エイーダ・ロッサ
エイーダ・ロッサは『獣装機攻ダンクーガノヴァ』の登場人物。
エイーダ・ロッサ | |
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登場作品 | 獣装機攻ダンクーガノヴァ |
声優 | 後藤邑子 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦L |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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種族 | 地球人 |
性別 | 女 |
年齢 | 若年 |
髪色 | 金髪 |
血液型 | ABO式血液型のどれにも属さない新種 |
所属 | ゾルブレイン→ドラゴンズハイヴ |
概要
都市部で絶大な人気を誇る新人アイドル歌手。同時にR-ダイガンのパイロットという裏の顔を持つ。
駆け出しの頃に入って来るはずだった大仕事をジョニー・バーネットの手腕で他社に取られてしまったという過去を持つ。その事を知った彼女はジョニーに執着するが、彼のことを知ろうとする内に恋に落ちる。
劇中でジョニーに直接出会い、気持ちを伝えるもののこの時点では互いの裏の顔を隠していたこともあってあまり進展がなかった。しかし後にゴッドビーストモードを発動して暴走するダンクーガノヴァによって死の寸前まで追いやられた際、ジョニーが彼女に気づいたことによりダンクーガノヴァが攻撃を止めるという形で、この告白が彼女の命を救ったと言えなくもない。
当初はウラジミールの指示の下冷徹にダンクーガノヴァを攻撃していたが、ムーンWILLの襲撃によりチームDと共闘するようになってからはほどなく仲間として認められており、ジョニーとの関係にも進展が見られた。エピローグではジョニーと共にショッピングを楽しむ様子が見られる。
ちなみに、R-ダイガンのパイロットとなった経緯は、本人によると「いつの間にかアイドルになっていて、いつの間にかR-ダイガンのパイロットになっていた」との事。なお、エイーダの血液型はABO式血液型のどれにも属さない、22世紀になって判明した貴重な新種であり、そのデータを保存する事が彼女がRダイガンに選ばれた理由である事がドラマCDで明かされた(この血液型のデータも保存しなければ、ダンクーガに人間という生命を保存しきった事にならない)。
R-ダイガンパイロットとしては専用のフルフェイスヘルメット(正体判明後は目が透けて見える徹底ぶり)を被っているが、月面戦ではチームDの面々と同様の動物をあしらったヘルメットを着用していた。
登場作品と役柄
Zシリーズ
携帯機シリーズと比較して、良くも悪くもジョニーとの熱愛っぷりが強調されている(強調し過ぎてバカップル化しているようにすら見える)感がある。
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 初の声付き(そしてこの作品がエイーダを担当した後藤氏も初の)参戦。本作ではメインパイロットとしての登場は敵対時及びスポット参戦に限られ、正式合流時にはダンクーガノヴァ・マックスゴッドのサブパイロットという扱いになる。どちらのときも精神コマンドは同じ(よって、R-ダイガンでは殆ど精神コマンドを活かせない)。なお、今回幸運は祝福と差し替わる形で使えるが、愛は葵に取られてしまった。敵対時を含めても顔グラフィックの数がチームDの中では一番少ない(味方時の攻撃用のものすら存在しない)。そのせいか、アイドル業方面で共演することが多く顔グラフィックが多数用意されていて表情がコロコロ変わるランカに比べると、表情が乏しい印象が否めない。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 前作の反省からか顔グラが増えた(前作に無かった攻撃用のものも追加)。当初はトゥウィンクルプロジェクトのメンバーとなり、アイドル業に専念したが、中盤で「歌を軍事目的で利用する」グレイスの意向に反発し去って行った(世間では「卒業」扱いとなっていた)。その後ドラゴンズハイヴに身を寄せ、チームDと合流する形でパイロットに復帰する。破界事変を経てジョニーとの関係は公私ともに親密になっており、周囲(特に朔哉)が呆れるほどの大胆な熱愛振りを見せている。復帰の際、R-ダイガンで戦闘する機会があるため、サブパイロットにも関わらずエースボーナスが用意されている上にサブパイロットでも効果がある。葵の撃墜数を引き継ぐので復帰までに葵をエースにしておく事。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 前作と違い、最初からチームDと同行するためにアイドル業を休業することとなった(というより、今回のチームD再結成はエイーダの発案である)。まあ、ジョニーとの熱愛ぶりは前作と変わらずなのだが。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- PV1にて登場。マックスゴッドの分離攻撃でアブソリュートハリケーンを使っているが、今までの作品と発音が変わっている事から後藤氏の声優業復帰に伴い新録が行われた模様。
携帯機シリーズ
Zシリーズと比較して、恋愛よりも自分の使命を優先している傾向にある。
- スーパーロボット大戦L
- 概ね原作通り。ダンクーガがLOTUS側におり、ゾルブレインの目的が「あえて敵にまわることで相手の成長を促す」と加藤機関と共通していたため、加藤機関と共同戦線をとっている。あくまで目的が目的なので完全な協力ではなく、加藤機関の者の中にやりすぎる(相手=ダンクーガを殺してしまうまでやろうとする)者が居た場合、味方であるはずの加藤機関であっても容赦なく攻撃を加える。
- 歌手としてシェリルやラクス(ミーア)と並んでランカの尊敬の対象となっている。また、ランカがブレイクする切っ掛けとなった映画の代役だが、元々その役を演じる事になっていた女優というのがLではまさにエイーダの事であるというクロスオーバーが挿入されており、その面でもランカとは関係がある(なお降板理由は負傷ではなく、R-ダイガンのパイロット任務を優先したため)。
- 加入時点の敵の能力からメインとなるには厳しいが、加速、突撃、幸運、愛と精神コマンドがサブとしても優れ、R-ダイガンの機体ボーナスも良好。PU要員とするか、合神させてダンクーガノヴァ・マックスゴッドとなるかは好みが分かれる。合神要員とする場合は、数少ないサブパイロットにもなれるメインパイロットでもあるため、スキルパーツによる育成が可能で平均レベル上げにも貢献可能と、こちらも優秀。
- なお、ダンクーガノヴァ系のキャラクターの中では顔グラフィックが4つと最多である(IM時、戦闘時、アイドル時、敵対時)。味方加入後も顔が見えるようになるもののヘルメットをつけたままなので、プレイヤーからは「メット取れよ!」と言われることが多いとか。
- スーパーロボット大戦UX
- PVでR-ダイガンに乗って『第2次Z』では使えなかった声付きのアブソリュートハリケーンを披露した。
- 本作では何とチームDより先に最序盤から参戦という変則的な登場をする。そのためかなり出番が多く、他作品のキャラと広い交流を持つ。オマケに、加入から暫くは本格的に本作オリジナルの舞台の所属と言う扱いになっており、13話終了後の分岐ルートではシン・ルナマリアと一緒にどのルートを選んでも同行する為、育成の優先度を高めても十分困らない。ただし『劇場版マクロスF』勢との絡みは、『L』や『第2次Z』と比べるとやや地味となっている(とは言え、本作でランカがアイドルになる切っ掛けを与えたのはエイーダなので充分絡んでいると言えなくもないが)。また、Zシリーズではアイドルを休業した上で部隊に参加しているが、本作では正式な休業宣言はせずに無理矢理スケジュールを開ける形でアイドルとパイロットを両立している。
- 作中では映画『ソレスタルビーイング』の主題歌を彼女が担当するというクロスオーバーが挿入されたり、酔っぱらった瑠璃……ではなく、ウィンフィールドによって指揮官に任命されて戦術指揮を取得してしまう(しかも、今回田中司令が部隊に同行せず、F.S.もいないため、『ダンクーガノヴァ』の戦術指揮担当はエイーダしかいない)。
- なお、中断メッセージでは「エイーダは都合が合わなかった」と度々言われており、本人は中断メッセージに出てこない。これは恐らくエイーダ役の後藤氏が当時病気療養中であるためと思われ、上記の通り声が付いたアブソリュートハリケーンは恐らく第2次Zの時点で収録して没セリフ化していたものと推測される(それもあってか、戦闘台詞のパターンは他のチームDメンバーと比べて少なめ)。
- ちなみに、スキルパーツの一つ「ゲームソフト『SEKIGAHARA』」は原作にて彼女が宣伝していたゲームである。
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- ダンクーガノヴァ・マックスゴッドのサブパイロット。
- 2019年9月にΩスキル搭載のマックスゴッドが実装されたが、カットインにはいるものの残念ながら声はなし。
パイロットステータス
能力値
さりげなく格闘と防御以外の能力値は葵よりも高い。初代の忍とアランにもありがちな関係。
精神コマンド
幸運や愛といったサポート系のコマンドを覚える。愛はジョニーに対するものだろうか。
- 第2次Z
- 偵察、ひらめき、祝福、気合
- 『再世篇』ではエースボーナスにより、祝福の消費がわずか20になる大盤振る舞いである。
- 第3次Z
- 感応、ひらめき、祝福
- L
- 突撃、直感、加速、幸運、愛
- UX
- 直感、加速、突撃、幸運、愛
特殊技能(特殊スキル)
戦術指揮
- 援護行動効果10%上昇、射撃武器の攻撃力10%上昇、移動力1上昇
- 『UX』で採用。目玉はやはり「移動力1上昇」だろう。強化パーツの概念が存在しない『UX』において、手軽に移動力を強化出来る彼女の戦術指揮は地味に役立つ。
- なお、同じく移動力強化の効果を持つキャラにオズマがいるが、彼の指揮効果がどちらかと言えば防御型なのに対し、エイーダはどちらかと言えば攻撃型である。
- また、戦闘経験の豊富さからか、応援枠で参加しているメンバーの中では真面目に指揮を飛ばしている。
固有エースボーナス
人間関係
他作品との人間関係
スーパー系
超獣機神ダンクーガ
- 藤原忍
- 『第2次Z破界篇』にてチームDとの対決の際、インベーダーに襲われているダンクーガノヴァを背後から攻撃しようとした事を「やり方が汚い」と彼に判断され、ファイナルダンクーガで一蹴されてしまったが、仲間に入ってからは後輩として可愛がられている。
鉄のラインバレル
- 石神邦生
- 『L』ではアイドルコンテストの豪華ゲストとして彼からオファーを受けた。
- 沢渡拓郎、デミトリー・マガロフ、ユリアンヌ・フェイスフル、ジャック・スミス、中島宗美
- 『L』では自分達と目的が類似している彼ら加藤機関に協力していた。エイーダがLOTUSに加わった後も、戦死してしまうデミトリー以外の四人とは(宗美は生存フラグが立っていれば)LOTUSで再び共闘する事になる。
- 『UX』では宗美は普通に自軍での仲間、ユリアンヌとジャックは過去の共闘が無い以外は概ね『L』と同様。沢渡は『L』と違い共闘しない
- 王政陸
- 『L』にて自分達の目的を知らずにダンクーガを破壊しようとした彼の行動を「想像力が足りない」と容赦なく言い放ち、陸のヤオヨロズを破壊した。
- 『UX』では敵対するも直接の絡みは無い。
- 菅原マサキ
- 『L』では加藤機関に協力していた頃は彼とも共闘していたが、最終的には敵対する。
- 『UX』では当初は敵対者で、後に共闘。
- 早瀬浩一
- 『L』にて、アイドルコンテストの司会をしていた他、LOTUSに合流した際に彼からサインを求められた。
- 『UX』では早瀬軍団の結成に立ち会う事に。
- 降矢勉
- 『UX』でのファンの1人。
- 九条美海
- 『L』では自軍参加後の仲間、『UX』では音楽仲間。
- 森次玲二
- 『L』では15話Bから加藤機関に協力している、31話で敵対関係になるが、32話で再びLOTUSに復帰
- 『UX』では共闘している
その他
- 葵杏奈
- 『L』ではLOTUSに合流した際に渚の分も含めて彼女からもサインを求められた。
- クライン・サンドマン
- 『第2次Z破界篇』ではPMCトラストによって訪れた窮地を彼によって救われる。
- ミヅキ・立花
- 『第2次Z破界篇』にてオズマの前で「アルトとランカが付き合っている」と「暴露」してしまったエイーダの邪気の無さに戦慄した。
- 城琉菜
- 『第2次Z破界篇』にてエイーダが「アルトとランカが付き合っている」とオズマに言ってしまったせいで「アルトに一層厳しくされる」と溜息ついた。
- ニア・テッペリン
- 『第2次Z破界篇』では初対面時に彼女にアイドルの道を勧める。
- マイク・コイル
- 『UX』ではエイーダのファンであり、窮地に陥った彼女をカスミの攻撃から庇うシーンもある。
- ホリー・バージニア・ジョーンズ
- 『UX』での音楽仲間。
- ウィンフィールド
- 『UX』では彼に指揮官を任命されてしまう。
リアル系
ガンダムシリーズ
- ミーア・キャンベル
- 『L』での歌姫仲間の一人で、EDでも共に仲良く芸能活動に励んでいる。
- トリニティ兄妹
- 『第2次Z破界篇』では彼らと一時期手を組んでいたが、状況をまるで見ていない彼らの行動に否定的なエイーダとしては不本意なもので、内心彼らを嫌悪していた。彼ら兄妹もヨハンはそんな事は無かったが、ミハエルとネーナはエイーダの事を嫌悪しており、ネーナに至っては隙あらばエイーダの排除を目論んでいた。「例の襲撃事件」ではエイーダはネーナの攻撃によって負傷した(…はずなのだが、直後にエイーダはR-ダイガンで出撃してZEXISと交戦している)。
- なお、ヨハンとミハエルは『破界篇』でサーシェスに殺され、残ったネーナも『第2次Z再世篇』でルイスに報いを受ける形で引導を渡されてしまうが、エイーダがそれをどう思ったかは描写される事はなかった。
マクロスシリーズ
- ランカ・リー
- 歌姫仲間。『L』では彼女の歌について心を打たれたと褒めており、少し羨ましくも思っていた。
- 『第2次Z破界篇』でも彼女とは仲が良く、トリニティやインベーダーの攻撃から庇うシーンもある。そのため、『第2次Z』ではジョニーを差し置いてR-ダイガンのパイロットの正体に真っ先に気付いたのは彼女。『UX』では歌手になる前のランカに出会った際に、自身の歌手としての矜持を語った。
- シェリル・ノーム
- 歌姫仲間。『第2次Z破界篇』ではネーナの攻撃から彼女とランカを救っている。
- 早乙女アルト
- 『第2次Z破界篇』にてランカが好きな相手として調べており、ジョニーに頼んで彼とのデートの際にランカとアルトのデートもセッティングした。
- ただし、アルトとランカの周りの人間関係はよく知らなかったのか、後にアルトを「ランカの彼氏」扱いして彼を窮地に追い込んでしまう。
- ミハエル・ブラン
- 『UX』では嫌がるランカを無理やり連れ出していると勘違いして、サヤたち三人と共に彼をボコボコにした。
- オズマ・リー
- 『第2次Z破界篇』では彼の目の前で(二人の裏事情を詳しく知らなかったので早とちりして)「アルトとランカが付き合っている」と暴露してしまう。
- グレイス・オコナー
- 『L』ではあまり絡まなかったものの、『第2次Z再世篇』ではエイーダのマネージャーとなったが、中盤で歌を軍事目的で利用するグレイスに反発し、去って行った。
- そして、バジュラとの(ルートによっては、バジュラとイノベイター)最終決戦で、バジュラクイーンと同化したグレイスと対立する事に。なお、グレイスの力を以ってしてもエイーダの過去を知る事は出来なかった。
その他
バンプレストオリジナル
名台詞
スパロボシリーズの名台詞
戦闘台詞
- 「戦いの意味も知らず、ダンクーガに味方するか…!」
- 『第2次Z破界篇』でCBのガンダムタイプと交戦する際に発生する特殊戦闘台詞。
- 「これが人を超え……獣を超えた……神の力……!」
- 『第2次Z破界篇』にて、インベーダーに背後から襲われたダンクーガノヴァを不意打ちしようとしたところで、その行動に見かねた忍のファイナルダンクーガに一蹴されてしまった際の台詞。
- 「やってやる!」
- 「やってやるぜ!」のエイーダ版。その台詞を言い損ねた朔哉に「俺にも言わせてくれよ!」と怒られてしまう(『第2次Z再世篇』では涙目となっている)。
Zシリーズ
- 「えへ…恋する乙女は無敵なの」
- 『第2次Z破界篇』第37話「雄々しく……そして、美しく」より。ZEXIS(と言うより、想い人であるジョニー)の動向を探った結果、「ドラゴンズハイヴ」の所在地を突き止めた事をランカに驚かれての返答。
- 思い人を探すためだけに秘密にされている所在地を発見した当たり、大したものというか、なんというか……。
- 「あなたの好きにはさせません! 地球には私の友達や私の大事な人がいるんですから!」
- 『第2次Z破界篇』終盤でムーンWILLと対峙して。その大事な人であるジョニーはダンクーガノヴァでエイーダと一緒に戦ってるため、その事を朔哉に突っ込まれてしまう(なお、そのジョニーも彼女を「大事な人」として受け入れた)。
- 「あの時もジョニーさん…私を守ってくれましたよね」
「私…会う前からジョニーさんに恋してましたけど、本当に好きになったのはあの時からです」 - 『第2次Z再世篇』第10話「平穏との別離」より。会場の控え室において謎の敵による襲撃の中、彼女はジョニーに想いを打ち明ける。
- 破界事変にてチームトリニティが引き起こした「例の襲撃事件」において自分を守ったジョニーの事を本当に好意を抱いた事がこの台詞で明らかになったが、「惚気に走る暇があったら早く避難したほうがいい」というのはやはり野暮か?
- 「天の川を見ながらのつかの間のデート…。私達、織姫と彦星みたいですね」
- 『第2次Z再世篇』第21話宇宙ルートシナリオデモにて、再開したジョニーとつかの間のひと時を過ごして。傍から聞いた朔哉は呆れて「突っ込みを入れる気がしねえ」と言われてしまう……
- なお、スパロボ的に「彦星」と「織姫」と言えば、その名を冠した某アーマードモジュールが思い浮かぶのだが…。
- 「それでもやるんです…! 私もチームDの一員なんですから!」
- 『第2次Z再世篇』第34話地上ルート「亡者再臨」より。WILLの機能停止の隙を突いてゼラバイアの大群が襲来すると言う不利な状況の中、一人R-ダイガンで戦う事を小百合に制止されるが、エイーダはそれでも戦うと決めていた。再び野性に目覚めた彼女は「チームD」の一人として紅いダンクーガと共に飛翔する。
- 「はい。 ジョニーさんとファンのためにも、珠の肌に傷をつけるわけにはいきませんから」
- 同上。戦いの中ZEXISと合流し、再会したジョニーから自身の身を案じた際の台詞。想い人に対する大胆な告白に、傍から聞いた赤木はただ唖然としてしまう。
- 「はい! 私もジョニーさんと一緒に戦います!」
- 同上。葵の初戦闘時の戦闘前会話より。思い人と一緒に戦えるのがうれしかったのだが、無自覚に仲間をそっちのけにしてしまう。
- 直後に朔哉から「俺達もいるんだぜ」と突っ込まれ、葵も脱力した表情で呆れられてしまう。
- 「グレイスさん! トゥウィンクルプロジェクトも、歌もあなたの好きにはさせません!」
「それでも私は歌います! そして、戦います! チームDとして、愛する人と一緒に!」
ジョニー「エイーダ…」
「ジョニーさん、皆さん! 私に力を貸してください!」 - 『第2次Z再世篇』にてグレイスとの戦闘前会話。愛する人とその仲間たちと共に一人の「歌姫」が「バジュラの女王」を利用してすべての銀河を支配しようとする最大の仇敵に挑む。
- 「グレイスさん! あなたは私達が止めます!やってやるわ!!」
- そして忍の決め台詞をアレンジして彼女が締める。なお、この戦闘前会話では葵や忍を差し置いてエイーダが叫んでいる。
- 「…悩んだ末での結論です。私の歌でたくさんの人を元気づけることも大切だと思うんですけど…」
「そっちはランカやシェリルさんにお任せします。私のステージはダンクーガ…そして、平和のための戦いが私の歌です」 - 『第3次Z時獄篇』にて、さやかから「アイドルを休業して良かったの?」と気にかけられて。この意気込みに甲児は気に入ったようだ。…ちなみにこの台詞の直前でジョニーが言ったジョークをベタ褒めしたので朔哉を呆れさせたようだが。
- 「何です、その煮え切らない態度は?」
「何を腑抜けた事を言ってるんですか!?それが大グレン団のリーダーですか!?」
「あれですか!?新世界大陸を出て草を食べる事を覚えて牙が抜けちゃったんですか!?」
「ああ、情けない、情けない!普段は偉そうに啖呵を切っておいて、いざとなると怖じ気づくなんて…!」 - 『第3次Z時獄篇』にて指輪を用意したのにニアへのプロポーズに躊躇するシモンに言った激励の言葉。
携帯機シリーズ
- 「…想像力が足りないのはお前だったな」
- 第12話「放課後の来訪者」より。チームDのダンクーガノヴァを破壊しようとした王政陸のヤオヨロズを攻撃して。真の目的を知らずにダンクーガを破壊しかけようとした陸を冷徹に告げる。あまつさえ同士である筈のエイーダに妨害された事で狼狽した陸に有無も言わさず、ヤオヨロズを破壊した(なお、この時点では陸は生きている)。
- 「好きな人を探すって、すごく楽しい事なんですよ」
- 第39話「ジャーニーズ・エンド」に於ける葵とグレイスとの戦闘前会話より。本性をあらわしたグレイスから、「バジュラの力を使えば、全ての人類が感情を共有できる」と息巻く彼女に対して。ちなみに彼女も含め、チームDはグレイスの考えを全員一致で否定している。
- 「そんなの関係ないですよ! 替え玉だったって自ら発表して…」
「一部でバッシングを受けてもまっすぐに自分の歌っている今のミーアさんは素敵です!」 - EDにて、正体をカミングアウトし、芸能界に復帰したミーアを誰よりも祝福する。一方で、歌姫仲間であるシェリルとランカが元の世界に帰還する為にこの場にいない事に寂しく感じていた。
- 「こっちのマグロ饅だって! こんなの地球じゃ食べられないですよ! ハフハフ…」
- 第1部第8話宇宙ルート「オン・ユア・ドリーム」より。にて、フロンティア船団に潜入捜査…というより、ただのグルメツアーと化した。これには由木やサヤも不安がられるが……。
- 「そうかしら? 私はどっちかって言うと、サヤさんの衣装の方が不安ですけど」
「全身メタリックブラックのキャットスーツなんて…TVや映画の中でしかお目にかかったことないですよ?」 - 同上。この時のサヤの衣装にこう突っ込んだ。サヤはそれに戸惑っていたが、同じく潜入したレニーはエイーダの意見に同意する始末。まあ少佐がおおよその原因だったが。
- 「いいえ、私はこの人の意見に賛成です」
「夢を掴むためにはね、それぐらいの覚悟とエネルギーが必要なんですよ」
「私ならココで歌ってみせる。たとえ、誰も見ていなくたって…私の歌声で、必ずみんなを振り向かせてみせるわ!」 - 同上。ランカを宥めようとしたミシェルに同調して垣間見せた自身の歌手としての矜持。この言葉が切っ掛けでランカは奮起したのであった。
- ――「(勘違いとはいえ)さっきミシェルをボコボコにしただろ」と突っ込むのはさておいてほしいが。
- 「クッ…負けるわけにはいかない! たとえ世界中の敵になったとしても! この星には、私の大切な人たちが住んでいるんだ!」
- 第1部第22話「SUPER NOVA」より。衛星兵器を破壊するべく、加藤機関との戦闘の最中、自軍に攻撃を仕掛けた連邦軍とザ・ブーム軍に追い詰められて。
- 何者かの手によって自軍は世界の敵となってしまったが、彼女は屈しなかった。この地球にいるかつて共に戦った大切な仲間たちを守るために。
- (葵さん、くららさん、朔哉さん、そして…ジョニーさん! 皆さんのことは…私が必ず守ってみせます!)
- 同上。ザ・ブーム軍に集中砲撃を受けてもなお、彼女の闘志は絶えることなく加藤機関やザ・ブーム軍に必死に抵抗する。その脳裏にはかつての戦いに関する記憶を消されたジョニーを初めとする大切な仲間たちが浮かんでいた。
- 「ま、負けない! あの人たちは、何があっても…決して退いたりしなかった! だから私も、最後まで諦めたくない! あの人たちに…笑われたくないから!」
- 同上。度重なる攻撃により自軍の機体のみならず、R-ダイガンに大きなダメージを負ってしまう。絶好の機会と言わんばかりにザ・ブーム軍にさらなる攻撃を受けてしまうが、それでも彼女は最後まで屈しなかった「あの人たち」のように必死に足掻いた。
- そして、聞き覚えのある声と共に現れたのは……
スパロボシリーズの迷台詞
- 「さすがはランカのカレシさんです」
- 『第2次Z破界篇』終盤で「成長したのはチームDだけじゃない」と宣言したアルトに対して無意識に地雷を踏んでしまう。
- しかもランカの義兄であるオズマが目の前にいた為、(彼女としては故意でなくとも)アルトを窮地に陥らせてしまう事に……。
- その一部始終を見た面々から「恐ろしい子」「油断ならない」「地球が滅びる前にアルトがオズマに滅びる」と戦慄される始末。
- 「私は歌とジョニーさん以外、何も…なかった…」
- 『第2次Z再世篇』第35話地上ルート「昨日への決別」にて、ルークアダモンPの精神攻撃を受けて。
- 有り体に言えば、「自分は歌と想い人がいなければただの空っぽな人間」と言いたいのだろうが、ただの惚気にしか聞こえない。そもそも、Zシリーズではジョニーとの熱愛描写が描かれるのだからなおさらである……。
- 「いいんです、ジョニーさん。 世界のアイドルでいるよりも私…ジョニーさんだけのエイーダでいたいんですから」
- 『第3次Z時獄篇』「さよなら、アイドル」のシナリオエンドデモにて、復帰した際にジョニーが「自分のせいで経歴に余計な傷をつけてしまった」と詫びたが、彼女はそんな彼を許した。
- …その光景を目の当たりにしたくららからは「毎度のことだけど、よくやる…」と頬を赤らめながらも反応に困っており、その間にヒビキは大変なことになっていた(ひがみにあらず)。…もうどうすればいいんだ。
- 「私はジョニーさんだけのオンリーワンでいいですけどね」
- 『第3次Z時獄篇』ボーナスシナリオ「強きことは美しき哉」にて、誰が「ミスZ-BLUE」になるのかを決める際に。…もう何も言うまい。
搭乗機体・関連機体
- R-ダイガン
- ダンクーガノヴァの最強形態ダンクーガノヴァ・マックスゴッドへの超獣合神時には、背面のフライトユニット部分を構成する。
- ダンクーガノヴァ・マックスゴッド
- ダンクーガノヴァとR-ダイガンが超獣合神した姿。
余談
- 彼女を演じた後藤邑子女氏は後年ブログにて「ロボットアニメに出演して、巨大ロボットに乗るのが夢だった。」と語っており、彼女の願いはエイーダとアーニャによって叶えられた事となる。