅月カレン
- 『第2次Z破界篇』序盤で調査の為にアッシュフォード学園へと編入した際、カレンが学園内で演じている「病弱なお嬢様」設定を知り、それ以降は何かと彼女を弄り回す事に。
- C.C.
- 『第2次Z再世篇』序盤では彼女やカトル&カレンを含めた4人で行動を共にしていた。シンガポールにおける対ブランチメンバー戦では、お尋ね者の身でありながら「人助け」に励む状況に愚痴をこぼす彼女をやんわりと窘めた。
- エンブリヲ
- 中の人が同じ。『X』シナリオ上では絡まないが、デュオ側の特殊台詞がある。
スーパー系
- 兜甲児
- スーパー系では一番仲がよい。アンソロジーでは「二人で年頃」なネタが多い。
- 弓さやか
- 『α(DC)』では破棄した筈のウイングゼロが極東基地へやってきた事に三つ編みが解ける程の衝撃を受け盛大にパニくるが、彼女に結い直して貰った事で平常心を取り戻す。しかし、緊急事態にそぐわぬ呑気な遣り取りはカトルからのお叱りを受ける事に。
- 剣鉄也
- 甲児と比べるととっつき辛いせいか、『α外伝』ではリリーナにやや無愛想な態度を取った彼に憤り、未来編ではガンダム試作2号機がムーンレィスに奪われそうになった際、2号機を把握しながらトロワ達の救援を行ったカトルを鉄也が非難した為に喧嘩となっている。彼とヒイロをどこか似た者同士であると評した。
- 『D』においては、グラキエースへの憎悪と嫉妬に駆られる彼を諭した。
- 巴武蔵
- 『α』では、甲児と同じく彼からも愛機のガンダムデスサイズを「機械獣みたいなガンダム」と呼ばれてしまう。
- 流竜馬 (OVA)
- 『R』では彼と兵左衛門と共に生身でバンドックに突入した。
- 三輪防人
- 『A』ではカトルやトロワと共に彼の不正を暴いた。
- 『第2次α』では無茶苦茶な事ばかり言う三輪長官の通信をタイミング良く切っている。
- トン助
- 『D』では、タワーで初邂逅した際に戦艦の中にブタがいる事にぶったまげる。
- 碇シンジ
- 『第3次α』にて一人前の戦士の貫禄が付いた彼を「言うようになったな」と感慨深く思っていた。
- 惣流・アスカ・ラングレー
- 甲児と同じように喧嘩などしている。彼女が新劇場版設定で登場する『L』ではドイツにてヒルデと共にEVA2号機の調整を手伝っており、共にLOTUSに合流する。また、お互いに特殊援護台詞が存在する。同時期のロボットアニメの2号機目のパイロットという共通事項が絡んでいるのかもしれない。余談だが、デュオ役の関俊彦氏はアスカの父親役も演じている。
- 神北兵左衛門
- 『R』では妙に仲が良く、意気投合している場面も見られた。
- ディック・アルカイン
- 『L』にて「死神」仲間として合流時に彼から声をかけられる。デュオ自身は「死神はもう返上したい」と言っていたものの、後にディックが一回死にかかった時は「死神が俺1人になるかと思った」とも言っている。
- 獅子王凱
- 『W』では彼の事を「キング」と呼んでいる。
- 天海護
- 『W』では同じ秘密組織の隊員として行動を共にする事があったらしく、互いに面識がある。
- 火麻激
- 『W』では生身でテッカマンと戦う彼を見て「シルバーピューマ」時代の彼の武勇伝を思い出していた。
バンプレストオリジナル
- ジョシュア・ラドクリフ
- 『D』ではかつて共にOZと戦った戦友同士。
- クォヴレー・ゴードン
- 『第3次α』の序盤では彼の振る舞いに対して、「昔のヒイロ」と評した。
- セレーナ・レシタール
- その脅威の身体能力を高く評価している。物語序盤では、ヒルデと共に彼女の監視役を担当。
- カズマ・アーディガン
- トレイラーを宇宙海賊と同一視していた事で衝突するが、その後は良き友人となる。第1話からの登場で非常に長い付き合いとなるため、版権キャラクターの中ではカズマの第一の友人として挙げられることも多い。
- カズマはデュオの友人である事を指して「死神のダチが死んだら洒落にならない」との冗談を言った事もある。
- シホミ・アーディガン、アカネ・アーディガン
- カトルと同じように彼女達に気に入られていた。
- ブレスフィールド・アーディガン
- 『W』では序盤から彼のお世話になる。彼の度量には感服している。
- クロウ・ブルースト
- 『第2次Z』では貧乏クジを引きやすい体質からロックオン、青山と合わせて貧乏クジ同盟の一員に数えられる。
- もっとも、デュオ自身は割と不本意らしいが、『第3次Z天獄篇』では完全に受け入れたようである。
- また、『天獄篇』ではクルツを期待の新人としてクロウに紹介する。
- エスター・エルハス
- 『第2次Z再世篇』では序盤から彼女と行動を共にする。何かと気遣うカトルに対し自分にはぞんざいに接してくるなど、彼女の温度差の有りすぎる対応に不満の様子。
名台詞
TV版
- 「こちらデュオ。メインモーター破壊任務終了! あとは撤収時、斬って斬って斬りまくるぅっ!!」
- ガンダムデスサイズ初任務時の台詞。
- 「死ぬぜぇ……俺の姿を見た奴は、みんな死んじまうぞぉ!」
- 本編で初めてOZのMSを破壊したときの台詞。スパロボに限らず、様々なゲームで多用される台詞。
- 「迂闊に俺に近づく奴は、死ぬぜ…!」
- スパロボにおいても攻撃時のセリフに使用されている。
- 「信じられねぇ、あいつ本当に一晩で直しやがった!」
- 魚雷で破損したウィングガンダムを一晩で直そうとしていたヒイロに呆れていたデュオだったが、翌朝本当にウィングが飛び立つのを見て感心した際の台詞。
- しかし、直後にディオの整備士から「やられた! こっちから部品持っていきやがった!」と悲鳴が上がり、今度はデュオが絶叫するのであった。
- 「逃げも隠れもするが、嘘はつかない、デュオ・マックスウェルだ」
- カトルに自己紹介した時のセリフ。
- 「死神が舞い戻ってきたぜ!!」
- 月面基地脱出後、ガンダムデスサイズヘルでOZのMSに襲い掛かった時の台詞。
- 「どんなに上手く真似しても、所詮はお人形さんなんだよ…!」
「人形ごときに負けててガンダムのパイロットが務まるかよ!!」 - ヒイロとトロワのデータがコピーされたヴァイエイト&メリクリウスに翻弄されながらも、パターンを読んで撃破する際に。この後、「今度造る時は俺のデータも入れるんだな」と呟いた。
Endless Waltz
- 「へいへい、ぞっこんって奴ね」
- 第1話、リリーナ救出のためヒイロがさっさと行ってしまった時の台詞。もちろん聞かれていないことを前提にしている。
- 「…嬉しいこと言ってくれるぜ!」
- 第1話、ヒイロから「最初からおまえの技術を当てにしている」と言われて。ただし小説版では喜んだのもつかの間「技術だけを当てにされているのでは?」と勘ぐった。
- 「これで何もかも終わりだ…」
- 第2話、オペレーション・メテオ決行時の回想で、デスサイズに爆弾を仕掛けてスイッチを押す時に呟いた台詞。劇場版では「あばよ相棒」という台詞に変わっている。
- 相棒であるデスサイズを大量殺戮の英雄にしたくないという思いで、ガンダムに関わった人物を自分含めて道連れにするためにやろうとしたと語っている。小説版では幼い頃を過ごした孤児院のあったコロニーを落とすと聞いて、それに反対していたためという理由も追加されている。
- 「死神か…大量殺戮の英雄より遙かにマシだな…」
- 同上、プロフェッサーGにデスサイズの爆破を阻止されたあと、彼から去り際にかけられた言葉に対する独り言。
- 元ネタはチャップリンの「独裁者」での一節「一人殺せば殺人者、百万人殺せば英雄になれる」、ひいてはジャン・ロスタンの「一人殺せば殺人者だが何百万人殺せば征服者になれる。全滅させれば神だ」より。
- 「地獄への道連れは、ここにある兵器と戦争だけにしようぜ!」
- 最終話、窮地に陥るゼクスとノインの救援に駆けつけた時に。
- 「撤退するくらいなら、最初から逃げてるぜ。さすがにこれ以上戦うのはきついけどな」
- 最終話。救援に来たはいいものの、消耗戦に持ち込まれ、ゼクスから「撤退しろ」と言われたときの反論。
- こういった場面でも軽口を叩くのがデュオらしいが、やはり限界が近かったようだ。
- 「まあそんな気にすんなよ。これでも、「負け続ける戦い」は得意でねぇ!!」
- その後ノインから「これ以上は無駄死にになる」と言われた際もこの言葉で反論する。
- (――また、死神に戻るか……)
- 劇場版の冒頭にて追加された台詞。この後に上述のオペレーション・メテオ決行時の回想に入る。
その他
- 「かあーっ、どいつもクライヤツだぜっ」
- コミックボンボン版(ときた洸一著・講談社)第2話「動き出したOZの野望」より。
- 「いいかげんにしろよ! 弱かったら戦って強くなりゃぁいいだろ!! 気力をなくして勝てるもんか! 心を強くもてっ!!」
- 第4話「さまよえる少年たち」より。トレーズとの決闘に戦意喪失する五飛とシェンロンガンダムにミサイルが襲い掛かる。デュオはバスターシールドを犠牲にして彼を守り、この台詞で励ます。
- 「そうかね? パイロットよりジャンク屋のほうがリッパな仕事だと思うがね」
- コミックボンボン版第6話「モビルドールの脅威」より。OZの目をかいくぐり、ヒルデのいるコロニーにデスサイズヘルを隠し、ジャンク屋として潜伏するデュオ。
- OZで立身出世に燃えるトラントは、故郷でジャンク屋を営む幼馴染のヒルデの心配を聞き入れず、「みじめったらしい仕事なんてやってられるか」と不満げに言うが、デュオは彼に対してこの台詞を言う。
- (バカはオマエだよ。 オマエはガンダムのパイロットには――なれない――)
「ガンダムに乗るという意味は、軽くはないんだ。 なあ、そうだろ。 相棒(デスサイズ)」
「自爆するくるくらいの覚悟なきゃあ、ガンダムに乗る資格はない!!」
「あいつは元気でやってるかなァ――ヒイロは――」 - 同じくコミックボンボン版第6話より。
- 「ウイングガンダム0(ゼロ)……人の心を支配するガンダムなんて……てめェ、何様だ――」
- コミックボンボン版第7話「悪魔のゼロシステム」より。ウイングガンダムゼロを、そしてゼロシステムを使いこなせないことに焦るトラントの策略で強制的にゼロに乗せられるデュオ。
- ゼロシステムの導き出す未来・戦術に翻弄され、支配されかけるデュオは自爆しようと試みるが、結局トラントにコックピットから放り出されてしまう。ヒルデに助けられるまで、宇宙を漂いながらデュオはゼロの、そしてゼロシステムの恐ろしさに憤りを感じるのだった。
- 「だからやめろって言ったんだ…人間には、こえちゃいけない限界があるんだよ……」
「バカやろう―――っ!!!」 - 同じく、第7話より。ゼロシステムの未来に翻弄されて発狂、勝利を確信しながら死亡したトラント。その最期を目の当たりにし、デュオの慟哭が宇宙に木霊する。
- 「宇宙(コロニー)育ちがいけないっていうのかよ! そいつのせいで死んじまったヤツもいるんだぜ!!」
「ガンダムはコロニーの味方だろっ!?」 - コミックボンボン版第8話「結成!ガンダムチーム」より。
- 「オレ、お前のそういうところ好きだぜ♪ わかりやすくてよ!!」
- コミックボンボン版第10話「最終決戦への序曲」より、「宇宙で戦いを望む者はオレの敵だ!!」とL3宙域に出撃する五飛を見て。デュオも同じ気持ちだったのか、同時に出撃する。
- 「死神は亡霊退治としゃれこむぜ。 ヒイロとトロワの力を持ったMDのな」
- コミックボンボン版第11話「激震の宇宙」より。この後ヴァイエイト&メリクリウスとの戦闘になるのだが、そのシーンが描かれる事なく、一コマで一蹴される。
- 「よう、奇遇だナァ。 MS開発用のコンピューターデータはオレのほうで潰しておいたぜ。 んじゃ、一緒にふけるとしようぜ。 ヒイロくん♪」
- 外伝漫画『BATTLEFIELD OF PACIFIST』(シナリオ:千葉克彦、作画:ときた洸一。SRW未参戦)での初登場時の台詞。
- 「くそっ………どいつもこいつも――どうしておとなしく暮らせねェんだ!!」
- 『BATTLEFIELD OF PACIFIST』より。
- 「へっ、うさんくさいとは思ったが――とんだ平和主義者(パシフィスト)じゃねェか」
- 『BATTLEFIELD OF PACIFIST』より、平和主義団体であるP3(ピーキューブ/パーフェクト・ピース・ピープル)総帥ビクター・ゲインツの演説を見ながら。この時、正気に戻ったカトルから催眠処置を行ったのが彼の仕業だと聞かされ、テレビで演説する様を見届けながらデュオは皮肉げに呟く。
- 「……オレたちは信じている――信じているから、ガンダムはもう、いらないってことか」
- 『BATTLEFIELD OF PACIFIST』ラスト、資源衛星ウルカヌス内にて、武器を持つ他者を信じられないP3の理念を悟り、MDとガンダムを破棄することを決意したカトルの言葉を受けて。
- 「兵器は人の命を奪う者だが、それを作ってる奴には金を生む。兵器商人って奴は、いつの時代にも生き残っちまうんだよ」
- ドラマCD『BLIND TARGET』にて。黒幕の企業の秘密工場に爆弾を仕掛けに来たとき、「正義のない戦いをする奴らはなぜなくならない!?」と憤る五飛に対してなだめるように答えたセリフ。現実、創作問わず、いわゆる死の商人のことを的確にあらわした名言である。
- オレは《死に神》と呼ばれている。だから、右手には鎌がある。人の生命を奪う得物だ。じゃあ、左手にはなにを持てばいいんだ?
~中略~
こういう答えはどうだろう?左手は、君を守るためにあるってのは。ちょっとすかしすぎかね? - 『新機動戦記ガンダムW外伝 〜右手に鎌を左手に君を〜』より、冒頭部分のモノローグ。ちなみにこの質問を(右手に鎌の変わりに銃に変えて)仲間達に聞いたところ、それぞれの答えは、「銃」「照準が狂わないように添えるだろうが、状況次第だ」「拳銃も持ちたくはない」「銃は嫌いだ。俺は素手で倒す」であった。
- 「どうやるんだ。こっちは拳銃一丁だぜ。よもや、指をはじいたらガンダムが来るとかいうんじゃねぇだろうな」
- 『新機動戦記ガンダムW外伝 〜右手に鎌を左手に君を〜』より、自分達を追ってきたOZの小型ホバーを「墜とす」と答えた五飛に対して。 前作ネタであろうか?
スパロボシリーズの名台詞
αシリーズ
- 「やれやれ、死神がジオンの亡霊退治をする羽目になるとはね…」
- 『α(DC)』リアル系ルート第5話「ジオンの亡霊」で、黒い三連星を繰り出して大気圏突入直前のアーガマ撃墜を狙うザンジバルを見据えながら発した皮肉。
- 「ま、神様から見りゃあ…俺達は頼りないのかも知れねえが…」
「今まで何とかやって来れたんだし、そうそう捨てたモンじゃないだろ?」 - 『第2次α』最終話での、ヒイロに便乗したイルイへの説得。あくまでポジティブ思考で、フランクに語りかけるのがデュオ流のやり方。
- 「だがよ、さっきみたいなことは勘弁してもらいたいな」
「敵とは言え、民間人を盾にするような真似をするなってことさ」
「ああいうことをすれば、敵に余計な大義名分を与えちまう。かえって自分の首を絞めることになるぜ」
「二度目はねえってこった。下手すりゃ、ザフトに事実をバラされて泥沼だぜ?」 - 『第3次α』クォヴレー編第11話「君と戦場で」より。αナンバーズに協力しようとしたマリュー達に釘を刺した時の台詞。戦況が不利だったとはいえ、民間人であるラクスを人質にしてザフトを撤退させたアークエンジェルのやり方に憤りを隠せなかった。原作でもOZのプロパガンダに痛い目に合わされたデュオらしい台詞。
直後にナタルから「これ以上の泥沼がどこにある?」と反論されたが、デュオは「あんたが同じことをやろうってんなら、こっちにも考えがあるからな」とカウンターで返した。 - 「違いないぜ! αナンバーズにいる連中は損得も考えない馬鹿ばっかりだからな!」
- 第46話宇宙ルート「永遠を信じて」より。カガリの所謂「馬鹿」発言へ、「お前もその一人」と突っ込むヒイロに同調して発した台詞。結局、「みんな大馬鹿」という結論に辿り着く。
- 「…お前には既に死神がついていたってことさ…。あばよ…」
- 『第3次α』第51話「終わらない明日へ」にて、シャニ死亡時に発した手向けの言葉。彼の乗るフォビドゥンガンダムは、鎌と翼のような対ビーム装備を有しているなど、デュオのガンダムデスサイズヘルに類似した特徴を有している。
携帯機シリーズ
- 「おらおらおら! 死神様のお通りだ! ついでに死にぞこないと疫病神、貧乏神もセットでつけるぜ! かかって来やがれっ!」
- 『A(A PORTABLE)』第27話「あなたがいて、私がいる」or「エンドレス・ワルツ」にて、トロワとカトルを疫病神と貧乏神としてセットでつけて登場した際の台詞。
- もっとも、原作では貧乏神(ヒイロ。デスサイズのパーツを奪われた)と疫病神(5人の技術者。最終決戦でうっかり発見してしまい、激戦宙域を5人を連れて単機突破する羽目になった)にとりつかれているのでデュオ1人でまかなえそうな気もする。
Zシリーズ
- 「お嬢様なんだから、そこは『承知いたしましたわ』だろ?」
- 『第2次Z破界篇』第7話エリア11ルート「その名はゼロ」より。アッシュフォード学園に転入生として潜入時、学園では病弱なお嬢様の設定であるカレンを面白がってからかう。
- 「今までみたいに日本人のため…だけじゃやっていけないって事さ」
- 『第2次Z破界篇』第14話「信頼と覚悟と」より。ZEXISの一員として戦う意思を示すカレンへ、打倒すべき勢力がブリタニアだけでは無い事を告げ覚悟を促す。
- 「…使う人間によれば、ATは恐るべき戦闘マシンとなるぜ。そして、あのキリコって男はそれだけの能力を持っている」
- 『第2次Z破界篇』第15話「世界を覆う影」にて非力な汎用兵器と認識されがちなATの秘めたるポテンシャルと、それを最大限に引き出せるキリコの能力の高さを、実状に疎い面々へと解説する。
- 「約束を破った時には、それ相応の事をしてやるまでだ」
- 同上。「コロニーと地球との話し合いの場を設ける」と約束したエルガンを一応は信用するものの、彼への牽制を放つ事も忘れてはいなかった。
- 「だから、言ったろ? あいつは無口だから、任務に忠実に見えるが、本当は好き放題の暴走野郎だってよ」
- 『第2次Z破界篇』第18話裏部隊ルート「交差する明日」より。刹那の監視役に就いていた筈が、逆に彼を焚き付ける行動をとったヒイロに面喰らうZEXISの面々へ、腐れ縁ならではの観察眼で彼の人物像を語る。
- 「鬼か、悪魔か、正真正銘の死神だってのかよ!」
- 『第2次Z破界篇』第23話「新世界の幕開け」より。素手でマクロス・クォーターへとダメージを与えたガイオウの猛威に戦慄して発したもの。
- 「なあ、あんたもZEUTHの人間なのか?」
- 『第2次Z破界篇』のエリア11ルートの第27話でアサキムに問う台詞であるがアサキムはZEUTHの敵である。
- 「だが、正義がないのはブリタニアも同じだ。って言うより、戦争なんだから、どっちが正義ってもんじゃないしな」
- 『第2次Z破界篇』第35話エリア11ルート「囚われの心」より。アッシュフォード学園でスザクに出会い、ゼロに正義はあるのかと聞かれて。この後、クロウも「相手を非難するより自分の信じた道を進めよ」と続き、『第2次Z再世篇』IFルートへの布石となる。
- 「あのとんでもなくデカいロボットもZEUTHの一員か」
- 『第2次Z破界篇』第36話エリア11ルート「血染めのユフィ」より。ダイターン3を見るとロジャーに聞く。もっとも、後にZ-BLUEでは彼等以上にデカイ機体が何体か控えているのだが。
- 「やる事が極端なんだよ! 一つで全てを判断するなよ!」
「ええい、くそっ! ダチ相手に死神になれって言うのかよ!」 - 『第2次Z再世篇』第23話宇宙ルート「悲しみのカトル」に於けるカトル搭乗のウイングゼロとの戦闘前会話より。
- 「お互いに自称だってのが、さらに笑いを誘うな」
- 『第3次Z天獄篇』最終話「果てなき世界」に於ける聖アドヴェントとの戦闘前会話より。アドヴェントが自身との戦いを「神と死神の戦い」と評したのを受けて。
単独作品
- 「あんたみたいな男にだけはなりたくねぇな、エンブリヲさんよ!」
「偉そうにふんぞり返るのもここまでだ、エンブリヲ!」 - 『X』における対エンブリヲ特殊台詞。
スパロボシリーズの迷台詞
原作の明朗な性格を反映して、平時・戦闘時問わずコミカルな台詞が多めなのもデュオの特徴である。
αシリーズ
- 「な、何ぃ? 言うに事欠いて機械獣だと!?」
- 『α』リアル編第6話「対決、極東基地」orスーパー編第6話「アーガマ撃墜命令」より。甲児に愛機のガンダムデスサイズの第一印象を「機械獣みたいなガンダム」と呼ばれた時の反応。死神ならともかく、まさかデュオも機械獣に例えられるとは思ってもいなかったのだろう。後に竜馬や武蔵からも同じような事を言われ凹む事に。
- 「シャアザクかよ!?」
- 『第2次α』第36話月ルート「涙のデビルジャガー」より。サコンのIQが暗黒ホラー軍団に洗脳された影響で常人の3倍にまで跳ね上がったことを聞いて。通常の3倍と聞いて真っ先にシャア専用ザクを思い浮かべるのはもはやお約束であろうか。
- 「あぁ、新型は高く売れるからな…って、お前じゃねぇんだよ!」
- 『第3次α』クォヴレー編第7話「崩壊の大地」より。中立コロニーのヘリオポリスで、極秘裏にモルゲンレーテ社が開発したストライク、イージス、デュエル、バスター、ブリッツの5機である「GAT-Xシリーズ」を調査していた理由に、ジュドーから「盗む気だったのか!?」と疑われ、思わずノリツッコミしてしまった台詞。
- お互い普段はジャンク屋同士なのか、考えてる事が手に取るように分かるようである。もしこれが任務じゃなかったら、本当に盗んで売りさばいていたかもしれない。
- 「おいおい…この無口な鉄面皮のどこが変わったって言うんだよ!」
- 『第3次α』セレーナ編第28話「いつか星の海へ」での祝勝会に於ける一コマ。出会った当初に比べて、ヒイロ達5人が変わった(柔和になった)と指摘するヒルデへの抗議。「無口な鉄面皮」が誰の事を指すのかは、推して知るべし。
携帯機シリーズ
- 「あともう一人、二人、技術屋を頼むぜ。」
「…できりゃムサい男よりもカワイコちゃんがいいな」 - 『A(A PORTABLE)』第12話(「アーガマにとどまる」ルート)「星の屑の記憶」or「スターダスト・メモリー」にて、星の屑作戦によるコロニー落とし阻止のためにコロニーの破壊工作に乗り込む際、アシスタントとしてオペレーターやエンジニアを募集した際に。この後、実際に「カワイコちゃん」が志願してはきたのだが……(後述)。
- 「…いや、あの、カワイコちゃんなのはいいとして…」
「ちょっと若すぎるんですけど」 - 上述のやり取りの後「私が行きます」と志願してきたカワイコちゃんを見ての一言。さしものデュオも、ここまで若い子(当時11歳)が志願してくるとは思いもよらなかったようだ。
- 「やれやれ、どうして俺のまわりのじじいは元気なのばっかりなんだ」
- 『R』第8話「バンドック現る!」にて兵左衛門に対しての台詞。TV版で苦労させられた5人の技術者を思い出したのであろう。その後竜馬に「安心しな。おめえだけじゃねえよ」と言われる。
- 「…俺達…似たもの同士ってわけだ。ここは手を結ぼうぜ」
カズマ「了解だ。ここはお互いに見なかったことにすっか!」 - 『W』第1部第2話「白き鉄騎士たち」にて、カズマが航海日誌を記入している場面を見たことから、互いの当番をサボっていた事を認識して。
- 「はいはい…わかったわかった」
- 『W』第2部第35話「熱砂に吹く風」より。カガリに呆れ果てて。
- 「ガンダム同士のファイトだ! レディーゴーだぜ!」
「今日は受けてもらうぜぇ…ガンダム同士のファイトをよぉ…!」
「何だよ…。やっぱり、こいつはガンダム同士のファイトが好きなんだな」 - 『W』でイザークに吹っかけるガンダムファイトネタの数々。ちなみにイザークの中の人はあの人の声優である。
- 「またお前と戦わなきゃならないとはねぇ……これで一体何度目だ?」
- 『L』第26話「それぞれの願い」に於ける五飛との戦闘前会話より。しかし、この会話をした時点ではデュオと五飛は『L』では初対決である。スパロボにEW版が参戦するたびに敵に回る五飛に対してのメタ発言のようにも聞こえる。なおこの後、五飛は「何度目だろうと構わん!」と返した。
Zシリーズ
- (話題を変えるぞ、カトル…! このまま進めば、取り返しがつかない所に踏み込む!)
- 『第2次Z再世篇』第1話「ファイティング・ガール」に於けるエスターとの初対面時より。クロウとの関係についてデレまくりながら説明しようとする彼女のただならぬ雰囲気を察して、カトルと撤退の算段を交わす。
- 五飛「結婚とは永遠の約束だ…。それを軽んじる者は許せない」
デュオ「そういうもんかね…」 - 『第2次Z再世篇』第17話「朱禁城の花嫁」より。五飛が天子を政略結婚から救った事に驚いた際の会話。『Frozen Teardrop』におけるデュオの状況(ヒルデと結婚後二・三ヶ月で離婚、ちなみに結婚の理由が「新しい相棒(バイク)のエンジンを組み上げる為の費用捻出」。費用はヒルデからの借金という形になった)を考えるとここでデュオが五飛の結婚論を理解できていないのは、スタッフ側も狙ったネタとも受け取れる。
- 「んな、わけないだろ!」
- 『第2次Z再世篇』第31話「ジ・アンブレイカブル」より。アクシオ・スコートSPIIに乗ってきたクロウに対し「それが新しいブラスタ…」とボケたヒイロに対してのツッコミ。
- 「いやいや…大きな犬を踏みつけ、素手でライオンを絞め殺すような女だった」
- 『第2次Z再世篇』第40話で、ヒルデにリリーナの雰囲気を聞かれた際に放ったジョーク。続けて真面目に「堂々としたオーラがあった」と補足している。
- ちなみに「大きな犬を~」のくだりは「リリーナ様のPV」と言われたTV版のエンディング映像(サファリルックの彼女が、仰向けになった大きな犬の腹を足の爪先でいじり、片手で大人のオスライオンの首を掴んで持ち上げる)が元ネタ。
- 「さすが同じような立場の人間には優しいねぇ、マルさん」
- 『第2次Z再世篇』のゼロレクイエムルートにて、ゼロが追放された後の場面。「黒の騎士団にもZEXISにも所属したつもりはない」と言いながらも、その両方と行動を共にしている理由をクロウに問い詰められたヴィレッタを擁護したマルグリットに対して。
- 直後に当のマルグリットからは「そのマルさんというのはやめろ」とツッコミを入れられた。
- 「何やってんだよ、お前等は? 黙りこくってたって何もならないだろうがよ」
- 『第3次Z時獄篇』「戦うボーイ・ミーツ・ガール」にて、宗介・キリコ・ヒイロの三者が揃って一言も口にせず対峙している最中に介入して。
- 「脳量子波でも使ったのか?」
- で、デュオが各々のメンバーを紹介した後にキリコが陽動に動き宗介がかなめ救出に動いた事に対しての台詞がこれ。ヒイロは「そんなものは必要ない」と返す。ムッツリはムッツリを知ると言う事なのだろうか…。
- デュオ「やっぱり、女にはサプライズとインパクトが効くな。手渡しの招待状を破り捨てたり、いきなり、殺し文句を決めてみたり…」
バナージ「殺し文句って?」
デュオ「そのものズバリだよ。『お前を殺す』ってな」 - 『第3次Z時獄篇』より。TV版でリリーナが誕生パーティーにヒイロを誘ったときの対応であり、第2次Zではその場にいたので当然知っている。なお、この行動はリリーナはもちろん当時の視聴者にも絶大なインパクトを与えているので、あながち間違いではない。
- アンチスパイラルとの決戦前には、リリーナに手紙を出す様にカトルから薦められて立ち去るヒイロに「手紙を破られない事を祈るばかりだな」と引き合いに出している(というか、TV版でヒイロは最終話ラストシーンでリリーナに手紙を破られているのでそちらのネタと思われる)。
- 「やれやれ…。こうやって特攻野郎が量産されるってわけか」
- 『第3次Z時獄篇』25話、シンからバナージへの「迷った時は身体を動かせ」というアドバイスを聞いたトロワとカトルの感想を聞いて。
- 唯でさえデュオの周りは特攻野郎達ばかりな為か、やれやれと言わんばかりに呟いた。
- デュオ「大丈夫だ。角がついてないから、ネオ・ジオンじゃねえ!」
ヒイロ「お前は何を言っている…」 - 『第3次Z時獄篇』27話「涙の行方」にて、エヴァ二号機を見て。重要なのはそこではないだろうが。だが、ネオ・ジオンには角がついてない赤い機体も存在するのだが…。
- 「この面子と戦ってきた俺達の前でその台詞が言えるか?」
- 宗介のボケとも天然ともつかない発言に「日頃の俺の苦労がわかるだろ?」とぼやいたクルツに対し、ロックオンと共に返した台詞。
- この三人が相手ではさすがに分が悪かったらしく、クルツも素直に負けを認めた。そして…
- 「記憶が戻ったおかげで思い出したくないものまで思い出しちまった…。要するにお前は俺達と同じ属性グループってわけだ」
- ある意味プレイヤーの期待を裏切らない同族認定。貧乏クジ同盟新メンバー誕生の瞬間である。
- 「あいつ! 死神を音楽で追い払いやがったか!」
- 『第3次Z時獄篇』ifルート50話「ephemera」にて、シュレードが運命を覆した際の発言。直後ロックオンに「お前の言う台詞かよ!」とプレイヤーの心境をそのまま言われる。
- 「ああ、そうだ。通称、鬼の哭く街だ」
- 『第3次Z天獄篇』救出ルート20話にて、スコート・ラボを紹介する時の説明。このあと、カレンから「泣いてるのはクロウだけだよ!」とそれはそれで酷いツッコミを返される。
- 元ネタは恐らく漫画『北斗の拳』の牢獄の街カサンドラだが、参戦作品のせいか小説『鬼哭街』をも連想させる。
- デュオ「どうにもあいつは貧乏クジ同盟の血を騒がせる何かがあるみたいだからな」
クロウ「否定はできねえな」
デュオ「そういうわけだ、大将。新入隊員のクルツを紹介するぜ」 - 『第3次Z天獄篇』救出ルート21話。クロウとヒビキの試合結果を聞き、さらにクロウがヒビキを気にかけているところから、こちらに話が飛ぶ。貧乏クジ同盟新メンバーが正式加入した瞬間である。
単独作品
- 「死神!?」
- 『X』17話でスケルバットを見たときの反応。当然の如く真っ先に反応したわけだが、だからお前が言うなと。
- 「あんたみたいな男にだけはなりたくねぇな、エンブリヲさんよ!」
「偉そうにふんぞり返るのもここまでだ、エンブリヲ!」 - 『X』における対エンブリヲ特殊台詞。
搭乗機体
- ガンダムデスサイズ
- 地上でゲリラ戦を繰り広げた。後にOZに捕まった際、見せしめとしてトロワによって爆破させられている。
- ガンダムデスサイズヘル(ガンダムデスサイズヘル(EW版))
- 宇宙用に強化改修が行われ、後半の宇宙での戦闘を本機で行っており、ヒイロとトロワの力を持つメリクリウスとヴァイエイトと交戦し勝利を納めている。
- リーオー
- X-18999コロニー潜入時に使用。
余談
- 関俊彦氏はゼクス・マーキス役でオーディションを受けたが、オーディション会場でデュオ役に決められた。その縁ゆえか、『機動戦士ガンダムSEED』で仮面キャラであるラウ・ル・クルーゼを演じている。