エスター・エルハス
エスター・エルハスは『第2次スーパーロボット大戦Z』の登場人物。
エスター・エルハス | |
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外国語表記 | Ester Elhas |
登場作品 | |
声優 | 互野ちひろ |
デザイン | 河野さち子 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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種族 | 地球人 |
性別 | 女 |
年齢 | 17歳(破界篇)→18歳(再世篇) |
髪色 | 黄 |
髪型 | ショートヘアー |
瞳の色 | 緑 |
所属 | アクシオン財団(スコート・ラボ)→Z-BLUE |
役職 | テストパイロット⇒次元獣バスター |
趣味 | 打楽器 |
概要
次元獣に家族と故郷であるオーディスを奪われた過去を持つ少女。男勝りで勝気な性格をしている。
たった一人生き残った後はスコート・ラボに保護され、以後はトライア・スコートの助手として働いている。苦戦するクロウ・ブルーストの元に自らブラスタを操縦し届けた事もあり、咄嗟の操縦ながら才能があると見込んだクロウの薦めにより、テストパイロットに転向。
クロウとは会って以来、薄々気になっているようであり、自腹で楽器を購入して査定シーンを盛り上げ、クロウが喜んだと知ったり、「可愛い」と言われた際に(クロウとしては慌てて取り繕っただけだが)笑顔を見せていた。ちなみにこの楽器、ドラには「ファイヤー銅鑼ゴン」、ドラムには「ドラムスコ」と名前がついている。
『再世篇』では兼ねてより悲願であった次元獣バスターとして活動しており、世界の真実を見るために独自の判断で行動。その中でZEXISに参加して戦っていくが、ヴォダラ宮での戦いでパレス・インサラウムの砲撃を受けてヴァイオレイションしてしまう。しかし、人造リヴァイブ・セルが不完全だったため自意識がわずかに残り、そのためルルーシュ・ランペルージのギアスが通じた(ルルーシュとC.C.はこれによってエスターが助けられる可能性を見出した)。
その後はパレス・インサラウムの特別室に収容され、幾度となくユーサー・インサラウムが語りかけてきていた。以後も何度か戦場に出、旧インサラウム王都での戦いにおいて、スフィア・リアクターとして覚醒したユーサーとクロウによって「揺れる天秤」と「尽きぬ水瓶」の同調によってオリジン・ローの本質が引き出され、それを受けたことによるヴァイオレイションが解除された。ただし、完全に戻ったというわけではなく、リヴァイブ・セルの影響が強く残っており無意識下で次元力の抽出が可能となっていた(前途のブラスタEsの最適化もこの影響によるものといえる)。しかしそれは自身の意思とは無関係で無尽蔵に次元力を引き出している状態で、再世戦争後にこの反動から自身の体を守る為に事実上の仮死状態になっていた。
トライアが超時空物理学の研究の中でどうにかして助けようとしていたものの、技術力が及ばず助ける事が出来ずにいた。そんな状況の中、彼女はトライアによってソーラリアンの制御システムの中枢に組み込まれる事となってしまう。これは彼女が無尽蔵に吸い出している地球の無限力をソーラリアンに転用すると同時に、システムに組み込む事で彼女自身の容態を随時チェック及び対応できるようにという苦肉の策であった。
御使いとの戦いの為に向ったカオス・コスモスでZクリスタルと次元力を使った真化を行った際、事実上リヴァイブ・セルとの真化融合を行う形で覚醒した。これにより自身の意思による次元力の制御が可能となり、リヴァイブ・セルによる影響を完全に克服すると同時に、ソーラリアンのZクリスタルを介する事でより高度な事象制御を行う事すら可能となった。
超時空修復後もスコート・ラボに残りトライアの助手として働いている。
割と惚れっぽい上にイケメンに弱く、早乙女アルトなどに会った際は盛大にぐらついていた(アルトは二股っぷりを見て一気に評価が下降したが)。さらに天然な発言にも事欠かない。
なお、つい最近まで自分のことを「猫の妖精」だと思い込んでおり、「にゃ!?」という口癖はその名残。モットーは「仕事も恋も一所懸命」。
登場作品と役柄
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 初登場作。NPCとして登場。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 本作では準主人公。現状パイロットとして使用可能な唯一の作品。序盤は彼女がメインとなる。中盤で長期離脱するが終盤で復帰する。復帰後も最前線を張るには機体性能が追いつかないものの、消費30の脱力と消費55の期待を覚え、修理も戦闘もこなせる万能な前線支援役として活躍できる。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 名前のみの登場。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 『時獄篇』で彼女の身に起きた何かの真相が明かされることとなる。終盤で覚醒するが掛け合い要員のNPC。
パイロットステータス
能力値
悪くはないが、版権エースやクロウに比べるとどうしても一歩譲る。特に技量が非常に低い。新米なので仕方がないといえば仕方がないが、主役級の新米パイロットお約束のパワーアップイベントがないのでずっと低いまま。また乗機の必殺武器が格闘系なのに彼女は射撃の方が良く伸びるという残念な部分も。彼女の強みは精神コマンドにある。
精神コマンド
- 第2次Z再世篇
- 集中、努力、直感、脱力、期待、熱血(愛)
- 低コストの「脱力」と「期待」が大きい。「脱力」を覚えるのはクロウ譲りだろうか。消費SPも30と同じである。また、最終的に低コストの「愛」が使えるようになるのも見所(後述)。気軽に愛が使えるのは彼女のイケメン好みの趣味ゆえか。
特殊スキル
エースボーナス
パイロットBGM
- 「HARDWORK&LOVE」
- エスター専用BGM。クロウのBGM「CLOSE GAME LIFE」のアレンジバージョン。此方はロックとパーカッションが強い。意味は言うまでもないが「仕事も恋も一所懸命」。
人間関係
- クロウ・ブルースト
- 初めて出会って以来、トライア共々腐れ縁のような関係になる。ZEXISメンバーからは、彼のおかげで「借金持ち」と間違われるハメに。
- ちなみに、エスターがクロウに好意を寄せていることについては彼自身も知っているのだが、その方面では敬遠されがち。
- トライア・スコート
- 彼女の助手を務める。かなり仲が良い。
- 次元獣ライノダモンMD
- オーティスを襲った次元獣。仇としてクロウに倒すよう懇願する。
- ユーサー・インサラウム
- 次元獣と化している間、頻繁に語りかけてきていた。このときの記憶はないものの、なんとなくユーサーと戦うのは気が乗らなかった。
- マルグリット・ピステール
- 色々と複雑な関係にあったが、『再世篇』では姉貴分として慕う(似合いそうにない服を勧められたりしたが)。
- 『第3次天獄篇』ではMDが彼女の弟シェーヌの成れの果てであることを既に知っていたが彼女を慕う気持ちに変わりはない。
- ジェラウド・ガルス・バンテール
- ヴォダラ宮におけるディアムドとの戦闘前会話で彼から未熟さを指摘されるも、臆する事の無い気迫を示した事で「戦士」として認められた上に「その強い意志があれば、きっと強くなる」とまで評された。
- セツコ・オハラ
- 『再世篇』で初めて出会って以来、彼女とは仲の良い関係になる。
- マリリン・キャット
- クロウの元上司であり、ファイヤバグの隊長。彼女からはからかい半分で「子猫ちゃん」と呼ばれている。
版権作品との人間関係
クロウが青年系や中年系、及び貧乏クジ仲間と仲が良いのに対比してか、歳が近い人物との交友が多い。
スーパー系
- 金田正太郎
- 日本ルートでは序盤から彼と行動を共にする。
- 敷島大次郎
- 日本ルート序盤では暫くの間、彼の邸宅で暮らす事を勧められた。
- 兜甲児 (真マジンガー)
- ブランチメンバーの襲撃から救ってくれた彼にときめく。
- ジョニー・バーネット
- 想い人であるエイーダを守るために戦う彼を評価している。
ガンダムシリーズ
- カトル・ラバーバ・ウィナー
- 初めて会った時に名前を間違える。頭の回転が遅いエスターにとって、複雑な世界情勢をわかりやすく解説してくれるよき教師であり、最もよく懐いている。
- 中盤、彼の父が亡くなったことを知った時は心配し、その後ゼロシステムによって敵対することになった時も必死に呼びかけていた。
- デュオ・マックスウェル
- カトル同様、初対面時に彼の名前を間違える。デュオ曰く「エスターの自分に対する接し方はカトルと温度差が有りすぎる」との事。
- 張五飛
- 序盤の中東ルートではトレーズに敗北して落ち込む彼に発破を懸ける。彼からは「女にしておくのは惜しい」とかなりの高評価をされている。
リアル系
- 紅月カレン
- 初対面時はクロウに聞いた人物評からか憧れて敬語で話していたが、堅苦しいから友人として接して欲しいと希望され、以降は普通に接する。
- ゼロ
- 次元獣にされた直後に彼に襲い掛かった際に咄嗟にかけられた「やめろ!」というギアスにかかったために、完全に次元獣になったわけではないことを彼に確信させた。この後、エスターを殺そうとしたクロウをマルグリットとともに彼も説得したので命の恩人といえる。
- 早乙女アルト
- ルートによっては彼に少し魅力を感じるが、そこはトライアングラー。それを知ったとたん、わずか1話で評価は急落した。
- ランカ・リー
- 日本ルート序盤ではアルト&正太郎と共に、彼女の護衛任務に就く。
- ビヒーダ・フィーズ
- トライアングルを使い彼女と意思疎通を図った。
- ブリ・キデーラ
- 序盤のクメンルートでの仲間。自分とはレベルが釣り合わないとエスターが言った言葉の意味を誤解してしまい溝を深めてしまう。その後は彼女の実力を認め、良き戦友となる。
- ポル・ポタリア
- 序盤のクメンルートでの仲間。第5話で彼の幼馴染みであるであるモニカの姿を見て動きを止めたことに気づき、ビーラーゲリラとなった彼女を殺すことに強く反対した(この事は彼と2人の秘密となった)。
- 千葉凪沙
- 朝比奈省悟
- 千鳥かなめ
- 『天獄篇』で目を覚ましたあと、彼女からハリセンの造り方を教わった。DトレーダーではAGに対して早速使用している。
名台詞
戦闘台詞
- 「多少の無茶は気合でカバーだ!」
- クロウに触発された台詞。…なのだが、ウェインには「黙れ!!」と逆に気合で押しのけられた。
- 「チーフ! あたし、やります」
- アラドの「カイ少佐! 俺、ちゃんとやりますから!」から。突撃癖や新米など色々な一面でアラドに似てもなくないが…
- 「当たれ! 当たりやがれ! 当たってください!」
- アイビスの「当たれ……当たれぇぇーっ!!」 にアラドとセツコの台詞を混ぜたような台詞。ちなみにアイビス、アラド、セツコは当時は新米パイロットである。
- 「地獄の底まで追いかけてやる!」
- 何やらハードボイルドな物言いだが、本作のゲッターチームに触発されたのだろうか?
- 「お願いだ、カトル! 目を覚ましてよ!」
「どうしてあんたと戦わなきゃならないんだよ!」 - ゼロシステムで暴走状態となったカトル相手に発生する特殊戦闘台詞。
破界篇
- 「黙れよ…。その減らず口を垂れ流す舌をちょうちょ結びにしてやろうか?」
「それとも、そのいやらしいタレ目にハバネロをなすりこんでやろうか?」 - 第9話「次元震」より。クロウとの初対面時、彼の軽口を不快に感じて発した罵詈雑言。彼への第一印象は「存在自体がムカつく」と散々なものだった。
- (待っててくれよ、クロウ。あたしもあんたやZEXISのように戦うよ)
(憎しみや復讐のためじゃなく、この世界で生きていくために) - エンディングより。次元獣バスターとしてのデビューを目前にして、クロウへと誓った決意表明。
再世篇
- 「ふざけるなっ!!」
「何が偽りの平和を打破だ!」
「偽りだろうと平和は平和だ…! そこで暮らしている人達だっていたのに…」
「それをあんた等は自分の都合で奪った! 何の説明も警告もなく!」
「そんな人間が偉そうに世直しを語るな! 連邦と戦いたいなら、誰かを巻き込まず自分の力で戦え!」 - 第5話「トゥウィンクル・スター」より。地球連邦の作りだした偽りの平和を打破して世界を変えるという目的でシェリルとランカを政治的要求の人質として誘拐しようとしたテロリスト集団に対して。
- 「あいつはナイトでも、正義の味方でもない…。だけど、クロウだ! それを馬鹿にする奴はあたしが相手になるよ!!」
- 第15話「マン・アズ・ビフォー」より。ファイヤバグ時代のクロウの過去を暴露し、彼を「臆病者」と揶揄するマリリンへ「子猫ちゃん」が牙を剥く。
- 「でも、あたしは生きてる…! あんたに助けられた生命で! あたしは二度、あんたに生命を助けられた! オーディスで…そして、あんたに生きる意味を教えられた事で! あたしの前で自分を否定するなよ! それはあたしが生きてるのを否定するのと同じだ!」
「つらいなら、あたし達に話せ! 自分が許せないなら、何かで償え! でも、あたしの前ではヘラヘラでスカしたお前で…本当のお前でいてくれよ!」 - 同上。シナリオエンドデモにてクロウと再会した後の台詞。オーディスで起きた事件にファイヤバグが関わっていた過去に対する罪悪感から「幻滅したろ?」と自嘲気味になっていたクロウを叱咤した。
- 「きっと、あの人もリモネシア復興の為に頑張ってるんだ! あたしもやるぞ!」
- リモネシア戦で、「市民」から強化パーツ・娘々名物マグロまんを受け取った後の台詞。避難する「市民」の後姿を見つめながら発奮するエスターであったが、彼女の正体は…?
- 「やるなら、やってみろ…! その時はZEXISの女子全員で総スカンだよ!」
- 第17話「朱禁城の花嫁」より。婚約解消となった天子を日本人の誰かと結婚させてはどうか、とゼロに(しかも星刻がいる前で)持ちかけたディートハルトに対して。他の女性陣と共に彼をバッシングした。
- 「でも…でも、あたし達が行かなきゃ、カトルは一人ぼっちじゃないか…」
「何もできないかも知れない…。でも、カトルの側にいてやりたいよ…」
(頑張れ…頑張れ、カトル…。こんなありきたりな言葉しか言えないけど、頑張れ…) - 宇宙ルートの第23話より。L4コロニーの有力者であったカトルの父親が同じコロニーの市民に殺害された事件を知った後、残されたカトルの事を心配していた。
- 「何っ!? 何なの、これ!?」
「い、嫌だ! あたしの中に何かが入ってくる!!」
「い、いやぁぁぁぁぁぁっ!!」
「ああああああああっ!!」 - 第25話より揺れる天秤のスフィアの反作用で暴走したクロウを庇いパレス・インサラウムから発射された人造リヴァイブ・セルを受けて。この後エスターは次元獣化してしまう…。
- 「それがどうした!」
「皇子だって、自分の大切なもののために覚悟を決めたんだ! あたしだって、やるんだ!」 - 復帰後、クロウに「病み上がりは無理をするな」と言われての啖呵。ユーサーと同様、己の信じるもののために命を懸けるその姿に、クロウは変わらないものなどないことを実感する。
- 「お前にあたしの命の使いどころを決める権利はないんだよ!」
「あたしはあたしの命を信じるもののために使う! それは誰にも文句は言わせない!」
「来いよ! あんたをコテンパンにノシて皇子に戦いをやめさせてやる!」 - そのステージでのウェインとの戦闘前会話。新米次元獣バスターとナイトオブナイツ、信じるものに命をかける両者が激突する。
- 「いいよ! トンデモ大歓迎だ! サイコーだよ、グレンラガン!!」
- 「お断りだよ! 父さんや母さんやみんなの命を奪った次元獣をあたしは絶対に許さない!」
「もちろん、それを生み出すあんたもだ! 行くよ、ガイオウ!」 - 最終話の戦闘前会話。故郷オーディスで次元獣に奪われたかつての日々。その元凶をスコープに捉え、ブラスタEsが火星の空を猛然と飛ぶ。
迷台詞
戦闘台詞
バンプレストオリジナルキャラクターをリスペクトしたような台詞も入っている
- 「にゃああああ!!」
- ACPイオタ使用時の台詞。とうとう戦闘台詞になってしまった。なお、『再世篇』発売前に雑誌にてこの台詞を叫ぶ事が発表されており、ユーザーに衝撃を与えた。
- 「うおおっ! 突撃だぁぁっ!! シメもやっぱり突撃だぁぁっ!!」
- ACPイオタ使用時。此方も突撃馬鹿のアラドを彷彿させるが、アラドとは違い、エスターは戦術や射撃下手ではない(というかステータス的には射撃の方が得意)。
- 「バンバンいくよ! バンカーで!」
- バンカー・ストライク使用時の台詞。『第2次Z』ではバンカー武器の機体が盛り沢山なので、それに触発されたか?この人が恋人の機体で言わずには言われない台詞である。
- 「ダメージチャック…タメージチャック! 問題なし!」
- ダメージチェックを言うつもりだったが、ダメージチャックと言い間違えている…
- 「ブラスタEs! スーパーブロック!」
- 援護防御の際の台詞。何やらタスクを思い起こすが、あの刀で切れないジガンとは違い、ブラスタEsの装甲では紙同然…シールドがあるので多少マシか。
破界篇
- 「…嬉しくなかったか?」
「だったら、はっきり言えよ! どうせ、あたしはセンスのカケラもない田舎娘だよ!」 - パイロットとしての初任給でドラを購入し査定タイムを盛り上げようとしたものの、クロウからの反応が薄かった事に癇癪を起こす。
- 「それでこそ、あたしのクロウだよ!」
- 慌てて取り繕ったクロウの言葉を真に受け、上機嫌で発した一言。
- 「か…可愛い…!? あたし、可愛い…?」
- クロウに「可愛い」と言われた際の台詞。リューネを髣髴とさせる。クロウには「地雷踏んだ」扱いされてしまった。
- 「にゃ!?」
- 驚いたときに出す口癖。心を開いて以降何かと口にするようになった。なお、この由来は再世篇で明らかとなる。
再世篇
- 「これが噂に聞く竹尾ゼネラルカンパニーのオヤツか。…随分とシケてるな」
- 第5話日本ルート「後方2課の憂鬱竹尾ゼネラルカンパニー奮戦記」シナリオデモより。郁絵がこの時持ってきたのは濡れ煎餅。「湿気っている」という意味である。
- (う…もしかして、この笑顔でクロウも餌付けされてたのかも…)
(でも、このオヤツの魅力…抵抗できない!) - で、オヤツが美味しかった事で妙な想像をする…のだが、否定しきれない気がするのがなんとも…。
- 「バジュラのデータはクロウが取って来てくれてる……あいつが金のために集めたデータだ! 有効に使うよ!」
- いいのかそれで。
- 「綺麗な身体のクロウ…」
「お、おかしな事じゃない…! ちょっとあいつの裸を想像しただけだ!」 - 「借金の無い綺麗な身体」という言葉の意味を取り違え、脳内で好からぬ妄想へと変換し周囲からのツッコミを招く。
- 「あ、あたしはクロウなんかアウトオブ眼中だよ!」
- 朝比奈から恋愛についてのアドバイスを受け、テンパって口走った死語。傍から聞いたカレンは唖然とする。
- 「チーフ特製のアンプ&ヘッドホンであたしのドラムをずっと聞かせるとか…」
「夜な夜なあいつの枕元でチーフの唱える念仏に合わせてあたしがトライアングルを鳴らすとか…」 - クロウの女嫌いの理由を知る為、トライアとタッグを組んで彼に行なった(一歩間違えれば拷問であろう)尋問の数々。
- 「へえ…スメラギさんってずいぶんと若く見えるんですね」
「だって、カレンのお母さんに似ているって事は40代なんでしょ?」
「あたし、30代中盤ぐらいだと…」 - 第11話(クメン・中東ルート)にて、スメラギに発した台詞。酒におぼれた時のスメラギをカレンの母親を重ねてこの様な台詞を言ったのだが、当然「もっと若いわよ!」と怒らせてしまう。
- ちなみに、原作(『機動戦士ガンダム00』セカンドシーズン時)のスメラギは31歳だったが今作ではまだ20代後半の年齢である。ついでに言うと、原作準拠でも見積もりが多すぎ。
- 「あ、あたしだってな! ジュニアハイの頃まで自分の事をネコの妖精だって言ってたんだぞ!」
「ああ、そうだよ! その時の口癖だよ! 今でも時々出ちゃうんだよ!!」 - 第15話「マン・アズ・ビフォー」より。クロウにファイヤバグ時代の忌まわしい過去を振り切らせる意味で発した告白だが、激励のニュアンスが妙な方向へとズレてしまう。
- 「以上、あたしの黒歴史だ! 文句あるか!」
「封印された過去って意味だよ。あんた達の世界では使ってなかった?」 - 同上。「にゃ!?」の由来を一気に語った後のシメだが、使っていないとかそういうレベルではなかったZEUTHの面々は思わぬ単語に戸惑う事になる。
- なお、ZEXIS世界の「黒歴史」はスラングの方を指すらしい。……しかし何気にこの発言が終盤の伏線となっていたりする。
- 「クロウ! ファイトしようよぉぉぉっ!!」
- 第18話「アッシュフォード・ラプソディ」にて。キューピッドの日のイベントに参加することになったエスター魂の叫び。その気迫はどこぞのバーサーカーを彷彿とさせる。
- 「じゃあ、あたしの家の近所に住んでたおじさんも騎士だったかも!」
「みんなにロシュツキョウって呼ばれてたし!」 - ナイトオブラウンズの称号である「卿」の意味が、騎士を示す爵位である事を知って口走った珍言。あまりにもナチュラルすぎる弟子の天然ボケ発言に、師匠は頭を抱えていた。何気に、この台詞から察するに、この世界の公用語は日本語らしい。
- 「ぎゃお!」
- クロウとユーサーの力で次元獣から人間に戻れた後のIMにて、アルトから「言葉を忘れちまったのか?」とからかわれた際に。
無論、この叫び声はエスターの冗談なのだが、状況が状況だけに周囲は一瞬本気で驚いていた。
天獄篇
搭乗機体・関連機体
- ブラスタ
- 『破界篇』にて一度だけ搭乗。
- ブラスタEs
- 『再世篇』で搭乗するブラスタの量産試作機。
- 次元獣ダモン (エスター)
- パレス・インサラウムから発射された人造リヴァイブ・セルを受けた次元獣化した姿。
- アクシオ・スコートSP・VRマキシマII
- 本編では一切乗っていないが、ブラスタEsに乗る前に練習機として搭乗していた事が図鑑にて語られている。
- ソーラリアン
余談
- 『破界篇』・『再世篇』には攻略本がアスキー・メディアワークスとエンターブレインより各1冊ずつ、計4冊存在するが、そのいずれにもキャラクター設定画が載せられていない。メディアワークスの『第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇 ザ・コンプリートガイド』では、『再世篇』では回想シーンにしか登場しないシュバル、市民名義で登場したシオニーすらキャラ紹介欄に立ち絵があるにも拘らず、である。一部のファンは「設定画に『第2次Z』以降の展開における何らかのネタバレ要素があって公表できないのかも」と推理していたが、『時獄篇』にも『天獄篇』にも設定画が掲載されず、結局謎のままに終わった。リヴァイブ・セルの影響については元々の姿を掲載すれば済む話なので、なぜエスターだけ立ち絵がないのかは現在も明らかにされていない。