マイティーストライクフリーダムガンダム
マイティーストライクフリーダムガンダムとは、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の主役メカの一つ。
| マイティーストライクフリーダム | |
|---|---|
| 外国語表記 | MIGHTY STRIKE FREEDOM GUNDAM[1] |
| 登場作品 | |
| デザイン | 大河原邦男 |
| 初登場SRW | スーパーロボット大戦DD |
| SRWでの分類 | 機体 |
| スペック | |
|---|---|
| 分類 | モビルスーツ |
| 生産形態 | 改修機 |
| 型式番号 | ZGMF/A-262PD-P |
| 全長 | 18.88 m |
| 重量 | 91.65 t |
| 動力 | 新型融合炉 |
| 装甲 | VPS装甲併用 |
| 原型機 | ストライクフリーダム |
| 改修 | モルゲンレーテ |
| 所属 | 世界平和監視機構コンパス[2] |
| パイロット |
キラ・ヤマト(メイン) ラクス・クライン(サブ) |
概要
編集ストライクフリーダム弐式のバックパックをプラウドディフェンダーに換装した形態。
換装の際はスーパードラグーン機動兵装ウイングを分離し、その接続部にそのままプラウドディフェンダーをドッキングさせる形式を採用している。
ストライクフリーダム弐式
編集前大戦で活躍したストライクフリーダムが「フリーダム強奪事件」により破損した後、モルゲンレーテにより改修され、新型融合炉と新装備の性能評価実験のために使用していた機体。
外見は原型機を彷彿とさせるものの、細部形状が変更されている。また武装の一新に伴い、レールガンおよびビームサーベルのギミックが旧フリーダムに近いものに変更され、ライフル系武装をスカート側面に直接マウントできるように改善された。内装もアップデートされており、コクピットはライジングフリーダムなどと同型の全天周モニターに変更され、必要に応じて展開可能なサブシートも用意されている。
あくまでストライクフリーダムの改修機に留まるため、性能面では最新鋭機に及ばず、エリカからも「ブラックナイツに対抗するには心もとない」と言われている。
プラウドディフェンダー
編集ストライクフリーダムのパイロットであるキラ・ヤマト当人、および世界平和監視機構コンパス所属の技術者アルバート・ハインラインを中心としたメンバーにより開発された新型ウイング。
本来はライジングフリーダム用の装備として開発されていたが、開発に遅れが生じ、ライジングフリーダムの大破に伴いストライクフリーダム弐式用に急遽調整された。
ラクス・クラインが搭乗し、ブラックナイツとの戦闘に苦戦するキラの下に届けられ、ストライクフリーダム弐式とドッキングした。本来は別の機体に用意されていた装備を転用していたこともあり、不具合は完全に解消できていなかったが、ハインラインが遠隔で支援を行ったことで戦闘中のドッキングを成功させている。
プラウドディフェンダー側のコックピットから本体のコックピットに直接移動する機構はなく、ラクスはドッキング直後に一度機体外部に出てから本体のコックピットに移動、以降はサブシートを使用している。
登場作品と操縦者
編集単独作品
編集- スーパーロボット大戦DD
- 初登場作品。2026年8月の4章Part10から参戦。攻撃&命中タイプ。ストライクフリーダムガンダムからの乗り換え機体として実装されており、前形態の弐式自体は非プレイアブル。原作通りラクスもサブパイロットとして同乗しており、戦闘演出に参加する。ユニットパーツの識別用略称は「MSフリーダム」と歴代でも珍しい表記。
装備・機能
編集武装
編集基本装備の構成自体は原型機ストライクフリーダムと変わりはないが、多くの武装が一新されている。また換装のプロセスにより、原型機および弐式では装備していたスーパードラグーンが装備されず、オールレンジ攻撃を持たない。
- MMI-GAU2A ピクウス2 31mm近接防御機関砲
- 頭部に2門内蔵されている近接防御火器。
- EQM-Y148 収束重核子ビーム砲ディスラプター
- 額部分に装備された新兵器。原子の崩壊と核分裂の抑制を同時に発生させることにより、ビームの着弾部分そのものが消滅する、原理上防御が一切不可能な武器。ディスラプター自体は線を攻撃する刃と形容できるような細いビームとなっている。
- 初使用時は出力80%で3機のジグラートを掩体となっていたメサイア諸共に真っ二つに両断するという凄まじい威力を見せた。
- その破壊力を危険視してか、使用にはラクス・クラインの承認が必須となっているが、ラクスが同乗している場合はその場でラクスが即座に承認し、使用可能になるという荒業があるため、作中ではほぼ意味を成さなくなっている。また、承認さえクリアできれば発射に制約はなく、敵機との鍔迫り合いの最中に突如として防御不可能のディスラプターを放つことを作中でも行っている。発射する瞬間にはネガポジ反転する演出が与えられており、その絶大な性能を強調されている。
- 装備部位自体は弐式だが、弐式単独ではエネルギー不足で使用不可能なため、マイティーストライクフリーダムになって初めて解禁される武装。
- 『DD』ではメインシナリオ4章Part10のマップイベント内で使用。
- AQM/S-2028 トヴァシュトリ 超高インパルス砲
- 腹部に装備された高出力ビーム砲。カリドゥス複相ビーム砲からの更新装備。
- 作中ではドッキング前に破損していたため、本形態では未使用。
- MMI-M16XE5 フォランスアスタ レール砲
- 左右腰部に計2門装備された電磁レール砲。原型機におけるクスィフィアス3レール砲に相当するが、上述した通り機構が大幅に改善され、原型機の欠陥が解消している。
- 作中ではドッキング前に右腰の砲口を破損していた。
- 『DD』では実弾属性のSR必殺技。メインアビリティは「狙い撃ちII」。
- MMI-X220 エグレージェ ビームシールド
- 両腕に計2基装備された光学防御兵器。
- MDE262S プラウドディフェンダー
- 本機の特徴となる換装式の新型ウイング。精神感応で制御されるナノ粒子を操ることができ、また特定波長の電磁波を吸収する事でビームを無力化しつつ熱を発生させ、この熱によって周囲に電場を生成。電子の移動で高電圧の雷を発生させ対象物を破壊あるいは無力化する事ができる。ミサイル等は破壊するが、機械類は停止させるに止める。
- MA-M03D ビームサーベル アクータラケルタ
- シュペールラケルタ ビームサーベルの更新装備であり、インフィニットジャスティス弐式と同一の装備。マウント位置が上述した通り改善され、レール砲の上にマウントされた。
- 『DD』では斬撃属性の通常攻撃およびR必殺技。メインアビリティは「フリーダムの系譜」。
- 対艦刀フツノミタマ
- プラウドディフェンダー右舷ジョイントに備え付けられている、日本刀の形状をした光を反射しない漆黒の実体剣。本来はアカツキ用の装備で、フェムテク装甲への対抗手段として、ストライクフリーダム弐式用に調整された際に追加装備された。
- 機体の全高に匹敵するほど長大な刀だが、作中では片手で振るい、ビームサーベルと併用した二刀流で戦った。
- 『DD』では斬撃属性のSSR必殺技として採用。レール砲、および作中本形態では未使用だったトヴァシュトリを交えてビームサーベルとの二刀流で畳み掛ける。最後の一突きは作中におけるラストアタックの再現。メインアビリティは「MDE262S プラウドディフェンダー」。
- MA-M21KF 高エネルギービームライフル
- 多くの武装が更新される中で引き続き装備された武装で、連結機能も引き続き搭載されている。腰部に二丁マウント。
- 作中ではドッキング前に破壊されたため、本形態では未使用。
オプション装備
編集- 試製35式改レールガン
- ビーム兵器を弾くフェムテク装甲対策として、ビームライフルの代替にミレニアム搭載の各機に作中で装備された実弾兵器。本機の場合は両手にビームライフルを保持しつつ、本装備を腰部左側面と背面に2丁マウントすることでどちらの装備も携行している。
- こちらも作中でドッキング前に破壊されたため未使用。
- 『DD』では実弾属性のR属性必殺技。メインアビリティは「アタッカーI」。
関連機体
編集- ストライクフリーダム
- 原型機(正確には、換装前の弐式の原型機)。
余談
編集- 物語後半の主役機体ではあるが、「前作主人公機のパワーアップ」という少々変則的なパターンとなっている。
- バックパックの換装機能が付いた事により、名前の通りストライクガンダムの要素も受け継いだ機体となっている。
- 上述のようにドラグーンがオミットされているが、機体デザインの段階では搭載を想定しており設定画にもウイングの金色部分の末端を射出したものが存在する。しかし福田監督の「(プラウドディフェンダーはドラグーンが)必要ない位の強い武装」「ドラグーンを外すとシルエットが崩れてしまう」という意向により没となっている[3]。
- この名残りなのか、METAL ROBOT魂ではドラグーン部分が取り外し可能になっている。
- プラウドディフェンダーから放つ電撃自体に呼称がないためか、この電撃は「傲慢サンダー」「ごうまんボルト」といったように好き勝手に俗称されている。この「傲慢」ネタについてはメインパイロットのキラ・ヤマト自身が「傲慢」の2文字と紐づけられる出所不明のネタから発展したもの[4]。なお「プラウド」を(ネガティブな意味で)日本語に訳す場合は「傲慢」よりも「高慢(こうまん)」を使う方が適切である。
- 他にこの雷に関しては、使用時に流れていた挿入歌「Meteor -ミーティア-」の歌詞とニアミスを起こしていたことから、使用シーン近辺の歌詞から取って「放つ光(物理)」の俗称も存在する。
- 「背部ユニットから電撃を広範囲に放つ」という共通点から、サンダーボンバーを連想した視聴者も居た模様。
- 「メインカラーが白と金に挿し色の赤」「飛行タイプの支援メカとの合体」「主武装が実体剣の日本刀」などSD戦国伝における歴代大将軍のような特徴を多く持つ。電撃系必殺技のプラウドディフェンダーは初代大将軍の羅武駄雷撃破、頭部の隠し武器のディスラプターも二代目大将軍のヘッドバスターとそれぞれ対応している。
- 一方で、「白と金色の翼」「フツノミタマを用いたラストアタック」等、福田監督繋がりで電童・フェニックスエール及び「アカツキの大太刀」を思わせる要素もある。
- 日本刀に関しては、「機動戦士ガンダムSEED ASTRAYシリーズ」にてロウ・ギュールがその製造法を受け継いでいるため、『FREEDOM』の時間軸を描く『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM ASTRAY』(SRW未参戦)が公開されるまではフツノミタマ関連でロウの関与が疑われていた。
脚注
編集- ↑ MECHA、機動戦士ガンダムSEED FREEDOM公式サイトより。
- ↑ この時ミレニアムは事情によりコンパスの肩書を外して行動しているため、本機は正確にはコンパス所属機とは言えない機体となっているが、便宜上記載する。
- ↑ 福田己津央氏の2024年5月10日のポスト。
- ↑ ただ、キラは実際に『DESTINY』最終回において、ギルバート・デュランダルから、「傲慢だね… さすがは最高のコーディネイターだ」と言われたことがあり、それにちなんだネタという可能性もあり得る。