ファ・ユイリィ
ファ・ユイリィ(Fa Yuiry)
- 登場作品:ガンダムシリーズ
- 声優
- 松岡ミユキ(TV版、ガンダムΖΖ)
- 新井里美(劇場版)
- 岩居由希子(GGENERATIONシリーズ代役)
- 種族:地球人(中国系)
- 性別:女
- 所属:エゥーゴ
- 階級:軍曹
- 生年月日:宇宙世紀0070年
- 年齢:17歳
- 出身:グリーン・ノア1(グリーンオアシス)
- キャラクターデザイン:安彦良和
機動戦士Ζガンダム
グリーンノア1に住んでいた、中国系の17歳の美少女。名前を漢字で表記すると「花園麗」。ガンダムシリーズでは珍しく、名字でのみ呼ばれる。
隣に住むカミーユの幼馴染みで共に同じハイスクールに通う親友。しかし、どういうわけかいつも喧嘩ばかりしている。ガンダムMk-IIを強奪したカミーユと知り合いだった為、両親がティターンズに捕らえられてしまうが、彼女自身はブライト・ノア中佐に助けられ、難民としてカミーユのいるアーガマにやってくる。
その後は、アーガマでモビルスーツパイロットの訓練を受け、エゥーゴの一員としてグリプス戦役を戦い抜いた。その一方でシンタとクムの母親代わりも務めている。
乗機は主にメタスだが、リック・ディアスやネモといった機体に搭乗する事もある。
なお、劇場版で声優が交代したのは、元々舞台女優であった松岡ミユキ氏が声優業を引退していたため。
機動戦士ガンダムΖΖ
カミーユが精神崩壊した後も彼の介護をしつつ、人材不足であるエゥーゴのMSパイロットとして戦っていたが、第9話にて戦線離脱。この頃になると、グリプス戦役の頃の未熟さは消え、かなり凛々しくなっていた。しかし、すぐにジュドーに手を上げてしまうところなど、今は亡き上官のエマに似てきた。以後は入院したカミーユに付き添う事になり、後半にてダブリンでジュドーとブライトに再会している。
最終回では回復したカミーユと共に海岸を走り回っている姿が公式での最後の場面で、その後は不明であるが、おそらくはカミーユに付き添ったと思われる。
漫画『機動戦士ガンダム ムーンクライシス』(SRW未参戦)ではファは看護師となり、医者になったカミーユと共に月で暮らしていた。
スパロボシリーズにおいて
Zガンダム本編がシナリオに直接関わらずとも、カミーユが登場すれば同伴していない事の方が稀なため、ガンダムシリーズの女性キャラではトップクラスの参戦回数を誇る。似たような立場にある弓さやかと並ぶ補助系パイロットである。
能力が低めな分、SPや精神コマンドに優れていることが多いが、能力値の高いガンダム系ヒロインがいるとお株を奪われてしまうことも。
原作では叶わなかったフォウとの競演が実現しており、修羅場寸前になることもしばしば。また、カミーユの女絡み(特にフォウ)に関してヤキモチをやいたファにはブライトやヘンケンですら頭が上がらないことも。
余談ではあるが、マシュマーやジョルジュなど、騎士道を重んじる人間から好印象を持たれる事が多い。
また、作品にもよるが、部隊のオペレーターを務めたり、カミーユが過去に精神崩壊している場合は彼よりも参入が早いという展開もある。
登場作品と役柄
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦
- 人員が足りないためか、ホワイトベースのオペレーター的な役割もしている。そのため、途中で過労で倒れてしまうイベントがある。また、ヘンケン・ベッケナーがフォウのことをカミーユの恋人と言った際には、激怒している。
- 第3次スーパーロボット大戦
- 当初はレコア・ロンドとともに第8艦隊にいたが、部隊の壊滅でロンド・ベル所属となる。幸運があり、友情や愛等の補助系コマンドを覚えるのが強みであるが、攻撃力が低いのでメタス一択となる。
- スーパーロボット大戦EX
- リューネの章で仲間になる。胞子の谷ではカミーユがフォウの寝言を言ったために激怒している。
- 第4次スーパーロボット大戦
- 1話目から参戦。精神コマンドでは信頼や激励等を覚え、レベルアップによりニュータイプ技能を習得する。たまにオペレーターもしている。
- EDでは、医師免許を取得するべく軍を辞退し、勉強に励んでいる。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- 2話目から参戦。2回行動可能レベルが第4次のときより少し高くなってしまった。
- 第2次スーパーロボット大戦G
- 序盤に加入。幸運があるため育てやすい。
- スーパーロボット大戦F
- 今回から声(松岡氏による)が入った。幸運持ちだが、他に比べると習得レベルが比較的高い上攻撃力も低いので、少々扱いづらい。メタスで修理すると経験値が入るようになったので、他の宇宙世紀パイロットに乗り回されて乗機が不定になりがちだが、完結編含めてデフォルトパイロットではある。
- スーパーロボット大戦F完結編
- EXや第4次に比べると2回行動可能になるのが極端に遅い。
- スーパーロボット大戦コンプリートボックス
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- シナリオ「サイン・オブ・ゼータ」で増援で登場し、そのまま仲間になる。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
- 第1話から登場。グリプス戦役が終わった後、ティターンズとの戦いで傷つき地球で療養していたカミーユの付き添いで来て、看病の末ようやくカミーユが回復し始めたところで、ジャブローの施設にカミーユが送られてしまい、ファは日本の極東支部に転属になったという設定。メタスに乗っている。
- 開始時点で幸運持ちは彼女のみなので、資金重視の人は無理にでも戦闘せざるを得ない。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
- 味方が多いので安心して修理に徹することが出来る…出撃枠があれば。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 第1話から登場。メタスに乗っている。リメイク前以上に修理が重要。
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- 第1話から登場。メタスに乗っている。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 原作と同じ経緯で参加。カミーユの精神崩壊イベントでDVEがある。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 前作のバルマー戦役終結後、プリベンターに参加した、カミーユやフォウと離れ、月にあるマオ・インダストリーの社長を勤めるリン・マオの元で、ニナらと一緒にイージス計画の手伝いをしていたが、オペレーション・メテオを実行してマリーメイア軍が月に攻めてきた時に、助けに来たカミーユ達と戦う事を決意してマオ・インダストリーを離れ、プリベンターに参加。
- 今回はついにカミーユ・フォウとの三角関係が修羅場に陥る。ただ、どちらかといえば、ファがやや嫉妬を抱いており、それを感じたフォウが一歩身を退いた感じになっている。EDでは、カミーユと共に故郷のサイド7へと帰っていった。
- 今回から幸運が祝福に変わった他、期待までも覚えるようになったため、補助系としてはセニアに次ぐ有力候補。ホワイトアークやスーパーガンダムのGディフェンサー側など、安心してレベル上げが出来る環境があるのも大きい。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- いつも通り補助系の精神が豊富なので、小隊員として使える。乗機はメタスのほか、メガライダーやリ・ガズィ(BWS)あたりもお薦め。戦闘用の精神コマンドが「集中」しかないので、小隊長としては使い物にならないので、パーツスロットの多い小隊員機向けの機体に乗せて、小隊員に徹する運用がベター。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 第2次αと同じ。シナリオ的には、リアル系主人公を選ぶと出番が早い。ただし、クォヴレーとセレーナでは、正反対の展開となる。
- 全ての戦いが終わった後は、フォン・ブラウンの学校に入学しカツやフォウと共に学生となった。将来は看護士になるべく看護関係の勉強に勤しんでいる。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 劇場版設定で登場。声優も『A PORTABLE』に引き続き新井里美氏。第33話でメタスに乗って参戦する。フォウ生存時は修羅場に突入…かと思いきや、フォウから「カミーユの友達なら私の友達」と言われ、意外にすんなりと受け入れている。
- 精神コマンドは複合支援の希望を使用できるが、それ以外は目立ったサポート系の精神コマンドを覚えず、希望を覚えるまでは加速を担当する事になるだろう。初めて、対ラスボス用の戦闘台詞が入った。
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 中盤でカミーユ、DESTINYメンバーと共に初登場する。しかし、初登場ステージと自己紹介くらいしか会話に出てこない。期待を持ち修理育成が出来るので祝福・応援要員を補助できる。
- EDではトレーズの計らいでカミーユ、シン、キラ、アスラン、ルナマリアと共にOZに加入する。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- はじめはOZに所属していたが、カミーユ、シン、ルナマリアと共にOZを離脱。主人公側の部隊に参加している。運用は前作と変わらない。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 序盤から加入する。加速と努力を持つ典型的サブ要員。パイロットとしては残念ながらカツ以下だが、エースボーナスで消費SPが-5されるのでたまには撃墜数を稼ごう。NTレベルの上昇が異様に遅いのが問題。
- 本作ではカミーユが「逆シャア」や「UC」関連の原作再現にからんだり、ボランティア部の活動に付き合ったりと出番が多く、それに付き合うために本人も比較的会話シーンの出番が多め。入浴時の別グラフィックがある。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- リアル系主人公の場合は第2話から登場。ロンド・ベル隊に補充要員として合流しようとしていたが、難民船アイダホに遭遇しその護衛に就いていた。その後ギガノス軍にアイダホと共に捕えられるが、救出に来たDチームやリアル系主人公と共に脱出しロンド・ベル隊に合流する。スーパー系主人公の場合は、ロンド・ベル隊の一員として第4話から登場。
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
- グラフィックはTV版のものだが、SC2の発売から半年後に発売をした為か、声優が劇場版の新井里美氏に変更された。MXで没になったカットインが日の目を見た。新井氏は当作品がスパロボ初参加である。
- スーパーロボット大戦R
- 過去の世界で登場。序盤からフリーデンに同行して、行方不明になったカミーユを探していた。第20話では彼女もニュータイプとして連れて行かれるので、出撃不可となるので注意。
- ちなみに、フォートセバーンルート第16話では、アムロとティファはカリスに連れ去られるのに、彼女は何故か連れ去られなかった。ニュータイプの能力が低いから、カリスには分からなかったのだろうか。
- スーパーロボット大戦D
- ZZ終了後の設定。月でカミーユと共に暮らしており、宇宙ルート第4話から参戦。フォウがすでに死亡しているにも関わらず、カミーユがフォウフォウ言いまくるため、会話シーンでの出番は少なめ。エンジェル・ハイロゥのイベントでは、レコアでもアポリーでもなく、カミーユ崩壊時の記憶を蘇らせた。
- 最終決戦前には、フォウへの心残りを振り切ったカミーユと胸の内を明かし、互いの気持ちを再確認し、決戦に臨む。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- リアル系主人公だと序盤はメタスにルー・ルカが搭乗しており、ファは中盤に入りかかる頃でパイロット登録される。スーパー系主人公だと中盤に入りかかる頃でカミーユと共に参戦。このとき既にガンダムMk-IIを入手していると、ファのメタスにカミーユが同乗している事になる。取得するコマンドの関係上、ややアイナ・サハリンに出番を奪われがち。今回、ルートによりメタスはメタス改に変わるので、そちらに乗せた方が得策。
- スーパーロボット大戦MX
- 今回は非戦闘キャラ。戦いに赴くカミーユを見送る役。一応、ROMにはファの戦闘時のデータも存在している。チートで使用してみるとわかるが、松岡氏の新録ボイス・新作画カットイン・フィンファンネル専用台詞など完備されており、開発段階では自軍参入する可能性もあったと思われる。
- 今回はフォウが原作通り過去戦死したことになっており、EDではカミーユから「大尉が用意してくれた部屋で一緒に暮らそう」と誘われるなど、歴代スパロボ作品でもカミーユとの関係が極めて良好と言える。
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- 中盤以降にホワイトベースに乗っているが、パイロットとしては第29話のサブシナリオで陸戦型ジムに乗って加入。ここをプレイしないとパイロット登録されない。愛機メタスはお休み。もちろん、このシナリオで無断出撃した後は原作通りエマに修正される。
パイロットステータス設定の傾向
基礎能力は全体的に低く、NTLvも4程度までしか上がらないので戦闘には向かない。反面、SP量多さとサポート用精神コマンドを活かしたサポート要員としての運用に向く。
精神コマンド
- 第2次
- 直感、信頼、友情、祈り、テレポート、愛
- 第2次(PS版)、第3次(PS版)
- 根性、ひらめき、努力、ド根性、友情、愛
- 第2次G
- 信頼、ひらめき、幸運、集中、補給、愛
- EX
- ひらめき、根性、努力、幸運、熱血、愛
- 第4次S
- 信頼、ひらめき、集中、幸運、激励、愛
- F、F完結編
- 集中、ひらめき、信頼、幸運、激励、愛
- リンクバトラー
- ひらめき、集中、激励、幸運、愛、信頼
- 64
- 集中、信頼、ひらめき、幸運、激励、愛
- α
- 信頼、幸運、根性、ひらめき、激励、愛
- α for Dreamcast
- 信頼、幸運、集中、ひらめき、期待、激励
- α外伝
- 信頼、ひらめき、祝福、集中、期待、激励
- 第2次α、第3次α
- 信頼、祝福、集中、応援、激励、期待
- A
- 信頼、幸運、ひらめき、激励、応援、献身
- R、D
- 信頼、幸運、ひらめき、応援、激励、献身
- IMPACT
- 信頼、幸運、ひらめき、献身、激励、補給
- COMPACT3
- 信頼、幸運、応援、ひらめき、献身、激励
- GC、XO
- 信頼、祝福、集中、応援、激励、献身
- Z
- 根性、努力、加速、集中、希望
特殊技能(特殊スキル)
- 第2次(PS版)、第3次(PS版)
- ニュータイプL3、シールド防御L3、切り払いL3
- EX(PS版)
- ニュータイプL8、シールド防御L8
- 第4次(S)
- シールド防御L4、ニュータイプ
- α
- ニュータイプL6、シールド防御L8、切り払いL5
- α外伝
- ニュータイプL3、援護L2、シールド防御L5
- 第2次α、第3次α
- ニュータイプL5、援護攻撃L3、援護防御L3
- GC(XO)
- ニュータイプL5、援護L3、シールド防御
- Z、第2次Z(破界篇、再世篇)
- ニュータイプL4、修理技能、援護防御L3
- A(A PORTABLE)
- ニュータイプL6、切り払いL3
- R
- ニュータイプL3、防御L5、援護攻撃L2、援護防御L3
- D
- ニュータイプL3、シールド防御、斬り払い、撃ち落とし、援護攻撃L2、援護防御L3、コンボL3
小隊長能力(隊長効果)
エースボーナス
- 「激励」の効果1.5倍
- A PORTABLEで採用。
- 「激励」の消費SPが30になる
- 第2次Z破界篇で採用。
- 精神コマンド「信頼」、「激励」、「期待」の消費SP-10
- 第2次Z再世篇で採用。
- 全ての精神コマンドの消費SP-5
- 第3次Z時獄篇で採用。
パイロットBGM
- 「モビルスーツ戦~敵機襲来~」
- 第4次、Fで採用
- 「艦隊戦」
- IMPACT、第2次αなどで採用。
- 「閃光の中のMS」
- Zで採用。
人間関係
機動戦士Ζガンダム
グリーンノア時代
- カミーユ・ビダン
- 幼馴染。後に恋人になる。知り合う女(姉貴分含む)がことごとく死亡する中、生き残り勝ちという面もあるが、精神崩壊した彼を献身的に支え続けた。
- ファの母
- スパロボ未登場。TV版第2話にて登場。スレンダーな娘のファと違ってかなり肥えている。しかし、その後カミーユがガンダムMk-IIを強奪してエゥーゴに参加した騒ぎに巻き込まれ、ティターンズのバスクに捕らえられた事が彼女の口から明らかとなる。
- その後はどうなったかは不明であるが、ティターンズによって殺されてしまった可能性もある。小説版では、ファの父と共に強制労働所に送られた事が明らかになっている。
エゥーゴ
- ブライト・ノア
- ティターンズに捕らえられたところを救われる。その後は艦長とクルーの関係に。
- シャア・アズナブル(クワトロ・バジーナ)
- アーガマクルーのMS隊前線指揮官であり、上司にあたる。グリプス戦役の最終決戦まで、彼の下でカミーユと一緒にティターンズと戦い続けた。
- Dでは、原作終了後の後日談という設定ゆえにフォン・ブラウンでネオ・ジオンの総帥となった彼と再会した時には驚きを隠せずにいた。
- エマ・シーン
- MSパイロットの先輩。感情任せに行動し彼女に修正されたり叱られたりされていたが、後に彼女の指導を受けパイロットとしても人間として成長していく。
- レコア・ロンド
- メタス乗りの先輩。軍の中で自分の居場所を必死で探そうともがく彼女の姿に一種の女性としての理想像を見出していた。後に、彼女の裏切りに驚愕することになる。
- カツ・コバヤシ
- 同年代の仲間であり、無断出撃の大家。
- アポリー・ベイ
- 上官で先輩。ファを庇った事で死亡する。
- ヘンケン・ベッケナー
- 上官。
- シンタ、クム
- クワトロが連れてきた子供達。ファが世話をすることになる。スパロボ未登場。
ティターンズ
- ロザミア・バダム
- 「カミーユの妹のロザミィ」としての偽の記憶を刷り込まされた彼女から「お兄ちゃんの理想の恋人」とまで評され以後、終盤まで何かと絡んでいく。
- パプテマス・シロッコ
- 最終話で、グリプス2の劇場でハマーンと共にカミーユやクワトロと対峙する彼に向けて発砲し、2人に脱出するチャンスを与えた。
- バスク・オム
- ガンダムMk-IIを強奪したカミーユの知り合いという事から、ティターンズの総司令官である彼に両親共々捕まってしまう。
その他
機動戦士ガンダムΖΖ
エゥーゴ
- ジュドー・アーシタ
- 『ΖΖ』序盤で共闘。後にダブリンで火災に巻き込まれそうになった彼とブライトを救出している。
- リィナ・アーシタ
- 『ΖΖ』序盤では、悪友と共に不良行為に走る兄を説得するよう相談を持ちかけられるなど、姉妹のような関係であった。しかし、第10話でヒステリーを起こした際には、彼女にも辛く当たってしまい、泣かせてしまう。
- ルー・ルカ
- 『ΖΖ』序盤で共闘。10話でヒステリーを起こした際に、彼女から茶化される。なお、αではエゥーゴに入隊する際に一緒にパイロット訓練を受けた仲である。
- エルピー・プル
- 『ΖΖ』で、ダブリンの病院で働いていたところを、彼女とすれ違ってプルからアーガマの匂いを感じ取る。
ネオ・ジオン
- マシュマー・セロ
- 『ΖΖ』序盤で出会い、彼から『白衣の天使』と評される。
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
宇宙世紀ガンダムシリーズ
- セイラ・マス、クリスチーナ・マッケンジー
- 第3次では、彼女らと沖縄で海水浴をしていたところ、バーニィにナンパされた。
- Aでは、メタスで護衛していたD兵器を輸送中の難民船アイダホに乗っていた民間人の一人で、ギガノス軍のメタルアーマー部隊の奇襲を受け一緒に拿捕される。
- バーナード・ワイズマン
- 第3次では、沖縄で海水浴をしていたところをクリスより先に彼にナンパされることに。
- コウ・ウラキ
- 基本的に先輩格のパイロットであるが、第3次ではニンジンを食べられない彼に怒って無理やり食べさせようとし、第2次αでも相変わらずニンジン嫌いを克服できない彼に突っ込んでいた。
- ニナ・パープルトン
- α外伝では、月のマオ・インダストリーで一緒にイージス計画の手伝いをしていた。
- シュラク隊(ジュンコ・ジェンコ、ヘレン・ジャクソン、マヘリア・メリル、ケイト・ブッシュ、ペギー・リー、コニー・フランシス)
- 第2次Gでは、パイロットになる事をカミーユに話したときに、彼から当然の如く反対されるが、彼女達に助け舟を出してもらう。
アナザーガンダムシリーズ
- トレーズ・クシュリナーダ
- F完結編では、彼の奪還作戦に参加。
- 第2次Zでは、異世界に迷い込んだ際に彼によって、カミーユ、シン、キラ、アスラン、ルナマリアと共にOZに迎い入れられる。
- ティファ・アディール
- Rでは、GXのサテライトキャノンで死んでいった人間の魂に触れすぎ意識を失った彼女を介抱していくうちに、かつての戦争で精神崩壊を起こしてしまったカミーユの姿を重ねる。
- パーラ・シス
- Zでは同僚で友人同士。
- フロスト兄弟(シャギア・フロスト、オルバ・フロスト)
- スパロボシリーズでは、ニュータイプだという事で彼らから憎まれている。
- Rでは、フォウの手引きでニュータイプ研究所を脱出しようした際に、丸腰の状態でモビルスーツに乗った彼らに始末されそうになる。
- カロン・ラット
- Rでは、彼女が所長を務めるニュータイプ研究所へ連行される。また、彼女達の調査によればアムロやクワトロ、カミーユほどではないがファがニュータイプである事を看破した。
ガンダムSEEDシリーズ
- キラ・ヤマト、アスラン・ザラ
- 第2次Z破界篇のEDでは、彼らと共にトレーズの計らいでOZに迎え入れられる。
- マリュー・ラミアス
- 第3次αでは上官。序盤からブライトの命令で、成り行きで彼女が艦長を務めることになったアークエンジェルに同行した。
- シン・アスカ
- Zでは、カミーユが彼と仲が良いため、歳も近いのか友好的な関係を築く。
- ルナマリア・ホーク
- Zでは同僚で友人同士。作品におけるポジションが似ているのか、会話で彼女のフォローに回ることも多い。
- メイリン・ホーク
- Zでは、歳が近い事もありルナマリアの妹である彼女とも親交を深める。
リアル系
スーパー系
- 兜甲児
- 殆どのシリーズでは、彼がカミーユと気が合うのか仲が良いため、必然的に絡みも多い。
- α外伝では、カミーユと甲児を思った事がすぐ顔に出る似たもの同士と評した事も。
- 剣鉄也
- α外伝では、彼の事を「厳しいところもあるけれど、仲間思いのいい人」と評した。
- Rでは、序盤の星見アミューズメントパーク戦で負傷した彼を手当てした。
- 流竜馬 (OVA)
- Rでは、フォートセバーンの市長官邸に潜入した彼から、カミーユの無事を知らされる。
- 神勝平
- Rでは、フリーデンでフォートセバーンに行く途中で、彼からカミーユがどんな人間なのか質問される。
- 剛健太郎
- R中盤では、身体検査を嫌がる彼を訝しく思っていた。偽者のロボットなので仕方ないが。なお、後半に登場した本物はきちんと検査を受けている。
バンプレストオリジナル
- リューネ・ゾルダーク
- EXのリューネ編では同年代の友人といった立ち位置で比較的会話が多い。
- イルムガルト・カザハラ
- 第4次では女好きの彼に好意を持たれたが、ファ自身は彼の軟派な態度をあまり快く持っていない。
- キョウスケ・ナンブ
- IMPACTでは、第1話から彼やシローと共に獣戦機隊基地へ配属となる。
- セニア・グラニア・ビルセイア
- α外伝では、彼女がカミーユのΖガンダムに興味を示して、カミーユと2人きりで話していたのが面白くなかったのか、フォウの時と同じようにヤキモチを妬いていた。
- リン・マオ
- α外伝では、当初彼女が社長を勤める月のマオ・インダストリーでイージス計画のお手伝いをしていた。
- アラド・バランガ
- 第2次αでは、捕虜となったにも関わらず、ご飯を3杯もお代わりする彼の凄まじい食欲と図々しさに呆れ果てた。
名台詞
機動戦士Ζガンダム
- 「カミーユ! カミーユ! カミーユ! どうしたの?」
- ブライトに会いに行くために空手部を仮病でサボって、宇宙港へ向かうカミーユを追って、彼の大嫌いな名前を連呼してのはた迷惑なスクールガールとして、第1話で初めて登場した際の台詞。
- この時の彼女が、まさか自分が戦争に巻き込まれてMSパイロットをやる運命になるとは知る由もなかった。
- 「でも、でも、あたしだってどうしたらいいかわかんないのよ。そりゃ、あたしだってあなたを慰めてあげたいわ。でもね、あたしだって子供なのよ! 勘弁してよ!」
- 第11話にて、カミーユと再会時にて。カミーユの両親が死んだという事を聞いて、慰めてあげたいのだが、カミーユとしてはその件については寧ろ放っておいて貰いたかった上に、知らない人間にはこんな事は言えないので、ついつい甘えからファに辛く当たってしまう。
- ファにしたってそれを受け入れられるほど、大人ではない。そんな彼に何て声をかけたら良いかわからないのだ。実に思春期全開なやり取りである…。
- 「人間は感情の動物です!」
- 第22話にて、自分だって戦えるという事を見せるためにバッチ中尉のリック・ディアスで無断出撃を行い、帰還後エマに修正された際の台詞。しかし、エマには「一時の感情で戦艦一隻を沈めるわけにいかないのが、戦争でしょ!!」と呆れられる。ヒイロがΖガンダムに出ていたら同意してくれていたかもしれないが……。ある意味Ζガンダムを象徴するセリフ。
- カミーユは感情任せの行動で自らを戦争に巻き込んでしまい、エマやレコアは感情でかつて所属した組織を裏切った。また、ファやカツは時々独断専行、クワトロやヘンケンは時折感情で判断ミスをしてしまうなど…。
- 「髪ぐらい梳かさせてよ」
「急にあたしの面倒見てくれなくていいのよ」 - 第27話にて、MSパイロットにはなったものの、作戦前にカミーユと言い合って。やはり彼女もまだ17歳のお年頃な女の子。戦いの中に身を置いたとしても最低限の身嗜みぐらいは整えたいのが女心である。
- しかし、女好きな割にそういうところには鈍感で口の悪いカミーユは、気遣ってるのつもりなのだが「今度の戦闘はハードなんだから、それじゃパイロット失格だな」と意地の悪い言い方しか出来ない。ファは下の台詞に加えて「鬱陶しい顔なんか見たくもない」とピシャリ。アーガマ名物レクリエーションである。
- 「ね、戦争が終わったら、また前みたいに学校行ってケンカして、昔みたいになるわよね」
- 第48話で、戦争に巻き込まれ、おかしくなってしまった現状から早く抜け出して、平和だった頃に戻りたいという彼女の願い。しかし、カミーユは自分のやるべき事を悟っていた。
- 余談ではあるが、7年前にアムロとフラウも似たようなやり取りをしていた。
- 「カミーユ…。『フォウ』って言った。ロザミィなのに…?」
- 走り去るロザミアを追いかけようとするカミーユが思わず彼女の事をフォウと呼んでしまったところを見て。
- 恐らく既に薄々は感づいていたであろうが、この時点でファはカミーユの中で永遠に生き続けている存在がいるという事を悟ってしまう。
- 「艦長、ブライト艦長、カミーユ・ビダンが……聞こえますか、アーガマ?」
- 最終話。シロッコのジ・Oを打ち倒したものの、精神崩壊を起こして戦闘による爆発を星空を見るように無邪気にはしゃぐカミーユを見て。
- 多くの仲間を失い、最愛の幼馴染もこんな姿になってしまったファの悲しみな計り知れない…。
- 「そう。お前もアーガマに帰りたいのね…」
- 精神崩壊したカミーユの乗るΖガンダムを牽引している最中、主のエマを失い無人で宇宙を漂流する大破したガンダムMK-IIを見つけて。
- そして、主を失った2機のガンダムがアーガマに帰還するという寂寥感溢れるシーンで『機動戦士Ζガンダム』(TV版)の物語は幕を閉じる。
機動戦士ガンダムΖΖ
- 「シャングリラの光はまだ見えてる…カミーユ…私、アーガマにいた方がいいの?」
- 第10話にて。ラビアンローズに向うアーガマの窓からシャングリラを見て心の中で呟いた台詞。シャングリラの病院に残してきたカミーユが心配で、気が気ではない。この事で次第に神経質になり始める。
- 「じゃあアンタは自分が可愛いと思っているんだ、ドジなのに」
- ついナーバスから来るヒステリーを起こして彼女の事情を深く知らないジュドーたちに辛く当たってしまう。
- この時、自意識過剰なルーに「そんなキリキリしてると、男が振り向いてくれないよ」と茶化され上のセリフを言い返すが、ルーは「カッコいい女がドジやるから可愛いってさ」とどこ吹く風。ハロからも「ファ、キリキリ」と言われてしまう。
スパロボシリーズの名台詞
TV版
旧シリーズ
- 「ヘンケン艦長!! こちらと合流するならはやくしてください!」
- 第2次より。ヘンケンがカミーユとフォウを恋人同士だと言ってしまった為にキレた台詞になる。あまりにも凄まじい剣幕にヘンケンもビビッていた。
- 「にぎやかすぎるのも問題よ」
- 第4次より。ボスの「にぎやかなのなら、このオレ様にまかせてちょーだい」に対する突っ込みで、ファの顔グラとあいまってキツイ台詞に見えてしまう。
- 「なによ、私のメタスに文句があるって言うの?」
- Fにて、ゴラオンを救出しにショウのビルバイン、ゲッターチームのゲッターロボ、アムロのリ・ガズィ、カミーユのΖガンダムと共に先行隊としてアムロの命令で、ジュドーに自分の乗機であるメタスを貸すことになった時、ジュドーによわっちそうと機体を酷評された時の台詞。
- しかし、この時のジュドーの機体はジェガンであったためどっちの機体も似たり寄ったりである。
- 「艦長、待ってください! ダメですよ!!」
「艦長、忘れたんですか? マサキはとんでもない方向音痴ですよ! 一人で行かせちゃ、どこに行っちゃうかわかりませんよ」 - Fにてマサキを偵察に出そうとしたブライトに対して。ファの指摘を受けてブライトはマサキを呼び戻そうとするのだが、後の祭りであった…。
COMPACTシリーズ
- 「そういうものかしら」
- COMPACT2第1部及びIMPACTで、ガンドール隊にゲッターチームを仲間に加えるべく、早乙女研究所を訪れた時に、会って早々に鉄也と隼人が憎まれ口を叩き合って貶め合う(と、ファとクリスには見える)姿を見て、二人は不仲なのかと誤解した時に弁慶から複雑な男心から来るものとフォローされた時に発した台詞。
- 実は貶し合ってるわけではなく言葉の裏には、相手への信頼を込めた発破の掛け合いであり、複雑な男心からくる屈折した愛情表現の一つなのである。とはいうものの、二人は女性なので、年頃の男の子の心理など理解できないのかピンとこない様子。男が女心の複雑さをうまく理解できないように、女も男心の複雑さがうまく理解できないのだろう。
- 「だから何度も言わせないで。ガンドール隊は軍隊なのよ? はいそうですか、というわけにはいかないの」
- COMPACT2第1部及びIMPACTで、宇宙から降りてきたエルシャンク一行と合流し、指揮官の葉月長官が所用で手が離せないので、その間は自習室で待つように命じ、ジョウ以外のメンバーは従ったものの、ジョウだけはこの対応に納得できないのかひどく腹を立て「どういうこったよ! 自習室に入ってろってえのは! 俺たちは火星から危機を知らせに来たって言ってるだろうがよ!」と何度もしつこく食って掛かってきたので、クリスと共に窘めた台詞。
- やはり、ジョウと似たすぐに頭に血を上らせるタイプである幼馴染のカミーユと長年付き合ってきただけあって、この手のタイプにも長時間めげずに宥めるのは左程苦にはならないのだろう。しかし、ジョウも引き下がれないのか、ますます修羅場な長丁場となっていく事に…。
αシリーズ
- 「待ちなさい。カミーユの気持ちを無駄にするつもり?」
「カミーユはね、あなた達が厳罰を受けないようにしてくれたのよ」
「下手したら、終身刑が銃殺刑よ」 - α中盤の宇宙ルートで、自分の身代わりにバニングからの修正を受けるカミーユの姿を目の当たりにして「殴るなら俺を殴れ」と息巻くジュドーへ、彼が犯した事の重大性とカミーユの真意を告げる。
- 「もう! カミーユったら…デレデレしちゃって!」
- α外伝では、セニアがカミーユのΖガンダムに、興味を示して2人だけでいいムードで話してるのを見て。カミーユが好色なこともあるが、フォウやロザミアと同じように、結局ファにとってはカミーユに近付く女は全員敵にしか見えないのだ。
- 「フォウの時だって、そうだった…。カミーユは自分の命を顧みないで彼女を…」
「じゃあ、あたしの気持ちはどうなるのよ? あたしの立場は…?」 - α外伝より。イノセントに操られているロザミィを自らの実の妹では無いながらもかつてのフォウやプルツーのように助けようとするカミーユへの怒り。歴代でもかなりの修羅場となっている。
単独作品
- 「じゃあカミーユには特別メニューで牛乳とメザシを用意しとくわね」
- GC・XOにて、スパロボでは珍しく今作はカミーユが原作(TV版)に基づいた性格であり、何かにつけてカリカリするためファが、もしかしてカミーユの短気の原因はカルシウム不足ではないのかと考慮し、発言した台詞。余談ではあるが、カミーユはあまり背の高いほうではない。
劇場版
Zシリーズ
- 「シンとルナマリアはね…。あなた達がいなくなった後、急接近したのよ」
- Zでステラに嫉妬するルナマリアに驚くメイリンに言った台詞。
- (カミーユの側にいるだけで幸せだから…)
- 第2次Z 再世篇第18話の「キューピッドの日」イベントより。シンと正式な恋人同士になったルナマリアを羨ましく思いながらも、改めて自身の幸せを噛み締める。相変わらずとても健気である。
- 「カミーユ! それが原因でエゥーゴに入る事になったのを忘れたの!?」
- 第3次Z 時獄篇第17話の「善意のトレスパス」にて、一度は戦いをやめるよう説得するものの、直後に名前の事で激昂しショコラを叩きのめしたカミーユに対して。この事実にかなめは唖然とした。