レベル
レベルは、能力値のひとつ。
概要編集
機体やパイロットに設定された、「パイロットの強さ」「特殊技能の習熟度」「特殊能力の効力」「一部作品の特殊武器の効力」を段階的に示したパラメーター。略称はLvまたはL。
レベルの種類編集
パイロットのレベル編集
経験値の獲得によって上昇。それに伴って各種能力や所持する特殊技能のレベルが上昇し、新しい技能や精神コマンドを修得する場合もある。基本的にただ「レベル」と記されている場合は、パイロットの方を指すことが多い。
上限値は多くの作品で99(『T』『30』ではアップデートによって200となる)だが、そこまで上げるには非常に長い時間修理補給や全滅プレイを繰り返したりしなければならない。パイロットのレベルは周回特典のある作品でも持ち越し対象外であることが殆どなので、そこまでやるメリットはかける時間を考えると少ない。ただし、レベルごとに1加算されるボーナスポイントは持ち越すことが可能。
一部作品では使用に一定以上のレベルを必要とする武器が存在する。『第2次Z』『第3次Z』や「VXT三部作」ではサブオーダー資金調達の取得金額に影響する。
『第3次Z』「VXT三部作」『30』ではメインパイロットのレベルアップ時にタッグテンションやエクストラカウントも同時に上がるため、戦略上レベルが上がりやすい低レベルに抑えた方がいい場合もある。
敵のレベル算出方法は、作品によって異なる。
固定タイプ編集
新規に加わる味方や敵のレベルがマップごとに固定であるタイプ。多くの作品ではこちらが採用されており、修理や補給などで意図的に経験値を稼がない限りは、こちらのレベル上昇の仕方もある程度決まってくる。あまりに経験値を溜めこむプレイだと、主力が敵ボスすら上回るレベルになりかねない。
作品によっては全体的に高く設定され、普通にクリアするだけでLv90台に到達するような場合もある。
変動タイプ編集
『64』『GC/XO』ゲームボーイアドバンス以降の「OGシリーズ」を除く任天堂携帯機タイトル、『30』などでは、敵のレベルは味方レベルの上位平均値に一定値を加減する方式。プレイの仕方によって、同じマップでも敵味方のレベルが大きく上下する。途中で加わる味方やルート分岐後に合流した時のレベルも平均値に順ずる。味方のレベルが上がると敵のレベルも上がり、敵のレベルが上がることで獲得経験値が増えてますます味方のレベルが上がる。作品によって仕様は異なるが、サブパイロットも平均値の算出対象にする場合、コン・バトラーV等の複数人乗りスーパーロボットは全体レベルを上げる上でも有用となる。パイロットに防御のパラメータがなかった『64』では、敵味方双方の攻撃力がインフレ気味だった一因となっていた。
特殊技能のレベル編集
一部の特殊技能にはレベルが設けられている。パイロットのレベルアップ・パイロット養成・スキルパーツの装備や使用・特殊技能Lv+1の習得などで上昇する。
レベルの上限は、作品によって同名の特殊技能でも異なる。一般的には4か9であることが多いが、3や6の場合や、特殊条件を満たすと10になるケースもある。
特殊能力のレベル編集
一部作品では、一部のバリア系やHP回復・EN回復系などの特殊能力にレベルが設けられる場合がある。レベル幅は多くの作品において1~3。作品によっては「小・中・大」「S・M・L」などとも表現される。
原則自然にレベルが上昇することはなく、強化パーツを上位のものに交換するかイベントなどでしか強化されない。例外は『NEO』『OE』で、これらはユニットの改造により能力レベルを任意で上昇させることが可能。
特殊武器のレベル編集
『第3次α』『OGs』『OG外伝』『K』『NEO』『OE』など一部の作品では特殊武器の効力にもレベルが設けられており、高いほど効果は高くなる。レベル幅は1~3(OEのみ1~9)。
レベルは武器ごとに決まっており、原則変動することはない。ただし『OGs』『OG外伝』では特殊弾を用いることで、換装武器に特殊武器効果を付与することが可能。特殊弾素材の組み合わせによって効果やレベルは変化する。
『NEO』『OE』では武器改造で任意に効果レベルを上昇させることが可能。