グレートマジンガーは『マジンガーシリーズ』の登場メカ。『グレートマジンガー』の主役ロボットである。
グレートマジンガー | |
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外国語表記 | Great Mazinger |
登場作品 | |
初登場SRW | スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック (TV版) | |
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分類 | マジンガー |
全長 | 25 m |
重量 | 32 t |
動力 | 光子力エンジン |
エネルギー | 光子力エネルギー |
最大出力 | 90万馬力 |
飛行速度 | マッハ4 |
最高飛行高度 | 50,00m |
装甲材質 | 超合金ニューZ |
内蔵機体 | ブレーンコンドル |
開発者 | 兜剣造 |
所属 | 科学要塞研究所 |
パイロット | 剣鉄也 |
スペック (OVA版) | |
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分類 | マジンガー |
全長 | 23 m |
動力 | 光子力エンジン |
エネルギー | 光子力エネルギー |
装甲材質 | 超合金ニューZ |
内蔵機体 | ブレーンコンドル |
開発者 | 兜十蔵 |
パイロット | 剣鉄也 |
スペック (真マジンガー版) | |
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分類 | マジンガー |
動力 | 光子力エンジン |
エネルギー | 光子力エネルギー |
装甲材質 | 超合金ニューZ |
内蔵機体 | ブレーンコンドル |
パイロット | 剣鉄也 |
この項目では強化ブースターである「グレートブースター」を装備した形態についても説明する。
概要
機体概要
兜甲児の父・兜剣造博士が、ミケーネ帝国の地上侵攻を予測して極秘裏に15年かけて建造したマジンガーZを超える「偉大なる勇者」。
小型戦闘機・ブレーンコンドルが頭部にファイヤーオンすることで、そのままコクピットになる。装甲には超合金ニューZが使用されており、マジンガーZをも破壊した戦闘獣の攻撃にも耐える。
また、最初から飛行可能な設計をされており、翼となるスクランブルダッシュは背中に収納可能で、ジェットスクランダーのように合体の必要はない。
更に、マジンガーZのブレストファイヤーの3万度に対してブレストバーンは5万度と、基本スペックから武装に至るまで全てがマジンガーZを上回る[1]。武装の多くはマジンガーZのコンセプトと共通しているが、それ以外に特徴的な武器として、接近戦に威力を発揮するマジンガーブレードと超高圧放電サンダーブレークが装備されている。
弱点はスクランブルダッシュ収納部であり、ここを攻撃されると一瞬全機能がマヒしてしまう。もっともこの弱点は、劇場版においてグレートマジンガーがベガ星連合軍のバレンドスに奪われた際、甲児が奪還する為に逆利用している。グレートに初めて乗ったバレンドスがグレンダイザーと互角に戦えたのはグレートの性能が優れているためである。
強化装備形態
- グレートマジンガー (グレートブースター装備)
- グレートマジンガーがグレートブースターを装着した形態。
- スクランブルダッシュを収納した状態で背部に装備される。飛行速度が向上する他、グレートブースターを射出することで強力な必殺武器となる。
マジンカイザー版設定
設計図から光子力研究所で建造されたプロトタイプと呼ばれるレプリカ機(「旧グレート」というと、こちらを指す)が登場するが、装甲材質が超合金Zであったり、TV版より小型であったり設定が異なる。その為、TV版程マジンガーZとの大きな性能差は無く、マジンカイザーの圧倒的な力を強調するための前座的役割であった。詳細は「グレートマジンガー (試作型)」を参照。
マジンガーZやマジンカイザーと同じく兜十蔵が開発したオリジナルのグレートマジンガーが存在する。鉄也曰く「本物のグレートマジンガー」であり、通称は「真グレート」。こちらの方は外見が腕と脚が青みがかった、原作に近い配色となっている。能力もプロトタイプとは比較にならないほど高く、武装もオリジナル版同様にドリルプレッシャーパンチ等を使用可能。装甲材質も超合金ニューZが用いられている。
それでもミケーネ帝国の戦闘獣軍団には苦戦を強いられ、最終的には半壊しながらも戦闘獣軍団を殲滅、さらに後続の妖機械獣軍団と七大将軍のうち魔魚将軍アンゴラスと大昆虫将軍スカラベスを撃破したが、蓄積したダメージで戦闘不能に陥っている。
津島直人氏のコミカライズ版ではOVA版よりも格段に良い扱いがなされ、物語終盤でガラダブラMk01に苦戦するマジンカイザーの元に援軍として現れ、共闘するシチュエーションも存在する。また、作中の描写から試作型は存在せず最初からこちらに乗っている[2]。
真マジンガー版設定
1話と25話にちらりと登場。
真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍版設定
前半と後半に2種の「グレートマジンガー」が活躍する。
前半のグレートは、作品世界の差異次元の兜剣造がマジンガーZの魔神化防止を目論み造った機体で、「グレートがいち早く敵を撃退すればマジンガーZに戦闘の必要はなく、魔神化には至らない」という発想に基づき4種の魔神パワー(再生、吸収、強化、変態)の完全制御を果たしており、グレートブースターも未完成ではあった物の魔神パワーを強化する装備であった。しかしその制御され洗練された強大な力が「マジンガーZの最強を脅かす力」と認識され、眠っていたZEROの意識を覚醒させてしまう…。
後半のグレートは、魔神パワーを搭載していない[3]いわゆるスパロボでお馴染みのイメージに近いと思われるが、操縦自体が常人の身体を破壊する[4]ため、遺伝子レベルで肉体を強化するかサイボーグになる以外で操縦することが出来ない代物。ミケーネ軍と戦う最中に現れたベガ星軍を暗黒大将軍率いるミケーネ軍と共闘して追い払うも、ミケーネ軍にはギリギリの辛勝を重ねていたらしく、パイロットの剣鉄也(達)が毎回死ぬまで戦う必要があった。こちらはグレートブースターもお馴染みの特攻兵装。
また前作の『真マジンガーZERO』では魔神パワーが生み出された世界の剣造が父、十蔵を越えるために造った機体として登場。こちらでの鉄也はテストパイロットであり、正パイロットは甲児だったが、ミネルバXが時間逆行を行ったために甲児の記憶もそこで止まっている。こちらのグレートは魔神パワーの存在しない世界で製造されたため、上述のような性能ではなく東映版に近い性能だったと思われる。
その他
通称の「グレート」でも意外と通りがいい。当時アニメの制作に関わっていた団龍彦氏によると、正しくは「グレート・マジンガー」と表記するとのこと。実際に当時「テレビマガジン」誌上で連載されていた漫画版では「グレート★マジンガー」と表記されている。
なお、団龍彦氏によれば、グレートマジンガーは本来のシリーズ最終作として想定されていた『ゴッドマジンガー』(80年代の同名アニメとは別企画)の主人公機「ゴッドマジンガー」の試作機であったとされた。この『ゴッドマジンガー』の設定では、グレートマジンガーはゴッドマジンガーの改修の時間を稼ぐために動力源並びにエンジンを反陽子炉に替えて単独で戦闘獣の大軍を相手に戦い、その力を大いに振るったがその過大すぎる力はパイロットと機体を共に蝕み、限界に達した時にはグレートは再起不能の状態に、鉄也は半身不随に陥る重症を負うことになる予定だった。
登場作品と操縦者
TV版とOVA版とではやや武装が違うが、基本的にスパロボにおいては全体的にマジンガーZを上回る能力を持ち、グレンダイザーと肩を並べる強さを誇る。
旧シリーズでは地形適応が宇宙:Bだったため、宇宙ステージが増える終盤で涙を飲む事も多かったが、近年では他のスーパー系同様に宇宙:Aであったり、強化パーツなどで補強できるようになった為、問題にはなっていない。
マジンカイザーが登場すると流石に一歩譲ることもあるが、Z等との合体攻撃も併せて最終戦まで安定して使っていけるのは大きい。ただし、スパロボオリジナルの後継機マジンエンペラーGが現れた最近の作品では、その仕様次第で立場が大きく揺れ動いている。
旧作版設定
漫画版や、劇場版の要素が含まれる場合も。
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦
- νガンダムやゲッターGと同じノリで兜甲児がマジンガーZから乗り換える。これについては批判が多かったらしく、『第3次スーパーロボット大戦』『第2次スーパーロボット大戦G』でネタにされた。
- 第2次スーパーロボット大戦G
- リメイクに際し、正パイロットである剣鉄也が搭乗した。グレンダイザーより後にやってくるためか、機体性能は高い。しかし火力面ではサンダーブレークの燃費が悪く、多用することになるであろうマジンガーブレードはビームサーベル並みの威力しか無いことに注意。
- 第3次スーパーロボット大戦
- 剣鉄也が乗る。グレンダイザーと同等かそれ以上のスペック。ただし鉄也は宇宙での適性が高くないので、終盤の宇宙戦では適性の高いマリアが乗る事も多い。
- スーパーロボット大戦EX
- マサキ編で登場。鉄也が負傷したため、最初はマリアが乗る。マサキ編においてはF91やビルバインとともに最後まで大火力を期待できる強力な機体であり、鉄也の能力も悪くないが、幸運があり、2回行動の早いマリアにそのまま機体を占領される場合もある。あるいはひらめきを持つ甲児が乗ることも。
- 第4次スーパーロボット大戦
- 博物館に置かれていたが、ブロッケン伯爵に奪われる。その後奪い返し、ロンド・ベルに参加する。総合的な強さこそ2人分の精神が使用できるスペイザー合体のグレンダイザーには劣るが、マジンガーチーム最強の能力を持ち、最後まで充分使っていける(火力はグレンダイザー以上)。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- 装甲値が100底上げされたほか、空の地形適応がBからAにアップしている。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 原作アニメによる発進デモが用意された。無改造で5段階改造のマジンガーZ (JS)以上の性能。装甲はトップクラス、攻撃力も軒並み高い高性能な機体。しかし、マジンカイザーの圧倒的な攻撃力の前ではかすみがち。改造を重ねれば運用できるレベルの機体。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 劇場版に準じた登場デモが用意された。本機もαにおいてマジンパワーを初実装。正式参戦の遅さやマジンカイザー、強化型マジンガーZの存在ゆえに影が薄いか?
- ブレーンコンドルに分離する機能が付き、サンダーブレークが有射程兵器となった。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- 武器性能が『α外伝』仕様に変更されたため攻撃力が大幅にアップしており、無改造状態でもやたら強い。追加された合体攻撃も豊富で正式加入後は即戦力となる。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 鉄也が主役級の扱いなので強制出撃が多く、特に未来編の序盤では不動の主力である。性能、武装共に無改造でも強い上にマジンパワーでさらに攻撃力が伸びる。出撃可能マップの多さと、通常版が有射程で、マップ兵器版もあるサンダーブレークは他のマジンガーには無い強み。ただし、中盤のイベントで鉄也と共にその味方能力のまま敵対してしまう。その際には撃破の必要はないので、素早く勝利条件を満たすか、距離7に甲児を配置するとネーブルミサイルだけを使ってくることを利用して乗り切りたい。
- パイロットは鉄也のままでもいいが、終盤はひらめきがないことが難点となる。乗換えでジュンを乗せて援護要員にしても強力。ただしグレートブースターは今回の仕様上援護では使用できない。鉄也のセリフで桜田版にあった自爆装置を搭載していることが示唆されている。バージョンによってはブレーンコンドル側の武器を改造すると武器改造費が安くあがるというバグがある。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 今回ミケーネ帝国がシリーズを通して大暴れするため、グレートが主役になる。鉄也の小隊長能力「ミケーネ帝国への攻撃力20%アップ」とマジンパワーの組み合わせは絶大な攻撃力を誇る。サンダーブレークが射撃武器で、全体攻撃扱いなのは好みに分かれるところか。
- 鉄也が気迫を覚えるため、1ターン目からマジンパワーを発動させて高い装甲に物を言わせた無双スタイルが強み。グレートブースターは地形適応Sを持つ武器で、マジンパワーも合わさり攻撃力数値以上の大ダメージを出す。本作屈指のボスキラーである。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 前作とほぼ同じだが、シナリオ的に前作よりも影が薄い。前作でもそうだが、サンダーブレークが射撃武器で、射程が1~6とそれなりの長さしかないのが難点。本作ではグレートブースターの弾数が3に増えたので、強力な援護攻撃役になったと言える。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 最大の見せ場は第24話にて「パリン」と割れる光子力研究所のバリアが強化されて手が付けられない所に、グレートブースターを装着して真正面から突撃で打ち破った場面だろう。イベント出番はこのシナリオのみ。
- 基本性能は高く扱いやすいが、グレートブースターにサイズ差補正無視がないので鉄也に特殊技能版を習得させたい。マジンガーZとは合体攻撃がある為、同じ小隊に入れて運用した方がいいのだが、その場合どちらかがただの相方止まりになる可能性が高い。鉄也の技量の高さやグレートブースターによる一撃の重さを考えると、鉄也に再攻撃を覚えさせてボスキラーにすると良い。本来の搭乗者でビューナスA・ボスボロットと組むとトライチャージ攻撃にボーナスが付く。精神コマンドや攻撃・回復・補給のバランスのとれた小隊となるが、ボロットの機動力はテコ入れしてやる必要がある。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- シーン2から使用可能。無気力で使える攻撃力の高い武器が魅力的。マジンガーZと違い宇宙:Aのため、宇宙ステージでも難なく戦える。
- スーパーロボット大戦COMPACT for WSC
- COMPACT2の影響で、ブレストバーンとグレートブースターにカットインが入った。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
- 他のスーパー系同様同作では空中の適応が低い。量産型グレートマジンガーを入手する為には本機を地上に残さなくてはならないが、代わりにミネルバXが入手不可能になる。当時は援護攻撃時の武器が選択不可能で、グレートブースターは一発だけなので援護で使用してくれないのが泣き所。サンダーブレークが地味にP属性1-2な為、重宝する。ただし、マジンガーZと違い強化パーツスロットが2のため、V-UPユニットの恩恵をあまり受けられない。最大射程が3なのが一番の問題。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第2部
- 第1部で鉄也を宇宙に送った場合、またはデータ引継ぎを行なわなかった場合に登場する。第1部でバンドックを落としておくと若干改造されて登場する。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
- シーン2~3は離脱する為使用不可能。強化パーツスロット数でマジンガーZに劣り、大車輪ロケットパンチに対抗できる武器もなくマジンガーZより総合面でやや劣る。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- グラフィックはαシリーズのものが流用されているが、マジンパワーは持っていない。性能はC2と違い遠距離攻撃も可能。特にサンダーブレーク、グレートブースター等は大きく射程が伸びている。装甲値はトップクラスで耐久力重視の本作では重要な戦力。マジンガーZとグレンダイザーとの合体攻撃も実装されているが、3機での合体攻撃が使用できるのは3部に入ってからである。
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- 格闘兵器が有効な本作だが、リアル系の敵が多いため当てられないことが多い。WSでは初の合体攻撃可能。
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander
- バランスのとれた強力なユニット。特に耐久力が高いのがありがたい。ただ、何故かマジンガーZより装甲が低い。
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
- 引き続きマジンガーZより装甲が低い。空中形態とは別に飛行形態があり、攻撃はできないが高速で移動することが可能。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 序盤に登場するがすぐに抜け、中盤から復帰する。
- アトミックパンチがP属性・射程1-5と非常に扱いやすいのが特徴(ただし合体攻撃に用いられるのは、射程3のドリルプレッシャーパンチ)。 単体攻撃力はグレートブースター以外それほどでもないので、マジンガーZ、グレンダイザーなどと豊富な合体技中心にして使うのがベター。ただし、鉄也だと宇宙:Bなので宇宙ステージではマリアなどが良い。
- グレートブースターは撤退するボス敵へのサポートアタックで非常に頼れる武器だが、気力が必要なく射程も長い故に雑魚敵へのサポートアタックに使われてしまう事が多々あり、注意が必要。
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
- GBA版とほぼ同性能。装甲初期値・伸びしろともに高く、さらにフル改造すればダメージ30%カットが付く(ただし改造費はトップクラスの高さ)ので、非常に硬い。
- 武器改造の効率も良くこちらもフル改造した場合、グレートブースターが攻撃力8600という単体・非隠し武装では破格の火力を誇る。とはいえ、命中補正が低めで必中無しでは攻撃を当てにくいので、やはり補正に優れる合体技中心の運用がよい。
- また、今回はスラスターモジュールによる宇宙適応の底上げができるため鉄也でも宇宙でパワーダウンせず使用できる。戦闘グラフィックは『MX』のものがベースになっているが、グレートブースター合体時のリアルカットインは変更されている。
- スーパーロボット大戦R
- ミケーネ帝国の策略によって、鉄也が負傷し、さらに光子力エンジンが壊れたため参戦が遅れる。能力面ではマジンパワー採用、鉄也の宇宙適応A、合体攻撃のレベル制限排除、周回プレイでの改造累積など『A』よりも強化されている。
- スーパーロボット大戦D
- 地上ルートでは比較的早く仲間になる。今回、グレートブースターを翼として最初から装着しているという特殊な状態で登場する(表記は「グレートマジンガー・GB」)。GB状態だと空適応がSとなり、移動力が1高い。グレートブースターを撃つと通常のグレートになる。補給では回復できないが、戦艦に搭載すると再装着される。反撃で選択されがちなので注意。
単独作品
- スーパーロボット大戦
- 初登場作品。マジンガーチームを選択した場合に自軍ユニットとして運用可能。それ以外は敵として登場する。
- スーパーロボット大戦64
- マジンガーZとの合体攻撃が採用された。鉄也では宇宙:Bなので本領発揮できない。使うなら超能力のバグにより強キャラとなったマリアがよい。
- スーパーロボット大戦MX
- 鉄也とグレートの能力が高く、各必殺技の威力、バリエーションの豊富さから最後まで主力を張れる。しかし初登場時はバレンドスに奪われ敵として登場。ダブルマジンガーが同時に敵として初登場したスパロボと思われる。
- なお、漫画版の設定を取り入れ、終盤1シナリオだけボスの手によって、敵として現れるであろう量産型グレートマジンガーとの区別の為、股間に「元祖」の文字が書かれる。しかし、当然ながら鉄也は怒っていた。この状態になると強化パーツのスロットが1つ増えるが、宇宙の機体地形適応は悪化してしまう。さらに鉄也の撃墜数が多いとブラック・グレートまで手に入る…と、何かとグレート尽くしな作品である。
- スーパーロボット大戦NEO
- 中盤からの登場。何時も通りマジンガーZより全体的に高い数値を誇っているが、Zほど武装が多彩では無い為、捻りの効いた運用には向かない。ZともどもNEOでは、全体的に攻撃の回避が困難だが重装甲、気力が上がり易い上にマジンパワーが強力、とシステムとの相性が良いので扱い易い。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- サービス初期から登場。UCとSR、SSRの3段階のレアリティがあり、UCはディフェンダー、SRはアタッカー、SSRはアタッカー、ディフェンダー、シューターの3種が存在する(うちアタッカーは大器型)。装甲と攻撃力が高く、アビリティも攻撃力を上げるものが多い。足は遅いが飛行可能なので移動速度が地形に左右されないうえ、SSRはアビリティのスクランブルダッシュで底上げされる。SSRの必殺スキルはアタッカーとディフェンダーが燃焼付与のブレストバーン、シューターがスタン付与のサンダーブレークと追加効果も強力で、総じて弱点が少なくバランスの良い機体となっている。
- 2018年1月には『INFINITY』版が期間限定参戦。イベント「平和を創った戦士たちへ…」の報酬ユニットとしてSSRアタッカーが登場した。
関連作品
- シャッフルファイト
- 最終章スタート時に登場。ゴッドシグマ&ガンダムF91と共にア・バオア・クーの防衛任務に就いていたが、復活したガルシアスの奇襲に遭い惨敗。自らも負傷したもののカードメタルの力によって回復し、最終決戦に臨む。各種ステータスのバランスが極めて取れているが、やはり特筆すべきは防御力・HPの高さ。特にコン・バトラーVと並ぶ3桁HPは、グレートの大きなセールスポイントである。
- バトルコマンダー 八武衆、修羅の兵法
- 魔神族の指揮官の1人として登場。武衆はナイト。
- リアルロボットレジメント
- 使用ロボットの一体として登場。高いHPに豊富な武器を持ち頼りになるのだが、マジンガーZと比べてややモーションが遅かったりと差別化されている。
- 今作ではサンダーブレークをマジンガーブレードに落とすサンダーブレード(原作漫画版最終回で使った「切り札」的戦術)を必殺技として使用する。
マジンカイザー版設定
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- 携帯機では初のOVA版設定。真グレートが登場した後は、新技のダブルサンダーブレークが使用できるようになった。ただし、本作とWでは最強武器はグレートブースターのまま。ゲッターロボが参戦していないので、ファイナルダイナミックスペシャルは今回ない。爆発力ではさすがにカイザーに劣るが、甲児専用機であるカイザーと違い、乗り換え可能という強みがあり、さやかやボスも乗れるのが強み(もちろん甲児が搭乗することも出来る)。
- 新旧2種類存在し、旧バージョンは第29話で破壊され、次の第30話で新バージョンが手に入る。能力が全体的に上昇し、改造も引継がれるが、旧バージョンに付けていた強化パーツは新バージョンに引継がれず消滅してしまうという重大なバグが存在する。第29話インターミッションでは必ずグレートの強化パーツを外しておく事。
- なお、携帯機シリーズに共通するが、鉄也は格闘より射撃の方が僅かに高いのに携帯機シリーズのグレートには射撃武器がない。
- スーパーロボット大戦W
- OVA版設定。今回、旧グレートはスポット参戦で2回しか使えない。
- J同様、オリジナルのグレートが登場した後にダブルサンダーブレークが使用可能。更に復活したファイナルダイナミックスペシャルにも参加でき、乗り換え可能なのも同様。何気に旧グレートは破壊されたわけでもないのに第2部未登場という不遇な扱いである(マジンガーZは第2部にも出てくるのに…)。
- なお本作の真グレートは十蔵博士が建造していなかったらしく設計図のみが発見され、メリダ島のミスリル基地で建造されている。
- 第2部中盤で合体攻撃が追加されるまでは鉄也に搭乗させる理由が特に無いので、精神コマンドが有用で援護攻撃持ちのさやかorボスに機体を譲ったほうが良い場合も。
- スーパーロボット大戦L
- Wまでとの大きな違いがグレートブースターの扱いでP属性が無くなった代わりに弾数が4発になり射程は3~8となった。このためマジンガーZとは逆に遠距離戦を得意とするユニットと相性が良い。また、最強武器がグレートブースターからダブルサンダーブレークになっている。
- 地味に真グレート初登場時に、カイザーと共に宇宙空間から地上に射出されたがこっちも無傷だった。
- 真グレートの参戦後も旧グレートは残るので、2体のグレートで出撃可能となる。ただし、特に合体攻撃が用意されているわけではない。おまけにマジンガーZ&マジンカイザーと同様、旧グレートの改造は真グレートに引き継がれない。真グレートの参戦が遅いため、旧グレートを改造して引き続き前線に立たせるのも手ではあるが、旧グレートは宇宙適応Bである事に注意。
単独作品
- スーパーロボット大戦GC
- スパロボ初のOVA版設定。序盤は旧グレートがスポット参戦しマジンガーZと合体攻撃が出来るが、マジンカイザーとの合体攻撃は中盤特定のサブシナリオを通って真グレートにならないと使えない。その場合一時離脱するものの、主力にするなら必須。旧グレートよりも全体的に燃費が悪化している事と、カイザー同様Mサイズな事には注意。なお、本作ではファイナルダイナミックスペシャルが実装されているものの参加できない。
- スーパーロボット大戦XO
- GCでは参加できなかったファイナルダイナミックスペシャルに参加できるようになった。
真マジンガー版設定
単独作品
- スーパーロボット大戦V
- 原作では一瞬だけの登場だったが「真マジンガー 衝撃! Z編」設定でまさかの参戦。パイロットも同じく真マジンガー版鉄也。但し原作ではまともな戦闘シーンが無かった為か、戦闘演出は「マジンカイザー」版グレートをベースに、マジンガーZを意識したものを加えた物となっている。
- 参戦は第5話。グレートブースターがない為か、サンダーブレークの性能が必殺技らしい高性能に設定されている。
- 超合金Zの設定に合わせEN回復を所持してはいるものの、武器の燃費は全体的に悪い方である為注意。
- 宇宙世紀世界に帰還した後第26話で一旦離脱し、ZEROに関連する形で一時敵対、第38話と遅めのタイミングで再び自軍に復帰する。
- 自部隊と単機で対抗するために光子力エンジンを意図的に暴走させており、最終的には第39話でマジンガーZEROを滅ぼすために最大まで暴走させ自爆させられる事で戦線離脱する。なお改造値はマジンエンペラーGに引き継がれるためある程度改造しておくと、デビュー戦が楽になる(マジンガーZEROが相手になるので)。
- スーパーロボット大戦X
- 今作ではマジンガーZと共にミケーネと戦うために、兜剣造博士がゼウスの幻の左腕を用いて開発した機体となっている。
- 24話で加入するが、28話にはマジンエンペラーGが搭乗するので活躍期間は短い。初登場時の新録DVEが最大の見せ場という声も。前作と能力面は全く同じ。
- エンペラーを入手した後も乗り換え可能機体として残る。しかしマジンカイザーよりも秀でた点のあるZとは異なり、マジンエンペラーGがグレートの完全上位互換であるために使うのは、殆ど趣味の範囲となる。
装備・機能
旧作版、OVA版共に武装はほぼ共通だが、採用される武器は作品ごとに異なる。
桜多吾作氏の漫画版では以下の他にも自爆装置が搭載されている。
武装・必殺武器
武装
- アトミックパンチ
- 肘から先を発射するロケットパンチ。回転を伴うのが特徴。TV版で初めて使用した武器。
- OVA版ではレプリカ機が使用。
- Wではマルチコンボ対応武器になっている。NEOではガードアーム特性付き。
- プレッシャーカッター
- ドリルプレッシャーパンチで使用する腕部に4つ内蔵された鋭利な刃物。
- バックスピンキッカー
- バックスピンキックで使用する脛部に内蔵された刃物。飛行時に展開する垂直尾翼を武装に転用した物。
- ニーキッカー
- ニーインパルスキックで使用する膝部に内蔵されたスパイク。バックスピンキッカー共々、脚部が損傷したのを機に取り付けられた。
- グレートタイフーン
- 口から風速150mの突風を起こす。マジンガーZのルストハリケーンのように酸は含まれてはいないが、より強烈な風圧を発生させて相当の重量物を吹き飛ばす事が可能。
- 『マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍』では投擲したグレートブーメランの軌道をグレートタイフーンで変えるという戦法を使った。
- NEOでは対空特性付き。ただしマジンガーZのルストハリケーン同様に移動後使用不可なのがネック。
- ネーブルミサイル
- 臍部分から発射するミサイル。威力はTNT火薬800t分に相当する。OVA版では使用しない。
- OPでも歌われている武装の一つだが、SRWでは専ら支援・牽制用で全体的に火力は低め。作品によっては弾数が99発ある。
- 放熱板
- 胸部に装備したブレストバーン発射用の赤い放熱板。マジンガーZのものとは違い左右が繋がりV字状の1枚板になっている。かなりの強度を持ち、これ自体も斬撃武器として使える。
- ブレストバーン
- 放熱版から発射される4万度の高熱放射。
- SRWではバランスの問題か、マジンガーZのブレストファイヤーと比べるとスペックの上では2万度も高いのに、攻撃力や使い勝手の面で劣っている事が多い。
- NEOではファイア特性付き。
- 冷凍光線
- マイナス回路に切り替える事で発射される冷凍光線。SRW未採用。
- グレートブーメラン
- 胸部放熱板を外して投げ付ける。
- 『マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍』では大昆虫将軍スカラベスと魔魚将軍アンゴラスに大ダメージを与えた。
- サンダーブレーク
- 耳の突起部分から300万ボルトの放電で雷を起こし、秒速30万アンペアの電流を発射する。人差し指か、マジンガーブレードから発射する。OPでも歌われるグレートを代表する武器の一つ。
- 旧シリーズでは射程1のP武器が多く、近作ではブレストバーンと差別化するためか、長射程非P武器が多い。一部作品では全体攻撃。
- Wでは運動性ダウン効果のある特殊武器。Lでは真グレートと旧グレートで何気に演出が違う。
- SC2では通常武器と必殺技の2種類の使い方が出来、前者なら+2秒、後者では範囲内全ユニットに対し+5秒のスタン効果を持つ。
- この機構があるため、グレートにはZにあった光子力ビーム=目から発射するビームの発射機構が存在しない。このこともあってか、ゲーム的には両者は似たような性質を持つ武器として扱われることが多い。
- マジンガーブレード
- 両大腿部に収納されたブロードソード。グレートを象徴する武器であり、主役アニメロボが初めて装備した"剣"としても有名。
- Zでは地対地では普通に切り付けるが空対地では2本のブレードを取り出して敵に投げつける。D・J・Wではコンボ(マルチコンボ)武器。NEOではヒット&アウェイ特性付き。
- スクランブルダッシュ
- 背部に内蔵されている翼部とブースターで構成された飛行装置。普段はフレキシブル構造で収納されている。ブースター部は2基の光子力ロケットエンジンを搭載しており、展開時は蛇腹状になった主翼部が開くと共に2基のブースターの間から尾翼が展開される。また、飛行時は脛部からも垂直尾翼を展開させる[5]。上述の通り、グレートマジンガー最大の弱点で破壊されると行動不能になる他、グレートブースターとの接続自体不可能になる。
- 翼部を展開する動作が「スクランブルダッシュ」、逆に収納する動作は「スクランブルオフ」と呼称される。
技
- ドリルプレッシャーパンチ
- アトミックパンチの強化版。プレッシャーカッターを展開し、回転させながら腕を発射する。
- OVA版ではオリジナル機が使用。
- Wではマルチコンボ対応武器になっている。NEOでは押し出し特性付き。
- バックスピンキック
- バックスピンキッカーを展開しての蹴り技。
- OVA版では使用しない。
- ニーインパルスキック
- ニーキッカーを展開しての膝蹴り技。
- OVA版では使用しないが、津島直人氏のコミカライズ版ではマジンカイザー暴走時に使用している。
- スクランブルカッター
- スクランブルダッシュの翼で切りつける。但し、伸縮式の翼で行う戦法である為、スクランダーカッター以上に翼へのダメージが大きく、威力も低い。
- OVA版では使用しない。
- ダブルサンダーブレーク
- サンダーブレークのバリエーションの一つ。両手から雷を発生させ、敵の真上からぶつける。
- スパロボでは、JやW、Lで鉄也がオリジナルのグレートマジンガーで復帰した後に使用可能。この2作では射程1固定の格闘武器となっている。Lにてグレートブースターを押しのけて最強武器に昇格した。
- サンダーブレード
- サンダーブレークのバリエーションの一つ。相手にマジンガーブレードを投げつけ、そこに直接雷を落とす。
- Zではサンダーブレークを対地で使った場合この演出になる。RRRでは手に持ったマジンガーブレードに雷を落とし帯電させてから投げつける。
- 前者はTVアニメ版の、後者は漫画版の再現となっている。
- サンダーブースター
- サンダーブレークのバリエーションの一つ。漫画版で使用し、『真マジンガーZERO』でもZEROに対し切り札として使用している。SRW未登場。[6]
- グレートブースターにサンダーブレークを纏わせて発射する。
- エレクトロサンダースパーク
- サンダーブレークのバリエーションの一つ。原作漫画版のみ使用。SRW未登場。
- 相手に両腕の肘関節部分を押し付け高圧電流を直接流し込む。両腕を失いグレートブーメランも無くなりほとんどの武装を使えなくなったグレートマジンガー最後の奥の手。
- サンダーフィールド
- サンダーブレークのバリエーションの一つ。『真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍』でグレートマジンカイザーが存在しない世界でマジンガーZEROに対抗するために使用。SRW未登場。
追加ブースター
- グレートブースター
- グレートマジンガー最大の武器である大型の追加ブースター。科学要塞研究所から射出される際には外殻でブースター本体を覆っており、ドッキング前にパージしているがSRWで再現されているのは『第2次α』『第3次α』のみ。最高速度マッハ5の速さでドッキングして、敵に目掛けて発射する[7]。スクランブルダッシュを収納して発射するが、ドッキング時のタイミングが命で1度しか合体できない[8]。ちなみに、最強の武装でありながらTV版最終回では、意識を失っている鉄也を助けるべく剣造が遠隔操縦を行なっているためか、デモニカの猛攻の前に呆気なく破壊されている。劇場版マジンガーシリーズと共通の時間軸で描かれた後日談であるデジタルコミック『ダイナミックヒーローズ』(作:越智一裕)では再建造されており、ヤヌス侯爵に操られたジュンの操縦するビューナスAにスクランブルダッシュを破壊された際には翼部を掴んでコントロールし、敵に目掛けて手投げで発射している。
- スパロボにおいては『1度しか合体できない』という設定から大抵1発限りの弾数制となっている為、武器の改造システムが個別の場合、改造されない不遇の武器でもある(逆にいえば、改造システムが全体になった時に最も恩恵を受けた武器でもある)。なお、初登場の第4次ではあろうことか、戦闘アニメがスクランブルカッターと全く同じ[9]だったため、原作を知らない人には何故これが1発しか使えないのか理解出来なかったものと思われる。[10]。スパロボでは、本武器を使用すると鉄也が「こちら鉄也だ、グレートブースターを射出してくれ」とどんな場所からでも言うため、ネタになってしまっている。作品によってはグレートブースター本体からも光線を発射して牽制攻撃を行う。NEOでは突破攻撃として採用されている。
- グレートブースター(OVA版)
- TV版と比べて巨大なサイズになっており、ドッキングはせずにグレートマジンガーが上に乗って突撃する。
- Lでは弾数が4になった。
- 漫画版ではグレートではなくマジンカイザーが上に乗ってガラダブラMk01にとどめを刺している。
- マジンガーブースター
- 『α外伝』のコミカライズ作品『鋼の救世主』で登場したグレートブースターの発展型。
- グレートだけでなくマジンガーZやマジンカイザーにもドッキングできる機能を持つが、未完成品である為に強度が不十分であり、作中で使用した後に大破してしまった。
合体攻撃
マジンガー系
- ダブルマジンガーパンチ / ダブルロケットパンチ
- マジンガーZ、グレンダイザー、量産型グレートマジンガー、マジンカイザーのいずれかとの組み合わせによる2発同時のロケットパンチ。
- トリプルマジンガーパンチ
- マジンガーZ、グレンダイザーとの組み合わせによる3発同時のロケットパンチ。
- ダブルマジンガーブレード
- マジンガーZにマジンガーブレードを持たせての連携攻撃。或いは、マジンカイザーKSのカイザーブレード二刀流とのコンビネーション。
- トリプルマジンガーブレード
- マジンガーZ、グレンダイザーによるマジンガーブレードとダブルハーケンの連携攻撃。
- ダブルバーニングファイヤー
- マジンガーZのブレストファイヤーと、グレートのブレストバーンによる連携攻撃。TV版最終回で無敵要塞デモニカを、劇場版では獣魔将軍を葬った。スパロボでは64より登場。OVA版ではマジンカイザーが相方でも使用可能。
- マジンガートルネード
- マジンガーZのブレストファイヤー、グレートのブレストバーン、グレンダイザーの反重力ストームの同時攻撃。スパロボ64より登場。
- ダブルライトニングバスター
- グレートのサンダーブレークと、グレンダイザーのスペースサンダーの同時攻撃。作品によっては、量産型グレートマジンガーやブラック・グレートのサンダーブレークとも同時に放てる場合もある。
ダイナミック系
- ファイナルダイナミックスペシャル
- MXではマジンガートルネードの組み合わせから、ゲッタードラゴンのシャインスパークで止めを刺す究極の必殺技。シリーズによってはサンダーブレーク、ゲッタービーム、ファイヤーブラスターなどの各必殺技によるバリエーションがある。
その他
- マジンガーフェニックス
- グレートのマジンガーブースターとサイバスターのアカシックバスターによる連携攻撃。
- サイバードの代わりに魔方陣をくぐり抜けたマジンガーブースターがフェニックスを模した炎に包まれて突撃する必殺技。
- 『α外伝』のコミカライズ作品『鋼の救世主』で披露したコミックオリジナルの合体攻撃である。
特殊能力
- 剣装備
- マジンガーブレードで切り払いを行うことができる。
- マジンパワー
- 気力130以上(GCなど一部作では120以上)で、攻撃の最終ダメージがアップする。
- 分離
- 分離しブレーンコンドルになる。
- EN回復(小)
- 真マジンガー版。
移動タイプ
サイズ
- M
- 3(NEO)
カスタムボーナス
- ブースター(移動力+2)
- 第2次G。
- 受けるダメージ-30%
- A PORTABLE。
- 装甲値+300、EN+50。
- V。
- 装甲値+200、EN回復(小)がEN回復(中)になる。
- X。
機体ボーナス
- 初期:装甲値+150 照準値+5
5段階:装甲値+200 照準値+15
10段階:装甲値+250 照準値+25 - L
機体BGM
- 「おれはグレートマジンガー」
- 『第2次G』にて初採用。
- 「勇者はマジンガー」
- 「鉄也のテーマ」
- 「いざゆけ!ロボット軍団」
- MX以降、TV版でファイナルダイナミックスペシャルを使用した時に流れる。
- 「マジンガーZ」
- 『初代』『第2次』『第3次』『EX』『第4次』にて。
- 「FIRE WARS」
- OVA版のみ。
- 「守護神ーthe guardianー」
- 真マジンガー版のみ。
対決・名場面
- 「偉大なる勇者」
- 劇場版『マジンガーZ対暗黒大将軍』より。ミケーネ帝国の暗黒大将軍が差し向けた戦闘獣軍団に、マジンガーZが追い詰められる。そして、兜剣造はマジンガーZを助けるべくグレートマジンガーを戦闘獣軍団に差し向ける。グレートマジンガーとマジンガーZとのダブルマジンガーより戦闘獣軍団は敗れた。
- 甲児はグレートのことを「偉大」と称え、鉄也は「マジンガーの兄弟」と答え、その場を去る。これが事実上のグレートマジンガーの初登場である。
- 対グラトニオス、ビラニアス
- マジンガーZを粉砕した両戦闘獣は、光子力研究所をも襲う。そこに颯爽と駆けつけたグレートマジンガー。アトミックパンチで、グラトニオスとビラニアスの両者を押し返す。そしてグレートブーメランでグラトニオスの首を刎ね、サンダーブレークで破壊。残るビラニアスをマジンガーブレードを投げつけて串刺しにして破壊。圧倒的かつ鮮烈なデビュー戦であった。
- ロボットアニメでは最初の主役交代劇。しかし、まさかグレート最終回で、これが逆になろうとは誰が予想できただろうか。
- 対暗黒大将軍
- 数々の失態を繰り返してきた暗黒大将軍は、自らけじめを付けるべくグレートマジンガーと鉄也との一対一の対決に臨む。互いに剣を交え、あらゆる攻撃手段を出し尽くす。
- 互いに死力を尽くし、倒れこんだグレートに猛然を止めを差そうと立ち向かったが暗黒大将軍もまた倒れこみ、その瞬間グレートのマジンガーブレードが突き刺さってしまった。形としてはグレートマジンガーの勝利に終わったが、鉄也は暗黒大将軍を「誇り高き将軍」と評した。
- 復活の勇者
- OVA7巻より。マジンカイザーがマグマに沈み、光子力研究所も破壊され、大ピンチなボス達一行。彼らに迫るガラダブラMk01。その時、真紅のブーメランがガラダブラの翼を切断し、2条の雷光が巨体に突き刺さる。雷雲を裂いて現れたのは試作機ではない本物のグレートマジンガー。勇者復活の瞬間であった。
- この後復活したカイザーと共にガラダブラを撃破し、研究所に迫る機械獣の大軍団をたった一機で全滅させるのだが……物語はカイザーの決戦に焦点が当てられ、グレートの活躍は描写されなかった。
関連機体
マジンガー
- 量産型グレートマジンガー
- 新住日重工が製作したグレートマジンガーの量産型。スクランブルダッシュは無いものの、それ以外の性能はグレートと互角。
- ブラック・グレート
- 量産型グレートマジンガーの試作型である黒いグレートマジンガー。
- グレートマジンガー (試作型)
- マジンカイザー (OVA)に登場する、光子力研究所で建造されたプロトタイプと呼ばれるレプリカ機。本家のグレートより性能は劣り、Zと大差無い。
- マジンガーZ
- 兄弟機。Zとグレートを合わせ、ダブルマジンガーと称される。
- マジンカイザー
- マジンガーZのプロトタイプで、グレートにとっても源流と言える機体。最強のマジンガー。
- マジンエンペラーG
- 『スーパーロボット大戦V』に登場する新たなマジンガー。グレートをベースに設計されており、武装やデザイン面でいくつか共通点が存在する。
関連機
他作品の関連機体
- グレちゃん
- グレートマジンガーの擬人化キャラクター。
余談
- 本機が初めて公式の場に登場したのは1974年に発刊された『テレビマガジン』4月号紙面に掲載された「マジンガーズクラブ」の会員募集の会員証に描かれた顔のイラストが最初。正式発表はその4ヶ月後の同誌の8月号誌上だった。
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脚注
- ↑ …なのだが、実は出力は『マジンガーZ』終盤のマジンガーZより低い(グレート:90万馬力 Z:95万馬力)。
- ↑ 序盤の機械獣軍団との戦闘時にマジンガーブレードを握ったままドリルプレッシャーパンチを発射して複数機を破壊している場面が存在する。
- ↑ 剣造もブラックボックスの解析に失敗していると発言している。
- ↑ 剣造が試運転を行った際に全身が壊死になる程の重症を負っている。
- ↑ この脛部の尾翼は漫画版等では描かれる事が省かれており、SRWでも『V』で描かれるまで省かれていた。
- ↑ 双葉社『スーパーロボット大戦W 4コマ戦線』ではOVA仕様のグレートブースターを用いて「グレートサンダーブースター」として使うものの、ブースターが耐電仕様ではなかったから、と自爆する4コマが存在する
- ↑ 劇場版の更に漫画版ではスピードが今までの5倍で、ブースターを発射するのではなく先端部の小型水爆並の破壊力を持つブースターミサイルを射出している。同作のブースターは発射後の制御を全く行っていないのか、ドッキングを失敗した場合どこに行くかわからないと剣造が説明している。
- ↑ 初登場である劇場版では連射している
- ↑ グレートマジンガー自身がそのまま相手に突っ込んで敵と交錯するだけ。
- ↑ 描写から、第4次のグレートはDのようにグレートブースターを常時着用だったのだろうか?その割にはスクランブルカッターも使えるが…。