メサイアとは、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』及び『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』に登場する宇宙要塞。

概要

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ザフトが保有する宇宙機動要塞。名称の由来はキリスト教における救世主(=イエス・キリスト)を意味する「Messiah」の英語読みから[1]

ボアズヤキン・ドゥーエなどの既存の宇宙要塞と比較すると小型ではあるが、主砲である「ネオ・ジェネシス」および要塞全域を常時カバー可能な陽電子リフレクターを装備している事から、攻防両面において強力な軍事要塞となっている。また、「機動要塞」の別名の通り、要塞自体を自在に移動させる事が可能で、これによって月面での戦闘も可能となっている(月面は地球程ではないが、重力を有するため、推力を有さないと地面に激突する恐れがある)。同時に、「デスティニープラン」で収集した人類の遺伝子情報の解析を行い管理するための施設も存在しており、同プランにとって重要拠点の一つでもある。

第2次連合・プラント大戦の終盤、プラント最高評議会議長ギルバート・デュランダルが同施設でデスティニープランを提唱し、プランの実施を宣言。反発する勢力をダイダロス基地レクイエムで砲撃するという強硬手段に出たことで、これに反発したオーブ連合首長国、スカンジナビア王国、クライン派地球連合軍残存艦隊がダイダロス基地に侵攻。メサイアもダイダロス基地を防衛するためにその近傍に展開し、メサイア攻防戦が展開された。デュランダルはザフトの全戦力で敵対勢力を迎え撃ち、ネオ・ジェネシスによる砲撃でオーブ艦隊の十数隻を消滅させたが、第二射の発射時には友軍であるはずのナスカ級戦艦2隻(マルベース、ブルトン)を含む複数の友軍艦を巻き添えにして砲撃するという暴挙に出てしまう。

最終的にミーティアを装備したストライクフリーダムの攻撃によってメサイアは陽電子リフレクター発生装置を破壊され防御機能を喪失し、更には要塞外側からのエターナルによる砲撃、要塞内部に侵入したストライクフリーダムの一斉掃射による猛攻で致命的なダメージを受け大破・炎上。コントロールを失った要塞はダイダロス基地の近傍に墜落し、デュランダルもまたタリアレイと共に崩壊する要塞の中で命を落とした。

月面に墜落した残骸は戦後も解体・撤去されることなくそのまま残されており、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』ではコンパス及びブラックナイトスコードの最終決戦の範囲に残骸が入っている。同戦闘ではブラックナイトスコード カルラが自律機動兵器「ジグラート」を要塞の裏側に配置し、その死角から支援攻撃を行う戦法を取っていたが、マイティーストライクフリーダムの放ったディスラプターが要塞を貫通してジグラートを撃破しており、この際両断された要塞は更に大きく崩壊することになった。

登場作品

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スーパーロボット大戦Z
初登場作品。ザフトアプリリウス同盟軍)と自軍ZEUTH)だけでなく、シロッコ率いるティターンズ新地球連邦)までも現れて三つ巴の争いとなる。戦闘後、フロスト兄弟のサテライトランチャーとオラトリオNo.8による砲撃で地球へと落下させられそうになった。
イベントフラグが多く設定されており、詳細は「隠し要素/Z」の頁を参照の事。

携帯機シリーズ

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スーパーロボット大戦K
本作ではミーアが幽閉されており、メサイアから脱出する際にキラ達に助けられている。
スーパーロボット大戦L
キラとデュランダルが対峙した際はシンをはじめ、多くのLOTUSのメンバーがその場に駆けつけており、その後ミーアが脱出路を教えた事でその場にいたメンバーは脱出している。
陥落後、月面でのクトゥルフとの決戦においてデュランダルによりクトゥルフ要塞に特攻させられた。なお、この特攻に関してはデュランダル(とフラグが立っていなければ、レイも)だけでメサイアの軌道を変更出来たとは思えないので、デュランダルに付き従ったザフト兵がいたものと思われる。

単独作品

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スーパーロボット大戦X-Ω
2020年5月の期間限定シナリオ「夢見た楽園は遠く」では、グラドス軍の差し金により同軍に救助されていたラウ・ル・クルーゼロゴス残党軍がメサイアの残骸をオーブ目掛け降下させる、第2次ブレイク・ザ・ワールド計画が始動した。最後は内部に突入した叢雲劾ロウ・ギュールフロンティアセッターらにより軌道を修正され、地球から離れていったことで計画は失敗に終わった。
スーパーロボット大戦DD
メインシナリオ3章Part19にて登場。原作通りザフトとの決戦の場となる。今作ではメサイアの内部構造についてはイザークから情報提供を受けている。
決戦後はディスコード・ディフューザーを率いるムルタ・アズラエルによってカイル・メナケブを接続させられ、開いたゲートを通じて各並行世界やオーブにネオ・ジェネシスを拡散発射させる砲撃計画が展開された。しかしゲートから逆に現れた増援もあって計画は頓挫し、ネオ・ジェネシスも破壊された。
月の上空に浮いていることを表すために、マップがトップビューではなくサイドビューで描写されている。

関連人物

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ギルバート・デュランダル
プラント最高評議会議長にして、デスティニープランの提唱者。陥落していく宇宙機動要塞メサイアと共に最期を迎えた。

脚注

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  1. 日本では一般的に「メシア」と読まれる。