ゴッドライジンオー
ゴッドライジンオーは『絶対無敵ライジンオー』の登場メカであり、同作の主役メカの強化形態。
ゴッドライジンオー | |
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登場作品 | |
デザイン | やまだたかひろ |
初登場SRW | スーパーロボット大戦GC |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | エルドラン製スーパーロボット |
全高 | 41.0 m |
重量 | 116.0 t |
エネルギー | ライジンエネルギー |
最大出力 | 830,000馬力 |
最高飛行速度 | M22 |
最高走行速度 | 1,200.0 km/h |
最高水中速度 | 300.0 km/h |
装甲材質 | エルドナイト |
開発者 | エルドラン |
所属 | 地球防衛組 |
パイロット |
概要編集
ライジンオーがバクリュウオーと合体した形態。基本的にライジンオーの延長線上の武装や能力を持つ。
DX玩具の余剰パーツは後続のグレートガンバルガーやキングゴウザウラーと比べて少ないが、MODEROIDではプロポーション重視の都合両機ともにかなり多くの余剰パーツが発生する。
構成機体編集
登場作品と操縦者編集
携帯機シリーズ編集
- スーパーロボット大戦BX
- 中盤で合体可能になる。
- 今回は合体するとマリアと勉が撤退扱いでパイロットからいなくなってしまうため、精神コマンドが使えない上に経験値も入らず、ガイキング・ザ・グレートのように合体タイミングを選ばなければならない。今までの作品にあったHP回復はオミットされているが、ライジンオーの売りであるEN回復がレベル2になりスキル「地球防衛組」と合わせると最大でENが毎ターン45%回復と言う、脅威の継戦能力を誇る。しかし過去作と違いサイズがMに縮小されてしまった為、火力はともかく意外と脆い。代わりに「地球防衛組」にパイロットステータスが上昇するようになった事と空適応Sなことから、回避率が意外に高い。「避けつつ耐える」を心がけると良いだろう。移動後攻撃が射程2までしかないため進撃戦は苦手なのは注意。第47話より新たにゴッドライジンオーフルパワーが追加される。
- EN回復量の高さを生かして補給いらずの援護タンクとして運用するのが強力。ENのみフル改造するだけでもEN-35の「ファイナルファイヤー」ならシングルの次点で最大数である3回の援護攻撃を行ってもEN回復量が上回ってしまう。さらにEN+を持つユニットとPUを組ませれば「ゴッドライジンオーフルパワー」を援護3回+自身の計4回使っても回復量が上回る。仁は援護攻撃1までしか伸びないので継戦能力の高さを生かすためにも援護攻撃は強化しておくとよい。
- なお上述の通り合体するとマリアが撤退扱いになる為、マリアの戦闘前会話は発生させられなくなる。ベルゼブのフラグにはマリアの戦闘前会話が必須のステージが複数あるため、合体のタイミングに気を使う必要がある。
単独作品編集
- スーパーロボット大戦GC
- 初登場作品。正式参入後はゴッドライジンオーの状態から始まる。当然ながら仁たちを巨大からくり雷神王へ乗せ換えていると本機は使用できない。サイズが1つ上がりLになることで戦艦などのLLサイズのBODY部位へ直接攻撃できるようになるのが大きい。その分Sサイズへは射撃系武器が使えなくなるが、射程の長いゴッドライジンブーメランがあるのであまり苦にならない。
- スーパーロボット大戦XO
- スーパーロボット対戦モード専用の合体攻撃が追加された。
- スーパーロボット大戦NEO
- ゴッドライジンオーお披露目シナリオ後もライジンオーとバクリュウオーの状態でスタートし、合体には両方の気力を上げる必要がある。HPとENの回復特性を持つので継戦能力が高い。ゴッドライジンソードが突破攻撃となっており、中威力低燃費の格闘攻撃を持たないため、やや使い勝手が悪い一面も。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 原作終了後なのでいきなり「超無敵合体」が可能。バクリュウオーがユニットとして登録されないので、仁の気力を上げるだけでOK。序盤から加入し、他のスーパー系の最強武器が軒並み封印状態なので、その破壊力を活かしボスキラーとして活躍できる。貴重な応援持ちユニットでもある。
- NEO同様近距離用の低消費武器がないため、増加した雑魚敵相手にはやや不向きか。武器属性が皆無に等しく、極端な武装ばかりなので使い勝手がやや悪い一面もあったが、アップデートにより武器属性が充実。移動後使用可能になったゴッドハイパーフラッシュと、特定の敵に対して有効なバリア貫通特性のハイパーサンダークラッシュはかなり強力。
装備・機能編集
武装・必殺武器編集
武装編集
- ゴッドライジンブーメラン
- 鳳王の翼部分を切り離して投げる。
- 『NEO』では「曲射」特性付き。『OE』ではそれに加えて「ヒット&アウェイ」特性も付加された。
- ゴッドハイパーフラッシュ
- ライジンフラッシュの強化版。胸部の赤いクリスタルから光弾を発射。
- 『NEO』では「ロックオン」特性付きだが、ライジンオー時同様に移動後使用不可なのがネック。
- 『OE』では「押出」特性。さらにアップデートで移動後使用が可能になり、使い勝手が劇的に上昇した。
- ゴッドライジンシールド
- バクリュウシールドにライジンオーの胸部パーツを装着した盾。剣の基部でもある都合上、右腕に装備する。劇中ではフラットなデザインだが、玩具ではその構造上分厚いものになってしまっていた。
- ゴッドライジンソード
- ゴッドライジンシールドから伸びる剣。ライジンソードと異なりシールドと一体化しているため、そのままシールドを持った腕で振るう。
- 『NEO』・『OE』では突破攻撃。
- 拘束ビーム
- ゴッドライジンシールドから放つ敵の動きを封じるビーム。ハイパーサンダークラッシュで使用。
- ゴッドライジンバズーカ
- バクリュウオーのバクリュウキャノンの砲身を伸ばしたバズーカ砲。
- ゴッドライジンタイフーン
- 翼を羽ばたかせる事による突風。オジサーン戦にて、ミサイルを跳ね返すために使用。SRW未採用。
必殺技編集
いずれも敵機を撃墜すると原作同様の勝ち名乗りを上げる。
- ファイナルファイヤー
- バクリュウカノンの各部が展開したバズーカを胸部に接続し、巨大ビームを放って消滅させる必殺技。最初は決め手だったが、スーパー邪悪獣第1号である邪悪獣スイガラーに相殺されて以降は、決め手をハイパーサンダークラッシュに譲ることになる。グレートジャークサタン相手に至っては直撃にも関わらず無傷だった。後続2作品と違い2体合体の本機ではリボルバスターやマグナバスターに相当する技。
- 『OE』では「ショック」特性が付けられたことで強敵攻略の布石として使えるようになり、移動後使用も可能なため利便性が高い。
- 『BX』では射程3~8と射程距離が伸び、地球防衛組スキルによりEN回復率が高まったこともあり、反撃時のメイン武器として使っていける。
- ハイパーサンダークラッシュ
- シールドからの拘束ビームで動きを封じ、ゴッドライジンソードで十字に切り裂く必殺技。勉によると、ライジンソードの数千倍のパワーがあるらしい。邪悪獣スイガラ―にファイナルファイヤーを破られたことをきっかけに初披露。以降、第2の決め手になる。
- 『OE』ではアップデートで「スタン」とエルドラン勢の最強武器共通の「バリア貫通」が追加された。ゴッドライジンオーにはエルドラン系4機中で唯一HPを減らしてない状態でクリティカルに補正を受ける能力がないためか、素の攻撃力は各必殺技中では最も高い。
- ゴッドライジンオーフルパワー
- ゴッドライジンオーの全エネルギーをゴッドライジンソードに集め、巨大なエネルギーの刀身を作り出して皇帝ワルーサにトドメを刺した一撃。
- 『BX』で初採用。原作同様、ラスト1話前に追加される実質最終話限定の必殺技(ただし、キャンペーンマップでも46話クリア時にプレイ条件が解除される「Brand New X」にて使用可能になっている)。トドメ演出として地球防衛組全員のカットインが用意されている。このカットインは原作でも見られたものだが、原作では画面に入っていなかったクッキーらまで入っている追加補填版になっている。
- 『GC(XO)』ではイベント戦闘前に於けるテキストのみの登場で、実際の戦闘ではハイパーサンダークラッシュを使っていた。
合体攻撃編集
- 絶対無敵剣
- グレートジャークサタンとの合体攻撃。それぞれの剣で連続攻撃を行う。OVA版ジャークサタンとの合同技とは異なる。『XO』のスーパーロボット対戦モード専用技。
- エルドラン・スペシャル
- 『NEO』・『OE』にて実装。グレートガンバルガー、キングゴウザウラー、パーフェクトダイテイオーとの合体攻撃。4体でゲンブロックキャノンを構えての大出力ビーム攻撃。
- なおこの攻撃でとどめを刺すと、特別バージョンの勝ち名乗りを上げる。
特殊能力編集
- 剣装備
- 『BX』。切り払いを発動。
- 盾装備
- シールド防御を発動。『NEO』では戦闘デモ上ではなぜかシールドを使わず腕で防いでおり、この点は『OE』でも直っていない。
- HP回復
- 万物が持つ大気と大地のエネルギーを吸収・変換した「ライジンエネルギー」を動力とするという設定を反映。『BX』ではオミット。
- EN回復(『GC』・『XO』) / EN回復Lv○(『NEO』・『OE』) / EN・MP回復L2(『BX』)
- 万物が持つ大気と大地のエネルギーを吸収・変換した「ライジンエネルギー」を動力とするという設定を反映。『NEO』・『OE』では機体改造度に応じてLvが上昇。『BX』では地球防衛組スキルにより回復量が増える。
- 分離
- 『GC』・『XO』。ライジンオーとバクリュウドラゴンに分離する。
移動タイプ編集
サイズ編集
- M
- 『BX』。
- L
- 『GC』『XO』。
- 5/2L
- 『NEO』『OE』。
機体ボーナス編集
- 初期段階:照準値+5 CRT補正+10 装甲値+100 EN+50
- 第二段階:照準値+10 CRT補正+15 装甲値+125 EN+75
- 第三段階:照準値+20 CRT補正+20 装甲値+150 EN+100
- 最終段階:照準値+30 CRT補正+30 装甲値+200 EN+150
機体BGM編集
スパロボシリーズの名場面編集
- 絶対無敵の力
- 『BX』47話「自分達の信じるモノの為に!」より。ベルゼブを取り込んだ皇帝ワルーサが起こしたジャークドリームに飲まれてしまうBXであったが、武田長官や離反したタイダーの抵抗に加え、自分達の信じるモノの為に立ち上がり、これを打破。
- 『BX』の総攻撃により皇帝ワルーサを撃破したかに思われたが、皇帝ワルーサは体内に溢れるジャークパワーよっていとも簡単に復活。反対にBXは五次元帝国とデストルークの戦いによって機体もエネルギーも限界を迎えている。先に戦ったジークジオンや暗黒大将軍に匹敵する強大な力を持つ皇帝ワルーサになすすべなく蹂躙されると思われたその時、タイダーが立ちはだかった。地球防衛隊やBXを守るために。
- 自分に歯向かう者を始末しようとする皇帝ワルーサからの苛烈な攻撃から庇うことを止めないタイダー。BX、地球防衛隊が限界を迎えてもなお、立ち上がる事に驚愕する皇帝ワルーサであったが、取り込んだはずのベルゼブとファルゼブが分離し、ベルゼブが皇帝ワルーサを相手にする。時間稼ぎをし、地球防衛隊が皇帝ワルーサを倒すために。五次元人であるベルゼブ達が五次元帝国の皇帝ワルーサに立ち向かった光景を目の当たりにしたBXは今度こそワルーサを完全に倒す意志を固めた。だがBXは皆限界を迎えている以上、方法は一つしかない。機体のエネルギーをライジンオーやバクリュウオーに集中させる。BXの機体は規格も何もかも異なる以上、出来るはずはないと思われたが、バクリュウオーは大地のエネルギー……この世に存在する全てのモノを吸収することが出来る。
- 皇帝ワルーサの打倒を託すかのようにライジンオーとバクリュウオーにエネルギー送るBX、今まで死と隣り合わせの危険な所で戦ってくれた仁達の力になろうとエネルギー循環の調整に奮闘する地球防衛隊一同、その甲斐あってかライジンオーとバクリュウオーのエネルギーは回復、仁達は『ゴッドライジンオー』に超無敵合体をした。
- その光景に動揺する皇帝ワルーサにベルゼブとファルゼブは突きつけた。人間達が永い時をかけて築き上げてきた、自分達五次元人にない『絶対無敵』の力――――『心』を彼らが持っているからだと。BXから、ベルゼブとファルゼブとタイダー、そして地球防衛隊の皆が繋いだ機会を無駄にしまいと、思いと力を込めたゴッドライジンソードフルパワーで皇帝ワルーサを一刀両断した。こうして五次元帝国皇帝ワルーサは滅びを迎えるのであった。
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