「モンド・アガケ」の版間の差分
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− | : | + | :いくらニュータイプと言えど、敵の強さがインフレする本作において、二軍の能力値しか持たないモンドが活躍するのは流石に難しい。プル姉妹・ロザミィ・セシリー等の優秀なニュータイプの加入もあって、彼のベンチ入りは避けられないだろう。かく乱要員としても、より多様な役割をこなせる[[ゴーショーグン]]や[[コン・バトラーV]]を差し置いて起用するメリットに乏しく、縛りプレイでもなければ出番はないはず。 |
+ | :ちなみに、ビーチャ達と一緒に[[旧ザク]]を発見したり、ブローカーにMSを売ろうとしたりと、シナリオ面ではちょくちょく登場する。[[ア・バオア・クー]]から[[ノイエ・ジール]]の予備パーツを持ち帰った際は、アストナージやモーラにメカニックとしての腕を評価される意外な一面も。 | ||
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:だが、エキスパンション・シナリオ第1話ではサイドプランシナリオの発生条件のためにモンドも3ターン以内に敵1機を撃墜する必要がある。特殊誕生日の主人公以外は[[感応]]持ちがおらず、ビーチャとモンドは[[集中]]すら持っていないため、レベル次第ではかなり厳しい戦いになる。地道に上げておこう。 | :だが、エキスパンション・シナリオ第1話ではサイドプランシナリオの発生条件のためにモンドも3ターン以内に敵1機を撃墜する必要がある。特殊誕生日の主人公以外は[[感応]]持ちがおらず、ビーチャとモンドは[[集中]]すら持っていないため、レベル次第ではかなり厳しい戦いになる。地道に上げておこう。 | ||
:エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「回避アップ」。 | :エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「回避アップ」。 | ||
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− | : | + | :精神コマンドの仕様と根性が噛み合って、被弾→根性で回復→また被弾→また回復の繰り返しで、しぶとく生き残れることが救い。 |
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;HPが50%以下の敵ユニットからの攻撃への最終回避率+30% | ;HPが50%以下の敵ユニットからの攻撃への最終回避率+30% | ||
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+ | :また、弱った相手に対して強気になり、実力を発揮できる彼らしいエースボーナスと言えなくもないが、概要で先述した防御の要素が一切ないので、原作再現の面でも物足りない。 | ||
+ | :せめてシールド防御発生確率も同時に上昇してくれれば実用性と原作再現の両面で優れていた。 | ||
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;[[ラクス・クライン]] | ;[[ラクス・クライン]] |
2024年10月26日 (土) 07:24時点における最新版
モンド・アガケは『機動戦士ガンダムΖΖ』の登場人物。
モンド・アガケ | |
---|---|
外国語表記 | Mondo Agake[1] |
登場作品 | |
声優 | 塩屋浩三 |
デザイン | 北爪宏幸 |
初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
生年月日 | 宇宙世紀0073年6月9日 |
年齢 | 14歳 |
身長 | 146cm |
体重 | 40kg |
血液型 | O型 |
所属組織 | エゥーゴ |
所属部隊 | ガンダム・チーム |
特技 | メカの修理 |
趣味 | ガン収集 |
好きな食べ物 | サンドイッチ |
概要編集
シャングリラでのジュドー・アーシタの仲間。基本的にはメカニックの役割が多いが、時には百式等のMSパイロットも務めた。
当初はビーチャ・オーレグの腰巾着のような役割で、ビーチャとともにネオ・ジオンに降伏するなどのトラブルも起こしたが、ムーン・ムーンでのラサラとの出会いや死を体験して成長していった。
MS戦では攻撃を避けられず被弾してしまう事が多く、ジュドー達に安否を気遣われるシーンが多数見られるが、実は掠っただけだったりシールドで受けていたりと直撃はしっかり避けており、回避より防御技術の方に長けているような描写がある。
登場作品と役柄編集
他のシャングリラチルドレン同様に出番が少ない。彼の場合、原作で目立った出番と言えばラサラ・ムーンとの話だが、ラサラは登場したことは無く、今のところムーンムーン関連のイベントも再現されていない。とはいえ彼にとっては不幸にならないだけマシかもしれない。
旧シリーズ編集
- 第3次スーパーロボット大戦
- 初登場作品。ストーリー中盤で「止めたって無駄だぜ」と参戦。しかし初期レベルが低く、幸運が最初からあるものの、同じマップで仲間になるクェス・パラヤより大幅に能力が低いため、使用する人は少なかっただろう。
- なお、名前が「モンド・アカゲ」と間違えられている。
- スーパーロボット大戦F
- 第3話「シャングリラ・チルドレン」にてガンタンクに乗って加入する。ニュータイプ技能を保有するが、元々の能力値の低さもあってお世辞にも使い勝手が良いとは言えない。Lv25でかく乱を覚えるので、そこに価値を見出せるかどうかだろう。
- スーパーロボット大戦F完結編
- いくらニュータイプと言えど、敵の強さがインフレする本作において、二軍の能力値しか持たないモンドが活躍するのは流石に難しい。プル姉妹・ロザミィ・セシリー等の優秀なニュータイプの加入もあって、彼のベンチ入りは避けられないだろう。かく乱要員としても、より多様な役割をこなせるゴーショーグンやコン・バトラーVを差し置いて起用するメリットに乏しく、縛りプレイでもなければ出番はないはず。
- ちなみに、ビーチャ達と一緒に旧ザクを発見したり、ブローカーにMSを売ろうとしたりと、シナリオ面ではちょくちょく登場する。ア・バオア・クーからノイエ・ジールの予備パーツを持ち帰った際は、アストナージやモーラにメカニックとしての腕を評価される意外な一面も。
- スーパーロボット大戦コンプリートボックス
- 殆どのガンダム系パイロットの幸運が努力に差し替えられた中、SFC版に引き続き幸運をキープしている数少ないパイロット。本作では希少な集中・必中もSFC版から据え置きであり、稼ぎ要因として使えない事もない。二回行動が遅く、熱血を覚えない点には注意しよう。
αシリーズ編集
- スーパーロボット大戦α
- 中盤の分岐で他の仲間とともにラビアンローズに忍び込み、ガンイージを盗んで出撃する。能力は悲惨だが、脱力という有用な精神を覚えるため利用価値は高い。修理、補給ユニットかGディフェンサーで育てると楽。シナリオ面では『ガンダムΖΖ』関連のイベントの時くらいしか出番はない。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- PS版と変わらず命中補正系の精神を覚えないため戦力には到底数えられない。おとなしくサポートユニットに乗せて脱力要員に。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 台詞が新規収録された。後半に加速と補給を覚えるのが長所だが、そこが共通するカツ・コバヤシ[2]より能力が低く、小隊員としても序列は高くない。ただ、カツはラスト2つの精神習得まで魅力に乏しいが、モンドには努力があるので初期から小隊貢献はできる。回避防御系の精神コマンドが鉄壁しかないのが辛く、比較的頑丈なメガライダーに乗せたいが、地上では空適応Bがネックに。一応ニュータイプ補正があるので回避命中については悪くない。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 前作から変更点なし。カツと立ち位置を争うのも変わらず。
VXT三部作編集
- スーパーロボット大戦V
- 中盤にイーノと共に加入する。エーストークの中でスパロボ史上初めてラサラとの思い出に触れている。
- 能力値が低い割に、精神コマンドの大半をHP回復系で占めており、攻撃系が最後に覚える勇気のみというピーキーなラインナップ。それすら習得レベルが65と極端に遅いので、使えるとしても最終ステージ辺りである。
- パーツ供給を最初から覚えているがスキルプログラムで安く取得可能。そのためサポートとしても微妙で、積極的に戦わせるほど強くもなく、エースボーナスもハズレ枠なため倉庫番が妥当か。
- ちなみに能力値の件だが、設定ミスなのか射撃値だけは155とジュドーの156に比肩するほど高いが、成長タイプの問題で伸び悩むため宇宙世紀系パイロットの中で最終的にはワースト3にまで落ち込む。モンドより下なのは同じ成長タイプのファとイーノだが、精神コマンドによるサポート能力は雲泥の差。
- ボーナスシナリオ「艦長代理、奮闘する」では艦長代理補佐の名目でネェル・アーガマに同乗しているが、サブパイロット登録されないという不遇の極み。
- スーパーロボット大戦X
- ラー・カイラムでイーノ共々メカニックをやっていたが、アル・ワースには召喚されず登場しない。名前だけは用語事典に収録されている。
- スーパーロボット大戦T
- 『V』より1作置いての再参戦。精神コマンドやエースボーナスは据え置きな上、初期射撃値に関しては下方修正されて弱体化した。強制出撃もほぼ無いため、ますます出番が確保しにくい。
- だが、エキスパンション・シナリオ第1話ではサイドプランシナリオの発生条件のためにモンドも3ターン以内に敵1機を撃墜する必要がある。特殊誕生日の主人公以外は感応持ちがおらず、ビーチャとモンドは集中すら持っていないため、レベル次第ではかなり厳しい戦いになる。地道に上げておこう。
- エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「回避アップ」。
単独作品編集
- スーパーロボット大戦64
- 中盤でジュドーらと共に加入する。どういうわけか顔グラフィックが妙に凛々しく描かれている。能力値的にはやはり中途半端さが目立ち、サポート系の精神コマンドもかく乱と愛しか覚えない。攻略本では「ZZのパイロットの中で一番使えない。~(中略)~育てたところで何のメリットもないキャラだ」[3]と書かれてしまっている。
- スーパーロボット大戦MX
- 本作では特に貴重な補給の習得者である為、サポートキャラとして考えると有能。他のUC系ガンダムパイロット達と共に、ディジェSE-Rの入手フラグにも関わる。ビーチャやエルと違い、カットイン入らず。
- スーパーロボット大戦GC(XO)
-
- スーパーロボット大戦X-Ω
- Rサポートユニット。
パイロットステータス編集
能力値編集
シャングリラチルドレンで能力は最弱に位置する。『V』では射撃値が異常に高いが、成長タイプに全力で足を引っ張られる。
精神コマンド編集
メカニック等の原作の役割で偵察・補給を覚えるが、命中や防御系の精神のバランスが悪いのが弱点となる。
- 第3次
- 根性、ド根性、幸運、集中、気合、必中
- F、F完結編、64
- 偵察、加速、ひらめき、熱血、かく乱、愛
- リンクバトラー
- ひらめき、偵察、加速、熱血、かく乱、愛
- α
- 偵察、根性、ひらめき、かく乱、熱血、脱力
- α for DC
- 偵察、根性、かく乱、ひらめき、熱血、脱力
- 第2次α、第3次α、GC(XO)
- 偵察、鉄壁、努力、必中、加速、補給
- MX
- 偵察、鉄壁、応援、努力、加速、補給
- V、T
- 根性、信頼、努力、友情、絆、勇気
- 「登場作品と役柄」で触れたバランスの悪さの詳細。この通り4枠中6枠をHP回復系が占めている。回復特化といえば聞こえはよいが使い辛いどころの話ではなく、手抜きと酷評されてもやむを得ない。
- 精神コマンドの仕様と根性が噛み合って、被弾→根性で回復→また被弾→また回復の繰り返しで、しぶとく生き残れることが救い。
特殊技能(特殊スキル)編集
- 第3次(PS版)
- ニュータイプL3、シールド防御L3、切り払いL3
- F、F完結編
- ニュータイプL5、シールド防御L2、切り払いL6
- α(DC版)
- ニュータイプL5、シールド防御L4、切り払いL4
- 第2次α、第3次α
- ニュータイプL5、援護攻撃L3、援護防御L3
- GC(XO)
- ニュータイプL5、援護L3、シールド防御
- V、T
- ニュータイプL5、底力L4、パーツ供給
小隊長能力編集
エースボーナス編集
- HPが50%以下の敵ユニットからの攻撃への最終回避率+30%
- 『V』、『T』で採用。回避率の上昇量が高く、発動条件からしてビーチャと対になっている面白い内容である。
- 一見すると囮に適しているように思えるが、元々の回避能力が低い上に集中も覚えないので、囮としての有用性は低い。第一、そこまでHPを削っている敵ならば、そのまま倒してしまった方が早いので死にエースボーナス扱いされても仕方ない。
- また、弱った相手に対して強気になり、実力を発揮できる彼らしいエースボーナスと言えなくもないが、概要で先述した防御の要素が一切ないので、原作再現の面でも物足りない。
- せめてシールド防御発生確率も同時に上昇してくれれば実用性と原作再現の両面で優れていた。
サポートアビリティ編集
- 出会いと別れ
- R。HP4/5以下で装甲アップ。
パイロットBGM編集
人間関係編集
シャングリラ組編集
エゥーゴ編集
ネオ・ジオン編集
SRW未登場編集
- ラサラ・ムーン
- ビーチャと共にネオ・ジオンにいたモンドがムーン・ムーンで出会った少女。41話にて、スタンパのズゴックの攻撃でモンドを庇い死亡。
- 『V』のエーストークにて名前のみ登場。
- サラサ・ムーン
- ムーン・ムーンの光族の長でラサラの双子の姉。39話で再登場した時、彼女をラサラと間違えた。
- スタンパ・ハロイ
- 40話と41話に登場したサイド3の歓楽コロニー・タイガーバウムの所有者。モンドを庇ったラサラを殺してしまう。最期はラサラの仇でモンドに倒された。
他作品との人間関係編集
ガンダムシリーズ編集
- シャア・アズナブル(クワトロ・バジーナ)
- 『GC』(『XO』)では、彼の愛機である百式を盗み出す。また、ア・バオア・クーでのジオン軍とギガノス帝国との最終決戦で、百式のメガバズーカランチャーをビーチャと共に整備して使用可能にするという彼ならではの見せ場がある。
- ラクス・クライン
- 『第3次α』では、彼女のファンであるらしくアークエンジェルに保護された彼女にサインを貰いに行く事に。サインがもらえたかどうかは不明。
- トール・ケーニヒ、カズイ・バスカーク
- 『第3次α』では、序盤でビーチャと一緒に何かと先輩風を吹かす事に。
リアル系編集
バンプレストオリジナル編集
名台詞編集
- 「え? キレイ…」
- 第14話で、ラサラ・ムーンと初めて出会う台詞。
- 「僕達はスペースノイドですからね」
- 第23話で戦う意味を見いだせずにビーチャと共に不真面目気味であった際、地球の為には戦えないのかと問うブライトに対して。モンドらスペースノイドにとっての地球が隔絶した存在である事が窺える。
- 「口で言われたって、力で!」
- 第39話。ネェル・アーガマがネオ・ジオンに追い詰められた際、避難民のチェックを念入りに行なわなかったとビーチャやトーレスが責めたのを受けて責任を感じ、百式で出撃した際の台詞。
- 「ラサラさんの仇ぃー!!」
- ラサラの死の原因を作ったスタンパ・ハロイに止めを指した時の台詞。
- 「ふ…やったよ…ラサラ…やったよ…」
- スタンパを倒した直後の台詞。だが、仇を討った喜びなどなかった…。
- 「なんか空気が重いけどエアコンの故障かな?」
- 第45話でエマリーが戦死し、艦内の空気が重いのをなんとかしようとわざと軽口を叩く。どう見ても空気の読めてない発言でありエルは「こんな時に冗談言うなんていい性格してるわ!」と怒る。それでもなお「侮れないでしょ?」とふざけるモンド。しかしモンドにはモンドなりの考え方があった。
- 「じゃあ聞くけどね、悲しめば死んだ人間が生き返ってくるとでもいうのか? ええ? 済んだことはさっさと忘れちまった方がいいのさ。人間なんて死んじまえばそれっきりだ。けど、けど、俺達はこの先、ずっと生きていかなきゃならないんだぞ!」
- 上記に続きエルに怒られて軽口を叩いた理由とその反論。「いつまでも死んだ人間の事を引きずり悲しみ続けて生きていくのか」という指摘をしている。スパロボではキャラクター事典に収録されており、一言モードでは屈指の長さである。
スパロボシリーズの名台詞編集
αシリーズ編集
α(α for Dreamcast)編集
- (ビーチャ…どうすんの?核を使うようなジオン軍に、この艦を渡しちゃっていいのかよ?)
- 宇宙ルート第24話「ソロモンの悪夢」より。ソロモンへの核攻撃を敢行したジオン軍の凶行を目の当たりにして、それまで能天気に画策していたリーンホースJr.強奪計画に迷いが生じ、ビーチャへ計画続行の意志を訊ねるが、相方自身も返答に窮していた。
第3次α編集
- 「お前が帰ってくる頃には、アナハイムも真っ青の大企業になってるかも知れないぜ」
- エンディングより。銀河探査船のクルーとして旅立つジュドーへ、彼が戻るまでにジャンク屋を繁盛させる事を約束した際の餞別の言葉。実現の有無はともかく、大きな野望を抱くのは良い事である。
搭乗機体編集
- メガライダー
- 複数回で搭乗。
- ガンダムMk-II
- 20話など複数回で搭乗。エルがメガライダーに搭乗したり、不在の時に搭乗する事が多く、メイン回である41話ではスタンパを倒す際に搭乗している。
- 百式
- 39話で搭乗。
- Ζガンダム
- 43話で搭乗。
- キャトル
- ムーン・ムーンの御神体として崇められていた原初期の作業用MS。15話にてモンドが修理した事により再び動き出した。SRW未登場。
- ザク・タンカー
- アフリカ解放戦線から鹵獲したものを31、32話で搭乗。メガライダーのように移動簡易拠点として活躍した。SRW未登場。
- ドダイ改
- 第35、36話でダブリンのコロニー落としの際に一般市民を脱出させる為にビーチャと共に搭乗。火器管制担当。