流竜馬

2013年12月23日 (月) 02:30時点における220.209.76.60 (トーク)による版 (→‎Zシリーズ)

流竜馬(Ryoma Nagare)

ゲッターチームのリーダーで、イーグル号及びゲッター1をはじめとする空中戦型ゲッターロボのパイロット。

ゲッターロボ

愛称は「リョウ」。浅間学園に通う高校生で、サッカー部のキャプテンを務める。
九州の剣術道場の息子で、剣術の心得もある。

サッカー部の先輩だった早乙女達人が恐竜帝国との戦いで戦死した為、その敵討ちを誓い、ゲッター1のパイロットの座を達人から引き継ぐ。

真面目で責任感の強い性格の熱い優等生タイプ。
ゲッターチームのリーダーを務めるが、当初は良きリーダーとして振舞おうと気負う余り、自身がトラブルの種になってしまうなど悪戦苦闘する事も多かった。
武蔵の爬虫類嫌い同様、高所恐怖症という意外な弱点を抱えており、パイロットの変更も検討される事態を招くが、バンジージャンプを応用した特訓によって克服した後は、イーグル号ゲッター1でのアクロバティックな空中戦もこなせる様になった。
運転の困難なサイドカーを駆り、日常生活での足や戦闘時にも使用している。また、メカの知識にも長けており、ゲッターロボの故障も或る程度なら自力で修理する事が出来る。

最終決戦では、切り札であった「ゲッターロケット作戦」に失敗し負傷。生命と引き換えに恐竜帝国を壊滅させた武蔵の死に絶叫した。

九州の実家には「杉の子学園」の教師を勤める父・竜作と、病に倒れた母(その後の病状は不明)が在住。また、ジュンという妹が居たが竜馬が中学1年の時、彼の眼前で交通事故に遭い亡くなっている。

劇場版『グレートマジンガー対ゲッターロボ』では剣鉄也に対し異様なまでのライバル心を燃やすが、共同戦線を経て和解した。

ゲッターロボG

基本的なパーソナリティは前作同様だが、企画段階でコミカルな要素も付加する事が挙げられており、金銭感覚に煩く女好きな一面も持つキャラへと若干の修正を施された。

劇場版『グレートマジンガー対ゲッターロボG 空中大激突』では、前作で確固たる絆を構築した鉄也と絶妙のコンビネーションを発揮。シリーズ最終作『決戦!大海獣』では脇に徹しながらも、ドラゴノザウルスへ止めを刺すという大役を果たした。

原作漫画版

TV版とは全く正反対の性格。自由奔放で、近寄りがたい物腰。言動も荒々しい。敵に対しては全く容赦せず、完膚なきまで倒す。闘いを追求する余りに空手界を追放された空手家・流一岩の息子で、第一話では空手大会に乱入し参加者や審査員たちをめった打ちにしていた。
一方で恐竜帝国の人体実験に使われた被験者を助けるよう発言したり(隼人は逆に殺すよう発言している)、恐竜帝国への復讐を誓う子供達の無謀振りを嗜めたり、巴武蔵の最期に慟哭したり、細菌兵器の犠牲者となった少年の死に怒りを覚えたり、大人になっても自身の道場の門下生を死なせたヤクザに報復したりという描写が見られるように、過激な性格であるだけで悪人という訳ではない。石川賢イズムの体現している主人公の一人。

愛称がリョウである点はTV版と同様。恐竜帝国、百鬼帝国との戦いを経て、謎の侵略者との戦いの結末でゲッター線によって導かれた戦いの果てに、ゲッターに纏わる未来に直面し、ゲッターロボを降りる。その後は道場主として、門下生を迎え入れ、空手の教えを付けていた(が、ひどい貧乏であり後の押しかけ女房と息子までその影響を受ける)。彼がこの後再びゲッターロボに乗るのは、15年後に一文字號という少年が彼のもとに訪れてからである。

スパロボには『新スーパーロボット大戦』のみに登場。

OVA版の人物設定はこの漫画版をベースにしたものである。詳しくは、流竜馬 (OVA)を参照。

スパロボシリーズにおいて

通常はTV版の流竜馬。スーパー系の主人公の中では比較的優等生的なイメージで描かれる事が多い。ただ、どちらかといえば旧シリーズの頃はなんとなく偉そうな口調であり、設定上で年上の筈のキャラクターにも何故かタメ口を聞くなど、やや堅物のイメージ。
但し、TV版は思いのほか蓮っ葉な口調で会話する事が多いのにも関わらず、スパロボでは「キレイな言葉遣い」に矯正されている事もあり、堅物の優等生キャラとしてユーザーに浸透してしまった節がある。α以降から柔和な雰囲気になった感があり、原作TV版では乗る事の無かった真ゲッターロボの強大さや、自身の正義の在り方に苦悩する事もある。

原作漫画版やOVAに関する設定や話題が語られる事もあり、第3次αの武蔵やZのアサキムの言葉から、全ての世界の竜馬は「ゲッター線に選ばれし者」であるという事が判明している。

またOVAの影響からか、愛称表記が「リョウ」ではなく漢字の「竜馬」になっている場合も存在する(これに関してはハヤト、ムサシ、ベンケイも同様)。

余談だが、初代スーパーロボット大戦ではパイロットが登場しない作品であったが、ゲッター1の説得時の有名な台詞は、彼の体育会系気質を意識しての事かもしれない。

登場作品と役柄

旧シリーズ

第2次スーパーロボット大戦
ホワイトベース隊に参加する。第1話より使用可能。ゲッター1ゲッタードラゴンに乗る。胡蝶鬼キャプテン・ラドラ関連などで出番がある。なお、本作のTV用CMでは第4次Sに先駆けて神谷明氏が声をアテている。
第2次スーパーロボット大戦G
第2次と同様だが、バグにより隼人と武蔵の精神コマンドも使用可能で、SP無限というとんでもないキャラになる。
第3次スーパーロボット大戦
ロンド・ベル隊に所属する。プロトゲッター1、ゲッター1、ゲッタードラゴンに乗る。複数乗りの機体の中ではゲッターのみ他のパイロットの精神が適用される為、彼が担うのは実質必中とひらめきのみである。
スーパーロボット大戦EX
リューネの章に登場する。ゲッタードラゴンに乗る。「ヴォルクルス」を正しく発音できず「ぼるするく」と言ってしまう。ゲッタードラゴンの性能と併せて十分な実力を持つが、前作と違って二回行動可能のレベルに到達しづらいのが難点。
第4次スーパーロボット大戦
最初からロンド・ベル隊に所属する。ゲッター1ゲッタードラゴンに加え、今作で初登場の真・ゲッター1に乗る。終盤には覚醒を覚える為、真ゲッター1の攻撃力と併せて終盤の対ボス戦の切り札となる。惜しむべきは宇宙適応Bであること。宇宙Aなら文句なしで最強だったのだが。
第4次スーパーロボット大戦S
第4次と同じだが、今回から声が入り神谷明氏のスパロボ初参加作品となった。
スーパーロボット大戦F
ゲッター1ゲッタードラゴンに乗る。リアル・スーパー両方で第一話から登場。熱血、必中係。今回ハヤトが集中を持たないために精神ポイント面での負担が激増してしまった。
スーパーロボット大戦F完結編
Fでは1種類だった顔グラフィックが追加された。ゲッタードラゴン真ゲッター1に乗る。数少ない宇宙Aのスーパー系パイロット。熱血と必中を自分で使うしかないのは変わらずだが、代わりに覚醒はハヤトの担当になっている。真ゲッターに乗り換えてからが勝負。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT
ゲッター1ゲッタードラゴン、条件によっては真・ゲッター1に乗る。データによっては、覚醒を覚える。
スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
メットなしの顔グラフィックになる。ゲッター1が打たれ弱く、地上の敵が多いので飛んでいるボスを撃墜する時以外はあまり出番がない。
スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
条件によっては真・ゲッター1に乗る。データによってはを覚える。気力150+魂+フル改造のストナーサンシャインならばラスボスを一撃で撃破することが可能。
スーパーロボット大戦IMPACT
第1部から登場。ゲッター1ゲッターロボG・そして条件によっては真ゲッターロボにも乗る。ちなみに『Gの咆哮』の順番によっては、ゲッターG(AI)VSゲッター1(ゲッターチーム)のムービーが観られるが、十倍の性能差にも関わらず互角の戦いをしているところから実力の高さがわかる。また、『ナデシコ』の参戦により、「なぜなにナデシコ」へ飛び入り出演するイベントが追加されている。
スーパーロボット大戦COMPACT3
今回は、原作終了後として登場するため影が薄い。ゲッタードラゴン真ゲッター1のどちらかに乗るが、何故かBGMはゲッターロボEDである「合体!ゲッターロボ」とGの曲ではない。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
スーパー系なら第3話。リアル系なら第6話から他のスーパーロボット共に登場。ゲッター1ゲッタードラゴン真ゲッター1に搭乗する。恐竜帝国が壊滅済みの為、基本的には旧シリーズ同様にマジンガー絡みの出番が多いが、ゴラオン隊ルートを通ったときの第55話「父の胸の中で泣け!」ではノリコにバスタートマホークとバスターホームランを伝授するイベントが起きる。
スーパーロボット大戦α外伝
第1話から登場し、ティターンズ新早乙女研究所攻撃に対し、隼人不在のため、ゲッター1の武蔵、ポセイドン号の弁慶と共にドラゴン号ティターンズに立ち向かう事になる。未来編では恐竜帝国、そして真ゲッターロボの復活、シリーズでも珍しい隼人との確執によりイベント及びDVEが多い。
なお隼人との確執の原因はディアナキエルが入れ替わった秘密をロランと偶然共有してその秘密を隠していたこと(後に解消される)による。また真ゲッター回収後にそのあまりに強大な力をおそれる姿も見せる。機体の強化や援護の習得が遅いものの、後半は覚醒で強力な一撃を見舞いつつ援護位置に陣取り、変形も駆使しての援護につぐ援護が強力。
第2次スーパーロボット大戦α
恐竜帝国の登場により、スーパー系の序盤では強制出撃が多く、当初はブラックゲッターに乗って参戦することもあり、ルートによっては父・竜作に故郷の九州へ連れ戻されそうになるイベントが発生する。また、武蔵が死亡した時の三輪長官の冷たい態度に激怒して、殴りかかるイベントも発生する。覚醒を覚えたら熱血弁慶に任せよう。
第3次スーパーロボット大戦α
中盤まではクスハ編のストーリーでブリットと剣術修行をするだけで殆どストーリーに関わらないが、ゲッター線イデの関連に興味を示すようになる。なので『伝説巨神イデオン』に関する分岐では必ず登場する。終盤世紀末の救世主(メシア)の言葉に反応する描写があるが、声が同じ北斗神拳伝承者を意識しているのだろう。特殊技能に関しては、ゲッターチェンジアタック及び真・シャインスパークをより有効に使うため、集束攻撃を修得するのも手。

Zシリーズ

スーパーロボット大戦Z
ゲッタードラゴンに乗る。今回も百鬼関連で出番があり、また合体システムが同じアクエリオン勢との絡みが多い。分離ルートでは優等生タイプの為にアウトサイダー組では若干浮き気味だったが、しばらくすると彼らに感化されていく。そのため冗談を口にしたりと他シリーズに比べてずいぶんと柔らかくなった印象を与える。
相変わらず一撃必殺が強力で、対ボス戦に真価を発揮するタイプ。ファイナルダイナミックスペシャル→シャインスパークの鬼コンボのために再攻撃の取得も考慮に入る。なお、最終話のシナリオデモでは平行世界でのを匂わす発言がある。
なお、担当声優の神谷明氏は現時点ではこの作品を最後にスパロボに出演していない。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦A
百鬼帝国関係で説得イベントなど出番が多い。ゲッターロボゲッターロボG真ゲッターロボに乗る。
スーパーロボット大戦W
諸々の事情により、『フルメタル・パニック!』の陣代高校へ転入する。合コンの誘いに乗れなかったことに少し残念そうにするなど、今まであまり描かれなかった部分が描かれている。
覚醒を覚えるので、熱血弁慶に任せるとよい。

Scramble Commanderシリーズ

スーパーロボット大戦Scramble Commander
変形システムが実装されておらず、機体がゲッター1及びゲッタードラゴンに完全固定されている為、他の形態にチェンジ不可能というゲッターロボとして余り意味の無い仕様での参戦となった。戦闘中に喋るのは竜馬のみ。
スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
今回は、原作終了後として登場するため影が薄い。ゲッターGに乗るが、何故かBGMはゲッターロボEDである「合体!ゲッターロボ」とGの曲ではない。

単独作品

新スーパーロボット大戦
声は神谷明氏だが、原作漫画版設定で登場する。顔グラフィックは故・石川賢氏の書き下ろしである。真・ゲッターの力に危惧し山にこもっていたようだが、隼人の要請に答えて参戦する。地上編エンディング後は再び山篭りすると発言している。
スーパーロボット大戦64
当初はカラバ所属。一度テキストミスなのか「甲児」と呼んだ。
スーパーロボット大戦MX
今回はゲッタードラゴンに乗る。百鬼帝国関係や『劇場版マジンガーシリーズ』関係で出番が多く、特に中盤では劇場版通りに鉄也と対立している(原作の劇場版ほどいがみ合っていないが)。今回のシナリオでは隼人が余りにも目立ち過ぎている為、彼の陰に隠れてしまった感は否めない(印象の薄さを指摘する攻略本もあるほど)。また、近年では聞けない事が多い「マッハウィング」展開時の叫びも収録されている。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

格闘が高くボスキラーとして活躍する。他の能力はそれほど高くない。本人、機体ともに地形適応が低いため、飛行ユニット及びボスユニット以外は隼人に任せた方がいい。過去シリーズでは希少な宇宙:Aのスーパー系パイロットとして重宝した。

精神コマンド

主に必中熱血覚醒を担当する。気合を修得することも多いが、竜馬自身は熱血覚醒で忙しいため武蔵や弁慶に気合を担当してもらうのが定石。

第2次
根性信頼気合底力熱血友情
第2次(PS版)
根性信頼てかげん必中熱血
第2次G
根性必中信頼熱血友情
第3次
根性ド根性集中必中ひらめき友情
第3次(PS版)
根性信頼てかげん必中熱血
EX
根性友情信頼必中気合熱血
第4次S
根性必中熱血ひらめき覚醒
根性ひらめき熱血ひらめき覚醒
FF完結編
根性努力熱血必中友情
リンクバトラー
必中友情努力根性熱血覚醒
64
根性努力熱血必中友情覚醒
α
根性必中気合熱血信頼覚醒
α外伝
根性必中努力熱血気合覚醒
第2次α第3次αMX
必中不屈努力熱血気合覚醒
IMPACT
努力根性熱血必中気合見切り
COMPACT3
必中努力熱血根性気合覚醒
AA PORTABLE
根性必中信頼熱血気合幸運
Z
根性必中不屈熱血友情

特殊技能(特殊スキル)

特殊技能はあまり修得しない傾向にある。ゲッター1やドラゴンはトマホークを持っているため、切り払えそうなものだが切り払いができる作品は多くない。

IMPACT
底力援護防御(LV1)
第2次α第3次α
底力気力+(命中)、見切り
MX
底力切り払い負けん気
Z
底力戦意高揚ブロッキング

小隊長能力(隊長効果)

第2次α第3次α
小隊全機の地形適応「」をAにする
Z
小隊全機の地形適応「」をSにする

固有エースボーナス

A PORTABLE
パイロット地形適応「空」がS

パイロットBGM

「ゲッターロボ!」
TV版OPテーマ。『G』でも継続して使用されている。

人間関係

流竜作
実父。
流ジュン
妹。故人。リョウが中1の頃に目の前で交通事故死しており、その面影を恐竜帝国女竜戦士ユンケに利用された事もあった。
神隼人
チームメイト。
巴武蔵
チームメイト。
車弁慶
チームメイト。
早乙女ミチル
マネージャー的存在。
早乙女博士
ゲッターロボの開発者。
早乙女達人
自身が所属する浅間学園サッカー部のコーチを務めていた。
ジャック・キング
アニメではお互いに競い合い認めた仲間。スパロボだと付き合いが長い事もある。
鉄甲鬼
アニメの関係から仲間にする事が多く、Zでは彼が異世界の自分の悩みに相談してくれる。
胡蝶鬼
スパロボでは説得することが多い。
流拓馬
原作漫画版における竜馬の息子であり、ゲッターロボアーク(未参戦)の主人公。

他作品との人間関係

ダイナミック系

兜甲児
劇場版では決戦!大海獣で競演しており、スパロボシリーズにおいては旧シリーズ以降、物語開始前からの戦友であることが多く、根強い信頼関係がある。互いの呼称は「甲児君」、「リョウ」である事が殆ど。
剣鉄也
初めて競演した劇場作品『グレートマジンガー対ゲッターロボ』では互いに対抗心を燃やしていがみ合っていたが、同作品の後半にて和解し、以後の劇場版作品では戦友となる。劇場版での競演は甲児よりも多く、MXのように本編に準じて対立イベントが起きる事もあるが、強い信頼関係がある。スパロボでは「鉄也君」が多いが、作品によって「鉄也さん」と、呼び方に統一感が余り無い(実際に劇場版で競演した際の呼び方は「鉄也君」)。
デューク・フリード
決戦!大海獣』で彼と共演した際の呼称は「大介君」だったが、スパロボでは概ね「大介さん」で接している。ちなみに旧シリーズでは彼とマリアが異星人である事を知るのはEXから。
グレース・マリア・フリード
MXではダブルスペイザーで出撃し、ぶっつけ本番でグレンダイザーとの「コンビネーションクロス」を行おうとする彼女へ、ドッキングのタイミングを指示し成功に導く。
バレンドス親衛隊長
MXでは彼が操るグランゲンによって武蔵を殺されているので、因縁の相手であり、戦闘前会話も複数用意されている。
Dr.ヘル
小説『スーパーロボット大戦』にて共演済み。Wの終盤に彼と対峙した際、彼にザ・データベースと接触した事で知った「前の宇宙のゲッター」の存在を仄めかされ、彼らザ・データベースに降るように呼びかけられるが、竜馬達はその勧誘を突っぱねた。
流竜馬 (OVA)
平行世界の自分自身。Zではその存在がすぐ近くにまで迫って来ている事を感じ取っており、更にジ・エーデルによってその存在を示唆される。

スーパー系

ひびき洸
甲児とともに彼の先輩格として仲が良く、中の人も同じ。共にサッカー部員という共通点もある。
破嵐万丈
競演作は多く、大抵は先輩格のポジションになる。
碇シンジ
アムロや甲児と共に彼のよき先輩になることが多く、シンジにとっては大人のアムロ、熱血の甲児に対して真面目で柔和な優等生の先輩格と言った感はあるが、第3次αでは君付けでは無く呼び捨てで彼を呼んでおり、対等な戦友として認めている節がある。
タカヤノリコ
αで彼女に請われてDVE付きでバスターホームランとバスタートマホークの指導を行った。第3次αでも宇宙怪獣との決戦での最終局面に彼女を助けている。
ピート・リチャードソン
第2次αでラドラを逃がした際に、彼に咎められる事に。
ボルフォッグ
第2次αにて武蔵が戦死した後、彼によって武蔵の遺品のヘルメットを届けられる。
三輪防人
第2次αで武蔵が戦死した際に彼の冷たい態度に激怒した。
ユウキ・コスモ
第3次αで共演した際は無限力を持つロボット乗り同士絡む場面が多く、当初こそ啀み合っていたが、やがて共に苦難に立ち向かい、信頼し合う無二の戦友同士となる。
フォルモッサ・シェリル
第3次αにて、生き残るためにイデの力を引き出すべくルゥを利用しようとする彼女のやり方をよしとしなかった。
獅子王凱
第3次αの宇宙怪獣との決戦での最終局面にて彼と洸と共にノリコを助ける。
ロール・クラン
中の人繋がり。IMPACTでは初顔合わせの際、戦闘時の豹変振りから彼が「二重人格者なのでは?」との疑問を口にする。
ジミー・オリオン
COMPACT3では彼の正体が判明した際、真っ先に仲間として認めた。ちなみに中の人が同じ。
ノアル・ベルース
Wでは彼とロンゲーズに合コンに誘われるが…。
シンクライン皇太子
彼は竜馬の声を「気に入らない」とも「暑苦しい」とも「親しみを持てる」とも言う。どれが本音なのか。中の人繋がり。
ダイ・バザール大帝王
Wにて真ゲッターロボと対峙した際、その存在に驚愕する。彼もザ・データベースとの接触や古文書などから、前の宇宙のゲッターの存在を知っていたようである。
アポロ
Zでは合体ロボの先輩として、彼らエレメントと良く絡む。

ガンダムシリーズ

アムロ・レイ
スパロボシリーズにおいては第2次以来の長い付き合い。旧シリーズでは対等な関係であったが、以後の作品ではよき大人として彼を信頼している。
シャア・アズナブル
第2次αでは、最後まで彼を「クワトロ大尉」と呼び続けた。
レイン・ミカムラ
Fでは旧知の間柄で、彼女からキョウジのアルティメットガンダム強奪事件を知らされる。
キョウジ・カッシュ
Fではレインと同じく旧知の間柄で、彼がアルティメットガンダムを奪った一件に驚愕する。
ロラン・セアック
共に人の手に余るあまりにも強大な力を秘めた機体に乗る者同士。α外伝では彼と共にディアナの正体の秘密を共有してしまう。Zでは同士討ちのイベントで互いに敵同士の為、会話はあるもののα外伝程ではない。
ディアナ・ソレルキエル・ハイム
α外伝では偶然彼女達の入れ替わりを知ってしまい、その秘密をロランと共有する事になり、ロランとともに彼女の目的に尽力する事になる。
ラクス・クライン
第3次αにて、実は彼女のファンである事をさりげなくカミングアウト。
後のZで、ゲッターチームがAA組と行動を共にするランドルートへと振り分けられたのは、この辺りに起因する…というのは穿ちすぎか?

マクロスシリーズ

熱気バサラ
第3次α外宇宙ルートで『FIRE BOMBER』のライブに足を運ぶ。当初はガムリン同様、戦場で歌う彼を邪魔に思っていたらしいが、その揺ぎ無い信念が何時しか伝わったとの事。
ブリタイ・クリダニクエキセドル・フォルモ
SC2のEDでは彼らと共に宇宙での復興作業を行っている。

リアル系

ガラリア・ニャムヒー
EXにて共闘し、後の第4次でも再会を喜んでいる。
相良宗介
Wでは同級生になる。
テンカワ・アキト
Wではラーメンを食い逃げした。
アカツキ・ナガレクルツ・ウェーバー
Wでは彼らロンゲーズに合コンに誘われるが…。
白鳥九十九
Wではミナトの良妻ぶりに、彼を羨ましがっていた。
アマノ・ヒカル
Wでは漫画の手伝いをさせられてしまう。
ハルカ・ミナト
Wの第2部では彼女の教え子になる。

バンプレストオリジナル

シュウ・シラカワ
旧シリーズの第2次で初対面した際は隼人よりもキザな男と評し、第3次ではシュウ君と呼ぶ等、彼の加入に比較的好意的な態度を示していたが、その為に彼の裏切り行為に動揺していた。αシリーズでは彼の行動を否定する。
ユーゼス・ゴッツォ
ゲッターロボとゲッター線を「全宇宙を支配する事すら可能な力」と評する。
ブルックリン・ラックフィールド
αシリーズでは甲児とともに彼の同年代の戦友。第3次αの序盤に彼に剣術の指導をした。
セレーナ・レシタール
彼女がバルマー側に裏切ったフリをした後、何食わぬ顔でαナンバーズに戻ってきた際には、彼女に対して嫌悪感を露にしていた。
インファレンスクリティックアプリカント
ゲッターロボを「宇宙に災厄をもたらす存在」とし、滅ぼそうとする。ザ・データベースという組織の性質から察すると、おそらく彼らも平行世界の竜馬の存在を知っているものと思われる。
アサキム・ドーウィン
竜馬を「ゲッター線に選ばれし者」と呼ぶ。前作第3次αの武蔵の台詞から推察すると、アサキムもまた平行世界の竜馬の存在と、その役目を知っているのだろう。
ジ・エーデル・ベルナル
竜馬に対して平行世界の彼の存在を示唆した。

名台詞

TV版

「チェェェェンジ、ゲッター1! スイッチオン!」
ゲッター1に合体する時の台詞。ゲッタードラゴンでは「ゲッター1」が「ドラゴン!」になる。Fの中断メッセージでもこの台詞を発するが、「スイッチオン!」でタイミングよくボタンを押すとベンケイの声で「ポチッとな~」というボイスが出る(声優ネタ)。
「オープン・ゲット!」
お馴染みゲットマシンに分散する際のコールだが、本編で実際に呼称するのは第25話からとかなり遅い。
「何故…何故、お前は恐竜に生まれたんだ…!?」
キャプテン・ラドラの壮絶な最期を目の当たりにして涙する。
「恐竜帝国め…ミユキさんの仇をとってやるぞ!!」
ミユキを殺したと嘯くゴーラ王女への激怒。この時点ではゴーラがミユキと同一人物である事など、知る由も無かった…。
(駄目だ、ゲッターロボは眼を奪われた…!)
対メカザウルス・ダグ(未登場)戦で妨害電波によりモニターが死んでしまい、愕然と呟いたモノローグ。
「ゲッターチームのリーダーは俺だ!リーダーの命令には従うんだ!!」
スタンドプレーに走った結果、早乙女研究所を窮地に追いやった隼人へ怒りを爆発させる。所謂「リーダー風」発言。
「いまだかつて、これほど激しい怒りを感じた事は無い…!」
ゲッター不在の間に早乙女研究所を襲撃し、更地同然にまで破壊し尽くしたメカザウルス・ゴア(未登場)へ怒りを爆発させ、その全身をメッタ斬りにする。
「俺達は、恐竜帝国の奴隷にはならん!例え炎に焼き尽くされてもだ!」
ゴールからの投降勧告を一蹴し、満身創痍のゲッターで無敵戦艦ダイに挑む竜馬だったが…。
「ムサシィィィィィィ!!」
「ムサシ、なぜ死んだ…なぜ…」
武蔵が死亡した時の台詞。第2次αではDVEで再現される(但し、スーパー系主人公で武蔵生存条件を満たした場合は発生しない)。
「あっ!?随分と差別すっじゃねーかよぉ!」
『ゲッターロボG』第14話より。大枯文次(未登場)が作ったプールに入る為の料金50円をミチルのみ贔屓してタダにしたことに食って掛った。…50円でそんなピリピリしなくても。スパロボでは殆ど見られない前述の『金銭面にうるさい』一面がよく出ている。
「フフフ…。剣鉄也め、今頃は悔しがっているだろうよ」
初めて競演した劇場版作品『グレートマジンガー対ゲッターロボ』の序盤、鉄也に先んじて出撃した際の台詞。本作ではこの台詞に現れているように対抗心から互いにいがみあっていたが、最後は和解する事になる。劇場版が再現されたMXでも竜馬と鉄也の対立はあるが、ここまでの台詞は言わない。
「鉄也君、あの星はきっとムサシだぜ。奴はガラに似合わず、気の優しいロマンチックな所が有ったからな…」
劇場版『グレートマジンガー対ゲッターロボG』ラストより。鉄也と共に星空を見上げながら、亡き友を偲ぶ。
「ゲッターの力を信じるんだ!」
スパロボの戦闘台詞でも採用されている。

漫画版

「なんの恨みだか知らねえが来やがれ!流竜馬一筋縄ではやられねえとこを見せてやる!!」
早乙女博士によってゲッターパイロットの適正テストの為に仕向けられた殺し屋三人を相手取って。
「へっ、長雨でイヌまで気がたってやがる」
隼人をゲッターチームにスカウトに行く途中、野良犬に襲われるも、野良犬の首をちぎり飛ばしてこう呟いた。この頃の原作漫画版の登場人物達はミチル以外どいつもこいつも恐ろしくバイオレンスだった。
「ゆるさん! 鬼め!!」
帝王ゴールとの決着に介入し、彼を惨殺した百鬼獣に逆上した際の咆哮。竜馬にとってもゴールにとっても、非常に悔いの残る結末となった。
「がんばるとも! あの子たちの未来のためにも!」
アンドロメダ病原菌によって死亡した少年の姿に悲しみと怒りを露にし、直後に百鬼との戦いに出撃する際に。漫画版やOVA版の竜馬はバイオレンスな面が取り上げられがちだが、この台詞からもわかるようにその本質は正義感溢れる好青年である。しかし、竜馬はこの戦いの後、あまりにも残酷な事実を知る事になる…。
「きさまらは百鬼一族と同じだ!! いや……それ以下の虫ケラだ!!」
自分達の肉体を手に入れて生き残りを図ろうとするアトランティス人達に対し怒りを露にして。直前、彼らの眠りを妨げてしまったのが人類である事を知り、同時に先ほど自分達を助けてくれた彼らに心から謝罪と感謝の言葉を述べたのだが、彼らが身勝手な理屈で地球を支配しようとしている事を知り、怒りを隠せなかった。
「今、日本国民が味わっている恐怖感を貴様にも味あわせてやる……ゲッターの恐ろしさをな~~~!!」
日本を占領した百鬼帝国との最終決戦での台詞。スパロボではTV版のリョウが「貴様にも~」と言っているが、生真面目なTV版のリョウだとなんだか不釣合いな感じもする。また、この時の漫画版のリョウは凄く悪そうな笑みを浮かべている。なお、この台詞を見ればわかるが、本来味あわせるのは「ゲッターの恐ろしさ」だけでなく、「日本国民が味わっている恐怖感」なので、スパロボの「貴様にも~」は間違ってはいないが若干ニュアンスが異なる感がある。
竜馬「おれたちはそう簡単にくたばるほどヤワじゃねえぜ」
隼人「危機一髪だったがな」
弁慶「悪運が強いってやつだ……」
原作漫画の復刻版で追加されたシーンにおいて。ゲッターがグラー博士の百鬼羅王鬼と相討ちになったと思い勝利を確信したブライ大帝だったが、太陽を背に、ゲッタードラゴンがその勇姿を現し、ブライ大帝は顔面蒼白に。この時のゲッターチームは結構悪そうな顔をしている。
「…もう俺達にはこいつしか残ってねえんだ」
「パワーのちがいは腕でカバーするぜ!」
恐竜帝国の残党に奪われたゲッターGに対抗すべく、浅間山の博物館に展示されていたゲッター1を見上げて。博物館の職員からは「無茶です」と窘められるものの、もはや奪われたゲッターGに対抗できるロボットは旧ゲッターを置いて他に無かった。竜馬達はそれを承知でゲッターGに挑む。
竜馬「悪いな…俺達は目を瞑っても合体できるんだ」
隼人「ゲッターに慣れていないベンケイよりも合体が遅いのが命取りよ。腕の違いだな!」
弁慶「わはは、おれより遅いとはお笑いだぜ」
恐竜帝国の残党に奪われたゲッターGに対して旧ゲッターとの間の性能差を「合体のスピードの差」で埋めて。何より凄いのはゲッターチームが目を瞑っても合体できるという事実だろう。
「愛だよ」
「愛をもって接すれば犬は応えてくれるのさ」
元気に「犬の調教がうまい」と評されて。かつて野良犬の首をちぎり飛ばした人間の台詞とは思えない爽やかな発言である。しかし、この時調教されていた犬は不自然なまでに竜馬にヘコヘコしていたりする…。おまけにゲッターの出撃と言う事で自分に寄りついて離れないその犬に対して竜馬は払い腰でぶっ飛ばしている。
「こいつが有機体ならぶっ殺す メカなら!! ぶっ壊す!!」
どっちにしろ叩き潰すから変わらないと言う意味。シンプルな真理である。なお、この台詞は第2次Zチェンゲ版竜馬機械獣相手に言っている。
「ふざけるな。おれはこんなものに生かされてるとは思わねえ。おれはおれの力で生きてる。おれの力で未来を作る!!」
「誰かが言ってたぜ。運命に従うのも運命なら、運命に逆らうのも運命だってね!!」
ゲッターを降りる事を決意した際、ゲッターの研究を続けようとする隼人に対して。竜馬の『運命』に対する、独特の考えや強い信念がとても強く表れている台詞である。
「おまえとおれは根本の所で違うのさ。だから面白い…」
上記の会話の後の発言。隼人と決別する事を決めながらも、2人の友情は全く揺るがない。原作漫画版の竜馬と隼人の関係を表した発言と言える。
「ゲッターはここまで来るのか!? おれたちはここまで来るというのか!? おれたちはどこまでバケモノになってゆくんだ!?」
時空を越えたその先で、ゲッターエンペラーを目の当たりにして。既にゲッター聖ドラゴンによって支配された世界を目の当たりにしていた事もあり、ゲッターがもたらすそのあまりにも恐ろしい未来の光景に、竜馬は改めてゲッターへの危機感を強める。
「ゲッタアアー!! うおお!! ゲッターロボ!! きさまはいったい何者だ!? 何を考えているんだ!! きさまはおれたちに何をやらせる気なんだ!! ゲッターロボ!!」
真ゲッターロボ (原作漫画版)』のラスト、全てが終わり、完全に壊滅した新早乙女研究所にて真ゲッターロボにぶつけた叫び。ゲッターは何も答えず、ただ静かに、新早乙女研究所の地下深くでは、ゲッタードラゴンが胎動していた…。
「宇宙の原理に身をまかせよう」
原作漫画版『ゲッターロボ號』の最終話にて。真ゲッターロボに取り込まれながら呟いた台詞。
「すばらしいことだよ」
原作漫画版『ゲッターロボ號』の最終話での台詞。これが隼人と交わした、そして流竜馬としての最後の言葉だった。彼は、この後…。
ちなみに、この時の竜馬と隼人のやり取りは往年のSF映画『2010』に由来しており、同映画の劇中にて、モノリス(ゲッター線の元ネタとされる、異星人のコンピューターである黒い石版)の使者として現れた前作の映画『2001年宇宙の旅』の主人公であるデイビッド・ボーマンが『2010』の主人公であるヘイウッド・フロイド博士の「一体これから何が起きるんだ」という問いに対して、「すばらしいことだ」とこの時の竜馬とほぼ同じ返答をしている。作品の初出時期は、こちらの映画の方が先である。
「友よ、また会おう」
命の種子となって火星へと飛び去っていく真ゲッターロボ地球に向けて送った最後の言葉。竜馬一人の台詞ではないが、きっと竜馬の心からの言葉だろう。

その他

「じじい!突然こんな所へ連れてきやがって!一体何の用だ!」
様々なゲッターロボが共演する派生ゲーム作品『ゲッターロボ大決戦!』(未登場)において、竜馬が早乙女博士に対し口走った、最初の台詞。

スパロボシリーズの名台詞

旧シリーズ

「くっ! やはりプロトゲッターではパワー不足か!」
第3次の第1話で敵と戦闘した後に言う台詞。実際、プロトゲッターの攻撃力はゲッターの半分にしか過ぎず、リョウの台詞にも説得力がある。
「行くぞ、ハヤト、ムサシ! …あ…」
「そうか…ムサシはもういないんだったな…」
第3次で武蔵が死亡した後に出撃した際に言う。
「ぼるするく?」
「ヴォスルクス?」
EXより。リューネからヴォルクルスって言葉に聞き覚えない?と言われた際に返した珍セリフ。
「どうしてって、正義の為さ」
Fより。シンジに何故戦っているのかを問われた時の台詞。甲児の返答とは対照的に実に正統派のヒーローらしい正義感溢れる返答である。TV版では武蔵からも同様の疑問をぶつけられ、似たようなニュアンスで返答している。

αシリーズ

「シンジ君…何かあったら俺達を呼んでくれ。すぐに駆けつける」
「それぐらいの権利は俺達にだってあるだろう…?」
αより。シンジフラグを立てていない場合、カヲルの死もあって弱気なままネルフに戻るシンジに失望して怒る甲児を制してシンジに言った言葉。なんだかんだでシンジに目をかけている甲児同様、彼もシンジを信頼している事が分かる台詞。
「シンジ君…言っただろう。助けがいる場合は俺達を頼れ、と…」
αより。「Air」でシンジフラグを立てない場合、甲児や洸とともに颯爽と助けに来たときの台詞。上の台詞を正に有言実行した。
「世界と仲間の両方を守ってこそロンド・ベル隊と言えませんか、エマさん…?」
α外伝より。α外伝18話で隼人と揉めた後のエマとの会話で発した台詞。
「死んでいったムサシにありがとうの一言ぐらい…っ!」
第2次αより。上述で戦死した武蔵に対して、冷たい態度を取っていた三輪に激怒していた。
「俺はゲッターが示す未来があるのなら、それを見たい気もする…」
「心の中の不安や恐れを越えてな」
第2次αでは、真ゲッターロボに対する漠然とした不安を上記の台詞で払拭する。幾らか漫画版の隼人を思わせるような動機で真ゲッターを受け入れた訳だが、この時点で折り合いを付けた筈の覚悟が後の第3次αでは再度、揺らぎ続ける事に…。
「俺達は心を持った生き物だ! 例えその心が弱くとも、お前達にそれを奪われてたまるものか!」
第2次αに於けるEI-01との戦闘前会話。人間のゾンダー化を「力を与える為」と嘯くパスダーの詭弁を、真っ向から斬り捨てる。
「自分の事しか考えられないお前に、宇宙に生きる資格は無い!」
第2次α終盤、存在そのものを否定する極めて辛辣な台詞で、オルバン大元帥の呪詛の言葉を一蹴した。
「イルイ! 君はムサシの為に泣いてくれた…! あの時の事を思い出してくれ!」
「目を覚ましてくれ、イルイ! 人類は自分達の力で未来を創ろうとしているんだ!」
「ゲッター線の力じゃない! 未来へ進もうとする意志が、人間を進化させているんだ!」
第2次α最終話でのイルイ説得イベントより。人類の可能性を説くのと同時に、本来の優しい心を取り戻すよう彼女へ語り掛ける。
「見ているかムサシ…俺達はお前に貰った生命で、人類の未来を切り開いてみせる…」
「だから、ムサシ…この一撃に力を貸してくれ!」
ガンエデンとの戦闘前会話。亡き友の想いを加たゲッターロボが、4人分の力を発揮して人造神を討つ。
「そのために赤ん坊を危険な目にあわせるなんて…!」
「生き残るためとはいえ赤ん坊を戦場に連れ出すなんて…!」
「そんなやり方を俺は認めない…認めるものか!!」
「赤ん坊の涙でイデを引き出すようなやり方を俺は認めない…!」
「俺は…イデの力やゲッター線がなくても…」
「絶対に地球を…みんなを守ってみせる!!」
第3次αの中盤でルウの純粋な防衛本能でイデの力を引き出そうとしたシェリルのやり方を否定したときの台詞。
「見ていろ、コスモ! 俺はゲッター線になど負けない!」
「俺はゲッターと共に運命に立ち向かう!」
行くぞ、ゲッター!!
ゲッター線に対する迷いを払拭し、真ゲッターロボで臨戦態勢に入った際の咆哮。暗にコスモに対しても、イデの意志に屈する事無く抗い続けろと促している。
「ハヤト、ベンケイ…。俺はもう迷わない…」
「俺はゲッター線に…宇宙の定めた運命に抗ってみせる…! そのための力を貸してくれ!」
第3次αより。αシリーズではαの頃から真ゲッターロボの強大過ぎるゲッター線のエネルギーを恐れてその扱いに苦悩していたが、中盤に武蔵の姿をしたゲッター線の思念体と出会うことにより、ゲッター線を受け入れる覚悟をする。
「シンジ! 君が諦めちゃいけない! 逃げちゃいけないんだ!」
「思いだせ、俺達と戦った日々を! お前はもう少年じゃない! 地球を守る戦士なんだ!!」
第3次αでEVAに取り込まれたシンジと対峙した時の戦闘前会話。αとは違い君付けではなく呼びつけであるが、台詞から察するに彼をかつての後輩から対等の戦友として認めているとも考えられる。同様の事がアムロにも言える。
「お前にゲッターの力を引き出す事は出来ない!」
「それが出来るのは、生きるために戦う俺達3人だけだ!」
エツィーラとの戦闘前会話。ゲッターに秘められし「無限力」を、自らが引き出すと嘯く魔女の戯言を毅然と跳ね除ける。
「イデは関係ない! お前もαナンバーズなら、一緒に力を合わせるんだ!」
「俺達は自分の力で生きるんだ!」
第3次α対バッフ・クランルートで大彗星から離脱する為の一斉射撃を放つ際、イデのパワーが上がりきっていない事に戸惑うコスモへ檄を飛ばし、コスモも迷いを払拭して力強く応じる。
「君達だけを行かせはしない…! みんなの力を合わせ、みんなで地球へ帰るんだ」
第3次αにて描かれる『トップをねらえ!』とのクロスオーバー台詞。DVE仕様である。
「行くぞ、ケイサル・エフェス! 無限の力はゲッター線じゃない!」
「ゲッターと共に戦う俺達の正義の心だーっ!!」
「ケイサル・エフェス! ゲッターの力、今こそ思い知れ!」
第3次α最終話の逆襲時に於けるケイサル・エフェスとの戦闘前会話、及び真・シャインスパークで止めを刺した際に発生する特殊戦闘台詞無限力に固執する霊帝を、人の想いが打ち砕いた瞬間である。
(宇宙の果てでお前と再び会えた時、俺達はどんな話をするんだろうな…)
第3次αEDで、武蔵の魂へ新早乙女研究所所員として、ゲッター線を追求し続ける道を選択した事を告げるモノローグ。
「だが、それは誰かの決めた運命じゃない。俺達がそう望むからだ」
第3次αのEDにて。外宇宙へと新たな旅に出るコスモとの別れ際に、再会を望む彼に贈った言葉。この言葉に、コスモも笑顔と共に頷く。

Zシリーズ

「フ…俺もボインちゃんが大好きだからな」
本来は隼人のセリフ。無論ジョークだが、柔らかくなったZの竜馬を象徴するセリフだろう。声のせいで某冴羽さんを連想しなくもない。
「最近、感じるんだ…。俺以外の俺を…」
「…この世界には俺は俺しかいない。だが、別の世界…別の宇宙には別の俺がいるんだろう…」
「その存在を感じるんだ…。それが近くまで来ている事を…」
(だが、もう一人の俺が目の前に現れたら、俺は…)
Zの最終話にて。突如として平行世界の自分自身の存在を感じ取って。果たして、Z世界の竜馬が感じ取った平行世界の竜馬とは一体誰なのか…?そして…。

携帯機シリーズ

竜馬「はは、はははは…こいつ、心配かけやがって…!」
隼人「頑丈かよ…ハハハハハ!」
ミチル「ホントに…心配…かけるんだから…」
Aで武蔵の生存フラグが成立した場合、レインから武蔵が「普通なら絶対に死んでいるが、ガンダムファイター並に頑丈なので助かった」と告げられて。
「…うらやましいな、白鳥さんが…」
Wでミナトのあまりの良妻ぶりに思わず出た本音。
「やめろ、甲児君! 中の人などいない!」
Wで、甲児ボン太くんの着ぐるみの中の人の正体に言及しようとした時に発した台詞。この時のシナリオは完全にギャグ回。
「黙れシンクライン! 俺はそんな人を見下したような笑い方はしないぞ!!」
シンクラインに声のことで親しみを覚えたと言われて。さぞ迷惑であったろう。
「たとえ、そうだとしても今日この日を世界最後の日にさせはしない! そして、その世界の終わりをお前に見せてやりはしないぞ!!」
Wでクルーゼに対して言った台詞。わざわざ『世界最後の日』と言う辺りにニヤリとしてしまう。

単独作品

「君が世界を愛する限り、世界は君を拒絶しない…」
MX中盤で鉄甲龍との決着をつけ、己のアイデンティティを確立して戻ってきたマサトを、上述の台詞で改めて「仲間」として迎える。
「俺は…俺達は…ムサシに続いてハヤトまで失ってしまった…!」
MXにおける百鬼帝国との最終決戦で、隼人が戦死したものと思い込み嗚咽する。
「お前が科学によって生まれたのなら、俺達は科学の結晶のゲッターロボで…」
「お前を叩き潰してやる!破片ひとつ残さずにな!!」
MX最終話でのAI1との戦闘前会話。2つ目の台詞が何気に過激で、漫画版を彷彿とさせる。
「くそっ! 馬鹿だ…大馬鹿だ! あの娘は…! レムリアさんも、エレさんも…。仲間の犠牲の上に成り立つ勝利なんて俺達は望んじゃいないのに…!」
SC2の中盤でエレグラン・ガランを守るために自身が乗っているゴラオンゲア・ガリングに特攻してしまい…。

余談

  • 初期案では巴武蔵と同じく、戦死する事になっていた。
  • 故・石川賢氏の同名作品をTV版キャストで収録したCDドラマ『ゲッターロボ対ゲッターロボG』に登場する竜馬は、空手に関する発言などから漫画版をベースにしているものの、TV版を彷彿とさせるニュアンスや大枯文次が登場する事などもあってTV版と漫画版の世界観が融合した「更に別次元の竜馬」である事が示唆されている。


話題まとめ

資料リンク