ゼロは「コードギアスシリーズ」の登場人物。
ゼロ | |
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登場作品 | |
声優 |
福山潤(ルルーシュ) 櫻井孝宏(スザク) |
デザイン |
CLAMP(原案) 木村貴宏(アニメ版) |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇 |
SRWでの分類 | パイロット(ルルーシュ・ランペルージを参照) |
プロフィール | |
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本名 |
ルルーシュ・ランペルージ (ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア) →枢木スザク |
種族 | 地球人 |
性別 | 不明(男) |
所属 | 黒の騎士団 |
役職 | 総帥→CEO→首席顧問 |
概要編集
ルルーシュ・ランペルージがフルフェイスのヘルメット(ボイスチェンジャー付。またギアスを使うために左目周辺部分は開閉可能。このヘルメットはナイトメアフレーム搭乗時は外す)を付け変装した姿。自称「正義の味方」。
ルルーシュはこの姿でいくつかの反ブリタニア組織に接触し、それらの構成員を集めて「黒の騎士団」を設立しブリタニアに反旗を翻した。卓越した戦略とギアスにより勝利を重ね、やがて「奇跡を可能とする人物」としてイレヴン(日本人)から神格化されていく。
地形を利用した戦略を好み、峡路に誘い込んでの各個撃破や足場を破壊して敵を動けなくするなどの策を用いて部隊を指揮する。しかし敵のエースクラスの単騎突出には弱く、(本人の運が悪いのか)よく見つかっては乗機を撃破されて脱出する光景が見られた[1]。パイロットとしての能力値はお世辞にも高いとは言えないが、エース級相手では分が悪いだけで別段低すぎると言うわけではない。
基本的にゼロ=ルルーシュという公式が成立するが、登場人物達の言葉を借りれば、ゼロという存在は個人を示す「名前」ではなく、あくまで「記号」に過ぎない(作中本人は「私はゼロ」と言ってはいるが「私の名は~」とは一度も言っていない)。最終的にはゼロレクイエムにおいて枢木スザクがその記号を引き継ぐことになる。
その秘匿性と、あくまでも記号に過ぎず、個人性が皆無であるという点を利用し、『R2』の中盤では、100万人のイレヴンを脱出させるため、あらかじめ総督府に「ゼロを見逃す」という契約を取り付けた上で100万人全員をゼロの姿にして脱出させるという奇策が使われている。これは処刑という発表が成されていたとはいえ、公にはゼロの素性が公表されていない=世間では誰もゼロの素顔を知らないというブリタニア当局の発表も逆手にとった形となる。ただし、『ナナリーに虐殺皇女の汚名を着せない』及び『スザクがそれを許さない』という前提条件というリスクの高い作戦でもあった。
登場作品と役柄編集
Zシリーズ編集
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 初登場作品。黒の騎士団・ZEXISのメンバーとしてはこちらの名義になる。前述の理由から、カットインはヘルメットを外したものとなっている。原作通り本人の能力は中の上程度で、専用の特殊スキルとして広範囲の味方の能力を引き上げる「戦術指揮」を持つ。中盤以降のガウェインの機体の性格と本人のパイロットステータスから攻めても良し、サポートも良しの非常に幅広い運用法が取れる。ただ特殊技能枠が圧迫されているので、穴を埋めるよりどちらかの長所を伸ばす方向での育成が望ましい。なお、多数のユーザーの予想(期待?)通り、ZEUTHメンバーからは黒のカリスマではないかと警戒されていた。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 『R2』の設定を取り入れ、斑鳩と蜃気楼のパイロットとなる(蜃気楼を出撃させないと斑鳩のメインパイロットとなる)。また、新たにヘルメットを被ったままのカットインが追加された。なお、彼がかつてエルガン代表に託された召集権を発動することで、事前にヴェーダに仕込まれたZEXISの承認手続きが自動で完遂するようになっていた。終盤では『Z』でのシン達のように、第49話での扇の選択肢によって彼の運命が大きく変化する。
- ゼロレクイエムルートの場合は皇帝ルルーシュとして敵になり名称通りゼロレクイエムも再現されるが、逆に黒の騎士団ルートは黒の騎士団の面々が話し合う事を選んだ事により、敵対せずZEXIS一行に受け入れられた。最終的にはどちらもゼロとして生存(原作ルートの場合、表向きは死亡扱い)し、罪を償いと平和の為に戦う事を新たに決意する。EDにおいても心中でナナリーに別れを告げて、C.C.やスザクと共にゼロとして行動している。
- なお、ゼロレクイエムルートでは第58話、黒の騎士団ルートではエンディングで、「ゼロ」であることを貫くあまりに仮面を取る選択ができず、左目の部分を開けてストローで飲むというシュールかつ笑える場面がある[2]。いずれのルートでも正体をZEXISのメンバーに知られた後も基本的にはゼロと呼ばれ続けられる。また、ゼロレクイエムルートに進んだ場合、ロシウやシェリルがゼロの正体をルルーシュと知っていることから、ZEXISメンバーに近い人物の一部にも正体は知られたようである。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- ゼロとしての登場は第19話「つながる絆」からとなる。ネルフに第6の使徒の迎撃作戦を立案して伝えていたことが明かされたほか、補完計画の概要を掴んでおり、「太陽が沈む前に行われるべき計画」と「神の存在」の継承者であることが語られている。『再世篇』の正史はZRルートであり、「皇帝ルルーシュを倒したテロリスト」として知られている。
- また、やっぱり今回も仮面を取らなかったせいで笑える事態を引き起こしている他、(緊急の用件があったためだが)宗介とテッサが二人で腹を割った話をしようとしていたのにうっかり突入してしまったりと斜め上な真面目さを炸裂させている。
- 今回は最初から自軍内では正体を知られているため、一部の新規参戦の女性陣からは「君」付けで呼ばれるという原作ではありえなかった呼称をされる。
- エースボーナスは直接戦闘に関与しないものの、フル活用することでとんでもないことになりうる。
- 前作でギアスを使用した事で取り返しの付かない結果を生んだことを後悔した為今作では一切使用しておらず、クロノの調査の際にはこの事で時間がかかった事をZ-BLUEに合流した際に報告している。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 最短で第8話で参戦。時獄篇に引き続きZ-BLUEの参謀格である以外にも、物語の根幹である「神」にも大きく関わっている為出番は多い。また、デフォルトフェイスアイコンが新規のものに変更されている他、福山潤氏の音声も新規収録された。
- EDでは扇や藤堂にそれぞれの組織への誘いを受けているものの辞退し、スザクやC.C.と共に世界の裏で永遠に戦い続ける道を選んだ。
VXT三部作編集
- スーパーロボット大戦X
- 原作終了後設定。本作ではルルーシュとしての出番がほとんどなので、ゼロとしては出番は少なめ。
- 中断メッセージではスザクがルルーシュからコスチュームを借り受け、ゼロの姿になる物が存在する。
単独作品編集
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- 立ち絵では仮面を外しているものも多いが、パイロット名義は全てゼロ扱いになっている。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 第1章追加ミッション「反逆のルルーシュ」で登場。OE世界ではない別の地球からペンタゴナワールドに飛ばされてきた模様。ダバ達反乱軍に協力し、地形を有効活用した戦術で正規軍を翻弄した。異世界ではあるが、「ゼロ」として振る舞い素性は隠すようにしている。
- 第2章から本格的に登場し、惑星Ziにて共和国軍の参謀として活躍する。自軍ユニットとしては第3章ラストで加入。コネクト・フォースの頭脳としてシナリオ上の出番は多い。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 無頼(ゼロ専用機)、ガウェイン、蜃気楼、およびSRWオリジナルのランスロット (ゼロ仕様)、期間限定参戦の月虹影のパイロット。戦闘中のカットインでは仮面を外しているものも多いが、パイロット名義は全てゼロ扱いになっている。
- 2016年10月のイベント「世界 の 声」では報酬でボイス付きパイロットパーツが追加された。なお、この『R2』名義のパイロットパーツ以外にも『復活』名義のパイロットパーツ(「ゼロ/C.C.」名義)もあるが、こちらにはボイスはない。
- スーパーロボット大戦DD
- 支援ユニットパーツとして登場。パーツアイコンでは仮面を外しているが戦闘アニメでは付けている。シナリオ中では序章ワールド3に登場し、1章Part4にてパイロット加入。
- 2020年3月のイベント「クロッシング・パイロット第2弾」では、C.C.がゼロに扮する場面がある。福山氏のボイスが新録されているため、イベントのシチュエーションに合わせたボイスが用意されている。本作は今までの作品と異なり、原作再現としてゼロのボイスにエコーがかかっている。
- 本作では『再世篇』と異なり、『R2』のストーリーが始まった段階の2章part11にてカレンによって自軍部隊の首脳陣を含めた一部には正体が明かされた。ただし、その動機や彼がブリタニア皇族だということまではこの時点では知られていない。
- 3章Part1では原作通り100万人がゼロに扮する奇策が用いられたが、複数の版権作品の力添えあってゼロの立体映像をリアルタイムで生み出す、と方法がだいぶ変化している。その影響とグリグリも手伝った弊害で、100万人が誤ってニンジンに変化するというトラブルが生じ、それを修正したことで100万のニンジンがゼロに変身するというシュールな光景が生まれた。
- スーパーロボット大戦30
- 『復活のルルーシュ』設定。時系列としてはスザクがゼロだが、キャラクター事典での担当声優は福山氏が表記されている(ただし、ボイスは収録されておらず、事典でも聞くことはできない)。公の場で姿を晒す必要がある場面ではルルーシュがゼロの衣装で現れることも。
- なお、スザクの事典でのデフォルト立ち絵はゼロの衣装となっている。
人間関係編集
仮面を外しているときのルルーシュの人間関係はルルーシュを参照。
- C.C.
- たびたびゼロの影武者を務める。メンバーからは「ゼロの愛人」として認識されている。黒の騎士団の中で唯一当初からゼロの正体を知っていた。劇中、最初から最後まで味方だった唯一の存在。
- 紅月カレン
- メンバーの中で特にゼロを信頼している。ブラックリベリオンの際に正体を彼女に知られ、ショックを受けた彼女からは一度見捨てられてしまうが、再び従われるようになる。
- 『第2次Z再世篇』の黒の騎士団ルートでは彼女に思いっきり殴られるハメに。
- 扇要
- 彼が率いるレジスタンスを偶然助け、その後「黒の騎士団」の母体とした。メンバーの中で一番最初にゼロを認めるが、『R2』終盤ではゼロを裏切った。
- 劇場版『皇道』ではセリフや心情が変更され、カレン、玉城と共に「最後までゼロを信じようとしたが、追放を阻止することはできなかった」という描かれ方になっている。
- 『第2次Z再世篇』では終盤の彼の選択によって運命が大きく変化する。
- 玉城真一郎
- 当初は不審な点の多過ぎるゼロの事を快く思っていなかったが、次第に信頼するようになっていった。逆にゼロからの評価は低い。
- 『R2』終盤でゼロの正体が明るみになり、彼が黒の騎士団を追われてからも、カレンを除く古参メンバーの中で唯一最ゼロの追放を阻止できなかったことを悔やんでいた。
- ディートハルト・リート
- ゼロを「カオスの権化」として称賛・心酔するが、後にゼロが黒の騎士団を追放される時は彼を切り捨てた。そして最後は逆にゼロに見捨てられることなる。
- 『第2次Z再世篇』では原作以上に惨めな形で見捨てられることに。
- 枢木スザク
- ゼロにとっては最大の天敵。自分の作戦を彼の力技で強引に突破されてしまうことが多々ある。当初は彼がランスロットのパイロットであることを知らなかった。彼の主君であり恋人であるユフィを殺害したことで彼から憎悪と怒りを抱かれるようになる。だが、紆余曲折を経て最終話では、スザクがゼロの仮面を引き継ぐこととなる。
- コーネリア・リ・ブリタニア
- ルルーシュの異母姉。彼女との最初の戦いでは一方的に敗れたが、以後は彼女に奇策を用いて幾度も手痛い目にあわせる。彼女の同母妹のユーフェミアを殺害したことで彼女のゼロへの憎しみは夜叉の如く極限まで高まることになる。ブラックリベリオンの際、彼女を策略で戦闘不能に陥らせた後に自ら素顔を晒し、彼女を驚愕させた。
- ユーフェミア・リ・ブリタニア
- ルルーシュの異母妹。ゼロの正体を見破ったがそれを周囲に明かすことはなかった。彼も彼女の決意に和解すら考えたが、最終的に自らのミスで彼女をゼロとして殺害する苦渋の選択を選ばざるを得なくなる。以後も時折彼女のことを思い出すなど罪の意識は持ち続けている。
- Zシリーズでも原作通りの経緯を辿るが、『第2次Z再世篇』で黒の騎士団ルートに進んだ場合、「決死のエンドゲーム」クリア時のイベントでコーネリアと共に姿を見せる。
- アンドレアス・ダールトン
- 行政特区日本の式典会場でギアスの支配下にあるユーフェミアの行動を制止しようとしたために撃たれ、重傷の彼にギアスをかける。その内容は「主君コーネリアを捕らえ、ゼロに差し出せ」というもので彼がその命令を実行した後、用済みとして止めをさした。
- ジェレミア・ゴットバルト
- スザク救出の際に彼を陥れて以降、仇敵として狙われる。『R2』では正体を知り、ゼロを「主君」と定めて忠誠を誓う。
- ヴィレッタ・ヌゥ
- ルルーシュにギアスをかけられた女性。以降、何かと気になる。
- ニーナ・アインシュタイン
- 彼女からはイレヴンに味方する自分に嫌悪感を抱かれていたが、彼女が敬愛するユーフェミアを殺害したことで彼女からも憎悪と殺意を抱かれることになった。ゼロレクイエムにおいては様々な理由から共闘。
- 皇神楽耶
- ゼロの妻を自称し、一方的に接近してくる。漫画版では扇の代わりに彼女がゼロの排除を決定する。
- 藤堂鏡志朗
- 日本解放戦線壊滅後、配下と共に黒の騎士団に招き入れた。指揮能力・個人戦闘力共に非常に高く評価しており、KMF部隊を一任、カレンに並ぶ戦闘の要として重用した。
- しかし、裏では藤堂らを取り込むために、日本解放戦線のリーダーを含む旧上層部を自害に見せかけて謀殺していたことは知る由もなかった。
- 卜部巧雪
- 『R2』序盤で「飛燕四号作戦」を決行し、ゼロを救出に来た。実は何気にゼロの正体を知った一人(恐らく実行に当たってカレン辺りから聞いたと思われる)。
他作品との人間関係編集
コードギアスシリーズ編集
- ゼロ (白の騎士団)
- 『X-Ω』のイベント「赤と白」に登場したテロリスト組織「白の騎士団」を率いる彼の名を騙る偽者。直接的な接点はない。
- 日向アキト、レイラ・マルカル
- 『コードギアス 亡国のアキト』の主人公とヒロイン。「ジュリアス・キングスレイ」絡みの因縁があれど直接対面する事が無いまま終わったが、『DD』では本格的な共演が実現。しかも、レイラがプレイヤー部隊の首脳陣の一人という重要な立場になっていた為に「ルルーシュ・ランペルージ」としての顔を早々に知られる事になる等、ニアミスで終わった原作とは全く異なる関係となっている。
リアル系編集
- キリコ・キュービィー
- 『第2次Z破界篇』では彼を傭兵として雇う。命令には忠実な彼を重用しているが、自分の能力故か味方側でもっとも早くその本質を見抜いており「この男は誰にも従わない」と危険視もしていた。しかし、『第2次Z再世篇』では条件次第で自ら仮面を外して正体を明かし(『再世篇』にて、ゼロの正体に気付いた他作品の人物は何人かいるが、ゼロが自ら正体を明かした他作品の人物はキリコだけである)、彼のATのミッションディスクの調整を手伝う等、彼に対して絶対の信頼を示すようになる(キリコは一時的にZEXISと敵対するが、この時も自分の正体がバラされる事は全く考えていない)。キリコもその信頼に応え、ゼロの正体が露見した際は真っ先にゼロの弁護を行い、ゼロに危険視されたキリコがもっともゼロを信頼する人間になるという良い意味で皮肉な結果になった。また、ゼロレクイエムルートでは運命を受け入れざるを得なかったルルーシュは「自分もキリコの様に生きたかった」と思っていた。
- なお、ディートハルトに「カオスの権化」と呼ばれたゼロだが、キリコも幻影篇PVにて「カオスを体現するあの男」と呼ばれる。
- アナ・メダイユ
- 『第2次Z破界篇』では彼女から「黒い仮面の怪人」の話を聞かされた上で、「彼とは違う真面目な方」との評価を受け、バツが悪そうに礼を述べる。
- レントン・サーストン
- 『第2次Z破界篇』ではエウレカが自分の正体を明かした際に、「彼女を狙う者はZEXISの敵」とエウレカを守ろうとする彼を後押しした。何らかの裏はあったのかもしれないが、自分と同様にどうしても守りたい人間がいることへの共感かもしれない。…エウレカの声が妹と同じだからかもしれないが。
- 『第2次Z再世篇』でもエウレカ救出作戦では敢えてレントンを救出部隊に入れず、レントン自身の自発的な参加を促している。
- ホランド・ノヴァク、ハップ
- 『第2次Z破界篇』での初対面時、保護したエウレカの処遇について流暢に会話を進める彼等に違和感を覚え、警戒する。『第2次Z再世篇』では余命いくばくもない身を押してレントンのサポートに回るホランドを気遣っている場面もある。
- テレサ・テスタロッサ
- 『ACER』では彼女の指揮官としての能力を非常に高く評価し、信頼していた。
- 相良宗介
- 『ACER』で惑星エリアに転移させられた後、各作品のキャラが集結するまでのストーリー中に宗介が仕掛けたトラップを見破った。しかし、ボン太くんで敵拠点に奇襲する作戦はさすがに真面目な彼も驚かされたようだ。
- オズマ・リー
- 『ACER』では、妹のことで悩ませまいと彼の代わりにアルトの覚悟を問いかける。
- 武知征爾
- 『フルメタル・パニック!』の登場人物。Zシリーズでは黒の騎士団の零番隊所属という設定になっており、騎士団解散後にA21を立ち上げたとされる。
- ゲイツ
- 苦手な相手。時獄篇では度々彼の発言に唖然とさせられる。
- 上条当麻
- 『X-Ω』イベント「幻想の中で」にて、彼の持つ「幻想殺し」の力に目を付け一時は自分たちの世界へ連れ去ろうとしたが、彼との一騎打ちに敗北、説得を受けた事もあり断念する。
ガンダムシリーズ編集
- スメラギ・李・ノリエガ
- 『第2次Z破界篇』にて、彼女からは「いずれ戦う事になる」と警戒されるが、戦略家と戦術予報士として互いに信頼しており、ゼロも「自分の戦略とスメラギの予報が一致したのなら、それは確定事項」と言うほどであった。
- ちなみに、『第2次Z再世篇』にて本当にゼロと戦うかどうかは彼の選択次第。
- 『CC』のイベント「宇宙を守って来た者達」ではスメラギを相手に熾烈を極める知略戦を繰り広げた末に引き分けている。
- 張五飛
- 『第2次Z破界篇』では当初は五飛から「詐欺師」と評される(確かにゼロの掲げる「弱者救済」は賛同者を増やすための方便という面もあり、「日本解放」も最終目的ではなく過程であるのでこの評価は的を射ているといえる)など、彼から深い不信感を抱かれていたが、五飛も徐々にゼロの正義を見極め、やがてはよき理解者の一人と言ってもいい存在になる。また、クロウ同様自力でルルーシュ皇帝の真意にたどりついた人物でもある。
- ヒイロ・ユイ
- 『第2次Z再世篇』では自力で正体に辿りつき、ゼロの「共犯者」の1人となる。その際に、いつか道を誤った時にゼロを殺すことを宣言した(=ゼロの生存フラグを立てた)。ゼロの正体がバラされた際はキリコと共に真っ先にゼロを弁護した。ヒイロもまた一時ゼロに危険視されていたので、皮肉な結果と言える。
- ゼロレクイエムルートに進んだ場合、ゼロシステムで見たゼロの未来が、ゼロレクイエムの結末だったことを明かす。なお、『X』でもルルーシュの台詞から黒の騎士団に協力していた様子が伺える。また、『天獄篇』、『X』では彼に対して名指しの援護台詞が存在する。
- デキム・バートン
- ロックオン・ストラトス (2代目)
- 『第2次Z再世篇』ではロロを篭絡するために彼に狙撃を依頼する。ロロをかばう形にして銃撃を喰らっても目的達成のために行動するゼロを「タフな奴」と評する。体力の無さをネタにされるゼロ(ルルーシュ)にとってはほとんど唯一の例外的な評価。
- ルイス・ハレヴィ
- 『第2次Z再世篇』黒の騎士団ルートでは彼女に正体がバレて憎悪の感情を向けられてしまう。そのルイスの様子にゼロも心を痛め、沙慈と共にルイスを救う決意を固める。
- アムロ・レイ
- 『DD』では常に仮面を着けているというゼロについて、「個人的な経験から言わせてもらえば、その手の人間とは最終的に決別することになるぞ」と称した。言うまでもないが下記のライバルに関しての経験則であり、説得力がありすぎる。
- クワトロ・バジーナ(シャア・アズナブル)
- 『第2次Z破界篇』では大きく関わる場面はあまり無かったが、『第2次Z再世篇』や『第3次Z時獄篇』ではゼロも指導者としての彼に期待を寄せていることを伺わせることがわかる。中でも時獄篇ではZ-BLUEとネオ・ジオンの会談時、シャアとして起った彼の前に自ら仮面を外して出席し(シャア以外にもハマーンらがいるにも関わらず、である)、己の覚悟の程を示している。
- SRWシリーズに先駆けて共演した『ACER』でも、仮面を外そうとしないゼロに不審の目を向けるゲインに対し、キンケドゥと共にゼロを擁護する発言をしている。
- ちなみに「愛する妹を持つ兄である」、「大望を果たすために仮面をかぶり名を偽り、戦いに身を投じる」など、共通点の多い人物である。
- フル・フロンタル
- 『第3次Z時獄篇』では「シャアを演じる」「アクシズの落下によって他者や自分が死んでも興味がない」と言い切る姿に、シュナイゼルと同じ「虚無」を持っていると評した。また、天獄篇でバナージから比較された時も仮面を被っても立ち位置は異なると述べている。
- マリュー・ラミアス
- 『DD』では、彼女に掛け合いアークエンジェル隊にカレンを護衛として同行させる。
ゾイドシリーズ編集
- ルイーズ・テレサ・キャムフォード
- 『OE』では彼女の手助けを行っている。
- バン・フライハイト
- 『OE』では彼がデスザウラーをとどめを刺した後、彼の豪快な戦い方と潜在能力(スザク曰く荷電粒子砲の流れが見えた)に驚愕する。
- ギュンター・プロイツェン
- 『OE』では、ガイロス帝国のトップである彼と水面下で知略戦を繰り広げていた。
スーパー系編集
- カミナ
- 『第2次Z破界篇』では、当初は彼に本心を見せようともしないタイプとして嫌われていて、ゼロもまた直感的に動くカミナに苦手意識を抱いていたが後に互いに認め合う。そしてゼロもまた、カミナの死については哀悼の意を示していた。
- ほとんど自分の本音を隠したりはしないところが正反対だが、実はゼロ(ルルーシュ)とは同年齢の人物で「抑圧された環境に納得ができないことが行動を起こした動機である」など類似点もある。
- 赤木駿介
- 東京壊滅の事態を招くやも知れぬ軍のヘテロダイン殲滅作戦に「やむを得ない」と肯定的な意見を述べた際、彼からの反論に感ずるものが有ったようで、そのひたむきさに敬意を表す。
- 飛鷹葵
- 『第2次Z破界篇』では初めて自己紹介した際に「胡散臭さを仮面とマントでパッケージしたような奴」と評される。
- あしゅら男爵
- サガミ湾戦にて地下街に仕掛けた罠の一つが作動不能となる想定外のミスが起きた事で、彼らの攻撃に晒され窮地に立たされる。しかし、ブリタニア軍に対して用意した罠を使い、立場を逆転させた。
- ロジャー・スミス
- 『第2次Z再世篇』で黒の騎士団ルート選択のフラグが成立した場合、彼もゼロの正体に辿りつく。またその場合、第38話でロロからシャーリーを守る。
- 不動GEN
- 『ACER』では、彼がドクター・シキに対抗する手段はギアスである事と予見した模様。
- 碇シンジ
- 『第3次Z時獄篇』では似たような父親と境遇を持つ者同士であるためか、彼のことを気にかけている節がある。
- また、ヤシマ作戦前に彼の前にルルーシュとして現れた際にはシンジの目の前でゼロの仮面を被り、「皇帝ルルーシュ=ゼロ」だと示す。
- 碇ゲンドウ
- 『第3次Z』にて対峙。彼が画策する人類補完計画と彼の父親としての在り方を強く否定した。
- 特に父親の在り方に関しては、ゼロは既に悪い例を嫌というほど思い知っているが故に、妻以外の他人を信じようとしない彼の独善を早い段階で感じ取っていた可能性もある。
- タカヤノリコ
- 彼女からは「君」付けで呼ばれる。オタクの彼女からは仮面に興味を持たれたり、彼女のかつての上官、指揮官たちに比べて気合が足りないと言われたこともある。
- 加藤久嵩
- アンゴル=モア
- 『OE』では彼女にアクシズ破壊の指示を下し、見事それを達成させる。
バンプレストオリジナル編集
- クロウ・ブルースト
- 彼からは時折、建前とは別に自分の真の目的や手段などをいぶかしく思われている。行政特区日本の日本人虐殺事件の際はその場に現れたアイムの言葉から真の首謀者がゼロではないかと疑われた。
- 『第2次Z再世篇』第49話では黒の騎士団の面々がゼロを糾弾する中、クロウはゼロ(ルルーシュ)を擁護しようとする姿勢を見せている。また、ゼロレクイエムの際はこの時点ですでにルルーシュ皇帝の真意はおおよそ察しがついていた模様。
- エスター・エルハス
- 人造リヴァイブ・セルによって次元獣と化した彼女に襲われた際、とっさにギアスを掛けたことで、彼女に人間の意思が残っていると確信した。
- アイム・ライアード
- クロウの項に書いたとおり、ゼロが日本人虐殺事件の真の首謀者であることを示唆するかのような発言をしている。アイムは嘘を力の源としているので幾多の嘘を重ねているゼロのことも感じ取っていると思われる。
- なお、ゼロは(少なくとも作中では)アイムを事件の関連人物に仕立てるような発言はしていない。アイムに罪をなすりつける行為はやろうと思えば出来ただろうが、あえてそれをやらなかったのはルルーシュなりの贖罪なのだろうか…?
- ZEUTHメンバー
- 『Z』の版権キャラ達の部隊。ZEUTHメンバー全員から正体をある人物ではないかと疑われた。この事実をアナ姫から教えられ、当初考えていたギアスをかけて配下にすることをやめた(全員にギアスをかける前に不自然と思われるためだろう)。
- 黒のカリスマ
- 直接の関係はないが、両者ともに数多くの共通点を持ち、その部分をユーザーにたびたび指摘されている。もしかしたら、黒の英知で「世界を混沌に包む仮面をつけた黒衣の人物」を知って、その姿を真似たのかもしれない。
- さらに余談だが、「呼称が記号に過ぎない」という点でも似ていたりする。
- 草薙征士郎、八重垣ひまり
- 彼らの所属しているコネクト・フォースの行動部隊に加わり、戦闘、参謀両方面に能力を発揮。また同組織の負の面を是正する。
- 西条涼音
- 彼女からも「君」付けで呼ばれる。自分の年齢が彼女が受け持っている生徒たちと同年代だと知っているからだと思われる。
- バルビエル・ザ・ニードル
- 彼のスフィア・アクトで暴走した市民を止めるため、ギアスの使用を余儀なくされる。
- ギルター・ベローネ
- 智将を名乗りながら、単純すぎる作戦ばかり立てる彼を嘲笑している。
Another Century's Episode:R編集
搭乗機体編集
ルルーシュ編集
- サザーランド
- ヴィレッタ機などに一時的に搭乗。
- 無頼
- 頭部に装飾を付けた専用機。
- ガウェイン
- ブリタニア軍から強奪した機体。二人乗りであり、C.C.と共に操縦する。
- 蜃気楼
- 自身の専用機。彼以外の操縦は難しい。
- 斑鳩
- 黒の騎士団の旗艦。
- 真母衣波 零式、月虹影
- 『復活のルルーシュ』での搭乗機。
スザク編集
- ランスロット・アルビオンゼロ
- ゼロになったスザクが乗るランスロット・アルビオンのコピー機。
- 真母衣波 壱式
- 『復活のルルーシュ』冒頭にて搭乗。機能や武装が制限されている。
SRWでの搭乗機体編集
- ランスロット (ゼロ仕様)
- ゼロが搭乗する様に調整した黒いランスロット。ランスロット・アルビオンゼロとは別物。
- ウイングガンダムゼロリベリオン
- 『DD』のクロッシング・パイロット第2弾でゼロが搭乗する黒いウイングガンダムゼロ。
- 月虹影帥
- 『スーパーロボット大戦30』に登場する月虹影の完成機。
余談編集
- 仮面のデザインもCLAMPが原案を手掛けている[3]。
- その声はボイスチェンジャー機能があるという演出のため、ルルーシュ役の福山潤氏の声にエフェクトをかけて表現されている。劇中の人物達にはルルーシュを連想させもしないような、男とも女ともつかないような声として聞こえているらしい(ゲーム『Lost Colors』においては、このエフェクトの部分が特に強調されているので一度聞いてみるといいだろう)。
- 福山氏はラジオ『超A&G超RADIOSHOW〜アニスパ〜』内のコーナーにて、ルルーシュは自力で声を低くしており、機械はエコーをかけるのみであるとしている。
- 漫画『ナイトメア・オブ・ナナリー』にも登場するが、こちらのゼロは、鎧を着込んだマッチョなような姿になっていて、素手でナイトメアフレームとやりあったり、弾丸を静止させたりと、化け物じみた能力を持っている。その言動のインパクトと、これらの特徴から、ファンには「ゼロさん」と呼ばれている。
- ゼロ及びルルーシュを演じた福山氏は翌年に発売されたPSPソフト『ディシディア ファイナルファンタジー』にてオニオンナイトを担当しているのだが、オニオンナイトがエクスデスに対して発したある台詞がゼロの台詞にそっくりだったことから、プレイヤーからは「オニオンナイトが命じる!全力で見逃せ!!」などゼロっぽく改変されてネタにされた。
脚注編集
- ↑ これはルルーシュの持論である「王が動かなければ部下はついてこない」という考えが裏目に出ているとも考えられる。
- ↑ 揚句、メンバーに笑われてむせる。
- ↑ メインスタッフインタビュー第3回「木村貴宏」 2020年9月19日閲覧
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