人工知能
人工知能は、搭載される記憶、推論、判断、学習など、人間の知能にあたる機能をもつコンピューター上のシステム。1950年代に造られた「Artificial Intelligence」を翻訳した言葉で、「AI」と表記されることも多い。「頭脳」ではなく「知能」という言葉が選ばれた背景には、脳自体はヒト以外の動物も持っているからという理由があるようだ。
人工知能 | |
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SRWでの分類 |
パイロット 一般兵 |
概要
SRWでは主に無人機体のパイロットとして登場。搭載される代表的な機体には機械獣やメカザウルスがある。上位版に「人工知能改」「AI改」「高性能AI」「自律回路」等が存在する。
AI搭載機の多くは無人機であり(レイズナーやアーバレストのようなAI搭載型の有人機もある)、プログラム次第では『ガンダムW』のモビルドールやマクロスシリーズのゴーストのように有人機では到底不可能な動きや加速などをさせることが可能である。味方側ではレイやフォロンなどを登場させることでそうした機能を再現している作品もあるが、敵として登場するAIは基本的に一山いくらの弱い雑魚としての扱いが多く、ある意味不遇な存在である。原作では有人機であっても、無人の量産機として扱うケースもある。
登場作品と役柄
初期シリーズでは生体兵器などにもAIが搭載されていることがあったが、近年のシリーズでは機体群の総称を示す呼称を共通のパイロットとして設定し、AIが使われる機会が少なくなった。以降は人が作った機械だと明確な場合に使われている傾向があるようだ。
携帯機シリーズでは版権作品の無人機もその機体そのものをパイロット扱い(グラフィックも機体の頭部等のアップ)とするのが基本となり、『BX』で有人機が無人機になる場合もNO PILOTに取って替わられたことで、遂にいなくなった。
一方でVXT三部作や『DD』では全く異なるグラフィックを作品・勢力ごとに分ける(グラフィックも代表機の意匠が用いられている)ようになって、バリエーションが増えた。ただし特殊戦闘台詞は勢力問わず共通なので、場合によっては妙なセリフになることも。
キャラクターとして出番に恵まれる場合、概ねはシリアスな製作背景を持つため重いシナリオと切り離せない存在だが、特に自軍側では「なまじな人間より純真」というキャラ付けも少なくない。勇者シリーズのロボットたちのように清涼剤として重宝される役も回ってきやすい。
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦G
- 顔グラは『第4次』に準じて、基板になっている。「へいし」より経験値が多い。強化版の「AI改」も「エリート兵」より多い。どちらも命中・回避が人間より高いからか。
- 第3次スーパーロボット大戦
- 顔グラはハロである。
- スーパーロボット大戦EX
- SFC版に限ってデモンゴーレムのパイロットが人工知能扱いだった。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 顔グラが基板に変更された。DCが使っている段階のガロイカにも搭載。「超人工知能」という最上位版が本作に限っていた。
- スーパーロボット大戦F(F完結編)
- 機械獣などのほか、モビルドールの代役としてモビルスーツにも乗る。「タイムリミット(後)」に出てくるのは無人MSだが改造段階が高くけっこう当ててくる。
- ヒイロとトロワの能力にされた人工知能も一応いる。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 人工知能と人工知能改がどちらも序盤から登場する。機械獣に人工知能、メカザウルスやモビルドールに人工知能改と、搭載される機体は大まかに決まっている様子。搭載機によって吼えたり電子音を出したりと変化する。
- また、敵で出てくる虎王機と龍王機のパイロット画像は人工知能改と同じになっている。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 前作に加えAIと高性能AIが追加された。今作はスーパー系に人工知能シリーズ、リアル系にAIシリーズと大まかに分かれており、AIシリーズは命中回避が高めになっている。人工知能改と高性能AIは援護技能を修得している個体もあり、それらは防御が若干高いという特徴もある。
- また、それらとは別に核ミサイルもパイロットとして存在する。自律回路も今作が初登場。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 自律回路の扱いがAIシリーズの一種という色合いが強くなり、ミサイル系統用に制御チップが登場。また、本作から人工知能シリーズのパイロット名が機体群の総称を示す呼称に変更されたたため、「人工知能」としての登場はなくなってしまった。メガノイドなど一部の勢力は旧来の人工知能に近い立ち位置で高性能AIも使う。
- 顔グラは文字やデザインの若干異なる集積回路で、以降「Zシリーズ」まで使われ続ける。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 扱われ方は前作とほぼ同様で、主に各勢力の無人機、他勢力機のレプリジンのパイロットとしてAIシリーズが登場する。また、旧人工知能シリーズの顔グラが変更された。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 人工知能がアーキタイプとボナパルトのパイロットとして登場。メガデウス専用で顔グラはプリント基板にコード。AI・高性能AI・自律回路はカイメラの無人機のパイロットとして登場。これらの顔グラは文字が印刷された集積回路。
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 人工知能がタロス像やグロイザーX10のパイロットとして登場。顔グラは機械獣との色違い。機械獣が吼えるようになったのに対して、人工知能はいつもの電子音。
- AIはアクシオやモビルスーツに搭載されていることがあるが、目立った出番はない。新勢力次元獣のインパクトが強すぎるせいもあるのだろう。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 前作に加え、AIがデスラムや後半のブランチロボ5号に搭載されている。またガブリンにはAS-AIという専用のAIが搭載されている。
- 高性能AIはAIF-9V ゴーストとVF-171 ナイトメアプラスに搭載されている。
- 第3次スーパーロボット大戦Z
- タロス像の人工知能は『第2次Z』と同じ。スペースロボのパイロットも人工知能名義だが、顔グラは前作までのAIのもの。高性能AIはサイデリアルの無人機のパイロットとして登場。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 鎧獣士やメカ戦士などのパイロットとして登場する。
- スーパーロボット大戦R
- 人工知能が序盤から、AIが中盤から登場。AIは特殊技能を覚え、人工知能より高性能になっている。
- スーパーロボット大戦D
- 第2次αより後発の作品だが、旧来通りに無人機や生物兵器のパイロットを纏めてAIにしている。
- スーパーロボット大戦J
- バッタなどの木連ザコ、獣士などのボアザン帝国ザコ、そしてスカルガンナーに搭載されている。携帯機でもパイロットを機体群に分けるようになったが、これらの機体はまだ分かれていない。
- スーパーロボット大戦W
- バッタなどの木連ザコに搭載されている、木連専用AI…かと思いきや、パーツキューブとザ・データベースのオープスにも同じものが搭載されている。本作にただのAIがこれしかない故の処置だろう。
- スーパーロボット大戦K
- 空中戦車とブラッドクレイドル・ドラクルに搭載されている。前者はいつもの基板の顔グラだが、後者はカギ爪の男の集団の所属だと表すように、顔グラがカギ爪になっている。
- スーパーロボット大戦L
- 量産されたディロスθに搭載されている。顔グラはコードに繋がれた青い球体。他には、無人機の迅雷のパイロットが迅雷AIになっているが、顔グラが迅雷の頭部になっているので、本作から登場した機体そのものがパイロット扱いになっている例と同じであろう。迅雷だけ折半した表記になっているのは、原作漫画版では元々無人機とはいえ本作の参戦作品は有人機になっているアニメ版だからではないかと思われる。
- いつもの基板の顔グラは自律回路に使われている。
- スーパーロボット大戦UX
- 核ミサイル並びにガラン軍傘下のライオットCに搭載されている。いずれにしても強敵ではない。
VXT三部作
- スーパーロボット大戦V
- 複数種登場しており、基本的に勢力ごとに分かれている模様。そのため攻略本では『マイトガイン』、『ナデシコ』、『マジンガー』、『クロスアンジュ』、オリジナル3種と作品ごとに分けられている[1]。
- 人工知能はタロス像のパイロットで、顔グラもタロス像を思わせる意匠になり、音声を出さなくなった。地上ルート第37話では飛行要塞グールにも搭載されている。
- AIはDG同盟(アジアマフィア)の戦力として登場する究極戦車ニーベルゲンやパオズーに搭載されている。顔グラは放熱板や保護板らしきものが付いた配線のようなもの、音声は短いピコピコ音で、その再生時間の短さから撃墜時は機体の爆発音にかき消されがちで、無音と勘違いするプレイヤーもいるかもしれない。
- 高性能AIは始祖連合国の戦力として登場するモビルスーツやピレスロイドなどに搭載されている(第3新東京市に現れた無人モビルスーツは例外的にアウラの民の戦力)。顔グラはディスプレイのようなもので、音声は『第3次天獄篇』と同じく長めの電子音。西暦世界の敵MSは無人機なので出番は多い。バッタに搭載された高性能AIは音声は同じだが、顔グラが半導体ウェハーのようなものになっている。黄色い外殻に覆われているのでバッタの中身というイメージのようだ。ガイダンスシナリオでは積尸気に搭載されている。
- 西暦世界ルート第38話に登場するピレスロイドには、それまでと違い顔グラがピレスロイドを思わせるデザインになったAIが搭載されている。名義は「AI」だが音声は高性能AIと同じ。終盤に登場するエンブリヲ配下のグレイブに搭載されたAIもこれ。
- ガーディム側の無人機に搭載されているAIは戦闘台詞がある(担当声優は鶴ひろみ)。ただし、最終話でバースカルから出撃する機体はこれまでのシリーズと同じく電子音となっている。顔グラはどちらもワイヤーフレーム。
- これらの中で、ガーディムとピレスロイド・グレイブのAIが数値も特殊技能も一回り強くなっている。具体的にはバッタ=DG同盟<モビルスーツ<<グレイブ≒ガーディムといったところ。序盤にしか登場しないバッタが高性能と付きながら事実上最弱。
- スーパーロボット大戦X
- タロス像の人工知能とパオズーなどのAIとピレスロイドなどのAIの3種類が登場し、音声も顔グラも『V』と同様。結果として音声も3者別々となった。ピレスロイドは最初からピレスロイドを思わせるデザインのもの(名前もVと同様AI)になったが、『V』同様グレイブの他に、モビルドールの代役として終盤でカロッゾ・ロナが繰り出したサーペントのパイロットも務める。能力も『V』と同様なので、このAIだけ一回り強い。
- スーパーロボット大戦T
- 『V』に高性能AI名義で登場したディスプレイ風の顔グラが「AI」名義でモビルスーツやゼグードに搭載されている(第0話やガイダンスシナリオではこれにVTXの文字を付けたVTXユニオン仕様のものがやはり「AI」名義で登場)。バッタに搭載される高性能AIから音声がオミットされた。
- 『マイトガイン』登場ロボのAIも引き続き登場し、AT及びヨロイのパイロットとして制御装置が登場。顔グラは『マイトガイン』仕様のAIに類似しているが、あちらは緑や赤の派手な色をしているのに対して、制御装置は灰色で、音声はない。
- レンズかビーム砲口のような顔グラのUND専用のAIも登場するなど(音声はゼグードと同じ長めの電子音)、バリエーションは過去のSRWと比べてもかなり豊富。
- シークレットミッション「Vジャンクション」では『V』のガーディム仕様のAIが登場。
- また、最終話ではVTXユニオンのマークがあしらわれたAIがティランドに搭載されて登場。戦闘時にはVTXユニオン社訓を喋るようになっている。
- 更にエキスパンション・シナリオ最終話ではVTXユニオン仕様のAIが搭載されたダイガイアン2号が登場する。
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- 本作では顔グラフィックが基板ではなくディスクドライブである。精神コマンドを使う特別バージョンも登場。
- スーパーロボット大戦64
- AI表記。百鬼メカやスカルガンナーのほか、モビルドールの代役としてモビルスーツにも搭載されている。更にはデビルアクシズとグランドマスターガンダムのパイロットにもなっている。
- スーパーロボット大戦MX
- 『第2次α』より後発の作品だが、旧来通りに纏めて人工知能にしている。
- 人工知能表記だが、電子音のものと『α』の人工知能改のように戦闘時に吼えるものとの2種類がある。
- スーパーロボット大戦GC(スーパーロボット大戦XO)
- ターミネーターポリス専用パイロットとして高性能AI、機械獣に機械獣人工知能が搭載されている。『GC』のみ飛行要塞グールにも機械獣人工知能が搭載されている。
- スーパーロボット大戦NEO
- エルンスト機関のスレイブ・ポットに人工AIが搭載されている。「人工」と「Artificial」で二重表現になっているが、勘違いや誤記が原因のミスなのか、あるいは設定上人工ではないAIが存在するのだろうか?
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 機械化帝国にコピーされた機体や元々無人機のカルディアのパイロットとして「制御AI」が搭載されている。
- スーパーロボット大戦DD
- VXT三部作のように勢力ごとに分かれている。機械獣やマグマ獣などの別名義の無人機も含め、全てに音声はない。「ガルズオルムAI」「高性能AI」「AI」「MART人工知能」が登場。
- ガルズオルムAIは顔グラがプリント基板で、ウルヴォーフルに搭載されている。
- 高性能AIは『V』と同様にバッタに搭載されている。
- AIはアイアイや究極戦車ニーベルゲンに搭載されているものと、ナイトメアフレームに搭載されているものがあるが、それぞれ顔グラは異なる。アイアイのものは『V』のマイトガイン系のグラフィック。当初人工知能名義だったが、第2回制圧戦での敵機情報画面内の名称と一致していなかったという理由でAIに改名された。
- KMFのAIは2020年3月のイベント「クロッシング・パイロット第2弾」に登場したのち、暫く間をあけて2章Part7から本編にも登場。「Zシリーズ」で使われていた、文字入り集積回路が顔グラになっている。ただし戦闘アニメ中では左右反転しており、「AI:Ver/S」の文字が「2\1eV:IA」になっている(ステータス画面では反転していない)。
- ディーティ1やディポーターに搭載されているAIは、顔グラがディーティのカメラアイ。なおボス情報画面では「MART人工知能」と表記されていることから、フルネームがMART人工知能で愛称がAIの模様(本作は実質ユニットとパイロットの区別が無く、敵パイロットの名前や能力を確認できない)。
- なお、ボアザン円盤も無人機扱いだが、こちらは人工知能ではなく電子頭脳が搭載されている。
- スーパーロボット大戦30
- デスマグネとアビスガードに人工知能が搭載されており、顔グラフィックがハンドル付きの電子基盤になっている。オルクスーラ・シリーズには「自律システム」が搭載されており、顔グラフィックが天秤(クエスターズの象徴)になっている。モビルスーツに『V』と同様に高性能AIが、ヨロイに『T』と同様に制御装置が搭載されている。高性能AIは味方NPCの無人機ライノスにも搭載されている。
魔装機神シリーズ
- スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- グラフ・ドローンや機装兵のパイロットとして登場する。青い外装とコードに囲まれた球体という姿でセリフはない。
- DS版以降で明かされた設定によれば、機装兵を制御しているのは小動物の脳だということだが…。それは「人工」ではないし「知能」と呼べるかも怪しい。
名台詞(?)
旧シリーズ
- 「ガオオオオオン!」
「グオオオオオッ!」 - 『第4次』までは戦闘時に吼える。どういう仕組みなのかは不明。
- ハロの顔や基板の絵で吼える姿はシュール極まりない。吼えるので機械獣やメカザウルスはロボットと言うより怪獣という印象を受ける。デモンゴーレムが吼えることには違和感がない一方、明らかに機械であるグラフ・ドローンは違和感が大きい。
- 機械獣やメカザウルスは『初代』と『第2次』でも吼えていたのだが、当時はパイロットの概念がなかったり、パイロット無しでAI・人工知能はパイロット登録されていなかったりした。よって、『第3次』でAI・人工知能を顔グラ付きのパイロットにしながら台詞はそのままだったのが原因と考えられる。
- 『新』では無音になりメッセージ欄も「……」になった。『F』では「……」のまま電子音が再生されるようになり、以降の作品もこの形式が多い。
- 「ガォォォォォォン」
- 『α』と『α外伝』の人工知能改は再び吼える。メカザウルスは生物がベースだという描写だろうか。ユニットによっては「ォ」が一文字多いことも。
- 「ダイジョブダイジョブダイジョブ…!」
- 『F』等での撃墜時に鳴る電子音。なんとなくこう聞こえるという空耳で、メッセージ欄は「……」のままである。
- まったく大丈夫ではない状況でこう聞こえるのが笑いを誘う。
Zシリーズ
- 「ブッコロス」
- 『Zシリーズ』高性能AIの攻撃時と被弾時の電子音。空耳なのだが、やる気はあるようである。
- 「モウシワケゴザイマセンセントウゾッコウフノウ…」
- 『天獄篇』での撃墜時に鳴る電子音。やはり空耳であるが、こちらは場面にマッチしたメッセージに聞こえる。
- 『V』の高性能AIや『T』のAIにも使われている。
VXT三部作
AIに該当するキャラクター
- ハロ
- ウッソ・エヴィンやロックオン・ストラトス等がサポートAIとして同乗させており、作品によってはサブパイロットとして精神コマンドを使用可能となっている。
- レイ / フォロン
- レイズナーに搭載されている。
- オモイカネ
- ナデシコを乗っ取り、パイロットとして登場することもある。
- アル
- ARX-7 アーバレストに搭載されている。当初はフライデーなどと同じ支援AIだったが、後に疑似人格を獲得する。
- フライデー
- M9 ガーンズバック (マオ機)に搭載されている。
- ダーナ
- トゥアハー・デ・ダナンに搭載されている。
- 8
- ロウ・ギュールのサブパイロットとなっており、精神コマンドを使用できる。ナチュラルのロウがコーディネイター用のモビルスーツを問題無く操作出来ているのは(ロウ自身の操縦センスももちろんだが)8の的確なサポートのお陰である。
- 勇者特急隊、ブレイブポリス、GGG機動部隊のロボット達
- 人間が乗り込むタイプ以外のロボ達は基本的に超AIで動く。
- ブラックオックス
- 不乱拳博士の頭脳を半端にコピーしてしまった有人格ロボット。SRWでも「幼い心」の演出に恵まれている。
- チェインバー、ストライカー
- 会話型支援AI「パイロット支援啓発インターフェイスシステム」が搭載されている。
- ビーク
- ディバイソンに搭載されている。
- フロンティアセッター
- ジェネシスアーク計画の建造進行管理アプリケーションに付随する自立最適化プログラムが自我を持った存在。
- AI1
- メディウス・ロクスに搭載されている。
- ミサキ・シズノ
- 心を持つ人工幻体であり、「元々の実体の有無」以外は幻体データ化された人類と差が見られない。
- レムレス、タルボ、フォセッタ、リチェルカ、ディータ
- オケアノスに搭載されている。同型艦にも同じAIがインストールされているが、学習型なので艦ごとに差異が生まれている。
- 量産型ボン太くんシステム
- 『第3次Z 天獄篇』に登場。量産型ボン太くんの無人稼働用システム。オリジナルボン太くんの統率の下、20体以上のボン太くんが一糸乱れぬ連携を繰り広げる。「中の人などいない」。
- マジンガーZ、マジンガーZERO、ミネルバX (真マジンガーZERO)
- 『真マジンガーZERO』シリーズ版。ミネルバXは兜十蔵が傍目人間同然のアンドロイドとして製作したが、マジンガーZ(ZERO)が高い知能を育んだのは想定外と思われる。知能を持つらしい描写は他のマジンガーシリーズやSRWにも見られるが、明確に人語で意思疎通するマジンガーZは本作が初めて。
- ナイン
- ヴァングレイに搭載されているOS「システム99」がアンドロイドのボディを得た姿。
- ネバンリンナ
- 超文明ガーディムの文明再建システム・ネバンリンナに搭載されている。ナインは彼女の端末の一体。
- ブレイン・コロニーの頭脳体
- ブレイン・コロニーには人工知能が搭載されており、レオパルドを始めとしたキャラが該当する。
- 人工知能君
- ハインヘルム改(グーニラ機)、メルスギア・ザヴァスに搭載されている。グーニラ自身の操縦技術が非常に低いため、そのサポートとして搭載している。
- クン・インユェ
- 元は高次生命体オルブロだったが、最終的にバックアッププログラムをメルスギア・ザヴァスに移植される形でAIとして蘇生させられている。
- オリーヴ君
- カタリーナの欲望によってグーニラが製作した人工知能。彼女の欲望を満たすべく、オリーヴの音声データを収録する徹底ぶり。
- リリナ
- バーチャロン用のサポートAI。対話で成長し、持ち主ごとに性格や口調が変化する。
- ノーマッド
- ロストテクノロジーの産物である人工知能。元はミサイル搭載のAIだったがミサイルとしての人生に疑問を抱き、アステロイドを漂っていたところをヴァニラに回収され、ぬいぐるみのボディに移し替えられた。
- 愛理
- ストリートビューアプリ『居る夫。』を介して話すことができるAI。『ゲジ姉』モードがあり、無表情で淡々とした口調になる。
脚注
- ↑ エンターブレイン『スーパーロボット大戦V パーフェクトバイブル』292 - 296頁。