ガロード・ラン
ガロード・ランは『機動新世紀ガンダムX』の主人公。
ガロード・ラン | |
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登場作品 | |
声優 | 高木渉 |
デザイン | 西村誠芳 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦α外伝 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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異名 | 炎のモビルスーツ乗り |
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
年齢 | 15歳 |
身長 | 161 cm |
体重 | 53 kg |
髪色 | ダークグリーン |
所属 | バルチャー→フリーデン |
概要編集
第7次宇宙戦争で両親を失った戦災孤児で、バルチャーの少年。ガンダムエックスのパイロットで、後にガンダムダブルエックスに搭乗する。自称「炎のMS乗り」。名前の由来は「我(=ガ)が道(=ロード)を行く(=ラン)」から。
父がメカニックであった影響かメカの扱いに長け、MSの操縦もこなす。そういった経緯もあり元々はメカ屋になるのが夢であったが、ある日、流れのMS乗りに住んでいた町を襲われる。本人は奇跡的に助かるが、その時に本人曰く一度死んで「何か」が吹っ切れ、その後は荒廃した世界の中で、MSハントやジャンク屋、MS回収等アウトローな事業を生業として生きてきた。ティファ・アディールに出会って一目惚れし、彼女を守る為に行動するようになる。
凄惨な過去を待つにも関わらずそれを感じさせない明るい人柄と優しい性格を持つが、一方で1人での生活が長かった為、当初、集団行動が不得意でフリーデンの船員からは反感を買ったり、優しくされる事に不慣れであったりして、ガンダムエックスを持ち出し脱走した事もあった。
ニュータイプが登場するガンダム作品においては珍しい非ニュータイプ主人公。また、バルチャーはある種の強盗・盗賊的な側面も持つ為、生身でのMS捕獲術やピッキング技術、催眠用の道具を隠し持つ等、裏家業独自の技術を多く持ち、軍人等正規の組織に所属している事が多いガンダム主人公の中では異質な面が多い。荒廃した世界で生き抜く為にMSハントや報酬を貰い非正規な依頼を受けるなどティファと出会うまでは荒んだ日々を送っていた。その才覚からバルチャーとしては名が知れた存在だったらしく、その腕前を頼ったアルタネイティブ社のライク・アントから依頼を受けたのがティファと出会うきっかけとなる。
MSパイロットとしての操縦センスは天才的で、ジャミル・ニートやキッド・サルサミルが太鼓判を押すほど。フロスト兄弟からの刺客を何度も退け、そのフロスト兄弟とも幾度となく戦っている。人工ニュータイプのカリス・ノーティラスにはサテライトキャノンが破壊される程の完膚無き大敗を喫し、パイロットとしての自信を失う事もあったが、ジャミルの叱責、ガロードの努力と工夫により、これに打ち勝っている。後に前大戦のエースパイロット・ランスロー・ダーウェルとも渡り合っている。
視界の効かない猛吹雪の中、ビットを全て撃ち落とす、目視困難なワイヤーカッター先端部のロケットモーター部を狙撃、向かってくるミサイル7発を至近距離から一瞬で撃墜、高速移動するMSの腹部バーニアを正確に撃ち抜く等、後述のコロニーレーザー狙撃も含め驚異的な射撃技術を持つ。また、ガンダムエックス・ディバイダーの一新された武装を初搭乗から把握し活用、ダブルエックス初搭乗時は格闘と内蔵武器及びビームサーベルのみでバリエントの部隊を圧倒、宇宙に上った際も最初の戦闘のうちに無重力空間での戦い方をこなせるようになるなどといった、新しく対面した状況に対する適応能力の高さも印象深い。 ニュータイプのような特殊能力を持たないが、対ラスヴェート戦にてGビットから本体と見破る際にティファと精神感応している描写があり[1]、ファンからは特殊能力を超えた愛の力と称される。 ニュータイプであるティファの予見した未来をことごとく変えてみせ、それを「大切な人を守りたかっただけ」とするガロードに対し「D.O.M.E.」はその心の強さが未来を変える力、ニュータイプを超えたオールドタイプ[2] と称した。
ちなみに彼はガンダム史上、最も遠距離からの射撃を成功させたパイロットでもある(衛星軌道上における、コロニーレーザーに対するツインサテライトキャノンでの狙撃)。作中にてコロニーレーザーの位置は月の軌道上にあるという事以外は明らかにされていないが、マイクロウェーブの照射を受けてから大きく向きを変えていたことから、コロニーレーザーは地球を挟んで月の反対に位置するクラウド9のすぐ近くにあったと仮定すると、概算で1万5千~2万kmは離れた位置から撃ったと推定される。これは月が地球の陰に隠れないギリギリまでコロニーレーザーに近づいて撃った場合なので、中間点から撃っていたのなら10万km単位になる。元々戦略兵器としての側面も持っていたGXなので、そういった超長距離狙撃を補佐するシステムがあった可能性もあるが・・・脅迫の電文に合わせて1射目はコロニーレーザーの横を通し、2射目はコロニーレーザーの外装を剥ぎ取る程度にかすめさせ、3射目で正確に中心を撃ち抜く微調整をする神業を披露しており、この点は共同で作戦にあたったパーラ・シスも呆れるほど感心している。
登場作品と役柄編集
明るくポジティブな性格から、他作品のキャラとも仲が良い。大きな特徴としてガンダム系パイロットでは珍しい専用のサブパイロットであるティファ・アディールの存在がある。彼女の存在により2人分の精神が使えるメリットの他、有用な特殊技能(ガッツや強運)を持っている事が多い。基本的にティファのサブパイロット参入にはフラグ立てが必要で参戦時期も中盤以降なためウッソ・エヴィンのハロのように無条件でくっ付いてくる訳ではないが、その分非常に優秀なサポート精神を持つのでガロードを使うなら是非参入させたい。
αシリーズ編集
- スーパーロボット大戦α外伝
- 初登場作品。担当声優の高木渉氏もスパロボ初出演。
- 未来の世界の住人として登場。今作最強パイロットの一人であり、素の能力がトップクラスに高い上に今作屈指の強スキルであるガッツをガンダム系主人公で唯一修得する。愛機も前期・後期共に強力でありGXディバイダーやガンダムダブルエックス+Gファルコンで無双が可能。更に専用のサブパイロットがフラグ次第で常時付くのが最大の強みで、最終的には自身の熱血とティファの覚醒で暴れることが可能。合体状態のガンダムならば、更にもう一人のSPを1度の期待やパンで回復できてしまうため、是非活用したい。DX+GFにもGXディバイダーにも利点があるため、揃ってからはどちらに乗るかが悩みどころ。精神コマンドは乗り換え区分共通で魂は修得しないが、ティファへの一途さから最後には愛を修得する。ただこの頃はまだ攻撃精神でなく、自身のガッツも活かせなくなるため比較的イメージ重視のものとなる。
- フラグを積み立てることで、後半にサブパイロットとしてティファ(とGビット)が付くのは以降お約束となった。
- 原作再現イベント、DVE、特殊台詞が豊富でオリジナルの物も有り、変わったところでは対恐竜帝国専用の戦闘台詞や、ターンXと張り合うDVEもある。
Zシリーズ編集
- スーパーロボット大戦Z
- ランド編ではフリーデンのクルーとは離れ離れで、ガンダムを売ろうとしてる状態(ストーリー上、原作とは違いGXディバイダー)で第1話から参戦する。
- ゲイナー、レントンと仲が良く、「少年恋愛団」と呼ばれる。また、ランド編ではバザーで彼を中心にしたイベントが存在。ティファへのプレゼントを色々と買い進めていく。
- 機体性能や精神コマンドの幸運、強運と隊長効果(獲得資金+20%)も相まって今作の資金王。後半ティファが加われば更に使い勝手が良くなる。特に第1話から参戦するランドルートでは最後まで主力として末永くお世話になる。今回は愛、献身は修得せず、代わりに勇気を修得するようになった(ちなみに「少年恋愛団」は全員最終的に勇気を修得する)。
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 中盤にウィッツやロアビィ、ロラン達∀ガンダムの面々と共に次元震に巻き込まれ、自軍に加入。また当然ながら登場当初はサテライトキャノンが使えないというピンチに陥るが後にイベントが発生して使用可能になる。前作と違い単体戦なので通常兵器は単体攻撃専門のダブルエックスでも十分に戦える。元々強運持ちなうえにエースボーナスの優秀さのため、Zに引き続き資金稼ぎ要員としてはクロウと肩を並べる自軍のトップエース。一方、今回はティファがサブパイロットにならないので過去作品より総合力が落ちた。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 序盤にゲイナー、サラと共に出稼ぎで竹尾ゼネラルカンパニーにやってきて自軍編入。「ガンダム売るよ!」の呪縛なのか、アロウズのアーバ・リントにガンダムの売り渡しを迫られるが拒否する。ちなみに、今回序盤に登場するガンダムパイロットの中で唯一国連軍の正式な協力者(所謂「表部隊組」)である(他は全員テロリストか軍の脱走者となっているため)。今回もティファはサブパイロットにならないが、パーラがGファルコンの専属パイロットとなるため破界篇より使いやすくなっている。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 『時獄篇』では不参戦だったが今作で復帰を果たす。『翠星のガルガンティア』のガルガンティア船団にティファ、パーラと共に用心棒兼サルベージャーとして身を寄せており、持ち前の性格で船団の面々にも信頼されていた。
- 今作で遂に魂を習得した他、ダブルエックスの高装甲と本人の底力+サバイバビリティのシナジーにより驚異的なタフさを発揮する。本作では集中を習得しなくなったこともあり、どちらかと言えばスーパー系寄りの運用の方が向いているだろう。格闘値も高くなり総合的な能力も申し分なく、ガロードより技量の高い相手には反骨心によって攻防共にダメージ、命中、回避に補正がかかる。ダブルエックスの性能も相まり序盤からMAP兵器による殲滅と稼ぎ頭として主力となれる。前作と違いパーラはサブパイロットにならないが、中盤でティファがサブパイロットに復帰し更に使い勝手が良くなる。新しく変更されたエースボーナスも愛機と噛み合っており、魂の習得と併せ歴代でもトップクラスの強さとなっている。
- ボイスの新規新録が行われているが、過去作品と比較して全体的に声が高くなっている。
携帯機シリーズ編集
- スーパーロボット大戦R
- 過去の世界で登場。『α外伝』では射撃と格闘が高かったが、本作では平凡になった。一方今回はティファがサブパイロットになると彼女の高いニュータイプ能力がガロードの能力に加算されるので命中・回避が非常に高くなる(他のシリーズではGビット関連のみにしか効果が及ばない)。フリーデンやルクレツィア・ノインと共にネオ・ジオンに捕らわれたティファとアムロ・レイを助けに来る。幸運・必中を持つのでサテライトキャノンでの資金稼ぎに使える。本作ではα外伝とは違い愛ではなく献身を修得する。
単独作品編集
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2017年11月のイベント「交錯 アナザーステージ」より参戦。2018年6月のイベント「男よ、その手でつかめ!」ではボイス付きパイロットパーツも実装された。
パイロットステータス編集
能力値編集
射撃・命中・回避が高い安定した能力を持つ。リアル系にしては防御も高い。また、底力、ガッツ等の技能を所持し追い込まれるほど飛躍的に強くなるタイプといえる。原作ではビームソードや格闘での接近戦も得意としていたがスパロボでは『α外伝』と『天獄篇』以外では格闘は高くない。
精神コマンド編集
集中、不屈、幸運など使いやすいものを一通り覚える。乗機が持つサテライトキャノンとの兼ね合いからか魂を修得しなかったが、天獄篇で遂に習得した。また条件を満たせばティファが専属サブパイロットとなり、使い勝手が上昇する。
- α外伝
- 集中、ひらめき、幸運、熱血、必中、愛
- Z
- 不屈、集中、幸運、直感、勇気
- 第2次Z
- 不屈、集中、幸運、直感、気合、勇気
- 第3次Z天獄篇
- 気合、不屈+、必中、魂、絆
- R
- 集中、不屈、幸運、熱血、必中、献身
- X-Ω
- 必中、気合、魂
特殊技能(特殊スキル)編集
『α外伝』以降の作品では底力を習得する。ティファが専属サブパイロットとなると、ニュータイプ専用武器も使えるようになる。
- α外伝
- ガッツ、援護L1、シールド防御L3、切り払いL3
- ガッツを修得するためジロンやイサム等と共に発動すれば無双も可能なキャラクターの1人。
- Z
- 底力L9、気力+ (命中)、ブロッキング、強運
- 強運と自身の隊長効果により、自軍屈指の稼ぎ手となる。
- 第2次Z破界篇
- 底力L7、気力+ (命中)、ブロッキング、強運
- エースボーナスを取得後は強運を外してしまってもよい。
- 第2次Z再世篇
- 底力L7、戦意高揚、強運、精神耐性
- 第3次Z天獄篇
- 強運、底力L7、サバイバビリティ、反骨心
- R
- 底力L7、防御L3、援護攻撃L1、援護防御L1
隊長効果編集
- 獲得資金+20%、ダメージ-10%
- 『Z』で採用。
エースボーナス編集
- 気力120以上で自軍フェイズ開始時に『幸運』が掛かる
- 『第2次Z』で採用。元から強運かつ幸運持ちで、さらにこのエースボーナスにより毎ターンノーコストで幸運がかかると、資金稼ぎ能力は無印Zに勝るとも劣らない。連続攻撃対象を常に幸運で討ち取っていくだけでも数万という資金があっという間に溜まっていく。連続攻撃+マップ兵器サテライトキャノンを使う場合は幸運を使う必要があるので自分の幸運も腐らない。第3次Zでは同ボーナスをコーラサワーに譲っている。
- 出撃時気力+10。敵撃墜時の獲得資金1.5倍。
- 『天獄篇』で採用。サテライトキャノンに必要な気力を確保しつつエース共通効果・強運と併せ獲得資金が常に1.98倍となる優秀なAB。MAP兵器を主力にする天獄篇のDXとの相性は抜群である。
人間関係編集
- ティファ・アディール
- 一目惚れした相手。彼女を守るために行動し続ける。当初はティファが殆ど心を閉ざしていた事もあってガロードの片思い状態だったが、何度も助けられる内に心を開いていき、次第に彼女の方もガロードを一人の男性として意識するようになる。終盤ではお互いがお互いを無くてはならない存在とし、最終回ではティファ・ガロードのどちらにとっても縁の深いカリスに見送られ、二人だけの旅に出た。
- ジャミル・ニート
- ガンダムエックスの先代パイロットで、尊敬すべき存在。ジャミルにとってガロードは自分の少年時代を思い起こさせる(15歳当時のジャミルの顔はガロードに瓜二つ)存在で、ティファと共にガロードを導く。戦意を喪失したガロードをスパルタで立ち直らせたことも。
- ウィッツ・スー、ロアビィ・ロイ
- 仲間。どちらも当初は金で雇われただけの用心棒であり、そのため途中離脱する事もあったが、最終的には損得抜きでフリーデンのために奮戦する仲間となり背中を預けあう。
- テクス・ファーゼンバーグ
- 若い頃の経験から、ガロードの心情を察してくれる船医。
- キッド・サルサミル
- 喧嘩仲間。彼から「ガンダム坊や」と呼ばれていたが、次第にその腕を認められていった。
- エニル・エル
- 彼女に諸事情から愛憎の混じった感情を抱かれ、追われるが、後に和解した。なおエニル自身はガロードに対しては本気だった様子。
- カトック・アルザミール
- ガロードとティファに未来への希望を託す。彼に助けてもらうが、彼は命を落とす事に……。しかし彼の生き様はガロードに大きな影響を与え、成長するきっかけとなる。
- フロスト兄弟(シャギア・フロスト、オルバ・フロスト)
- 彼らが主張するようにライバル的関係。しかし、ガロード個人との因縁とはまた少し異なり、彼らの生い立ちから来る憎悪はむしろニュータイプであるティファに向けられており、フロスト兄弟・ガロードお互いに「自分の道を邪魔する邪魔者」と言う関係である。
- カリス・ノーティラス
- 元は敵対していたが、パトゥーリアから救出された後は良き仲間となる。最終決戦では共に戦い抜き、最終回ではガロードとティファの旅立ちを見送っている。
- パーラ・シス
- 宇宙に上がり、初めての無重力空間での戦闘に戸惑って撃墜寸前になったガロードを拉致する形で助ける。その後はダリア作戦阻止のための協力の要請に応じ相棒的存在となった少女。恋の道で張り合う事は無かったものの、ティファとは様々な面で正反対の女性。
- 赤い二連星(SRW未登場)
- 最終話のエピローグで野次馬の中から「ニュータイプって知ってるか?」と問いかけた相手がガロードとティファの2人であり、「良く知っているよ。ニュータイプのことなら」と笑顔で返され、二連星の2人は意味が理解できず困惑していた。
他作品との人間関係編集
ガンダムシリーズ編集
宇宙世紀ガンダムシリーズ編集
- アムロ・レイ
- 『R』では、アルタネイティブ社やフォートセバーンにティファと共に囚われている彼を救出した。
- シャア・アズナブル(クワトロ・バジーナ)
- 『R』では、ニュータイプ研究所にさらわれた彼をシャッフル同盟と共に救出した。
- カミーユ・ビダン
- 『α外伝』では、ティファと同じニュータイプであるため、何かと序盤から共闘する兄貴分。
- 『R』では、アムロやティファと共にフォートセバーンに囚われている彼を竜馬共に救出した。
- ファ・ユイリィ
- 『R』では、ニュータイプ研究所にさらわれた彼女をシャッフル同盟と共に救出した。
- フォウ・ムラサメ
- 『α外伝』では、一時フリーデンから家出(?)した彼がすぐに戻ってくるであろうと見抜いていた。
- 『R』では、カロン・ラットが所長を務めるニュータイプ研究所にシャッフル同盟と共に潜入した際、彼女からDXのGコンを受け取る。
- パプテマス・シロッコ
- 『Z』における最大の敵の一人。凡人を世界を動かす天才の足を引っ張る事しか出来ない邪魔者と見下す彼を「世界を作るのは一人の天才ではなく、人間一人ひとりの力だ」と真っ向から否定した。戦闘の際にも専用の特殊台詞があるなど因縁浅からぬ仲である。
- ジュドー・アーシタ
- 『α外伝』と『R』にて共演。「明るく逞しい性格」「高火力砲を必殺武器とした愛機」「MSパイロットになる前はメカで生計を立てていた」「最初は1人の女性のために戦っていた」これらのことからガロードは平成のジュドーとも呼べる主人公であり、『α外伝』では、ジュドーと共にガンダムを売ろうとした。
- エルピー・プル
- 『α外伝』ではGXで荷物を運搬中、誤ってジュドーに掠り傷を負わせてしまった際、素直に謝れず彼女から顰蹙を買ってしまう。
- ウッソ・エヴィン
- 『α外伝』では、彼とも共にガンダムを売ろうとした。
- シャクティ・カリン
- 『α外伝』では、フォートセバーンでカリスのベルティゴに、GXを大破させられ気絶していたところを、彼女に介抱された。
- アルベルト・ビスト
- 声が同じ高木渉氏。そのためか、『第3次Z天獄篇』の中断メッセージにて共演する。
アナザーガンダムシリーズ編集
- シャッフル同盟(ドモン・カッシュ、チボデー・クロケット、ジョルジュ・ド・サンド、サイ・サイシー、アルゴ・ガルスキー)
- 『R』では、彼らと共にニュータイプ研究所に囚われたアムロ、カミーユ、クワトロ、ファ、ジャミル、ティファ、そしてフォウを救出するべく生身で潜入した。
- ヒイロ・ユイ
- 『α外伝』では、フォートセバーンの市長官邸から脱出する際、ウイングゼロにティファを同乗させた事により、彼にヤキモチを妬いていた。『R』では彼を制止する一幕もあった。
- デュオ・マックスウェル
- 『α外伝』では、上記の脱出の際に彼のデスサイズヘルに同乗。また、ヒイロの機体にティファを乗せる事を提案した彼に食って掛かっていた。
- カトル・ラバーバ・ウィナー
- 『α外伝』では、フォートセバーンでティファを奪回するべくジェニスで出撃した際、彼に援護してもらった。ガロード曰く「心配性でお節介焼き」。
正暦作品編集
- ロラン・セアック
- 『α外伝』や『Z』にて共演。両作品とも仲が良い。『α外伝』のEDでは月と地球を結ぶ定期船となったアーガマに両者の名前にちなんで「ローラ・ラン号」と名付けられた。『Z』ではガロードのバザーイベントの切っ掛けとなる銀細工屋を紹介している。
- キース・レジェ
- 『α外伝』では彼の焼いたパンをティファに御馳走しようと、早起きして食堂に並び購入した。
- コレン・ナンダー
- 『α外伝』では、打倒ガンダムに執念を燃やす彼に、ガンダムエックスに乗っていた事から初対面早々に因縁をつけられる。また、愛機のGXを「月の光を撃ったガンダム」と評される。
- ギム・ギンガナム
- 彼から「死亡フラグ講座」を受けることになる。
その他ガンダムシリーズ編集
- アスラン・ザラ
- 『Z』のランド編38話に、シンとキラの事しか頭に入っていないアスランの優柔不断な行動に「ブツブツ言うのも戦法かよ!」と本気で呆れていた。
- イオリア・シュヘンベルグ
- 『第2次Z』では彼と直接絡む場面こそないが、彼のお陰で『第2次Z』の世界でもサテライトキャノンを使うことができた。
- アーバ・リント
- 『第2次Z再世篇』では序盤にアロウズのイメージ戦略に利用する為にガンダムダブルエックスの売り渡しを迫られる。その一件もあり、ちょっとした因縁のある間柄に。
- リボンズ・アルマーク
- 『第2次Z再世篇』では人類の支配者となる事で自らの力を世界に認めさせようともしている彼に対してフロスト兄弟と同質の愚かさを覚え、後述の台詞で彼らの同類と断じた。
リアル系編集
- ジロン・アモス
- ロランと同じく『α外伝』や『Z』にて共演。彼とも気が合う。
- ゲラバ・ゲラバ
- 『α外伝』ではガンダムエックスを買おうとして一杯食わされる(原作のエックスを買おうとしたバルチャーのポジションを担っている)。『Z』ではランドと一緒に序盤から彼と対決する機会が多く、ちょっとした因縁のある関係に。
- キッド・ホーラ
- 『α外伝』では上述のゲラバの一件から、彼とも因縁を持つ。またEDではゲラバ共々、原作での赤い二連星の役割を担っていた。
- ゲイナー・サンガ
- レントンと共に恋するあの娘のために戦う少年同士仲が良く、親友同士に。ゲイン曰く「少年恋愛団」。
- ゲイン・ビジョウ
- 『Z』ではランドと同様に序盤から彼に色々とお世話になり、仲が良い。
- コナ・マダヤ
- 『Z』では彼女に「ガンダム坊や」と呼ばれたが、ガロード自身もコナを見てキッドと照らし合わせてた。
- プロスペクター
- 『R』では、ずっと研究所暮らしだったティファが、学校生活に興味を示して彼からネルガル重工が出資する学校に入学しないかと話を持ち掛けられた時に、一緒に彼から勧誘される。
- レントン・サーストン
- ゲイナーと共に恋するあの娘のために戦う少年同士仲が良く、親友同士に。ゲイン曰く「少年恋愛団」。『第2次Z破界篇』で出会った平行世界のレントンに対しても友情を示し、エウレカと離れ離れになっても決して挫けない彼を応援する。
- ホランド・ノヴァク
- 『Z』の中盤での彼の荒れっぷりにはガロードも腹立たしさを隠せなかった。『第2次Z 破界篇』で出会った平行世界の彼に対してもZEUTHメンバー中で最も怒りを露にしており、人間としての記憶を失ったエウレカを目の当たりにした時は、掴み掛からんばかりの勢いで彼を責めた。
- 桂木桂
- 『Z』では彼と行動を共にする事も多い。わりと彼の事を頼っていたようである。
- ピニオン、ベローズ
- 『第3次Z天獄篇』では、彼らガルガンティア船団の世話になっている。
スーパー系編集
- 流竜馬 (OVA)
- 『R』では当初は彼を「クソ中年」呼ばわりし、喧嘩になってしまう場面もあったが、ティファ達の救出を手助けしてくれる。憎まれ口を叩きあいながらも、お互いを信頼し合っていた。
- 竹尾ワッ太
- 『第2次Z 再世篇』では序盤にゲイナー達と共に彼の元に就職する。
バンプレストオリジナル編集
- ランド・トラビス
- 『Z』では揺らぎの事で色々と世話になる。第1話からの付き合いで、仲が良い。
- レーベン・ゲネラール
- 彼の散際に、エーデルへの忠誠心と愛を声高に叫ぶ彼に対し、「そんなものは愛ではない」とゲイナーやレントンと共に否定した。
- アサキム・ドーウィン
- Zシリーズにおける因縁の敵。彼が行ってきた悪事こそ完全に否定しているが、彼が御使いの手で不老不死にされたことに対しては同情していた。
名台詞編集
- 「いわゆる、ホールドアップってヤツ?」
- 第1話での最初の台詞。金と食糧を求めジェニスで暴れるバルチャーを咄嗟の機転で、コクピットハッチを開け銃を突きつけて。
- この「ホールドアップ」は制作会社と監督とメインライターが同じ『勇者警察ジェイデッカー』の主役ロボ・デッカードの決め台詞となっているのだが、この時銃を向けられたバルチャー役の声優はデッカード役の古澤徹(現・古澤融)氏である。
- 「これで動いたら俺は神様信じる!」
「どうだっ!」 - 放棄されていた基地にあったGXに乗り込むも、操縦桿が無いことから動かすことができずに万事休すとなりかけるが、攻撃を受けた衝撃で懐から転げ落ちたGコンを一か八かで装着して起動に成功する。
- 「これ以上攻撃すると、恐ろしいことになるぞ!」
「いいか、よく聞けよ!」
「このガンダムには、おっそろしい秘密兵器が搭載されているんだ!」 - 第2話でエアマスターとレオパルドに追い詰められた際の脅し。
- ガロードとしては完全にハッタリのつもりであり、ウィッツもロアビィも真に受けていなかったが、ジャミルはこれを聞いて息を飲み、そして後に本当に恐ろしい兵器が搭載されていることが明らかに。
- 「それは、その…ニュータイプが…ああっ、ウザったいっ!」
「俺はティファを助けたいんだ! 好きになっちゃったんだからあったり前だろ!」 - フロスト兄弟にさらわれたティファを助けるためにガンダムXに乗り込もうとして、ジャミルに「何故戦うか」を問いただされた際の答え。彼のまっすぐな気持ちが表れている。彼にとってはティファのためなら他の理由はいらない。
- なお意外なことに、作中ではこれ以外にガロードがティファの事を明確に好きだと言っている台詞は存在せず、必然的に告白シーンはない。まあガロードの行動を見れば言わずもがなという感じもするが。
- 「なぁ、これからどうする?…なァんてね、答えてくれるわきゃねぇか」
「…俺は…俺はどうすっかなぁ…」
「まぁいいか、ちょっと楽しかった気もしたけど…また一人になるだけだもんな…昔に戻るだけだもんなァ…」 - 7話。フリーデンを単身抜け出し、持ち出したGXに向けて語り掛ける。
- 「ガンダム、売るよ!」
- 第7話タイトル。船出(家出)したガロードがガンダムXを売りに出そうとした時の啖呵。
- 「あー、あー…それじゃあ、始めまーす!皆さん、なるべく高く買ってよねぇ!」
「おっと、その前に…」
(小さな爆発)
「ちなみに今のはデモンストレーション。こいつには今のよりもっともっと強力な火薬があちこちに仕掛けてあるんだ」
「しかも、リモコンが利かなくても時限装置が働いてくれちゃうからねぇ。俺を殺してコイツを奪おうとしてもダメだよ」 - 7話。オークション開始時のやり取り。無法地帯を生き抜いてきたガロードのしたたかさが垣間見える。α外伝ではジュドーのZZも隣にあったため、「横の奴も同じこと考えてるみたいだから、条件は同じね」と煽っている。
- 「ちょっと待ったァ!」
「へっへっへ…こいつにはオマケがついてるんだよねえ。これが無いと動かないってワケ。このガンダムってさぁ」
「さあ!これ、いくらで買う?」 - 7話。1億を提示し、GXを競り落とした男に対して、操縦キーであるGコンを見せて。何とも抜け目がない。
- 「信じてないわけじゃないけど…俺、超えてみたいんだ!」
- 第11話、ティファが見た敗北の予知夢を聞かされるも静止を振り切り出撃する。だが、直後に予知夢通りニュータイプの力を思い知ることとなる…。
- 「…甘ったれんな!自分で選んだんだろ! 自分で望んでニュータイプになったんだろ! 死ねば全部チャラになると思ったら大間違いだからな! そんなやり方、俺は絶対認めないぞ!」
- 第14話。生きる気力をすっかり失ってしまったカリスに喝を入れるガロード。
- 「そうだ!一つ言っておくけど…ティファには、ちょっかい出すなよ。頼むぜ。…それと、もう戦うのやめようぜ。お前、強いもん」
- 第14話。「受け入れてくれるのですか」と問いかけるカリスを助け起こし、ティファの事で釘を刺しつつ、和解の言葉をかける。カリスも「約束します」と微笑みを返す。しかし…
- 「返せ…カリスを返せよ!アイツ、やっと笑ったんだ!ちょっとだけど、初めて笑ったんだ!これで、どうにか、仲間にっ…!」
「くっ…カリスーッ!!」 - 第14話。和解した三人を引き裂くように現れたエニル率いる奪還部隊によって、カリスは連れ去られてしまう。ガロードは寒空に向かって叫ぶ。仲間を返せ、と。
- 「カリスッ! 俺の声が聞こえるか!」
「もうやめるんだ!俺と約束したろ、もう戦わないって!俺と約束したろ!」
「思い出すんだーっ!!」 - 「俺の声が聞こえるか!」の部分は第14話タイトル。ガロードに敗れたカリスは、ノモア市長の手により巨大MAパトゥーリアに半ば生体パーツとして組み込まれた。ガロードは意識が消えかかっているカリスに向けて叫ぶ。
- 「今回は、あんたが乗りなよ…きっと、あの人も待っている…」
- 第19話にて。格納庫に現れたジャミルに対して彼の大切な人であるルチルに会うべきだとGコンを渡す。かつて、背中を押してくれた大人の背中を押すシーンが印象的。
- 「船を出せッ!!…って、ジャミルなら言うんじゃないかな?」
- 同話、敵の猛攻に押される中でブリッジクルーに向けて。クルーたちもこの言葉に同意しフリーデンを前進させた。
- 「ジーエックス(ダブルエックス)、出るぜえ!!」
- フリーデンクルーになってからの出撃時のセリフ。このセリフと共に「ガチャコン!」とGコンをセットするシーンが印象的。
- 「俺よ、最近ようやく分かってきたぜ。大人ってのはどういうものか。戦争だ、連邦だ、ニュータイプだ…産まれる前のゴタゴタにこっちを巻き込んで引っ掻き回す…けっ、それがアンタ達の言う大人なんだろ!」
- 第23話にてアイムザット達に投降せざるを得ない原因を作ったカトックに反発して殴られた後に返した反論。
- ガロード「なあ、オッサン。オッサンって意外にいいヤツだったんだなァ」
カトック「死んだ女房もそう言ってたぜ!」 - 第24話、MS格納庫前での銃撃戦の合間のカトックとのやり取り。
- 「ダブルエックス、起動!」
- 第24話タイトル。カトックの死を乗り越え、ガロードは「十五年目の亡霊」を駆る。
- 「やらせるもんかぁぁっ!!」
- 第24話。逃がすものかと押し寄せる追撃部隊を前にして吼える。そして最低限の火器と二本の得物しかないDXで大立ち回りをやってのけ、バリエントの編隊を退けた。
- 「撃つしかないのか!」
- 第28話タイトル。新連邦の大部隊に迫られて、残月を見上げながら。
- 最初の一発を撃って以降、ガロードは(ツイン)サテライト・キャノンを撃つ事に抵抗を感じていた。更にカトックの死に際の言葉を聞いてから尚のこと、撃つ事に躊躇いを覚えるようになった。人の命を奪う可能性のある場面では尚更。結局、この場は亡命しようとしていたウィリスが新連邦に対し投降の意志を示すことで砲火が開くことは無かった。
- 「返せよ…ティファを返してくれ!約束したんだ!ずっと一緒にいるって、約束したんだ!!
それにまだ…話したいことも、たくさんあるんだ!…ティファーーーッ!!」 - 30話「もう逢えない気がして」ラスト。ニュータイプ研究所に職員として潜入していた宇宙革命軍のスパイ、ニコラ(SRW未登場)らの手によってティファは連れ去られてしまう。ガロードの叫びも虚しく、ティファを乗せたシャトルは宇宙を目指して消えてゆく…。
- 「よぉし…月が見えた!」
- 第34話タイトル。ゲームではツインサテライトキャノン使用時の台詞に使われている。
- 「もう、どこへも離さない!ずっと、俺のそばにいるんだ!いいな?」
- 34話。コロニーレーザーを巡る駆け引きを利用して奪取したティファとようやく再会しての言葉。
- 宇宙空間で地球を背景に手を繋いで向き合う非常にロマンチックなシーンだが、この時2人はすぐ近くにいたパーラの事は忘れている。当のパーラも無粋なことは言わず見守ってくれていたものの、熱々っぷりに呆れていた。
- ガロード「俺は貴様等を認めない!」
ガロード「誰だって辛いことや哀しいことを抱えて生きているんだ!そんな勝手な理由で、世界を滅ぼされてたまるかーっ!」
オルバ「貴様などにわかるか!僕等のこの苦しみが!」
ガロード「わかってたまるかーっ!」 - 第38話にて、自分達の憎悪で世界を滅ぼそうとするフロスト兄弟に対しての反論。ニュータイプの悲劇や生きるために戦うといった世界の光と闇を見てきたことで精神的に成長した彼だから出せた答えと言える。
- 「俺はただ…ティファの事を守りたいと思っただけで…特別な力なんてないし…」
- 第39話にてD.O.M.E.に「新しい未来を作る力」の例としてガロードがティファの予見した未来を悉く変えてきた事を挙げたのに対して。第11話では特別な力がないことに苦悩したが成長後はそれを受け入れた発言となっている。
- 「過ちは繰り返させない!」
- 第39話にて、あくまで戦乱を望むフロスト兄弟に対して。この言葉どおり、サテライトシステムによる15年前の悪夢をサテライトシステムで防いだことで過ちを繰り返さなかったと同時に、力に善悪はなく使う者次第であることを表した。
- 「ああ。よく知ってるよ。ニュータイプのことなら…」
- エピローグにて、始まりの町に帰ってきた際に赤い二連星からニュータイプを問われたことから発言。この時、彼の脳裏にはこれまでの出来事が走馬灯のように駆け巡ったであろう。
スパロボシリーズの名台詞編集
戦闘台詞編集
- 「トカゲは大人しく地の底に還りやがれ!」
- 『α外伝』での対恐竜帝国の特殊戦闘台詞。
- 「こいつ…あのパトゥーリアと同じだ!」
「くはぁ! でっけぇガンダム!」
「人を不幸にするようなガンダムを放っておけるかよ!」 - 『Z』に於けるサイコガンダム、デストロイガンダムとの特殊戦闘台詞。
- 「パプテマス・シロッコ! 俺達まで思い通りにできると思うなあっ!」
「世界を作るのは一人の天才じゃない! 俺達一人一人だっ!」 - Zにて、対シロッコ特殊戦闘台詞。
- 「ジ・エーデル! お前みたいな最低野郎は絶対に許さない!!」
「こいつで決着をつけるぜ! 最低野郎!」 - 『Z』に於けるジ・エーデルとの戦闘台詞。後者はサテライトキャノン使用時の台詞で、これを含めればジ・エーデルに2回「最低野郎」と罵声を浴びせた事になる。まあ、ジ・エーデルは己の快楽のために世界と命を弄んでいるのでそう言いたくなるのも無理はない。
- 余談ではあるが、続編において最低野郎のフレーズで有名なロボットアニメが参戦した。さらに言うと、ガロード役の高木氏はPS2版「装甲騎兵ボトムズ」においてバイマンの代役を務めている。
αシリーズ編集
- 「おい! 何であっちにティファが乗ってんだよ!?」
- 『α外伝』第19話フォートセバーンルート「共鳴する力」より。市長官邸に捕まっていたティファを奪回し脱出する際に、ティファがヒイロの乗るウイングゼロに同乗しているの見て組み合わせを提案したデュオに食って掛かった時の台詞。やはり、同年代の男と一緒にいるのが面白くないのであろう。ちなみにガロードはデュオのデスサイズヘルに同乗している。
- 「X…?あいつもXって名付けられたモビルスーツなのか!?」
ギンガナム「貴様のモビルスーツにXの称号は不要だ!」
「調子に乗るな!XはXでも、こっちはDXだぜ!!」 - 『α外伝』第33話「ターンX起動」より。ギンガナムに対して。ギンガナムの台詞も含めて全てDVEである。
- 「お前達は世界に存在を否定されたと言っていたな!だが、それに押し潰されて他人を否定しようとするお前達は最低の弱虫だ!」
「そうだ! もう一度言ってやる! ティファは力に負ける事なく自分の生き方を見つけた…だが、他人に痛みを返すことでしか自分の存在理由を見つけられないお前達は甘ったれの弱虫野郎だ!」 - 『α外伝』第41話「黒歴史の終焉」より。自身の存在を否定されたという理由だけで世界を滅ぼそうとするフロスト兄弟を原作以上に非難した。
Zシリーズ編集
Z編集
- 「そりゃあいつも調子に乗ってたけどよ…! だからって、ああまで八つ当たりされりゃたまったもんじゃないぜ!」
「いい加減にしろよな!俺達はあんた達のことを仲間だと思って手を貸してるけど…そっちは俺達に事情も何も話さず兵隊として使うだけかよ!」 - 第33話直前の分岐より。レントンが家出をした際、ホランドの身勝手な態度や暴行にさすがのガロードも頭に来ていたのか、声を荒らげる。実はガロードもレントンと同じくフリーデンに馴染めず、船から出た(家出した)ことがある。そのためにレントンを放っとけなかったらしい。
- 「こっちの方も凄いぜ。シベリアの雪が溶けて、氷の下から塩漬けの人間が発見されたってよ」
- 第42話「終章開幕」(ランド主人公時)の台詞。UNの噂話にある情報で、元ネタは格闘漫画『バキシリーズ』の登場人物ピクル。
ZSPD編集
- 「ティファが俺に力を貸してくれるように、俺も世界の為に何かをしたい…!みんなが笑って暮らせる世界を壊そうとする奴が来るなら、俺が相手になってやるぜ!!」
- シークレットエピローグセツコ編第1話「眠れる脅威」に於ける無人機軍団との初戦闘時に発生する戦闘前会話。みんなの笑顔を守る為、「炎のモビルスーツ乗り」が再び戦場を駆け抜ける。
- 「そんな事をして何になる!どれだけ命が失われれば、戦いの空しさが分かるんだよ!俺はお前を認めない!戦いなんて、この世界にはもう要らないんだよ!!」
- シークレットエピローグ第2話「執行者」に於けるギンガナムとの戦闘前会話。「戦火で世界を浄化する」と嘯くギンガナムの妄執に怒りの咆哮を上げる。
- 「過ちを繰り返さない為にも、人間は頑張って生きていくんだ!それを認めないのかよ!」
- シークレットエピローグ最終話「黒い歴史を越えて」より。XAN-斬-へと人類の存在意義を問うシンの叫びに追従し、人間の可能性すら摘み取ろうとする「執行者」の裁決に異を唱える。
- 「この黒歴史の亡霊に、人間も世界も変わっていく事を教えてやるんだ!」
「行くぜ、ブラックオーバーマン!絶対に俺達は諦めない!世界も、未来も!これが、お前達が否定した人間の強さだ!!」 - 同上。XAN-斬-との戦闘前会話。攻撃寸前、ガロードを制止するティファの反応を怪訝に思いながらも、直ぐさま負けられない戦いへと闘志を燃やす。
第2次Z編集
- 「何たって、俺達の世界にはあんたやレントンの同一人物がいたんだからな」
- 破界篇暗黒大陸ルート第27話「呪われし放浪者」より。ZEUTHのマナーをうっかり破りかけてしまい、その直後にアデットに止められた。
- 「能力があるとか、ないとか、そんな事にこだわって歪んじまった奴を俺は知っている!お前もそいつ等と同じだよ!」
- 再世篇におけるリボンズとの戦闘前会話にて。ガロードをただの人間と見下し嘲笑するリボンズに対して、能力の有無でしか物事を図れない狭量さにかつての仇敵を想起し、切り捨てる。
第3次Z天獄篇編集
- 「サテライトキャノンがいつも夜しか撃てないと思ったら大間違いだ! 大容量のコンデンサーのおかげで一発分のエネルギーをチャージした状態で出撃できるようになってるし…今じゃ、そこら中に反射衛星があるんだ! 昼だって2分あれば月からマイクロウェーブが届くんだぜ!」
- 翠の地球ルート第5話「翠の大海原」より、ツインサテライトキャノン初使用時の戦闘前会話。「今回のDXは一味違う」事を丁寧にアピールしてくれる。実際は一味どころか二味も違うのだが。
- ちなみに、本作以前に執筆された数年後を舞台にした外伝漫画『機動新世紀ガンダムX ~UNDER THE MOONLIGHT~』でも発電機能を持った中継衛星が修復されたという設定が登場しており、サテライトキャノンの使用に使われている。もっとも、月面施設が壊滅しているため本来の出力は得られていなかったが。
- 「夜が終われば、朝になる! 月が出てるって事は、朝が…未来が来るって事だ!」
- ボーナスシナリオ「マウンテンサイクルの闇」にて、黒歴史と∀の力を恐れるロランを激励した後に。
- 「…少しわかるぜ、あいつの気持ち…」
「もし、俺が不死身の身体になって、ティファが先に年をとって死んじゃったら、きっとやりきれない…」 - 第60話「永遠へ」シナリオデモでのアサキムが御使いにかけられた不死の呪いについてのコメント。
- もっとも、ガロード自身はアサキムのこれまでの行いについては「世の中にはやっちゃいけないことがある」と否定している。
携帯機シリーズ編集
- 「ヒイロとか言ったな。ツインバスターライフルとツインサテライトキャノンの力比べなんて、したくないだろ!!」
- 『R』第23話(コロニー落としを阻止に行くルート)「エンドレスワルツ」より。ティファの制止を聞かずにツインバスターライフルでシェルターを攻撃し続けるヒイロをツインサテライトキャノンで止めようとして。このガロードの気迫を認めてか、ヒイロも攻撃を中止する。
スパロボシリーズの迷台詞編集
αシリーズ編集
- 「す、すげえ…ガンダムがいっぱい…あれを全部売ったら、大もうけ出来そうだな」
- 『α外伝』第17話(フォートセバーンへ直行するルート)「月の民」より。フリーデンに集結しつつあるプリベンターの数多くのガンダムを見たときに漏らした台詞。確かにこの世界のバルチャー達から見たら宝の山で狂喜乱舞しそうな眺めである。全部売り捌いたら間違いなく一生遊んで暮らしていけるであろう(ガンダムに並々ならぬ思い入れを持つ彼や彼女が黙っていないだろうが…)。しかし、この後キッドから「まだそんな事考えてんのか」と呆れられてしまう。ちなみにこの時点でガロードの目の前にあるのは、ガンダム試作1号機Fb、Ζガンダム、スーパーガンダム、ΖΖガンダム、Vダッシュガンダム、ガンダムサンドロックカスタム、∀ガンダムの7機である。高木渉氏によるDVEで収録されている。
Zシリーズ編集
- 「レントン! こっちはフォーメーションXで行くぞ! GXはフォローに回る!」
「レントン…! 作戦成功の鍵はお前が握っている。お前の本当の力を見せてくれ!」 - 『Z』第17話太平洋ルート「青い放浪者」より。エウレカに良いところを見せたいというレントンを汲んでガロードが提案した戦術。レントンは「サテライトシステムのアミタドライブ的リミッター解除」を担当し、エウレカをサポートするらしい。もちろんこれらは全てハッタリで、年相応のセンスにグランナイツの面々からは呆れられていた。
- 「待ってろよ、ティファ!必ずあいつらを倒して、腹一杯食べさせてやるからな!」
「って、食べさせてやるだなんて、俺…旦那さんみたいだな!」 - 『ZSPD』ビーター・サービス業務日誌第1話「食べたくて合体」に於ける百鬼帝国との戦闘前会話。当初こそ食料の供給源を絶った鬼への怒りを露にするも、直ぐにノリツッコミをかまして惚気るガロードであった。
- 「俺なら、そんなケチくさい事言わないで2万年でも3万年でも愛するけどな」
ティファ「ありがとう、ガロード」
(き、来た! 俺のハートにマイクロウェーブが!) - 『第2次Z破界篇)第46話「邪悪の化身」より。ズール皇帝との決戦直前において、シルヴィアが口にした「1万2000年の愛」という言葉に便乗して、ティファへと遠回しにラブコールを送った際、満更でもない反応が返ってきた事で舞い上がる。
- 「待っててくれよ、ティファ! たんまり稼いで、すぐお前の所に帰るからな! 恨むなよ、悪党! お前達を倒して、俺は竹尾ゼネラルカンパニーで働くんだ!」」
- 『第2次Z再世篇』第4話日本ルート「竹尾ゼネラルカンパニー奮戦記」に於ける初戦闘時の戦闘前会話。万丈からの誘いで暗黒大陸からはるばるゲイナー達と共に竹尾ゼネラルカンパニーにアルバイトへ来た際の台詞。完全に単身赴任の夫である。
搭乗機体編集
- ガンダムエックス
- 最初の乗機。対ベルティゴ戦で大破する。
- ガンダムエックス・ディバイダー
- ガンダムエックスの改修機。後に、ジャミルがこの機体に乗り換える。
- ガンダムダブルエックス
- 新地球連邦軍がゾンダーエプタで新たに開発した機体。ガロードが奪取し、彼の乗機となる。
- ガンダムダブルエックス+Gファルコン
- Gファルコンと合体した強化形態。機動性・火力が大幅に強化され、Eパックにより月無しでサテライトキャノンを発射可能となる。
余談編集
- ガロードを演じた高木渉は、ガンダムXのDVD-BOX付録小冊子やインタビューで配役の経緯について「確かフロスト兄弟のどっちかの役でオーディションを受けていたのだけど、高松監督から私の声がガロードのキャラクター性に合っているのでは、とのことで再オーディションになった」と回想している。高松が見込んだ通り、「ダミ声」とまで言われた高木の声質は、たくましいガロードのキャラクター性演出に一役買っている。
- 同時に「ジャミルとガロードの関係と、(尊敬する大先輩である)堀内賢雄さんと僕の関係が、どこか似ている部分があった」「収録中も賢雄さんからは、まさに『何も考えずに走れ!』と言葉をもらっていたような心境だった」と回想している。
- ガロードの外見については、『機動新世紀ガンダムX』の高松信司監督が、それ以前に監督を務めた2作品に似たキャラクターが存在する。具体的には髪型は『勇者警察ジェイデッカー』(1994年)の主人公である友永勇太に、服装は『黄金勇者ゴルドラン』(1995年)の原島タクヤにそっくりである。なお、高松はこの件について先のDVD-BOX付録小冊子でキャラクターのイメージラフを自分が描いていたことを明かした上で、「意識したというより、僕の好みのスタイルだったんでしょう」とも語っている。
- キャラクターデザインを担当した西村誠芳は、2016年7月に行われたサンライズフェスティバル「機動新世紀ガンダムX」上映&トークショーに、高松と一緒に登場。その際「ガロードは基本的には最初からあんな感じ(=高松のラフ通り)だったが、監督から特徴付けを指示されました。それで髪の毛のハネともみあげを付けた事をよく覚えている」と述べている他、自身のtwitterで当時高松が送って来たラフの一部を披露したことがある。
- UXにおいて彼自身は直接登場はしないのだが、海動が「ガロウ・ラン」という言葉を聞いた際に「ガンダムのパイロットか?」とさも当然の様にガロードを連想している。なんで海動がガロードの名前を知っているのかは謎である。ひょっとしてこの世界の某映画にでもいたのだろうか。なお同作では搭乗機をモチーフとしたキャラクターが登場している。
- 『SDガンダム聖伝』(未参戦)ではブレインマスターガロードとして登場したが原典とはうって変わっての敵役である。