相良宗介

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相良 宗介(さがら そうすけ / Sousuke Sagara)

フルメタル・パニックシリーズ主人公

来歴

幼少期、母親(発見された際、もう一人既に死亡していた男性がいたが、それが父親であるかどうかは実は明確にされていない)と共に旅客機の墜落事故に合い、ソ連により救出された身元不明の少年。母親の命は部下の命と天秤にかけたカリーニンによって見捨てられており、最期に宗介に掛けた言葉は「イキナサイ」だった。

「相良宗介」という名前は、彼がソ連軍に救出された際、衣服に書かれていた「さがらそうすけ」という名前らしきモノに彼の養父が漢字を当てたもので、そもそも本当に彼の名前が「さがらそうすけ」なのかすら定かではない(カリーニンが当時の乗客名簿を調べた際には「さがら」という苗字は見つからなかった)。

彼はKGB(ソビエト連邦国家保安委員会)の特殊セッション「ナージャ」において暗殺者として仕込まれ、アフガニスタン(アニメ版では「ヘルマジスタン」という架空の国)のゲリラ、通称「バダフシャンの虎」と呼ばれたマジード将軍の元にし向けられたが、暗殺に失敗した。そのまま殺されそうなところを不憫に思ったマジードによって助けられ、その後はアフガン・ゲリラの「カシム」として生きていくこととなる。

戦場にてカリーニンと再会した後、生き残る術としてカリーニンが長年培ってきた戦闘技術を教えられる。その後ソ連による総攻撃でゲリラ組織が崩壊し、地獄のアフガンからカリーニンと共に脱出した彼は傭兵として世界各地を転戦するが、再び戦場で離ればなれになってしまう。それからも生きるために傭兵として各地を転戦するが、15、16歳の時、中米の小国ベリーズに設置されたミスリルの訓練キャンプに参加し、そこで起きた事件解決の際に見せた手腕によりミスリル西太平洋艦隊特別対応班に選抜された。

宗介がミスリルに入隊して約1年後の春、転機が訪れる。日本の女子高生千鳥かなめの護衛のため、彼は普通の学生に混じって学校生活を送る事になる。様々な出会い、経験によって彼は次第に年相応の人間らしさを取り戻してゆく。もっとも護衛任務というのは名目上の話であり、本来の彼の役割は

人物

幼少期の育った環境のため、感情表現が苦手(つまり、彼は笑う・泣くことが出来ない)。平和な社会の常識がなく、基本的に寝る時はナイフを握り目を開けたままベッドの下で眠り、2時間ごとに目を覚ます。「見ず知らずの人間が刃物を持って背後に立つ」という状況が耐え難いため、理髪店に行くこともできず、散髪は自分で済ませている。紛争地の古強者の感覚で現代日本社会に入り込んだ事によって、彼の周囲では火薬の匂いが絶えることがない。もっとも、前述の通り物語が進むにつれ人間らしさと常識を身につけており、本人も「いつかは銃の必要のない人間になる」と発言しており、当初は1日に3回あった爆破騒ぎも、作中で半年が過ぎるころには、3日に1回にまで減っていった。

作中初期に任務のための偽装とはいえ、学校に通うことは喜んで受け入れており、授業態度は非常にまじめ。これは、紛争地域で育ったがゆえに、まともな教育を受けたことが無く、その価値を知っているため。そのため、かなめが学校をサボろうとしたときは、「世の中には勉強したくてもできない子供がたくさんいるのに」という、小学生に対する母親のような説教をしたこともあった。職業柄、理数系科目は得意だが、日本人としての文化的背景を要する国語・日本史は苦手。

長年の経験から兵士としての技能やマインドセットは非常に高く、各種兵装に精通しており、若年ながらミスリルのSRT(特別対応班)に選抜されるほどである。専門分野は偵察作戦とサボタージュ(『破壊活動』の意であり、一般的な用例である『怠業』とは異なる)、ASの操縦。この内、ASの操縦にかけては、ASが実戦投入された最初期から鹵獲したサベージに乗ってソ連軍と戦っていたため、世界屈指の実力を持っている。 幼少期から戦場で生き抜いてきたため、人を殺した数は軽く3桁を超え、息をするように人を殺せる。命乞いする捕虜を射殺した経験や、背中を見せ泣いて逃げる敵兵を殺した経験もなどあり、本編では作中で目的のために非人道的行動を取る事もある。 しかし、育ての親であるカリーニンからは最終決戦時に「(兵士としての)才能が無い」と言われ、本人もそれを自覚していた。

ガウルンからは、少年時代の名前である「カシム」と呼ばれている。ミスリルの傭兵スカウト訓練キャンプにおいて、宗介と初めて出会った際に、マオは「ソウスキー・セガール」と誤って読んでいた。また、ミスリルに入る前まで(傭兵時代)の知り合いも「セガール」と呼ぶ。

少年期の大半をアフガニスタンという多民族地帯で過ごし、その後世界各地の戦場を転戦したため、話せる言語は確認できたうちでも日本語、英語、ロシア語、アフガン方言でのペルシャ語、スペイン語、ウルドゥー語と実に幅広い。戒律を守ることには熱心ではない(豚肉を平気で食べるなど)が、イスラム教徒であり、コーランの暗唱ができる。逆に日本文化との接点に欠けるため古文・日本史が苦手で、日本語自体も相手の質問に「肯定だ(アファーマティブ)」と答えるなど、軍用語の直訳を多用し、若干肩肘を張った感がある。ただし、これは彼に日本語を教えた人物であるカリーニンの影響によるところが大きい。

知識や経験が豊富なため、基本どのような武器でも兵器でも使いこなすことができるが、信頼性の高い武器や兵器を好み、逆にラムダ・ドライバのような必要な時に確実に動作しない兵器は毛嫌いしている。またスパロボではグロック19を多用しているが、実は原作においてはほぼ短編でしか発砲していない。本編では主にアサルトライフルやサブマシンガンを使用している。 AS搭乗時の主武装は機種を問わず、多種多様な弾頭をセレクトできるOTOメララ社の「ボクサー」57mm散弾砲および76㎜散弾砲。 また手錠を付けられた状態から、武装した警官数人を殺す事も可能であり、基本的に状況を選ばず戦える。

小説版での動向

任務で各地を転戦する傍ら、陣代高校で囮としてとんちんかんな学生生活を続けながらも、かなめを狙う敵と戦っていたが、これを根底から引っ繰り返す悲劇に見舞われる。

ブルーノから聞き出した情報によりアマルガムの動向を掴んだミスリルは、先手を打つべく作戦を開始した。しかし、これをさらに先読みしていたレナードは、陣代高校に現れ宗介とかなめに警告を送る。そしてその日、アマルガムの総攻撃によりミスリルは壊滅し、陣代高校も襲撃を受ける。クラスメイト達にも被害が出る中、宗介はたった一人アーバレストで迎撃に出るが、レナードの乗るプラン1055 ベリアルに惨敗を喫し、アーバレストを破壊されてしまう。さらにかなめも、これ以上の被害を出さないため自らレナードの誘いに乗り、姿を消した。

何もかもを失った宗介だが戦う意志は消しておらず、単独でアマルガムを追って東南アジアの街・ナムサクを訪れる。その後、成り行きでAS闘技場のチーム「クロスボウ」の専属搭乗者となり、この際にナミミシェル・レモンと出会う。その後アマルガムの尻尾を掴みかけるが、クラマによってナミが射殺され、自らも腹部を撃たれ生死の境を彷徨うことになった。何とか一命を取り留めた後は、DGSEのエージェントだったレモンの協力のもとリハビリに励みながらアマルガムを負い続け、ついにレナードの拠点を探り当てる。しかし、米軍の介入やアマルガムのAS部隊の出現、さらに離反したカリーニンの存在もあり、かなめとの再会は出来ず終わる。だがその戦闘中、新たな身体ARX-8 レーバテインで復活したアル、そしてクルツ、マオ、テッサらトゥアハー・デ・ダナンの面々と再会。かなめと互いの気持ちを確認し合い、戦意を確かにする。

各地に散ったミスリルの仲間達と合流していく中、モスクワに潜入したレモンとレイスから、ヤムスク11に関する情報が入る。そこへ向かう道中で、かつて救出したウィスパードの少女クダン・ミラと遭遇した。ヤムスクではレナードと出くわして戦闘になるが、施設の崩壊で生き埋めになったため一時停戦。脱出作業の中で世界の真相とそのやり直しについての計画を聞かされる。結局その場ではレナードを撃てず、施設の最深部でようやくかなめと再会するが、この時彼女は既に「ささやき」に乗っ取られて自我を喪失しており、カリーニンの妨害もあってまたも離別になってしまった。

最終的に、レナードの計画実行地であるメリダ島にフル装備のレーバテインで単身突入、作戦の火蓋を切る。持てる技能を駆使してアマルガムの部隊を排除し、激闘の末にレナードの撃破にも成功。その中、作戦の失敗を悟りかなめを連れ去ろうとしたカリーニンを阻止し、その最期を看取った。このため、核弾頭の迫るメリダ島からの脱出が不可能となり、当初は達観していたものの、ミラから渡されたクラスメイト達のメッセージを見るうちに感情が呼び起こされ、ひたすら生還を願い涙した。それを受けたアルに「自分は機械か、人間か」と問われ、「自分で決めることだ。人間はみんなそうしている」と返したところ、アルはそれを受けて「自分で決めたのだから、自分は人だ」と定義し、単独でラムダ・ドライバを駆動。核弾頭の防御に成功した。

その後は米軍にレーバテインごと鹵獲され、後にカリフォルニアに移送されるはずだったが、アルを奪って脱走。救出に来たクルツ達にアルを渡すと自身はその足で陣代高校に直行し、ようやくかなめとの再会を果たした。 その後の動向は明確にされていないが、アマルガムの息が掛かった米軍に追われていることや、かなめがささやきを失っても、ウィスパード時代に蓄積されたブラックテクノロジーの記憶や異常に発達した知能を狙う組織や企業が多いことから、逃亡生活に移ってると思われる。ちなみに戸籍も学籍も偽装が日本政府にバレているため使う事はできない。 ナムサクでクラマから受けた傷が肝臓に達していたため代謝機能に後遺症が残っている。

続編『アナザー』では、宗介の起こした事件や騒動が陣代高校の伝説となっていることが語られている。

宗介の生年月日と年齢について

宗介の生年月日については『月刊ドラゴンマガジン』にて、誕生日が1984年7月7日と記載されているが、前述の通り宗介は身元不明である為、彼の生年月日を知っている者はいないはずである。そもそも体格や本編での経過時間と大きく矛盾するので、雑誌記事によくある編集者の勝手な記事の可能性も大きい。また、信憑性があるかどうかは微妙であるが、7月7日はキリコ・キュービィーの誕生日でもあるため、一概に作者に通さずに勝手に編集者側で作られた設定とも言い切れない。また、アニメ版の住民票(偽造)では昭 58.7.7(=上記のドラゴンマガジンでの記述より更に1年前)と記載されている。

上記の理由故に、作中時点での宗介の正確な年齢も不明であるが、原作小説『極北からの声』において、約13年前にカリーニンが彼を救出した時、カリーニンから見て宗介が4、5歳くらいに見えたとの記述がある。

登場作品と役柄

本編とふもっふがストーリー上で同時に再現されるため、両作の性格が混ざった様なキャラクターにされている事が多く、アニメ版や原作とは別人になりがち。また、彼のことをカタカナ表記で「ソースケ」と呼ぶのは同じ「フルメタ」のキャラクターに限定され、他作品のキャラクターはオリジナルを含め「宗介」呼び。

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
W以来7年ぶりの参戦。初の声付き参戦である。今作では宗介のモデルとなったキリコ・キュービィーと共演。
シナリオでは主人公の親友ポジションとなっており、2話以降友情を育む事となる。アルトや甲児といった学生の面子以外にも、Wに続いてヒイロとも絡み、初共演となったキリコとの絡みも多く、キリコからは原作小説での宗介の今後の過酷な戦いを示唆する心配を掛けられている。
なお、助っ人ルート9話「やりすぎのウォークライ」においては、原作で使用したマオ仕込みの罵りが放送禁止用語部分をうまく避けてほぼすべてDVEで使用されている。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
今回はアニメ未放映のシナリオが進む為、中盤からはアニメ未登場の愛機・レーバテインに搭乗する事になる。原作小説版後半の内容が非常に暗い展開なことや『ふもっふ』が完全ないるだけ参戦なので、時獄篇や携帯機シリーズに比べるとコミカルな場面は減少、シリアスな一面が全編通して多い。ある意味、参戦作品で一番原作の雰囲気に近い宗介と言える(時獄篇以前までは「ふもっふ」と統合されていた関係で、実質スパロボ独自のキャラ付けがなされていた)。41話以降は一転、恋愛について熱く語るシーン等もあったりするが…。
ちなみにナムサクで味方に助けられたためか、原作の様に一生食事やアルコールの制限が必要な身体になる事はなく、アマルガムの息がかかった米軍にも追われる展開もなく、エンディングで無事卒業式を迎えている(原作では戸籍も学籍も偽装だと明らかになっているので、学校どころか日本にも居る事はできない)のでスパロボ補正により原作とは180度違う幸せな結末を迎えた。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦J
初参戦作品。性格は被弾すると気力が下がる「冷静」であるにも関わらず援護防御持ちであり(但し、Jではメインパイロット全員が最終的に援護防御を習得する)、気力が下がると効果が下がるラムダ・ドライバ付のアーバレストで隙あらば援護防御しようとする。ナデシコルート第11話「敵の新型兵器を叩け!」でスポット参戦し、その後に原作のかなめ絡みのイベントを経て参入する。
スーパーロボット大戦W
新機動戦記ガンダムW』のヒイロ・ユイと仲が良い。携帯栄養食は揃ってフルーツ味らしい。また、『Endless Waltz』における「戦う事でしか己の存在価値を見出せない兵士」の一人という扱いも受けていた。第二部ではヒイロの復帰が遅い分、復讐者と化したテンカワ・アキトが宗介の後押しをしていた。また、宿敵のガウルンとも原作とは違った形で決着をつける事となった。今回は援護防御はないので勝手に被弾しようとはしない。ラムダ・ドライバが発動できない第1部序盤や第2部中盤は戦力的にはキツイのでクルツとマオを使って合体攻撃でカバーするとよい。

関連作品

Another Century's Episode:R
お台場でクガヤマ・タクマベヘモスを破壊した直後、クルツ・ウェーバーメリッサ・マオテレサ・テスタロッサ千鳥かなめとともに「惑星エリア」へ転移させられる。ズレた感性は相変わらず。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

射撃命中回避が高い。J・Wでは性格は冷静であるため、被弾は禁物。第3次Zでは原作版を意識してか強運を持っている。

精神コマンド

J
ひらめき集中必中熱血かく乱
W
ひらめき集中必中熱血気迫
第3次Z時獄篇
集中直感加速直撃

特殊技能(特殊スキル)

J
斬り払い撃ち落とし底力L7援護攻撃L2援護防御L2コンボL2
W
斬り払い撃ち落とし底力L8コンボL2
第3次Z時獄篇
底力L5、強運カウンターL6、サイズ差補正無視L1

固有エースボーナス

射撃格闘技量命中+10
時獄篇。ステータスが順当に強化されるが、周回を重ねてPPが溜まるごとにうまみが消えていく。
すべての能力+10
天獄篇。時獄篇のボーナスに防御回避が追加され、地味にパワーアップ。周回を重ねるごとにうまみが消えるのは変わらないが、そもそも天獄篇は一周目がキツイので有難い。終盤では+10程度では焼け石に水となってしまうが。

人間関係

ミスリル

テレサ・テスタロッサ
上司。原作において、彼女からの好意に男としてキッチりとケジメをつけた。コールサインは「アンスズ」。
メリッサ・マオ
同僚。チームリーダーを務めることが多い。コールサインは「ウルズ2」。
クルツ・ウェーバー
同僚にして悪友。頼れる相棒。ミスリル入隊前に一度敵対勢力として交戦したコトもある(が、当の本人たちはその事実に気づいていない)。コールサインは「ウルズ6」。
アンドレイ・セルゲイビッチ・カリーニン
本人は覚えていないが命の恩人。宗介の過去を知っている唯一の人物で、宗介も実の父親の様に慕っていた。コールサインは「パース1」。
リチャード・ヘンリー・マデューカス
上司。テッサに付く悪い虫扱いとしてマークされている。
ゲイル・マッカラン
元上官。ミスリルを裏切ったグェンとダニガンらの手により殺害される。コールサインは「ウルズ1」。
ベルファンガン・クルーゾー
上官。「ファルケ」でアーバレストを圧倒するほどの技量を持つ。コールサインは「ウルズ1」。マッカラン死亡後にマッカランのコールサインを受け継いだ。
アル
ARX-7 アーバレストに搭載されているAI。初期は普通のAIとなんら変わらないごく普通のAIだったが、原作小説5巻及び、『TSR』終盤で自我に目覚め、宗介にとって大切な仲間になる。
レイス
千鳥かなめ本命の護衛。宗介の初期の奇行の原因。

陣代高校

千鳥かなめ
クラスメート。全てを犠牲にしてでも守りたい人物。宗介にとっての戦う理由。コールサインは「エンジェル」。
林水敦信
生徒会長。宗介を安全保障問題担当・生徒会長補佐官に任命した。やたらと高い才能を持つ変わり者同士だからか、宗介と馬が合う。
風間信二
クラスメート。宗介すら感心するほどの軍事マニアであり、宗介とも仲が良かった。
常盤恭子
クラスメート。かなめの親友であるため、彼女とも一緒にいる事が多い。
稲葉瑞樹
SRW未登場。同級生。かなめの友人であるため、彼女とも交流がある。一度だけ彼女の恋人のふりをさせられたことがある。
椿一成
同級生。『ふもっふ』において、かなめに惚れたあげく、宗介に対して一方的なライバル心を抱く。もっとも、宗介の天然ボケや卑劣な戦法のおかげでどうにも空回りすることが多い。
佐伯恵那
SRW未登場。陣代高校の生徒で、『ふもっふ』にて宗介に一目惚れし、ラブレターを下駄箱に忍ばせておくが下駄箱ごと爆破された挙句、脅迫状と思われて待ち伏せされるなど散々な目に遭い、すっかり幻滅してしまった。
郷田優石原
陣代高校ラグビー部員。『ふもっふ』にて、「精神面の弱さが(試合に勝てない)理由」として、彼らを訓練(と称して洗脳)。結果、彼は戦闘マシーンと化す。
神楽坂恵里
担任で生徒会顧問。宗介の騒動でよく被害を被っている。
大貫善治
陣代高校の用務員。ふもっふにて一成と共に(悪気はなかったが)、大貫が可愛がっていた鯉の「カトリーヌ」を殺し夕食として食べさせた事で怒り狂った彼に絶対絶命の窮地に追い込まれた。原作ではその後、桜の「グレース」を倒してしまったことで再び覚醒させてしまうが、この時は一成と共に無力化に成功している。
小暮一郎
SRW未登場。陣代高校の体育教師で生徒指導も担当。陰険な性格で、問題行動を起こしまくる宗介を目の敵にしている。逆に宗介からは「立派な指導教官」と好印象を持たれており、小暮が休職した際には珍しくしんみりしていた。
水星庵
SRW未登場。美術教師。彼もまた宗介と同等クラスの変人である為、気が合うのだが宗介の方は彼の言動をほとんど理解していない。後にほぼ偶然ながら神楽坂との仲を取り持つ事になる。

敵・その他

ガウルン
アフガニスタンでゲリラをしていた頃からの最大にして最悪最強(凶)の宿敵。何度も立ちふさがり宗介達を苦しめ、死闘を繰り広げた。
ザイード
アニメ版における兄貴分。幼少期に別れたが、戦場にて再開し対峙する事となる。
レナード・テスタロッサ
ガウルン亡き後の最大の強敵の一人…なのだが、互いに宿敵やライバルといった意識はなく、基本的にはただの邪魔物もしくは障害物と見なし合う程度の関係である。
赤城龍之介
アニメ第1作では対決した事がある。原作には登場しない。
シロ
一時期(猫と偽って)飼っていたトラ。後にメリダ島に送られ、彼(彼女?)と思われるトラがマオらの命を救う事になる。その後、メリダ島決戦でテッサ達が脱出に使用した飛行機に何故か檻に入れられて乗せられており、脱出後ハワイの動物園に引き取られた。
マジード将軍
「バダフシャンの虎」と謳われたアフガニスタン(ヘルマジスタン)のゲリラ指揮官。優秀な戦術家なだけでなく詩人、建築学者としても知られていた人物。
慈悲深い男でもあり、自分を暗殺すべくソ連から送られた宗介を殺さず「カシム」と名付けて自分の子として迎え、戦う術以外にも慈悲の心を授けた。
クラマ
原作「燃えるワン・マン・フォース」で戦った相手。彼との戦いで銃撃されたことで肝臓を損傷しており、これが後々まで後遺症を残している。

他作品との人間関係

ガンダムシリーズ

ヒイロ・ユイ
似たような経歴なので気が合う。WではヒイロがOVA版の為、ヒイロが宗介を導く役に。
ナタル・バジルール
Jでは軍人として厳しい態度で臨む彼女に対して、同じ軍人として理解を示していた。
東方不敗マスター・アジア
Jではクルツと共に生身で彼と対決する場面も。
ラクス・クライン
Wにて直接絡むことはないが、クラスの自己紹介で好きな歌手にラクスを挙げる。だが、ラクスは地上では無名に近かったため恭子から「誰?」と言われてしまった。これはクルツが薦めたから偶々知っていただけで、宗介が彼女のファンというわけではない。
イザーク・ジュール
中の人繋がり。Wでは彼にG同士のファイトを挑まれたと勘違いされる場面も。
刹那・F・セイエイ
第3次Z時獄篇で共演。「中東でゲリラとして活動していた事がある」「三木眞一郎声のスナイパーが相棒」など、共通点が多い。ちなみに、時獄篇の宗介と刹那は同年代である。なお、新世時空振動以前のADWで、ZEXIS加入前の彼やヒイロと交戦していた可能性が示唆されている。
ティエリア・アーデ
第3次Z時獄篇では彼からアドバイスを送られる。

リアル系

テンカワ・アキト
W前半は彼のラーメンを食い逃げしたが、後半はヒイロに代わり、復讐者となった彼が宗介を自らと同じ轍を踏まないよう導く。
アクア・クリムゾン
Wでは序盤に金欠にあえいでいたところを彼女に騙され、ナデシコを攻撃するバイトをさせられてしまう。
アマノ・ヒカル
Wでは彼女に漫画の原稿を手伝わされてしまう。モールス信号の打ち方を応用し、見事な点描の技術を見せるが、その内容は「ハヤク カエリタイ」だった…。
ハルカ・ミナト
Wの第2部では彼女の教え子になる。
ウリバタケ・セイヤ
Jでは彼にASを宇宙戦闘用に改造してもらい、非常にハイテンションなやり取りを見せる。
北辰
Wでは当初は彼を「油断ならない敵」と見ていたが、最後は「勘違いだった」と訂正し、「三流」と一蹴した。
早乙女アルト
第3次Zでは対面当初男か女かわからないなど、ズレた発言をしてはたびたび彼を振り回す。その後もかなめやヒビキから宗介の面倒を見させられるなど、苦労の多い一方で互いに戦友として仲が良くなっていった。天獄篇ボーナスシナリオ「対決、傭兵団」でも言われているが「の名前を冠し、赤と白のカラーリングで、思いを力に変えるシステムを搭載している機体に乗っている、という点も共通している。
ACE:Rでは、彼が「アルト姫」というあだ名を付けられて嫌がっているのに対し「本来は高貴な身分の出だが、それを隠してS.M.Sに参加している」と大真面目に解釈した(一応アルトは歌舞伎の名門早乙女一門の跡取りではあるが、それを隠しているわけではない)。また、「お前は(性的な意味ではなく、戦いの動作が)美しい」と誤解を招きかねない発言をする。
徳川喜一郎シェリル・ノーム
時獄篇ではクラスの自己紹介で好きな歌手として挙げた。ただし、これはクルツの受け売りを述べただけであり、宗介は何の知識も持ち合わせていなかった。
キリコ・キュービィー
宗介のモチーフとなった人物。第3次Z時獄篇での初邂逅の際には、共に敵だと勘違いして沈黙のまま動けずにいた(更にその場に現れたヒイロも参加しているが)。
ブールーズ・ゴウト
昔馴染みの武器商人で彼を通してボン太くんのパーツを購入している。また、原作に出てくるベアール(SWR未登場)の立ち位置に当たる。
枢木スザク
第3次Zでは似た境遇を持つ者としてシンパシーを感じ、スランプに陥った彼の再起に尽力する。本人曰く「宗介は僕の夢」。
紅月カレン
第3次Zではかなめの友人である彼女とも関わることが多くなる。自身の何気ない彼女に対する見解が彼女を激怒させることもしばしば。
レド
ムッツリ系の同類。「戦いばかりで日常を知らない」「AIの相棒がいる」など共通点も多い為度々絡みがある。

スーパー系

兜甲児(OVA / 真マジンガー)、弓さやかボスヌケムチャ
以上の5人はJW第3次Z共にシチュエーションこそ異なるが同じ学校に通う。
流竜馬神隼人車弁慶
以上の3人はWで甲児たちと共に同じ学校に転入してくる。ちなみに、ヴェルター上層部にそれを申請したのは他ならぬ宗介である。
天海護
Wでは彼の素性を知らず、当初は敵が送りこんできた刺客と勘違いしたが、誤解が解けた後はやはり素性を知らないにも関わらず少年である彼を「戦士」と評した。
初野華
Wではルートによっては彼女にボン太くんに対する底知れぬトラウマを植えつけてしまう。
ゴウ
時獄篇ではDトレーダーにおいて、色々な意味で只者ではないと評した。

バンプレストオリジナル

紫雲統夜
同じ学校に通っているが、統夜がナデシコに乗り込んだあとに転入したため学生としての関わりは薄い。パイロットであることは知っていたため、ハイジャックに巻き込まれた際は共闘した。ちなみに3人娘もED次第で後輩になる。
カティア・グリニャールフェステニア・ミューズメルア・メルナ・メイア
JのEDにて、後輩になる。
ジュア=ム・ダルービ
彼を「兵士として失格」と評し、更に放送禁止用語を使って挑発し、彼を激怒させた。
クリティック
ボン太くんに入っている場合、彼は自分を「ゴミ」と罵倒されたと勘違いする。
ヒビキ・カミシロ
第3次Z時獄篇にて同級生となるが、初日に認識の行き違いからいきなり殴り合いに。ちなみに生身の戦闘能力は宗介とタメ(操縦に関しては宗介から「素人」と評されている)。その後、ヒビキの提案で周囲の目を誤魔化すために「友達」となるが行動を共にする内に友情を深め、ヒビキから友達になれて良かったと言われた際には喜んでいた。
第3次Z天獄篇においても、互いに気にかける場面が多く見られ、かなめ救出を期してのクルーゾーの長時間の超スパルタ訓練(アルトレドが開始2時間で脱落するレベル)を一緒にこなし、ヒビキが人事不省になった時も必ず立ち上がることを誰よりも信じているなど深い絆が描かれている。

名台詞

アニメ化エピソード

「肯定だ」
物事を肯定する時によく使う台詞。日本語として意味は通じるので問題は無いが、英語圏の軍隊が使う「affirmative(アファーマティブ」)」を直訳した日本語であり、一般的な日本人はおろか自衛隊などの日本の軍関連の関係者でも使用しない言葉である。
「素人……? 俺は素人ではない。専門家だ」
素人と書いて「アマチュア」と読み、専門家と書いて「スペシャリスト」と読む。
「痛いじゃないか、千鳥」
「なかなか痛いぞ」
千鳥かなめにハリセンで叩かれた時によく言う台詞。ちなみに実は内心ムカついていたらしく、最終決戦時には普段の彼からも想像できないほど不平不満をぶちまけていた
「相良宗介軍曹であります!」
第1話、陣代高校に転入し自己紹介する際にいつもの調子で名乗る。当然、クラスは白け直後に「忘れてください」と弁解するのであった。
「獲物を前に舌舐めずり、三流のする事だな」
クガヤマ・タクマに対して発した言葉。『TSR』ではこの言葉が夏玉蘭と対峙したかなめに勇気を与えた。また、Wでは北辰に対しても言っている。
「カシム、カシムと……馴れ馴れしいんだよォ、クソ野郎ォォォォ!!」
第1期最終話でガウルンを倒した時のセリフ。普段は冷静な宗介が珍しく激昂した場面。[1]
時獄篇ではDVEであり、しかも二度ある。
「テロリスト、か…」
「ふもっふ」第1話にて。かなめからの差し入れのお弁当に添えられていた手紙の署名を見て呟いた一言。
(何とも無防備だな…いや、気にするな。これはただの石けん、彼はただの店員だ…。いつもここで失敗する。しかし…)
「これはタオルだ…タオル、タオル、タオルタオルタオルタオルタオル…」
「クロスをかけられているのも切り落とされた髪が衣服に付着しないようにするためで決して両手の自由を奪うためではない。そしてこれは、ただの、ただの、ただのハサ、ハサミ…!!」
『TSR』第6話にて。普通の高校生らしく、美容院で散髪しようとする。何でもないことなのだと自分に言い聞かせるが、「赤の他人が刃物を持って背後に立つ」という状況に反応し、結局店員に銃を突きつけてしまうことに。コミカルな描写に留まっているが、平和な日常に適応しきれない彼の苦悩を表すワンシーンである。
「ウルズ7より各位へ、待たせてすまなかったな。 あとは俺に任せてくれ」
TSR』最終話でゲイツらに追い詰められたミスリルの助太刀に入って。
宗介「ヴェノムが5機…普通なら逃げる所だが…」
アル「いいえ、行けます。軍曹」
宗介「そうだ、いくぞ!」
上記からコダール5機を前にして。直前まで生気の抜けたような状態だったとは思えないほどの自信と気迫に満ちている。この後、これまで全く使いこなせていなかったラムダ・ドライバ全開で5機のコダールをあっという間に屠ってしまう。
「普通なら逃げるところだが…」以降は時獄編で強敵を相手にした際の掛け合いとして採用されている。
「俺か。知りたいなら教えてやろう……ミスリルなんぞはどうでもいい」
「俺は東京都立陣代高校2年4組、出席番号41番! ゴミ係兼カサ係の………相良宗介だぁぁぁぁっ!!」
TSR』最終話でクルーゾーを人質にしたゲイツに「貴様一体何者なんだ!?」と聞かれた時の台詞。
これと共にラムダ・ドライバが発動した後、彼は「ミスリルの傭兵」ではなく「陣代高校生徒」として生きることを選び、ゲイツの乗るコダールを撃破した。なお、原作小説および漫画版「Σ」では「二学期もゴミ係の…」である。
時獄篇ではイベント戦闘台詞として採用。
宗介「いいですか、将軍――」
宗介「俺は<ミスリル>に魂まで売った覚えはない。あんたらのやり方がおかしければ、俺は俺なりのやり方を貫かせてもらう。それだけの話だ。これからも<アーバレスト>には乗ってやる。仲間のためなら命を賭ける。そして、あの学校にも通わせてもらう。何もかもがこれまで通りだ。しかも東京にいるときはノーギャラでいい。それに何か不満が?」
アミット「言葉遣いに気をつけろ、軍曹!」
宗介「軍曹? 俺はただの傭兵だ。渡り鳥に何を言う。階級など知ったことか。そう言う台詞は自分の飼い犬に言うことだな」
『TSR』最終話の、上記の香港でのゲイツ(原作ではミスタ・K)らとの戦いの後日、それまでの問題行動だらけだった宗介に対する、ミスリル情報部のアミット将軍による査問会の席上で。
およそ己の不始末を糾弾する組織の上役に対する言葉遣いではないが、それまでの“好悪に関わらず命令を粛々とこなす、組織の歯車たる『兵士』”から、“己の人生と戦い全てに自分で責任を持ち、己の意思で行動する『戦士』”へと宗介が脱皮した事を示す啖呵である。ここまでいくといっそ清清しいまでの啖呵に上役の一部には逆に気に入られた様子である。
「テッサ……いつもすまない。君には……迷惑ばかりかけている。君はすごい子だ。もし俺が君の立場だったら、ずっと前に重荷で押しつぶされてるかもしれない。だから…テッサ、本当に君のことは尊敬している。俺にとっては、君は上官なだけじゃない。大切な仲間だ。なにか問題があったら……その、いつでも俺に行ってくれ。力になる」
同じく最終話。テッサが護衛解任の件で謝罪した直後、彼女もかなめたちとなんら変わりのない一人の少女である事を悟り、想いを口にする。この場面からテッサを「上官」としてではなく、「友人」として対等の立場として見るようにもなった。
なお、『TSR』が地上波で放映された際は放送時間の都合により、この会話に入る直前にEDに入ってしまっている。それを意識したのかは不明だが、時獄篇ではこの会話に入る前にゼロの乱入により遮られてしまい、天獄篇まで先伸ばしとなった。

原作小説版

「あなたの言っていることが、僕にはよくわからない。戦って死ぬこと以外に、なにがある? あなたはなぜ、あそこで僕を殺さずにこんなところに連れてきて、そんな話を聞かせるのか?」
短編「極北からの声」より。一緒に暮そうというカリーニンの提案を聞いての、余りにも純粋かつ不気味な疑問。その時カリーニンは、「戦争は関係ない。それが君に必要なことだからだ」と答えるのが精一杯だった……。
「彼女を連れ帰る。なにがあっても。どんなことがあっても。この場所に連れて帰ってくる。」
「悪いのは俺だ。彼女にはなんの咎もない。俺は彼女を、必ずここに連れ戻す。必ずだ。」
『つづくオン・マイ・オウン』より。レナードのべリアルに完膚なきまでに敗北し、アマルガムにかなめをさらわれてクラスメイト全員に自分の素性を告げた後の宣言。あても方策も無く、愛機と相棒、後ろ盾すら失った彼だが戦う意思までは失っていなかった。全クラスメイトの前で堂々とこう宣言し、一人戦場へと戻る…
宗介「人間の死は絶対的なものだ。二度と戻らない。何かのからくりで同じ人間を再生できたとしてもそれは別人だ」
レナード「どうしてだ?肉体も記憶も同一ならそれは同一人物だろう」
宗介「違う。死そのものが人間の一部だからだ。最後の瞬間までがその人物のものだ。だから誰もが真剣になるし、全身全霊をかけて戦う。それだけが唯一不変絶対的なルールだ」
『せまるニック・オブ・タイム』にてヤムスクの研究所で崩落した瓦礫により閉じ込められた宗介とレナードの会話において、かなめの力を使って世界を正しい形に戻すと言うレナードに対して宗介が返した言葉。
「千鳥かなめ、聞こえるか!?」
「…オープン回線で呼びかけてる。返事ができないなら、聞いていてくれ! 俺は来たぞ。すぐそこまで来ている!」
「俺は君を連れ戻しに来た。わかるか?連れ戻しに来た!」
(中略)
「何が「一緒に帰ろう」だ。おまえは、大嘘つきの、クソ女だ! 違うというなら、俺を殴りに来い! 俺の前までやってきて、スリッパやらハリセンやらで、俺の頭をはたいて見せろ!」
「答えてみろ、千鳥!」
原作最終巻『ずっとスタンド・バイ・ミー』下巻にて、メリダ島襲撃時にかなめに対しての呼びかけ。
宗介曰く「野暮な言い方しかできない」との事だが、その内容は日々感じてきた不満をぶちまけた恨み節に近い内容だった。しかし、かなめの性格故か効果はあり、ソフィアの中から彼女の意識を呼び起こす事に成功する。
天獄篇では、中断メッセージにてこの台詞を元にしたものがある。のだが…(後述)。
宗介「だからレナードの計画に乗ったのか? あんたほどの男が、あんな女々しい絵空事に!」
カリーニン「私を…無敵の男だとでも思っていたのか?」
宗介「親父というのはそういうものだろう!?」
原作最終巻にて、致命傷を負ったカリーニンに何故アマルガムに寝返ったかを問い、それが『亡き妻と子供を生き返らせる』ことだったのを知って。
「死にたくない……」
「死にたく……ないっ」
「いやだ……っ 俺は……死にたく……ない……っ」
原作最終巻にて、コクピットがTAROSごと破壊されてラムダ・ドライバが起動できず、核弾頭による逃れる事の出来ない死に対して、当初は達観していた宗介だが、ミラに託されたメモリーチップに記録されていたクラスメイト達のメッセージを見て態度が一変、今まで涙を見せなかった彼が初めて涙を流す。
動画メッセージを全て見終える時間すら残されていない事に彼は絶望し、ひたすら死にたくないと呟き、かなめと共に陣代高校に帰りたいと願った。そこに、アルの問いが届く。「私は人間ですか? 機械ですか?
「おまえが……」
「自分で決めることだ……。人間はみんな……そうしている」
核弾頭による死の20秒前、アルの問いへの返答。宗介のこの言葉に、アルは宗介の意志を介在せず自らラムダ・ドライバの起動を試みる。そして……。
「さあ、どうだ! 約束通り彼女を連れ帰ったぞ!?」
原作エンディングにて。メリダ島決戦での核攻撃を凌いだ後、拘束されていた沖縄基地からアルを奪ってその日のうちに制服に着替えて陣代高校へ戻り、全校生徒の前で約束を果たした。最後の最後まで無茶苦茶な男である…
「君さえいれば、武器などいらない」
原作最後の台詞。この台詞にてこの物語は幕を閉じる。幼少から戦火の中で生きてきた男はこの瞬間、何より守るべき人を得て普通の人間へと戻った…。
天獄篇ではかなめの台詞も含めてDVEで収録されており、戦いの決着を〆てくれる。が、このステージでDトレーダーに入ると……。

迷台詞

名台詞を見る通り決める時は決める人物なのだが、普段の日常においては圧倒的に迷台詞の方が多い。

長編

「俺は前の学校でも同じクラブに所属していて活躍した。雇っておいても損はないと思うぞ。どうだ?」
第1話、着替え中の部室に堂々と入ってきて場を騒がせる。直後、この台詞でごまかすが、その部活は女子ソフトボール部だったために、かなめ含む部員からパイプイスに括りつけられた。ちなみに手錠を外すことが出来なかったらしく、この格好のまま潜伏先へ帰っている。
宗介「去年のゲートのモチーフは『平和』だったと聞く。そこで今年は――『保安』だ。このゲートは治安維持用の観測・防衛ポイントを兼ねているのだ。北アイルランドやパレスチナの街中には似たような施設がしばしば見られる。」
かなめ「ここは北アイルランドでもパレスチナでもないの!東京よ!?」
宗介「問題ない。……まだ未完成だが、他に銃座やサーチライトラウドスピーカーも付ける予定だ。人の集まる催しを狙って、重武装のテロリストが襲撃しても、かなりの時間、持ちこたえられるように設計してある」
文化祭のゲートに150万もかけて作っていたものの正体を説明して。しかし、この後に本当に学校がテロリストに制圧されてしまうとは、宗介自身思ってもいなかったのではないだろうか?
「ではその男だけでは不十分だな。後ろの荷台に武器が積んであるから捨てるといい」
テロリストに追われ、身を軽くする為に裏切り者の男を捨てようかと提案したマオとクルツに対して。いやいや、捨てちゃダメだろう…当然二人からは「早く言え!」と怒鳴られた。
宗介「旅行中、何らかの事故があった際の措置については触れられていますが……事故ではなくテロ活動が起きた際の、学校側の対応について一切説明がありません」
恵理「何を言っているんですか、あなたは……」
宗介「我が校は本年四月、実際に手痛い教訓を学んだはずですが」
恵理「不吉な事をいわないでちょうだい。二度も三度も、あんなことがあってたまりますか!いちいち気にしてたら、どこの学校も修学旅行や遠足なんて、できなくなります!」
宗介「そうやって、たかをくくるのが危険なのです」
「踊るベリー・メリー・クリスマス」序盤における、神楽坂恵理との問答。以下、問答が長々と続くため割愛する。この後、二度どころか三度目もあるのだが…
「よくわからんが、人手不足が深刻化している様子だな……」
「つどうメイク・マイ・デイ」にて、クルツが曹長になったと聞いて。いくらなんでも酷すぎるだろう。
「……『余計な機材』ならまだあるぞ…」
アル《なんでしょう?》
「お前だ。お前を取り外してゴミ箱に捨てて代わりにECSを付けるべきだ」
レーバテインにECSをはじめとした『余計な機材』が積まれていないと言う事を聞かされて。これに対してアルも「私がいなければ(レーバテインは)デッドウェイトだらけの欠陥M9にしかならない」と反論。せっかく再会しても彼とアルは万事こんな調子である……。
「どうしても心配なら、俺が抱いてやるぞ」
「二人で熱い運動を楽しめば、すっきりして仕事に集中できるだろうからな」
最終決戦を目前に控えて、マオを元気付けようと、うろ覚えのセクハラ発言。……なのだが、マオからは初めて珍獣を見たかのような視線を向けられた。

短編

宗介「君は甘い…つい最近も、××のテロリストが、郵便受けに爆弾を仕掛け、○○の高官を吹き飛ばした事件があった。俺とて油断は許…」
『南から来た男』において、靴箱を爆破したことを問い詰められた際の釈明。ちなみに英語版では「つい最近も、イスラム原理主義テロリストが郵便受けに爆弾を仕掛け、米国の軍高官を吹き飛ばした事件があった」といった内容に改変されている。
「千鳥…すまんがあの少年と、運命を共にしてくれ」
「『テロリストには譲歩しない』これは国際常識だ」
『妥協無用のホステージ』において、前述の『南から来た男』での一件もあって自分への報復の為にかなめを人質に取った不良グループのリーダーの弟であるヨシキを人質にした宗介。吊り下げられたヨシキを支えるロープを一本一本爆破するという日本人からすれば極悪非道(原作ではヨシキにも爆破物が仕込まれており、どのスイッチでそれが爆発するかはわからないという超鬼畜仕様)な手を持って対抗した。『テロリストには譲歩しない』という言葉自体は国際的には正論であり、守るべきルールであることは言うまでもないが、その前に一般常識を学ぶべきである
なお、実際はヨシキと合意の上での狂言&ブラフであり、ロープで吊り下げた際もワイヤで固定するなど安全には配慮していた(なお、かなめが人質にされたことには実は内心かなり焦っていたらしく、直接小学校に押しかけてヨシキに助力を依頼したことがヨシキ自身の口から明かされた。アニメではこのシーンが回想として描かれたが、その時の宗介は表情から焦っていたことが分かる)。なお、協力してくれたヨシキへの報酬は当人の要望によりラジコン(原作では光る超電磁ヨーヨー)である。
余談ではあるが、フジテレビで『ふもっふ』が放送されていた頃は、長崎で幼児誘拐殺人事件が発生した時期であり、このエピソードはそれを連想させるという理由で放送が見送られた。
第3次時獄篇では対テロリスト用特殊セリフとして後者のセリフがアレンジされている。
「誰にでも大切なものはある」
「例えばおまえ。……そう、そこのおまえだ」
「おまえの名前は高山清司。硝子山高校二年。西山中学に通う、十四歳の妹を可愛がっている。その妹は普段、夕方六時ごろに弁天通りを通って帰宅する。人通りが少ない道だ。どこかの悪党に狙われないか、心配だな」
「それから……おまえだ、伊達悠太」
「ボタンインコを飼っているそうだな。一一歳の時に、親に懇願して買ってもらった。名前は『ポンちゃん』だ。聞いた話では、ボタンインコはすぐに死ぬらしい。窓の隙間から部屋に殺虫剤を流し込まれただけで、もだえ苦しみ痙攣した挙げ句に――」
「おびえることはない。俺はおまえのインコの話をしただけだ。ほかには……」
同話にて、「ここで弟可愛さに折れたら部下に示しが付かない」と苦悩する不良グループのリーダーに対して。不良グループの面々の詳細なプロフィールと「大切なもの」を言い当て、彼らの戦意を徹底的にへし折ると同時に、リーダーの面目を保てるようにした。もはや主人公とは思えない残虐非道な台詞である。
これらは全て林水が以前から調べ上げた情報であり、林水は相手の流儀に合わせるという名目で宗介に教えた。
「何事も平和的解決が一番だ」
かなめの救出に成功し、種明かしをした後で爽やかに断言した。助けてもらったのは事実であり、何よりいつもの解決方法と比べたら嘘ではないことも確かなので、かなめは視聴者の心境を代弁するかの如くこの発言に首を傾げはしたものの怒りはしなかった。
「コッペパンを要求する!」
「おとなしくコッペパンを出せ! さもなくば…射殺する!!」
『すれ違いのホスティリティ』において、「購買でパンを買うためには気迫を見せろ」というかなめのアドバイスを、何をどう勘違いをしたか、購買のおばちゃんを脅迫してしまった台詞。
ただ、コッペパンは不人気でいつも売れ残るため、購買闘争に参加する必要もない。無論、本当に撃つつもりはない。だが、このときに威嚇として撃った一発の空砲とその後の宗介のこの言葉で、詰め掛けていた生徒たちが我先に逃げ出そうとパニックを引き起こし、それに巻き込まれたおばちゃんは負傷により休業してしまう。
ちなみに、ネット上ではこの台詞がクローズアップされ「相良軍曹はコッペパン好き」としても有名になっていたりする。
「それのどこが悪いのだ。隊の一員の失態は、全員で責任をとるのが常識だろう」
「クラスが一個の生物として機能し、作戦目的を遂行できるように教育しているのだ、小暮先生は。立派ではないか」
同じく『すれ違いのホスティリティ』にて、かなめが「小暮先生は気に入らない生徒に難癖をつけて『連帯責任』と称してクラス全員に長距離走させたりする陰険なタイプ」と言ったのを聞いて。
本物の軍人である宗介にとっては、小暮の職権乱用による陰険なイビリも指導教官としての責務を果たしているとしか思えなかった。
「頻繁に怒鳴る過酷な職務だからな…。過労かもしれん、気の毒に…」
「アレルギー性鼻炎の一種だ。持病を圧して出勤してくるとは、やはり小暮先生は…」
で、小暮が宗介の仕掛けたトラップに引っかかって担架に運ばれた時の台詞。当然かなめに注意されてしまう。
というのも、宗介が仕掛けたトラップはパンの入ったケースに触れると高圧電流が流れる物[2]と、ケースを覆った防水シートをはがすと催涙ガスが噴出する物[3]と余りにもヤバイものであるため。
…まあ、かかった小暮の方はというと、(学校内での)宗介の信頼を失墜させるためにパンに入ったケースにイナゴの足やら下剤を仕込もうとしたので珍しくトラップが役に立ったと言える。
ちなみに宗介の方はトラップに引っかかったのが小暮とは知らなかったので、本気で彼の事を心配していた
「残念だ。 立派な先生だったんだが…」
十日後、パン屋の業務が完了した一方、恭子から小暮が休職したことを知って。
…そのきっかけは、病気――ではなく小暮が懲りずに対トラップ用装備一式[4]を着用した状態で裁縫針をパンに仕込む犯行現場を校長に直接目撃されたことであった(なお、かなめに注意されたのか、流石にトラップは仕掛けられなかった)。
宗介は最後まで小暮がしようとした裏工作を知らず、また体調を崩した小暮を好意的解釈し続けたため、小暮に対する評価が上がりまくってしまった。
「実弾が効かんとは…実弾が効かんとは…」
『善意のトレスパス』にて、大貫さんの暴走によって一時的に現実逃避した台詞。この時目は虚ろな状態になっていた…。
宗介「もちろんだ。大丈夫だ。安心がよくわかった。事情した」
恭子「そう? なんか言葉がヘン…」
宗介「とにかく偵察は終了したのだから帰還しよう。退路を確保、足跡を消す。爆薬はここで放棄。常磐はデ・ダナンへ連絡しろ。ランデヴーはポイントA(アルファ)。ヘリのETAを聞くのを忘れるなよ」
恭子「かなり動揺してるみたいだね…」
『一途なステイク・アウト』(ボン太くん初登場エピソード)にて、デートするかなめを恭子と共に尾行しての一幕。一見平静を保っているが、見ての通り言葉が支離滅裂であり明らかに動揺している事がわかる(しかも徐々に冷や汗をかいている)。
原作小説版ではさらに自分は冷静だと証明するために行った銃の分解整備に失敗している。
「やはり使えるではないか。なぜ売れなかったのだろう?」
『仁義なきファンシー』にて、ボン太くん&量産型ボン太くん6体の計7体でヤクザの事務所に殴り込みをかけ、あっという間に制圧していく様を見て呟いた一言。確かに性能は目を見張るものがあるが、売れなかったのは見た目というそれ以前の問題である事に気付いていない。
「いいか! 今の貴様らは人間以下だ! 名もなきクズだ! 俺の訓練に生き残れたその時、貴様らは初めて兵器となる!」
『やりすぎのウォークライ』にて。ラグビー部の面々への罵倒の一部。本来はまだまだあるのだが、長すぎるため割愛。
マオ直伝のこの罵倒と過酷な訓練によって、部員達はどんどん「出来上がっていく」ことに……。Wでも再現されたが、CEROに配慮してか伏字の数が多くなっている。
時獄篇ではなんとほぼ全文がDVEで登録されているが、こちらは伏字を使わない程度の改変がなされている。さらに、この時に流れるBGMは元ネタにちなんだ「特攻野郎?」である。
宗介「今この時をもって、貴様らはウジ虫を卒業する。貴様らはラガーマンだ」
部員『サー、イエッサーっ!!』
宗介「さて……貴様らはこれから、最大の試練と戦う。もちろん逃げ場はない。すべてを得るか、地獄に落ちるかの瀬戸際だ。どうだ、楽しいか?」
部員『サー、イエッサーっ!!』
雨が降りしきる中、野戦服に身を包み異様な雰囲気で現れたラグビー部と宗介。ドン引きするかなめをよそに彼らは野戦服を脱ぎ捨てる。ぴかぴかのユニフォームをさらけ出した面々に、宗介が語りかける。彼らは見事に「出来上がってしまった」のだった。地味にボトムズ次回予告ネタが紛れているのだが、すべてを得るか、地獄に落ちるかってそういう意味じゃなかったはずだが…。そして…
宗介「野郎どもぉ! 俺たちの特技はなんだぁぁぁ!!」
部員『殺せ! 殺せ! 殺せぇぇぇぇ!!』
宗介「この試合の目的はなんだぁぁぁ!!」
部員『殺せ! 殺せ! 殺せぇぇぇぇ!!』
宗介「俺達は学校を愛しているか? ラグビー部を愛しているかぁぁぁぁ!!」
部員『ガンホー! ガンホー! ガンホォォォォ!!』
洗脳した郷田らラグビー部に対し、戦意を高揚させんと声を張り上げる宗介。ラグビー部の面々は目を爛々と光らせながらそれに応える[5]のであった。その光景はまさに「やりすぎのウォークライ」と呼ぶに相応しいものだった…。
この一連のシーンは見る者に強烈な印象を刻んだ戦争映画『フルメタル・ジャケット』に出てくるハートマン軍曹とその海兵隊のやり取りを彷彿させる。…というか、完全に海兵隊のノリ。こうして試合は始まった。
なお原作では、宗介の台詞の一番最後に「クソ野郎共」がつく。さすがにまずかったためかアニメでは割愛されている。
「戦いはいつも空しい。彼らは身を以ってそれを俺に教えてくれた…」
郷田たちの試合を見終えた後の感想。洗脳しておいてこの言い草なので、当然かなめにハリセンではたかれた。
「少なくとも、死に至る病ではなかったという事だ」
「だが、いずれにしても…俺の命はそう長くはない…」
ふもっふ最終話「五時間目のホット・スポット」にて宗介が陣代高校に持ち込み、同級生の小野寺が誤って開封したことで学校中に蔓延した細菌兵器の詳細をかなめに告げて、曰く。
ちなみにその細菌兵器「フルモンティ・バクテリア」は確かに死に至るほどのものではなかったが、感染した人間の身に着けた石油製品の服を食い尽くすという別の意味でヤバい代物だったため、下段の台詞では(冷静に言っているものの)かなりの量の冷や汗をかき、それに巻き込まれたクラスメイトに追われる羽目になった。
「ウルズ7より本部へ! 現在、凶暴な現地人に包囲されている! 至急脱出の手配を! 繰り返す! 至急脱出の手配を!」
その後、人気のない廊下で通信回線を介してミスリル本部に助けを求めようとする。
しかし、生徒に見つかってしまい、エンドカードも「クラスメイトと思われる集団たちに追い詰められて絶体絶命の宗介」のシーンで締めくくられた。最後の最後まで何やってんだか、この男は…。
ちなみに、これは原作小説にはないアニメ版独自の結末である[6]

スパロボシリーズの名台詞

J

「俺もその意見に同感だ。銃後の戦いは、その重要性において前線のそれに劣る物ではない」
Jにてアークエンジェルからの脱退を決意するも、自分だけが艦を降りる後ろめたさに燻っていたカズイに対して、「戦場じゃなくたって、誰かの役に立つことはできるじゃない。それで良いと思うよ」と告げたかなめとともに彼を励ます。
原作ではイマイチ煮え切らない様子だったカズイだが、本作では彼らのおかげで大分前向きな気持ちで艦を去ることができたようだ。
「傭兵にも倫理がある。裏切りと虐殺は、死んでもやるなと教えられた」
Jのジェネシス攻略作戦前のシナリオデモより。ジェネシスが発射されれば地球の殆どの生命が奪われることに対して、各版権主人公とともにジェネシスへの否定を発した時の言葉。ただし原作では泣いて命乞いをする捕虜を殺すなど虐殺に近い方法をとった事もあり、100人以上殺していると書かれている。
「仲間や部下を死なせ、あげくに孤立。既に退路も断たれている。戦略レベルでのミスだ、諦めるんだな」
Jの最終話より。地球に移住する計画が失敗に終わったグ=ランドンに対して。

W

「いや、俺はフルーツ味しか食わん」
Wでのハイジャック事件にて、ヒイロに窮地を救われ、感謝の印として彼にカロリーフレンドを差し出した際、彼に「チョコレート味か?」と問われて。
ヒイロ「相良……どうやらお前も僚友には恵まれんらしいな」
宗介「肯定だ、遺憾ながら……どうやら、そのあたりも俺とお前は似た境遇らしい」
「赤と白の悪魔」にて。この後、クルツとデュオに「そりゃどういう意味だ」とツッコミを食らうわけだが……。時獄篇のムッツリ5貧乏クジ同盟に通ずるものがある一幕。
「俺も学校に通い、ストレスというものの存在を知った。そして、ある人物曰くどうやら俺はストレスの種らしい」
「だが、千鳥はこうも言っていた。ストレスのまったくない生活なんて味気ないともな」
「お前の極端なやり方は否定すべきだ。俺はお前を倒す!」
WでのZマスターに対しての台詞。平和な日常を通して変わっていく彼らしい台詞となっている。
「相手はモビルスーツだ。コックピット以外で相手の動きを一撃で止めるとしたら…」
「何を言っているのかわからんが、その頭部を破壊する…!」
Wでイザークに対して言い放った台詞。言うまでもなく声優ネタであり、ガンダムファイトネタである。
「いいだろう、俺も賛成だ」
「ガウルン!これで終わりだ!!」
W第44話にて。ゲイツとの決着の後、「まだやるべき事がある」とその場に残った宗介の前に現れたのは、ガウルンの操るサベージだった。原作通り宗介を巻き込み自爆したかに見えた彼はまだ生きており、宗介に最後の勝負を持ちかける。この形こそが二人の決着には相応しいと、彼らは最初で最後の意気投合を果たし、長きに渡るその因縁に幕を下ろした。
「人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて死ねばいい…というやつか」
W第47話にて、アキトユリカの新婚旅行を邪魔しただけでなく、アキトの五感の殆どを潰した火星の後継者を潰す気満々であるクルツに追随して。
これまた宗介と声が似たガンダムファイター彷彿させる台詞となっており、ノアルはそれに感心している。

第3次Z時獄篇

「待て、千鳥。正確なデータで行わないとシミュレーションなど何の意味もないぞ」
「単分子カッターで戦闘機を攻撃するなど、現実にはあり得ん。実にナンセンスだ」
中断メッセージにて、かなめの挨拶に割り込んで。そういう「あり得ん」ことが普通に起こるのがスパロボクオリティだし、スパロボの宗介はボン太くんで巨大ロボットに挑むという「あり得ん」事を率先してやっている気もするが…。
「TDD-1は潜水艦という特性上、地形適応に難が…」
中断メッセージでマデューカスから「テスタロッサ大佐をエースにしているんだろうな」と詰問されての返答。
確かにダナンでしか使えないのでこの発言は正論であるが、マデューカスは「言い訳かね?」と睨みつかせた。が、まさか宇宙でも使用できるようになるとは宗介やプレイヤーは想像もしていなかったであろう。
「勉強だ。もうすぐテストがあるからな。1185作ろう…室町幕府」
中断メッセージより。日本史の勉強をしているのだが、間違えて覚えてしまったらしく(正しくは鎌倉幕府)、クルツに突っ込まれている。TSR Scene 01のやり取りが元になっている。
余談だが、かつて鎌倉幕府は1192年に源頼朝が征夷大将軍に任官して始まったとされていたが、頼朝の権力・統治機構はそれ以前から存続しており、実質的な成立は1185年とする説が2006年頃からは優勢となっている。前述のScene 01は2005年7月放送で、宗介の台詞内の年号は1192年となっていた。
「だが、お前が命懸けで千鳥と俺を助けてくれたのは事実だ。…こんなものしかないが、礼として受け取ってくれ」
「携行食糧のカロリーフレンド…。ちなみに俺はフルーツ派だ」
8話にて、ハイジャック事件後でヒイロに窮地を救われ、感謝の印として彼にカロリーフレンドを差し出した際に……という、『W』をやったユーザーにはデジャ・ヴュしか感じない場面。しかもわざわざ自分からフルーツ派だと言っている。…ライターがお遊びで入れたのか、はたまた虚憶でもあったのだろうか。
「いったい、あれは何だ…?兵器としては不確実すぎる…!」
16話にて、アクエリオンEVOLの無限拳を見ての驚き。なんだか前々作見たような気がする台詞である。
「…俺の理解の範囲を超えている…」
同じく16話にて、アクエリオンEVOLが新たにゲパルトとスパーダという二つの形態を合体変形して、もう一機のアブタクターの隊長機を倒した際の独白。上手く説明できないけど、あれがアクエリオンなので仕方がない。
(手始めにロケットランチャーを背面に装備し、両手にはガトリングガンをそれぞれ2丁ずつ…。さらにプロペラントタンクを増設して…)
「後の祭りのフェスティバル」にて、ボン太くんの強化プラン。何気にユニコーンガンダムのフルアーマー・バージョンの装備そのまんまである。
「勝った!」
19話にて。ヤシマ作戦で陽電子砲第3射発射の際、ヒビキは射撃の弾道修正を行うためにジェニオンに向けて撃つことを促す。そしてヒビキの想いに応えるようにジェニオンが変形。それを見た宗介は勝利を確信する。
「そうだ、どんどん来い!」
「お前らも今日で見納めにしてやる! 」
アルのサブパイロット加入後の戦闘台詞。元ネタは原作小説の終盤における宗介の台詞で、この他アルと宗介の原作小説の掛け合いが幾つも用意されている。
「兵士は生還することが最大の任務だ。お前はそれを果たした」
24話クリア後のIMで無事に帰還したバナージに対して。生粋の軍人である宗介らしい台詞でヒビキも「宗介なりに歓迎しているつもりなんだ」とフォローも入れている。
(すまない、もう少しアクションシーンが多いと思っていたのだが…)
ネオ・ジオン静観ルート第27話「堕ちた巨人」にて、かなめを誘い、一緒に『アクエリアの舞う空』を観て彼女から「宗介にしては意外だ」と言われて。宗介らしいズレた発言。
宗介「俺にとってはミスリル以上に大切な場所だ…! そして、そこにはお前以上の強敵が待つ!」
ゲイツ「その敵とは!?」
宗介「まだ残っている夏休みの宿題だ!!」
第40話ミスリルルートにて。迷いを振り切り、ラムダ・ドライバを作動した宗介。ミスリルよりも大切な場所に帰るため、そしてゲイツ以上の強敵と戦うため、今はただ、敵を倒す。
無論、それを聞いたゲイツは「何だ、そりゃぁぁ!!」と仰天することに。
「だが、誰かに祝ってもらうのは悪いものではない。礼を言うぞ、AG」
エーストークにて。祝ってくれるAGに対して敢えて自身の傭兵哲学を説くも、直後にこの言葉で感謝の気持ちを伝えた。AGも宗介の誠意を汲んで「兵士最大の任務である、無事の帰還をこれからもお待ちしております」と粋な言葉で返した。
宗介「自分から懲罰を望むか。いい心がけだ」
グーラ「勝手に決めるな。僕はお前達を倒して、自分の力を証明する!」
宗介「では、俺はそれを迎え撃つ!お互いに恨みっこなしでいくぞ! そして、俺達が勝ったら、お前は正太郎と一緒にゴミ拾いをやってもらう!」
グーラ「何故、そうなる!?」
宗介「先任士官に口答えは許さん!それがボランティア部のルールだ!」
第51話にてグーラと戦う際に。
「少なくともマシンのスペックに頼り、戦場で余裕を見せるような男よりはマシな兵士のつもりだ」
「赤い彗星の伝説にこだわり、前線に出てきた時点でお前の敗北は決まった…! 俺の学校がある地球にあんな岩の塊を落とさせてたまるものか!」
フロンタルとの戦闘前会話。アーバレストではシナンジュを止められないと嘯かれても、余計な言葉を発しない宗介に「優秀な兵士」と賞賛したフロンタルへの皮肉。
「赤い彗星」を演じ、アクシズを落とそうとするフロンタルを止めるため、そして陣代高校がある地球を守るため、彼は困難な任務を遂行する。
「下らんな」
「俺はお前の背景や心情には何の興味もない。戦場に立っている以上、お前は俺の敵以外の何者でもない。 俺にとって、敵とは排除するだけの存在だ。身の上話がしたいのなら、酒でも飲んで、その辺の酔っ払いに相手をしてもらえ」
「無駄口を叩いてる暇があるのか! このドシロウトが!」
「そういう虚勢を張る兵士にロクな奴がいないのはどこの世界でも共通だ。 ガドライト・メオンサム! 最低の兵士にして、最悪の指揮官! お前は俺が叩く!」
ガドライト(58話)との戦闘前会話。怒りと諦めの境目から吐き出される恨み節を容赦なく切って捨て、更に「兵士・指揮官として最低最悪」とまで断ずる。
宗介にとって対峙しているのは「敵」でしかなく、亡国のトップエースだろうがサード・ステージのリアクターだろうが、そんな要素は瑣末事でしかない。

第3次Z天獄篇

「三流の安セリフだな」
AT乗り「何っ!?」
「挑発のつもりなら、俺の友人を見習い、もっとマシなセリフを吐くんだな」
「あいつなら、お前達のような単細胞を一発で噴火させるようなキツいやつをかましてくれる!」
宗介救出ルート第19話。試合前に闇討ちをかけ、いかにもな挑発セリフを吐くチーム・オーガの傭兵に対して。無二の親友たるヒビキの煽りスキルを引き合いに出して逆に挑発する。
ヒビキと宗介の友情を感じさせるシーンではあるのだが、宗介の中でも「ヒビキ=煽りキャラ」の図式が成り立っていたようだ。
(カリーニン少佐も指摘していたが、多元世界における兵器の進化のスピードは異常だ)
(ASに限らず、カミーユたちの話ではモビルスーツやその他の機動兵器も同様だと聞く)
(それらに共通しているのは基本的に人型であることだが、これは偶然か……?)
「怒りのナムサク」におけるモノローグで、多元世界におけるロボット兵器について。
「キリコに戦術ごと借りて来た。もうその機体ではラムダ・ドライバは張れまい」
第41話にて。アルが制御するレーバテインでベリアルを押さえ込み、触れ得ざるもの――キリコから「借りてきた戦術」[7]を以て、悪魔の名を持つ機動兵器をアーマーマグナムの一発で破壊した。
悪魔の心臓に食い込んだ「もう一つの折れた針」がレナードを追い詰める。
「人の恋路を邪魔するやつは、馬に代わって俺が討つ!」
対ミカゲ。言うまでもなく声優ネタである。
「了解です、カリーニン少佐! 俺は…イキマス!!」
最終話。亡きカリーニンから激励を受けると共に彼が最期に残した言葉の意味を理解する。
「だが、安心しろ。新しい世界がどうのという手間は俺が省いてやる! お前を倒して、宇宙の崩壊を止めてな!」
「覚悟しろ、宇宙の独裁者! お前がどれだけ気取ろうが、俺の土俵に引きずり込んで白黒をつけてやる!」
「ただの兵士に…一人の人間に敗北する事でお前に史上最大、空前絶後の赤っ恥をかかせてやるぞ!!」
最終話。神を名乗る男に、宗介のやることはただ一つ。神の企みを木っ端微塵にぶち壊して台無しにすることのみ。宇宙の独裁者が齎らす偽りの救済を焼き尽くさんと、炎の魔剣が燃え上がる。

スパロボシリーズの迷台詞

携帯機シリーズ

「なに!? まさか、敵の潜入を許したのか!? さてはパイロットを一人一人毒殺し、内部から我々に揺さぶりをかけるつもりか。いったいどこの組織が…。いやこうしてはいられん。すぐにでも犯人を探しだし拘束しなくては。千鳥、俺は艦内での銃使用の許可を艦長殿にもらってくる。ここを動くな。甲児、豹馬、デビッド、カガリ、ドモン、お前たちも来い。2チームで敵を狩り出すぞ」
Jにてアキトとボスが毒を盛られて倒れた、と聞いて。……実際はユリカの手料理を食ったのが原因だったが、彼の戦争ボケぶりがいかんなく発揮されている。
「問題ない。少なくとも毒性は感じられない」
Wにて、テンカワ・アキトの失敗作のラーメンを食べながら。他の面子はあまりのマズさに残してしまったのだが、宗介だけは平然と食べ続けた。戦場育ちの彼にとっては、食べられるだけで十分のようだ。
「これだけの高い士気だ! 実力以上の力が出せるっ!! 行くぞっ!! な、なんだ…俺とした事が戦闘中に叫び声を上げるとは…」
Wでの熱血クーデターの直後、「レッツゴー ゲキ・ガンガー3」で真に戦うべき敵をガルラと見定めた木連の兵達が鼓舞される中、思い切り雰囲気に呑まれて発した台詞。叫んだ直後にハッとして狼狽えている。一方のムッツリコンビの相方が完全に付いていけなかったのとは対照的である。中の人が同じであるナデシコのキャラの性格が乗り移ったのだろうか?

第3次Z時獄篇

「お前は男と女…どっちだ?」
第3話シナリオエンドデモにて、改めてアルトに対して。当然アルトは怒った。
宗介「郷田! お前の好きなアイドルは誰だ!」
郷田「ラ、ランカ・リーであります! サー!」
宗介「お前も走れ! それともランカ・リーがアバズレだと証明するか!」
ラグビー部の特訓にて。この言葉を耳にしたアルトは「ランカを何だと思ってやがる!」と激怒していたが、甲児に「部員にやる気を出すためだから」とフォローされていた。
もし、この場にいなかったシモンオズマブレラがこの台詞を聞いていたら宗介の命はなかったかもしれない…。
「この世界には一夫多妻を認めている文化はいくらでもある」
「開かれる新世界」にて、シェリルランカ三角関係の事でアマタMIXからは二股男と呼ばれ、ヒビキミシェルから弄られるアルトに対してのフォロー…のつもりなのだろうが全くフォローになっておらず、アルトからは「そうじゃねえだろ!!」とツッコまれる事に。確かに宗介が幼少期を過ごしたイスラム圏では一夫多妻制を認めている国が多数だが…。
「……頼めるか、アマタ?」
「誠意のカタチ」のエンドデモにて、「アマタに謝罪の仕方を習っておけ」と言われたのを受け、「土下座でも足りない時が来るかもしれない」とカレンに言われて。顔グラは完全に狼狽している辺り、自覚はあったらしい。
「!!!!」
「後の祭のフェスティバル」にて、ボン太くんキリコが着込んでいたのを見てのリアクション。
「た、助かる…」
上記のセリフの後、キリコからボン太くんを受け取って。冷や汗ダラダラの緊張顔で答えており、よっぽどショックだった模様。
ヒビキ「照れてるのか…? カレン相手に信じられないが…」
甲児「カレンの本性を知らないからな」
宗介「そうだな。恐怖で青くなるならともかく、赤くなるとしたら、異常を考えた方がいい」
初対面のカレンに対して照れるジンを見て。揃いも揃ってあんまりな言い草にカレンを怒らせる結果に…。
宗介「問題ない。ショットガンを使用したスナイピングのコツはこの前、学んだ」
クルツ「出来んのかよ、そんな事!?」
宗介「問題ない。千鳥に見せてもらったテレビドラマでは軍団を率いた刑事がやっていた」
「猫と仔猫のR&R」より、クルツとの戦闘前会話から。ドラマ「西部警察」の大門警部が元ネタで、クルツも「まさにダイモンダイだよ!」と突っ込まれる始末。まあ、それを見せてるかなめもかなめだが…。
アル「はい。私の計算ではマオ曹長が勝利する確率は99.99%を超えていました」
宗介「その1000回に1回の奇跡を起こしたのは大佐殿のガッツだ」
援軍後の戦闘前会話。直後にアルから「0.01%は10000回に1回の確率」と訂正される。
(この男の加入で、Z-BLUEは変わる……ムッツリ5が、6になる……)
「暗黒の神ミケーネ」のトレーダーにて、ゴウを見て。なんだかんだでZ-BLUEにもすっかり馴染んだようだが、気にするのはそこではないだろう、宗介。
「二人の女性に、ここまでの想いを寄せられるとはな。羨ましく思うぞ、アルト」
「1万2千年の愛」/「光の闘神Z」にて、アルトに対して。なのだが、宗介も想いの強さはともかく、2人の女性から想いを寄せられているのだが。
「ボランティア部のみんなとか?」
第55話「飛べ、宇宙へ」にてかなめが赤面しながら「一緒にいたい」と言ったのを受けて。この朴念仁すぎる返答には、流石の赤木もドン引きしていた。
「俺は…厄介者…足手まとい…お荷物…いらない子…」
「俺は…心臓に向かう折れた針…巨大な不発弾…」
「いがみ合う双子」クリアデモにて。自分が普段からトラブルメーカー扱いされていた事にようやく気付き、ショックを受ける。途中違う人が混じっているが。

第3次Z天獄篇

「…とポンコツ曹長殿も言っている。では、またな」
天獄篇中断メッセージにて。曹長面をして命令してくるも、マオとクルーゾーの横槍で弱気になったクルツを横目に。
(まずい…。言おうとした事を全部言われた…)
同じく中断メッセージにて、ムッツリ仲間と共演。したはいいのだが、言おうとした事を全部言われてしまって。そこは無難に別れの挨拶辺りで〆れば良いだろうに。
「千鳥かなめ、聞こえるか!? 俺は君を連れ戻しに来た!正直に言うぞ、千鳥かなめ。俺は君にがっかりしている。俺はもっとすごい女だと思っていた」
「たった一度ゲームオーバーになっただけでゲームを中断するようなヤワな女だとは、とても……」
同じく中断メッセージにて。上記最終巻でのかなめへの呼びかけが元になっているが、見ての通り完全にノリが短編コメディのものと化している。しかも、次はプレイヤーのところへ「36時間はゲームを続けるよう説得という名の脅迫」をしようとしている(当然かなめにハリセンではたかれた)。破界篇において24時間連続プレイをやらかして爆死した男がいたのを、宗介は知っているのだろうか……。
「………」
レド「………」
「………」
レド「………」
「………」
レド「………」
序盤翠の地球ルートにて、レドへの尋問の対応…なのだが、ムッツリ同士故か見ての通り全く会話になっていない。結局、かなめが交代する事となった。
「よくわからんが、人とのつながりを大切にしろ。お前も、陣代高校に転入する時にそう言っていた」
22話「再会の火の星」にてクルツに対して。言ってる事は正しいのだが、貧乏クジ同盟加盟させられた時の発言なので……。
かなめ「みんなの知ってる、クールでワイルドで影のあるヒビキ君は死んだ!」
「ここにいるのは、空気も読めないくせに彼女を作ったボンクラだ!」
第51話。陣代高校の面々に送るビデオレターを撮っている最中、涼音がヒビキとの関係をカミングアウト。ボス達に続いて煽ったかなめに便乗して叩いた軽口。
直後にヒビキからも「お前の言う台詞かよ!」と逆襲されるが。
宗介「これでお前も俺と同じく、時空震動帰りの異名を名乗る資格を得た」
かなめ「誰もそんな名前、欲しがらないって…」
終盤のマクロスルートにて、九死に一生を得て無事帰還したアルトに対して。…Z-BLUEのメンバーの多くが当てはまる気がしないでもない。というより、まず本作での親友・ヒビキが真っ先に該当するのがどうにも。
ちなみに「時空震動帰り」の部分はフルメタシナリオの決着にて、宗介を襲う物が核ミサイルから時空振動弾へと変更されたため、そこから来ている。

搭乗機体

Rk-92 サベージ
カシム時代の頃から(正確には初期型のRk-91だが)長年乗り続けた機体。作中も『戦うボーイ・ミーツ・ガール』や『燃えるワン・マン・フォース』で搭乗している。
M9 ガーンズバック
ミスリルに入ってからの搭乗機。アニメでも第1話で搭乗している。
ARX-7 アーバレスト
本編前半の搭乗機。
サベージ (クロスボウ)
『燃えるワン・マン・フォース』にて搭乗。AS闘技場チーム「クロスボウ」によりカスタマイズされた白い初期型のサベージ。
M6A3 ダーク・ブッシュネル
原作にてアーバレストを失っていた時期、敵地潜入のため使用。M6A3はSRW未登場。
ARX-8 レーバテイン
本編後半の後継機。
ボン太くん
遊園地「ボン太くんランド」(「ふもっふ」では「ふもふもランド」)のマスコットキャラクターの着包みを改造した強化服。
上述のように盗品を改造した物なのだが、スパロボシリーズではミスリルが開発した、あるいは宗介がボン太くんの着ぐるみを購入して改造した設定の作品もある。

余談

脚注

  1. 原作では小さく吐き捨てるだけだった。
  2. かかったら失神は確実、意識が回復しても頭痛や嘔吐、動悸や息切れ、倦怠感などに苦しむ
  3. 吸引したら目や鼻、喉に激しい痛みを与え、さらには呼吸困難、頭痛や吐き気などの症状を引き起こす
  4. ゴム手袋とガスマスクを着用
  5. 原作小説では「殺せ」「ガンホー」の部分が大文字となっていて、インパクトも一層ある
  6. 原作小説では上記の「俺の命はそう長くはない…」と戦慄するところで話が終わっている。
  7. バーグラリードッグの「アサルト・コンバット」