種類 | 略称 | 機種 |
---|---|---|
据置機 | FC | ファミリーコンピュータ |
SFC | スーパーファミコン | |
N64 | NINTENDO64 | |
GC | ゲームキューブ | |
Wii | Wii | |
SS | セガサターン | |
DC | ドリームキャスト | |
PS | プレイステーション | |
PS2 | プレイステーション2 | |
PS3 | プレイステーション3 | |
PS4 | プレイステーション4 | |
360 | Xbox360 | |
携帯機 | GB | ゲームボーイ |
GBC | ゲームボーイカラー | |
GBA | ゲームボーイアドバンス | |
DS | ニンテンドーDS | |
3DS | ニンテンドー3DS | |
PSP | プレイステーション・ポータブル | |
PSV | プレイステーション・ヴィータ | |
WS | ワンダースワン | |
WSC | ワンダースワンカラー | |
その他 | PC | パソコン |
PICO | PICO(バンダイのキッズコンピュータ) | |
iアプリ900以降 | iアプリ(FOMA 900シリーズ以降) | |
iアプリ903i以降 | iアプリ(FOMA 903iシリーズ以降) | |
iOS | Apple系OS | |
Android | Android系OS |
はじめに
このページで頻出する「王道シリーズ」と「携帯機シリーズ」の二つの名称は、厳密には公式で使われているシリーズ名ではない。この言葉は『スーパーロボット大戦α』発売直後の時期に寺田Pが各所で発言していた内容から取られている。
その内容とは
今後のスパロボは
- 今までのファンをターゲットにした王道を行くαシリーズ
- バンプレストオリジナルキャラクターに焦点を当てた新シリーズ
- 若年層をターゲットにした携帯型ゲーム機シリーズ
の3つのラインを並行させる
というもの[1]であり、事実、この発言があってからは「比較的新しい参戦作品が多めの単発スパロボ」が任天堂製の携帯型ゲーム機で1~2年おきに発売されるようになり、さらには「OGシリーズ」というバンプレストオリジナルキャラクターのみのスパロボが登場した。
このページにおいては、αシリーズ終了後もこの三本柱体制は継続していると言う解釈で、「新旧の参戦作品が揃いぶみ、複数のソフトで連続ストーリーが語られるスパロボ」を王道シリーズとし、「任天堂製の携帯型ゲーム機で発売され、比較的新しい参戦作品が多めで、ストーリーがそのソフト一本で完結するスパロボ」を携帯機シリーズとしている。
なお、この三本柱に属さないような作品も現在に至るまでスパロボブランドとして多数発売され続けていることを注釈しておく。
版権作品登場系
旧シリーズ(初期シリーズ)
スパロボシリーズ初期に展開された、作品間にストーリーの繋がりを持たせた最初の王道シリーズ。「第○次シリーズ」等と呼ぶファンも。移植作や、このシリーズの世界観を元にした作品も多数発売された。なお、GBA版『第2次』は『スーパーロボット大戦GC』の購入者キャンペーンで抽選配布された非売品である。
作品名 | 機種 | |
---|---|---|
(関連) | 第2次スーパーロボット大戦 | FC |
第2次スーパーロボット大戦G | GB | |
第2次スーパーロボット大戦 | PS | |
第2次スーパーロボット大戦(ファミコンミニ) | GBA | |
第2次スーパーロボット大戦(ゲームアーカイブス) | PS3/PSP/PSV | |
(関連) | 第3次スーパーロボット大戦 | SFC |
第3次スーパーロボット大戦 | PS | |
第3次スーパーロボット大戦(ゲームアーカイブス) | PS3/PSP/PSV | |
(関連) | スーパーロボット大戦EX | SFC |
スーパーロボット大戦EX | PS | |
スーパーロボット大戦EX(ゲームアーカイブス) | PS3/PSP/PSV | |
(関連) | 第4次スーパーロボット大戦 | SFC |
第4次スーパーロボット大戦S | PS | |
第4次スーパーロボット大戦S(ゲームアーカイブス) | PS3/PSP/PSV | |
(関連) | スーパーロボット大戦F | SS |
スーパーロボット大戦F | PS | |
スーパーロボット大戦F(ゲームアーカイブス) | PS3/PSP/PSV | |
(関連) | スーパーロボット大戦F完結編 | SS |
スーパーロボット大戦F完結編 | PS | |
スーパーロボット大戦F完結編(ゲームアーカイブス) | PS3/PSP/PSV | |
全スーパーロボット大戦電視大百科 | PS | |
スーパーロボット大戦コンプリートボックス | PS |
αシリーズ
主にPS系ハードで展開された旧シリーズに次ぐ第2の王道シリーズ。企画当初は三部作として構想されていたが、急遽制作が決まった『α外伝』が挟まり最終的に四部作となった。
戦闘アニメーションは大幅な進化を遂げ、同時に戦闘アニメのオン・オフも選択可能になった。『α』の熟練度システムの導入、『α外伝』の武器の一括改造、『第2次α』の小隊システムなどシリーズごとに新要素が多数取り入れられており、現行作品にまで影響を与えたものも数多い。完結作となる『第3次α』は、それまでのスパロボの集大成と言える豪華な参戦作品群やコラボレーションが話題となった。
初代『α』が打ち出したセールス70万本超という記録は2015年現在でも破られていない。
移植作の『α for DC』は、スパロボ初のフルポリゴンによる3D画面での戦闘シーンを実現した。この3D戦闘は『GC(XO)』、『Scramble Commander』シリーズ、『NEO』などに継承されている。
作品名 | 機種 | |
---|---|---|
(関連) | スーパーロボット大戦α | PS |
スーパーロボット大戦α for Dreamcast | DC | |
スーパーロボット大戦α(ゲームアーカイブス) | PS3/PSP/PSV | |
(関連) | スーパーロボット大戦α外伝 | PS |
スーパーロボット大戦α外伝(ゲームアーカイブス) | PS3/PSP/PSV | |
第2次スーパーロボット大戦α | PS2 | |
第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ | PS2 |
Zシリーズ
αシリーズに次ぐ第3の王道シリーズで、PS系ハードで展開されている。寺田Pによると「シリーズ化するかは売上げ次第」だったそうである。
『第2次スーパーロボット大戦Z』はPSPでは最初の完全新作で、『破界篇』・『再世篇』の前後編構成となった。また移植・リメイクを除けば携帯型ゲーム機をプラットフォームとした初の王道シリーズ作品でもある。
『第3次スーパーロボット大戦Z』は『魔装機神III』同様、マルチプラットフォームでリリースし、(移植作である『XO』を除けば)初のHDハードによる版権スパロボ作品かつ王道シリーズ作品でもある。
作品名 | 機種 |
---|---|
スーパーロボット大戦Z | PS2 |
スーパーロボット大戦Z(ゲームアーカイブス) | PS3 |
スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク | PS2 |
第2次スーパーロボット大戦Z破界篇 | PSP |
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇 | PSP |
第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇 | PS3/PSV |
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇 | PS3/PSV |
第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇 | PS3/PSV |
COMPACTシリーズ
主に携帯機のワンダースワン系ハードで展開されたシリーズ。『COMPACT2』三部作を除き、世界観の繋がりはなく独立している。『COMPACT2』で初採用された援護攻撃と援護防御システムは、後のスパロボに定着するほど大きな影響を与えた。『IMPACT』はPS2で発売された初のスパロボであり、実質的に『COMPACT2』三部作の移植&リメイク作品でもある。
作品名 | 機種 | |
---|---|---|
(関連) | スーパーロボット大戦COMPACT | WS |
スーパーロボット大戦COMPACT for WSC | WSC | |
スーパーロボット大戦COMPACT2第1部:地上激動篇 | WS | |
スーパーロボット大戦COMPACT2第2部:宇宙激震篇 | WS | |
スーパーロボット大戦COMPACT2第3部:銀河決戦篇 | WS | |
スーパーロボット大戦IMPACT | PS2 | |
スーパーロボット大戦COMPACT3 | WSC |
携帯機シリーズ
ゲームボーイアドバンス以降の任天堂製携帯型ゲーム機をプラットフォームとする作品群を指すカテゴリ。PSPや携帯アプリ等の他ハードへも移植されている。『A』から『L』まではアルファベット1文字だったが、スタッフ曰く「1文字でのネタが切れてきた」ということで、『UX』で2文字となった。各作品にシリーズとしての繋がりはない。
開発はほぼ全作をエーアイが担当。そのためシステムや画面レイアウト、ユーザインターフェースにおいて多くの共通性を持つ。王道シリーズやOGシリーズで好評だった要素を積極的に取り入れている一方、他シリーズとは一線を画す実験的な試みも多い。特に『L』において精神コマンドとならびシリーズの代名詞とも言える強化パーツの要素が排除されたときは大きな話題となった。
『R』以後は本格的に携帯機向けの操作性が追求されるようになり、戦闘中以外であればいつでもクイックセーブができたり、オプションにより片手操作設定が可能であったりと、プレイアビリティの向上が図られている。
良くも悪くも積極的かつ大胆なクロスオーバーが特徴であり、シナリオの出来に賛否が多い要因となっている。『L』以降はシナリオでの絡みだけでなく説得にシナリオで絡んだ他作品のキャラが必要になるなど、「原作」ではなく「スパロボ」での出会いや繋がりを意識したサプライズも増えている。
作品名 | 機種 | |
---|---|---|
(関連) | スーパーロボット大戦A | GBA |
スーパーロボット大戦i(A) | iアプリ900以降 | |
スーパーロボット大戦A PORTABLE | PSP | |
(関連) | スーパーロボット大戦R | GBA |
スーパーロボット大戦i(R) | iアプリ903i以降 | |
スーパーロボット大戦D | GBA | |
スーパーロボット大戦J | GBA | |
スーパーロボット大戦W | DS | |
スーパーロボット大戦K | DS | |
スーパーロボット大戦L | DS | |
スーパーロボット大戦UX | 3DS | |
スーパーロボット大戦BX | 3DS |
Scramble Commanderシリーズ
RTS(リアル・タイム・ストラテジー)の要素が取り入れられたシリーズ。他作品とは一線を画した内容。
作品名 | 機種 |
---|---|
スーパーロボット大戦Scramble Commander | PS2 |
スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd | PS2 |
単独作品
上記作品に属さない作品のうち、単独でストーリーが完結しているか、或いは現時点で純粋な続編が出ておらずシリーズ化されていない版権作参加作品。移植作や関連作があっても、便宜上こちらに含む。
スパロボの顔の一つとなった合体攻撃は、『64』が初出。『GC(XO)』の部位ダメージや捕獲システム、ステージマップを3Dフィールド化し基本システムを根本的に刷新した『NEO』など、独自性の強い新要素も意欲的に取り入れられている。
作品名 | 機種 | |
---|---|---|
(関連) | スーパーロボット大戦 | GB |
スーパーロボット大戦(HD版) | PS3/PSV | |
(関連) | 新スーパーロボット大戦 | PS |
新スーパーロボット大戦スペシャルディスク | PS | |
新スーパーロボット大戦(ゲームアーカイブス) | PS3/PSP/PSV | |
スーパーロボット大戦リンクバトラー | GBC | |
スーパーロボット大戦64 | N64 | |
(関連) | スーパーロボット大戦MX | PS2 |
スーパーロボット大戦MX PORTABLE | PSP | |
(関連) | スーパーロボット大戦GC | GC |
スーパーロボット大戦XO | X360 | |
スパロボ学園 | DS | |
スーパーロボット大戦NEO | Wii | |
スーパーロボット大戦モバイル | i-mode | |
スーパーロボット大戦Card Chronicle | フィーチャーフォン/iOS/Android | |
スーパーロボット大戦Operation Extend | PSP | |
スーパーロボット大戦X-Ω | iOS/Android | |
スーパーロボット大戦V | PS4/PSV |
バンプレストオリジナル系
スーパーロボット大戦OGシリーズ
バンプレストオリジナルのキャラクターや機動兵器のみでストーリーが展開されるシリーズで、『無限のフロンティア』以外は同一シリーズ内でストーリーが繋がっている。『OGs』は『OG1』と『OG2』を1つにまとめ、追加要素を加えた移植作品。
『OG1』では新たなパイロットの育成システムとしてパイロット養成とPPが採用され、以後多くの作品で採用されることとなった。『OGs』以降は小隊システムを簡易化したツインバトルシステムが導入され、GBA版とは全く違った戦略を要求される。
作品名 | 機種 |
---|---|
スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION | GBA |
スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2 | GBA |
スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS | PS2 |
スーパーロボット大戦OG外伝 | PS2 |
第2次スーパーロボット大戦OG | PS3 |
スーパーロボット大戦OG ダークプリズン | PS3 |
スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ | PS3/PS4 |
無限のフロンティアシリーズ
ジャンルがロールプレイングゲームで世界設定も大きく異なり、更に他社版権作品(?)のキャラクターがゲスト参戦するなど異色の作品。だが公式HPでも『スーパーロボット大戦シリーズ』にカウントされており、OGシリーズのDNAを継ぐ作品としてその名が冠されている。
作品名 | 機種 |
---|---|
無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ | DS |
無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ | DS |
魔装機神シリーズ
異世界を舞台とした、ファンタジー色の強いシリーズ。それぞれ世界設定が異なる。
作品名 | 機種 | |
---|---|---|
(関連) | スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL | SFC |
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL | DS/PSP(UMDはⅠ&Ⅱ限定同梱版のみ)/PSV(DL版のみ) | |
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD | PSP/PSV(DL版のみ) | |
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE | PS3/PSV | |
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END | PS3 | |
真・魔装機神 PANZER WARFARE | PS |
漫画作品
『スーパーロボット大戦シリーズ』のコミカライズ、または本編に対する外伝作品。4コマ系アンソロジーコミックや同人作品は含まない。
作品名 | 巻数 | 内容 |
---|---|---|
スーパーロボット大戦α THE STORY 竜が滅ぶ日 | 全1巻 | 『α』の前日談 |
スーパーロボット大戦α さいこどらいばぁず | 全1巻 | クスハが主人公の『スーパーロボット大戦α』のギャグストーリー |
スーパーロボット大戦α外伝 鋼の救世主 | 全1巻 | 『スーパーロボット大戦α外伝』のコミカライズ |
第2次スーパーロボット大戦α ロスト・チルドレン | 未単行本化 | 『第2次α』と『第3次α』の間の物語 |
超機人 龍虎王伝奇 | 全3巻 | 『αシリーズ』の前日談として始まり『OGシリーズ』に組み込まれ完結した |
スーパーロボット大戦IMPACTコミック 衝撃騎士団 | 全1巻 | 『IMPACT』のコミカライズ |
無限のフロンティア (漫画) | 全1巻 | 『無限のフロンティア』のコミカライズ |
スーパーロボット大戦OGクロニクル | 続刊中 | |
スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ Record of ATX | 全5巻 | 『DW』のキョウスケ視点 |
スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター Record of ATX | 連載中 | 『スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ Record of ATX』の続編 |
小説作品
スパロボシリーズを原作とした小説。
作品名 | 巻数 | 内容 |
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スーパーロボット大戦OG 告死鳥戦記 Record of Fallin' Deceased X | 全2巻 | OG2序盤 アビアノ基地司令直属の特殊作戦部隊FDXチーム視点の外伝小説 |
アニメ作品
スパロボシリーズを原作としたアニメ。
作品名 | 話数 | 内容・備考 |
---|---|---|
魔装機神サイバスター | 全26話 | 通称アニバスター。 |
スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION THE ANIMATION | 全3話 | OVA作品。コミカライズあり。 |
スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ | 全26話 | OGS・エピソード1をリュウセイ視点で再編成。3D作品。 |
スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター | 全26話 | OGS・エピソード2を描く。2D作品。 |
ドラマCD作品
ドラマCDとして発売された作品。
作品名 | 巻数 | 内容 |
---|---|---|
スーパーロボット大戦α ORIGINAL SCORE | 全3巻 | 『スーパーロボット大戦α』の前日談 |
スーパーロボット大戦α ORIGINAL STORY | 全4巻 | αシリーズの設定をベースにしたオリジナルストーリーで、後のOGシリーズの起源。 |
スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION THE SOUND CINEMA | 全3巻 | 『スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION THE ANIMATION』のサイドストーリー |
関連作品
『スーパーロボット大戦シリーズ』には基本カウントされていないものの、スパロボシリーズとコンセプトが近かったり、登場キャラクターなどに密接な関係がある作品。
『OGIB』は正式にOGシリーズのと一作として扱われているが、ジャンルの違いから便宜的にここへ置く。
作品名 | 機種 |
---|---|
バトルロボット烈伝 | SFC |
スーパーロボットシューティング | PS |
リアルロボッツファイナルアタック | PS |
スーパーロボットスピリッツ | N64 |
リアルロボット戦線 | PS |
スーパーロボットピンボール | GBC |
スーパーロボットバトルメーラー | PC |
スーパー特撮大戦2001 | PS |
リアルロボットレジメント | PS2 |
NAMCO x CAPCOM | PS2 |
PROJECT X ZONE | 3DS |
PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD | 3DS |
スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE | PS3 |
コンパチヒーローシリーズ
スーパーロボット大戦のシリーズ化以前にバンプレストが展開していた、版権作品によるクロスオーバーの先駆け的なシリーズ。SDサイズかつ擬人化された各版権作品のヒーローが戦う(『ヒーロー戦記』等、若干の例外もある)のが特徴で、元々初代スーパーロボット大戦も同様のコンセプトの下作成された作品であった。ガンダムシリーズ、マジンガーシリーズ等のロボット作品の他、特撮作品の代表格であるウルトラシリーズ、仮面ライダーシリーズがレギュラー出演している。
2000年代に入ってからは長らく休止していたが、2012年から「新コンパチヒーローシリーズ」として再始動した。その際、コンパチヒーローシリーズに属する作品群がバンプレストによって再定義されたため、本項ではそれを元に一覧を記載している。
「関連作」の部分については、現在のバンプレストの見解ではコンパチヒーローシリーズとは見なされていないが、コンパチヒーローシリーズとコンセプトが近かったり、登場キャラクターなどに密接な関係がある作品を載せた。
シリーズ名 | 作品名 | 機種 | 備考 |
---|---|---|---|
グレイトバトルシリーズ | SDヒーロー総決戦 倒せ!悪の軍団 | FC | 厳密にはグレイトバトルシリーズではない |
SDザ・グレイトバトル 新たなる挑戦 | SFC | ||
ザ・グレイトバトルII ラストファイターツイン | SFC | ||
ザ・グレイトバトルIII | SFC | ||
ザ・グレイトバトルIV | SFC | ||
ザ・グレイトバトルV | SFC | ||
THE GREAT BATTLE VI | PS | ||
グレイトバトルサイバー | SFC | ||
鉄球ファイト= ザ・グレイトバトル外伝 | GB | ||
ザ・グレイトバトル外伝2 祭りだワッショイ | SFC | ||
ザ・グレイトバトルPOCKET | GB | ||
グレイトバトル フルブラスト | PSP | 新コンパチヒーローシリーズ | |
コンパチスポーツシリーズ | SDバトル大相撲 平成ヒーロー場所 | FC | |
バトルドッジボール 闘球大激突 | SFC | ||
バトルドッジボール | GB | ||
バトルドッジボールII | SFC | ||
バトルサッカー フィールドの覇者 | SFC | ||
バトルサッカー2 | SFC | ||
バトルベースボール | FC | ||
バーサスヒーロー 格闘王への道 | GB | ||
バトルレーサーズ | SFC | ||
チャリンコヒーロー | GC | ||
バトルドッジボール3 | PSP | 新コンパチヒーローシリーズ | |
コンパチRPG | ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス | SFC | |
ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦 | SFC | ||
スーパーヒーロー作戦 | PS | ||
スーパーヒーロー作戦 ダイダルの野望 | PS | ||
ロストヒーローズ | 3DS/PSP | 新コンパチヒーローシリーズ | |
ロストヒーローズ2 | 3DS | 新コンパチヒーローシリーズ | |
その他 | バトルクラッシャー | GB | |
バトルピンボール | SFC | ||
スーパー鉄球ファイト | SFC | ||
がんばれぼくらのコンパチヒーローズ | PICO | ||
スーパーパチンコ大戦 | SFC/GB | ほぼ同時期に二機種で同タイトルで発売 | |
特撮冒険活劇 スーパーヒーロー烈伝 | DC | ウルトラマンとガンダムは参戦しない | |
ヒーローズバーサス | PSP | 新コンパチヒーローシリーズ | |
スーパーヒーロージェネレーション | PS3/PSV | 新コンパチヒーローシリーズ | |
関連作 | シャッフルファイト | FC | |
バトルコマンダー 八武衆、修羅の兵法 | SFC | ||
バトルフォーメーション | PS | ||
グランドレッド | SS | ロアとエミィが登場 |
A.C.E.シリーズ
『アーマード・コア』シリーズで有名なフロム・ソフトウェアが製作、バンプレスト販売によるロボットアクションシリーズ。スーパーロボット大戦を思わせる版権作品のクロスオーバー展開とフロム・ソフトウェアによるハイクオリティな3D戦闘アクションが融合した快作で、スパロボユーザー以外からも人気が高い。基本的にはスパロボと直接の関係はないが、バンプレストが企画に携わったクロスオーバー型作品ということで、関連づけて語られることが多い。
第1作には量産型ゲシュペンストMk-IIがゲスト参戦している。また、シリーズ第4作『R』はSRプロデュースチームがシナリオを手がけており、同作には『スーパーロボット大戦OGシリーズ』の機体とキャラクターも参戦している。第5作『Portable』には量産型ゲシュペンストMk-II改が参戦し、『第2次OG』に先駆けてN、G、Cの換装形態が登場している。また搭乗パイロットたちは『α』における主人公たちと同じパイロットスーツを着用しており、今後OGシリーズへの参戦も考えられる。
作品名 | 機種 |
---|---|
Another Century's Episode | PS2 |
Another Century's Episode 2 | PS2 |
Another Century's Episode 3 THE FINAL | PS2 |
Another Century's Episode:R | PS3 |
Another Century's Episode Portable | PSP |
脚注
- ↑ ケイブンシャ『スーパーロボット大戦αを一生楽しむ本』pp. 118–119の要約