一文字號は、『ゲッターロボ號』および『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』の主人公。
一文字號 | |
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読み | いちもんじ ごう |
登場作品 | |
声優 |
櫻井孝宏(OVA・アーク) 福山潤(大決戦) |
デザイン |
石川賢(漫画版) 鈴木藤雄(真対ネオ) |
初登場SRW |
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SRWでの分類 |
パイロット サブパイロット |
プロフィール | |
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種族 | 地球人(日本人) |
性別 | 男 |
年齢 | 17歳(作品共通) |
所属 | ネーサー |
概要
ゲッターロボ號(漫画版)
家族がおり、実家は酒屋を営んでいる。インターハイに複数の競技で出場しており、連続で競技に参加しても息切れをしていないスタミナを見た隼人によってスカウトされる(競技中は利き手ではない右手で砲丸投げに失敗していたが、このスカウト時には左手で壁にめり込むほどの豪速球を隼人の投げたナイフを捉えて彼の顔の真横に投げている)。
なお石川作品にありがちな経歴があり、物語開始時点の高校の前に通っていた高校で暴力事件を起こしてチンピラを30人病院送りにしていると語られており、母親からも学校からの呼び出しの電話がかかってきた事に対して「またケンカで半殺しやったんじゃないだろうね」と言われている。更にランドゥ軍からの刺客に襲われた際も暴走族を潰していたり、暴力団の事務所にゴミ箱を投げ込んでいたり、番長を複数人ぶっ飛ばした事を本人が語っている。
更に作中序盤から、病院に偽装したランドゥの秘密工場の壊滅、メタルビーストとの初陣を、橘翔たちネイサー兵と共にとはいえ、自身も銃火器を存分に使いこなしながら白兵戦で切り抜けた[1]。いかにもな石川キャラと言えばそれまでだが、年齢や訓練の有無を加味すれば、氏のロボット作品主人公の中でもズバ抜けた身体・戦闘能力の素質を見せた男である。
ゲッターとの親和性は流竜馬と並ぶ程に高く、ゲッターとの対話も行うなど、ゲッター線に取り込まれずに竜馬と同じ領域に立った唯一の人物。最終的に真ゲッターロボの操者として、竜馬達と共に火星に飛び立っている。原作において、後の作品では彼の姿は確認されていない。
ゲッターロボ アーク
『アーク』原作には登場しないが、アニメ版オリジナル要素として亜空間の彼方から真ゲッターロボ タラクを駆り登場。世界中に侵攻したアンドロメダ流国の軍勢をたった一機で食い止め、流拓馬らを送り出した。
火星に飛び立った真ゲッターから分離した事が示唆されているが、劇中では彼が単独で分離した理由は不明。裏設定によれば、ゲッターの意思と記憶から産まれた存在(未来世界の武蔵に似た立場)であるとされている[2]。
真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ
家族を恐竜帝国に殺された後は地下の闇プロレスで生計を立てていたが、横浜沖での豪華客船内で恐竜兵士の襲撃を受け、神隼人に半ば強制的にスカウトされる。もはや並みのレスラーでは金づるにしかならない程生身での戦闘能力が強く、恐竜兵士相手にもオブジェを床から引き抜いて投げ付けたり、生身でメカザウルスによじ登ったりと、例に漏れず身体能力が際立って高い。実際、恐竜帝国からも奴隷として狙われていたらしい。
野生育ちというわけでもないのに「山猿」と称されるほど性格は単細胞で荒々しいが、無理やりネオゲッター1に搭乗させた隼人が吐血すると心配して隼人と操縦を変わる一面を見せたり、画面越しで初対面したジャック・キングに「ポケットモンキー」と罵られて怒りを露わにするも、直後にメカザウルスからの衛星攻撃で街が破壊されていくところを見て、同日の訓練の疲労やつい先程の罵りによる怒りを忘れて「酷すぎるぜ!」と発言して単独でアメリカに向かおうとするなど、友情に厚く、竜馬を思い起こさせる義侠心の持ち主。 その単細胞さ故に難しい話は大の苦手だが、本位的に搭乗したわけではないのにも関わらずメカザウルス・ドバからの攻撃を受けると鼻の穴を広げながら「こんなに興奮したのは生まれて初めてだぁっ!!」と発言して操縦席に座り、隼人の簡単な説明でネオゲッター1の操縦を始める他、真ゲッターロボを神ゲッターロボまで昇華させるなど、適性は高い模様。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦R
- 初登場作品。『真対ネオ』設定。本作では竜馬がスカウトに来る。スカウトされた場所は上海。原作通りのイメージで格闘値は高く、精神コマンドもスーパーロボット乗りとしてエース級。
単独作品
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- 音声初収録。『真対ネオ』設定。担当声優の櫻井氏は今作がスパロボ初参加。隼人にスカウトされる所は共通しているが、スカウトされた場所が何とベルファスト。闇プロレスのせいでそんな遠くまで……と思ったプレイヤーも多いはず。
- 恐竜兵士の襲撃を受けて成り行きでネオゲッターに搭乗することになるため、原作では上半身裸で操縦を行っていたが、本作ではアイコンを見る限り原作3話で着用していた赤黒いシャツを着て操縦している。
- XOでは攻撃時にカットインが発生するようになったが、チームメイトである橘翔や大道剴とは異なり、號だけヘルメットを着用していない。
- 射撃武器がネオゲッター1での弾数が限られるショルダーミサイルにしかなく、真ゲッターロボに乗り換えると射撃武器が無くなるため、射撃エースは意識しないと習得できない。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 『號』漫画版設定で登場。ゲッター號のパイロット。
- スーパーロボット大戦DD
- 『アーク』設定。2022年9月のイベント「蒼黒の真ゲッターロボ」にて期間限定参戦。真ゲッターロボ タラクに搭乗する。『アーク』設定のため、ボイスは新規収録されている。
パイロットステータス
能力値
闇プロレスをしていたためか格闘が非常に高く、ガンダムファイター勢と肩を並べるほど高い。ただし他の能力はあまり高くない。特に防御はスーパー系にしてはやや貧相ともいえるレベル。
精神コマンド
- R、GC(XO)
- ド根性、不屈、必中、熱血、気合、覚醒
- 3人乗りユニットに乗るのだが、一人で戦闘に必要な精神コマンドを全て修得してしまう。気合、必中、熱血は剴も修得するため、號は終盤は対ボス戦用に覚醒にSPを費やすのがいい。
- X-Ω
- 不屈、ド根性、熱血
特殊技能
人間関係
- 橘翔
- チームメイト。基本的に山猿である號は、クールな彼女に窘められる事が多い。
- 大道剴
- チームメイト。基本的に他のメンバーと一触即発になった時に宥める人。
- 神隼人
- 司令官。
- 流竜馬
- サーガやネオではゲッターのパイロットとしての先輩。
- Rでは、原作以上に付き合いが長いのか、互いにゲッター1のパイロットであり似たもの同士なのか会う度に「引退ロートル親父」「新米のガキパイロット」と呼び合い喧嘩をする仲。
真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ
他作品との人間関係
スーパー系
- 號
- 並行世界のそっくりさん。『CC』にて共演。
- 兜甲児(OVA)、剣鉄也(OVA)
- ダイナミック繋がりの仲間。登場作品全てで競演し、ファイナルダイナミックスペシャルも共に可能。
- 一木金太、一木知恵
- Rでは、彼らの愛機のケロットを「カエルみたいなの」と評して彼らを怒らせた。
- 竹尾ワッ太
- GCでは妙に仲がいい。
- 出雲銀河
- Rでは増長した彼に、ネオゲッターロボはデータウェポンが揃うまでのつなぎだとコケにされマジ切れする。
ガンダムシリーズ
宇宙世紀ガンダムシリーズ
- ブライト・ノア
- GC・XOでは、最初は似た者同士の彼と馬が合わないのか何度も衝突するが、次第に信頼関係を築いていく。
- カミーユ・ビダン
- Rでは、プリベンターの調査によりD.O.M.E.の正体を知り、当時の連邦軍に対して激昂する彼を珍しく宥めることに。
アナザーガンダムシリーズ
- 東方不敗マスター・アジア
- Rにてゲッター線によって完全復活を遂げた彼を「食えないジジイ」と評した。
- 風雲再起
- Rでは、モビルホースを馬が操縦している事に驚くのと同時に、思わず「こいつ」呼ばわりした事で怒らせてしまう。
- ガロード・ラン、ティファ・アディール
- R前半で、彼らが学校に行かないかと勧められていた時に、自分は学校にも行ってない身の上から2人に無理して行く必要はないと諭す。
- ジャミル・ニート
- Rでは、彼がMSパイロットに専念する事になった際に、ニュータイプとはいえ長年パイロットをやっていなかった彼を心配していた。
- ウィッツ・スー、トニヤ・マーム
- Rでは、上海で闇プロレスをしていた際に、後に仲間となる彼らが客として観戦する。
- キッド・サルサミル
- Rでは、彼がガンダムエックス・ディバイダーに改造するためのパーツを「ガラクタの山」呼ばわりしたため激怒させた。
- フロスト兄弟(シャギア・フロスト、オルバ・フロスト)
- Rでは、序盤から幾度となく彼らと死闘を繰り広げる。なお、終盤のアルクトス宙域での戦いでオルバを先に倒した場合、シャギアに対して「兄弟の片方がいなかったらテレパシー意味無し」と、おつむの足りない彼にしては珍しく核心を突いた発言をしている。
- ザイデル・ラッソ
- Rでは、パーラから彼のニュータイプ主義という過激な思想を聞き、馬鹿さ加減に呆れる。
リアル系
- アンナ・ステファニー
- GC・XOでは、グラドス軍に捕えられ公開処刑されようとしていた彼女の救出に向かう。
- ル・カイン
- GC・XOにて、アンナの救出に向かったところで対峙。その際に、ジャック同様彼からも『猿』呼ばわりされ激昂した。
- テンカワ・アキト、ミスマル・ユリカ
- Rでは、所構わずいちゃつく2人に呆れ果ててしまう。
バンプレストオリジナル
名台詞
ゲッターロボ號
- 「おたがいしんどいな」
- 第1話、1万メートル走を走っている際に前を走っている選手に対して。この時汗一つ流さず息切れをしない號は、監督に怒鳴られて速度を上げて三位に入っている。
- 「こんな所にオレの青春は ない」
- その後選手通路を移動している最中に、殺気を感じて右手に持っていた砲丸投げの玉を左手に持ち替えながら。この時殺気を放った主が投げたナイフをぶん投げた砲丸の玉に刺しながら更にその主の頭の真横に当てている。
- 「なんだってんだーー この前ぶっつぶした暴走族のしかえしか!? 番長なんか何人ぶっとばしたかわからねえけどそれかー それとも半殺しのチンピラの仲間か 駅前の竜神会の事務所にゴミ箱なげこんだウラミか!!」
- その夜、ランドゥ軍の刺客に対して、金属バットを叩きつけながら。
- 「うわわ くそ そうかいそうかい」
「そうかいわかったよ なにがなんでもオレの命がほしいのかい きやがれバケモノ!! ちくしょうバカヤロー もう逃げねえぞーー そっちがその気ならおもしれえや ウンコ野郎」
「カナヅチでどたまかちわってドライバーで中身グチャグチャにしたる」 - 襲撃を躱し、建築中のビルに逃げ込むと刺客はなおも追ってくるため覚悟を決める。なお刺客が追いつくまでの僅かな時間で後述のトラップを組み上げている。
- 「こっちだあ う う うわああ!」
- 直後に刺客に先を尖らせた鉄筋を投げつけ、刺客がそれを掴んだ刹那で止めていた鎖を叩き切って速度が乗った複数の鉄板を鎖で束ねた鉄塊の上から鉄筋を投げ付けながら。
ゲッターロボ アーク
- 「ならば!」
- アニメ第6話「竜の末裔」。突如現れた黒いロボットが新早乙女研究所の危機に介入する。しかし、アンドロメダ流国の強大な軍勢は未だ尽きない…そんな時、一言だけ発されたこの言葉と共に、誰もが知らなかった黒い真ゲッターロボの姿が露になる。
真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ
- 「サンキュー! グラッチェー! メルシー!」
- 第1話、地下カジノ船で開催された闇プロレスで相手に勝利した後、観客からのファイトマネーを手にしたときの台詞。この後、よほどの大金だったのか札束に何度もキッスした。
- 「へへっ、もうちょい稼いだらオサラバすっか」
- 担架に乗せられながら運ばれる血祭りに上げた相手を見ながら呟いた独白。トンズラをこく気満々である。やはり長年こうやって危ない橋を渡りながら一人で生きてきたのか、號が猪突猛進なだけでなく引き際も心得ている事がわかる。
- 「おいおい、足元ふらついてるんじゃねえのか。おチビさんよ」
- 次の挑戦者であるフードを被った謎の人物に対して、リングのコーナーに寄りかかりながら、呟いた挑発。
- 「ヘッ、少しは楽しめそう奴が出てきたってか!」
- リングに上がるや否や、開始のゴングも無視してフードを脱ぎ捨て跳躍し、相手の爪で左頬を引っかかれた傷から流れた血を指ですくい取って舐めながら、肉食獣のような獰猛で不敵な笑みを浮かべ、目に凶悪な光を爛々と輝かせながら呟いた台詞。前の相手と違い、相手が強ければ強いほど闘志を燃やすタイプなのだろう。また、相手のルール違反を咎めないあたり、戦いの何たるかを知っているだけあってその辺りには変に寛容なのがわかる。
- Rでも、上海の闇プロレス会場でゲッターチームのパイロットとして、スカウトするために挑戦者を全員倒した竜馬が出てきた時に同じ事を言っている。
- 「うっ!て、てめえら、滅んだじゃねえのか!?」
- 痛めつけ追い詰めた挑戦者が本性を現し、5年前に滅んだはずの恐竜帝国の爬虫人類である事を知るや、腰を抜かしながら指を刺しながら叫んだ台詞。やはり、恐竜帝国の襲撃で天涯孤独となってしまった身の上からのトラウマか、幾多の修羅場を潜り抜けてきた猛者としての勘が分が悪いと判断したのか、この時ばかりは迷いもなく背を向けて逃げようとした。が、すぐさま後ろから爬虫人類に首を捕まれて…。
- 「そうかいそうかい、何が何でも俺の体が欲しいんだな!」
「そんなに欲しけりゃあ、こっちから行ってやるぜ!!」 - 恐竜帝国の目的が強靭な肉体を持つ人間を捕獲し、改造して兵士にすることにあることを隼人から告げられた號。メカザウルス・ドバに襲われながらも怯まず鉄パイプを手にし真っ向から立ち向かい、コックピットにまで乗り込んでハチュウ兵士に攻撃を仕掛けた。
- 「冗談じゃねえ、こんなに興奮したのは生まれて初めてだぁっ!!」
- 第1話、隼人が操縦するネオゲッター1とメカザウルスとの初戦闘時の感想。 この後、かつての闘いの後遺症が残る隼人に代わり、號が操縦することになる。 なお、この台詞は漫画版「ゲッターロボ號」第3話ラストからの引用である。
- 「いってー、口の中がしょっぱくなったじゃねえか!」
- 第2話、合体訓練中。翔の冷静かつ軍隊的な指示に憤慨するも、「だったら訓練中の私語は慎むんだな。」と一蹴されて號は更に激情。
- しかしその最中にゲットマシンの加速で舌を噛んでしまい、その際に発した台詞がこれである。
- 「なんだ? あのインチキ外人?」
- 第2話、ジャック・キングとの最初の出会いで言った台詞だが、ジャックの方は気にもしていない。
- 「あんなんがトップガンじゃアメリカ軍もたかがしれてるぜ」
- 號がこの台詞を言った後、ジャックにポケットモンキー呼ばわりされて憤慨してしまう。
- 「ンなこと言ってる場合か! お前の友達じゃねえのかよ、あの二人は!?」
- 第2話、同僚だったジャックとメリーがいるアメリカが襲われているところを見て、その凄惨さに怒りに震え、號がアメリカに向かおうとする。
- しかしその號に対して、翔は所属するチームの仕来りを大事にして「アメリカは、我々の防衛エリアではない」と言う。そしてその翔に対して號が言った台詞。
- 前述の軽口で言い争いをしていたところからは、想像もできないほどの切り替えの早さと行動力である。
- 「騎兵隊の登場だぜ、カウボーイさんよ!」
- 第2話、テキサスマックの危機に颯爽駆けつけたネオゲッターチーム。これはこの時の號の台詞である。
- 「粋がんじゃねえっ!! てめぇらなんかに、俺の居場所は渡さねぇぞ!! そっちこそ覚悟しやがれ!!」
- 最終話予告、バットの無念を果たさんと地上を奪還せんとする帝王ゴールに啖呵を切る號。本編最終話でもこれに似た台詞でゴールに戦いを挑んだ。
- 「モンキーは猿だよな…マウンテンって、山…? 日本…山…猿…?」
「って、こんの野郎!! 誰が山猿じゃああっ!!?」 - 最終話、テキサスマックにアメリカ大使館を守るついでに助けられるネオゲッターチーム。ジャックに「ジャパニーズ・マウンテン・モンキー」呼ばわりされた號も最初は首を傾げたものの、意味を理解して大激怒。まるで瞬間湯沸かし器である。
余談ながら、原作漫画版の號は特に説明がないものの、シュワルツらと普通に会話出来ている(シュワルツが日本語を理解しているとは考えられないので)ので実は英語については堪能であると思われる(漫画だから、と言えばそれまでではあるが)。 - 「翔、剴!なぁにトカゲ野郎にベラベラ喋らせてんだ!!これは闘いだ! 殺るか殺られるか、答えはその先にあるんだあっ!!」
- 人類を「害虫」呼ばわりし共存を否定する帝王ゴール。號は闇プロレスで培った本能で瞬時に状況を判断し、死ぬか生きるかの一本勝負、人類の存亡を賭けたデスマッチに挑む。
- 「…なぁにグダグダと恨み言言ってんだぁ…? まだ終わりじゃねえっ! 俺は、てめえみたいに何か背負って生きてんじゃねえ! 俺は、俺自身のために生きてんだ! そいつを邪魔する奴は許さねえぇっ!!」
- 最終話、巨大円盤の力で巨大化したゴールに右腕部を折られ、呪詛を吐かれながら追い詰められる真ゲッターロボ。絶体絶命の中、コックピット内でヘルメットを外して號はこの台詞を発し、真ゲッターを立ち上がらせる。
- 「へっ、力なんざ残っちゃいねぇ。 タイマンの最後は気合と根性だ! 起きろ翔、剴! 行くぞ二人とも、気合入れろぉ!! 力を出し切るんだぁぁぁぁぁっ!!」
- 帝王ゴールに「ほほぉ、まだそんな力が残っていたか?」と問われ、不敵な笑みを浮かべながら翔と剴を叱咤激励する。その感情に呼応するかのごとく、真ゲッターの全身にゲッター線が迸っていく…。
- 「これは…わかるぞ! ゲッターが自分の身体のように…!」
- 「心で感じろ」という竜馬のアドバイスを受け、號は真ゲッター1を神ゲッターロボへと進化させた。これはその時の台詞であるが、コックピット内ではまさに機械と融合している様になっているが、さすがに漫画版「ゲッターロボ號」終盤ほど完全に侵食されてはいないようだ。
- 「おう! 首根っこ洗って待ってな!」
- 最終話、ゴールとの闘いに勝利した後、共闘したジャック「次会う時はリアルファイト、ジャパニーズ・ハッスルボーイ!」と言われ、號は微笑みサムズアップする。
スパロボシリーズの名台詞
R
- 「さぁて、次の挑戦者はどいつだ?」
「…おい、次はいねえのかよ。これで終わりなんてことになったら、お客さん達がしらけちまうぜ」 - 第6話「出撃!!ネオゲッターロボ!」より。上海の闇プロレス会場で、4連勝を飾り一番最初の台詞の後に息巻いた台詞。ここまでは原作と同じだが、現れるはずの挑戦者がいつまでたっても現れない事を怪しんでいた。連戦連勝でツボにはまってる自分としてももうちょっとファイトマネーを稼ぎたい本音もあるが、やはり闇とはいえ本職のプロレスラーとして、お金を払って入場券を買って見に来てくれる観客に対してエンターテイナーとしてのファンサービス精神を忘れないと言うプロ意識を感じさせるものがある。しかし、この後…。
- 「なにい、どこのどいつだ。俺の金づるをぶっ倒したのは!」
- 上記の台詞の後、観客の一人であるトニヤにより、自分が対戦するはずだった挑戦者全員が、リングに続く通路で何者かにのされて倒れているという事を聞かされて。ファイトマネーをご破産にされたことに等しいため、当然怒り狂い自分の仕事の邪魔をした人間に出てくるよう啖呵を切るが、そこに現れたのは…。
- 「てめえか。なんのつもりだ」
- 上記の台詞の後、出てきた男に何の目的でこんな事をしたのか問いただした台詞。この怒声に臆する事なく名乗り現れたのはあの流竜馬であった。更に自分を挑発してくる竜馬に対し、號は事態の落とし前をつけさせるべく、そしてそれ以上に竜馬という男への個人的興味から挑戦を受ける。
- 「この野郎、なんてこと言いやがる。それじゃまるでネオゲッターが偽物みたいじゃねえか」
- 第26話「復活!!真ゲッターロボ!!」にて、真ゲッターを目の当たりにしたラージの「ネオゲッターとは違う。ゲッター線で動く、本物のゲッターロボだ!」という台詞に憤慨して。自分の愛機が紛い物扱いとあれば、確かにいい気分はしないであろう。
- 「だがよ、兄弟の片方がいなくなったら意味なしだな」
- 第35話「嵐の海」にて、オルバを先に撃墜した場合の台詞。前述の「鋭い指摘」である。
GC(XO)
- 「へっ! 人類愛なんてのは知らねえな! 俺は俺のために戦っている!」
- 『GC(XO)』第38話「決戦!炎の地獄城」にて、Dr.ヘルの最大にして最強の合体機械獣地獄王ゴードンを倒して、当人の元に向かって発した台詞。
- 原作では兜甲児のみでDr.ヘルの元に向かったが、本作スパロボでは剣鉄也も向かい、それに號も便乗してファイナルダイナミックスペシャルチーム3人で出向かい追い詰める。
- そしてDr.ヘルから兜甲児達の今までの行動から『並外れた力』があると見て、「その力を!人類愛や世界平和などというくだらぬ物のためになぜ使うのだ」と言った際に、號が単独で回答したときの台詞である。
- 號らしくまるで悪人のような言い草である。しかしその後手を組もうと誘いをかけた彼を、兜甲児に便乗して「俺も同じだ!お前のような外道に誰が手を貸すか!」と一蹴している。
- 凱「それにしても派手な機体だよなぁ」
號「乗ってるのがオバサンなんだからしょうがねえだろ」 - 『XO』第24話「リトル・セイ壊滅」に於いて追加されたネイとの戦闘前会話より。オージェを見ての軽口。当然ネイを怒らせた。
- 「優良だとか愚劣だとかそんなこたぁ生きてく上で問題じゃねえ!生き抜いた奴こそ偉いんだ!そいつを今、わからせてやるぜ!」
- 『XO』第40話「宇宙要塞ア・バオア・クー」に於いて追加されたギレンとの戦闘前会話。彼の選民主義を號なりの考えで一蹴する。
搭乗機体
ゲッターロボ號
- ステルバーα04
- 漫画版にてゲッターロボが修復されている際に基地を襲撃されたため一度だけ搭乗。本来の攻撃担当だったランバートが負傷して気絶したため代わりに攻撃を行っている(最初の攻撃の際に全武装一斉発射を行い、更に全ての攻撃パターンを記憶して直後の強襲を適切な対応で防いでいる)。
- ビィートT23
- 漫画版にてゲッターロボが修復している際にテキサス艦長に出撃したいなら一機種だけ残っていると言われて、これに乗って出撃した。
- 『真ゲッターロボ 世界最後の日』ではこれを元にリデザインした「BT-23 Mk-II」が登場する。
- 真ゲッターロボ
- 漫画版終盤にて流竜馬、タイールと共に搭乗。
真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ
ゲッターロボ アーク
- 真ゲッターロボ タラク
- アニメ版『アーク』に登場する、ブラックゲッターを彷彿とさせる黒い真ゲッター。煩悩を超越して進化した真ゲッターから分離した存在とされ、號が搭乗した。
余談
- アニメ版『ゲッターロボ號』では草尾毅氏が声を担当。正義感の強い熱血漢で、明るいお調子者といったキャラクター。「マジンガーシリーズ」へのオマージュという作品自体の性質もあり、兜甲児そっくりなヘアースタイルをしている。
- 『真ゲッターロボ 世界最後の日』では彼をモチーフにした號が登場している。性格および役回りは大幅に異なる。
- 『コードギアス 反逆のルルーシュ』では、『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』で號を演じた櫻井氏(スザク役)、アニメ版『ゲッターロボ號』で演じた草尾氏(マオ役)、ゲーム『ゲッターロボ大決戦!』で演じた福山潤氏(ルルーシュ役)が共演している。
- ちなみに『第2次Z再世篇』ではそれに因んだ会話がある。
脚注
- ↑ このメタルビースト出現時、ゲッターの出撃は隼人の命令で止められている。
- ↑ 集え!ゲッター線に導かれし者たち!!!「ゲッターロボ アーク」1~12話振り返り一挙放送【スタッフ運コメ参加!】、ニコニコ生放送、2021年10月3日。