アシェン・ブレイデル
アシェン・ブレイデルは『無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ』の登場キャラクター。
アシェン・ブレイデル | |
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外国語表記 | Aschen Brödel |
登場作品 | |
声優 | 清水香里 |
デザイン | 斉藤和衛 |
SRWでの分類 | サブパイロット |
プロフィール | |
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分類 | 白兵戦用アンドロイド「Wナンバ-」 |
性別 | 女 |
年齢 | 実働23年 |
所属 | シャドウミラー → ツァイト・クロコディール( → オルケストル・アーミー出向) |
概要
ロストエレンシアを拠点とする陸上艦「ツァイト・クロコディール」所属の白兵戦用アンドロイド。とある平行世界の地球連邦軍・特殊任務実行部隊「シャドウミラー」によって開発された、初期型Wナンバーの一体「W07」。W17「ラミア・ラヴレス」のプロトタイプにあたる。現在はツァイト・クロコディール2代目艦長「ハーケン・ブロウニング」の部下。
普段の一人称は「私」。性格は一見クールに見えてその実は毒舌家であり、隙あらば衝いて出る。他人に厳しく自分に甘い面倒くさがり屋で、情報の分析に時間がかかる上、KOS-MOSと比べ解析結果が適当になる場合がある。ただし、劇中では情報を正確に解析・提供している場面も多く、解析するKOS-MOSに反抗し「私もそうだと思っていた」などと、自分も解析していたが報告していないだけというような発言もある。時間がかかる発言はそういったジョーク、解析精度については面倒くさがってきちんと解析していないだけの可能性もある。
言語機能に一部障害があり「です・ます」口調でうまく喋れない。同じような障害はラミアも抱えているが、アシェンの場合は特に気にする様子もなく、自分の性格の一部として受け入れている。またラミアの場合は言いまわしそのものが異常を起こしているが、アシェンは大体語尾がおかしくなる程度。
ゼロ・ナンバーズでは唯一「コードDTD」と呼ばれる強制オーバーヒートモードが搭載されており、起動するとスーツの一部が露出し、頭部バイザーが後頭部へ回される。更に一人称が「ボク」になり、性格も別人のように元気で明るくなる。ただし毒舌は改善されていない。通常モードとDTDモードの切り替えは自由に行えるようで、自分に都合が悪くなると、コードDTDを発動してごまかそうとしたりもする。毒舌モードも個別に存在するらしい。またWシリーズ共通の自爆装置「コードATA」も搭載しているが、コードDTDが発動されるとそちらが優先、上書きされる。また、ハッキング攻撃を受けた場合、それに対応するプログラムを構築する更新機能がある。
アシェンはシャドウミラーの起死回生をかけた「プランEF」発動により、他の初期型Wシリーズやアークゲインなどと共に同部隊の先発艦・トライロバイト級「ネバーランド」に搭載され、次元転移装置によって平行世界へと転送された。だが次元の歪みに巻き込まれて本来の予定とは全く異なる世界「エンドレス・フロンティア」に転移し、ネバーランドは空中分解。アシェンやハーケンのいた後部は今より23年前のロストエレンシアへと墜落し、残骸の中にいるのをハーケンと共に発見された経緯を持つ(詳細は語られていないが、アシェンが赤ん坊だったハーケンを見つけ、拾い上げたところを発見されたようである)。
本来与えられた任務は、造られた当時赤子だった「W00の護衛」。エンドレス・フロンティアに流れ着いて起動した後にそのメモリーは失われてしまったが、結果的にとは言え自らの役割は果たしていたと言える。
20年間以上人間社会に順応してきたこともあり、良くも悪くもかなり「人間くさい」存在として人格を確立しており、意図的にDTDを発動して口調を変えたりする。ある意味人間以上に人間じみたその性格は既にアンドロイドの枠を超えているとも言えるが、彼女自身は「自分はあくまでも造られたアンドロイドであり、それ以上の何かにはなれない」と考えている。 一方で元が異世界由来の兵器であるためか、同型であるカルディアやピートに対してはある種の思い入れがあるらしく、彼らが破壊された際には複雑な表情を見せていた。
元が白兵戦用アンドロイドであるため、その戦闘力は折り紙つき。エンドレス・フロンティアの戦闘メカやモンスターの類とも正面から殴り合えるが、出力次第では20メートルクラスの機動兵器を蹴り飛ばすことすら可能。 また、W00護衛の一環としてTC-OS対応の戦術プログラムを組み込まれており、新西暦世界に転移した際にその真価を存分に発揮している。
名前の由来は童話「シンデレラ」のドイツ語読みである『アッシェンブレーデル:Aschenbrödel』から(アッシェンプッテル:Aschenputtelとも呼ばれる)。実際本編中でハーケンから『シンデレラ』と呼ばれることがある。他、脚部装備のグラス・ヒールも『ガラスの靴』が元ネタと思われる。
なお、彼女専用の装備品は「防塵装置」「A-アダプター」「チョバムアーマー」などスパロボシリーズにおける強化パーツが多い(これは特殊技能にも言える)。また、専用防具の一つに「DFCスーツ」がある。
登場作品と役柄
OGシリーズ
- 無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ
- パーティーメンバーの一人。最初から最後まで参加する。
- 無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ
- 今回もパーティーメンバーの一人として参加するが、一時敵に回る場面も。
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- アシェン本人は登場していないが、アルフィミィがラミアをアシェンと見間違えたり、中断メッセージでネタにされたりと存在が示唆されている。なお、ラミアの口から彼女のDTDモードの口調はプロトコードである事が判明した。つまり言語回路の異常ではなく仕様である。
- スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
- ハーケン共々衝撃の参戦。乗り換え可能なハーケンとは違いゲシュペンスト・ハーケンのサブパイロット固定。
- 「フェニックス・ショウダウン」使用時に極一部を除いたメインパイロットに対し色々なメタネタで毒舌をカマしてくれる。また、「フェニックス・ショウダウン」時に単独で機動兵器と戦闘してしまったため、エンドレス・フロンティアの住人(と一部例外)の戦闘能力を結果的にインフレさせてしまった。
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- ゼンガーのユニットクエストにNPCとして登場。
キャラクターステータス設定の傾向
使用技
初期型Wシリーズは機動兵器操縦を想定したW00を除き白兵戦に特化した性能を持たされていて、彼女は有線式の腕部スパイクナックル「ゲンブ・スパイク」、近距離砲撃用のショットガンを内蔵した脚部「グラス・ヒール」、腿部ミサイルなどの武装で戦闘を行う。EXCEEDでは、スラッシュ・リッパーも装備している。またグラビコン・システムも搭載されており、DTDの発動とリミッター解除が必要だが重力攻撃も可能。
アシェンは他キャラよりも各技のクリティカルヒット時のダメージ下限・上限値が高く設定されており、CRTを高めることで真価を発揮する。一方普段の毒舌ぶりやDTDモード時の奔放ぶりが災いしてか、味方全体を支援する能力には乏しい。設定通り、明らかな前衛向きのキャラ。
技名は主にアンジュルグやソウルゲインの武器・技名、または(妹の名前故に)蛇の怪物から取られているものが多い。またファンタズム・フェニックス発動時の台詞の一つ「幻影の鳳凰、見るがいい」とサマーソルトキックまでのモーションや、コード・ラミアのフィニッシュブローなどを見るに、他社格闘ゲームの影響も少なからず受けていると思われる。
詳細は下記記事を参照。
精神コマンド
全体効果のあるコマンドが一つもなく、最大SPが低い割に消費SPも全体的に割高で補助能力は難あり。ボイスの口調が統一されていないのは、アシェンがコードDTDを意図的に発動させているため。
本人の毒舌家ぶりが、そのまま精神コマンド『毒舌』として採用・反映されている。
- 無限のフロンティアの詳細は下記記事を参照。
- 精神コマンド/無限のフロンティア
- 精神コマンド/無限のフロンティアEXCEED
特殊技能
戦闘中に自分の行動順が回ってきた時、発動条件を満たすと一定確率で発動。消費するパラメーターは一切ない。
アシェンの特殊技能は常時発動するものが多い代わり、全体的に発動率が低め。技能名の多くはスパロボシリーズの強化パーツ、特殊技能、特殊能力から採用されている。
詳細は下記記事を参照。
キャラクターBGM
全て、ラミア・ラヴレスのテーマ「ASH TO ASH」のアレンジバージョン。
- 「ASH TO ASH(Ver.EF)」
- 無限のフロンティアでのメインテーマ。サウンドテストでは(Ver.EF)の表記はない。
- 「ASH TO ASH(Ver.EF EXCEED)」
- EXCEEDでのテーマ。
- 「ASH TO ASH Burst」
- EXCEEDで必殺技や特殊技を使用した際のテーマ。コードDTD発動時のアシェンを表現するかのような、アップテンポの曲になっている。ピートにコードPTPで操られ、敵として戦闘する際にも流れる。
人間関係
- ハーケン・ブロウニング
- 一応上司。ゼロゼロお兄様。彼が小さい頃から世話係をしており、その時のメモリーは現在でもしっかり残っている(オシメを替えるような場面も、である)。形式上は彼が上司だが、アシェンがそれを弁えた言動を取ることはまずない。
- 楠舞神夜
- 艦の保護対象。例え一国の姫が相手だろうとアシェンの毒舌は容赦ない。神夜の通称として定着している『乳牛姫』もアシェンが付けた。
- 錫華姫
- 神夜のお目付け役。互いの性格故に、イベントや戦闘前後の掛け合いでもよく衝突を起こしている。毒舌モード起動も錫華との戦闘終了後の掛け合いで見られる。しばしばヘソに指を突っ込みたがる。
- カルディア・バシリッサ
- W06。アシェンとは逆に、W00が何らかの条件に達した場合抹殺する命令を下されていた。互いに必要とする情報が不完全なまま何度も交戦を繰り広げる。カルディアはシャドウミラーの目的である「永遠の闘争による世界の安定」に忠実であり、機密保持の指示に従ってフォルミッドヘイムを壊滅させようとしていたが、アシェンはそれを受け入れなかった。EXCEEDでカルディアが記憶をロストしたまま最期を迎えたことには、心から残念な思いをしていた。
- キュオン・フーリオン
- オルケストル・アーミーの一員。報告書に「毒舌ロボット←むかつく。」と記入された。この報告書は後に同僚のヘンネ・ヴァルキュリアのものに紛れ込んで、リーダーのエイゼル・グラナータがヘンネの報告書を読み上げる際に1人(1体?)だけキュオンの報告書が読み上げられてしまう。後にオルケストル・アーミーに出向した際には自身の先輩の立場になるが、隙あらば下克上を狙っている。
- エイゼル・グラナータ
- 出向先であるオルケストル・アーミーのトップで新フォルミッドヘイムの国王であるが、いきなり「ガイコツ野郎」呼ばわりするなど、ハーケンに対して同様上司に対する敬意は全く示していない。
- ヘンネ・ヴァルキュリア
- 出向先であるオルケストル・アーミーにおける先輩であるが、彼女に対しての言動もツリ目・カラス・ヤンキーなど悪口のオンパレードとなっており、やはり全く敬意を抱いていない。
- レモン・ブロウニング
- Wシリーズ(Wナンバー)の開発者であり、アシェンの造物主。ゲーム本編では登場せず会うことがないが、無限のフロンティアの予約特典CD内ドラマでは「こちら側の世界」への転移前、W17に起動前の初期型Wシリーズ(W07含む)を見せる場面がある。
- アクセル・アルマー
- レモンの恋人でEXCEEDで共闘。ピートに操られて自爆させられそうになった際にコードDTDを外部起動させてアシェンを救う。奇しくもラミアと姉妹揃ってアクセルに救われている。
- アインスト・アルフィミィ
- アクセルの相棒として、コードDTDの外部発動に協力した。余程印象に残ったらしく、『第2次OG』ではラミア相手にアシェンのネタを振ることも。
- コウタ・アズマ
- 初対面時に彼からラミアと勘違いされる。
- ピート・ペイン
- W03。ネバーランド後部では彼のコードPTPでカルディアと共に操られ、敗北後はあわやコードATAで自爆する寸前まで追い込まれた。アクセルやアルフィミィに救出された後にプロテクトが自動更新され、後にバレリアネア塔で再度彼のコードPTPを受けた際には無力化している。
- ラミア・ラヴレス
- W17。機動兵器戦闘に特化した後継型。DTDおよびそれに対応する発話パターンなど、アシェンと同じ機能がある。ドラマCD内ではレモンの計らいで、起動前のアシェンの姿を見たことがあった。[1]また、コウタがアシェンを初めて見た際、ラミアと見間違えるが、その時アシェンは「どこの無表情ボインと間違えているのか知りませんが」とラミアに関するメモリーが残っているかのような発言をしている。
- 『OGMD』で共演した際には彼女から「姉様」と呼ばれている。
他作品との人間関係
- 有栖零児
- 物質界のエージェント。アシェン曰く「むっつり野郎」。
- 小牟
- 零児の相棒。誰かに似ていないかと質問したが、はぐらかされた。「使わざるを得ない」「我前に敵は無し」「ガデッサー!」など、ネタ方面でも濃い繋がりがある。
- KOS-MOS
- 他世界からやってきたアンドロイド。アシェンは強いライバル心を抱いているが、KOS-MOS自身は彼女に「造られた存在の悲哀」を感じている。EXCEEDでは、KOS-MOSを気遣う発言が増えた。しかしEXCEEDのOPムービーで彼女らが仲良くしてるシーンが見られるので同種族同士仲良くやっているのでは、と言う気配が伺える。
- ストーリー的な絡みの場合、ハーケンが報告を要請→アシェンが受ける→唐突にKOS-MOSに振られて事務的に報告と言った流れが多い。正にものぐさ上司と有能部下の関係である。
- T-elos
- KOS-MOSを追うアンドロイドで、アシェンとも敵対する。本編中の掛け合いでアシェンがT-elosに「その名の通り、テロッテロにしてくれる」と言う場面があるが、恐らくVOCALOIDネタ。後に沙夜も彼女を「テロテロ」と呼ぶ場面がある。EXCEEDでは「T-エロス」とも呼んだ。
名(迷)台詞
戦闘台詞
OGサーガ
- 「正直、戦いは苦手です」
- 勝利台詞の一つ。直後にハーケンから「お前、戦闘用だろ?」ともっともすぎるツッコミを受ける。
- 「ださすぎる…」 / 「やられ役め…」 / 「だめじゃん!」
- 無限のフロンティアでの、毒舌使用時の台詞パターン。これだけで毒状態に持って行けるのはある意味凄い。
- 「へぼ過ぎる」 / 「かっこ悪い」 / 「センスがイモだ」 / 「造りが安い」 / 「それ、手抜き?」
- EXCEEDでの毒舌使用時の台詞パターン。相変わらず容赦がない。
- 「身の程知らずどもが」
- 無限のフロンティアでの戦闘終了時の台詞の一つ。ハーケンから「俺達、悪役っぽくないか?」と突っ込まれた。アシェンは他にも、悪役に見える台詞を多数発言している。
- 「戦闘終了しますた」
- 無限のフロンティアでの戦闘終了時の台詞の一つ。ネットスラング「通報しますた」の改変ネタ。EXCEEDではコードDTD発動時に「ktkr(キタコレ)」とも発言している。
- 「見事でございやがりました、隊長」
- EXCEEDでの戦闘終了後のアクセルとの掛け合い。「あんたの隊長はハーケンだろ」と突っ込まれたが、シャドウミラー時代なら一応間違ってはいない。
OGシリーズ(フェニックス・ショウダウン使用時)
ゲシュペンスト・ハーケンのフェニックス・ショウダウンを使用した際の各乗り換え可能パイロットとの掛け合い。色々と危険な発言も多く、これを聞くためだけに乗せ換えるのも一興。
- 「翼の疾走、見るがいい……!」
「滾らせろ、パッション♪」 - ハーケンとの掛け合い。無限のフロンティアEXCEEDのOP「UNCHAIN∞WORLD」から引用。
- ラミア「出番です、アシェン姉様」
アシェン「見ておけ、いずれお前にもやってもらう」
ラミア「却下でやんす」 - ラミアとの掛け合い。トドメ演出時にはラミアの言葉も虚しく、帰還後練習をする事が決まってしまう…。
- 「カッコつけるな、元アホワカメ」
「頑張ってねぇ~ん!」 - アクセルとの掛け合い。さらりと彼の忘れたいであろう黒歴史を抉っている。
- アクセル「…叫ばねばならんと誰が決めた」
アシェン「お客さんじゃな~い?」 - 同じくアクセルとの掛け合い(アクセルが声優ネタ披露時)。確かにゲシュペンストキックはユーザーにも人気の技であるが、あまりにもメタすぎる発言である。
- ちなみにMk-II・Sの方にはシャウト自体が発動キーとなるシステムが存在。
- 「見せてみろ、ムッツリウルフ」
- キョウスケとの掛け合い。彼と見た目が似ている為だろうか。
- 「了解しましたです、駄狐様」
- エクセレンとの掛け合い。盛大に似て非なる人です。
- 「落ちちゃいなちゃ~い!」
- リュウセイとの撃墜時の掛け合い。またしても黒歴史を抉っている。
- ライ「不死鳥がお前の運命に終わりを告げる」
アシェン「む? 狼と猫ではないのか?」 - ライとの掛け合い。声優ネタである。オオカミの候補はもう1匹いるが面識がないので引き合いに出したのはこちらだろう。
- 「キャラ付けが変な方向行ってな~い?」
- ライとの撃墜時の掛け合い。
- 「了解でやんす、ハイレグ・リーダー」
- アヤとの掛け合い。軍服がハイレグっぽいのが理由であるが撃墜演出時のやり取りでは更に「ハイレグに不可能ナッスィン!」と言っている。
- 「やってみろ、白猫娘」
- マイとの掛け合い。こちらも声優ネタ、猫と言う事は彼女ではなくこちらの事のようだ。
- 「ボクのファイナル地獄って奴ぅ?」
- マイとの撃墜時の掛け合い。レビ時代のマイの搭乗機ジュデッカの必殺技「最終地獄ジュデッカ」に因んだネタである。
- 「アイアイサー、隊長スパイ」
- ヴィレッタとの始動時の掛け合い。スパイはアクセル同様に彼女の黒歴史でもあるが…。
- 「仕事料に謎のグラサンちょーだい!」
- ヴィレッタとの撃墜時の掛け合い。元ネタはこちらと思われるが、ヴィレッタ自身もRoAでグラサンを掛けているコマが存在する。
- 「やってみろ、狙い過ぎ眼鏡」
- ラトゥーニとの掛け合いの一つ。その手の筋に受けそうなキャラクター造形だからか?
- 「属性過多は程々にな」
- ラトゥーニとの掛け合いの一つ。この台詞が出るのは「リュウセイみたいに~」のパターンである。
- 「ラジャーなのです、仮面総統」
- ギリアムとの掛け合い。撃墜演出時のやり取りを見る限り、流石のギリアムもこの呼び名に関してはNGだった模様。というか呼び名に言及するのはギリアムくらいであるが。
- 「いいだろう、毒汁製造機」
- クスハとの始動時の掛け合い。毒汁とは彼女お手製の栄養ドリンクの事であるが…。
- 「まっずーい!もう一杯!」
- クスハとの撃墜時の掛け合い。無限のフロンティアにおいては楠葉汁なる体力全回復アイテムがあったが関連はいかに…?
- 「やってみろ、エターナル・ヒヨコ」
- ブリットとの始動時の掛け合い。「ジ・インスペクター」のドラマCDにおいてラミア達から「ヒヨコ」呼ばわりされていたのが元ネタだろうか。
- ブリット「鳳凰の翼は全てを灼く」
アシェン「ついでに天も翔けといて~!」 - ブリットとの撃墜時の掛け合い。元ネタは「テイルズオブシリーズ」の奥義「鳳凰天駆」や「鳳凰天翔駆」か、それとも「聖闘士星矢」の必殺技「鳳翼天翔」だろうか?[2]
- 「頼りにしているぞ、撃墜され王」
- アラドとの掛け合い。確かに撃墜され率ではアイビスとほぼ互角だとか。
- 「派手にやるがいい、揺れ担当」
- ゼオラとの掛け合い。危険な揺れ方を察知していたのか?
- 「出してみろ 脇見せ少年」
「あれ? そっちもDTDなかったっけ?」 - イングとの掛け合い。愛機の最強兵器での全裸カットインが元ネタ。前者は脇どころではないが。
- 「よく言った、スケコマシ」
- イルムとの始動時の掛け合い。スケコマシとは俗に、女をものにすることの意味なので彼らしい状況だ。
- 「父ちゃんに言いつけちゃおっかねー」
- イルムとの撃墜時の掛け合い。同類のジョナサンよりも寧ろリンに言った方が効果的だと思うが。
- 「問題あらへんです、ファニー・ボイス」
- リョウトとの掛け合い。女性のような声は実際『OG外伝』のゲシュペンストキックでもネタにされていたが。
- 「競争率は高いぞ、チャイナ娘」
- リオとの掛け合い。チャイナ服のキャラは数多くいるが…。
- 「飲んでるか? 紅茶頼り」
- ユウキとの掛け合い。撃墜演出時にはコーヒーを勧めるが本人は断っていた。
- 「お前に決めたぞ、ダンス・マスター」
- カーラとの掛け合い。やはり声優ネタ。
- 「響かせてやりやがれ、音痴ガール」
- レオナとの掛け合い。確かにレオナは音痴と言う設定はあるが、彼女の中の人は歌手経験もあるので撃墜演出にて「本当は歌上手いんでしょ?」とフォローしている。
- 「行ってみろ、流線型ボディ」
- アイビスとの掛け合い。撃墜演出時のやり取りでは更に「Gの掛かり過ぎでそーなったの?」と発言し、アイビスも流石に怒っていた。
- 余談だが、第2次αのアンソロジーコミックにはツグミがマニューバーGRaMXs時のGでアイビスの胸が全部自分の方に行くと冗談を飛ばしアイビスをからかうネタがある。
- 「やってもいいぞ、エースなのに2番」
- スレイとの掛け合い。自分はエースと言ってるのに全体的にはライバルに負けているのが要因。
- レーツェル「我らを……」
アシェン「えーっと、断てぬものなし~?」 - レーツェルとの撃墜時の掛け合い。それは彼の相方の方であろう。
- 「壊すなよ、フェニックス頭」
- ジークとの始動時の掛け合い。確かに頭は不死鳥そのものだが、「壊すなよ」の意味が不明である。考えられるとすれば、聖闘士ネタだろうか(鳳凰座の聖衣はすさまじい自己修復能力があり、よく全壊→全快する。もちろん、タイプHにそんな力はない)。
- 「実はドジっ子なの、知ってるよ~?」
- ジークとの撃墜時の掛け合い。今作ではアケミと絡まないせいで『GC(XO)』の時のように彼女に振り回されてドジを晒す場面があまりないが…。
- 「目立ってみることだ、ポニテ被り」
- サリーとの掛け合い。もう一人のポニテ女には叶わないらしい。
- 「構わんナリよ、ヨン様」
- ヨンとの始動時の掛け合い。普通のやりとりに見えるがヨン様は韓流スターの原点ともいえるペ・ヨンジュンの日本でのあだ名かららしい。
- 「一秒に16発は基本だからね~!」
- ヨンとの撃墜時の掛け合い。ファミコンの高橋名人の「一秒にボタンを16連射」が元ネタ。
- 「了解ナリよ、リアルロボットレジメンツ」※アリエイル
「見せてみんしゃい、お前の超機大戦」※リュウセイ
「了解、噛み付きオクトパス」※カチーナ
「影が薄くてもくじけるな、地味男」※ラッセル
「ヒゲオヤジ、イエッサーなのだ」※カイ
「真面目にやるがいい、イカサマ小僧」※タスク
「程々にな、関節クラッシャー」※ラーダ - 以下、それぞれのキャラとの掛け合い。
OGシリーズ(その他)
- アシェン「皇女を掻っ攫うとか、身の程知らずのスケコマシ野郎ですね、艦長」
ハーケン「……お前、わざと言ってるだろ」 - グ=ランドンとの特殊戦闘台詞。まさにその通りのことをやった人物が目の前に座っているわけで……。
シナリオ
無限のフロンティア
- 「…なんかダメです、艦長。暗号とかすごい複雑だし、調べるのもかなり面倒です。」
- マイティエーラでハーケンからドアを開けるよう指示されて。物語冒頭にて自分の「アンドロイドなのに面倒くさがり」というキャラをアピールしている。
- 「そこのベタな台詞を言っている人物…身長は170cm程度です。さほど大柄とも思えませんが?」
- 序盤、神夜を評して。女性で170cmなら、大きい部類に入ると思うのだが。
- 「洗濯板の小娘に負けるほど、落ちぶれてはおりません」
- ドゥルセウス封墓で、キュオンと対峙した際の台詞。
- 「さらばだ……姉妹。私は、この世界で生きる」
- T-elosと手を組んだカルディアとの死闘の末、彼女が機能を停止した後の台詞。この後、カルディアが落としたネバーランド後部(マイティエーラ)のカードキーを発見する。
- 「特に何も。私は自分以外の誰かになれるわけではありません。アシェン・ブレイデルに過ぎない。ま、そういうことなんだよね~」
- 出生の秘密を知ったハーケンに、自分がアンドロイドであることをどう思うかと聞かれて。「自分が人ではない事を認めた上で、それを肯定する」という点が「自分が人である」事に拘るラミアと対照的である事が興味深い。ハーケンが平静を装いながら内心動揺していたのとも対照的。
- 「それは大丈夫です。映像記録も残っています。私もオシメを何度も取り替え、そのたびに成長記録も録ってあります。ご覧になられちゃいまっか?」
- ハーケンが、自分のヒストリーがウソじゃないならそれでいいと発言した後の台詞。ハーケンからは「即刻削除しろ」「今見ようとするな」と言われたが、アシェンは「自分のヒストリー」だからと拒否した。
- 「……近づくな……艦長……」
「……カグヤ……姫……。艦長を連れて……早く……。」
「……すまない……KOS-MOS……。あと……は……任せ……た。」 - EXCEED、ネバーランド後部にて、ピートにコードATAを強制発動させられて。彼女の口調がいつものふざけたものとは一変しており、さらに神夜を「~乳姫」などのあだ名ではなく本名で呼んでいるところから事態の急迫性が伝わってくる(ちなみに神夜を普通に名前で呼ぶのは前作から含めてもこの場面だけ)。
- 「さらばだ、KOS-MOS。T-elos、同型で壊し合うのは……悲しいことだぞ。」
- EXCEEDのEDにて。W03,W05,W06の初期型Wシリーズ3機(前作のアークゲインをあわせると4機)を結果的に破壊する形となってしまったアシェンにとって感じるものがあったのだろうと思われる。さすがのT-elosもこの言葉に沈黙するしかないようであった。
- 事実、原作の『ゼノサーガ』におけるT-elosが辿る結末は、アシェンの言う通り、あまりにも哀しいものであった…。
OGシリーズ
- アシェン「言っておくが、私のマネをしていやがりますのは、こっちのブサイクボインの方でごんす」
ラミア「私はW17........ラミア・ラヴレスでありんす」
アシェン「17.... ....なるほど、10番台か。ぺーぺーのクセに生意気極まりない。上下関係というものをしっかりと叩き込んでおかねばなるまい。愛想の欠片もない、ダメダメな妹よ。私のことはアシェン姉様と呼ぶがいいのだ」
ラミア「了解。では、姉様のことを私から説明してもよろしいですか」
アシェン「苦しゅうないぞよである」 - 18話で邂逅した妹とのやり取り。妹が相手でも容赦が無い。所々に知り合いの言い回しを使用しているのもポイント。
コードDTD発動時
- 「コードDTD発動!ボクにお任せ!」
- 必殺技発動後、コードDTDを発動した際の台詞の一つ。
- 「いっただきだよ~!」
- 「コード・ラミア」使用時の台詞。ちなみにラミア本人にもこのデータが流用されており、突然出て来ることがある。
- 「ボクの狙いから逃げられると思ってる?」
- 戦闘開始台詞の一つ。やはりラミアにもある。
- 「必殺ぅ~、アシェンパ~ンチ!」
「そんでトドメ、究極!アシェンキック!」 - ファンタズム・フェニックス発動後の台詞パターンの一つ。無論元ネタはあの名機の必殺技。
- 「いやん、ストライキング!」
- アシェンキックの別台詞パターン。ポーズやこの台詞から察するに、元ネタはお色気漫画『まいっちんぐマチコ先生』の決めポーズ「まいっちんぐ」と思われる。
- また無限のフロンティアシリーズとOGシリーズではこのポーズの時前者は目を瞑っており、後者は開いている地味な違いが存在する。
- 「ドカーン!!」
- アクセルとアルフィミィにより、コードDTD強制発動に成功した時の第一声。普段の調子のアシェンに戻り、皆安堵した。後にピートから再度コードPTPを仕掛けられて無効化した際にも、同じように叫んでいる。
- 「ボクのこぶしがあちーぜ!!」
- 「ゼンガーの帰還」より、ハーケン曰く「機嫌の悪い」次元転移装置を作動させるべく、ゲンブ・スパイクでぶん殴った時のセリフ。元ネタは「クロスハンターモンスターハンターバージョン」の主人公が必殺技を使う時のセリフより。
搭乗機体・関連機体
- ゲシュペンスト・ハーケン
- サブパイロットとして同乗。本来はオリジナル機に乗り、W00の支援と護衛を行うのが任務だった。偶発的な事態とは言え、結果的に事前に与えられた任務に従事する形となっている。