アレルヤ・ハプティズム
アレルヤ・ハプティズムは『機動戦士ガンダム00』の登場人物。
アレルヤ・ハプティズム | |
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外国語表記 | Allelujah Haptism |
登場作品 | |
声優 |
吉野裕行 城雅子(幼少時) |
デザイン |
高河ゆん(原案) 千葉道徳 |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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異名 | 被検体E-0057 |
種族 | 地球人(中国系ロシア人) |
性別 | 男 |
生年月日 | 西暦2288年2月27日 |
年齢 |
19歳→20歳(1st) 24(2nd) 26歳(劇場版) |
身長 | 186 cm |
体重 | 65 kg |
血液型 | B型 |
所属組織 | ソレスタルビーイング |
所属部隊 | プトレマイオスチーム |
役職 | ガンダムマイスター |
この項目では別人格であるハレルヤについても説明する。
概要
ソレスタルビーイングに所属するガンダムキュリオスのガンダムマイスター。
かつて、人類革新連盟の特別施設「超人機関技術研究所」で生み出された「超兵」と呼ばれる兵士で、認識ナンバーは「被検体E-0057」。「脳量子波」と呼ばれる特殊な念波を感じ取ることができる。そして、彼自身の最大の秘密は人体実験の影響で誕生した「ハレルヤ」という別人格が潜んでいることである。
主人格の「アレルヤ」は温厚だが、「ハレルヤ」が発現すると攻撃的で口調も変わり、パイロットとしての技量も飛躍的に向上する。
超兵の真価は常識を超えた反応速度と思考速度の融合なのだが、実際のところこれを単身で実現した被検体はおらず、ソーマ・ピーリスは反射速度に思考能力が追い付いていなかった。しかし、アレルヤは(結果的にはだが)自身が思考、ハレルヤが反射を担当することでこれを解決しており、両者が連携して戦闘を行うと絶対的な戦闘力を獲得する。この状態は1stシーズンおよび2ndシーズンとも最終局面でのみ披露されており(劇場版では少し増えた)、ハレルヤ曰く「これが『真の超兵』だ」と言う。
作中最強の戦闘力を持ち、強敵を文字通り一蹴するその実力から、この状態での暴れぶりはファンから「アレハレ無双」なる俗称がついている程。TV版では披露する機会に恵まれなかったが、超兵として強化されたためか生身での身体能力も凄まじいレベルであり、劇場版ではピーリス共々とんでもなくアクロバットな動きを見せている。
なお、両目の色が違うオッドアイ(右目が黄色)である。1stシーズンにおいては前髪で片目が隠れており、「アレルヤの時は左目が出て、ハレルヤの時は右目が出る」という演出になっており、1stシーズン終盤における融合時には髪型をオールバックにして両目を出した。2ndシーズン以降は、髪型自体はあまり変わっていないものの普通に両目が出ている。
アレルヤ
主人格はこちら。1stにおいては控えめかつ温厚な性格で、可能な限り戦闘を避けようとする等ガンダムマイスターとしてはかなり異端。超人機関での過酷な実験により別人格を宿している。
機関を仲間達とともに脱走した後は記録から存在を抹消されている。またその際に宇宙を漂流した経験から、作戦よりも宇宙ステーションの救出を優先するなど甘さも垣間見られる。パイロットとしての技量はマイスターだけあって高いのだが、同じく超兵であるピーリスとの戦いでは諸々の事情でイニシアチブを取られがちだった。
もう一つの人格であるハレルヤとは全く対照的な性格であるため徹底的に意見が合わず、時に主導権を乗っ取られることすらある。
1stシーズン終盤での国連軍との死闘の最中、アルヴァトーレの攻撃が直撃したことで生に対する意識が強くなり、「何としても生き延びる」という共通の目的を持ったことで人格が一時的に融合。超兵の真価たる「反射と思考の融合」を実現し、中破したガンダムキュリオスでセルゲイ・スミルノフとピーリスを圧倒するという凄まじい戦闘力を見せた。しかし、セルゲイを守るためにコクピットから飛び出したピーリスの姿を見て、それがかつて機関で心を通わせたマリー・パーファシーであったことを理解して衝撃を受け、不意の一撃を受けて撃墜、国連軍に捕縛された。
2ndシーズンでは4年もの間連邦軍の施設に収監されていたが、ソレスタルビーイングの電撃作戦で救出され、戦線に復帰。ブランクをものともしない力を見せ、アリオスのマイスターとして戦いを再開した。この時期のアレルヤは1stとは異なり、明確に「目的のために戦う」という意識を持って戦闘に臨んでいる。そのため以前よりも単独の戦闘力は向上しており、アリオスの性能を生かした高機動戦闘を行っていた。しかし、ハレルヤが眠っているためか、超兵としての真価を発揮できていない部分があり、アレルヤ自身も自覚していた。
戦いの中でピーリスことマリーの救出に成功し、以後は行動を共にしている。メメントモリ攻略戦に前後して起きたセルゲイの戦死によってその人格がピーリスに戻ってしまうという不測の事態に見舞われたが、それでも彼女とマリーのために戦う意思は曲げなかった。
イノベイターとの決戦後はソレスタルビーイングを一時降り、生きる理由と意味を確かめるためにマリーと共に自分の故郷へ赴く旅に出た。小説版にて、その経緯としてヴェーダと一体化したティエリアがアレルヤの故郷のデータを送った事が明かされている。
ちなみに「アレルヤ」とは劇中でマリーが言及した通り、神への感謝を表す言葉である。
ハレルヤ
アレルヤの中に潜む別人格。超人機関での実験が元で偶発的に生み出された存在。主人格のアレルヤとは対照的に凶暴かつ好戦的な性格で、ただ敵を倒すだけではなく、より残虐な手段をあえて用いて殺すこともある。そのためアレルヤとは徹底的に意見が合わない。
機関脱走後に宇宙を漂流していた際、奪取した輸送船の備蓄と酸素が尽きかけるという緊急事態に見舞われたのだが、この時ハレルヤは自身が生き延びるためにアレルヤから主導権を奪い、命乞いをする仲間達を笑いながら皆殺しにしている。この一件は他ならぬアレルヤに深いトラウマとなって残っており、対立の一因ともなっている。
その一方で、アレルヤの事は彼なりに大切に思っているらしく、ソーマ・ピーリス=マリー・パーファシーである事には早期に気付いていたが、アレルヤがそれを知ると戦えなくなってしまうと判断し、敢えて伏せていた。
迷いを抱えがちなアレルヤとは異なり、「どんな手段を使おうとも、敵を倒して生き残る」という唯一目的を持って戦っている。また、パイロットとしての技量は明らかにハレルヤの方が上。1stシーズンの時点でアレルヤが出来ない脳量子波の操作を行う事が可能で、超兵としての特性を活用できていた。出自が出自だけに超人機関や人革連には激しい敵意を向けているが、反面「超兵」としての自分の力には絶対の自信を持っており、アレルヤと自分が連携して「真の超兵」の力を発揮すれば無敵だとすら確信している。表面化している時は変形機構と高機動をフル活用したトリッキーな接近戦闘を行う。近接戦ではクロー系の武器を好んで使う傾向がある。
国連軍との決戦の際、アレルヤが頭部に傷を受けたことで脳量子波を失い、同時にそれに依存していたハレルヤ自身の存在も消滅した。
しかし、実際にはアレルヤの意識の底に落ちて主導権を失っていただけであり、2ndシーズン中盤のダブルオーライザーの起動実験の際、脳量子波への干渉によって強引に表に引きずり出され、再登場を果たした。この時の彼は「無理やりたたき起こされた」と表現している通り、一つのアクシデント的な目覚めであり、起動実験終了と共にまたアレルヤの意識の底に戻ってしまっている上、アレルヤはこの事を知らなかった。なお記憶の共有についてはハレルヤ側は全く問題なく行われており、マリーの一件についても頭に入っていたが、アレルヤ側はハレルヤが出てきた事に気付いていなかったため、記憶の共有は一方的にしか行われていないようである[1]。
その後は同様の状況下…… つまりGN粒子や脳量子波が強く干渉する場面で何度か顔を出した後、イノベイターとの決戦で刹那が起こしたトランザムバーストを受けて完全復活。アレルヤとの同調による「反射と思考の融合」を再び実現し、対峙していたヒリングを瞬殺した。この時期のハレルヤは長く眠っていたためか、あるいはアレルヤとの人格の融合を行った影響か(アレルヤはハレルヤと人格の融合を繰り返すとハレルヤ側の性格に引き込まれると明言されているが、そうならばハレルヤ側にも同じ事が起こっても不思議ではない)、残虐性や凶暴性がなりを潜めており、劇場版では入れ替わる際にアレルヤに断りを入れるなどコンビネーションが良好化している。また、脳量子波の能力のコントロールも相変わらず可能。
登場作品と役柄
劇場版での生身のアクションで印象を残したためか、白兵戦要員として暴れることもしばしば。
Zシリーズ
Zシリーズにおけるアレルヤ(ハレルヤ)の搭乗機は、戦闘アニメがこれでもかというほどに動き回る事によって使用したプレイヤーの印象に強く残る傾向がある。迷台詞でもわかるように他作品のキャラやクロウに対してのツッコミが手厳しかったりする。
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 初登場作。第48話「夜明けの鐘」にてソーマ・ピーリスと戦闘を行うとアレルヤ+ハレルヤの状態になり、能力が全体的に上昇し、精神コマンドが信頼・熱血→友情・魂に変化する。
- チームトリニティとの戦闘ではトレミーが地上に降りているにも関わらず原作通りチームトリニティとの戦いに絡まないが、理由付けとして「3対3じゃないとフェアじゃない」からと語っており、その後の刹那とロックオンの和解には立ち会う事が出来た。
- また、中盤の対超能力者との白兵戦に刹那を差し置いて登場しており、驚いたプレイヤーもいたかもしれない(一部のファンからは「ここだけ劇場版要素」とも)。クロウに対してやたらと鋭いツッコミを行うのも印象的。
- ちなみに、ハレルヤの方は「引き金は誰がために」でスポット参戦する。カットインの目つきが非常に凶悪。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- プロローグでは『1st』終盤の融合状態、本編では『2nd』設定で参戦。回避特化の能力でかなり速い。原作では4年近く捕まっていたが、今回は半年足らずで解放されることになり、さらにハレルヤの復活も原作よりかなり早いタイミングとなる。本作でもクロウに対して辛辣なツッコミを入れて来る。
- 戦闘面では新たに追加された特殊コマンド「融合」による強化とアリオスの全武装がP兵器化するカスタムボーナス、そして最終的にずば抜けて高くなる移動力により文字通りの高火力・高機動力を発揮する。
- なお、本作の設定だと21歳で、クロウより一つ下。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 劇場版設定で参戦。中盤頃に刹那達についで参戦する。『融合』や『超兵』といった特殊能力が無いが、『UX』と同様常時コンビネーション状態でありハレルヤとの掛け合いが存在。ピーリスがサブについており、終盤は愛が使えるため火力はそこそこ確保できる。まずはマルチターゲットを習得させよう。
- 各ガンダムが未完成という設定の為、ハルートの攻撃面は『UX』程多彩ではないが、相変わらずの移動力と回避力で切り込み戦法に向いている。最強武器がALL武器と言う事でガンダムサバーニャと被る部分も多いが、ハロによるサポート精神の豊富さとエースボーナスによる攻撃力強化がなされるサバーニャと比べると、高い移動力・回避力による反撃戦法に向いているハルートという形で差別化がなされている。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 序盤の蒼の地球ルートで加入し、長期間使用可能。更に、中盤から機体がパワーアップする。前作から上位互換の性能で戦闘アニメも一新される。シナリオ的には、相変わらずの辛辣なツッコミや、ハレルヤの生身での暴れっぷりが印象に残る。
- 相変わらず格闘、射撃の武装が分かれており、戦闘にどう参加させるかで使い勝手が変わるので、使いたいスタイルに合わせてPPの配分に気を使おう。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦UX
- 初の劇場版設定で登場。今回は常時アレルヤがメインパイロットであり、再世編における融合のような特殊コマンドは無いが、シナリオや戦闘会話においては頻繁にハレルヤが出てきて掛け合いを行う。特殊技能に「超兵」を習得しているあたり、常時ハレルヤとコンビネーションを行っている状態だと思われる。
- 全ての戦いが終わった後、ソレスタルビーイングの仲間たちは外宇宙に旅立っていったが、自身はピーリスと共に残り、恵まれない子供たちの支援施設設立に参加。スタッフロール後のシーンに登場した。アレルヤとピーリスは人革連の超人機関で戦うために生み出された兵士だったので、自分たちと同じ悲劇を繰り返さない為に選んだ道の一つといえる。
- スーパーロボット大戦BX
- 劇場版設定。当初はマリーと共にオウストラル島のゲリラに参加している。その後惑星アーストに飛ばされ、正式参戦するのは地球に帰還後となっている。エピローグでは仲間たちと共に外宇宙に旅立つ。
- なお、他のガンダムマイスター3名と異なり、音声の新録は行われていない。
VXT三部作
- スーパーロボット大戦V
- 今作では刹那とティエリアが行方不明になったのを切っ掛けにソレスタルビーイングに復帰しており、第12話で他のマイスターと共に加入。覚醒を習得することや、Tacカスタマイズの効果でサブパイロットのSPに余裕があることもあって、『第3次Z』より攻め手が増している。
- シナリオ上ではZシリーズと違って、辛辣なツッコミを入れるようなシーンは特になく、出番自体が控え目。
単独作品
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- イベント「天空の守護者」ではカイルスの活躍を再現した映画の撮影において自分だけコックピットに映っておらず、うなだれるシーンがある。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- ガンダムハルート(最終決戦仕様)のパイロット。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
格闘、射撃共に卒なくこなせるが、格闘は刹那、射撃はロックオンがいるので若干霞みがち。回避はマイスター内で最も高く、特殊技能やエースボーナスも回避に特化している。
精神コマンド
機体の移動力と合わせ加速を習得するので、瞬時に戦場にたどり着ける。劇場版設定ではマリーがサブパイロットとなるため精神コマンド構成が若干変わる。
- 第2次Z破界篇
- 集中、根性、加速、直感、信頼、熱血
- 第8話CB追跡ルート「引き鉄は誰がために」でスポット参戦するアレルヤは根性がド根性に差し替えられ、第48話「夜明けの鐘」の融合モードでは信頼が友情に、熱血が魂に変化する。
- 第2次Z再世篇
- 集中、根性、加速、直感、熱血、愛(魂)
- 「愛」はマリーに対するものなのだろうか。融合時は、愛を魂に差し替えられる。
- 第3次Z
- 集中、根性、加速、直感、闘志
- 愛はピーリスに取られ新たに闘志を習得。
- UX、BX
- 加速、直感、突撃、闘志、熱血
- V
- 集中、根性、加速、直感、熱血、覚醒
- システム変更もあり、闘志が熱血に変更。また、初の覚醒習得。
- X-Ω
- 集中、根性、熱血
特殊技能(特殊スキル)
- 第2次Z破界篇
- ブロッキング、気力+ (回避)、ヒット&アウェイ
- ヒット&アウェイを習得しているが、キュリオスの性能とはやや噛み合わない。逆に、気力+ (回避)はアレルヤの性格「弱気」との相乗効果で回避するだけで気力+4という恐るべき効果を発揮する。
- 第2次Z再世篇
固有エースボーナス
- 回避率+20%
- 『第2次Z破界篇』でのアレルヤのボーナス。気力+ (回避)と相性が良い。
- 命中率+20%
- 『破界篇』でのハレルヤのボーナス。登場ステージに出て来るのはピーリス以外はインベーダーのみなので、正直効果は薄め。
- 命中率+20%、回避率+20%
- 『破界篇』第48話「夜明けの鐘」イベント時限定の、アレルヤ+ハレルヤのボーナス。しかし、ライバルであるピーリスはさらに10%高い。
- 移動力+1、回避率+20%
- 『第2次Z再世篇』でのボーナス。ますます速くなった。
- 回避率+20%、所属チームの移動力+1
- 『第3次Z』でのボーナス。前作と同じように見えるが、パートナーの移動力も増える。
- 最終回避率+20%。移動力+1。
- 『V』でのボーナス。再世篇に近いが、最終回避率に強化されている。
パイロットBGM
- 「DAYBREAK BELL」
- 1stシーズン前期OPテーマ。
- 「儚くも永久のカナシ」
- 2ndシーズン前期OPテーマ。
人間関係
- 刹那・F・セイエイ
- チームメイト。共に積極的なコミュニケーションを取るタイプではないが、強い信頼関係と絆で結ばれている。
- ロックオン・ストラトス
- チームメイト。彼もまた強い信頼関係と絆で結ばれている。
- ロックオン・ストラトス (2代目)
- 2ndシーズンでのチームメイト。事前に聞いていたにも関わらず、ニール(初代ロックオン)とうり二つの容姿を見てやはり驚いていた。
- ティエリア・アーデ
- チームメイト。当初は彼にマイスターとして疑問視されていたが、徐々に信頼関係を構築する。4年後にはティエリアの方からも仲間として信頼関係を築いていた。
- スメラギ・李・ノリエガ
- 二十歳の誕生日に酒を酌み交わすなど仲が良く、信頼も寄せている。
- 余談だが、ドラマCD第1弾ではハレルヤが「ある方法」を用いてスメラギを弄絡する一幕がある。
- セルゲイ・スミルノフ
- 民間人を共に救い、時には戦うなど因縁の相手。やがて…。
- ソーマ・ピーリス(マリー・パーファシー)
- 同じ「超兵」でありながら対立する間柄だったが、二人の間には重大な過去が…。
- ジェニファー
- 映画『ソレスタルビーイング』に登場する、アレルヤ相応の劇中人物(ただし、女性であるが)。
- 『BX』ではそれ故に、一部の部隊メンバーから「ピーリスがガンダムマイスターである」と勘違いされるハメに。
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
リアル系
- キリコ・キュービィー
- 『第2次Z再世篇』では第14話中東/クメンルート「アレルヤ奪還作戦」にてアレルヤの救出を担当。互いに取り戻したい女性がいる繋がりで共感している。
- また、キリコがZEXISと敵対した際には多くの面々がキリコの豹変に危険を感じていた中で、アレルヤは最後までキリコを信じていた。
- イプシロン
- 『第2次Z再世篇』では共に強化された人間であり、同じように近しい存在であり特殊な力を持つ愛する女性を取り戻そうとする共通点がある。
- それ故に彼とも互いに共感しあい、彼はキリコに次いでアレルヤとの闘いを望んでいた。
- 真壁一騎、チャム・ファウ
- 『UX』にて連邦軍の捕虜になっていた彼らを洋治の依頼を受け、救出している。
- 日野洋治
- 『UX』にてモルドヴァ基地で起きた異変を調べる為に基地に潜入した際、彼とミョルニアの会話を目撃している。
- ヴィヴィアン、エルシャ
- 『V』では、戦いだけの生き方を強いられた彼女らノーマの境遇に、同じく戦うために作られた超兵として共感していた。
スーパー系
- ジョニー・バーネット
- 『第2次Z破界篇』第8話ソレスタルビーイング追跡ルート「引き鉄は誰がために」ではハレルヤが発現した際、彼に「ゲッターチームに染まった」と思われる。
- 真上遼
- 『UX』終盤にて、洗脳されたバジュラと戦う事を躊躇う芹に対して「汚れ役は俺達がやる」と言い放った真上にハレルヤが「カッコつけるな」と発言している。過激な性格については似ているので、気が合ったのだろう。
- 秋津マサト
- 『CC』では同じもう一つの人格を持つ境遇からか、何かと気に掛けている。
バンプレストオリジナル
名台詞
アレルヤ
1st
- 「アイ・ハブ・コントロール」
- ガンダムの発射タイミングの権利をアレルヤへ譲渡された事をオペレーターに伝える際に。いわゆる、出撃時の安全確認なのだが、視聴者の間で話題となった台詞である。
- なお、上記の台詞を意識したのか、2nd第6話においてオペレーターのミレイナがアレルヤの出撃時に「ユー・ハブ・コントロールです」と彼に言っている。
- 「アレルヤ・ハプティズム、介入行動に移る」
- 任務を遂行する際の台詞。他に「~迎撃行動に入る」「~目標へ飛翔する」等のパターンが存在する。
- 「実戦だ、ハレルヤ。待ちわびた? 僕は憂鬱だよ…」
- 第1話より。出撃前に自身のもう一人の人格に向けて。
- 「ハレルヤ、世界の悪意が見えるようだよ」
- 初の任務完了後にイオリア・シュヘンベルグの演説を聞きながら自嘲気に微笑んで。
- 「これで稀代の殺人者…。けどね! これが、ソレスタルビーイングだ!!」
- 第2話より。キュリオスを変形させながら人類革新連盟軍を攻撃して。
- 「まさしく、盲点だね。僕達に弱点が有るとすれば、『ガンダムが無いとプトレマイオスの活動時間が極端に制限されてしまう所』かな。四つしかない太陽炉が…」
- 第3話より。ロックオンから「コロニー建設用の資材にガンダムを紛れ込ませて軌道エレベーターで宇宙に打ち上げている」事実を聞いたアレルヤがポロッと洩らしかけたCBの秘密事項。
- 程無く、アレルヤは刹那によって制止されて事無きを得る。もっとも、幸いにしてCBの母艦が上記の弱点を突かれる事は劇中で一切無かったのだが…。
- とはいえ、劇中では「自身が不用意に洩らした言葉が切っ掛けで外部の人間によってCBの秘密を探られてしまった」事例も存在しているので、やはり「油断大敵」である。
- 「どんまい」
- 第7話より。狭い谷底を通った際にキュリオスが崖に接触し、弾けた岩がデュナメスと接触しそうになり、怒ったロックオンをなだめた際の台詞。何故かカルト的な人気が有る。
- 「何故…何故なんだハレルヤ…。どうして君はそんなに人を殺したがる…? それが僕の…本質だとでも言うのか? もし、そうだとしたら、僕は…人でなしだぁ!!」
- 第10話より。ピーリスを逃がされ苛立ち、彼女を逃がした人革連軍の中尉・ミン(SRW未登場)を嬲り殺しにしようとするハレルヤを静止しようとするも、結局叶わずハレルヤを止めることができなかった彼はただ自分自身を嘆くしかなかった。
- 「何故、こんな苦いものを…」
- 第11話エピローグより。二十歳となった日にスメラギと共に酌を交わした際の一言[2]。
- なお、これと同様の趣旨の発言をしたキャラクターには『装甲騎兵ボトムズ』のキリコ・キュービィーがいる。さらに、彼とは『第2次Z再世篇』にて心を通わせてもいる。また、その彼が元になった人物にも同様の発言が有る。
- 「僕も生きる。僕はまだ世界の答えを聞いていない。この戦いすら…」
「それを知るまで、僕は、死ねない!」 - 第25話より。最終決戦にて、ハレルヤが「他人の生き血をすすってでも生きる」と述べた際の答え。そしてこれを聞いたハレルヤは…。
- 「そんな…。ソーマ・ピーリスがマリーだなんて…!」
- 最終決戦の際、GN-Xから脱出したピーリスを見た際の一言。「マリー」とは誰なのか、それは2ndシーズンにて明かされる事となる。
2nd
- 「やめてくれ! 君はマリー・パーファシーなんだ!」
- 第3話より。ソーマ・ピーリスことマリー・パーファシーと対峙して。
- (それは文字通り、僕にとっての洗礼だった)
- 第4話冒頭の回想場面を締めくくる台詞。超人機関において出会い、自分に新たな名前を付けてくれたマリー(ピーリス)とは、アレルヤにとってかけがえのない存在なのだ。
- 「自ら引き金を引こうとしないなんて…罪の意識すら持つ気がないのかッ!!」
- 第5話より。オートマトンをキルモードで使用したことによるカタロン基地跡での虐殺劇を目の当たりにして、アレルヤはアロウズへの怒りを爆発させた。
- かつて1st第11話にて自らの同胞をこの手で討たざるをえなかったアレルヤの事を考えると、非常に重い台詞である。
- 「もう離さない…マリー」
- 第7話より。マリーの駆るアヘッドをアリオスで捕獲した際の台詞。
- マリーへの愛が感じられる台詞なのだが、セリフ回しがアレにしか聞こえない。
- 「撃ってください。その代わり、二度とマリーを戦争に巻き込まないと誓ってください」
- 自身へ銃を向けるセルゲイへの台詞。そして…
- 「ありがとう、マリー。生きていてくれて。ありがとう、マリー。こんな僕の為に…」
- セルゲイの計らいでマリーと再び一緒になれた際の台詞。
- この後、互いの愛を確かめるためにマリーとキスをするのだが、ロックオンに見つかっていた。さらに、この光景はトレミークルー達の知るところとなる。
劇場版
- ハレルヤ「テメェの行為は偽善だ!」
アレルヤ「それでも善だ! 僕はもう、命を見捨てたりはしない!」 - ELSに侵蝕されたGN-X IVを救出した際のやり取り。この言葉通り、アレルヤはELSとの戦場において、戦いながら可能な限りの救助活動を行っている。その結果としてハルートはELSに浸食され、最終的には放棄されることになる。
- 1st時点では何よりも自分が生き残る事を優先したハレルヤがアレルヤの行動を偽善と言いつつも従ったあたり、相当にアレルヤの意思が強固だったのか、もしくはハレルヤ自身もアレルヤに理解を示したのかもしれない。
- 『UX』ではシチュエーションが異なり、ELSとの対話のための道を切り拓く事にハレルヤが「対話のために戦うなんて偽善だ」と自嘲する流れになっている。
- Zシリーズでは『第3次Z天獄篇』での援護防御時のやり取りとして採用。
他媒体
- 「人革連の闇が生んだ超兵も、これで本当に僕一人だけになった…。彼らの血で染まったこの手で…僕は未来を変える…」
- ニンテンドーDS用ソフト『機動戦士ガンダム00』より。三国合同軍事演習にてティエレンタオツーを撃墜した直後の台詞。
- 原作では1stシーズンにおいて超人機関にいた数多くの同胞達を心ならずも手に掛けざるを得なかった一方で、2ndシーズンにおいて超兵ソーマ・ピーリスことマリー・パーファシーを取り戻す事ができた件を考えると、DS版『00』のアレルヤは原作よりも悲惨な境遇であると言える。
ハレルヤ
1st
- 「クソッ、どこのどいつだ…!?勝手に俺の中に入ってくんのはッ!!」
「テメェ…殺すぞ!!」 - 第5話より。人革連の超兵であるソーマ・ピーリスとアレルヤの邂逅は、アレルヤ自身の中で眠っていた人格「ハレルヤ」を目覚めさせてしまう。
- そして後半の台詞を聞き取ったピーリスは暴走し、ハレルヤがいるであろう軌道エレベーターの重力ブロックに向かい発砲してしまう。
- 「見つけたぜぇ! ティエレンの高機動超兵仕様。あぁ…間違いねぇ。さんざっぱら俺の脳量子波に干渉してきやがって! てめぇは同類なんだろ…? そうさ、俺と同じィッ! 体をあちこち強化され、脳を弄繰り回されてできたバケモノなんだよぉッ!!」
- 第10話より。ピーリスと二度目の邂逅時に。アレルヤ(ハレルヤ)の過酷な過去が垣間見える台詞である。
- 「この脳量子波の感じ。まさか生きてるとはなぁ。マリー…けどなぁ!」
「邪魔する奴はぶっ殺す!」 - スペシャルエディションⅠ『ソレスタルビーイング』より。ピーリスに鹵獲されそうになった時、脳量子波から彼女の正体に気付くも、容赦なく反撃に出る。
- 「そんな大層なもんじゃねェだろ? 人を改造して兵士にするような社会に、どんな秩序があるってんだァ? …そんでもって、俺は女に逃げられて少々ご立腹だ。だからさァ…楽には殺さねぇぞォッ!!」
「こいつぁ命乞いって奴だなぁ! 最後は何だ? ママか? 恋人かぁ? 今頃走馬灯で子供の頃からやり直してる最中か!?」 - ピーリスを逃がしキュリオスを迎え撃つミンを前にして。後者は彼を一方的に殺す際の台詞。自分を改造した人革連に対する激しい憎悪が感じられる。
- ちなみにこの時の殺し方というのが、キュリオスのGNシールドクローに仕込んでいたニードルをコクピットにゆっくりと突き立てる(しかもミンの側からはニードルがじわじわと自身に迫っているのが見える)という残忍極まりない方法である。
- 「ああそうかい…わかったよアレルヤ…全くお前にはかなわねぇよ…なぁんてなぁ!!」
「ははははは! 楽しいよなぁ、アレルヤ…アレルヤァァァッ!!」 - ミンを嬲り殺しにしようとするハレルヤを止めようとしたアレルヤだが、ハレルヤがそれに応じる素振りを見せたため、気が緩んだ所でハレルヤはあっさりミンを殺し、アレルヤに下段の台詞を言い放った。
- (立場で人を殺すのかよ? 引き金ぐらい感情で引け! 己のエゴで引け! 無慈悲なまでに!)
- 第11話より。超人機関研究施設の破壊ミッションの際に囚われていた同胞達の叫びを聞き彼等を救助しようと試みたアレルヤだったが、ハレルヤはそれを「独りよがりな考えだ」と切り捨てる。
- なおも割り切る事が出来ずに煩悶し続けるアレルヤであったが、ハレルヤはこの台詞で一喝。そして、悲痛に満ちた叫びと共にアレルヤは引き金を引いた…。
- 「フハハハハハッ! よくやったァ! それでこそ俺の分身。…面白くなりそうだぜ」
- 超人機関研究施設の破壊ミッション達成後、ハレルヤは非情な選択をしたアレルヤを褒め称える。しかし、そんなハレルヤの右目からは一筋の涙が流れていた。
- これは、戦争の道具としてしか生きられない同胞達に引導を渡すことでしか彼等を救えなかったことに対するハレルヤ(アレルヤ)の本音だったのかもしれない。
- 「見つけたぜぇ!! 女ァ!!」
- ピーリス相手への台詞。
- 「ヘ…ようやくその気になりやがったか…」
「ならあの女にみせつけてやろうぜ…本物の超兵って言う奴をなぁ!!」 - 第25話より。アレルヤとの目的が一致した彼は、ヘルメットを外した後、前髪を上げて高らかに叫び上げた。
- 「反射と思考の融合…それこそが超兵の在るべき姿だ!」
- 二つの人格を同時に反映させた際の台詞。
- ピーリスに対して「反射速度に思考速度が追いついていない」事を指摘しながら、キュリオスが半壊状態だったにも拘らず、ピーリスとセルゲイの2人を相手に圧倒的な戦闘力を見せ付けた。
2nd
- 「まったく、おちおち寝てもいられねぇぜ。……なァ、アレルヤ」
- 第10話より。ダブルオーライザーの起動実験が行われた際、まさかの再登場を果たしての台詞。……なのだが、2ndではこの後長期に渡ってハレルヤは出番が無く、次に本格登場したのは何と最終決戦のヒリング戦(それ以前にもアレルヤと入れ替わりで登場はしていたが)。
- ちなみに角川スニーカーの小説版でもしっかり踏襲されており、第2巻のラストで登場した後は最終巻まで全く出番が無い。ちなみにハレルヤはこの時までアレルヤの意識の底で眠っていたらしく、この目覚めはかなり不快だったようだ。
- 「ハハハッ、ハハハハハッ!! 超兵復活と行こうぜぇぇぇっ!!」
- 最終話より。ダブルオーライザーのトランザムバーストを受けて完全復活を遂げる際に。
- 「ヴェーダに依存してばっかりのお前らが、俺達に勝てるワケねぇだろぉっ!!」
- 上記の台詞の後、ヒリングを圧倒して。「超兵」たる自分とアレルヤの力に絶対の自信を持つハレルヤには、ヴェーダを掌握して優位に立った気でいるイノベイド達など敵ですらない。直後、ヒリングを文字通り「消滅」させる。
- 『第2次Z再世篇』においては、対イノベイド用の特殊戦闘台詞に採用されている。
劇場版
- 「ウダウダしてる暇はねぇ! 体を借りるぜ、相棒!!」
- 生身のところをELSに襲われた際に。この時のアクションが強く印象に残ったためか、スパロボでも初登場以来多くの作品にて生身で大立ち回りを演じることとなる。
- 「ピーリス!」
- 追いすがってくるELSの相手をするべく、ピーリスに声をかけて。
- 台詞だけなら普通だが、この時ハレルヤは昏睡状態の刹那が乗るダブルオーライザーのコックピットブロックを抱えている関係で武装がなくなったサバーニャを逃がすために、(アレルヤの意思を汲み取った可能性もあるが)自らの意思で囮になっている。
- ハレルヤ「いいか、反射と思考の融合だァ! 」
アレルヤ「わかってる!」
マリー「了解!」
ハレルヤ「行くぜェ!」
ハレルヤ「これが、超兵の力だァァッ!」
アレルヤ「違う、未来を切り開く力だ!」 - クライマックス、刹那がELSと対話する道を切り開くためハルートのマルートモードを解放した際に。この言葉に違わず、異常と言える高火力と超速度を駆使してELSの大軍をなぎ払っていく。
- 『BX』ではトランザムのトドメ時の台詞に採用されている。
迷台詞
- 「女性に危害を加える役だなんて、人選ミスじゃないかな。穏やかさを信条としている僕には、そういう役は似合わないと思うんだけど…」
- ドラマCD第1弾「MISSON-2306」で初登場した際の台詞。確かにアレルヤの性格上間違ってはおらず、刹那もこの言葉に同意するが、これだけ聞くと「自分はナルシストだ」と言っているようである。しかし、真の意図は……。
- 「ダーンダダーン! ダンダンダン、ダーンダダーン! 武力介入~!」
- 上記ドラマCD内で上記セリフ直後のシーンにおいて「催眠術」によって覚醒したハレルヤがミッション開始の際に放ったセリフ、というか鼻歌(『機動戦士ガンダム00』の劇中BGM「FIGHT」)。
- 「武力介入~!」の部分は某猫型ロボットのようなイントネーションであり、他のキャラの性格も(グラハムとルイス、沙慈以外)原形をとどめていない同ドラマCDではもはやこのシーンあたりになるとリスナーも疲弊しきっており、ツッコミが追いつかない。
- なお、これらの台詞はアレルヤ(ハレルヤ)役の吉野裕行氏のアドリブであるらしい。
- (…なんだ、この敗北感は?)
- ニンテンドーDS用ソフト『機動戦士ガンダム00』より。留美が刹那の着用しているマフラーを見て、「身だしなみに気をつかう殿方はステキよ」と絶賛したのに対し、刹那が「…それほどでもない」とそっけなく返した光景を見て。
- 基本的に禁欲的なガンダムマイスターといえど、人の子。異性からの評価は、それなりに気になるものなのだろう。
- 「ロ、ロックオン!? どうして!?」
- 2nd第3話より。2代目ロックオンとの対面の際に驚愕して。直後に2代目ロックオンから「その反応、飽きたよ」と返されてしまう。[3]
- このアレルヤの反応にティエリアも「アレルヤは変わっていない」と安堵の笑みを浮かべていた。視聴者にとっても、ほっこりとする名場面である。
- 「今、ママって言った?」
「犯罪ですよ」 - 2nd第10話より。リンダ(32歳)初登場の際に、イアン(57歳)の妻だと知った際の突っ込み。刹那や沙慈も同調する。
- 余談だが、『第3次Z天獄篇』においてリンダが娘を出産した年齢が原作よりも4年もさかのぼっていることが判明したので、アレルヤが言う通りイアンは正真正銘の犯罪者ということになる。
- 「トランザム…」
- 2nd第13話より。プトレマイオス2の格納庫で呟いた台詞。
- 台詞だけなら普通なのだが、この時期のアレルヤは活躍が僅少になっており、(ソレスタルビーイングの「メメントモリ攻略作戦」遂行の為に)プトレマイオス2の格納庫でトランザムを発動させる場面が多く見られた。その事を「GN電池」とネタにする人もいる。
- 「ハレルヤ…脚本家の悪意が見えるようだよ…」
- ドラマCD第3弾「COOPERATION-2312」の仮想ミッションで「一人だけニックネームが無い」「本筋の捜査からはずされている」等、自分がぞんざいに扱われていることに対して。
スパロボシリーズの名台詞
アレルヤ
戦闘台詞
Zシリーズ
- 「相手はどうやら人工知能搭載の機体のようだ。ハレルヤ…少しは気が楽だよ」
- 『第2次Z破界篇』序盤で熱海を襲う機械獣軍団を目の当たりにして、人命を奪わずに済む戦いに安堵して呟いたもの。
- 余談だが、『00』1st第3話において、上記の台詞と似た趣旨の台詞が存在している。
- 「僕達は任務の性質上、サバイバルの技術は一通り修得してるからね」
- 『第2次Z破界篇』第11話暗黒大陸ルート「顔が2つたあ生意気なッ!!」より。甲児から「料理が得意」というガンダムマイスター達の意外性を振られての返答。
- ちなみに、『00』の裏設定によると「料理の腕は、アレルヤ>ロックオン(初代)>刹那>ティエリアの順である」との事。
- 「それはもう戦争でもない…ただの虐殺だ」
- 『第2次Z破界篇』後半でユフィが引き起こしたナンバーズ虐殺事件の惨状を知り、怒りを露にする。もっともその裏に隠された真相を、アレルヤをはじめとするZEXISメンバーは知る由も無かったが…。
- 「そんな…! ソーマ・ピーリスが、幼い頃に一緒だったあのマリーだったなんて…知っていたのか、ハレルヤ!」
- 『第2次Z破界篇』第48話「夜明けの鐘」より。コクピットから覗いたピーリスの姿を見て。事実を知っていたらしい相方に叫ぶが、ハレルヤからは「知ったら、お前はもう戦えねえ。死ぬだけだ」と冷徹に言い返される。
- 「戦うんだ! 託された想いの為にも!」
- ガイオウとの戦闘前会話で、彼の言葉に一瞬躊躇った刹那を鼓舞する。
- 「ソレスタルビーイングで出せる給料には限界があるよ」
- 『第2次Z再世篇』で再び借金塗れとなったクロウへ、遠回しにCBへの再加入を勧める。手厳しさの中にも、アレルヤなりにクロウを気遣っている事が窺える台詞でもある。
- 「希望があれば人は生きていけるよ。辛い過去があってもね」
- 『第2次Z再世篇』中盤、キリコとの対話で互いの想い人の存在が生きる糧となる事を改めて認識し合う。
- 「キリコ! フィアナのために戦った君と今の君、どちらが本当の君なんだ! 僕は信じている…! あの時の君の言葉に嘘はなかったと!」
- 『第2次Z再世篇』第43話フロンティア船団ルート「修羅」でのキリコとの戦闘前会話。
- 「最後までブレないね、君って」
- 『第2次Z再世篇』第58話黒の騎士団ルート「革新」より。イノベイターとの最終決戦という重大局面にも関わらず、スメラギへボーナス請求を口にするクロウの守銭奴発言(無論、場を和ませる為のジョークであろうが)に苦笑する。
- 「リボンズ・アルマーク! 超兵もイノベイターも関係無い! 僕はソレスタルビーイングとして、ZEXISとして、お前と戦う!」
- リボーンズガンダムとの戦闘前会話。「超兵ごとき」と侮蔑の言葉を口にするリボンズの狭量な選民意識を、ハレルヤと共に糾弾する。
- 「結構、堂々としてるね。そういうのって黒歴史だって隠す人が多いけど」
- 『第3次Z天獄篇』宇宙ルート第18話「禁断の惑星」にて、ヒビキがUN上のハンドルネームである「ナイト」を名乗った際に。何気ない発言であるが、本来の意味としての黒歴史を知るロランは驚愕することに。
携帯機シリーズ
ハレルヤ
戦闘台詞
Zシリーズ
- 「知ったら、お前はもう戦えねえ。死ぬだけだ」
- 『第2次Z破界篇』第48話「夜明けの鐘」より。アレルヤからピーリスのことを知っていたのかと問われて。
- 早い段階でピーリス=マリーと気づいていたハレルヤは、この事実をアレルヤが知れば戦意を喪失するとの確信から、あえてこれを伏せていたらしい。
- ハレルヤ「久々だぜ、この感触……行くぜ、アレルヤ!」
アレルヤ「反射と思考の融合……!」
ハレルヤ「これが真の超兵って奴よ!」 - 『第2次Z再世篇』第29話「戦士達の叫び」より。融合後の戦闘前台詞。原作から大幅に前倒しされた復活を果たし、相方と共にアロウズに襲い掛かる。
- 「やりゃあできるじゃねえか、アレルヤ」
「見せてもらうぜ、アレルヤ。お前の戦いって奴をよ」 - 人造次元獣ルーク・アダモンの幻惑を突破したアレルヤに対して。意識の底から、「マリーもピーリスも守る」と豪語した己の半身の戦いをどこか嬉しそうに見守る。
- 「言ってくれるぜ! 自称イノベイターが、真の超兵である俺達に敵うと思ってんのか!」
- リボンズとの戦闘前会話にて。真の超兵の片割れたるハレルヤにとってみれば、ヒリングもリボンズも思い上がった「自称イノベイター」――倒されるべき敵でしかない。
- 「おう! そっちも仕事サボったりすんなよ!」
- 『第2次Z再世篇』黒の騎士団ルートのエンディングより。21世紀警備保障の面々に「ハレルヤもお達者で」と言われた際に。原作での凶暴性がなりを潜めた、ハレルヤには珍しいどこか和やかな一幕。
- この台詞から察するに、ゲーム中では描かれなかったが戦闘中以外もハレルヤは度々表に出てZEXISの面々と交流していたらしい。
- 「ははははは! 遠慮しなくていいってのは楽しいなぁ!」
- 『第3次Z天獄篇』第14話「アルカトラズ大脱走」におけるネオ・アルカトラズ内でのインセクト・バイオロイド部隊との白兵戦にて。
- 相手が相手なだけあってか、実に楽しそうである。
- 「隙ありだぜ、キザ野郎!」
- 『第3次Z天獄篇』第40話宇宙ルート「赤い彗星の未来」より。Z-BLUEとフロンタルとの会談が決裂し、ティエリアの機転で会談場の照明が落とされた際に。
- 丸腰のZ-BLUEメンバーに対し、銃を構えて圧倒的有利と胡座をかいていたアンジェロら親衛隊だが、この一言から反撃に転じたZ-BLUEメンバーの一方的な攻撃により、あっという間に形勢逆転される羽目に…。
- 上記の台詞ほどではないが、こちらも直前まで半ば捕らえられていた鬱憤が溜まっていたためか、相当に楽しそうである。
携帯機シリーズ
スパロボシリーズの迷台詞
アレルヤ
Zシリーズ
- 「そろそろ見苦しくなってきたね…」
- 『第2次Z破界篇』第11話「顔が2つたあ生意気なッ!!」にて睨みあうカミナと竜馬を傍目で見ての毒舌。
- 「随分とユニークだね、彼…」
- 第14話「信頼と覚悟と」より。アーサー捜索中に出くわしたルルーシュが演じる「奇行」を目の当たりにしての率直な感想。
- 「君は黙っていた方がいいよ」
- クロウが自身の戦う理由である「借金返済」について口にしようとした際、すかさず口にしたツッコミ。にべもなく一蹴されたクロウは「…ごもっとも…」と返すのみであった。
- 「ストップ」
- 同じくクロウへのツッコミ。こちらはシナリオ後半から『第2次Z再世篇』で使われるようになるが、よりぞんざいになっている。これに対してはクロウも「…はい…」としか言えなかった。
- 「君って人は、本当にどうしようもないね」
- 『第2次Z再世篇』第24話宇宙ルート「ゼロと呼ばれたG」にて、クロウへの恒例の(?)ツッコミ。辛辣極まりない台詞に、傍で聞いていたマリーも少々驚いていた。
- 「決め台詞のつもりだろうけど、格好良くないよ」
- 『第2次Z再世篇』黒の騎士団ルートで、「金は欲しいが、名声に興味はない」といったクロウへの返し。格好悪く、というか台無しにしてるのはアレルヤのこの発言のような気がしないでもない。
携帯機シリーズ
- 「ここにいるみんなも、君と想いは同じなんだよ」
- 『UX』第51話「STRANGE EONS」より。アルが「九郎を愛している」と言った直後の衝撃の発言。
- …念のために言っておくが、「自分達も九郎やアルのように守りたいと思う人や世界があるからここにいる」という意味で別にアレルヤが九郎を愛しているわけではない(と、アスランとキラ、一騎が解説してくれる…が、揃ってそういうネタの扱いを良く受ける人達である…。トドメに二股男が締める)。
- だが、アルは「…!?」と反応している辺り、おそらく思いっきり誤解を受けている。そもそもこのやり取り、『第2次Z再世篇』でもあった。
- 「まぁ…映画だからね…。見栄えを良くするために変えられたのかな。ははは…」
- 『BX』第14話「無重力の谷」より。映画『ソレスタルビーイング』の影響で多くのメンバーから「ピーリスがガンダムマイスターである」と勘違いされて。
- 妙に残念そうなのが印象的である。
単独作品
- 「コックピットの映像、マリーしか写っていない…」
「ハレルヤ…世界の悪意が見えるようだよ」 - 『CC』にて。状況を言えば、今まで戦った敵組織ともう一度戦う…と見せかけて映画撮影に協力させられたが、アレルヤだけなぜか映ってなかった。
ハレルヤ
搭乗機体・関連機体
飛行形態に変形し、隠し武器にハサミが存在するMSに搭乗する。また、外伝を含めると全て失われている。
余談
- 『00』の世界における強化人間とも言える超兵の力や二重人格等の重要な設定を併せ持つアレルヤであるが、中心となるエピソードは1st・2nd共に物語の前半で片付けられてしまい、控えめな性格も災いして他のマイスターに比べると若干影が薄い。更に、1stシーズンで瀕死の重傷を負った影響か2ndシーズンではハレルヤが終盤まで覚醒しなかった為、戦闘面でも他の3人に遅れを取るようになってしまう。
- アレルヤのもう一つの人格「ハレルヤ」は、一部資料やゲームによっては「ハレルヤ・ハプティズム」と称されている事がある。
- 『00』企画当初におけるアレルヤのもう一つの人格の名前は「ビアンカ」で、女性という設定だった。
- 実は、『劇場版00』の劇場公開バージョンおよび小説版では、アレルヤもイノベイターに覚醒している(イノベイターへの覚醒を示す金色の瞳になっている)が、DVD版では修正が入ってこの描写は無くなった。
脚注
- ↑ なお、公式外伝作品『機動戦士ガンダム00I』ではアレルヤが眠っている時、ハレルヤが脳量子波によるイノベイターの呼びかけに反応する場面がある。つまり、アレルヤの意識が無い時は主導権を握れるらしい。
- ↑ アレルヤの誕生日は2月27日という設定。したがって、『機動戦士ガンダム00』1stシーズン第11話「アレルヤ」エピローグ時点での日付は「西暦2308年2月27日」という事になる。
- ↑ ちなみに小説版によると、アレルヤは事前に「(戦死した初代ロックオンに代わって)2代目ロックオンが新たなガンダムマイスターになった」という説明を受けていたのだが、それでもなお実際に2代目ロックオンの姿を見ると驚かずにはいられなかったらしい。