イサム・ダイソン
イサム・ダイソン(Isamu Dyson)
- 登場作品:マクロスシリーズ
- マクロスプラス
- マクロスF(小説版のみ)
- 劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜
- 声優:山崎たくみ
- 種族:地球人
- 性別:男
- 生年月日:2015年3月27日
- 年齢:24歳
- 所属:新統合軍・ニューエドワーズ基地→S.M.S(劇場版マクロスFのみ)
- 階級:中尉→少佐(小説版『マクロスF』)
- キャラクターデザイン:摩砂雪
フルネームはイサム・アルヴァ・ダイソン(Isamu Alva Dyson)。
新統合軍のエースパイロット。女たらしで軍規違反の常習者と極めて自由奔放な性格の持ち主であり、他人との協調性に欠ける面がある。空を飛ぶ事が何よりも好きで、それが空戦能力の高さに結び付けられている。ロイ・フォッカー章を3度授与されたこともあるが、素行が悪く剥奪されている。
数々の命令違反や風紀を乱したとして、上層部の命令により惑星エデンにあるニューエドワーズ基地に転属させられる。そして新型AVFYF-19のテストパイロットに抜擢され、その卓越したパイロット能力を発揮。自らの愛機を『可愛い子ちゃん』と呼び、愛着を持っている。
トライアルの最中、親友であるミュン・ファン・ローンと出会うが、青年時代からの確執で彼女を守るガルド・ゴア・ボーマンとは仲が悪い。お互い意地をかけて模擬テストを重ねていたが、AVFの座は無人戦闘機ゴーストX-9が内定してお払い箱になる。それに納得できないイサムは、地球での戦争終結式典でゴーストに一泡吹かせるべく、同じYF-19の担当整備士のヤンと共に地球へと向かう。それを妨害するべく追撃してきたガルドとYF-21との壮絶なドッグファイトではお互い痛みわけとなり、本音を漏らすことで和解する。そこにシャロン・アップル操るゴーストとの対決となるが、ガルドからミュンを託されて単身マクロスシティへと向かう。そしてシャロンが操るマクロスと対峙、シャロンの歌によりイサムが虜にされるも、咄嗟にミュンの青春時代の歌がイサムに届き、正気に戻る。なおもシャロンの誘惑にイサムは正面ディスプレイを頭突きで壊し、操縦桿とペダルでYF-19にてマクロスを急襲して制御コンピュータを破壊してシャロンの活動を止めた。そしてミュンと二人っきりとなったイサムは、ミュンの歌を愛していることを告白。そして夜明けの太陽とYF-19をバックに『マクロスプラス』はエンディングを迎える。ちなみにこの際のマクロス単機タッチダウンはマクロスF世界で伝説扱いされている。
小説版『マクロスF』では最終盤に少佐に出世したイサム(らしき人物)が登場。予備役になっていたが、惑星エデンに襲来したバジュラに立ち向かうべく周囲の反対を押し切ってYF-24(メサイアとルシファーのプロトタイプにあたる機体)で出撃した。また、前日談を描いた番外編でも登場し、若かりし頃の早乙女嵐蔵(アルトの父)と関わっており、実は「イサムがいなかったらマクロスFの物語は始まらない」というくらい重要人物であったりする。ちなみに設定上、YF-24のテストパイロットを務めた人物の一人でもある。
また、劇場版マクロスFでは『恋離飛翼』にてS.M.Sに鞍替えしたという設定で登場。小説版ではさらに旧型機であるVF-19(ただし、イサム用にカスタマイズされたADVANCEと呼ばれる機体)であのゴーストやVF-27を瞬殺していく姿が描かれる。
なお、『マクロスF』の時点でロイ・フォッカー章をさらに3回授与されている可能性がある(アルトがシミュレーションで対戦したデータは「ロイ・フォッカー章を6回授与され6回剥奪されたパイロット」のものとなっている)。
登場作品と役柄
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 初登場作品。初代マクロスのロイ・フォッカーとのDVEがある。また、声優ネタでクリスをナンパするシーンと、タカヤノリコの相談役になるシーンがある。ちなみに、これも声優ネタで彼が最初に登場した場所はヱクセリヲンである。
- 輝やフォッカーと違い格闘が高くYF-19との相性が良い。技量は自軍トップクラスの高さで、2回行動はフォッカー、ガルドと並んで本格的に自軍参入するパイロットでは最速のLv48で可能。また、特殊技能にガッツを持ち非常に優れたパイロット。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- 能力値がα外伝に準拠したのか、技量の高さが抑えられた。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 気合、魂、幸運を覚える上、ガッツが発動すると敵の攻撃はまず当たらない。最大の見せ場はガルドとの決闘。そのガルドとは信頼補正がある。前作αでは技量が非常に高かったが、本作では少し控えめに設定された。音声の新規収録が行われ、援護用やDVEなどが収録されている。
- 第3次スーパーロボット大戦 終焉の銀河へ
- 当初は初代マクロス組共々メガロード船団に帯同して外宇宙に出ていたが、ガルド共々プロトデビルンの脅威を伝えるため序盤にフォールドしてくる。序盤のシャロン・アップル関連のエピソードが唯一の原作再現だが、YF-19がベース機となっているバサラのファイアーバルキリーを見て、『いい趣味をしている』と喜ぶ一幕や、αの頃からの付き合いであるノリコとの会話など、原作再現以外のところで見せ場がある。今作も音声の新規収録が行われ、中断メッセージにも初登場。余談だが、精神コマンドの構成がコウと全く同じ。愛機であるYF-19の全体攻撃・『大型対艦反応弾』が1発しか撃てない為、小隊長として使うならデストロイド・モンスターに乗り換えるのも手である。
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- UX同様キャラクターとしては登場せず、「マクロスキャノン一斉発射」の演出でバルキリーに乗って登場。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦L
- 本人は登場しないが、オズマがかつてマクロスの対空砲火を掻い潜ったパイロットとしてその存在を挙げている。
- スーパーロボット大戦UX
- キャラクターとしての登場はしないが、「マクロスキャノン(一斉発射)」を使わせると、乱入して来る。……が、何をするわけでもなく、すぐ飛び去っていく。
- 今回もフロンティア船団は別世界からやってきた設定なので、よく考えると一緒にくっついてきたことになる。
- 他の召喚系攻撃には台詞がついてないのにイサムにだけついているのは、やはり彼が参戦しているからだろう。スタッフロールにはしっかりクレジットされている。
- スーパーロボット大戦BX
- UXや天獄篇同様、マクロスキャノン一斉発射の演出のみの登場。この他、リディがゴーストに関連して名前を挙げている。また、今回は初使用時のイベントでリオンやアルトがその存在を認識しているらしい台詞があるため、演出ではなく実際に艦隊について来ているらしい。
単独作品
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- イベント「宇宙を守ってきた者達」にて、名前こそ出ないがバルキリー部隊の前に対戦者として姿を見せる。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
命中、回避、技量とエース級の実力者。バルキリー系パイロットだが、格闘が高いためYF-19との相性は非常に良い。
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
α、α外伝ではガッツを修得し、凄まじい回避力を見せる。第3次αではガッツが底力に変化し、見切りを修得した。
小隊長能力(隊長効果)
- 小隊移動力+1、回避率+10%
- 第3次αの小隊長能力。小隊移動力を上げるだけでなく、回避率まで上げる事が出来る為、非常に優秀。移動時の小隊長を任せると良い。
人間関係
- ガルド・ゴア・ボーマン
- ハイスクール時代のかつての親友。過去の事件の為にイサムと確執がある。
- ミュン・ファン・ローン
- 彼女とは食い違いがあるものの、イサム曰く「ヘタッピー」な歌に心を惹かれていた。
- ヤン・ノイマン
- YF-19の開発を手掛けた少年。あまり感情を表に出さない性格であったがイサムとの出会いによって人間らしさを取り戻していく。
- ルーシー・マクミラン
- YF-19テストチームのオペレーターで、イサムに口説かれる。スパロボ未登場だが、αでは代わりに彼女と同じ声をした人物とデートしている。
- 早乙女嵐蔵
- 惑星エデンに配属される前に出会った事がある。当時地球に残るか、フロンティア船団に参加するかを悩んでいた嵐蔵だったが、イサムとの出会いによりフロンティア船団に参加する事を決意する。
つまり、イサムがいなければアルトもフロンティア船団にいないし、『マクロスF』の物語は始まらない。 - 早乙女美与
- 嵐蔵の妻。彼女の依頼で一時行方不明になっていた嵐蔵を探しに行った事がある。
他作品との人間関係
マクロスシリーズ
- ロイ・フォッカー
- 原作では過去の人間だが、αシリーズでは上官。第3次αでは最強のマクロスシリーズのエースパイロットが揃い踏み(当時未放送の『マクロスF』は除く)するという、夢の共演が見られる。
- 熱気バサラ
- 第3次αでは彼の愛機が自分の愛機がベースとなっている事もあり、イサムは「いい趣味をしている」と喜んでいる。
- マクシミリアン・ジーナス
- 劇場版マクロスFの小説版では、イサムはマックスに対抗意識を持っているらしい台詞が登場する。
- 早乙女アルト
- データとはいえ、シミュレーションで彼を圧倒した疑惑がある。また、彼の父親である嵐蔵と関わった事もあり、端的にいえばアルトがマクロス・フロンティア船団にいるのは若かりし頃の嵐蔵がイサムと出会った為と言っても過言ではない。
ガンダムシリーズ
スーパー系
- オオタコウイチロウ
- αシリーズでは当初から親交があり、彼に色々とサポートしてもらっていた。第3次αにおいて銀河殴りこみ艦隊の出航の際は、ガルドと共にαナンバーズを代表して彼に挨拶に訪れた。
- タカヤノリコ
- αでヱクセリヲンの艦内で親しくなる。原作のスミス・トーレンの代わりを担った。その時からの縁で、αシリーズでは彼女とは親しい間柄となっている。
- 銀鈴
- αでは彼女にアプローチをかけるも、フラれる。
- 碇シンジ
- αシリーズでは後輩として可愛がる。彼に「イイこと」を教えようとしたりする。
- アイザック・ゴドノフ、カーメン・カーメン
- α外伝ではカーメンが語る「大アトゥーム計画」を一笑に伏すが、アイザックから類似した「ダイソン環天体の構想」を聞かされ絶句する。
バンプレストオリジナル
名台詞
- 「皆さんお待ちかねのイサム・ダイソン中尉、ただいま着任いたしました。」
「でっ! いつ飛べるんでしょうか!?」 - ニューエドワーズ基地へ着任したイサムが、AVFの主要スタッフが並ぶ会議室へ赴いた第一声。どういった機体に乗るのかを聞くワケでもなしにイキナリ軽口を叩くのと飛ぶことを尋ねる所がイサムらしい。
- 「はい。あまり昇進しますとパイロットではいられなくなりますから。」
- AVFの計画主任のミラード大佐から「昇進を求めないのか?」と質問された時の返答。昇進などよりもパイロットでありたいイサムならではの台詞。事実、小説版のマクロスFでは出世したイサム(らしき人物)が登場し、YF-24で出撃しようとしたが、周囲に止められており、イサムの懸念が現実化していた(結局無理矢理出撃するのだが)。
- 「ハイスクールのランチ、2回おごったぞ!!」
- イサムのYF-19とガルドのYF-21が激しいドッグファイトを繰り広げている際の会話で、チキンレースの勝敗・CDVの貸し借りと来てランチのおごった回数まで競う形となる。この台詞の直後にイサムのYF-19より2発のミサイルが発射される。
- 「エンジンを切って、風に乗る」
「名付けて、必殺、龍鳥飛びだぜ」 - YF-21のミサイル攻撃を交わす際にエンジンカットをして、空気抵抗により上昇するイサムの得意技。スパロボでも戦闘中に発する事がある。空気の無い宇宙マップでも言うのはご愛嬌。小説版の恋離飛翼でも披露。
- 「学園祭の時さ…お前が作った飛行機ブッ壊した」
「上手く出来てたからよ、ちょっと試し乗りしてやったんだよ」
「過ぎた事は忘れようぜ…」
「すまん…」 - 真実を知り、ひどく落ち込んだガルドに自分の昔の悪行をバラす事で終わったことだと励ます言葉。
- 「えっ? ヤな奴だな」
- 珍しく落ち込んだイサムに対して、ガルドが軽口でイサムの悪行が「まだあるんじゃないのか?」と言ってきた時の返答。2人の友情が蘇った瞬間である。
- 「おこされちまったんだ、おまえの歌で。」
「相変わらずヘタッピーだったぜ…」
「聴こえたんだ…。」 - 「マクロスプラス MOVIE EDITION」で追加されたラストシーンより。イサムのミュンに対する歌へと愛を語った。
- 「さあ、見せてやるぜ!マクシミリアン・ジーナスとこのオレ様の、どちらが銀河最強のエースにふさわしいか、目にものを見せてやる!」
- 小説版『劇場版マクロスF』での台詞。
- 「アホが! ハイテクに頼り過ぎなんだよ!」
- VF-27 ルシファーの攻撃を龍鳥飛びで回避してこの台詞。
- 「思考制御というがな!」
「ガルドのタコの動きとは段違いなんだよ!生まれ変わって出直してこいッ!」 - ピンポイントバリアの出力に機体のエネルギーを集中させてVF-27に突撃し、VF-27を真っ二つにした後に中指を立てながら発言。さらにその後この攻撃でバランスを崩した機体を地面に衝突スレスレで立て直しそのまま戦闘を続行した。
- 「行くぜぇ、カワイ子ちゃん! イィィヤッホゥ!」
- サヨナラノツバサでS.M.Sと新統合軍の連合艦隊が増援としてバジュラ本星に駆けつけた際に一緒に登場しての台詞。劇場版ではこれだけの出番だった。
スパロボシリーズの名台詞
α(α for Dreamcast)
- 「へえ…あれがロイ=フォッカー少佐かい? ま、腕の方は俺が上かな?」
- 第50話「ヴァリアブル・フォーメーション」より。初めてフォッカーと出会った時の台詞でDVEとなっている。しかしこの偉そうな態度に「あン? 中尉、何か言ったか?」と返される事になり、あわてて敬意を評している。
α外伝
- 「ダ、ダイソン環天体…?」
- 第40話「ABAYO」より。カーメン・カーメンが数十個の地球を作り上げる計画を語った際、一笑に付した直後、アイザックが木星の破壊によって36個の地球型惑星を作る「ダイソン環天体」なる構想があったと述べ、「一笑に付した計画が、実現可能な代物だったこと」にくわえ、「自分の姓と同名の構想」という事からなのか強く反応している。
- ちなみに「ダイソン環天体」自体は、フリーマン・ダイソンという物理学者が1960年にて実際に構想した物である。
第3次α
- 「下らない理由だったらいくらあの人でも殴り飛ばしてやる…!」
- セレーナ編第11話「パワー・ジャンクション」より。メガロード船団への救援要請を保留する旨を伝えたブライトへ、苛立ちと焦燥感に駆られる余り上記の台詞を吐き捨てる。後に地球圏の状況を知って納得はするが、ルートによっては更なる悪態を吐く事に。
- 「とにかく規格外な野郎だぜ」
- 司馬宙と初顔合わせした際、彼がサイボーグである事に仰天しつつも、すんなり受け入れた。因みに、同じサイボーグの凱についてはノーリアクション。
- イサム「ガルド! どうせ捨てる命なら、俺に賭けて見な! 大穴だぜ?」
ガルド「……勝算はあるのか?」
イサム「へッ、上手く行ったらお慰み! その時は……」
ガルド「わかっている。その時は乾杯と行こう。ミュンとお前と俺でな」
イサム「言っとくが、払いはお前持ちだぜ?」
ガルド「……来るぞ!」 - 第21話降下ルート「エモーション・ハイ」にて、ゴーストの機動力に対応すべくリミッター解除に踏み切ろうとしたガルドとのやり取り。何と全てDVEという豪華仕様。
- イサム「ガルド! 俺に動きを合わせろ!」
ガルド「了解だ」
「……何だ? この無秩序な軌道パターンは……」
イサム「奴の度肝を抜いてやるんだ、我慢しやがれ!」
ガルド「ぬおおおおおっ!」
イサム「人間様の力を見せ付けてやるぜ!」 - その直後のイベント戦闘台詞。
- 「くそっ! あの勇気大好き野郎が敵に操られちまうとはよ!!」
- 第41話「銀河が消滅する日」より。ケミカルボルトの支配下に置かれたガオファイガーとの戦闘前会話。ソルダートJのことも「空が大好き野郎」と呼んでいる場面がある、
- 「やるじゃねえかよ! ロートルコンビが!」
- 第49話「銀河に響く歌声」より。ゲペルニッチとの最終決戦で「ジーナスアタック」を行い、ミレーヌの危機を救ったマックス&ミリアの往時と変わらぬ絶妙のコンビネーションに、思わず洩らした失言。直後に2人から「まだ現役!」と一喝される事に。
- 「ったくよ! どうして銀河ではカワイコちゃんより、こういう自己中野郎ばっかに会うんだ!」
- 第50話「二つの星と二つの門」より。ネビーイーム攻略戦に於けるエペソとの戦闘前会話。これ以降はエペソを遥かに凌ぐ「自己中野郎」のオンパレードなので、イサムの嘆きはまだまだ続く事に…。
- 「流行んねえんだよ! てめえ勝手な恨みで人類を抹殺しようなんてのはよ!」
「ああ、わからねえさ! だから遠慮も同情も無く、てめえを叩き落してやるぜ!!」 - 第51話「終わらない明日へ」に於けるクルーゼとの戦闘前会話。エペソをも凌駕する「自己中野郎」の恨み節に、嫌悪感剥きだしで吐き捨てる。
- 「カワイコちゃん達を待たせてそんな所に閉じこもってちゃ人生、もったいないぜ!」
「シンジ! 無事に帰ってきたら、俺が楽しい遊びを教えてやるぜ!!」 - 第52話「世界の中心でアイを叫んだけもの」より。EVA初号機ヨリシロVerとの戦闘前会話。飄々とした言い回しだが、これがイサム流の説得。対等の「男」として、しっかりとシンジに向き合っている。
- 「無限の力に魅了される前に、この俺に魅了されな!」
- 第54話「神に守られし星」におけるエツィーラとの戦闘前会話。別に口説いている訳ではない。
- 「出てこいよ、クソガキ! てめえは直にぶん殴ってやらなきゃ気がすまねえぜ!」
- 第55話「まつろわぬ神」における霊帝ルアフとの戦闘前会話。彼を「ガキ」呼ばわりして怒りをぶつける台詞は数あれど、それらを更に上回る罵声で傲慢な偽神を罵る。何気に、上記のシンジへの説得と対を成しているようにも思えて、興味深い。
- 「わかっちゃいねえな。女ってのは風来坊に引かれるもんさ」
- 第59話「果てしなき流れの果てに」より。『神壱号作戦』発動前日の雑談で、ミレーヌがガムリンを選択する方へビール10杯を賭けたガルドに対し、イサムは上記の台詞でバサラを推し、彼に10杯を賭ける。
- 「当ったり前だぜ、王様さんよ! こんな所でくたばっちまう程、俺は人生に退屈してないんだぜ!」
「悪いが、神様なんざ信じちゃいないんでね!」
「ケイサル・エフェス! てめえとのデートは、もう終わりだぜ!」 - 最終話「終焉の銀河」or「今遥か遠い彼方…」の逆襲時に於けるケイサル・エフェスとの戦闘前会話、及び特殊戦闘台詞。イサムから希望の灯火が消えていない事に驚愕する霊帝へ、YF-19が猛然と襲い掛かる。
関連作品
- イサム「お互い、弾バラ撒くのはいいが」
ゲイン「命はバラ撒かないようにしねえとな!」 - Another Century's Episode 3 THE FINALで、ゲインと初対面時でのやりとり。初対面なのに妙にウマが合っていた。
搭乗機体
エースパイロット兼テストパイロットとしての実績を示すとおり、数多くのバルキリーを乗りこなしているが、どれだけ最新機のテストを担当しようと一番のお気に入りはYF-19系列の機体。その意味では最新機が出る度に乗り換えるマックスとは対照的。
- VF-11 サンダーボルト
- 作中で最初に乗り込んだ機体。OVA版では彼の操縦技術が如何に破天荒か垣間見れるだろう。
- YF-19
- テストパイロットして搭乗。数多くのパイロットを病院送りにしたじゃじゃ馬な機体を直ぐに乗りこなしてしまった。
- VF-19 エクスカリバー
- YF-19以後はこの系列の機体に乗り続けている。
- YF-24 エヴォリューション
- YF-19やYF-21を超える性能を目指して開発された試作機。演習ではイサムの卓越した腕も合わさり、VF-19・VF-22を合計24機撃墜判定を出したという。
- VF-19 ADVANCE
- 通称イサムスペシャル。VF-19の改良機。大幅なチェーンアップに加え、YF-19に搭載されていた制御AIを移植し、さらにVF-25用のスーパーパックを無理やり装備している。配備20年後においても最新鋭機に劣らない性能を発揮。UX、第3次Z天獄篇にて、上記の戦闘アニメ時に姿を確認できる。
- YF-29 デュランダル
- マクロスF時点での最新鋭機。アルト機のほかにイサム機も存在する。
余談
- 担当声優の山崎たくみ氏は「戦闘機のパイロットになりたかった自分の夢を叶えてくれたキャラクター」と評している。