ハマーン・カーン
ハマーン・カーンは「ガンダムシリーズ」の登場人物。
ハマーン・カーン | |
---|---|
外国語表記 | Haman Karn |
登場作品 | |
声優 | 榊原良子 |
デザイン |
安彦良和(Ζ) 北爪宏幸(ΖΖ) |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人 |
性別 | 女 |
生年月日 | 宇宙世紀0067年1月10日 |
年齢 |
16歳(0083) 21歳(Ζ) 22歳(ΖΖ) |
没年月日 | 宇宙世紀0089年1月17日 |
身長 | 168cm |
体重 | 48kg |
血液型 | A型 |
所属 | アクシズ |
役職 | 摂政 |
概要
ジオン公国高官、マハラジャ・カーンの次女。アクシズの実質的な指導者。
一年戦争時はフラナガン機関で育成され、戦後は父マハラジャらとともにアステロイド・ベルトの小惑星基地アクシズに逃亡、潜伏する。この時期にはシャア・アズナブルと恋人関係にあったとされる。
マハラジャ・カーン死亡時に16歳でミネバ・ラオ・ザビの摂政に就任。これにはシャアの後ろ盾もあったが、本人自身のニュータイプ能力の高さとカリスマ性を思わせる。
自らもモビルスーツ・キュベレイを駆るニュータイプ。ガンダムシリーズ中、屈指の女性パイロットである。その言動やカリスマ性から「女傑」と言われることもしばしば。
周囲からは外見上、優れた強気な指導者として見られがちだが、そんな指導者としての顔はあくまでも内面を隠すためのポーズに過ぎない。ハマーンの実情は孤独な心の弱い女性であり、その孤独さ故に、大きな心の拠り所を欲していた(皮肉にも、その「頼られるよりも頼りたい」という本質はシャアとよく似ている)。そのため、シャアやジュドー・アーシタを自分の傍へ招きいれようとしたが、自らの行為が要因で完全否定されてしまい、最期はジュドーの心の強さに敬服する形で死を受け入れた。
機動戦士Ζガンダム
優れた政治的手腕とカリスマ性で、ザビ家再興の名の下に元ジオン軍の残党をまとめ上げ、アクシズを地球圏に向けて発進させた。アクシズの地球圏到達時、おりしもティターンズとエゥーゴの抗争が激化しており、第三勢力として介入する。エゥーゴとの同盟はシャアとの確執が表面化して交渉が決裂、ティターンズと同盟を行う。
グリプス戦役終盤ではティターンズを見限りエゥーゴと共同戦線を張り、グリプス2を奪取。グリプス2をエゥーゴに奪われた後はエゥーゴ・ティターンズ・アクシズの三つ巴の戦いとなるも、その都度うまく立ち回り、結局アクシズを殆ど疲弊させること無く、戦力を温存させた状態で終戦を迎える。
機動戦士ガンダムΖΖ
グリプス戦役の終了後、戦力を温存していたために最大勢力となっていたアクシズの名称を「ネオ・ジオン」と変更、ジオン共和国の戦力も吸収する。
しかし、グレミー・トトを中心にした内乱が起き、疲弊したところでエゥーゴとの最終決戦に敗れる。自身もジュドー・アーシタとの一騎討ちに相打ちと言う形にはなったが結果的には敗北し、ジュドーは手を差し伸べるが、ハマーンはそれを拒み、愛機キュベレイと共にアクシズの外壁へと自ら激突し死亡する。享年22。
なお、側近たちは美男美女が多くマシュマー・セロに薔薇を渡し甘い言葉を交わしたりした(マシュマーの妄想の可能性もあるが)他、ハマーン本人も髪を下ろしてプライベートを満喫したりジュドーのプレッシャーに圧倒され悲鳴を挙げるなど、前作や一般的なイメージでの「鉄の女」からは想像できない程に意外な一面を何度か見せている。 かつて心惹かれていた男と同様に、ネオ・ジオン摂政ではない素の人間性を見せた…のかもしれない。
その他
シャアがクワトロ・バジーナと名乗る前のミッシングリンクである外伝漫画作品『機動戦士ガンダム C.D.A 若き彗星の肖像』にて幼い頃のハマーンが登場する。当作品におけるハマーンはアニメでの女傑っ振りが微塵もない可憐な年頃の美少女として描かれており、区別の為に一部のファンからは某魔法少女アニメの主人公の口癖をもじってはにゃーん様だの、萌えハマーン等と渾名されていた。
同作では、シャアに憧れる少女であったハマーンが、父マハラジャとの死別やシャアとの確執を経験して『Ζ』のハマーンになる過程が描かれている。ハマーンの担当声優である榊原良子氏は『劇場版 機動戦士Ζガンダム』の収録に向けての役作りの一環として本作を熟読したという逸話がある。
また、上記作品のパロディ漫画『アクシズのハマーンさん』では主役を務める。
登場作品と役柄
宇宙世紀ガンダムシリーズの強敵として初期のシリーズから度々登場し、圧倒的な実力を見せつけたが、最近のシリーズでは条件を満たせば仲間になるケースが多い。味方としての能力も当然エース級。その能力は近年の作品でも健在だが、ニュータイプ補正が猛烈に高かった過去シリーズでは「スパロボ界最強の女」と書かれている攻略本もある。無論、現在のシリーズでも最強クラスの女性パイロットである事には間違いない。
高いカリスマ性と他者を圧倒する威圧感は相変わらずで、攻略本等でも(敬愛の情も込めて)「ハマーン様」と書かれることがしばしばあり、ネット上や関連書籍である程度定着している。
また、女好きを公言する面々にとってハマーンは年齢上ストライクゾーン(21~22歳)に入っているが、見た目の威圧感や立場上から当然ナンパしようとは考えず、「鉄の女」と呼んで、真剣に戦おうとする。
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦
- 初登場作品。DC所属。シナリオ「シロッコの影」よりキュベレイに搭乗し、敵として登場する。以後、月面で2度に渡り自軍を迎え撃ったり大気圏突入時を襲ったりと交戦機会は多い。また、シナリオ「ギルギルガンの亡霊」において、ギルギルガンを復活させる役目。後のシリーズからは想像もつかぬ役どころである。
- 第2次スーパーロボット大戦G
- 上記とほぼ同じ立場だが、シナリオ「ギルギルガンの亡霊」の削除で出番が減った。
- 第3次スーパーロボット大戦
- シナリオ「恐怖!機動ビグザム」において初登場。本格的に交戦するのは「ラビアン・ローズ」から。ルート次第では一切登場しない。本人の強さに加え、一万越えのキュベレイに、取りまきにゲーマルクやドーベン・ウルフを従える。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 新組織ノイエDCを立ち上げる。中盤でロンド・ベルと休戦協定を結ぶ。後半、原作におけるシロッコの代わりにジャミトフ・ハイマンの暗殺を行う。後半のシナリオ「ハマーンの影」においてジュドーで説得すると、GP-02Aにアトミック・バズーカが装備される。
- スーパーロボット大戦F
- 声が入った。DC宇宙軍を指揮している。コロニー住民を束ねコロニー連合を樹立させ『第4次』のノイエDCとほぼ似た役割を担う。実質的なラスボスである。リアルルートのみ倒すとファティマを落とす。挑発や脱力などを駆使して何としてでも撃破しよう。
- スーパーロボット大戦F完結編
- ザビ家が復活し、その指揮権をギレンらに譲る形になる。ドズルには信頼されており、クローン設定に繋がる述懐を漏らされた。ポセイダルルートではミリアルドらとともに大量のコロニーを地球に落とす作戦を実行する。隠し要素でDCルートではクワトロで説得すると仲間になるが、キュベレイは入手できない。仲間になった場合は最終面前半でパプテマス・シロッコと戦闘前会話がある。クワトロにプロポーズ同然の言葉をかけられ、急にしおらしくなった世にも珍しいデレハマーンが拝める。ある意味「素」のハマーンと言える。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- ネオ・ジオン軍に所属。ギレンが健在の為、トップではないのだが、グレミーがギレン派の為に終盤はアクシズ派のトップとなる。トップクラスのパイロット性能を持つがルート進行によっては一度も戦わずに済む。
- 隠し要素のハマーンフラグを全て回収すればジュピトリアンとの決戦マップで味方としてスポット参戦する。シロッコと戦わせると意味深な会話が…。実は精神コマンドの構成がクワトロと同じになっている。
- 音声も新録され、ジュドーに敗れた際の台詞はDVEとなっている。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 音声は3回目の完全新録。ジュドーのみならず、カミーユやアムロとの対決台詞が数多く収録されており、必見。ルート次第で中盤からアクシズ側の勢力としてαナンバーズの前に登場する。高スペックのキュベレイとパイロット能力が異常に高いハマーンは非常に手強い強敵の一人。各能力の高さもシャアとほぼ同クラスで全ての能力値に優れる。防御も全パイロット中2番目に高い。
- 今回は隠し要素で協定ルートを選べば味方になる。なおその際、NPCとなった彼女を守らなければ仲間にならない……らしいのだが、この時のキュベレイは敵仕様のHP9万でハマーンも敵のデータが使われているので、プレイヤーが狙わない限り絶対に死なない。一応味方のMAP兵器等で故意に撃墜するとクリア後のインターミッションの会話が微妙に変化し、味方に加入しない。ただでさえ高い能力のハマーンを味方側のMAP兵器で撃墜するのは相当な労力と時間がかかるため、やる意味は全く無い。
- 仲間にしている場合、最終話でイルイへの説得及び戦闘前会話が用意されている。ちなみに仲間にすればキュベレイやドーベン・ウルフが手に入り、フラグ次第ではドレルが仲間になる、ラー・カイラムの核ミサイルが早く手に入る……というメリットがある。
- 能力・技能は敵仕様に比べてガタ落ち(格闘・射撃が低下、防御に到っては何と50も減ってしまう)してしまうが、それでもアムロやシャア並に高い上に、自軍唯一のニュータイプ+底力を有するという怪物パイロットである。小隊長能力は「小隊攻撃の攻撃力+40%」と、強力ながら使い方を選ぶものになっている。
- 逆に決別ルートを通ると、シャアと共に敵として登場。ある意味彼女の夢が叶った瞬間でもあり、『第3次α』ではこちらの展開の模様。死に際に原作再現の会話イベントがあるが、『α』で既にやっているために違和感も…。こちらのルートではガンダム試作2号機のアトミック・バズーカを入手することが出来るが、おとなしく仲間にする方が得策。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 前作で彼女と敵対した事になっており、既に死亡している。代わりにキュベレイは隠し機体として入手。最終話でジュドーの前にαナンバーズを守る霊として登場。
- 声は入ってないが没データで、パイロットデータと機体データ(前作の敵仕様)が入っている。キュベレイのデータが若干調整されており、ファンネルの燃費がEN15→EN60とかなり悪くなっている。これ以外は前作と同じ。パイロットのハマーンも他の没キャラと違い、ステータスが設定されている事から何らかの形で参戦する予定があったのかもしれない。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- ザフトに協力的。劇場版主体となっているために明確な決着は付かないまま終了する。なお、彼女専用のガザCも登場(戦闘なし)。ルートによっては敵にも味方にもなるが、敵になったとしても実際に戦闘が発生するのは1マップのみ。味方になった時、ラクスを「危険な女」と評した他、クワトロをいびりまくったが、カミーユやルナマリア、メイリンらにアドバイスするなど、これまでになく自軍パイロットに好意的。ゲーム内では貴重な再攻撃をデフォルトで持っているが、搭乗機のキュベレイとの相性は悪い。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- Zシリーズにおいては初代以来の参戦。4回目の大幅な音声新録が行われ、なんと中断メッセージにも登場しプレイヤーを激励してくれる。ネオ・ジオンのトップの一人、ルート次第だが序盤で戦える。パイロット能力は相変わらず最強クラス。ニュータイプの成長も全キャラ最速で、普通にプレイしてもハマーンがニュータイプL7に真っ先に到達する(初期レベルの時点でL6、L7もレベル45と最速)。その他、初期レベルでカンストの指揮官・2回行動・ガード・見切り・サイズ差補正無視L3・マルチターゲットと強力なスキルを所持しており、底力が無い事を除けば非常に手強い。序盤で戦う際は2回行動・ガード・見切りが???扱いで未修得の状態だが、それでも十分過ぎるほど強敵で、精神コマンド抜きでは撃墜どころか攻撃を当てる事すら困難。しかし、撃墜に成功すればZチップのボーナスが貰えるので余裕があれば狙いたい。無理な場合はおとなしくHPを削って撤退してもらったほうが良い。
- 口調はいつも通りながらもシャアが自分と共にいて嬉しい様子が隠しきれておらず、素直になったと評されることすらあるものの、一方ではカミーユやアムロに嫉妬する様子を見せるなどシャアへの依存ぶりも隠しきれていない。そのためフロンタルと比べれば良識的でスポット参戦もするが、シャアが時空修復のため自分に何の相談もなくネオ・ジオンを任せて離れていくことに完全に激怒して最終局面でシャアやZ-BLUEと敵対する。その様はかつてないほどの激昂ぶりだがシャア側にも過失があったのは否めない。過去作以上に拗れ、言ってみれば男の都合で半ば一方的に振り回されているハマーンが気の毒に見えてしまう。撃墜されても死亡はしないが、シャアとの関係は今まで以上に拗れることに。この時点では今後の動向に不安が残る幕引きとなっていた。
- ちなみにボン太くんと戦わせると他のボスキャラや女性キャラと違い、危うく癒やされかけて逆切れしている。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 『時獄篇』に引き続き、再び台詞が新録された。
- シャアから託されたはずのネオ・ジオン総帥の座はフロンタルに譲ったらしく、本編は一パイロットとして登場する。最速登場は蒼の地球ルート第4話。
- 初登場の時点で既にニュータイプがL6に加え2回行動とガードが未習得状態である事以外は前作の敵対時と変わらないスキルを持っている強敵。
- 終盤に差し掛かる辺りで遂にシャアとの完全和解を果たし無条件で加入する(シリーズでは初の待遇)。味方になっても「ネオ・ジオンの幹部ではなく、一人の戦士」と、あくまで一パイロットというスタンスを取るが、それでもその影響力は依然として大きく、ハマーンのネオ・ジオン出奔に呼応する形で彼女に賛同するネオ・ジオンの全戦力の約25%が離反するなど、相変わらずの高いカリスマ性を見せる。
- パイロット的には、さすがに特殊スキルの数こそ減ったものの能力値は非常に高い(しかも能力値がαとは違って弱体化されていない)。惜しむらくはキュベレイがいまいち追いついていない事か。高い能力を活用するなら出来る限り乗り換えさせたいところだが、キュベレイのカスタムボーナスとエースボーナスが起動した場合、最大攻撃力はNT武器無しのバンシィ・ノルンより僅かに高い。とはいえそこまで大した差があるわけでもないので乗り換えを行っても損ということはない。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- ギレンとキシリアが何者かに暗殺された後のジオン公国を、ミネバ・ラオ・ザビを傀儡にすることでネオ・ジオンに再編する。アクシズでの決戦で死亡するが、ネオ・ジオンは壊滅せず、生き残ったグレミーが率いることになる。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
- シーン5シナリオ「宇宙の道標」のフィフス・ルナ攻防戦に登場する。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- ネオ・ジオンの指導者。今回は影が薄い。しかも、今回は3部構成にも関わらず1度しか登場せずまたそのシナリオで死亡してしまう。しかも、そのシナリオはアクシズ軍ネオ・ジオンとの最終決戦なのだが、どうも地味な感がある。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A(PORTABLE)
- 原作通りアクシズ(ネオ・ジオン)の権力者、と言いたいところだが、ジュドーと既に知り合い、ティターンズは壊滅、なのに本人は未だに生きているという、一体どういう経緯で居るのかさっぱり不明な状況。
- 中盤からアクシズ内での会話にちょくちょく出てくる程度だが、終盤にはシャドウミラーのヴィンデルと腹の探り合いをしながらも協力関係を築き、ロンド・ベルが地球を離れた隙に地球圏への侵攻を開始。アクシズ内での戦いでは三方向をサポート防御用のクィン・マンサで囲んだ状態でキュベレイにて登場してくる。乗機のキュベレイも含めて突出した強さを持ちながら、この後はライバルとの決戦(出現時に、取り巻きのシャドウミラー兵も含めて全員気力+50)も控えているので、精神コマンドを節約しなければいけなという辛い状況になる。
- 今作のネオ・ジオンは版権作の敵としては最後に戦う勢力なので、当然彼女が版権作でのラスボスと言う事になり、一度しか戦う機会がないものの存在感は抜群である。パイロットとしてもNT、底力、切り払いの全てがLv9まで達する等凄まじい能力だが、唯一カウンターを所持していないのが救い。キュベレイの3つの武器のうち、2つは切り払い可能だというのも付け入る隙になるだろうか。インファイトに持ち込み、ファンネルを封じるのも1つの手段ではある。
- スーパーロボット大戦R
- アクシズの指導者。今回はデキム・バートンらのマリーメイア軍、ランスロー・ダーウェルらの宇宙革命軍、フロスト兄弟も配下にいる。
- 2回程戦う機会があるが、ガンダム関係のルートに行かないとアクシズ勢力とは戦えないので、電童のルートを進んでいくと見せ場が無いままフェードアウトする。
- キュベレイの性能は『A』に比べれば下がっているが、相変わらず本人はニュータイプ、底力、防御がLv9まで達するので手強い事には変わりはない。また援護攻撃もLv4まで達するので、隣接したユニットの攻撃時にはもれなく彼女の援護攻撃が飛んでくる。援護防御能力はないので、隣接ユニットが居る場合は、まずそちらを倒してしまいたい。
- スーパーロボット大戦D
- アムロ・シャア・カミーユ・ジュドーの合計撃墜数400という途方もない条件+α(隠し要素参照)を満たせば、ルート次第で仲間になる。あまりに条件が厳しく、計画的にやらないとほぼ確実に撃墜数を引き継いだ2周目以降にしか仲間にならないのが難点(ただし一度条件を満たせば次周から、該当ルートに行き、該当マップで3人を出撃・生存させるだけで仲間にできる)。
- 原作におけるジュドーとの決戦の後(上述の小説版の設定を使用している)、ザンスカール帝国に回収されてエンジェル・ハイロゥのサイキッカーとして数年間コールドスリープされていたという、とんでもない設定で登場。シャアの要請を受け仲間になるため、ナナイ・ミゲルとの関係性もよくネタにされた。
- 最高クラスのニュータイプだが、底力を持たないため、同ルートで条件付き加入するカテジナに少し劣る上に2週目以降から使えるようになる可能性が高い関係上、養成による強化が遅れるのが難点。シャア・カミーユ・ジュドーと合体攻撃ができる。
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander
- ネオ・ジオンverで登場。自らキュベレイで出撃してダカール議会制圧に乗り出す。敗北した後も死亡せず、そのままフェードアウト。
- 時間制限のあるステージで逃げ回り、追いかけるとファンネルで攻撃、という非常にいやらしい戦法をとってくる。確かに強いことは強いが…。
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
- 劇場版設定で登場。登場した当初はシャア(クワトロ)に突っかかったり、2度キュベレイと共に敵として登場するが、最終的にゼントラーディの襲撃を機に味方陣営になる。ボドルザー戦以降は行方不明となっているとEDで明かされる。
VXT三部作
- スーパーロボット大戦V
- 第1次ネオ・ジオン抗争が終了後なので、故人扱いで名前が挙がるのみ。また、コロニーレーザーを極秘に修復してミネバに託した事が語られた。
- スーパーロボット大戦X
- 今作も第1次ネオ・ジオン抗争が終了後なので、故人。
- スーパーロボット大戦T
- 顔グラフィックとカットインがテレビ版風に変更された。シナリオはΖΖ後半の再現だが、Ζ仕様の服装とΖΖ仕様の私服姿も登場。その独特の髪型を「末広がりスタイル」などと表現されたりもしている。
- 今作では死亡することなく第46話後のシークレットシナリオ、ないし第47話開始前に自軍入りする。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- ほぼ原作どおり。銀河帝国来襲の際には共闘しシナリオによってはスポット参戦するが、最終的には敵になる。ルートによっては降伏したギシン星兵を殺害するといった外道な行為をやらかす。
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- アクシズからの増援として登場。ア・バオア・クーの戦いではキシリアに代わってギレンを青酸ガス爆弾で抹殺して指揮を執る。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- ギレンの意向に従い、「建前上はジオン軍とは別組織」なネオ・ジオンの実質的なリーダーとして、停戦中の地球連邦軍やコネクト・フォースを攻撃する。初戦となる「ネオ・ジオン台頭」で既に威圧と二連撃を習得しており驚異的な強さは健在の上、さほどのドロップアイテムも見込めずHP50%で撤退するので、逃がす方が楽とも言われる。「地球圏統一」で原作最期の台詞(DVE)を言った後、撤退する。
- スーパーロボット大戦X-Ω
関連作品
- ヒーロー戦記
- アクシズの女王ミネバ・ザビの摂政だったが、ミネバ共々クーデターで国を追われ、ジオン公国に亡命するものの、そのジオンもアポロン総統に滅ぼされてしまったためにバビロニア国まで逃げ延びる…という、悲惨な境遇に見舞われる。
- 原作のような冷酷さや屈折感は見られなく(シャアと対面する場面も一切なく、原作のような関係だったのかも怪しいところ)、主君であるミネバに対してはかなり過保護な様子を見せていた。そのため、ミネバと一緒にいたZ.E.U.Sのメンバーを誘拐犯と思い込んで戦う(実際には保護してたこ焼きを買ってあげただけだが、光太郎が感情的に反論したのも一因)が、戦闘後に和解し、以後ゼウスに度々協力する。
- キュベレイに搭乗するニュータイプ戦士であり、特殊能力は「ファンネル」。アバオアクー市に通じる地下通路を通る際に道案内として共に戦う。
- リアルロボット戦線
- 基本的には敵。ハマーン・ロシュルートでのみ味方としてスポット参戦するがすぐに離脱し、ウルス第3の月タンデを墜落させようと企む。
- 落下を阻止できなかった場合、彼女が大ボスとなる。
パイロットステータス
能力値
全てにおいて高い能力値を誇り、味方にすれば頼りになる。リアル系の大ボスらしく射撃・反応・回避・命中が非常に高く、格闘・防御・SPも異常に高い。2回行動可能レベルも低いので、旧シリーズでは2回行動によるファンネルの連続攻撃が猛威を振るう。
基本的にどのシリーズでもラスボスに匹敵する能力値は流石である。
精神コマンド
ひらめき・集中といったリアル系お約束の精神コマンドに加え、高い防御力を付与する鉄壁・圧倒的な戦闘能力の再現による戦慄・高火力の魂・自身の2回行動+覚醒の3回行動等全てにおいて隙が無い。
『α外伝』以降の作品では魂の習得基準変更により、魂を習得する事が少なくなっている。
- 第4次(S)
- 覚醒、熱血、集中、ひらめき、威圧、気合
- F完結編
- ひらめき、熱血、集中、覚醒、鉄壁、魂
- 64
- ひらめき、集中、熱血、鉄壁、覚醒、魂
- α
- ひらめき、集中、熱血、覚醒、魂、戦慄
- 第2次α
- 集中、ひらめき、気合、熱血、直撃、覚醒
- D
- ひらめき、集中、熱血、直撃、覚醒、魂
- Z、第3次Z
- 集中、直感、鉄壁、熱血、覚醒
- X-Ω
- 直感、魂、覚醒
- T
- 集中、直感、鉄壁、熱血、期待、愛
- Z時代の改変版といった内容。
- 精神的に柔らかくなった彼女を表現している反面、「魂」不在故に最大火力自体は低下してしまっている。ニュータイプとしての鋭敏な集中と直感、強い女性であることを体現した鉄壁や熱血……そして、ジュドーに向ける期待と、シャアへの愛。ハマーンという女性を見事に表現したラインナップである。
- リアルロボット戦線
- 隠れ身、覚醒、鉄壁、集中、熱血、激励
特殊技能(特殊スキル)
殆どの技能が最高レベルまで到達し、シリーズによっては底力も持っているので、敵パイロットの中ではラスボス以上の強さを見せる事もある。旧シリーズではニュータイプレベルが最高の9に到達する事が多かったが、近年の作品では劇場版Zガンダムの登場やニュータイプ設定の見直しにより、レベルが8で止まる事が多い。
- 第4次(S)
- シールド防御L7、切り払いL7、ニュータイプ
- F・F完結編・64
- ニュータイプL9、シールド防御L7、切り払いL9
- α(α for DC)
- 底力、ニュータイプL9、シールド防御L9、切り払いL9
- 第2次α
- ニュータイプL8、指揮官L4、底力L6、切り払いL7
- IMPACT
- ニュータイプL9、底力L9、防御L9
- A(PORTABLE)
- ニュータイプL9、底力L9、切り払いL9
- R
- ニュータイプL9、底力L9、防御L9、援護攻撃L4、指揮L4
- D
- ニュータイプL9、シールド防御、斬り払い、撃ち落とし、援護攻撃L1、指揮L2、コンボL3、カウンター、ヒット&アウェイ
- GC(XO)
- ニュータイプL9、底力L8、援護(攻撃のみ)L3、指揮L3、カウンター、狙い撃ち
- Z
- ニュータイプL8、カウンターL8、見切り、再攻撃
- 第3次Z
小隊長能力(隊長効果)
- 小隊攻撃の攻撃力+40%
- 『第2次α』で採用。極めて強力な能力だが、最強攻撃がALLのキュベレイでは相性が悪い。小隊長能力を活かしたいなら強力な単体攻撃を持つMSに乗り換えよう。
- 小隊攻撃の攻撃力+20%
- 『Z』で採用。
固有エースボーナス
- 連続ターゲット補正の効果無効。最終被ダメージ0.8倍。
- 『時獄篇』と『天獄篇』(敵仕様のみ)でのボーナス、前作クワトロのエースボーナスの強化版。敵仕様は習得しないが(もし習得していたらガードとの相乗効果でかなり固くなる)、『時獄篇』2周目スポット参戦版は確実に習得する。
- 特殊スキル「ニュータイプ」のレベル+1、回避+20
- 『天獄篇』味方仕様および『T』。こちらもシャアと対になるボーナス。
- 『T』はLv上昇に伴う成長パターンに変化があり、回避が伸び悩む仕様となっている。このため、『天獄篇』とは比較にならない程優秀となった。
パイロットBGM
- 「サイレント・ヴォイス」
- 『ΖΖ』後期OPテーマ。歌詞はハマーンの心境を歌ったものと考えられており、OP映像には彼女の姿も見られる。
- 『第2次α』にて採用。設定にもよるが、本作ではハマーン専用BGMとしてのイメージが強い。
人間関係
家族
- マハラジャ・カーン
- 父親。元々アクシズの司令官として赴任していた人物で、一年戦争終結後はジオン残党を纏め上げ、後のアクシズ軍の基盤を作り上げた。
- 劇中の時間軸では既に故人であり、本編・スパロボ共に登場は名前のみ。
- ちなみに名前からインド圏の人物を思わせるが、彼は白人である。
- レイチェル・カーン
- 母親。大変な美人で、カーン三姉妹の美貌は彼女譲りでもある。しかし、ハマーンが6歳だったU.C.0073に40歳の若さで夭折した。
- マレーネ・カーン
- 8歳年上の実姉。ハマーン自身はマレーネを慕っていたが、当の本人はハマーンを召使いの様にしか見なしていなかった。実はハマーン以上のニュータイプ能力を持つ。
- セラーナ・カーン
- 実妹。ゲーム『機動戦士ガンダム アドバンスド・オペレーション』及び漫画『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』に登場。
機動戦士Ζガンダム
アクシズ
- ミネバ・ラオ・ザビ
- 傀儡の君主。優しく接していたが、ミネバはシンタやクム、シャアの方に心を開いていた。
- スパロボでは特に旧シリーズでハマーンはミネバに過保護だった。他にも『ヒーロー戦記』でのミネバへの過保護っぷり(ミネバが迷子になった際、街中で探し回っている・ミネバを保護したアムロ達をミネバ誘拐犯と勘違いして襲ってくる・EDでミネバにたこ焼きが食べたいとねだられ、買ってくるがミネバが火傷しないようにとドライアイスで冷ましてしまい、結局ミネバには不評)は見ていて(一部迷惑だが)微笑ましい。
エゥーゴ
- シャア・アズナブル(クワトロ・バジーナ)
- 元恋人(?)。理由はともかく自分を棄てたと認識しており、またジオンの今後をどのように導いていくかで大きな考え方の違いがあった。まだシャアに大いに未練があるようで、彼に頭を下げさせて悦に入ったり、何かにつけては「私の所へ戻ってきて欲しい」「謝れば許してやる」と口説き続ける。
- しかし、シャアは彼女に全く未練がないようなので全無視+胸ぐらを掴み、平気で銃口を向けるのだった。最終的には彼の百式を撃破することになるが、その際は「シャア、私と来てくれれば…」と寂しそうに呟いている。
- 『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』によると、ニュータイプ研究所で自身がモルモットのように扱われる日々に絶望していた最中、シャアらニュータイプの活躍を知り将来に希望を見出し、同時にシャアに対する憧れの感情を抱くようになったという。なお、同作から繋がっている『機動戦士ΖガンダムDefine』では父マハラジャからのビデオレターによってシャア=キャスバルである事を知り、地球圏へと向かったシャアがジオン・ズム・ダイクンの遺志を継ぐためにアクシズを捨てたと悟るが、「できることなら、自分もシャアの元に馳せ参じたい」と涙ながらに発言するなど原作ほどシャアの事を憎んでいる様子はない。
- 『F完結編』でようやくシャアがハマーンを口説き、とうとうデレる。『第3次Z天獄篇』でも、似たような経緯で彼とよりを戻す。
- カミーユ・ビダン
- 『Ζ』において何度か交戦、ニュータイプ同士共鳴しあうがそれを拒絶、やがてカミーユからも強く否定されることになる。
- 『ΖΖ』最終回では、ジュドーの身体を通して出る力のうちの1人として現れ、ハマーンに「あれは…カミーユ・ビダン!?」と唯一名前を呼ばれていた。
- なお、所属勢力の対立がない『Z』のifルートにおいては、彼のニュータイプとしての才能を見抜き「その才能を利用されないように注意しろ」とアドバイスし、彼も素直に聞き入れるという、今までにない関係を見せる。
- カツ・コバヤシ
- 直接絡むわけでは無いが、サラの死を一因を作った事で彼から恨まれた。本来ならお門違いの逆恨みといった方が正しい。
ティターンズ
- パプテマス・シロッコ
- 政敵として互いに警戒しあった。後に彼の乗るジ・Oと直接対峙し、激しいプレッシャーをぶつけ合う。終盤にはシャアも交えて三つ巴の争いを繰り広げた。
- ジャミトフ・ハイマン
- 一時は同盟を結ぶが、その後は決裂した。
その他
- アムロ・レイ
- 原作では絡みは無いが、スパロボシリーズにおいてはシャアやジュドーやカミーユ程では無いが絡む事も多く、特殊台詞もある。基本的に敵対した場合はハマーンをカミーユやジュドーと同じく否定するが、味方同士になる作品もある。基本、逆襲のシャア時代での出会いが多い。
機動戦士ガンダムΖΖ
ネオ・ジオン(自派)
- マシュマー・セロ
- 部下。マシュマーからは「ハマーン様」と呼ばれる程に熱烈な忠誠を誓われているが、彼の妄想場面のような態度をハマーンが取っていたかは定かではない。
- 少なくともマシュマーの熱烈な忠誠に対し、ハマーンはあくまでも駒として見ていた面が強かったが、『IMPACT』では彼の死を悼んでいる。
- エルピー・プル
- 最初は配下だったが、後にエゥーゴに寝返る。劇中では「同じ国の摂政と兵士」以外の接点は無く、元気の有り余ったプルを見て「あの子供は?」と側近に問う程度だった。
- しかし、原作後期OPにて、「一人アップになったプルの身体から、ハマーンが分離する」場面が描かれ、この二人の関係について様々な憶測が飛び交った。
- 漫画『機動戦士Ζガンダム Define』では面識があり、プルからは慕われており、ハマーンもプルを可愛がっていた。なおプルの風呂好きは、ハマーンが彼女と一緒にお風呂に入れてあげた事がきっかけでもある。
- イリア・パゾム
- 部下。側近で、彼女をマシュマーの監視役に任じた。
- オウギュスト・ギダン
- 部下。グレミーの監視役として送り込んだ。
- キャラ・スーン
- 部下。強化後はハマーンの側近を務め、最後までハマーンに忠実な部下として行動した。
ネオ・ジオン(敵対)
- グレミー・トト
- 使える兵士として認識していたが、不穏な動きをするようになったのを見逃さず、監視役をつけた。それでも結局反乱を防ぐことはできなかった。
- 『A』では反乱を企てていた彼に対して先手を打って捨て駒にしており、見事に謀殺した。
- ラカン・ダカラン
- 当初はハマーンに忠実であったが、野心あって離反した。
- プルツー
- グレミー派の一員としてハマーンの暗殺を謀った。
エゥーゴ
- ジュドー・アーシタ
- シャアに代わる拠り所として、再三に渡り説得を続けるが聞き入れてはもらえなかった。リィナを銃で撃った時には、彼の怒りが彼女を恐怖させた。
- 相変わらず口説き方がなっていないが、カミーユに比べればまだ自分と正面から対話してくれただけマシだろうと思われる。
- 最近のスパロボシリーズにおいては共闘する機会も多く、仲間に加わった後も彼と会話する場面が多い。
- リィナ・アーシタ
- 原作では特に関わりがないが、『α』では死亡したと思われた彼女を救出しており、ミネバの世話を任せていた。
その他
- サラサ・ムーン
- コロニー「ムーン・ムーン」に住む光族の長。妹のラサラ・ムーンと共に邪悪な波動を感じ取り、ハマーンを救いたいと考えるも当人に拒否される。
- アーガマ搭乗時は姉妹で悪意から艦内を護っていたため、ハマーン(艦に潜入していた)とジュドーは、お互いの存在を感知し合うことが出来なかった。
- ジュドーも後に似たような能力を発現し、やはりお互いの存在を打ち消し合ったうえ、キュベレイMk-II (プルツー用)の襲撃を感知することが出来なかった。
- エギーユ・デラーズ
- 原作の『0083』では直接顔を合わせることはないが、彼の率いるデラーズ・フリートにノイエ・ジールを譲渡し、またデラーズ紛争終結後はデラーズ・フリートの残存人員をアクシズへと迎え入れている。
- SRWにおいては、共闘する作品では共にジオン系の幹部。『第4次』では同じノイエDCの幹部で、ミネバをハマーンに託しているが、内心ではハマーンを警戒していた。
- アナベル・ガトー
- 作品によっては彼を従えていたり、共闘する機会も多い。
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
宇宙世紀ガンダムシリーズ
- ララァ・スン
- 原作では特に触れていないのだが、『第2次α』においてはシャアと敵対する場合、ララァの死に取り憑かれているシャアを否定する。更に『GC/XO』では、彼女が生きている上にシャアと敵対している自分とは反対に彼の側にいるため、自分から愛しい男を奪っていった恋敵のような関係であり、憎悪と殺意と嫉妬の感情を抱いている。彼女との戦闘時の会話も、シャアをめぐって昼ドラのようなドロドロとした痴話喧嘩のようなものに近い。まさにニュータイプの修羅場である。
- ギレン・ザビ
- 彼が生存している場合は主君にあたるが、『F完結編』では突如復活した彼らに不信感を抱き、『α』では途中で対立し、『GC/XO』ではキシリアの代わりに彼を暗殺する。
- キシリア・ザビ
- ジオン派筆頭のマハラジャとギレンの緊張関係を取り成すかわりに、当時7歳のハマーンをニュータイプ研究所に入れることを迫る。
- ハマーンが自ら進んで入所を希望したため、悩んでいたマハラジャは止む無く彼女を研究所で寄宿生活をさせることに。
- 『F完結編』では突如復活した彼女らに不信感を抱き、『GC/XO』ではソロモン戦にてシャアに謀殺された彼女の代わりにギレンを暗殺する。
- ドズル・ザビ
- ミネバの実父。彼が生存している場合は上司にあたり、彼からも信頼されているが、『F完結編』ではドズルを含めてザビ家の面々がクローンである疑惑をいち早く察知した。
- なお姉のマレーネが妾という説もあるが、ハマーン自身はドズルとゼナの結婚を祝福し、同時に女性としての幸せを強く意識するようになったという。
- ナナイ・ミゲル
- 共に同じ声優が演じ、シャアに恋愛感情を持った事が共通しており、『第2次α』でシャアと敵対する場合は声優ネタがある。
- また『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』では直接対面しており、ハマーンと恋愛トークをして頬を赤らめる場面も。
- クェス・パラヤ
- 『D』では一方的に因縁をつけられるも、軽くあしらう。やはり貫禄が違った。
- その一方で、『第3次Z天獄篇』で自軍に合流してからは彼女とも良好な関係を築いている。
- シャクティ・カリン
- 『D』ではエンジェル・ハイロゥでの彼女の祈りに影響され、憎しみを吐き出すことができた。
- フォンセ・カガチ
- 『D』では過去に原作通りジュドーに敗れた後、仮死状態のまま彼に捕らえられ、サイキッカーの1人として利用される。
- フル・フロンタル
- 『第3次Z時獄篇』では「つなぎ役には相応しい」と彼を皮肉っている。一方でフロンタルはシャアへの執着を見せるハマーンを「女だな」と評する場面も。
- アンジェロ・ザウパー
- 『第3次Z時獄篇』では部下。しかしアンジェロ本人はフロンタルに心酔しているが故にあまり敬意を払っておらず、ハマーンもそんな彼をあまり良い目で見ていない。
- 続く『第3次Z天獄篇』ではフロンタルがネオ・ジオンの実権を握ったこともあり、彼からあからさまに不遜な口を叩かれ、強い不快感を露わにするシーンも。
- マリーダ・クルス
- 原作で直接共演はしていないが、グレミー軍の切り札の1人であった彼女とは敵同士の立場。『ΖΖ』が参戦していない『第3次Z時獄篇』では上司と部下の関係であり、同じ女性という立場からの気遣いを見せる事もあった。
- バナージ・リンクス
- 『第3次Z』ではマリーダやオードリーを通じて彼とも知り合う。オードリー(=ミネバ)を数々の困難から守ってくれた彼にはハマーンも一目置いており、彼を「優しい」と評し、カミーユやシャアを「お前」呼ばわりするなかで珍しく「君」と呼ぶなど、比較的物柔らかに接している。
- トビア・アロナクス
- 『T』ではジュドー同様、彼にも期待をかけている。一方でトビアからは「あんたもやっぱり人間だ」と称されている。
アナザーガンダムシリーズ
- 張五飛
- 『R』では一時的に部下だった。
- リリーナ・ドーリアン
- 『R』では彼女を一時的に捕らえていた。また、彼女が唱える完全平和主義に関しても、所詮は日和見主義が生み出した自己満足の産物と否定する。
- ゼクス・マーキス(ミリアルド・ピースクラフト)
- 思い人(?)のそっくりさん。『F完結編』のポセイダルルートでは協力関係にある。ミリアルドに騙されたというよりはシャアとの決着をつけるべく敢えて乗ったと言うべきか。
- デルマイユ
- 『64』では彼に非常に嫌われており、OZとの交渉の為に彼とジャミトフとの対面に臨んだ際、彼に面と向かって「下衆」呼ばわりされている。
- デキム・バートン
- 『R』では同盟相手。
- シャギア・フロスト、オルバ・フロスト
- 『R』では部下。しかし、彼らには内心憎まれていた。
- ランスロー・ダーウェル
- 『R』では部下。
- ザイデル・ラッソ
- 『R』では部下。『Z』では彼とも同盟を結ぶがifルートでは彼との同盟を破棄する。ニュータイプの意味を完全に履き違えた男として侮蔑した。
正暦作品
ガンダムSEEDシリーズ
- ラクス・クライン
- 『Z』では内心彼女を「危険な女」と評した。
- ルナマリア・ホーク
- 『Z』ではハリー・オードが色眼鏡をかけている理由を語った際、「あのような(サングラスで視線を隠している)男(クワトロの他、アスランも一時期サングラスをかけていた)に騙されるなよ」とアドバイスしている。
- メイリン・ホーク
- 『Z』では妙に彼女とウマが合っていた。年頃が近いということもあるが、ハマーンがこうして同年代の年頃の同性のキャラクターと仲良くなるのは珍しい。なお、先述の『機動戦士ガンダム C.D.A 若き彗星の肖像』に登場する少女時代のハマーンは、メイリンのようなツインテールの髪型だった。
- ギルバート・デュランダル
- 『Z』では彼と同盟を結ぶも、後に彼に疑念を感じるようになり、展開によっては離反してZEUTHと共闘する。ちなみに、デスティニー・プランを推し進めた彼のプライベートには、大いに興味があるというちょっと下世話な一面も。
- シン・アスカ
- 『Z』で通常ルートで彼がデュランダルに最後まで従っていたことを覚えており、『第3次Z時獄篇』宇宙ルート第11話の戦闘前会話では、自らの意志で自分に勝負するシンの姿を見て、ハマーン自身も彼の純粋さを免じて挑んだ。
リアル系
- 工藤シン
- 『SC2』ではサラや鳥の人と共に彼を回収し、後にあえてわざとエゥーゴに彼を救出させる。
- サラ・ノーム
- 『SC2』では工藤シンや鳥の人と共に彼女を回収し、彼女を鳥の人の制御装置として利用する。
- ホランド・ノヴァク
- 『Z』では馴れ馴れしく接してきた彼に対してその態度を咎め、彼に「やりにくい女」と評される。
- ボン太くん
- 『第3次Z時獄篇』では危うく彼に癒やされかけて大人げない反応を返している(後述)。
スーパー系
- 兜甲児
- 彼のような人間は嫌いではないらしく、わりと好意的に接する。『64』では共闘する際、疑いの目を向ける彼に「案ずるな、少年」と返したり、『第2次α』では失言をした彼に、むしろ褒め言葉のように「正直過ぎるだけだ」という言葉を向けた。
- 碇シンジ
- 『第3次Z時獄篇』第41話でハマーンが敵を撃墜した後、彼から「式波に似てる」と言われる。
- ノノ
- 『第3次Z天獄篇』DLC「強きことは美しき哉II」でなぜか彼女と組まされている。天然全開の彼女のテンションには終始押されっぱなしだった。
- ニコラス・バセロン
- 『第3次Z天獄篇』第42話「炎」にてあがりへの恐怖から荒れていた彼から暴言を浴びせられ、戦闘終了後に彼に対し痛烈なカウンターをお見舞いしている。
- カロッサ、メリッサ
- 『T』では彼らのカギ爪の男への盲目的な愛にかつての自分を見ていた。
- ファサリナ
- 『T』では彼女にカギ爪の男の集団へ誘われるが、自身の心の中に土足で踏み込もうとする彼女の物言いに激昂・拒絶し、「下衆」と吐き捨てている。
- モコナ
- 『T』では彼(?)の柔らかそうな身体に興味を示していた。
バンプレストオリジナル
- ヴィンデル・マウザー
- 『A』ではお互いを利用し合う。
- シュウイチロウ・ユキムラ
- 『SC2』ではマクロスを交渉材料にしてハマーンに接触する。
- バルビエル・ザ・ニードル
- 『第3次Z天獄篇』では彼の「サソリの毒」を受けるも、並外れた精神力とプライドの持ち主であるハマーンには最初から全く通用しなかった。
- 次元将ヴィルダーク
- 『第3次Z天獄篇』第48話では、主役級キャラ以外ながら戦闘前会話がある。ハマーンは自分の戦いを「薄汚い権力を叩き潰すため」だと答え、ヴィルダークはハマーンの覚悟を本物と認めた。
名台詞
機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
- 「寒い…。ここにあと何年…」
- 『0083』第9話より。短い台詞であるが、地球連邦軍に察知されないよう潜伏生活を強いられる苦しみがうかがえる。
機動戦士Ζガンダム
- 「このキュベレイ、見くびっては困る!」
- キュベレイおよび、それを操るハマーンの強さを示す代表的な台詞。
- ハマーン一人を三人がかりで取り囲むシロッコ達のうち、レコアのパラス・アテネとサラのボリノーク・サマーンをファンネルであっさりと退け、シロッコのジ・Oと1対1の戦いに持ち込んだ。
- SRWでもハマーンの戦闘台詞として使われているが、彼女が見くびってかかれるほどヤワな相手では無い事は言われずとも分かる。
- 「俗物が私に!」
- カミーユを見下したときのセリフ。「俗物」といえばハマーン様、ハマーン様といえば「俗物」。
- 「フフフ…ここまでだ、俗物!」
- またもや「俗物」。ハマーンの絶対の自信を感じさせる一言。
- 「地球の連邦軍もそろそろティターンズと手を切りたがっているという話ではないか」
- 第46話にて、ジャミトフと会談した時の台詞。ティターンズの行く末を暗示するかのような発言であり、その時点でティターンズはハマーンの言葉をなぞるように社会的に孤立し始めており、最終的に衰退していく事となる。
- 「よくもずけずけと人の中に入る。恥を知れ! 俗物!」
- カミーユと共鳴して自分の心の内を知られて。3度目の「俗物」発言。
- 「倒すべき敵、それはカミーユ・ビダン…そういうことか…」
- カミーユとニュータイプ同士共鳴するが、ハマーンは拒絶した。
- 「こんなところで朽ち果てる己の身を呪うがいい」
- クワトロを追いつめた時の台詞。
- 『スーパーロボット大戦F』ではDVE。
- 「これで終わりにするか、続けるか、シャア!」
- 手足を失った百式に乗りなおも抵抗するシャアを追いつめ、生殺与奪の権を握った際の台詞。
- 止めを刺さずにあえてこのような質問をしてしまう所にハマーンのシャアに対する未練が見て取れる。
- 「シャア、私と来てくれれば…」
- シャアの百式が戦艦の残骸と共に爆発に消えた後、ハマーンがぽつりと漏らした言葉。
- 結局、シャアを自分の元へと引き戻す事が出来なかったと悟って出たのであろう、彼女の偽らざる本音。
- 「私にまた、キュベレイで戦わせるのか!」
- 劇場版より。アクシズ全軍の指揮や外交折衝を取り仕切るハマーンが、更に自らも出撃しなければならなくなった際のセリフ。
- 卓越したニュータイプとて、サイコミュMSであるキュベレイでの戦闘は負担が大きいのだろうか。自らが望まずとも請われれば前線に立たねばならない、というアクシズ内での微妙な立場を表現した台詞でもあるが、毅然とした指導者として振舞う彼女が、部下の前で愚痴とも弱音とも取れる台詞を言うのは珍しい。
- 「ウソだ!!お前は敵だ!!」
- 「少年はっ! 男はっ……皆、シャアと同じだ! 優れた資質を持っているのだろうが、男である限り、その使い方を知ることはないんだよっ!」
- 小説版より。アニメ第47話と同じ場面にて、カミーユと共鳴した後の台詞。アニメ版でも似たような発言をしているが、こちらではことさら男性への憎悪が強調されている。
- さらには伝家の宝刀の俗物発言も忘れてしまうなど、アニメ版より遥かに動揺している様子が見て取れる。
機動戦士ガンダムΖΖ
- 「この感じ… シャア・アズナブルか? いや、違うな… なんだ?」
- 第18話でアクシズの官邸に侵入したジュドーの存在を初めて感知した際の台詞。
- ちなみに、当のハマーンは「髪を下ろして水着姿で日光浴」とレアな姿になっている。
- 「ふたりっきりで話したかったのだ…少年」
- 「ジュドーか、なるほど…お前と私は互いに引き合うものがあるようだな」
- 第22話より。戦場で人探しをするジュドーに興味を持ち、母艦サダラーンにはリィナが乗船していないにも関わらず、彼女がいるとしてジュドーをおびき寄せる。
- その後ジュドーの手を取り、艦内の個室へ誘導するなど大胆な行動に出たハマーンだったが…。
- 「ニュータイプならば私に従うべきだ。そうだろ…? ジュドー・アーシタ…」
- 「我々が敵対する理由など何もない…我々は同じニュータイプなのだから…さあ、私と共に来るのだ」
- ハマーンを振り払い廊下に出たジュドーに、壁ドン状態になりつつ続けた台詞。惜しいところまで行ったが、廊下に出たばかりに兵の横槍が入ってしまう。
- ジュドー自身も「何か不思議な感じだ…それにいい匂いがする…おかしいな、こいつは敵じゃないのか…?」と彼女のオーラにあてられて警戒を解いてしまい、あわや口づけをされかけていた。
- ニュータイプの能力を利用してジュドーを篭絡し引き込もうと企んでいたと思われ、「分かり合うための力」をこのような真似に使うハマーンを、ジュドーは決定的に危険視するようになる。
- 「ふふふ… 私はお前といるとスラスラと本心を喋ってしまう… 不思議なものだ」
- 第27話より。ダカールの迎賓館でのジュドーとの対峙の際の台詞。遠回しにアピールしているが、「そんなこと言っても俺はあんたのものにはならない!」と拒否される。
- 「この期に及んで私な感情で動くとは… 始めは私に期待を抱かせて、最後の最後に私を裏切る…! ジュドー・アーシタ! お前もだ!」
- あくまでもリィナの救出にこだわり、ハマーンを否定するジュドーに対して。また、台詞の内容からして未だにシャアの事を根に持っているようである。
- 「嫌いだね、そういうベタベタしたのは…! 続きは天国とかでやるんだな!!」
- お互いを庇い合おうとするジュドーとリィナに対して激怒する。ベタベタする行為に免疫が無いのかもしれない。
- 「この私にこんなにもプレッシャーをかけた…。あれは危険すぎる…!」
- ハマーンの放った銃弾がリィナの体を掠めた事でジュドーの怒りを招き、ジュドーの放った強烈なニュータイプのオーラに恐怖した後、怯えてベットにうずくまった際の台詞。いつもの冷静な女傑振りは全く影を潜め、本来の弱い一面が現れている。
- (私の姉はザビ家に尽くし、宇宙の果てで死んでいった。しかし私は死ぬものか。新しい血をザビ家に加え、必ずや復活してみせてやる。ネオ・ザビファミリーを!)
- 第32話より。自らが生き延びるために「ザビ家の再興を担う女傑」をやってみせねばならなかったアクシズ内での事情も垣間見える。ちなみに彼女の「姉」については小説版において言及があり、ドズルの「愛妾」で古風な恋愛観ゆえアクシズに向かうミネバに同行したような人物であったため姉妹仲はあまり良くなかったようだ。
- 「…私はいつも一人だ…」
- ハマーンの本音というべき独白。その孤独を理解できたのはジュドーのみで、その彼はそんなハマーンの孤独を吐き出そうとしたが…。
- (たわ言を…私はここにいるというのに、今のジュドーは…)
- 第39話。避難民を装ってネェル・アーガマへと潜入。サラサから「全ての悪しきものの根源をあなたの身体から感じます。けれど、それはただ、ねじれただけのもののようです。ジュドーの想いと変わりはありません」と指摘を受けて。
- ハマーンの本心を突いた場面と言っても過言ではなく、実際この台詞で自身に気付いて欲しかったと吐露している。
- ちなみにジュドーは続く40話でようやくハマーンに気付いており、何故この時点では気付かなかったのかと視聴者から突っ込まれている。
- 「お前が生身の人間を殺せない、かわいい坊やだって知っているのさ」
- 第40話より。歓楽コロニー「タイガーバウム」の戦闘にて、ジュドーの乗るズゴックのアイアンネイルが眼前に迫っての台詞。
- ジュドーに自分のペースを乱されてばかりいた彼女だったが、久々に彼の優位に立つことができてご満悦の様子。
- 「女の問題か、俗物め!」
- 第41話。ジュドーを自分の下へ招き入れようと説得していた所に、ジュドーに仕返ししようと部下を引き連れて横槍を入れてきたタイガーバウムの領主、スタンパ・ハロイに対して。
- 『ΖΖ』の時代になっても「俗物」発言は健在だった。
- 「言ったろ? 私とお前は同類なんだ、呼び合っているのさ」
- 第43話より。崩れた天井からジュドーに助けられた後の台詞。図らずも抱き付かれてご満悦の様子。なおイケメンSP達は瓦礫の下敷きになってしまった。
- その後ルーが口を挟もうとするも「子供は黙れ!」と一蹴する。ジュドー的には無我夢中の行動であり、特に他意は無かった。
- 「私の息の香り、私の肌の香りをこの薔薇に与えた」
- 第44話より。新たなバラをマシュマーに与えた際の台詞。直後イリアに「見ての通り、強化しすぎたようだ。監視は気をつけてな」と耳打ちし彼女を慮る。マシュマーを手駒としか見ていない裏付けともとれる。
- マシュマーが同時にΖΖガンダムとクィン・マンサの2機を相手取ろうとした際、イリアが「バラの香りを愛でろ!」と呼びかけ自制を促す場面もあった。
- 「お前にはグレミーがどれほど危険か分かっていないのか!? グレミーはあのジオンを復活させようとしているんだぞ!」
- 「私はミネバ様を…ジオンの血を利用してザビ家を見返したいだけだ。しかしグレミーは、血の力だけで宇宙を治めようとしているんだぞ! 宇宙を血で染めようという男だ! お前には分かるはずだ…!」
- グレミーへの対応で手一杯な状態で、ジュドー達にミネバを攫われた場面。自分を下げてでも、何としてもミネバを奪還したい思いが見て取れる。
- しかしジュドーには「お前だってそうだろう!同じ結果になる…それが俺には分かるんだ!」と否定されてしまう。
- 「私にノーマルスーツを着る気にさせたジュドー・アーシタ…子供のくせして…!」
- 最終話より。『Ζ』~『ΖΖ』を通して初めて、ハマーンがノーマルスーツを着用して出撃した記念すべき場面である。
- ただし、『劇場版Ζ』ではガザC搭乗時にノーマルスーツを着用していたため唯一ではなくなった。
- 「ここが貴様の墓場となる!!」
- モウサの宮殿前で、ジュドーのΖΖと対峙しての台詞。ハマーンとしては、ジオン発祥の地であり、ジュドーと初めて会った場所でもあるという、特別な思い入れのある場所であった。
- …のだが、傍目から見れば死亡フラグも同然である。
- 「人は生きる限り独りだよ。人類そのものもそうだ。お前が見せてくれたように、人類全てがニュータイプになれるものか! その前に人類は地球を喰い尽くすよ!」
- 動かないΖΖのコアファイターに猛然とキュベレイで襲い掛かってくるが、その時戦いで散った多くのニュータイプの思念に押され、ハマーンはニュータイプの力を垣間見るが…。
- なお、シロッコはハマーンと同じ状況に追い込まれているのに、このニュータイプの思念を「ただの不可思議な現象」にしか捉えてない。
- 「…吐き出すものなど…ない!!」
- ΖΖのハイメガキャノンを受け止めた際に対するジュドーへの拒絶。本音を言い出せないハマーンの拒否。
- 「相打ちと言いたいが…私の負けだな…」
- ジュドーのΖΖガンダムと相撃ちとなるが、潔く負けを認めた。
- 「帰って来てよかった……うう!!」
「強い子に会えて……」 - 最期の台詞。ちなみに『α』では上記の流れはDVEで再現されている。
迷台詞
- 「私を何で捨てた!」
- 『逆襲のシャア』の同時上映作品、『機動戦士SDガンダム』より。客引きを行うジュドーを無視し、シャアが経営するホテルに泊まったハマーンだったが、昼間から酒を飲み、酒瓶でシャアを二回叩く。
- おそらくシャアに対する本音だろう。またこの後、ハマーンは他のペンションに行ってしまう。
- 「オバさんですってぇ! 私は21歳という設定で…」
- カセットドラマ『鏡のむこうのプル』のB面「ガンダムステーション」より。ジュドーに「オバさん」呼ばわりされて、狼狽するハマーン。
- 同ドラマではコメディパートゆえに、ハマーンの声のトーンが普段より軽い。
- 「うっふふふふ…うひひひ…いひひひひひっ」「うっひひひへへへひはははははは、たーすけてー!」
- OVA『機動戦士SDガンダムmk-II』内の元祖ガンダム名場面集より。歴代ガンダムのサブタイトルを基にした小コントを連続で流すコーナー。ハマーンは「ハマーンの嘲笑」と「ハマーンの黒い影」に登場する(ただし声優はオリジナルと違い、井上瑤氏が代役)。どちらも途中から笑いが止まらなくなったハマーンを描いたもので、文字に起こすのが難しい笑い声で大爆笑するハマーンの乱心っぷりに初見では混乱すること請け合い。
スパロボシリーズの名台詞
TV版
旧シリーズ
- 「女には男に言って欲しい言葉がある。だがそれは求めるものではない‥‥」
クワトロ「‥‥」
「‥‥」
クワトロ「‥‥ハマーン、私は今まで己の為すべきことを貫いてきたつもりだ。だが、肝心なところでそこから逃げていたのかもしれない。為すべき時に為す、という勇気を‥‥もう遅いかもしれん。だが、今を逃せばもう、言うことはないと思う。だからあえて言わせてもらう‥‥ハマーン、私とともに来てほしい。そして私と同じ未来を歩んでくれ」
「その言葉、まっていました‥‥」
クワトロ「ハマーン‥‥」
「今、私はあなたと同じ時を刻みはじめた。シャア、あなたとともに未来を歩みましょう…」 - 『F完結編』より。終盤のDCルート「ダブル・フェイク」で条件を満たしてシャアと和解した時のやり取り。
- しかも、顔グラまで新しいパターンを使っている程の凝り様なので「誰だお前!?」になること間違いなし。でも、原作では決して見られなかった幸せそうな姿である。
- なお、このやり取りはリメイク版『スーパーロボット大戦』でシャア・クワトロの乗機→キュベレイへの説得時の台詞に流用されている。
αシリーズ
第2次α
- 「久しぶりだなロンド・ベル隊。いや、今は○○だったか」
- 第36話アクシズルート「魂、重力に引かれて-後編-」or第49話「決断」より。部隊名を言ってくれる為、プレイヤーの好きな単語を言わせるのも一興である。
- 「…邪魔か…。お前はいつもそうだった…」
「お前はいつも仮面をかぶり、常に自分の心を他人に隠していた…。私にも、他の女にも…」
「ララァ・スンが死んだ時にお前は死んだのだ! その亡霊に憑かれたまま戦いを起こすお前に人類の革新を口にする資格はない!」 - 第53話ハマーン休戦ルート「人の心の光」に於けるシャアとの戦闘前会話より。ハマーンのこの言葉にはシャアも堪えたようで、「お前にその名を口に出してほしくはなかった」と漏らしている。
- 「ナナイ…お前は愚かな女だ…。だが、お前は…シャアの理想に殉じられたお前は私より幸せだったかも知れんな…」
- 第54話ハマーン休戦ルート「逆襲のシャア」より。ナナイ・ミゲル死亡時に。ある意味声優ネタでもある。
- 「終わりだ、シャア! 今、お前を忌まわしき記憶から解き放ってやる!」
「お前の最期に手を貸すぐらいはさせてもらおう! 私のけじめとして!」 - 同上。シャアとの戦闘前会話より。
- 「アクシズの艦隊を押さえるために私を監禁する気か?」
「ニュータイプの力は関係ない。その男が正直過ぎるだけだ」 - 同上。シャアを倒した後、兜甲児の「今抜けられて宇宙に戻られるといろいろと厄介になる」という失言に対し1度は皮肉る。しかしハマーン自身は甲児に怒るよりも、その純粋な正直さを好んだのか微笑する。
- (シャア…オルファンの光がお前の求めていた人の心の光なのかはわからない…)
(だから、αナンバーズの中から、その光を探してみよう…)
(お前の代わりにな…) - 同上。シャアとの決着が着いた後、最後までαナンバーズと共に戦う事を決意して。
- 「消えろ、ガンエデン! 人類を縛るお前は私が討つ…! シャアに代わってな!」
- 最終話より。ガンエデンとの戦闘前の台詞。主人公達以外では唯一説得もあり戦闘前の台詞がある。シャアにこだわり続けるハマーンの心境がうかがえる。
第3次α
- 「期待しているぞ、ジュドー…それに、お前を信じている者は私だけではない」
「その者達のためにも負けるな」 - 最終話より。霊体となってザ・パワーの中からジュドーへと語り掛ける。何気に、再会を喜んでいるかのようなジュドーのリアクションも印象的。しかし、『第3次α』はハマーンとの休戦協定を「信じられないとして拒否」したストーリーであるため、本心は複雑なものなのだろう。
携帯機シリーズ
- 「誰にいっているのだ、ジュドー。そのような心配は無用だということを、これからお前たちにみせてやろう。あの、異星人どもを排除してな」
- 『D』でブルー・スウェアに合流し出撃した時、ジュドーから「あんたはブランクがありすぎる。無理はするなよ」と言われて返した台詞。この自信、さすがハマーン様。
- 「フッ…そうもいかん話もあるのでな」
- 『D』でクェスにハマーンがシャアにベッタリなことに関して文句を言われて。ハマーンは「ずっと眠っていたので状況がよくわからないからシャアに色々と聞かないといけないから」と理由をつけるが、クェスに「だったらアムロかカミーユかジュドーに聞けばいいじゃないか」と言われ、笑ってこの台詞で返す。なんだかんだいってシャアと仲が宜しいご様子で、微笑ましい。
- (ララァと近い歳頃の娘だから、自分のもとへ引き入れたというのはわかるが…。いまだにあの女にしばられたままというのは、認めたくはないな・・・)
- 上記の台詞の後ハマーンの心情。クェスに対して大人の態度をとるが、ハマーンも一番愛されたいという気持ちを持っている。シャアも罪作りな男である。
また、何気にシャアの名台詞の真似でもある。
劇場版
Zシリーズ
- (この女が真のラクス・クライン…)
(なるほどな…。デュランダルが恐れるだけの何かを持っている。危険な女だ) - 『Z』第51話ミネルバ一時残留ルート「決別」より。ラクスと対面した際の心の一言。逆に言えば「女傑であるハマーンが『危険な女』と警戒するぐらいに、ラクスを評価している」とも取れる。
- 「その通りだ、カミーユ・ビダン。君は正しい目を持っているようだ」
「その素質をつまらぬ連中に潰されぬようにな」 - 『Z』第51話ミネルバ一時残留ルート「黒歴史の真実」より。ザイデルのゆがんだ思想を否定したカミーユに対しての忠告で、カミーユ自身も素直に聞き入れている。
- 「さすがはディアナ・ソレルだ。その言葉には正論ゆえの重みがある」
- 『Z』第53話ミネルバ一時残留ルート「月面決戦」より。ディアナを素直に褒めているはいるものの、ハリー曰く「少々トゲのあるおっしゃられ方」をしている模様
- 「そういうものだ。本心を隠している男というのは気を付けねばならんぞ」
- 同上。ルナマリアやメイリンにサングラスをしている男に関して注意を促した際の台詞。本人はシャアに苦い思い出があるからこそ突き刺さる台詞と言えるが……。
- 「…すまなかったな、マリーダ。お前の過去を、あの女性士官に話して」
マリーダ「いえ…閣下がご自身のことのように怒ってくださったのが自分には嬉しかったです」
「私も女だよ。そして、先ほどの女性士官もな」 - 『第3次Z時獄篇』第41話「二つの赤い彗星」にて、捕虜となったマリーダの引き渡しの際に、ネェル・アーガマのレイアムからの彼女の身体の傷について抗議され、暗に事実を示して言い返した際のこと。
- 「いい加減に個人的な感情で動くのはやめるのだな。お前には一人の男としてではなく、一人の大人として果たすべき役割がある」
「反発しつつもお前を超えようとするギュネイや、お前を信じるクェスの事も考えてやれ」 - 『第3次Z時獄篇』第56話「シャア・アズナブルの真実」にて、シャアに対して。原作でのシャアの立ち居振る舞いを皮肉っているようである。
- 「結局、お前は私を置いていくのか!」
- 『第3次Z時獄篇』第57話「BEYOND THE TIME」において「ネオ・ジオンを任せたかった」という旨のシャアの言葉を受けて。シャアにしてみれば時空修復後の事を考えていただけなのだが、ハマーンにとっては苦い過去の繰り返しでしかなく、逆上することに。完全にニュータイプの修羅場である。
- 更に今作のシャアはアムロやカミーユを始めとするかつての仲間たちを慮るシーンが多々あるため、傷が広がったばかりか嫉妬まで上乗せされる形で敵対することになってしまう。悲しいことに、相互理解できるはずのニュータイプの悪い例を体現してしまった結果に、この時は終わってしまった。しかし…。
- 「……理性で感情を抑えることは出来ない……それが人間の限界なのかも知れない……」
- 「下衆が…!お前ごときが私の精神に踏み込めると思うなよ! ついでに教えてやろう!スペースノイドの全てがお前達に尻尾を振ったと思ったら、大間違いだという事を!」
- 『第3次Z天獄篇』第38話「ハマーンのためらい」にて、バルビエルの「サソリの毒」を一蹴して。
- 特別な手段など用いず、己の精神力とプライドだけで毒をはね退けるという離れ業をやってのける様はまさに女傑。
- さしものバルビエルもこの結果は予想出来なかったようで、毒が効かず狼狽える様をヒビキに嘲笑されるハメに。
- 「…お前は女性に幻想を持ち過ぎている」
「お前が女に頼りたいようにお前に頼りたい女がいるのを覚えておけ」
「それが世間では鉄の女と呼ばれるような奴でもな」
シャア「私と一緒に歩いてくれるか、ハマーン?」
「…そう言ってくれるのを、ずっと待っていました」
「ありがとう、シャア」 - 『第3次Z天獄篇』宇宙ルート第40話「赤い彗星の未来」にて、シャアとけじめをつけるための一騎打ちの後に彼から「ハマーンなら何も言わずとも自分の事を理解してくれると甘えてしまっていた」と告げられて。その言葉にハマーンもまた自らの憎しみを生むもの…シャアとかつて別離していた時からずっと抱えていた孤独を吐き出し、二人は遂に相互理解へと至るのであった。
- 『F完結編』を思わせるデレッぷりである。
終わってみればただの痴話喧嘩だった気がしなくもない。 - 「最後までフロンタルに心を残したか」
- 『第3次Z天獄篇』第45話「虹の彼方に」にて、アンジェロが撃破された直後の台詞。
- 「ジオンを…スペースノイドの神を裏切ったのはお前だ、フロンタル!」
「未来を求めて宇宙に出た人類の時を止めるお前こそが、宇宙の民の敵だ! 覚悟しろ、フル・フロンタル!」 - フロンタルとの戦闘前会話の一部。「ジオンを裏切った」と断ずるフロンタルに対する反論。
- ハマーン「哀れだな、お前は」
ミカゲ「翅無しごときに哀れまれる筋合いはない」
ハマーン「お前は愛に振り回され、それに敗れ、そして、その迷宮でもがいている…。お前が本当に愛の意味を知っていれば、少なくとも誰かを憎むような事にはならなかっただろうにな」
ミカゲ「お前は何を言いたい?」
ハマーン「お前はかつての私だよ…!だから、その業…この手で払ってやろう!」 - 『第3次Z天獄篇』第53話「愛憎のラビリンス」におけるミカゲとの戦闘前会話。
- 露悪的な物言いを繰り返すミカゲに対し、反発の声が大部分を占める自軍パイロットの中にあって、かつてハマーン自身も同じような経験をしてきたためか「お前はかつての私」と一定の理解を示しつつ、哀れみの念も覗かせる。
スパロボシリーズの迷台詞
旧シリーズ
- 「オバ…!! …心理操作に問題があるのか? プル!! そいつは敵だぞ!!」
- 『第2次』より。ジュドーの説得を受けていたプルを注意したハマーンが、「オバさん」呼ばわりされた際に返した台詞。
- 老成している雰囲気があるとはいえ、まだ20代前半である為に、さすがのハマーンも一瞬ショックだった模様。実際、前述の「ガンダムΖΖ」のカセットドラマでも言われているが、こちらはハマーンの反応が相当違う。
Zシリーズ
- 「フ…レウルーラまで、お前と二人きりとはな」
- 『第3次Z時獄篇』第41話にて、シャアと共に帰還する際に。シャアからは「行くぞ、ハマーン」と言われただけなのにこの反応。
- 『Z』で「本心を隠している男には気を付けろ」と言っておきながら、これである。
- 「貴様もシャアと同じだ!」
「そうやって私を惑わせて楽しいか! この動物め、恥を知れ!」 - 『第3次Z時獄篇』第46話「残された時間」でのボン太くんとの戦闘前会話。
- どうも危うくボン太くんに癒されかけていたようで、一方的に大人気無い反応を返している(この戦闘前会話ではハマーンが唐突にボン太くんを責めたてている)が、ボン太くんのことをハマーン様の十八番である「俗物」ではなく「動物」と呼んでいるのがなんともはや……。
- 「悲しいな。どうやら私は受け入れられないようだ」
- 『第3次Z天獄篇』宇宙ルート第38話「ハマーンのためらい」にて、戦闘終了後に自軍に参戦するも「鉄の女が合流した」という事実と生ハマーンの凄味に大いにビビる(というか、怯える)若手たちに対して。
- 口ではこう言いながらも顔グラは不敵な笑みを浮かべており、ちょっとお茶目なハマーン様である。
- この後、アムロから「うちの若い連中は機体を降りるとシャイになる」とフォローされ、ハマーンもそれに同意している。
- 「下らんイベントだが、誰かに負けるというのは好きではない」
「全力を尽くすぞ、ノノ」 - 『第3次Z天獄篇』DLC「強きことは美しき哉II」における第2回ミスコンにノノと共に出場して。
- 「下らんイベント」と言いつつもミスコンに出場するあたり、ノリの良さは隠せない模様。
- (こ、この私がプレッシャーに圧倒されているだと……!?)
- 同じく『第3次Z天獄篇』DLC「強きことは美しき哉II」にて、タッグを組んだノノのテンションに引きつつ。確かにスペースコロニーにはこういう底抜けの明るさはそうそうないが。
- (飛ばしすぎだろ、この娘は……)
- で、その後の戦闘前会話にて。仰るとおりです。
VXT三部作
搭乗機体
- ガザC
- キュベレイ完成前の搭乗機。劇場版では専用カラーで登場。
- キュベレイ
- ハマーンを象徴するガンダムシリーズ屈指の名機。
- アッガイ
- 『ΖΖ』第40話にて、歓楽コロニー・タイガーバウムの主であるスタンパ・ハロイが所持する機体を奪って搭乗。
- 登場早々ジュドーに「強い…逃げろ!格が違いすぎる!」と言わしめた。
- シュネー・ヴァイス
- 『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』にて搭乗。白いリック・ドムにビット射出装置などを接続したサイコミュ試験機。
- エルメスの流れを汲んだニュータイプ専用MSで、そのコンセプトはキュベレイに引き継がれている。
SRWでの搭乗機体
余談
- ハマーンは一部では「髪型と髪色が『魔法のプリンセス ミンキーモモ』に似ている」として(邪悪な)ミンキーモモと呼ばれることがある。
- ちなみにDS版Gジェネレーションではシャア(クワトロ)と和解すると昔の髪型に変える事が可能になるが、顔グラフィックが一年戦争時の物を使いまわしているため、どう見ても(いわゆる萌えハマーンに)若返ったようにしか見えない。本当に魔法のプリンセスじゃないのかと…。なお、戦闘時の台詞に変更は無いので、少女顔とのギャップが凄まじい。
- 『Ζガンダム』第47話にて、ハマーンとカミーユが共鳴した際、「シャアとハマーンの幸せいっぱいな光景」が映し出されるが、漫画『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』において「ハマーンとシャアの二人は恋人同士でもなんでもなかった」事実が明確に描写されてしまった。
- すなわち、一年戦争終結後、地球連邦政府の目が厳しい中、シャアとハマーンらのアクシズ一行はジオン本国へ視察に赴くこととなった。その過程で航路偽装のため偽名で観光コロニーに寄り、夫婦でハネムーン(という設定)の最中に撮った写真が例の光景だった…という悲しい事実が判明。しかし、ハマーン自身はノリノリで妻になりきっていた…。なお、カミーユは「同じものを見た」と言っており、その後ハマーンが激怒したことから、この恥ずかしい光景を彼にもバッチリ見られてしまったと思われる。
- 尤も、『若き彗星の肖像』の直接の続編である『機動戦士ΖガンダムDefine』は原作『Ζガンダム』と設定や展開が異なる点が多々ある事を踏まえると必ずしも『Ζガンダム』でも「妻になりきっていただけだった」とは言い切れない。
- すなわち、一年戦争終結後、地球連邦政府の目が厳しい中、シャアとハマーンらのアクシズ一行はジオン本国へ視察に赴くこととなった。その過程で航路偽装のため偽名で観光コロニーに寄り、夫婦でハネムーン(という設定)の最中に撮った写真が例の光景だった…という悲しい事実が判明。しかし、ハマーン自身はノリノリで妻になりきっていた…。なお、カミーユは「同じものを見た」と言っており、その後ハマーンが激怒したことから、この恥ずかしい光景を彼にもバッチリ見られてしまったと思われる。
- 名台詞の項にもある通り「俗物」はハマーンの代名詞的な台詞であるが、担当声優の榊原良子氏は「ハマーンの『俗物』という言葉が嫌いである」と2017年1月9日にテレビ朝日系列にて放送された『声優総選挙2017』[1]で発言している。
- ちなみに、榊原氏曰く「世の中天才ばかりじゃ、つまらない。(ハマーンから)『俗物』と呼ばれる人達が居るからこそ、世の中は面白い」との事である。
- 『Ζ』の放送当時、榊原良子氏は「ハマーンというのは女性としても政治家としても本当に怖い人物で、本当ならば視聴者(特に子供)に恐れられる人物として感じて貰わなくてはならない」と考えてハマーン・カーン役を演じていた。
- しかし、榊原氏は後に「ハマーンは視聴者から大変な人気を得た」と聞かされて、「(自らが立てた演技プラン通りの結果にならず)演者としての実力不足を突き付けられた」とショックを受けた事実を明かしている。
- この反省から、榊原氏は2005年から2006年にかけて上映された『機動戦士Ζガンダム A New Translation』シリーズで、ハマーンを演じるに当たって、漫画『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』を読み込んで、ハマーンのシャアとの関係を全部洗い直し、改めて役作りを行ったという。
- 近藤和久氏のコミカライズ版『Ζ』では発射されたグリプス2のレーザーの射線上へシャアに押し込まれてしまい、道連れにされる形で姿を消した(つまりこの作品ではシャア共々戦死している可能性が高い)。
- 小説版『ΖΖ』では激突した際にキュベレイはメインエンジンが爆発するも半壊状態のままハマーン共々行方不明になっている。
脚注
商品情報