合体

2012年11月9日 (金) 16:05時点における180.26.106.140 (トーク)による版

合体(Unite)

一般

複数のものが「一つになる」という意味。ロボット作品では「複数のメカが合体」する意味合いで通っている。ロボット作品で最初にして始祖は『ゲッターロボ』である。その後、ロボットアニメにおける合体は演出要素として取り入られている。

ちなみに合体の要素として

  1. 「合体時に課せられる制約」
  2. 「合体時の所要時間」

主にこの2点に集約される。

ゲッターロボ以降のロボットアニメはこの2点に集約されていく。なお、ゲッターロボの場合にはこの2点を「パイロットの技量」全て補うことで1秒も掛からずに合体する。これのみロボットアニメでは余り見られない。

スーパーロボット大戦シリーズ

特殊能力の一種で、複数のユニットが集まって1つのユニットとなる。3体以上の合体では対象ユニットを周囲8マス内(Wなど、作品によっては隣接の必要あり)に配置すると出現する個別コマンド「合体」によって成立。移動前後共に可能で、移動前なら行動終了とは見なされない。2体合体の場合、パートナーのマスに移動することで個別コマンドが出現するため移動後の行動終了が前提となるが、作品によって3体以上の合体と同様の形式がとられる場合もある(GC等)。
NEOでは隣接していなくても(母艦の中にいても)実行可能だが、行動前にしか選択できない。また、ユニットサイズが一段階大きくなるので、合体実行ユニットの周囲に1サイズ大きくなったユニットが入れるだけのスペースがない場合も実行できない。

ただし小隊システムを採用する『第2次スーパーロボット大戦α』、『第3次スーパーロボット大戦α』、『スーパーロボット大戦Z』では対象ユニットを同一小隊に組み込まないと合体不可能。また『スーパーロボット大戦K』『スーパーロボット大戦L』では対象機体のパイロット全員が気力110以上、『スーパーロボット大戦NEO』では同じく気力120以上にならないと実行できない。

出撃時に合体済みか否かは運用上の大きな分かれ目で、合体済みでなければ複数機分の出撃枠を必要とする。

分離→メイン以外のユニットが攻撃→再合体という戦術は(分離形態での戦闘力にもよるが)手数を増やすのに非常に有効でありツメスパロボでも求められる戦術の一つであったが、『NEO』『L』では一度合体したユニットを分離させるのは不可能になっている。

近年の作品では各分離メカの戦闘アニメを描く労力を省く為か、設定的に合体ロボであってもシステム的にオミットされる傾向がある。

2体合体

主な使用ユニット

※1:「合神」表記。 ※2:合体状態で出撃。カミナ死亡後は単体ユニットとなる。

※1:副主人公が離脱しない場合のみ分離可能。

※2:スーパーソウルセイバーを分離させると、ヘッドセイバーとセイバーブースターになる。

3体合体

主な使用ユニット

4体合体

主な使用ユニット

5体合体

主な使用ユニット

単体合体

合体の際に複数のユニットを使用せず単体で合体を行うタイプ。合体には一定条件を満たす(気力上昇・HP減少等)ことが必要。このタイプは基本的に不可逆性で合体後は元の形態には戻れないが、ゴッドグラヴィオンのみ1マップにつき1回、持続3ターンと言う制約がある。

原作ではゴッドマーズは6体合体、ゴッドグラヴィオンは5体合体(パイロットは6名)であるが、スパロボにおいて分離状態のユニットとして登場するのはガイヤーやグランカイザーのみ。なお、イクサーロボ以外は基本的に不可逆。

主な使用ユニット

※1:64では初期出撃時を除き、Dではあるイベント後、常にゴッドマーズで出撃。

※2:「合身」表記。

※3:「合神」表記。サブパイロット5名追加。あるイベント後は、常にゴッドグラヴィオンで出撃。

※4:「イクサーロボ合体」表記。イクサーΣ以外はサブパイロット1名追加。可逆であるため「気力制限のある変形」に近い。

原作や設定上では複数のメカが合体する事により完成するユニット

※1:ゲーム中では「分離」でメカンダーMAXになり「合身」でメカンダーロボに戻れる。任意に分離・合身可能なので半ば変形のような扱い。

※2:ヴァルガード+アルムアルクス+アルムストラの組み合わせ。合体後は周回クリアまで分離不能。

変形扱いの合体

これ以外にもゲッターロボの変形も分離・合体を介してのものである。

敵専用の合体ユニット

敵ユニットの場合はシステム上の合体が用意されておらず、イベントで表現されるか、合体済みで登場することが多い。

※1プロトデビルンであるため「融合」というのが正しい。

演出でのみ合体する機体

ユニットとしては登場しない。攻撃の演出の一環として合体する。

敵機体

余談

いわゆる夫婦や恋人同士の一つの愛の形の事を「合体」と揶揄する言葉が某釣りを題材とした映画作品で広まっているが、『神魂合体ゴーダンナー!!』の様にこの意味をタイトルや旦那メカと嫁メカが合体する事に暗喩させているケースもある。

無論、人類はおろかこの世に生きるあらゆる生物(単細胞生物等は除く)の繁栄には非常に重要な事である。

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