未参戦作品/一覧

いまなお数多い未参戦作品の中でも特に話題になりやすいものをまとめる。同時に、かつてファンの間で参戦が難しいとされた作品、再参戦が難しいとされる作品も本項に記載する。

はじめに

下記では掲載の便宜上、「スーパーロボット大戦以外のクロスオーバー作品に参戦済みの作品」以外は未参戦作品#未参戦の主な原因のいずれかの原因に拠るものとして分類しているが、実際はその多くが複数の理由に跨っているものと思われる。基本、版権問題を抱えている作品が大半を占める。

また前述の通り、現在参戦済みである作品の中には、かつて参戦が難しいであろうと言われていた作品もあり、以下で挙げる作品が今後参戦する可能性が全く無いとは言いきれない。逆に一度参戦しても、版権事情が変わって再参戦が難しくなる(と思われる)場合もある。

作品追記に際しての注意点

  • 記事の際限なき肥大化を防ぐため、作品追記の際は単に参戦していないからと挙げていくのではなく、SRW関係者や作品の関係者が明言しているなどの「参戦が実現しない理由」を出来る限り納得の行く内容で併記願います。

主な未参戦作品

近年発表されたアニメ作品

現在のところ下記の作品以降に完結(放送終了・最終巻発売等)となった作品は未参戦となっている。

グレンダイザーU
2024年7月 - 9月まで放送されたテレビアニメ作品。
スーパーロボット大戦DD』にて参戦。

スパロボ以外のクロスオーバー作品に参戦済みの作品

商販戦略などの都合上、作品の商品販売元(または関係する会社)のクロスオーバー作品に参戦済みの作品が多い[1]が、下記では便宜上、スパロボと同じくバンプレスト(バンダイナムコ)が制作したクロスオーバー作品に参戦済みの作品のみを記載する。

ただし、「SDガンダム Gジェネレーションシリーズ」のような同一シリーズ作品間のクロスオーバー作品は除外。

プラモ狂四郎
『コミックボンボン』で連載された漫画作品。『Another Century's Episode 3 THE FINAL』にパーフェクトガンダムと京田四郎が登場済み。
本作における戦闘は「ガンプラのシミュレート対戦」であり、スポーツ系作品に近いニュアンスなのがスパロボ的に不都合な点として挙げられる。ゆえにスパロボに限らず、他の「ガンダムシリーズ」と合わせるのも難しい。ただし、パーフェクトガンダムは後に『MSV』から登場のフルアーマーガンダムのデザインの元(宇宙世紀正史への逆輸入)である為、結果として「SDガンダムシリーズ」同様、ガンダムシリーズ限定のクロスオーバー作品への出演機会は多い。またスパロボでは、似たような設定を持つ公式作品『ガンダムビルドファイターズ』が『X-Ω』に参戦を果たしている。
ちなみに『ACE3』においては『機動戦士ガンダム』からの参戦という扱いとなっている。
アーマード・コアシリーズ
フロム・ソフトウェアの代表作であるロボットアクションゲームシリーズ。略して『AC』とも。
機体名 出典 参戦先
ナインボール=セラフ アーマード・コア マスターオブアリーナ(本編ストーリーのラスボス)
アーマード・コア2 アナザーエイジ(隠しボス)
Another Century's Episode: R
アナザーセラフ アーマード・コア ブレイブ ニュー ワールド
UCR-10 アーマード・コアV バトルロボット魂
「ACEシリーズ」への参戦は、『AC』と同じくフロム・ソフトウェア開発のシリーズだからこそ実現した参戦ともとれる。
他に不都合な点としては、「主人公=プレイヤーという扱い」「原則的にパイロットの容姿の設定がない」等が挙げられるが、このあたりは同じくゲーム作品で参戦済みの「電脳戦機バーチャロンシリーズ」も同様である。しかし、これは原作スタッフの協力により、スパロボにとって無理のない設定が用意できたからこそ実現したもので、今後同じ措置が『AC』にも適用されるかは不明。
叢-MURAKUMO-
『AC』と同じくフロム・ソフトウェア開発のXBOX用ゲーム。『Another Century's Episode』にてクラウドブレイカー量産型が参戦。

関連作品がスパロボ参戦済みの作品

ガンダム・センチネル
ガンダムシリーズ」の1作で、編集・アートボックス/発行・大日本絵画の模型雑誌『モデルグラフィックス』で連載が行われた小説作品。
詳細は当該項目参照。なお、『第4次』にてSガンダムALICEが登場したことがあるが、作品としての本格参戦は未だ果たされていない。
SDガンダムフォース
2004年に放送された「SDガンダムシリーズ」の一作。
日米共同プロジェクトとしてアメリカのカートゥーン・ネットワーク社が製作に参画しており、このことが版権の複雑化を生み参戦の壁となっているという説がある。スパロボに参戦した『SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors』や『SDガンダム外伝』が「SDガンダム Gジェネレーションシリーズ」などのゲームに登場する一方で、本作は放送当時に単独でゲーム化するのみに留まっている。

バンダイがスポンサーを務めたアニメ作品

惑星ロボ ダンガードA
1977年に放送された東映動画(現:東映アニメーション)制作の作品。ポピー(現:バンダイ)から超合金などの玩具が発売された。
版権表記は「東映アニメーション」となっているが、原作者として松本零士氏がクレジットされている。松本氏はロボットアニメ全般に否定的なスタンスを取っており、執筆した漫画版において主役ロボのダンガードAを最終回のラストシーンワンカットに登場させるのみであったことから、本作に良い感情を抱いておらず、ストーリー再現を行うスパロボ参戦も拒否しているという説がある。ただし、原作といっても実際はほぼ出来上がっていた作品原案に、キャラクター原案と一部ストーリーで関わったのみであるため、松本氏の意向が実際に影響しているかは不明。
ちなみに『F』発売直前の1998年には、バンプレストからクレーンゲーム用のプライズ商品「東映動画コンプリートコレクション」として、参戦済みのロボットに混じってダンガードAが(SRW未登場の中では唯一)ラインナップされた事があり、このことから一時期は参戦を期待させる空気が漂ったが、結局は現在に至るまで未参戦となっている。
機甲艦隊ダイラガーXV
1982年に放送された東映本社制作の作品。ポピーから超合金などの玩具が発売された。
EX』以降サブパイロットの精神コマンドが使用可能になると、15体合体でパイロットも15人が搭乗している主役ロボダイラガーの扱いについて、スパロボ参戦不可能論議でネタにされるようになる。当時から解決策として精神コマンドはチーフ3人(+それぞれのヒロイン)に限ればいいという案が挙がっており、実際に似たようなケースの『熱血最強ゴウザウラー』は『NEO』で参戦した際、そちらに近い仕様で参戦を果たしている。
2010年代からは『百獣王ゴライオン』と同様に、海外でのリメイク作品『ボルトロン』に纏わる権利的な部分が参戦の壁になっているとされる。
銀河漂流バイファム
1983年に放送されたサンライズ制作によるアニメ作品。バンダイからプラモデルや玩具が発売された。
戦争で星を追われた13人の子供達が両親救出の為に敵の本星へ向かうというストーリー。子供達は自衛力を持った難民といった立場で、戦闘を強いられることはない。むしろ地球軍や敵の星のレジスタンスからは保護対象と見なされており、戦いから遠ざけられる事の方が多かった。最終回では両親とともに軍隊に保護され、戦争はプロの軍人に任せる形で締めくくられる。そんな作風ゆえに、持ち味を生かしたまま参戦させると、原作の最終回同様に軍隊(プレイヤー部隊)に合流した時点で子供達が戦う目的が無くなってしまう。
逆に彼らに他作品のキャラを同行させるにしても、10歳前後の子供達が難しいマニュアルとにらめっこしながら戦艦やロボットの運用法を学ぶ、最年長という理由で15歳の少年が艦長にされる、慣れない炊事や洗濯、年少組の子守に苦闘するなど、「大人のいない空間」が重要なファクターとなっており、他作品のキャラクターが入る隙間が無い。
寺田貴信氏は2008年8月の「生ワンホビTV」にて「好きだけど合流したら(原作の)話が終わる。それでもいいなら出したい」とコメントしている。また2023年9月18日にはtwitter(現X)にて、構想段階で没になった作品に参戦作品案として入っていたことを仄めかすコメントを残している[2]
無限戦記ポトリス
2003年に放送されたサンライズ制作のアニメ作品。バンダイから『ポトリス2』の日本版のサービスが開始され、玩具も発売された。
韓国のオンラインゲーム「ポトリスシリーズ」を題材にしたアニメだが、登場キャラクターや世界観はポトリスシリーズと繋がりはない半オリジナル作品となっており、ロボットアニメとしての要素もアニメ化する際に付け加えられたものである。日韓共同制作だが原作がオンラインゲームかつ海外の作品であり、2004年にポトリスの運営がバンダイからガンホー・オンライン・エンターテイメントに移行するなど版権問題が非常に複雑であることが問題と思われている。
ちなみに2000年代のアニメでありながら、日本国内では映像ソフト化はおろか再放送もされていないがこちらは版権問題が影響しているかは不明。

バンダイナムコグループ以外がスポンサーを務めたアニメ作品

特に以前からタカラトミー、コナミグループなどバンダイナムコグループのライバル会社の版権に関わる作品の参戦は難しいと言われていたが、近年ではスパロボの参戦他、バンダイナムコ製の関連商品が増えているため、権利関係は比較的緩やかになっている可能性がある。

鋼鉄ジーグ』以外のマグネロボシリーズ
1970年代後半に展開された、タカラから「マグネモ」というシリーズで玩具が発売された作品群。そのうち参戦済みの第1作『ジーグ』を除いた『ゴワッパー5 ゴーダム』『マグネロボ ガ・キーン』『超人戦隊バラタック』の3作品。
なお、2007年にはアニメ版ではなく漫画版の続編として『鋼鉄神ジーグ』が制作されたが、そちらは企画段階からバンダイがスポンサーとして参画しており、スパロボにも参戦済みである。
トランスフォーマーシリーズ
アメリカのハズブロ社がタカラ(現:タカラトミー)と提携し1984年からアメリカを中心に展開されているロボット玩具シリーズ。映像作品・コミック等多方面にメディア展開しており、2007年以降は実写映画版も複数製作されている。
ハズブロ社がタカラが1980年代前半に販売していた『ダイアクロン カーロボット』『ミクロマン』のロボット玩具を仕様変更しアメリカで販売、アニメ化したのが始まりであり、日本でもタカラからの販売でアニメと共に1985年に『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』として逆輸入、現在に至るまで新作が制作されている。中には『トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ』など日本独自の作品も存在しており、それらの作品は「勇者シリーズ」誕生のきっかけにもなっている。
新規キャラクターが投入されるようになった初代の後半以降は、主にハズブロ社のオファーを受けタカラトミーが開発、海外ではハズブロ社、日本国内ではタカラトミーが販売している。初代の成り立ちから過去の商品が色変えなどの仕様変更で別人として再版される事が頻繁にあり、日本独自タイトルにも過去の海外主導作で日本未発売だったキャラクターが仕様変更され別人として販売されている(ハズブロ社の権利が関与している)など、権利関係は極めて複雑である。
再販枠は後の「勇者シリーズ」にも継承され、トランスフォーマーから流用されたロボットの存在が同シリーズの版権問題における議論の的になっている。『V』への『勇者特急マイトガイン』の参戦に伴って飛龍轟龍が登場したが、さほど影響がないのかは未だ不明。
Z.O.Eシリーズ
2000年代前半に展開された、コナミコンピュータエンタテインメントジャパン(後のコナミデジタルエンタテインメント)によるアクションゲーム作品『ZONE OF THE ENDERS』を始めとするシリーズ。
OVA作品『Z.O.E 2167 IDOLO』やTVアニメ作品『Z.O.E Dolores, i』といった、サンライズ制作によるアニメ作品も存在しており、両作品の版権表記にはコナミグループの企業の名前が記されている。
ちなみにGBAで発売されたゲーム作品『Z.O.E 2173 TESTAMENT』は、シリーズ中唯一のSRPGでウィンキーソフトが開発を担当した作品。ゲームシステムが初期のスパロボシリーズに近く、シナリオは『F完結編』の後半部分を担当した堀川和良氏が担当している。
『ヤッターマン(2008年版)』以降のタイムボカンシリーズ
タツノコプロが製作した同社初のギャグアニメで、1975年に放送された『タイムボカン』ならびに『ヤッターマン』(1977年)から『イタダキマン』(1983年)まで全7作が「タイムボカンシリーズ」として放送された。この時のスポンサーはタカトクトイス(『イタダキマン』終了後の翌1984年に倒産)であった。
1990年代以降も『タイムボカン王道復古』(1993年)、『タイムボカン2000 怪盗きらめきマン』(2000年)等のシリーズ作品が製作、同時期にシリーズ共通の悪役「三悪」を題材にした4本のゲーム作品もバンプレストから発売されている。
しかし、2008年にリメイクとして放送された『ヤッターマン』以降はタカラトミーがタツノコプロの株主となっており、玩具等のグッズ販売を一貫して手掛けているため同作以降に制作された『夜ノヤッターマン』(2015年)、『タイムボカン24』(2016年)の参戦は困難なものと考えられている。
もっとも、旧作「タイムボカンシリーズ」も依然未参戦であり、「シリーズの一部作品以外はロボットの戦闘もギャグの一環となっているため、戦闘らしい戦闘が少ない」ことも議論の的とされている。

スクウェア・エニックス関連作品

旧スクウェアおよびエニックス含む。競合会社の版権が関わる作品の中でも、下記のように公式発言が残っているため特に厳しいと考えられていたケース。『DD』の『LIVE A LIVE』近未来編が同社タイトル初参戦となった。

フロントミッションシリーズ
旧スクウェア時代より展開されているロボットSLGシリーズ。後に『機動戦士ガンダム サンダーボルト』を手掛ける太田垣康男氏によるコミカライズ版も存在する。
参戦を期待する声が多いものの、版権上の問題で参戦は難しいのではないかという声も多く、実際過去に『うますぎWAVE』において「フロントミッションを出して欲しい」というお便りに対し、杉田智和氏が「スクエニだから無理です」と即答した事がある。
ゼノギアス
1998年に旧スクウェアが制作したロボットRPG。後に開発スタッフが独立したモノリスソフト制作の『ゼノサーガ』を始めとした「ゼノシリーズ」の原点と言える作品であり、2008年にはゲームアーカイブスによって配信されている。ただ前述したようにその時点ではスクウェアによって開発されたゲームであり、やはり版権上に問題があるのではないのかという説もある。また他にも「世界観が地球ではない星の話であり絡みにくい」「宗教や薬物等が設定に絡んでいて出しにくい」「成人向けではないもののゲームアーカイブスによって配信された際対象年齢がCERO:Dになってしまった(17歳以上対象)ため」といった推測が挙がっている。
超速変形ジャイロゼッター
2012年にスクウェア・エニックスよりリリースされたアーケード用カードゲーム。アニメ・コンシューマゲーム・玩具など多角メディア展開が行われ、そのうち玩具はバンダイから発売されている。
参戦の障害に挙げられる要素としては日本の自動車メーカーと提携し各社の実在する車種をモチーフとしたロボットを登場させているという点があり[3]、参戦にはそれら全てのメーカーから許可を取る必要があるというのが課題と見なされている。それについては、「登場機体をオリジナル車種に限定すれば解決する」との声もある。

その他

ファイブスター物語
重戦機エルガイム』の設定考案に関わった永野護の漫画作品。現在も連載中の作品で劇場アニメ化もされている。
未参戦の理由として「完結していない作品である」「世界設定の問題で絡みにくい」「『第4次』においてブラッドテンプルを勝手に出したため権利関係のいざこざがある」「永野氏がスパロボに否定的な感情を有している(「自分がデザインしたロボットを、他のロボットに傷つけられるのを見たくない」と語った事がある)」といった複数の説がある。
ジンキシリーズ
綱島志朗氏の漫画作品。2005年には『JINKI:EXTEND』のタイトルでTVアニメ化され、2010年以降は成人向け含めたゲームが複数回発売されている。2023年時点では『ヤングチャンピオン烈』にて『人狼機ウィンヴルガ 叛逆編』を連載中。
本作については過去に綱島氏自身がtwitterで、ファンからの質問に対して「僕がウロウロしたせいで(参戦は)難しいかも」と答えたが、これは過去に諸事情で3回も掲載誌を移籍した(現在は5回も移籍)上に、2回目の移籍である『JINKI -真説-』を除き、他では別のエピソードを始めていた事も指していると思われる。これには元々シリーズ化が予定されておらず、雑誌を移籍していく内にシリーズ化したという事情もある。
他にも作品を重ねていくたびに、暴力描写と性的描写がどんどん過激になっているためCERO的な意味での心配をする声も多いが、あくまで後続作品を指してのことなので、初期のものやアニメ版には無関係と思われる。
なお、綱島氏は『スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター』にてED原画の一員として参加していた事がある。

参戦済作品

現タカラトミーに関する作品

サンライズ制作作品の一部は、バンダイ発売のトレーディングカードゲーム『サンライズクルセイド』(『OG CRUSADE』と同シリーズ)にも参戦している。

聖戦士ダンバイン
当初『第2次』で初参戦の予定をしていたが、諸事情により不参戦となった[4]
不参戦となった理由は明かされていない。放送当時のメインスポンサーはクローバー、同社倒産後はトミーであったが、プラモデルは放送当時からバンダイから発売されており、版権料の都合といった諸説が挙がっている。
エルドランシリーズ
トミー(現:タカラトミー)が玩具販売権を有しているシリーズ。
GC』で『絶対無敵ライジンオー』のみが参戦していたが、『NEO』にてPVしか作られていない『完全勝利ダイテイオー』を含む全ての作品が参戦を果たし、『OE』でも引き続き4作品が揃い踏みした(『NEO』並びに『OE』は、『GC』のリメイク作品『XO』を手かげた有限会社さざなみが引き続き担当している)。
ちなみに、現在は参戦済みなことがすっかり浸透した『伝説巨神イデオン』『聖戦士ダンバイン』も元はトミーが玩具販売権を有していた作品である。『ダイテイオー』の企画倒れ以降、シリーズには何の動きも無いため、『イデオン』や『ダンバイン』と同様の事情が生じた可能性もある。
ゾイドシリーズ
トミーが開発した同名の玩具を原作としたアニメ作品。その際も同社がスポンサーを務め、玩具はもちろんゲーム方面にも進出した。
このため参戦が難しいとされていたシリーズで、寺田Pも2008年7月24日放送の「生ワンホビTV」で「参戦は難しい」と発言していた。しかし『K』にて4作目『ゾイドジェネシス』、『OE』で1作目『ゾイド -ZOIDS-』および(限定的ではあるが)2作目『ZOIDS新世紀/ZERO』が参戦を果たした。
『ジェネシス』は版権に抜け穴があったとの説もあり、下記の「勇者シリーズ」のようなケースもあることから実際には不透明な状況であるが、権利関係は比較的緩やかになっている可能性がある。ちなみに『ジェネシス』の版権表記はタカラトミーではなく「1983 2009 TOMY」と「Sho Pro(小学館集英社プロダクション)」である。
2017年以降は新作ゲーム『ZOIDS FIELD OF REBELLION』のリリースや新プロジェクト『ゾイドワイルド』の発表などタカラトミーからのシリーズコンテンツ展開が活発となっており、スパロボへの参戦は再び困難となるのではという見方がある。
ボトムズシリーズ
当初からタカラがメインスポンサーを務めていた。
ゲーム作品も同社より多数発売されていたが、2007年からリリースされたOVA『装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ』より製作にバンダイビジュアルが参画、加えて同年にはバンダイよりPS2用ゲームが発売された。このころからスパロボ参戦も可能との説が持ち上がっていた。
第2次Z』にて初参戦。
機甲界ガリアン
当初からタカラがメインスポンサーを務めていた。
BX』にて初参戦。
巨神ゴーグ
当初からタカラがスポンサーを務めていたが、2011年8月1日よりバンダイチャンネルにおいて参戦済みの『装甲騎兵ボトムズ』と共に配信が始まっており、権利関係がクリアされたのではとの憶測が取られていた。
BX』で初参戦。
勇者シリーズ
1990年代に展開されたサンライズ制作の作品群。『勇者エクスカイザー』『太陽の勇者ファイバード』『伝説の勇者ダ・ガーン』『勇者特急マイトガイン』『勇者警察ジェイデッカー』『黄金勇者ゴルドラン』『勇者指令ダグオン』『勇者王ガオガイガー』『勇者聖戦バーンガーン』の9作品[5]
いずれもタカラがスポンサーを務め、ゲーム作品や玩具を発売しているため、スパロボシリーズ開始当初から参戦が難しいとされていた。また、戦争という題材に不向きな作風の作品も多い。
2003年発売の『第2次α』にて『ガオガイガー』が参戦したことで、他の作品も可能になったのではという期待が高まったが、2017年発売の『V』で『マイトガイン』が参戦するまで14年間『ガオガイガー』のみとなっていた(この空白期間の原因は不明)。『勇者王ガオガイガー』の逸話はそちらを参照。
その後は『X-Ω』にて『エクスカイザー』が、『30』にて『ジェイデッカー』がそれぞれ参戦。また『ガオガイガー』が『T』で『マイトガイン』と、『X-Ω』で『エクスカイザー』と共演を果たしたりと、勇者シリーズの展開が多数行われるようになっている。
ちなみに、『マイトガイン』は『スーパーロボット大戦Fを一生楽しむ本』のインタビューで、寺田Pが『ライジンオー』とともに参戦候補として名前を挙げたことがあり[6]、スタッフとして参加していた大張正己氏は2008年8月の「生ワンホビTV」で、「(参戦が果たされれば)カットイン原画を描く」と発言している。
なお、勇者シリーズ公式サイトの表記バンダイナムコグループの公式文書などから、現在はサンライズが単独で版権を全て管理していると思われる。
太陽の牙ダグラム
タカラ(現:タカラトミー)がメインスポンサーを務めていた。寺田貴信氏の発言によれば、1996年頃は上記「ボトムズシリーズ」同様参戦不可だったことが仄めかされている[2]
X-Ω』で初参戦。
新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION / 劇場版『新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』
2018年から2019年に放送されたTVアニメ作品と、2019年に放映された映画版。タカラトミーが展開する、新幹線より変形するロボット玩具シリーズのアニメ化作品。前者は『X-Ω』にて期間限定で初参戦、後者は『30』でDLCとして参戦。
2010年代では貴重な放送期間1年越えのロボットアニメで、寺田Pによればスパロボの音声収録時にも声優に本作がスパロボに参戦するか聞かれるとのことだが、「日本の新幹線ありきの作品のため、未来世界の宇宙で戦わせてよいのか」という理由でスパロボで扱うのは難しいとしていた他、「ロボが多数登場するため戦闘アニメを作るのが大変[7]」とも述べられていた[8]
電脳冒険記ウェブダイバー
タカラ(現:タカラトミー)がメインスポンサーを務めていた。
DD』で期間限定にて初参戦。また、仮想世界を主な舞台としている世界観の問題も当初は囁かれていたが、そちらは世界を転移した際に実体化したという形で解決している。

関係者が参戦を拒んでいるとの噂があった作品

覇王大系リューナイト
他作品と絡ませにくい世界観の問題と共に、原作者の伊東岳彦氏がスパロボに否定的という噂があったが、『NEO』で参戦を果たしている。予約特典冊子では伊東氏がネット上の噂を公式に否定し、「次回登場のときはぜひマジンカイザーみたいに新リューとか描かせてほしいです」とコメントしている。
魔法騎士レイアース
漫画雑誌『なかよし』連載の少女漫画を原作とするアニメ作品。SEGAがスポンサーを務めゲーム作品や玩具を発売していた。
原作者のCLAMPが世界観に合わないという理由で参戦を拒否しているとの説があった。しかし、CLAMPがキャラクター原案を担当した『コードギアス』が『Another Century's Episode: R[9]へ、さらに『第2次Z』へ参戦を果たした事から、この説は否定されつつあった。後の2015年にはCLAMPのメンバーであるもこな氏がTwitter(当時。後のX)にて本作のスパロボ参戦希望をつぶやいていることから、この説は完全に否定されることとなり、その後『T』にて参戦が実現した。
他の説として、登場する機体名や世界名の元ネタとなった車種名全ての使用許可を取らなくてはならないといった説や、ロボットでの戦いがメインではない事が原因とするものがある。
地球防衛企業ダイ・ガード
未参戦の理由としては、「災害救助ものというダイ・ガードのテーマがスパロボの設定と折り合いが付かない」という理由でスパロボ制作サイドが見送っている、同作の監督である水島精二氏が同じ理由でやんわりと拒否している、といった諸説があった。ただし後者の説については、水島氏本人が2010年にTwitter(当時)上にて参戦を希望する発言をしており、実際に『第2次Z』に参戦した。
結局、「ダイ・ガードに戦争をして欲しくない」という一部ファンの願望が、ネット上で語られるうちに上記のような噂になったのだろうと思われる。
『サクラ大戦』シリーズ
X-Ω』にて初参戦。
シリーズの原作者である広井王子氏がスパロボシリーズへの参戦に対して否定的であるスタンスの発言をレッドカンパニーの公式掲示板上で行ったことがあるとされていたが、この発言は明確なソースが提示されないまま内容に尾ひれがついてウェブ上に広まっており、実際の発言に関するテキストを見たという人がとても少なく、半ば都市伝説化しているのが実態である。ただし、その理由についてまでは言及していないが、寺田Pは『サクラ大戦』の寺田貴治氏との雑誌対談が行われた2002年当時のスパロボでは『サクラ』の参戦は難しかった事を後に明かしている[10]
なお、同作は『PROJECT X ZONE』にて「OGシリーズ」共々参戦作品となり、ロボットではなく「キャラクター」の共演そのものはスパロボに先行して実現していた。
ちなみにセガはバンダイを良き競合関係と認めており、「電脳戦機バーチャロンシリーズ」が参戦済みなのでセガとの関係の問題ではないという声は根強い。実際に初参戦を果たした『X-Ω』は開発にセガ(当時・セガゲームス)が関わっている。
魔神英雄伝ワタル
先述の「『サクラ大戦』シリーズ」同様に広井王子氏が原作を務める。クロスオーバーについてはサンライズの直接の子会社であるサンライズインタラクティブ発売の『サンライズ英雄譚』や『ハロボッツ』シリーズには参戦を果たしているが、スパロボ参戦については2009年8月の「キャラホビ2009」における『NEO』のイベントにて、『ワタル』が『NEO』に出ないことについて「そのことを分かっていないわけではない」という寺田Pの発言があり、何らかの問題があることが示唆されていた。
「『サクラ大戦』シリーズ」でも述べたように、広井氏は同氏原作の『サクラ』について参戦に否定的な見解を示したと言う噂があり、『ワタル』も同様なのではないかとの意見があるが、明確なソースは存在していない。極端な誤認として「広井氏がスパロボそのものを嫌っており、『ワタル』についてもスパロボ参戦させないように努力している」などという説も無責任に広がっているが、少なくとも『ワタル』についてはファンサイドの邪推以上のものではない。
玩具はタカラがスポンサーを務めプラモデルなどを発売していたが、現在はバンダイが完成品フィギュアの「ROBOT魂」シリーズで『ワタル』の商品も発売している一方で、タカラトミーも復刻版プラモデルを発売していた。おそらく既存商品の販売権は現在もタカラトミーが保有するものと思われる。
ちなみに1997年放送の「ワタルシリーズ」第3作『超魔神英雄伝ワタル』は、バンダイがスポンサーを務めゲーム作品や玩具を発売したが、こちらも現在のところ未参戦となっている。また、勇者シリーズ同様にトレーディングカードゲーム『サンライズクルセイド』として参戦している。
2018年の『スーパーロボット大戦X』にて初参戦を果たしており、『NEO』から『X』までの間になんらかの情勢の変化があったものと思われる。

展開メディアの問題を疑われていた作品

機神咆吼デモンベイン
成人向けPCソフト『斬魔大聖デモンベイン』を移植した一般向けPS2用ソフト、ならびにそれを原作とするテレビアニメ。
原作は成人向け作品であるので参戦は不可能と思われたが、『UX』でアニメ版名義での参戦が実現、その後『X-Ω』にてPS2版も参戦した。漫画版が成人向けではあるがOVA化に伴い別物レベルの大幅な改変が入った『冥王計画ゼオライマー』や『戦え!! イクサー1』とは違い、成人向け要素は削られたが本筋に大幅な改変は入っていないため、「スパロボ初の成人向けタイトル参戦」と誤解されることも少なくない。
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
小説作品。『V』で機体のみ参戦。
『第4次』ではΞガンダム没データに存在しており、上記のSガンダムと同様に機体のみが登場する予定であったことが伺える。
『閃光のハサウェイ』は、『逆襲のシャア』で登場したブライト・ノアの息子のハサウェイ・ノアが20代まで成長したときの物語で、ブライトを『Zガンダム』から『逆襲のシャア』時代の20代~30代の年齢イメージで出演させているスパロボでは、2人を同時参戦させるのは難しい。また『機動戦士ガンダムUC』とも年代が合わない為に同時出場させにくいという事情も推測されていた。
ガンダム・センチネル』と同様に小説作品であることがネックになっているという説があるが定かではない。また、寺田Pが『スーパーロボット大戦F完結編を一生楽しむ本』のインタビュー内で「(『逆襲のシャア』設定での)ハサウェイを出すとΞガンダム参戦希望の声が出て困る」と冗談交じりでコメントしたことから、この煽りで『逆襲のシャア』設定でさえも登場頻度が少ないとする説もある。
2021年より劇場作品が3部作を予定として公開されており、今後はこちら名義での参戦の可能性がある。
なお『ガンダム・センチネル』と違い、本作はガンダムシリーズ以外のアニメも参戦している『SUNRISE WORLD WAR Fromサンライズ英雄譚』に出演経験を持っている。
劇中劇作品
『X-Ω』にて『クレヨンしんちゃん』の参戦に伴ってカンタム・ロボが、後に『無尽合体キサラギ』が劇中劇単独で参戦。その後『アイカツ!』も劇中劇「アイドル宇宙戦記オオゾラッコーン」を伴い参戦している。
熱血ロボ ゲキ・ガンガー3』はスパロボにも重要なキーワードとして幾度となく登場するものの、一本のアニメ作品扱いとして参戦したことはない。『機動戦艦ナデシコ』初参戦時に「ゲキ・ガンガーが隠しユニットで登場するのではないか?」とネタ交じりで噂された事はあったが、現在に至っても未参戦のままなので、劇中劇の参戦には何か障害があるのではないかと疑われることもあった。
特撮作品全般
X-Ω』にて、怪獣映画「ゴジラシリーズ」とアニメ作品『新世紀エヴァンゲリオン』のコラボレーション企画である『ゴジラ対エヴァンゲリオン』の参戦を経て、純粋な特撮作品として『恐竜戦隊ジュウレンジャー』『宇宙刑事ギャバン』『海賊戦隊ゴーカイジャー』『ガンヘッド』『牙狼〈GARO〉』が参戦。ちなみに「ゴジラシリーズ」単体としては『バトルベースボール』『バトルサッカー』に参戦済み。
『X-Ω』同様のアプリタイトル『DD』でもこの路線は続き、『機界戦隊ゼンカイジャー』が参戦している。
スパロボにおいては、特撮とロボットアニメの組み合わせについて寺田Pが「思い入れという部分で相容れないものだと思う」として、暗に特撮作品の参戦は無いことを述べていた[11]。特撮作品の参戦を想定した際のよくある議論点として「実写作品の素面キャラクターを登場させた場合、演じた役者の肖像権に抵触し予算面の負担になる」と言うものがあるが、『ゴジラ対エヴァンゲリオン』はキャラクターの顔をヘルメットとバイザーで覆って素面が判らないようにし、『ジュウレンジャー』『ギャバン』『ゴーカイジャー』『牙狼〈GARO〉』『ゼンカイジャー』では変身後のみを登場させている。
うますぎWAVE』第713回で寺田Pが語ったところによれば、肖像権以前に、実写のキャラクターとアニメのキャラクターが並んだ時の違和感により参戦が実現していないという。1度この点についてチャレンジしようとした結果が、『X-Ω』における大張正己氏の実写出演だった。寺田Pは違和感は持たなかったが、撮影などが大変だったという。
ビジュアル面については前例が全くないわけではなく、過去にアニメ作品と特撮作品が登場する『スーパーヒーロー作戦』では似顔絵風の(写実すぎない)サムネイルにするという手法が、特撮作品のみが登場する『スーパー特撮大戦2001』では、基本実写を元にした2Dドットが採用されている。
なお、スパロボの出発点ともいうべき「コンパチヒーローシリーズ」は、アニメと特撮のクロスオーバーの成功例として挙げられやすい。だが、あくまで変身後のヒーローやモビルスーツを登場人物として扱い、変身前やパイロットを除外しているのがほとんどなので、シリーズ全体を引き合いに出すのは不適切である。『ヒーロー戦記』に関しては、変身前の南光太郎やモロボシ・ダンなどの実写人物もデフォルメされたキャラクターイラストや2頭身のドット絵にすることで登場させている。
『X-Ω』をプロデュースしたオオチヒロアキPによれば、前述されたファン側の推察の通り特撮作品の参戦には演じた役者の肖像権の問題が発生するという[12]。複数人の肖像権をクリアするのは本当に難しいといい、『ガンヘッド』のブルックリンが目元を隠した状態とはいえ参戦できたのはキャラクターが単独なためとのこと[12]
メカ少女などの擬人化系作品
スーパーロボット大戦X-Ω』にて、『ロボットガールズZ』や『サン娘 Girl's Battle Bootlog』が参戦。
過去作にもアンドロイドが登場した事はあるが、既存の作品におけるロボットを擬人・少女化させた作品の参戦は今までに例が無い。

作品のジャンルで賛否ある作品

ここでは便宜上、ファンの間で参戦候補に挙げられる様子が想像しづらいものも列挙されているので、必ずしも全ての作品に参戦希望があったとは限らないことに留意されたい。

宇宙の騎士テッカマンブレード / 疾風!アイアンリーガー
原作の時点でかたや変身ヒーローもの、かたやスポ根ものであり人間が巨大ロボットに乗り込むいわゆる「巨大ロボットもの」では無い為、参戦が発表されるまでそもそも参戦が難しいという議論の対象になる事すらほとんど無かった。
『テッカマンブレード』については制作会社のタツノコプロが後にタカラトミーの傘下に入った事から再参戦が難しいという説があるが、バンダイのフィギュアブランド「アーマープラス」で商品化されている事などからあまり問題がない可能性もある。
いわゆる「等身大もの」ともいうべきカテゴライズであり、『X-Ω』では『Cutie Honey Universe』『舞-HiME』『バトルスピリッツ ブレイヴ』『スクライド』といった類似カテゴライズ作品群が参戦。『スーパーロボット大戦DD』参戦の『デビルマン』『アクティヴレイド -機動強襲室第八係-』、『スーパーロボット大戦30』参戦の『ULTRAMAN』も同様と言える。
ケロロ軍曹 / クレヨンしんちゃん / ヘボット! / ギャラクシーエンジェル / 少年アシベ GO!GO!ゴマちゃん / ポプテピピック / ゾンビランドサガ
いずれもギャグアニメであるうえ、『テッカマンブレード』『アイアンリーガー』と同じく「(一般的な)巨大ロボットもの」という体裁はほとんどない作品で、本格的な議論の対象になる事はやはり皆無であった。また、『ケロロ軍曹』に関してはほぼ形骸化しているとはいえ主人公が地球を侵略する側の存在であり「他の侵略者と戦う作品との兼ね合いが難しい」という指摘が(半ばネタの域ではあるが)された事もある。
初音ミク
音声合成ソフト「VOCALOID2・初音ミク」のイメージキャラクター。ロボットものでない以前に背景設定すら存在しない1人のキャラクターであり、一般的に考えられる「スーパーロボット大戦シリーズに参戦可能な作品(キャラクター)」からかけ離れていたため、人気は非常に高いもののまさか登場するとは全く思われてなかった。
UX』では半ばオリジナルの設定を与えられて登場。…とは言うものの、登場人物の一人としての登場ではないため、正確には参戦ではなく「ゲスト出演」が近い。
SDガンダムシリーズ
「ガンダムシリーズ」のスピンオフコンテンツで、シリーズのキャラクターやメカをスーパーデフォルメ頭身で描いた作品群。
ガンダムシリーズ自体は最低1作は必ずSRW参戦しているものの、SDガンダムシリーズとしての参戦は『スーパーロボット大戦UX』の『SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors』が初のケースとなった。
スパロボではユニットグラフィックにおいてSDガンダムシリーズの版権を利用しているのではないかと噂になっており、版権上は出そうと思えば出せるため、もっと違う事情があるのではないかと噂されていた。「テレビアニメとして展開が少ない」「SD等身である」「ロボットないし金属生命体か否かが曖昧」「題材はほぼ全てファンタジー風である為他の参戦作品の世界観を合わせるのが難しい」といった諸説があった。ただし、公式にその理由が語られたことはない。
また、SDガンダムシリーズのアニメや漫画と、普通のガンダムシリーズが同時に参戦すると、同じモチーフのモビルスーツが被る可能性があるため、それが障害となっていたのではないかという説もある。『UX』においては互いにモチーフが被らないような形での参戦になっている。
なお、『三国伝』がスパロボ参戦した他、近年にはSDガンダム以外のガンダムゲームなどの商品に登場しており、更に一部ゲーム作品でSDガンダムのリアル頭身化などの特殊措置が取られるなど、今後の他のSDシリーズの参戦に期待が高まっており、続く『スーパーロボット大戦BX』においても『SDガンダム外伝』の参戦が果たされる事となった。
宇宙戦艦ヤマト2199
『宇宙戦艦ヤマト』のリメイク作品。2017年発売の『V』で参戦。
同作記事にも書かれている通り、登場するメカニックは戦艦や艦載機中心で巨大ロボットの登場しない作品である為参戦は難しいとされてきた一方、『宇宙戦艦ヤマト』が『機動戦士ガンダム』と共に第二次アニメブームを牽引してきた作品として有名なためリメイク前から参戦議論でその名が出ることがあった。
『V』における同作の参戦を契機に、以降のスパロボ作品においても『ふしぎの海のナディア』『わが青春のアルカディア 無限軌道SSX』といった艦船メカ主体の作品が参戦していくこととなる。
ハッカドール / セガ・ハード・ガールズ
前者はサブカルチャーに特化したスマートフォン向けニュースアプリ、後者はセガの歴代ゲーム機を擬人化したメディアミックス作品。
ロボットが登場しない作品であるにもかかわらず、『X-Ω』参戦にあたって、キャラクターたちの搭乗するロボットが新たに作られるという極めて異例な処置が取られている。
健全ロボ ダイミダラー
なかま亜咲氏の漫画作品を原作としたテレビアニメ。漫画版は続編『OGS』が漫画誌「ハルタ」にて連載された。
巨大ロボは出るものの基本的にギャグ作品でありまたお色気要素も非常に強く、参戦したらCEROがD以上になる事は確実であろうと言われる程。
スタッフも意識しているのか、会話のネタとして登場した事もあり、中断メッセージにて明らかにダイミダラーの声優ネタも出ている。
X-Ω』にて期間限定ながら遂に参戦が実現したが、参戦にあたって2年もかけてオオチPを説得したとの事。
なお、なかま氏は大のスパロボファンとしても有名で多くのアンソロジーコミックにおいて短編漫画やイラストを寄稿しており、更に『スーパーロボット大戦DD』ではデザインスタッフとして参加している[13]
余談として、なかま氏が本作の前身に当たる漫画作品『火星ロボ大決戦!』について「スパロボ参戦はできますか?」と問うた所、対する寺田氏は「聞かれても困ります(笑)」「ペンギンの前しっぽが………」とネタ混じりで答えており、このやり取りの一部が『X-Ω』の『ダイミダラー』期間限定参戦PVにて採用されている。

その他

合身戦隊メカンダーロボ
新スーパーロボット大戦を一生楽しむ本』のインタビューで、寺田Pは「(スパロボに)出して誰が買うんだろう」と知名度の低さで参戦が難しい旨を語っていた[14]が、『COMPACT3』で初参戦を果たした。
電脳戦機バーチャロンシリーズ
SEGAが展開しているアーケードの人気対戦ゲームシリーズ。Xbox360に移植もされている。他社版権、ゲーム作品、パイロットの設定という点で参戦は難しいとされていたが、『第3次α』で初参戦を果たした。パイロットの設定面は、フェイ・イェン関係およびコラボタイトルである『とある魔術の電脳戦機』を除き、基本的に『電脳戦機バーチャロン マーズ』での描写に準じ実質上機体とパイロットが一体化しているように扱われる。
フェイ・イェンHD
フェイ・イェンをベースとした初音ミクとのコラボレーション機体。設定上は『バーチャロン』に関連しているが、コラボ故の版権問題、そして『バーチャロン』との設定の兼ね合いの難しさから参戦される可能性は低いと考えられていた。ところが、前者は母会社の二次創作やコラボレーションの寛容さによって、後者はなんと作品単位ではなくこの機体のみを参戦させるという方法によって解決し、『UX』にて初音ミクと共に参戦を果たした。
天元突破グレンラガン
2007年に放送されたGAINAX制作のTVアニメ作品。版権表記は「GAINAX/アニプレックス・KDE-J・テレビ東京・ 電通」で、コナミデジタルエンタテインメント(KDE-J)が制作にも関わり、ゲーム作品も発売している。寺田Pは2008年8月の「生ワンホビTV」で、「出したいけれど、自分だけではなんともならない」と発言していた。参戦までの経緯は同作記事を参照。
2008年以降公開の劇場版については、『紅蓮篇』、『螺巌篇』共に「GAINAX・中島かずき/劇場版グレンラガン製作委員会」の版権表記となり、コナミデジタルエンタテインメントは同委員会に加わっている形となっている。また、玩具面では放送終了後にバンダイがアクションフィギュア等の関連商品を複数発売している。
機動警察パトレイバー
原作はヘッドギアで、バンダイビジュアルも制作に関わったメディアミックス作品。1988年からアニメ・漫画など複数のメディアで展開している。
シリーズのプロデューサーであった鵜之澤伸(現バンダイナムコ副社長)氏はイベント「スーパーロボット大戦2008」での挨拶で、「寺田Pに参戦を要望したがスーパーロボットではないからと拒絶された」と発言しているが、その場で寺田Pは「そんなことは言っていない」と即座に否定している。「出したいけど色々な事情がある」とのことで、イベントでも「好きに出していいといわれたらどの作品を出しますか?」との質問に対して本作品を上げている。なお、未参戦の理由としては味方サイドのキャラクターが何ら特権を持たない普通の警察官であるため、「戦争を題材にしたスパロボに組み込み辛いからではないか」という説が挙がっていた。
機動戦士ガンダムAGE
ガンダムシリーズの一作。コンパチヒーローシリーズの一作『スーパーヒーロージェネレーション』に参戦(正確に言えば再編集版である『機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN』である)。
スパロボ参戦への不都合な点としては「3世代50年以上に渡る物語をどのようにして他の参戦作品と絡ませるか」「企画にレベルファイブが関わっているため、版権関係が複雑になっているのでは」という部分が話題に上がる事が多かった。初参戦となる『スーパーロボット大戦BX』では、最後の世代である第3部以降が扱われる。
ゼーガペイン
2006年放送のサンライズ制作のアニメ作品。
Xbox360の発売元であるマイクロソフトが、ゲームとアニメのコラボレーションをバンダイナムコゲームスに持ちかけて企画されたメディアミックスプロジェクト「プロジェクトゼーガ」で制作された。
このため、バンダイナムコゲームスが発売したゼーガペインのゲーム作品は全てXbox360向けに発売されており、スパロボに参戦する場合は『XO』のようなXbox360向け作品に限られるという説がある。ただしマイクロソフトは携帯ゲーム機を発売していないため、他社の携帯ゲーム機を競合相手と位置付けておらず、『ブルードラゴン』の派生作品(バンダイナムコゲームス発売)をニンテンドーDSで発売したこともある。2013年発売のPSP用ゲーム『バトルロボット魂』にはバンダイの商品である「ROBOT魂」のフィギュアという扱いながらも参戦した。
また世界観の面でも、作品の根幹を為すある設定がスパロボ参戦の壁になるという見方もある。寺田Pは2008年8月の「生ワンホビTV」にて、「コメントが難しい」「作風そのものにどうのってのことはない」との言葉を残している。ちなみに原作者の伊東岳彦氏は前述の『覇王大系リューナイト』の噂の否定と同時に『星方武侠アウトロースター』と共に参戦の依頼を待っている旨のコメントを発していた。『スーパーロボット大戦X-Ω』にて初参戦。
無限のリヴァイアス
1999年から2000年にかけて放送されたサンライズ制作のアニメ作品。バンダイグループの一社であるバンダイビジュアルが製作に参画している。『X-Ω』にて初参戦。なおクロスオーバー作品としてはサンライズインタラクティブが発売したゲーム『ハロボッツ』にも参戦している。
前述の『バイファム』と同じく孤立状況下に置かれた少年少女の群像劇。『バイファム』以上に閉鎖的なストーリー展開に加え、『バイファム』と同様に主人公部隊との合流自体が原作再現の終了に繋がりやすいため、スパロボのシナリオに非常に絡ませにくいという点が考えられる。
また、本作の特徴的な舞台設定である「ゲドゥルト・フェノメーン」の他作品とのすり合わせの難しさも参戦の壁とされていた。
ぼくらの
2007年に放送されたGONZO制作のアニメ作品。同名コミックのアニメ化で、原作の「ロボットの操縦=死」と言う設定によりスパロボ参戦が不可能と言われる作品の代表格であった。
X-Ω』にて初参戦となったがその際の『X-Ω』公式Twitter(当時)においても「不可能と思われていた作品が遂に・・・」と煽り文が添えられている。
ゲッターロボ號
ゲッターロボシリーズ」の1作であるアニメ作品。版権表記は「ダイナミック企画・東映アニメーション」となっている。スパロボでは漫画版に登場する真ゲッターロボが『真ゲッターロボ (原作漫画版)』という表記で参戦したことがあるが、『ゲッターロボ號』としては未参戦。もともと『マジンガーZ』のリメイク企画だったが、諸般の事情により権利関係の容易な「ゲッターロボ」の新作に切り替わったという経緯をもつ。
放映終了後に版権を巡ってトラブルが発生したとの噂があり、ダイナミック企画と広告代理店のビックウエストが版権料の配分を巡ってもめているなど諸説ある。近年まで関連商品の展開に制限がかかっていると見られる事例が散見されている。
例えば、『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』の「ネオゲッターロボ」はアニメ版『ゲッターロボ號』の主人公ロボットと似たデザインとなっており、『號』のメカが出せなかったための苦肉の策であったのではないかということが強く伺える。
PS用ソフト『ゲッターロボ大決戦!』には原作版のデザインでアニメ版の武器を使うゲッターロボ各機が登場し、登場人物も原作漫画版のデザインや性格を採用している。また、アクションフィギュアシリーズの「リボルテックシリーズ」で発売されたゲッター號も原作漫画版が出典となっている。
スーパーロボット大戦X-Ω』にて初参戦したが、アニメ版のデザインの機体に、漫画版の登場人物が乗り込む仕様となっている。
一方で、『ロボットガールズZ』ではアニメ版のデザイン・設定をベースにしており、アクションフィギュアシリーズの「超合金魂」で発売されるゲッター號もアニメ版が出典となっていることから、現在では解決しているという見方もある。
ホビーロボットアニメ全般
プラモデルやフィギュア、ホビーロボット等を「競技」の範疇で戦わせる作品群で、先述の『プラモ狂四郎』と、同時期に連載されアニメにもなった漫画『プラレス三四郎』がルーツとされる。
基本的に低年齢層向けの作品が多いが高年齢層にも一定の支持はあり、『メダロット』『ダンボール戦機』といったヒット作が輩出されている。現在参戦の障害とされているのは「競技用であり兵器ではない」「サイズが小さすぎる」の2点である。前者は『疾風!アイアンリーガー』の参戦という前例がある。後者は生身ユニットよりも小さいことが懸念材料として挙げられており、参考までに『メダロット』から参戦したメタビーは約75cmとSRW史上最小数値を記録している。
『武装神姫』や『フレームアームズ・ガール』の場合、「設定的にはロボットだからアリ」or「見た目がメカ少女だからナシ」という外見の問題も絡んでくる。
ホビーアニメとしては前述の『メダロット』やガンプラを題材にした『ガンダムビルドファイターズ』が『スーパーロボット大戦X-Ω』にて初参戦。同作では『ガンダムビルドファイターズ バトローグ』名義で、見た目がメカ少女の美少女プラモデルであるすーぱーふみなおよびはいぱーギャン子も参戦している。
マブラヴ オルタネイティヴ
アージュ制作の成人向けPCゲーム。後に全年齢版や家庭用ゲーム機用の移植版も発売されている。JAM Projectが主題歌を担当していることでも有名。『X-Ω』にて初参戦。
派生作品である『マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス』『シュヴァルツェスマーケン』がいずれもアニメ化される一方、『マブラヴ オルタネイティヴ』単体のアニメ化については長らく行われていなかったが、2021年にTVアニメ版が制作されている。
LIVE A LIVE
DD』にて近未来編が初参戦。
上述のスクウェア(現:スクウェア・エニックス)が発売したゲーム作品であり、長年困難とされてきた同社の版権の壁を初めて超えた参戦作品である。同社の中ではプロデューサーの時田貴司氏がSRW参戦を野望に掲げるなど協力的な作品であり、参戦時には「野望…達成…!!」と歓喜のコメントを残している[15]
『LAL』の場合、参戦以前にそもそも小学館とのコラボレーションであるなど権利関係などの複数の要因もあってリメイクすら難しいと思われていたが、1994年のスーパーファミコン版発売から28年の月日が経ち2022年にNintendo Switch用のHD-2D版リメイクが実現[16]、加えてキャラクターボイスも設定されたため、ボイス実装作品への参戦も問題なくなっていた。実際このリメイク前後に参戦の交渉が始まっていたようである。

再参戦が難しいとの噂がある作品

ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日
様々な横山光輝作品からのスターシステムを取り入れている関係上、現在は版権取得が難しくなっているとされており、一説では、この作品を参戦させるためにはキャラクターの出典元になった横山作品全てに版権料を払わなくては成らないともされる。PS版『α』(2000年発売)と同時期に開発がスタートした『α for DC』(2001年発売)を最後に参戦していない。
『α』で参戦できた理由は原作者の横山光輝氏の許可を直接とったからで、その後に原作者の横山光輝氏が亡くなったことで版権が更に複雑化した、との説もあるが、死去以前に発売された『第2次α』(2003年発売)の時点で、当時実施されていた版権の改正などの影響で既に参戦は難しくなっていた様子。オリジナルキャラクターであるイルイ・ガンエデンのポジションは、当初ビッグ・ファイアが担当するものであったとされている。
なお、『α』のゲームアーカイブスでの再配信はきちんと行われているため、『64』がバーチャルコンソールで再配信されない理由に当作品は絡んでいないものと思われる。
百獣王ゴライオン
前述の通り、『ボルトロン』に関連する版権面の整理から東映が『ダイラガー』ともどもWorld Event Productions社へ権利を譲渡。これによって再参戦が困難な状況にあるとされる。ただし、超合金魂は同社及びリメイク版の『ヴォルトロン』を制作したDream Works社クレジットの元発売されている他、『ダイラガー』の超合金魂発売の際にはそれに加えて同作のアニメ全話がyoutubeのバンダイスピリッツ公式チャンネルで配信されており(2023年現在は既に配信終了)、これらのことから版権使用はそこまで難があるわけでもないのではないかという声もある。

OGシリーズ

未だ「OGシリーズ」に参戦していないオリジナルキャラ・オリジナルメカは多数存在するが、その中でも意見の多いものを取り上げる。

魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
原作者の阪田雅彦氏がウィンキーソフト所属の人物であったため、ウィンキーソフトとの提携解消後は参戦が難しいとされており、キャラクター及びメカはバンプレ側、世界観はウィンキーに版権が分かれているという俗説があった。αシリーズには第2作『α外伝』を最後に登場しなくなったため、版権上のトラブルが発生したとの説もあるが、寺田PはOGシリーズには「権利関係ではなくその他の問題で出せない」と発言しており実情は不明だった。しかし、2010年の『スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』の発表に伴い、寺田Pはその実情について語った。
ちなみに、SFC版魔装機神は版権表記にウィンキーソフトの名前があるため、リメイクやVC配信は版権スパロボと同様にウィンキーソフトの許可が必要であるとされている。
スーパーロボット大戦64
任天堂とハドソンの共同出資会社である、「招布(まねぎ MONEGI,INC.)」が制作を担当した作品。招希自体はNINTENDO64のライブラリ製作などを目的とされた会社であったため、既に解体され、任天堂の持っていた権利もハドソンに譲渡されている。コピーライトにも「1999 MONEGI」と記されており、ハドソンは現在はKONAMI系列の会社である(2012年3月にはKONAMIに吸収合併され消滅することとなった)ため参戦が難しいとされる。寺田Pは『64』の参戦について「どこかで出るかも知れないし、出ないかも知れない」「何かもめているとか、そういうわけではありません」とコメントしていたが[17]、後に「『64』の著作権はバンプレスト(当時)がキャラクター及びメカに関しても完全には保有していないので、『64』単体での使用は可能だがOGシリーズへの参戦は難しい」「揉めたとかそういうわけではなく、最初からそういう契約」と説明している[18]
ちなみに、作品の参戦ではないが、『OG2』でのシャドウミラーがいた平行世界では旧シリーズ並びにこの『64』での出来事が起きていた事を(モチーフにした形で)匂わせる話題がある。
魔装機神サイバスター
1999年放送の『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』からスピンオフの形で製作されたアニメ作品。『LOE』はかつて旧シリーズやαシリーズ、現在もOGシリーズに参戦しているが、設定上繋がりの無い本作は未参戦。また、版権作品である『DD』では期間限定参戦作品の候補にまでは挙がったものの、同時期に候補に挙がった先述の『ウェブダイバー』が優先された結果参戦の機会を逃している。
また、版権をバンダイナムコが所持しておらず、参戦させるには版権使用料を他の作品と同等に支払わなければならない事に反対意見が出るであろう事も懸念事項のようである。[19]
Another Century's Episodeシリーズ(A.C.E.オリジナル)
フロム・ソフトウェアとバンプレストが共同制作したアクションゲームシリーズ。「スーパーロボット大戦シリーズ」と共に語られることの多い本シリーズだが、ガンアーク並びにタック・ケプフォードをはじめとするオリジナル要素は「A.C.E.オリジナル」であり「バンプレストオリジナル」とは区別されている。これを理由に「OGシリーズ」への参戦を危ぶむ声もあるが、実態を推測するには情報が足りないのが現状である。
なお、『第2次OG』に登場する量産型ゲシュペンストMk-II改のタイプCとタイプGは、実質的には『Another Century's Episode Portable』からの出典で、『Portable』に登場した際も所属作品が「A.C.E.オリジナル」名義となっていた。

脚注

  1. 『サンライズ英雄譚』に参戦している作品など。そちらについては機甲世紀Gブレイカーを参照。
  2. 2.0 2.1 寺田貴信氏の2023年9月18日のツイートより。
  3. しばしば類似ケースとして『魔法騎士レイアース』が挙げられるが、こちらはあくまでネーミングのみである。
  4. アスペクト『スーパーロボット大戦EX 熱血・幸運・必中ガイド』P105より。
  5. 『ガオガイガー』の関連作については割愛。『バーンガーン』はゲーム作品のみに登場するが、勇者シリーズの公式サイトではシリーズの一つとして数えられている。
  6. ケイブンシャ『セガサターン必勝法スペシャル スーパーロボット大戦Fを一生楽しむ本』79頁。
  7. この発言が出た時点で味方機体だけでも10体以上おり、合体形態や敵の戦闘形態を含めるとさらに増える。
  8. 『シンカリオン』×『スパロボ』鼎談!改めて考えるロボットアニメの面白さと『シンカリオン』の重要性 2019年4月21日閲覧。
  9. このときクレジット表記は「Character Design (C)2006-2008 CLAMP」
  10. 『スパロボ』×『サクラ大戦』実現までの軌跡【『スパクロ』インタビュー】、ファミ通App(2017年3月8日)、2021年5月24日閲覧。
  11. ケイブンシャ『東京ロボット新聞』VOL.00-03、71頁。
  12. 12.0 12.1 『スパロボ』は“好き”を肯定してあげられる場。オオチPが今だから話せること【スパロボ30周年記念連載:1】 2022年1月21日閲覧。
  13. オリジナルキャラクターのひとり・ベネット・コリーヴレッカンのデザインを担当。
  14. ケイブンシャ『プレイステーション必勝法スペシャル 新スーパーロボット大戦を一生楽しむ本』P104より。
  15. 時田貴司氏の2024年8月23日のポストより。
  16. リメイク以前にも2015年にはWii U、2016年にはNew ニンテンドー3DS用のバーチャルコンソール配信が成されており、配信に関する権利関係はクリアしていた模様。この配信の際、小学館側も各漫画家達への交渉に尽力されており、権利関係の壁はあった模様(時田貴司氏の2015年6月17日のポストより)。
  17. 宴の後で 2019年2月9日閲覧。
  18. 2023年8月5日の投稿
  19. スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE 第858回