愛
愛は、精神コマンドのひとつ。
概要
登場作品によって、回復系と複合系に効果が分かれる。略字は存在しない。
回復系
『スーパーロボット大戦IMPACT』までの作品と『スーパーロボット大戦COMPACT3』ではこの仕様で、マップ内の味方全ユニットのHPを最大まで回復させる。
消費に対する効果は高いが、こちらの仕様で登場するスパロボは「本当に強い相手には一方的に破壊されるゲームバランス」「狙われる味方が偏るCPUルーチン」であることが多く、「瀕死の味方が複数出る」状況が少ない。そのため、重要な精神コマンドとは見なされにくい。ただし、全ての作品が当てはまる訳ではなく、ゲームバランス的に重要な作品は少なからず存在する。例えば『IMPACT』は「ダメージは控えめだが被弾率が高い」「近くのユニットを狙うルーチンのため狙われる味方が偏りにくい」ため重宝する。
他の難点としては、気軽に使用できないほど消費が重い点や、底力などを維持する運用に適さない点が挙げられる。
無限のフロンティアシリーズでは久々にこちらの仕様で登場した。
複合系
『スーパーロボット大戦R』以降は、極めて強力だった複合系精神コマンド「奇跡」が殆ど登場しなくなり、その代替としての役割を担う事が多くなった。
この仕様では加速、ひらめき、必中、気合、熱血、努力、幸運が同時にかかるようになっている。努力と幸運がかかるのが重要なのは言うまでも無いが、気合が含まれているのも見逃せない。また、HPが回復しないので減少しているとピンチだが、逆に底力などHP減少に伴う特殊技能を維持できる。
登場作品
- スーパーロボット大戦
- GBの初代スパロボでは、今でいう「復活」の効果。撃墜=ユニット消滅なので非常に重要だが、肝心のコマンド自体がランダムで出現するため使い所が難しい。また撃墜されたマップをクリアするまでに使わないと復活不可能となってしまう。
- 使用すると「あいの ちからは いだいだ!」というメッセージが表示される。
- スーパーロボット大戦(HDリメイク版)
- 名称が「復活」表記になり、「愛」自体は登場しなくなったが、「復活」を使用すると「愛の力は偉大」というトロフィーが獲得できる。
- スーパーロボット大戦IMPACTまでとスーパーロボット大戦COMPACT3
- すべての味方ユニットのHPを全快。消費SPは下位であるド根性の消費が40になってからも、最低が『IMPACT』の60、最高が『第4次』の100とかなり変動している。それらの中では90である作品が一番多い。
- スーパーロボット大戦Rから
- 加速・必中・ひらめき・熱血・気合・努力・幸運を同時にかける。消費SPは固定だと大抵90だが、個別だと50~110位と非常に差がある。
- スーパーロボット大戦GC / スーパーロボット大戦XO
- 部位システムのある同作では上記の効果に加え、自機の全部位のHPが最大まで回復する(『XO』でのド根性の効果)。
- 魔装機神シリーズ
- 味方全機のHPを全快。消費SPは『LOE』のみ34で、以降は60。
- 無限のフロンティアシリーズ
- 味方全員のHPを全快。消費SP80(無印)、120(EXCEED)。
- Zシリーズ
- 複合版。パイロットによるが、消費SPは55~70。
- 『第2次Z再世篇』『第3次Z』では使用すると同効果を得られる「インサラウムの秘宝」という消費型強化パーツが登場。
- 『第3次Z』では「愛」と「勇気」を使うとかかる7種類の精神を一度に揃える(方法は問わない)と「愛と勇気を力に」のトロフィーが獲得できる。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- リアルタイムで戦闘が進むというノーマルバトルのゲーム性に合わせ、「一定時間、攻撃力中アップ、回避率、移動速度小アップ」という効果になっており、経験値が溜まって「愛Ω」になると「移動速度小アップ」が「中アップ」になる。
- VSバトルでは回復系で、「自分を含め、隣接する味方のHP20%回復し、状態異常を解除」。自分と隣接機=最大5体を意味し、配置によっては自軍全体回復になる。
- スーパーロボット大戦DD
- 1アクションの間、攻撃力・照準値・運動性が15%増加する。使用可能回数1回。イメージとしてはグレードダウンした熱血と集中がかかるといったところ。
- PROJECT X ZONE
- ハーケン&神夜の専用スキルで登場。XPを130%消費して味方全員の体力を100%回復する。しかし、XPを150%しか貯められず、アイテムでは100%までしか回復しない仕様(装備で軽減しても足りない)と、全体回復持ちの中でレベル38と一番習得が遅く(他の習得レベルはユーリ&エステルが19、エリカ&ジェミニが29)、他2ペアと違い回復量が多いがその分消費もダントツに重い(他2ペアとも、XPを80%消費して全体の体力を30%回復する)が、敵の集中攻撃や複数技で味方が瀕死状態になる事が多いので、結構出番は多い。使いたかったら、ハーケン組の番までにXPをクロスヒットで130%(装備で軽減していれば104%)まで貯め、ハーケン組を敵の攻撃で戦闘不能やスキル封印状態にされないように注意しよう。
主な使用者
熱い愛を見せたヒーローや戦うヒロインが多い。効果が変わる前と変わった後では、やや所持するキャラクターの傾向が異なる。優しい癒しのイメージのあるキャラ、異性に靡きやすいキャラなどの所持は減りがち。
また『スーパーロボット大戦R』以降、OGシリーズを除く『K』までの任天堂携帯機作品では、主人公が愛を覚える(『J』・『W』・『K』は2周目以降の精神エディットで外すことができ、『UX』、『BX』では逆に本来覚えないものを習得できる)。『UX』ではヒロインのサヤ・クルーガーが習得する。
ダイナミック系作品
- デューク・フリード
- シリーズの登場歴が長いため、下記のシローと同じく、回復系と複合系の愛の双方を習得した経験があるキャラの代表といえる人物。
- 『Z』では、ダイザーフルパワーと愛の相乗効果が終盤で猛威を振るう。
- 流竜馬
- SRWの一部作品にて所持している。おそらく、「愛をもって接すれば犬は応えてくれるのさ」という原作漫画版『ゲッターロボ』における竜馬の台詞に由来しているのだろう。
- もっとも、TV版はまだしも原作漫画版の竜馬は、野良犬の首をちぎり飛ばす程のバイオレンスな奴なのだが、そんな彼にも押しかけ女房が現れ、子供を設けるまでになっている。
長浜ロマンロボ
その他スーパー系
- 氷室美久
- 天のゼオライマーのサブパイロット。『MX』で覚え、ただでさえ極悪な強さのゼオライマーがさらに無敵になる。ただし消費SPが110と高すぎるので、SPアップや集中力が必須。『J』ではなくなった。
- 明神タケル、マーグ
- 『D』(タケルは『第2次Z』でも)で習得。超能力補正を加えた合体攻撃ダブルファイナルゴッドマーズの威力は絶大。SPが多いため、高レベルになれば1マップで3回も使える。
- なお、両者が愛を覚えるのは劇中で描かれた「兄弟愛」etc.に由来するものであろうか。また、両者の宿敵であるズール皇帝が「愛を嫌っている」点も考えると、実に興味深い。
- ローザ・アフロディア
- 『Z』においてはレベル55で習得すると設定されている。ただし最後にパイロットとして登場する第44話の時点ではレベル50で未修得の状態。この時までは敵であり、以降は味方サイドのNPCとなることから考えて、「ツンデレ」という事を表現するためあえてこのように無意味な設定を付けたのかもしれない。
- イクサー1
- 善の心の体現であるイクサー1はやはり愛を覚える。この場合の愛は特定の異性に向けたものと言うよりは、博愛に近いものだろうか。避けて当てるユニットの代表格なので必中やひらめきはあまり意味が無い……かと思いきやイクサーロボに乗るとサイズがMになり意外と避けて当てない場合があるので、痒いところをフォローできる。
- ヴァン、レイ・ラングレン
- 『K』で習得。それぞれ亡き恋人、亡き妻への愛に生き、そのためにカギ爪の男を追う復讐者。特にヴァンはよくエレナの名前を叫ぶので非常にそれっぽい。
- 『T』ではヴァンが覚えなくなったが、レイは他のキャラが大体レベル60で覚える中、少し早いレベル55で覚えられる。
- エルザ
- 言うまでもなく九郎に対する愛だろうが、メインヒロインのアルが習得しない愛を彼女が得るというのは何の因果だろうか。アル離脱時のデモンベインをフォローする手段としては有用なので活用すべし。
- ダヤッカ・リットナー
- 間違いなくキヨウに対してのものだろう。「オレの嫁は宇宙一ー!!」と叫んでいる辺り、彼女に対する愛情は想像に難くない。超銀河グレンラガンおよび天元突破グレンラガンのサブパイロットになれば、ボスキラーに一役買ってくれる。
- グランディス・グランバァ
- 中断メッセージでは、彼女の推し精神コマンドであるのが確認できる。ただ如何せんグラタンがサポート向けのユニットなので、活かす場面は限られる。
- 獅堂光、龍咲海、鳳凰寺風
- 伝説の魔法騎士達も、本来の姿は年頃の少女。故に全員共通して覚える(習得Lvも同一)。その辺は、愛を知っていく少女漫画出典のキャラクターとしては当然と言うべきか。
- 特に光の場合は、想い合う相手であるランティスも同一Lvで習得するニクい仕様となっている。
- カギ爪の男
- 愛という名の迷惑を無際限にバラ撒く狂人である彼も、『T』にて習得。
- また愛を習得する者の多くは「最終付近で習得」「ある1人を想い」「大量のSPを消費する」が大半であるが(特に男性)、彼は1つ目に習得し、消費5であるという「安く軽い愛」はその人となりを端的に表していると言える。
ガンダムシリーズ
- ブライト・ノア
- お馴染みU.C.ガンダムシリーズにおける母艦の艦長。
- 習得する作品自体はあまり多くないが、一部作で可能なラー・カイラムの「愛の核ミサイル(マップ兵器版)」は攻撃力・攻撃範囲・インパクト全てが強烈で、アンソロ本でネタにされた事も。エマリーとの不倫疑惑の件は禁句か。
- シロー・アマダ
- ガンダムEz-8他に乗るモビルスーツパイロット。ジオンのアイナ・サハリンへの「愛」は敵味方を超える。
- 『IMPACT』では最初から「愛」を持っており、場合によってはいざという時の回復役としても機能する。
- ファ・ユイリィ
- 全体回復の効果だった時代は習得していたが、2001年発売の『α外伝』以降は回復系、複合系問わず習得しなくなった。
- コウ・ウラキ
- 『A PORTABLE』ではエースボーナスを獲得すると努力がこれに変更される。条件付きなのは、想い人が昔の男を忘れられなかったためか。
- バナージ・リンクス
- 『第3次Z時獄篇』で習得。運命の女性へ向けてのものだろう。
- 何気に「ニュータイプ」&「ガンダムシリーズの主人公」という組み合わせで「愛」を覚えるのはバナージだけであったが、『X』にてシーブック・アノーも習得した。
- シーブック・アノー
- 『X』で習得。「ニュータイプ」&「ガンダムシリーズの主人公」の組み合わせで覚えるのは2人目。将来妻となる女性に対してのものだろう。なお同作ではこちらも習得する。
- またシーブックは魂も覚えるため使い分けも可。
- カテジナ・ルース
- 「勝った者を、私が全身全霊をかけて愛してあげるよ」というカテジナの名台詞に由来するのであろう。
- 余談だが、攻略本『スーパーロボット大戦α パーフェクトガイド』において「あなたの「愛」は歪んでいますよ」とツッコミを受けている。
- ドモン・カッシュ
- コロニー格闘技の覇者で、キング・オブ・ハートであるガンダムファイター。最終回の恥ずかしい愛の告白が有名。
- スパロボにおいても、合体攻撃「石破ラブラブ天驚拳」で「愛」の力を見せ付けてくれる。なお、パートナーのレインもほとんどの場合、「愛」を使用可能。
- ジョルジュ・ド・サンド
- ネオ・フランス代表のガンダムファイター。マリアルイゼと互いに惹かれあっているからか、近年の作品で習得する傾向にある。特に『T』ではマップ兵器版ローゼススクリーマーが非常に強力な為、愛と合わせた資金稼ぎまでできる優れものとなる。
- ルクレツィア・ノイン
- 『ガンダムW』系の参戦回数の多さにより、SRW全キャラクターでもトップクラスの「愛」修得回数を誇る。もちろん対象はゼクス・マーキスに違いなく、効果の仕様によらず修得するあたりも筋金入りと言える。実用的には乗機の都合もあり「激励」「献身」などに消費されがちだが…。
- ティファ・アディール
- 『Z』以外の作品で習得。間違いなくガロードに対してのものだろう。
- なお、そのガロードは意外なことに『α外伝』以外では「愛」を習得しない。
- マリュー・ラミアス
- こちらはC.E.ガンダムシリーズにおける母艦アークエンジェルの艦長。ムウへの「愛」を乗せたマップ兵器版ローエングリンが雑魚小隊を一蹴してくれる。
- ディアッカ・エルスマン
- 『SEED』枠で登場した携帯機では全作品で覚える代わりに、魂を覚えない。
- しかし、『SEED DESTINY』でミリアリアがディアッカを振った事を明言している為か、『K』では覚えない。
- カガリ・ユラ・アスハ
- 携帯機では『K』以外で最後に覚える。一方、パートナーであるアスランは、登場シリーズ全てで「愛」を一度も覚えた事がない。
- ルナマリア・ホーク
- 『K』で何と必中よりも先に覚える。勿論ネタであるのだが、5番目の精神コマンドに置かれている分習得が早い。
- グラハム・エーカー
- 「この気持ち、まさしく愛だ!」ということで、『第2次Z破界篇』ではエースボーナスとして使用可能。ただし、現時点では味方として参戦した際は「愛」を覚えない。
- ロックオン・ストラトス (2代目)
- 『第2次Z再世篇』で習得。最愛の人(なお、彼女も「愛」を覚える)への愛を貫く彼らしいラインナップである。能力も平均値以上かつ機体に遠近両用で運用できる二つのトランザムがある為、状況によって使い分けができる。
- アレルヤ・ハプティズム
- 『第2次Z再世篇』で習得。想い人を追い求めて戦う彼らしいラインナップである。このため、『第2次Z再世篇』では「ガンダムマイスターに愛持ちが二人もいる」という事態になっている。ただし、ハレルヤと融合すると「魂」に変化してしまうので注意。
- 『UX』『BX』では「愛」を覚えないものの、代わりにサブパイロットになった想い人の方が覚える。
- フェルト・グレイス
- 劇場版設定の『UX』においてレベル51で習得するのだが、消費SPの関係から戦術指揮のボーナス無しだとレベル72にならないと使用できないのが痛い。刹那への「届かない愛」を暗喩しているのだろうか。
- 『BX』では流石に燃費周りは改善された。また、何気に祝福よりも早く習得できる。それでも習得Lvでは最大SPが88と2ポイント足りないのだが。
- パトリック・コーラサワー
- 『第2次Z破界篇』以外の全ての登場作品で習得する。2nd最終話で結婚した上官兼愛する妻へのものであろう。
- 貂蝉キュベレイ
- 呂布に尽くす愛ゆえにであろう。
- ちなみに、同作品の女性キャラである孫尚香は、現在のところ、BBW設定での参戦ゆえ、劉備との恋愛が描かれていないためか、愛は覚えない。
マクロスシリーズ
- ガムリン木崎
- 『D』では熱血を覚えないでこれを覚える。『第2次Z再世篇』ではエースボーナスにより熱血からこれに変更される。
- ミハエル・ブラン
- ナンパな性格に見えたが最終的にはクランへの愛を貫いて死んだミシェルならでは。ただ、本人の能力値・機体の性能からして熱血・努力・幸運の3つしか意味が無い場合が少なくなく、熱血を単独で覚えるクランに比べてそれほど差がある訳ではない(『L』では追加最強武器のあるバルキリーにクランを乗せたい場合、ミシェル生存フラグを諦める必要があり、実質的な択一)。
宇宙の騎士テッカマンブレード
- 如月アキ
- ブルーアース号パイロット時、テッカマン時問わず習得する。テッカマン時には合体攻撃「ダブル・ランサーコンビネーション」でDボゥイとの愛を見せつけてくれる。
- 相羽ミユキ
- 実の兄に対して禁断の愛情を抱いているという裏設定からか習得する。マップ兵器版ボルテッカが全周囲型の為ザコ敵退治に役立ってくれる。
- ユミ・フランソワ
- Dボゥイに対して一途な思いを寄せていることから習得。ただでさえ強力なマップ兵器版リアクター・ボルテッカが愛を掛けることでさらに凶悪な強さになってくれる。
その他リアル系
- ミスマル・ユリカ
- 常に彼への好意を全力アピールしていることもあって高確率で所持。複合版はナデシコのマップ兵器との相性は抜群だが、他にもSP消費量の大きい精神を覚えることが多いため注意。
- テンカワ・アキト
- TV版ではA級ジャンパーとしての覚醒が優先される場合が多いが、劇場版ではユリカへの愛が優先される場合が多く、TV版から劇場版への変化をある意味端的に表現しているとも言える。
- 矢作省吾
- 熱血・魂・愛を全て一度に持っている非常に珍しいキャラ。レベル26で覚えるため、味方のレベルを上げていれば登場時から使用できる。周回プレイではB.D.の回避を上げすぎた場合、これを使えるかどうかが加入フラグの鍵となることも。
- サラ・コダマ
- OPテーマの歌詞にある、「愛と勇気は言葉」の「愛」を習得する側。対象であり、相方であるゲイナーは「勇気」を習得するのも歌詞通り。なお、シンシアの対応する精神は「友情」であるのが実に心憎い。
- ボン太くん(『W』)
- 宗介の魂がこれに変化(熱血が魂に変化するので魂自体はなくならないどころか、習得が早くなる)。劇中でもソードさえ心奪われかける、ギムレット曰くに罪なまでの愛らしさのなせる業か、『ふもっふ』OPが「それが、愛でしょう」だからなのか。
- テレサ・テスタロッサ
- 恋のライバルが完全なシナリオNPCの影響もあってか、「愛」「祝福」という一種のヒロインセットを艦長ながらに毎作修得。『J』『W』では乗艦が潜水艦なのでスポット参戦止まりだが、それ以外では潜水艦ではなくなるので永久離脱はせず、実用意義は十分。修得の余慶か、シナリオ上の恋愛面に望みの残る場合も。
- フィアナ(『第2次Z再世篇』)
- キリコとの出逢いで「人を愛する」という感情が芽生えたためか『第2次Z破界篇』の魂に替わって習得。
- C.C.
- 嘗て自らが与えられた能力の名残か習得。
- 九条美海
- アニメ版設定の『L』、原作漫画版設定の『UX』の両方で習得。原作とアニメでほぼ別人の彼女であるが、浩一への愛は形は違えど変わらないということか。
- 羽佐間翔子
- 一騎に対して一途な思いを寄せ、彼の帰る場所を守るために戦った彼女らしいといえるが、彼女は祝福と再動も習得するので実際に使用する機会は少ないかもしれない。
- 日野道生
- 『UX』にて習得。愛する弓子の為(『UX』で生存した場合は妻となった彼女と娘の為)に戦う彼らしいが、彼は激励も習得するため、翔子と同様に実際に使用する機会は少ないかもしれない。
- また、4つ目の精神コマンドである激励を覚えてから(習得レベル44)愛を覚えるまでのスパンがわずかレベル2と極めて短いのも特徴的である。
- ヒルダ (クロスアンジュ)
- 彼女は友情も習得するが、友情が幼馴染に向けてのものなら、愛は王子様に向けてのものだろう。ちなみに、彼女の王子様と恋敵(?)も愛を習得する。
- ヒナ・リャザン
- 最初に未来に行く前に恋人同士だった青葉への愛を習得するが、愛でかかる「必中」と「閃き」はカップリングシステムの対象外なので要注意。
- マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア
- 究極の自己愛をもつエゴイスト。取り繕われた外面を知る人間がみれば愛らしいが、その内面は自己中心的の極地にあり自分しか愛していない。愛だけではない精神コマンドのラインナップは上述のカテジナよりも歪んでいるといってもいい。
バンプレストオリジナル
- イルムガルト・カザハラ
- 『OG2』ではエースボーナスでSP消費を60から45に減らすことができる。しかし女好きな彼の性格を考えると、「彼の愛は安い」という暗喩の可能性も否めない。仕様が変更された『OG外伝』では集中力とエースボーナスが重複するようになり、36という破格の低コストで使用可能。ここまで低コストだと、かなり気軽に使う事が出来る。初出の『第4次』で特殊誕生日で奇跡を覚える事ができた故にオマージュとして愛が設定された可能性もある。
- タスク・シングウジ
- イルム同様に覚える。こちらは女好きなのはイルムと同じだが、レオナへの愛と見られる。また、特殊技能のラッキー持ちの為に効果が重複する場合もある。なお、イルムとタスクは愛持ちであり彼女がツンデレという所まで共通である。イルム同様に初出の『α』で特殊誕生日で奇跡を覚える事ができた故のオマージュかと思われる。ちなみにレオナは直撃持ちである為、ツインユニットでペアになると反則カップルになりえる。
- ガーネット・サンデイ
- 当然、ジャーダ・ベネルディとのものである。他の精神コマンドがサポート系に特化している中で異彩を放つ戦闘系の精神コマンドで、撃墜数を稼ぐのが難しい彼女にとっては嬉しい場面も。『OGS』ではツインユニットやダブルアタックがシステムに加わっているので、なおさら重要になっている。
- 楠舞神夜
- 最初から習得している上に、SPに余裕があるキャラなのでピンチの時の回復役には最適。ただし、直撃と奇跡を覚えてからは攻撃役としての出番も多くなるので、多少控えた方がいいだろう。
- アクセル・アルマー
- 『EXCEED』で所持。相手はレモンだろうか? ただ、実際のところはアクセル自身の精神コマンドではなく、一緒にいるアルフィミィの精神コマンドであろう(アルフィミィは他作品でも愛を覚える)。
- ゼオラ・シュバイツァー
- OGシリーズでのツインコマンド「絆」が旧スクールメンバー全体に対してのものであるなら、「愛」は一途な想いを寄せるパートナーであるアラドへのものと思われる。OGシリーズでの彼女はひらめきを覚えない為、ボスクラス相手での使用が基本となる。
- エルデ・ミッテ
- 『MX』のスポット参戦時に使用可能。AI1への歪みきった「愛」なのだろうか、或いは最期を考えると本質的にはAI1相手ですらない自己愛なのだろうか…。
- サヤ・クルーガー
- 『UX』にて最後に覚える。相手はアーニーと思われるが、『UX』作中では二人の関係が明確に恋人になったとは言われていない(際どい掛け合いはあるし、EDのラストで赤面した表情を見せるので恋愛感情が全くないというわけではないのだろうが)。あるいは、彼女が「命の目覚め」へと至った事を表しているのかもしれない。
- モニカ・グラニア・ビルセイア、サフィーネ・グレイス
- 共にシュウ様へのものだろう。後者はOGシリーズにおいて、精神とは別にHP減少をトリガーとして愛がかかるエースボーナスを持っているので、こっちのマップ兵器でここぞというときに発動させよう。
- ジノ・バレンシア
- 『LOE』にて最後に覚える。対象は…彼女しか思いつかないのだが…。出来ればバゴニアへの愛国心からとかであってほしい。
- アル=ヴァン・ランクス
- 『OGMD』でのツインコマンドが「愛」になっており、対象は考えるまでも無く彼女。更にエースボーナスで彼女と組めば一度だけとはいえ自動で「愛」が発動する。ただし双方の愛機の射程が合わない等微妙に使い辛いのが難点。
- 彼女も「愛」を持っているとはいえあちらはレベルアップで覚えるのに対し、こちらは(敵対峙で意味が無いとはいえ)序盤からツインで持っているのは、騙す形にこそなってしまったが彼女への想いは最初から本物だったという表れか。
- アマリ・アクアマリン
- 『X』にてサブ主人公時に取得、対象となるのは主人公時のイオリ。通常ルートにおいては彼女の愛が最終決戦における勝利の鍵となる。