AG

2015年8月21日 (金) 00:40時点におけるOchaochaocha3 (トーク | 投稿記録)による版 (→‎BGM: 曲名を修正)

AG(All Gathered)

DEMコーポレーションのエージェントロボ。「AGENT」(英語で「代理人」という意)の略でAGと呼ばれる。

新型試作機・ジェニオンのテスト中に発生した次元震により『第3次Z』の世界へジェニオン共々転移し、そこでジェニオンのマトリクスと接触し操縦者となったヒビキ・カミシロに、同機体のモニター(テストパイロット)を依頼する。「AGさん」など敬称を付けて呼ばれることを敬遠しており、呼び捨てにされることを好む(ただしスズネは例外)。

人の感情を元に生成される「Zチップ」を集めており、「Dトレーダー」では本懐である次元商人として強化パーツの売買も担当している。全体的なフォルムは三本指のマニピュレータを持つ、ずんぐりとした一昔前のロボット、といった風情。腹部に「A」「G」をあわせたエンブレムが施されている(Gの中にAが入れ込まれている)。

ロボットの割には表情が豊か(頭部のディスプレイに目と口が表示される)で、丁寧な口調ながらも飄々とした性格であり、パイロットにその名前をかけたダジャレを言ったり、女性陣にセクハラ行為を働こうとすることもする(本人曰く脈絡のない「ディメンションジョーク」)など非常に人間臭さが溢れている。その為か、女性陣に警戒されてしまう他、余計なことを言っては釘を刺されるか怒りを買うこともしばしば。ただし場の空気は読める方でもあり、落ち込んだキャラクターを励ましたり、将来を心配したりする一面もある。また戦死者が出るなどの状況ではトレーダーを自動営業にして大人しくしているなど、空気が読めないのではなくあえて読もうとしないだけなのだろう。また、一部パイロットへのエーストークでは「物理的ダメージを伴うツッコミ」を期待しているフシもある。なお、腐女子の話題にはついていけない模様。

Dトレーダーを訪れた様々な人物に「それでは今日も張り切って!」と振って「商売、商売!」と返してもらうのが恒例行事。Z-BLUEのメンバーでは新規加入メンバーの通過儀礼と化しているが、ヒビキだけは時獄戦役当初から拒否し続けており、一度もやったことがない。

一方で、「エーストーク」においてエースとなったパイロットの過去・未来はおろか、並行世界或いは本来の運命を見据えたかのような台詞を口にするなど、現時点ではその正体に関しては謎が多く、AG自身もよくわかっていないらしい。

不動ZENC.C.クレア特異点となったシャアなど、一部の面子はAGの「本質」について知っている節を時獄篇時点で見せていた。

何を知っていて、何を考えているのか今ひとつ掴めないキャラクターであるが、劇中の言動を見る限り「これまで」のことは概ね掴んでいるようだが「これから」のことはそれほど知らないらしい。

性格と名前から以前よりプレイヤーからはジ・エーデルとの関連があるのではないかと噂されていたが、その正体はあらゆる平行世界のジ・エーデル・ベルナルが高次元生命体への疑似真化の為にジエー・ベイベルの呼びかけに応じて集合した存在であり、AGの真の意味は「All Gathered(集合体)」。AGの姿はハリボテ(とはいってもフェイスモニターや輸送艦の制御を考えるとかなりの精密機械が入っていると思われる)で、その中に女の子の着ぐるみを被ったジエーが入っている。なお、全ての並行存在が融合しているわけではない。この事からもわかるがDEMコーポレーションのエージェントロボと言う肩書自体が虚構であり、さらに言えばDEM自体がジェニオンを開発する為にでっち上げた架空の企業である。

主人格を最も強い力を持つジエーが務めている為、良くも悪くも欲望に忠実であるが最終目的である御使いの打倒への意志は本物であり、エルガンが補佐を担当している影響で多元戦争の時よりは幾らか協調性はある。

先述したDトレーダーでの遣り取りは多元戦争でエーデル・ベルナルに対しても使用していたバインド・スペル(ただしエーデルの場合は創造された時点で刷り込まれていたのに対し、こちらは後天的なものである)で、自らが御使いの力に畏怖した時の保険としてZ-BLUEに仕掛けていたものであった(当然ながら仲間の怒りを買い戦闘後にタコ殴りにされている)。

超時空修復が果たされた後はアドヴェントと共に「消滅しようとする力」の余剰を抱え、満足げに因果地平の彼方へと去っていった。

登場作品と役柄

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
初登場作品。メインシナリオではオリジナルキャラとの絡みが中心だが、Dトレーダーの「トレーダーシナリオ」「エーストーク」では様々な版権キャラに対しパロディネタやメタネタを絡めた暴走ぶりを発揮している。基本的にはDトレーダーでの活躍がメインでシナリオそのものに直接関わる事は少なめ。
一方で世界観の真実を掴んでいるかのような意味深な言動も多く、単なるネタキャラに留まらない異様な存在感を見せている。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
今回も概ね同様。終盤で驚きの素性が明らかとなる。また、序盤でナムサクルートに行くと一時汎用輸送艦でパイロットとしても参戦してくる(ネタバレ防止のため声は無く、マシンボイス。なお、懐かしのF・F完結篇における人工知能のものが使われている)。ちなみにエースになった場合、しっかりエーストークもある。後半からはソーラリアンのサブパイロットとして登場。ここで正式に声優が公開される為、この時点でプレイヤーは正体を察した事だろう。
Dトレーダーでも相変わらずだが、多元戦争当初のセツコを知っていたり、ランドのことを内心「ダーリン」と呼んでいたりと、初代Zに関わっていたことを随所で示唆している。
前作でもあったが、全く無関係なアニメのネタをちょくちょく口走る。DLCにおいては、発売時点では未放映のアニメ(漫画原作)のネタと思われるセリフも。
前作で皆もあしらい方を覚えたのか、言いくるめられたり、反論を受けることが増えた。また、エーストークではサブパイロットや召還攻撃専門のパイロットも参加するようになった。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

全体的に可もなく不可もなく、といった感じ。防御と回避が若干高い。積極的に前に出すような能力値ではない上、ステージが限られているのでひたすら防御に徹するのが吉。

精神コマンド

第3次Z天獄篇
スポット参戦時
偵察分析根性
何ともらしいラインナップ。どんな状況でもトレーダーを営業するプロ「根性」は見事。偵察はともかく、残り2つは実用的な部類になるのでしっかり活用しよう。
ソーラリアンサブパイロット時
直感かく乱覚醒勇気
天獄篇には存在しない希望がかく乱に変わっている以外、主人格であるジエー(ジ・エーデル)と同じ。敵の攻撃が激しい今作では「かく乱」は有用。

特殊技能(特殊スキル)

第3次Z天獄篇
底力L9
技能はこれだけだが、いきなりL9。とはいえ、輸送艦は脆いので前には出さないように。

エースボーナス

命中率、回避率+10%
第3次Z天獄篇で採用。何とも地味なボーナス。元々前線に出るタイプではないのでこんなものだろう。

人間関係

ジ・エーデル・ベルナル
ジエー・ベイベル
主人格。UCWを混沌に包み込んでいた元凶。
エルガン・ローディック
AGの人格の1つとして統合された後は、上記のジエーの補佐を務める。
西条涼音
彼女の同乗によりジェニオンの力がより引き出されたことから、サブパイロットとなることを要請する。また彼女の敬称のみは許容している。
ヒビキ・カミシロ
ジェニオンのモニター。後に彼を中心とした「チームDEM」が結成される。
セツコ・オハラ
「悲しみの乙女」のリアクター。初対面時に早速セクハラを働いて怒らせてしまう。
ランド・トラビス
「傷だらけの獅子」のリアクター。エーストークではメンテを押し売りされる。
クロウ・ブルースト
「揺れる天秤」のリアクター。ランドやセツコに比べると好意的に見られており、ヒビキを復活させる際の荒療治にも乗ってくれた。
トライア・スコート
トライア曰く「共犯者」。時獄戦役では彼女に脅されて時空修復の際にZチップを出す事になった。
御使い
彼らの打倒こそがAGの最終目標であり、それを果たす為ならば悪魔になる事も厭わない。

他作品との人間関係

ガンダムシリーズ

エマ・シーン
第3次Z時獄篇の序盤にて彼女に髪型についての話題を振るも、無言で睨みつけられてしまう。
ハサウェイ・ノア
第3次Z時獄篇において『閃光のハサウェイ』にまつわる話題をちょくちょく振る。
トロワ・バートン
第3次Z時獄篇にて初対面時のトレーダーシナリオで謎のやり取りで分かり合っている。
エーストークではサーカスへの誘いに「ピエロ役をやれと?」と述べたところ「今やっているだろう?」と皮肉で返されている。
スメラギ・李・ノリエガ
第3次Z天獄篇では、ジェミニオン・レイ覚醒させる為に昏睡状態にあったヒビキを出撃させた事が原因で、彼女からZ-BLUE一同の怒りが込められた平手打ちをされる。
なお、AGにとってのスメラギは好意を寄せたり、彼女が独身である事や加齢している件を揶揄する等、絡みやすい相手であるようだ。
ティエリア・アーデ
第3次Z天獄篇では「ヴェーダの件で貸しが一つある」と述べている。これはAGの人格に混ざっているエルガンがヴェーダの緊急コード「CHRONO H」を彼に託しているから。
実際、ソレスタルビーイング号が袖付きに乗っ取られた際には、これが役に立った。

スーパー系

ブラックオックス
第3次Z時獄篇ではトロワ同様謎のやり取りを行っているが、彼の場合は声を出せないのでいまいち分からない。
エーストークでは(意図的に?)今回でない人物達の声の特徴を模したお祝いを行い本気で怯えさせた。
ロジャー・スミス
第3次Z時獄篇では本人すら知らない彼の本質とZ世界における使命、さらにはパラダイムシティにおける「システム」の存在と停止条件まで掴んでいた。
シュレード・エラン
第3次Z時獄篇ではエーストークにて「デクテットか、それ以上」と評される。ちなみに「デクテット」とは「十重奏」を意味する音楽用語。
サザンカ・ビアンカ
第3次Z時獄篇ではエーストークにて彼女の腐女子ぶりにドン引きしてしまう。
クレア・ドロセラ
第3次Z時獄篇では彼女のエーストークで本質を見抜かれている他、チョコドーナツと引き換えに聞き出した彼女の実年齢に絶句する。
ノノ
第3次Z天獄篇ではフェイスモニターをことごとく割られているため、恐れていたり、本気でキレたりする。
なお、本作のエンディングでは、彼女の最後の役割(残ったものを抱えて彼方へ消える)を実質AGが代わりに担当したことになる。

リアル系

レイス
第3次Z時獄篇第40話ミスリルルート「終わらないデイ・バイ・デイ」のトレーダーシナリオで変装していることを見破り、更にかなめ宗介の目の前で素顔を晒させている。 
ブールーズ・ゴウト
エクストラ商品の仕入元。

BGM

「見てらっしゃい!」
パイロットではないが、代名詞ともいえる曲であるため記載。自粛時以外のDトレーダーではこれが流れる。
ちなみに、ZでのバザーのBGMは「よってらっしゃい!」であり、意識したネーミングとなっている。
「PRIZON RUNNER」
天獄篇での汎用戦闘BGM。「BATTLE CHOIR」と違い、悲愴感をはらんだメロディックスピードメタル。

名(迷)台詞

戦闘台詞

「あなたとの腐れ縁も、そろそろ決着の時ですね!」
アサキム。これについてはプレイヤーも心底AGに同意であろう。
「アイラビュ~……行きますよ!」
汎用開始台詞の一つ。これを見たユーザーは恐らく一発で正体に気づいたはず。

シナリオ

「ノンノン。私のことはAGとお呼びください」
「ロボットであるワタシが敬称などつけられてはこそばゆくてたまりませんので」
時獄篇第2話「来たるニュー・プロブレム・ボーイ」のクリア後デモにて、自分を「AGさん」と敬称で呼んだキャシーに対して。
「ヒビキさん、改めて自己紹介なんですから無愛想、ムッツリ、野良犬の目、ぼっち、ネクラって評価をひっくり返すチャンスですよ」
時獄篇第3話「預けられた背中」の冒頭デモにて。
「では、ヒビキさん…。健やかなる時も、病める時も、喜びの時も、哀しみの時も、富める時も、貧しい時も…」
スズネ先生をパートナーと認め、これを敬い、これを慰め、これを助け、その生命ある限り、真心を尽くす事を誓いますか?」
時獄篇ボーナスシナリオ「教師とパートナー」のクリア後シナリオデモにて。
パートナーとの契約に必要らしいが、どう見ても結婚式の宣誓の問いかけである。しかも、ヒビキはそれをよく理解していなかったらしく、「あ、ああ…」と答えてしまっており、突っ込まない。
(必要な因子は揃いつつあるみたいですからね)
時獄篇ボーナスシナリオ「スズネ出撃」より。ジェニオン・ガイの2回目の起動に成功したことを受けて内心で呟くが、その意味は……?
「まずはダメージを、よりリアルに再現するために各シートには、電気ショック以外に拘束ベルト、全身の痛覚を押す針、熱風ヒーターを装備させます」
「ついでに罰ゲーム用に飛び出すシート、落ちてくる金タライとバケツ、四方八方から小麦粉が吹きかけられるシステムを…」
「更に決定的瞬間を激写するためのカメラシステムを搭載し、訓練終了後には皆様に記念フォトを無料配布して…」
時獄篇ボーナスシナリオ「エクストリーム・バトル」のクリア後シナリオデモにて。メンバーに無理やり電気ショック付き高難易度シミュレーターをプレイさせ、その後結果オーライでいい腕試しとなったとねぎらいの言葉を貰うも、そこで調子に乗って上記の迷言を吐いてしまい、結局ヒビキのお仕置きを受ける羽目に…。
「エントリーナンバー7! 獣の野性と水の清らかさが今、一つになる!」
時獄篇ボーナスシナリオ「強き事は美しき哉」にて、チームD&アクエリオンチームを紹介した際の前振り。
「おお…!ライセンス持ちのワンマンアーミーみたいですな!」
時獄篇第45話「暗黒の神ミケーネ」後の分岐シナリオでの発言。恐らく嘗てライセンサーの資格を持っていた男のことだと思われる。
「始まりましたね……」
(さて、ロジャー様……上手く行きますかな?)
パラダイムシティにて、一世一代のネゴシエイションに望むべくビッグ・オーを呼び出したロジャーを見て。
この時AGは艦を降りてシティで単独行動をしており、後のDトレーダーではスズネにこの時のことを聞かれて「ジェミニスを追っていた」と話しているが……。
「お見事です。ですが、宇宙は広い…あなた方が、これから出会うであろう敵は想像を絶する相手であることをお忘れなく」
(アンチスパイラル…そして、その先に待つ敵は手ごわいですよ)
時獄篇DLC「アルティメット・バトル」クリア時。天獄で待つ敵の存在を知るAG、その正体は…… ヒビキもこの直後に何かを感じたらしく、「俺達を裏切るような真似はしてくれるなよ」と釘をさしている。
「…こういった人知れぬ苦労がアムロ様を老け…じゃなくて老成させたのですね」
「ブライト様も対抗してヒゲなど生やされてもお似合いでしょうが、それは良くないフラグですな…」
天獄篇ボーナスシナリオ「新時代の扉」シナリオ終了時の語り。アムロの方は旧シリーズ並びにZシリーズのメタ発言で、ブライトの方は「閃光のハサウェイ」においてヒゲを生やしていた事に対するメタ発言である。[1]
「…丸っこいボディに暖色のカラーリング、加えて愛らしいつぶらな瞳… 女性の好む要素を集めて、ワタシのデザインも決まったと聞きますが、どうにもうまく魅力が伝わっていないようです…」 
天獄篇ボーナスシナリオ「目覚めるふもっふ」にて、シナリオ冒頭の語り。自身とボン太くんと比較しての発言だが、伝わらない原因を作っているのは他でもないAG自身である……。
「あいたた……やはり、スメラギ様の平手は効きますな」
天獄篇中盤、とある一件でスメラギに引っ叩かれてのリアクション。「やはり」という表現を使っているのはエルガンが破界事変終盤で平手打ちされた記憶を受けてのものだろう。その場に居合わせたティエリアの反応もあり、ここでAG=エルガン=ジ・エーデルと察したプレイヤーも少なくないのでは。
「・・・ギリギリまで頑張り、ギリギリまで踏ん張り、それでもどうにもならない時、人は救世主を求めます・・・」
DLC「獣と風」の回想にて。特撮の「ウルトラマンガイア」OPの歌詞である。「そんな時、ウルトラマンが欲しい」
「エントリーナンバー17! 薄幸キャラは根強い人気! 美しき悲劇のヒロイン! セツコ・オハラ&マリーダ・クルス!」
DLC「強きことは美しき哉II」にて、セツコ&マリーダペアの紹介。色々シャレにならないフレーズである。ちなみに二人とも宇宙世紀世界の出身。
「エントリーナンバー17! 最後を飾る二人です! 美しきヒロイン! 西条涼音&セツコ・オハラ!」
本編でマリーダが死亡している場合はこちら。
「はい! 一部男性陣の強烈な後押しで、この名を決めさせてもらいました」
で、「美しきヒロイン」のキャッチフレーズについて。「一部男性陣」が誰なのかは不明。
「ちょ!さすがにアーマーマグナムは無理ですって!」
AGの正体と悪行がばれて、制裁の締めとしてキリコがアーマーマグナムを構えたのを見て。
ここまでにヒビキ(ブーストアップ)・万丈・ロジャー・ノノ・ゼシカ・シルヴィア・ブレラ(最大出力)と怪力自慢達+αの殴打&タケルの衝撃波を大人しく喰らっているが、流石にアーマーマグナムは慌てている。この面子による制裁も相当なものだが。余談だがこの制裁に(本人はそのつもりはないだろうが)熱気バサラがいつものセリフとギターの演奏で参加している。多分、ダメージはなかったであろうが。
「あ…それはOKです。私…あのポジション、気に入ってましたんで」
タコ殴り後、桂からジ・エーデルとしての先入観なしで話せるよう着ぐるみを着続けるよう言われて。勝平から「全く反省してねえな!」と呆れられ、万丈からは「彼に、そういったものを求めても無駄という事だ」と諦められる。しかし逆に言うとAGが皆の中で自分なりに立ち位置を見出していたことが分かり、ジエー単独の時よりかは協調性があるという事実でもある。
「これです……これですよ!」
「自分が一番偉くて、一番正しいっていうこの態度! だからワタシはこいつらが嫌いなんです! 神だぁ!? そんな言葉を臆面もなく言えるような根性が許せないんですよ!!」
天獄篇最終話、至高神Zを誕生させて自らが新たな世界を創りあげようとする聖アドヴェントの宣言に対して。
実にジエーらしく、平和のために行動していたエルガンと比べるとしょうもない理由であるが、同時に御使いに対して全員が思っていた感情を代弁しているといえるだろう。ある意味では良くも悪くも人間のさまざまな感情を体現しているジ・エーデルらしい理念。
「悪魔、上等! お前を倒すためなら、何だってやってやるよ!」
上記のセリフに対してアドヴェントが「私に刃向う君は、悪魔として生きるがいい」と言った事への返答。Zシリーズ全体における「ジ・エーデル」というキャラが「神に刃向う悪魔」であった事を分かりやすく示しているといえる。
「ハハハハハ、アドヴェント! ここでお前は終わりだぁぁぁぁっ!!」
同じく天獄篇最終話にて。御使いの感情を統べ、神と化した聖アドヴェントの戦闘前台詞。全てをかなぐり捨てる勢いで迫っている。
他のソーラリアンのメンバーの台詞がシリアスな中、最後の締めがこれである。「悪魔、上等!」と言い切っただけはある悪役サイドの言いそうな台詞である。
「さようなら、ヒビキさん。皆様にも、よろしくお伝えください」
天獄篇エンディングにて。多元世界が終わる時、悪魔と言われた男はあまりにもありふれた別れの言葉を残し、神になろうとした男と共に因果地平の果てへと消えていった。

Dトレーダー

「それでは、今日も張り切って…商売、商売!」
決め台詞。シナリオによっては他のキャラクターが発言することもある。ご新規のキャラクターはほぼ例外なく、発言させられている。ちなみにヒビキだけは断固として拒否している。他のキャラクターが発言する場合は基本AGから振るのだが、逆に振られることも。
「いやはや、凄いもんですな、あのラムダ・ドライバは……」
「搭乗者の想いが力になるなんて、まさに夢のテクノロジー……」
「ジェニオンも、ヒビキさんの感情をダイレクトに力に変えられれば、もっと強くなるんでしょうな」
「戦うボーイ・ミーツ・ガール」のトレーダーにて。ラムダ・ドライバを見てジェニオンのパワーアップを空想するAGだったが、後になってこれが現実になろうとは……。
「しかし、女性の髪型を強制的にポニーテールにするとは恐ろしい男でしたね」
「なんでも聞いた話ではどんな髪型でも針金の接着剤で強引にポニーテールにしてしまうとか…そんなテクがあるなら、美容院に就職すればいいのに…。 イメチェンはしたいけど、頑固な髪質に悩む方の救世主になれたと思いますよ」
「ねえ、エマ中尉?」
時獄篇第9話「悲しみのビーストマン」クリア後での「トレーダーシナリオ」にて。そう言われたエマは怒りの形相でAGを睨みつけたそうな…。
「で、どこがどうして、ダルメシアンハイスクールの黒い悪魔がグロいオカマになったんです?」
時獄篇第9話「やりすぎのウォークライ」クリア後での「トレーダーシナリオ」にて。あんまりな発言にボビーはマジギレしてしまう。
「無限に広がる星々の海……ああ、宇宙の海は俺の海……男が船なら、女は港……」
時獄篇第9話クリア時、宇宙ルートを選んだ時のトレーダーにて。「キャプテンハーロック」ネタと、Wのトレイラー心得ネタである。
「まあ、こんなふうに面倒な制約があるのは自我を持ったロボットだけですが、人造人間の場合はどうなるんでしょうね」
「っと、この話はここまでにしましょう。下手なことをしゃべると握りつぶされてしまうかもしれませんからね」
「他人、そして自分」のトレーダーにて。旧劇場版におけるカヲルの最期のことである。ちなみに「面倒な制約」とはロボット三原則(持っていないロボットもいるが…)、「人造人間」とはEVAのこと。
「お望みでしたら、マイクロウェーブ受信式の大口径ビーム砲とかナノマシン散布システム旧世界のICBM弾なども手配しますが…」
時獄篇第11話「戦端」のトレーダーにて。まさかの今回リストラ組である。翠の地球に彼らがいる事を知っていたのだろうか?
「別名、亜空間ジョーク…。前フリも脈絡も伏線もなく、行き当たりばったりの適当なジョークです」
時獄篇第15話「終末を抱いた神話」クリア後のトレーダーシナリオにて。スズネとの会話にて特技(?)であるディメンションジョークを解説。。
「も、申し訳ありません! ワタシ…カトル様がブチギレ体質である事をすっかり忘れておりました!」
時獄篇第21話クリア後に同話で五飛カトルトロワカレン説得した場合に追加されるカトルとの会話で五飛の事を散々に貶して怒られた際の台詞。お詫びとして説得で得た200Zが部隊のストックに入ることになる。
その後、心中でスズネ先生と並んで要チェックされる事になる
AG「!」
トロワ「………」
AG「…?」
トロワ「…………」
AG「!?」
トロワ「……………」
AG「!?!?」
トロワ「………………」
AG「!!!!!!」
トロワ「…了解した」
AG「では…! 今日も張り切って…」
トロワ「商売、商売」
同話クリア後の「トレーダーシナリオ」にて。一体どういう会話をしていたのだろうか…。
AG「あ! チャンチャンコと下駄をリモコンで呼び寄せるつもりでしょ!」
「言っておきますけど、ワタシ…妖怪の類ではありませんからね!」
「自慢したけりゃすればいいじゃないですか!学校も試験もないからってキーッ!!」
ユノハ「訳のわからない事を言って、ジン君を困らせないでください!」
AG「で、出た! 西洋妖怪、透明人間! さあ、ジン様…早く毛針で!!」
時獄篇第22話ネオ・ジオン静観ルート終了後のDトレーダーにて、「何か隠し事があるのでは?」という台詞の後に。髪型繋がりで『ゲゲゲの鬼太郎』ネタ。
「オードリー様については、今後は要チェックですな……色々と試して見ねば……」
「あれもやってみねば、これもやってみねば……」
時獄篇23話「次代を担う者」/時獄篇24話「シャアの影」のトレーダーにて。完全なダジャレである。分かっていて言っているのであろうが。
心を交わした女性は自分を守るために死亡し、激戦の中、頼りになる先輩も、生意気な弟分も、憧れを抱いていたお姉さんキャラも全員戦死し……そして、最後には暑苦しいところで彗星がどうのこうのとか、言うようになったらと想像すると悲しくて悲しくて」
時獄篇第24話「シャアの影」でのトレーダーシナリオでカミーユに対して。今回のカミーユは劇場版だが、こう見るとテレビ版のカミーユがどれだけ過酷な境遇だったかがよくわかる。
「あ、この! サーバントロボのくせにエージェントロボに刃向かうつもりか!」
時獄篇第26話地上ルート終了後のトレーダーシナリオにて、マッキー正太郎グーラのどちらが好きかと詰め寄よった際、娘の危険を感じた敷島博士が放った08の抵抗を受けてのセリフ。
その後の博士とマッキーの会話を見るに、AGは哀れ08によって分解されてしまった模様…。
「…さすがのワタシも今日は自粛させていただきます。エースパイロットへの祝辞も次の機会に…Dトレーダーは営業していますので、御用の方は、どうぞ御自由に…」
時獄篇第27話終了後のDトレーダーシナリオより。ジンの死にAGもショックを受けており、Dトレーダー画面のBGMも「RAIN&TEAR」になっている(一度インターミッション画面に戻ってDトレーダー画面に入りなおすといつものBGMになるが)。
ここ以外でも、フィアナの死亡時やアスカの負傷離脱時などでも自粛する場面がある。
「その全てを見透かしたような目…! 大っ嫌いですぅ!」
時獄篇第28話終了後のDトレーダー画面より、不動の煙に巻くような言葉を聞いて、ミコノっぽく文句をたれる。が、「あまり似ていないな(by不動)」。
「何と、バラですか?」
「え…いや…そういう意味ではないのですが…」
時獄篇第31話終了後のトレーダーシナリオより。刹那シンより花(マリナのプレザーブドフラワー)を渡された事を聞いて放ったディメンションジョーク。
ここでAGが言った「バラ」とは腐女子が喜ぶアレな意味。…が、刹那には通じず「これがバラに見えるのか?」と真顔で返されてしまい、さすがのAGも気まずさを感じ言葉を詰まらせた。
「申し訳ありません。今日は出かけるところがありますので、お取引は手短にお願いします」
「というわけですので、呼び込みも省略させていただきます」
「今日も張り切って…商売!」
時獄篇第32話終了後のDトレーダー画面より。終盤の展開を見るに、どうもパラダイムシティの中に何か用事がある模様。システム起動時には「ジェミニスを追っていた」とスズネに話しているが、この時はどこに何の用事があったというのか。
「なあ、ジェニオン……お前とワタシもそれなりに長い付き合いだったけど、ワタシは全然、お前の事がわかってなかったんだな……あのジェミニアって機体とお前はどんな関係なんだよ……」
時獄篇第35話のトレーダーにて。天獄篇終盤では元からジェミニアのスフィアを奪うためにジェニオンを開発したとAG自身が発言しているため、所謂「自演」の一コマである(半分メタの領域にいるためか、トレーダーではユーザー含め必ず誰かに話しかけている)。
「いえいえ、これはネオ・ジオンのならわしのようなものです」
「あの方はネオ・ジオンの若年層に絶大な人気を誇り、このように呼ばれているそうです」
時獄篇第37話「フィフス・ルナ攻防戦」のトレーダーにて、「ハマーン様」呼びをミコットに突っ込まれての返し。ガンダムファンの間では有名な通称である。
「では、迷えるバナージ様にフル・フロンタルとシャア・アズナブルの分かりやすい判別方法を教えます」
袖付きの軍人がフル・フロンタルで袖なしの軍服がクワトロ大尉……シャア・アズナブルです」
「袖付きがフル・フロンタルで、袖なしがシャア・アズナブル。これでもう間違えませんね」
時獄篇第37話「フィフス・ルナ攻防戦」でZチップボーナスを獲得した場合のバナージとの会話にて。シャアが袖なしの軍服を着ていたのはエゥーゴ時代である。
「どうです、お味は? 炎のにおいが染みついて、むせたりします?」
ミスリルルート第38話「心奥」でのトレーダーシナリオでキリコにコーヒーの味の感想を求める際の台詞。無論、炎のさだめの歌詞ネタである。
「なるほど腐った縁ですか…。では、サザンカ様にお二人の関係をお知らせしましょう」
時獄篇第40話「ラプラスの遺骸」でのトレーダーシナリオにおいて、アムロが自分とシャアの関係を「腐れ縁」と評したのを受けて。そういう意味じゃない。
「着ぐるみ……男のロマンですな……」
ボン太くん入手時のトレーダーにて。男のロマンかはさておき、AGもまた着ぐるみである。
「だいたい、オードリー様にはバナージ様がいるんです。リディ様はナイト気取りでしたけど、下手すればピエロですよ」
「残された時間」でミヒロを慰めようとして。なのだろうが、当のリディはピエロどころか完全にダークサイドへと堕ちてしまった。
「低い身長にムチムチぶり…ワタシ達って似てると思いません?」
で、ミヒロに対して。ミヒロはそうは思っていないようだったが。
(ジェニオン・ガイでも奴には勝てない……そして、あのアドヴェントでも駄目……その絶望がヒビキさんを襲う……だが、それが強まると同時に全く相反するもの……希望を見出そうとする……それが、いつかきっとヒビキさんを高みに押し上げる)
(頑張ってくださいね、ヒビキさん。あなたとスズネ先生はワタシにとっても希望なのですから……)
時獄篇第48話日本・凍結ルート「再来する絶望」でZチップボーナスの条件を満たした場合。超えられない壁を前にした絶望と、それを押しのけようとする希望。その相反する感情がいずれ、ヒビキを高みへと押し上げていく。それは……。
「貧乳好きになるんですか? それともサザンカ様の趣味の世界に…」
時獄篇第49話でアンディの決意を聞いて。
AG「え…! その図体で格納庫に居座るんですか?」
ゼウス「何か言ったか?」
AG「いえいえ! 偏平足だなんて言ってません!」
時獄篇ifルート第54話のトレーダーシナリオにて、ゼウス神が顔を出した際の失言。
偏平足云々は『タイムボカンシリーズ ヤットデタマン』の大巨神が元ネタ。神様繋がりのネタなのだろうか?
「だから何だって言うんです? ジェミニスの事情なんて知ったこっちゃないですよ。あいつらは卑怯な手段で地球に戦争を引き起こした下衆野郎なんですから」
「それだけじゃありません。ヒビキさんにとっては家族の仇です。そんな相手に下手に同情心など見せれば、死ぬのはあなたとヒビキさんなんですよ」
(そうです、スズネ先生……ジェニオンはジェミニアを倒さなければいけないんです)
その続きのスズネとの会話にて。傍から見ても分かるほど強引に軌道修正をかけている。
「くれぐれもお気を付けて。これからのハサウェイ様の行動は、ご家族の運命さえも左右するでしょうから」
ハサウェイに対して。一応は彼の行く末を心配しているようだが、どこか彼の選ぶ事になる「選択」に、期待しているかの様にも聞こえる…。
「カツ様も随分とご立派になられましたね」
「今のカツ様なら、調子に乗りすぎて前方不注意で激突なんて事はなさそうです」
時獄篇第56話のDトレーダーにて。原作でのカツは小惑星に衝突したことで死亡している。
「やっぱり綺麗な光だ……」
時獄篇第57話のトレーダーにて。この時見ていたのはサイコ・フレームによる「人の心の光」であるが……。なおこの過程で、トライア・スコートからの要請で(AG曰く「脅された」)Zチップを大気中に大量に散布しており、ある意味AGにとっては「対価」ともいえなくもない。
「でも、良かったですよ。ハサウェイ様がクェス様を取り戻したことで、ブライト様にとっても最悪の未来を回避できて」
「とりあえず、ハサウェイ様の喜びのZチップ、200Zは部隊のストックに足しておきます」
「さて、フル・フロンタルのいう正しい歴史から外れて、世界はどこへ向かうのでしょうね……」
時獄篇第57話クリア時にクェスが参戦している場合。案の定と言うか「閃光のハサウェイ」の顛末を知っていたらしい。
「似すぎたものは反発しあう……そして、マーズとマーグ……」
時獄篇第58話のトレーダーシナリオにて、ギミーダリーから「いがみ合う双子」という名前はどうにかならないのか、と言われての意味深な呟き。Zの世界観においてマーグマーズは「相反する二つを繋ぐ闇と光の双子」という立ち位置にあるが、こっちは普通に仲良しである。
「似すぎたものは反発する」というのはむしろ本編のヒビキガドライトジェニオン・ガイジェミニアにも言えることである。
「キタン様……貴方の雄姿をワタシは忘れません……そして、あなたの生命の最期の輝きが生んだ1000ZのZチップ……きっと、いつかこれが世界を救うでしょう」
「ですが、ワタシ以外の皆様は貴方のことを忘れてしまうかも知れません……それがアンチスパイラルの作り出す永遠、多元宇宙迷宮なのです」
時獄篇第59話のトレーダーに入った際。並行世界の同一人物の全てが融合したAGは「可能性の分岐」に陥る事がそもそも無いので、平然としている。
「……さすがにマズいですね、コレは。とてもエースパイロットのお祝いどころではありません」
「多元宇宙迷宮……残念ですが、これで終わりかも知れません」
「もし、そうなったとしたら、ワタシが貯めたZチップも全て無駄になってしまいますが……ま、そうなった時は、そうなった時です! では、最後の一人になっても張り切って……商売、商売!」
時獄篇第59話のトレーダーにて。相変わらずマイペース。
「お疲れ様です、皆さん。まずは第一段階をクリアってところですね」
「皆様の健闘をたたえると同時に、今後の戦いへのエールを贈らせていただきます」
「とりあえず、時の牢獄が完全に破壊されてからが本番でしょうね……」
時獄篇最終話のトレーダーにて。
「きーっ!!さっきまでヒビキ様を励ますつもりだったのに一気に怒りが爆発です! このままではワタシの方がスフィアの力を引き出しそうです!」
天獄篇第5話翠の地球ルートのDトレーダーにて。頑なに決め台詞を拒否するヒビキに対して。この拒否が終盤でヒビキに思わぬ危機を齎す事となる…。
「き――――っ!! こ、これ程までに屈辱的なCMはDトレーダー史上初めてですぅぅぅぅ!!」
天獄篇第5話蒼の地球・日本ルートのDトレーダーにて、目の前で惚気けっぷりを見せつけるゼクスノインに対して。
「ギレン・ザビの演説に切れてモニターを素手で叩き割ったり……パツキンさんとシクヨロやったりしていた頃のアムロ様はどこに行ったんですか?」
「こ、これは失礼しました! ワタシ、色々と勘違いをしておりました」
「先ほどの発言は忘れてください! ビーム・バズーカの直撃なんてありませんから!」
天獄篇第9話北米ルート「ジオンの未来」のトレーダーにて、アムロとの会話より。全て別媒体ネタ。ちなみにアムロは大狼狽であった。
「ワタシの入手した情報によりますと、本日戦った宇宙怪獣はツインテール級というそうです」
「この前は巨大なエビと戦って、今日はツインテールと戦って………ワタシのグルメセンサーが何かに反応しましたが、答えが出せません」
翠の地球ルート第9話「戦いの大地」のトレーダーにて。元ネタは「帰ってきたウルトラマン」に登場する、エビの味がする怪獣「ツインテール」。本家Wikiにも乗っているほど有名なネタである。ちなみにあの作品でもこのネタがあった。
「だ、大丈夫ですよ! 2000ミリ砲やテラビームライフルや斬国刀なんてつけたりしませんから!」
翠の地球ルート第10話「蠍の毒、蝶の毒」のトレーダーでランドとの会話にて。ジエーも多元戦争当時、同じような武装をガンレオンにつけようとしていた。
「さすがに今回はヤバいです! 時空震動に巻き込まれたとかそういう超常的な事ではなく、純粋に戦争としてヤバいです!!」
第15話「決戦!ラース・バビロン!」のトレーダーにて。AGをしてここまで言わしめる辺りに状況の深刻さが伺える。
「ワタシが考える神とは、ワタシを助ける存在ではありません」
「神とは人知を超えた力を持つ者。つまり、人間の存在など露ほども気にしない……きっと彼らは己の目的のためには我々の運命など平気で歪めて来るでしょう」
天獄篇第18話ナムサクルート「孤影」のトレーダーにて、キリコに「神とは何だ?」と尋ねられて。ワイズマンという前例もある。
「いえいえ。今後は破嵐財閥とも良き関係を築きたいと思いまして…」
「これは失礼…! ワタシ…少しピントがズレていたようです」
天獄篇第22話「マーズ・コンタクト」or「再会の火の星」のトレーダーにて、万丈との会話より。Zシリーズの世界に破嵐財閥は存在しない。
「…AG語録その36! 考えても仕方の無い事は考えない!」
天獄篇第25話「特異点の使命」のトレーダーにて。かつての語録27「約束は破るためにある」と比べれば一理ある主張…かもしれない。
「そういう意味ではありません。某書房の書籍によりますと、人間というものは闘気による威圧感で自身を巨大に見せることも出来ますから」
天獄篇第28話残されの海ルート「翠の海の明日」のトレーダーにて、レドとの会話より。前半は『魁!男塾』の民明書房の事、後半は男塾三号生筆頭・大豪院邪鬼ネタである。

エーストーク

「ハッピー・エースパイロット! おめでとうございます、○○○様!」
「エーストーク」での台詞。「~○○○様」の部分はエースとなったパイロットの名前が入っている。ちなみにバサラの場合は「エースロッカー」に変更されている。また、テッサは「テッサ様」が呼びにくい為、テッサたまを経てテッサたんと呼ぼうとしたが全力で拒否られる。
これはテッサが多大なトラウマを植えつけられた「上層部のエロ爺ィ共」に「テッサたん」と呼ばれている為。
「いいでしょう。その言葉……いつか確かめさせてもらいますからね」
ヒビキのエーストークの〆。「誰にも負けないパイロットになる」というヒビキの決意表明にこう返したが、果たしてこれはどのような形になるのか。味方か、それとも……。
「いえいえ、ワタシも言い過ぎました。お詫びにご自慢のパイルバンカーを磨いておきます」
「もしかしたら、あれが人類の危機を救う鍵になる世界もあるかもしれませんしね」
シャッコのエーストークにて。シリーズファンからは賛否両論の『蒼の騎士ベルゼルガ』ネタである。
「柿小路様の偉業達成をお祝いして、これから郁絵様が出撃の度におやつを量産すると張り切っておられましたよ」
柿小路のエーストークにて。エースボーナスのことである。しかし、プレイヤーの攻略スタイルによっては、AGはそのおやつを高値で大量に売りつけられることになる……
(残念。エネルギー衝撃波による激しいツッコミを期待していたんですが……ま、この優しさがタケル様の魅力なんでしょうけどね)
タケルのエーストークにて。こういう「自身への攻撃的リアクション」を期待する辺り、流石ジ・エーデルではある。そして上述の通り、正体がバレた際にはきっちり「激しいツッコミ」を喰らうことになる。
「この際ですから『ファー様』とお呼びしてもよろしいでしょうか?」
ファのエーストークにて。漫画『神聖モテモテ王国』ネタだが、一発で分かる人はいるのだろうか?また、この台詞の後の豚カツも同じネタである。
「いくら伝説の白き流星でも同時に複数を相手にするのは無理ってもんです」
「3分で12機とか、数を誇るのは若い時だけにしてくださいね」
アムロのエーストークにて。初代「ガンダム」ネタだが、台詞の意味については……お察しということで。
「こうしてクェス様をお迎えすることが出来て、ワタクシ、嬉しく思います」
「いえいえ、あなたは……正確にはどこかの世界のあなたは、ある家族の未来に重要な意味を持っていたんです」
「一歩間違えば、それはこちらの世界にも影響を及ぼし、とんでもない悲劇を招くことにも……」
正式加入後のクェスのエーストークにて。
なお2周目以降で彼女がエースになった場合、マリーダギュネイと同じタイミングで見ると同盟時のものが優先されるため、こちらを見たければ彼女の加入する時獄篇第42話~時獄篇第43話、時獄篇第45話と時獄篇第46話メリダ島ルートの間はトレーダーに入らないように。
ギュネイ「俺が、この部隊にいるのは一時の間だ。そんなことをする必要はない」
AG「果たして、将来的にもそうですかね……?」
ギュネイのエーストークにて。天獄篇では実際に条件によってZ-BLUEに改めて参加する。
「あ…やっぱり、スルーですか」
「ま…招待状を破り捨てられるよりはマシですけどね」
ヒイロとのエーストークにて。実際に原作や破界篇でやっており、破り捨てた本人も後から気にしている。
(よかった…。『お前を殺す』とか言われなくて)
(と言っても、ヒイロ様のあの台詞は生き残るフラグだという噂もありますけどね)
同じくヒイロとのエーストークにて。とんでもないメタ発言だが、過去作品では普通に死亡フラグだったこともある。
「そうそう。愛する仲間のために、これからも頑張ってくださいね、五飛様」
(もう一人で抱え込んで敵に回るなんて面倒事は勘弁してくださいね)
五飛とのエーストークにて。Lでもデュオが「これで一体何度目だ?」と言っていたのと同様に、メタなツッコミである。
「アカフクですか…。つまり、おモチというわけですね」
「受け継がれる伝統というものがあるのですね…。ですが、ちょっと甘いですな。特にアンコ…」
シンとのエーストークにて。ここで言うアカフクとは三重県伊勢市にある老舗和菓子屋『赤福』の和菓子商品『赤福餅』の事であり、会話ではシンが直前に言った赤服と(わざと?)勘違いしたAGと微妙にズレた会話が行われた
(あなたのその優しい心があれば、きっとこの後、ぶち当たる高い壁も乗り越えていけると思いますよ)
キラとのエーストークにて。AGはプラントを覆っている暗雲の正体を知っているのだろうか?
(どうにも妹持ちで仮面をかぶる人というのは思考様式が似ているようですね)
(ゼクス様も、あの人も、あの人も、いつか笑顔で再会できるといいですね…)
ゼクスとのエーストークにて。祝辞の後の心の台詞。ゼクスのみならず、他の妹を持つキャラ達が妹と再会できることを願っている様子。続編のEDではゼクスのみ妹と再会している。
「あなたとハレルヤ様の関係はワタシにとっても非常に興味深いものですしね」
「でも、この話題は、これ以上続けても荒れるや。 こういう時は別の話題に流した方が、不穏な空気も晴れるや」
アレルヤとのエーストークにて。アレルヤとハレルヤの名前を交えたダジャレにハレルヤから「つまんねえシャレ、いってんじゃねえよ!」と言われたそうな。
「一つだけ、ご忠告を…。どのような状況でも、それを変えるのは本人の意志です」
時獄篇第49話以降のリディとのエーストークにて。引き継ぎを考えればほぼ1~2周目限定。
「なるほど。まさに母は強しというやつですな」
カナリアとのエーストークにて。本作の子供を持つ女性パイロットは彼女だけ(戦艦クルーならレイアムもいるが)。このときAGの脳裏に浮かんでいたのは、かつて多元戦争の途中で妊娠した艦長だったのだろうか。
「仮面の下で邪悪な笑いを浮かべていると思いますが、『己の欲せざるところ、人に行うことなかれ』ですよ」
「まあ、そういうイジワルなゼロ様を私はリスペクトしているんですけどね」
ゼロのエーストークにて。初代Zに出て来た黒のカリスマは確かに似たような姿をしていたが……。
「あ、では、ワタシも『A.G.』に改名しましょうか?」
C.C.とのエーストークにて。C.C.より自分らは「似たもの同士」と述べられた際の台詞。
「AGENT」の略と言っているので、上記台詞のあとC.C.には「それでは意味が無い」と返されているが、前述の通りAGの本来の意味はイニシャルなのでピリオド区切りで間違ってない。
「…! マジですか!?」
クレアとのエーストークにて、チョコドーナツと引き換えに聞き出した彼女の実年齢に絶句して。
「あ! 何ですか、それ! リアルが充実してるから、バーチャルな世界はもうケッコーってことですか!」
「ああ、もういいですよ! せっかくフラグをへし折って生き延びたんですから、今を楽しんでください、プンだ!」
ジンのエーストークにて。盛大なメタ発言の上に大人げない。
「どうです? まさか、ドブ以下の匂いがプンプンするなんて言わないでしょうね?」
カグラのエーストークにて。フレーズ自体の元ネタは『ジョジョの奇妙な冒険』だが、破界篇アポロサーシェスに対して同じようなことを言っているのがポイント。
またカグラの反応は「よくわからない匂いがする…。」となっているが、AGの正体がジ・エーデルの集合体なのを考えれば納得の理由である。
「そうですな…。…脱ムッツリの具合を聞かれたら…」
「バッチリ、ガッツリ、ムッチリOK!…ってな返しはどうでしょうか?」
「更にポーズも決めましょう!バッチリで大股開き、ガッツリで力こぶ、ムッチリでちんぴょろすぽ~んを!」
天獄篇におけるヒビキのエーストークにて。ヒビキの脱ムッツリのために提案したギャグ。
因みに「ちんぴょろすぽ~ん」とは、漫画『サルでも描けるまんが教室』の原作者の一人・竹熊健太郎氏が同作中で考案したギャグポーズのこと。
(この押しの強さ……さすがはザ・ヒートというべきですか……)
(どうにもワタシ……ダーリンには弱いようです)
天獄篇ランドのエーストークにて、メンテを押し売りされて。ランドを「ダーリン」と呼ぶのは言うまでも無く主人格であるジエーの影響。
「いやはや…辛酸ですか…。まさにピッタリの名前ですな」
「そんなこと言わないでくださいよ、辛酸。一緒に世の中のつらい事を味わいましょうよ」
天獄篇シンのエーストークにて。「様」つけで呼ばれることを敬遠するシンに対し「シンさん」ならどうかと提案し、好感触を得た所へこう畳み掛ける。
「ワタシは……これを恐れていたんですよ……」
天獄篇ノノのエーストークにて、ノノにフェイスモニターを割られた直後の発言。
「……やっぱり、自分で自分を祝うというのは寂しいですな……」
「ですが、挫けません! この限られた時間でエースに上り詰めた自分を褒めてあげることにします!」
天獄篇・宗介救出ルートでAGがエースになった場合のエーストークにて。AGが撃墜数を稼げるのは第17話から第23話までの間のみであり、しかもパイロット登録は第23話クリア時に消えるので、実質5ステージしか使えない。これを見るには相当な苦労が必要になるだろう。
AG「頼れる大巨神!偏平足!」
ゼウス「!」
AG「あわわ…ヘンペーソクとは若者の言葉で最高の戦士という意味です!」
ゼウス「そうか…。なら、いいだろう」
AG(危ない、危ない…。どうして、この手の神様系は偏平足という言葉に過剰に反応するのでしょうね…)
天獄篇におけるゼウス神のエーストークにて。時獄篇に続いての『ヤットデタマン』ネタだが「この手の神様系」と言うあたり、タイムボカンの世界にもジ・エーデルが存在していたのだろうか…?
「ありがとうございます! ワタシ、これを待っていたんです!」
「いや~ゼシカ様の衝撃力はサイコーですな!」
天獄篇ゼシカのエーストークにて、彼女に鉄拳制裁を食らった時の反応。
(い、いかん……さらに言っていることがわからなくなって来た……)
天獄篇シュレードのエーストークにて。相変わらず音楽用語で畳み掛けるシュレードの会話内容はAGならずとも一見ではわからないだろう。
(いかん……真面目にやりすぎて『あなたの罪はバンシィに値する』のネタが言えなかった……)
天獄篇リディのエーストークにて。

脚注

  1. ちなみにベルトーチカ・チルドレンの時点でヒゲを生やしていた。

余談

  • 丸っこいように見える外見から2014年1月から放送されたアニメ『スペース☆ダンディ』の掃除機ロボ「QT」に似ているとしばしば指摘されているが、AGは手足が生えている。着ぐるみと言ったほうがいいか。この指摘は、全身絵が発表される前に会話のグラフィックだけを見てのものも多いと思われる。