ヴァリアブルフェイズシフト装甲
ヴァリアブルフェイズシフト装甲(Variable Phase Shift Armor)とは、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場する特殊装甲。
概要 編集
PS装甲へのエネルギー供給量をコントロールする事で、防御力と消費量を調整できる機能を付与した発展技術。省略してVPS装甲とも表記される。
ストライクルージュの運用においてエネルギー供給量の増加に伴い装甲色の変化と防御力の向上効果が見られたことが技術原理の発端で、それがオーブから流出した事でザフト、地球連合軍の双方にその技術がもたらされた。
大抵の場合、エネルギー供給量を増加させて防御力を高める場合には橙〜赤といった明暖色となり、防御力を犠牲にエネルギーを火器や他の機能に回す場合には緑〜黒といった暗寒色となる。また、パイロットの変更等によってOSを調整した場合、VPS装甲の発色が連動して変化するケースも見られている。ただ、パイロットの好みの色や模様に設定することも可能なほどには融通が効くようである。
スパロボシリーズにおいて 編集
基本的な仕様はPS装甲と同様、「ビーム属性の無い攻撃を軽減するバリアもしくは特殊装甲」として扱われる。特殊装甲の場合はバリア貫通武器で無効化できない点、携帯機シリーズでは「PS装甲無効」の隠し属性武器で無効化される点も同じ。
「VPS装甲」であれば効果は一律で、装甲色による防御力の違いはこの能力では再現されない。
『Z』ではフリーダムのPS装甲と同じ効果だが、『K』『L』ではEN消費は据え置きのままダメージの軽減量が500多く、上位の仕様になっている。
『DD』ではPS装甲と同じくビーム属性と特殊属性以外の攻撃を軽減するが、PS装甲と違いバリア扱いになっているのでバリア貫通が有効になっており、下位仕様である。これはPS装甲装備機より高難易度ステージに登場するためのバランス調整であろう。
| 作品 | 軽減量 | 消費EN | 無効 | 扱い |
|---|---|---|---|---|
| Z 第2次Z |
2000 | 10 | 特殊装甲 | |
| K | 1500 | 10 | あり | バリア |
| L UX |
2000 | 10 | あり | 特殊装甲 |
| 第3次Z V |
2000 | 15 | バリア | |
| Y | 2000 | 15 | 特殊装甲 |
『UX』で特筆すべきは「特殊装甲扱いの為にバリア貫通武器を持っているフェストゥムの攻撃を無効化=同化を無効化できる」事であり、ゲーム上の仕様が「MSが対フェストゥム用に開発された」という本作独自の設定の根拠になるという珍しい事態に。逆にファフナー系が持つバリアのノルンシステムやイージス装備は、フェストゥムのバリア貫通武器を防ぐ事が出来ない。
ただし、スフィンクス型のワーム・スフィアーには「VPS装甲無効」の効果が付いている為にVPS装甲が有効ではなく、そもそも装甲が薄いMSではダメージをカットし切れない可能性も高い。実質的に一番数が多い雑魚ユニットのグレンデル型対策の機能であると言える。それでもなお、他の機体と比べて思い切って前に出る事ができる強みが有る。
『Y』でも特殊装甲扱いで、能力の特性を示すアイコンの柄がバリア系を示す「丸い盾」ではなく、シールド防御と同様の「左右で色の違う盾」になっているのが確認できる。
ヴァリアブルフェイズシフト装甲を用いた兵器 編集
- インパルス / インパルスSpecII
- 形態ごとに機体色が変化する唯一の機体。フォースインパルス、ソードインパルス、ブラストインパルスの換装形態も参照。
- セイバー
- ガイア
- 当初の機体色は黒だったが、バルトフェルド用にOSを調整した結果橙色に変化した(バルトフェルド個人の嗜好という説あり)。
- アビス
- カオス
- デスティニー / デスティニーSpecII
- レジェンド
- デストロイ
- 本編の描写から確認できない。トランスフェイズ装甲とする資料もあり、それなら装甲の色が変化するシーンが存在しない理由の説明はつく。しかしVPS装甲が一般化されている以上、通常装甲と消費電力の高い前世代のPS装甲の組み合わせを採用したTP装甲を使用することは考えにくく、VPS装甲の上に通常装甲を重ねた改良型のTP装甲の可能性がある。公式からの発表がないため、ゲームでは陽電子リフレクターとの兼ね合いもあり通常装甲の扱いとなっている。
- ストライクフリーダム / ストライクフリーダム弐式 / マイティーストライクフリーダム
- インフィニットジャスティス / インフィニットジャスティス弐式
- ストライクノワール
関連機体 編集
関連項目 編集
- フェイズシフト装甲
- 元となった技術。
- トランスフェイズ装甲
- 地球連合による別方向の発展技術。