「ダバ・マイロード」の版間の差分
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[[オルドナ・ポセイダル]]に滅ぼされたヤーマン族カモン王家の生き残りで、本名は'''カモン・マイロード'''。養父ダバ・ハッサーの死後、彼の残したハンドメイド[[ヘビーメタル]]・[[エルガイム]]を持って、親友[[ミラウー・キャオ]]と旅に出る。 | [[オルドナ・ポセイダル]]に滅ぼされたヤーマン族カモン王家の生き残りで、本名は'''カモン・マイロード'''。養父ダバ・ハッサーの死後、彼の残したハンドメイド[[ヘビーメタル]]・[[エルガイム]]を持って、親友[[ミラウー・キャオ]]と旅に出る。 | ||
− | + | 当初は立身出世のために[[ポセイダル軍|ポセイダル正規軍]]への入隊を志していたが、エルガイムを狙うリーリン一家との争いの中、[[アマンダラ・カマンダラ]]の100万ギーンの手形を手に入れ、それをアマンダラに届けようとした結果、ポセイダル軍との戦いに巻き込まれていく事になる。 | |
補給・整備目的で[[ステラ・コバン]]率いる反乱軍に参加したが、ステラの死後にその素性が明らかになると反乱軍の中心的存在になっていった。その後、ポセイダル軍より奪取・改造した[[エルガイムMk-II]]に乗り換える。 | 補給・整備目的で[[ステラ・コバン]]率いる反乱軍に参加したが、ステラの死後にその素性が明らかになると反乱軍の中心的存在になっていった。その後、ポセイダル軍より奪取・改造した[[エルガイムMk-II]]に乗り換える。 | ||
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}} | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}} | ||
:音声新規収録。ミッション「コンタクト・ペンタゴナ」より参戦。エルガイムに搭乗している際はそこまで強くないが、エルガイムMk-IIに乗り込むや否や、その実力を遺憾なく発揮できるようになる。 | :音声新規収録。ミッション「コンタクト・ペンタゴナ」より参戦。エルガイムに搭乗している際はそこまで強くないが、エルガイムMk-IIに乗り込むや否や、その実力を遺憾なく発揮できるようになる。 | ||
− | : | + | :彼の強さを支えるのは「ExC+5」という強烈な効果を持つエースボーナスと、終盤に覚える「[[決意]]」が、エルガイムMk-IIの火力と長[[射程]]と[[マップ兵器]]の存在に見事に噛み合っていること。エースボーナスに含まれる効果・「ExC+5」の発動条件は気力130以上なので、[[闘争心|闘争心EX]]を養成することで速攻・殲滅力が大幅に上昇する。 |
+ | :なお、[[ダウンロードコンテンツ/30|ボーナスミッション]]「広がる未知の世界」では[[友永勇太|二人の]][[響裕太|ユウタ]]と共に女装姿も披露した(そしてギャブレーに口説かれた)。 | ||
+ | :エクストラチャプターのエンディングでは精神が崩壊したクワサンの静養のために隠遁するが、原作と異なり前向きなままで何かあったら駆けつけることを宣言している。これもある意味では[[スパロボ補正|幾分か希望の有る幕引き]]だろうか。 | ||
=== 関連作品 === | === 関連作品 === | ||
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:完全な味方パイロット。惑星ウルスにヤーマン族を転写することで、一族を再興しようとする。 | :完全な味方パイロット。惑星ウルスにヤーマン族を転写することで、一族を再興しようとする。 | ||
:初期にエルガイムに乗って[[スポット参戦]]した後、MK-IIに乗り換え再登場する。 | :初期にエルガイムに乗って[[スポット参戦]]した後、MK-IIに乗り換え再登場する。 | ||
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+ | :[[闘争心]]も育成しているとExCボーナスは完全に無駄になる。周回プレイ時は特に発生しやすいのだが、1周目でも十分に発生し得る。 | ||
== パイロットBGM == | == パイロットBGM == | ||
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:[[ライバル]]。当初は盗賊まがいだったが、正規軍に登用され本格的な宿敵に。 | :[[ライバル]]。当初は盗賊まがいだったが、正規軍に登用され本格的な宿敵に。 | ||
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− | : | + | :彼に人生を翻弄されることとなった。最後はオリジナルのポセイダルとして対峙。 |
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+ | :養父にして、ヤーマン族カモン王家の元家臣。王家滅亡の際に当時赤子だったダバを連れ出して自身の養子として匿い、ガイラムをエルガイムに改修するなどしてヤーマン再興に備えるも、志半ばに病死した。 | ||
== 他作品との人間関係 == | == 他作品との人間関係 == | ||
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:『OE』にて彼の助力を得て正規軍を撃退する。[[ルルーシュ・ランペルージ|彼]]とは「今の為政者によってその身分を追われた者」同士でもある。 | :『OE』にて彼の助力を得て正規軍を撃退する。[[ルルーシュ・ランペルージ|彼]]とは「今の為政者によってその身分を追われた者」同士でもある。 | ||
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− | : | + | :『30』では、ゼロではなくルルーシュとして共闘。早いうちからダバの持つ「王の器」に興味を示し、彼のポセイダル打倒と、ペンタゴナワールドの統治を後押しする。 |
=== スーパー系 === | === スーパー系 === | ||
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:第8話より。手形を渡しに来たダバに「謝礼を出したい」というアマンダラを殴りつけて。建前的には会談前に敵と間違えられて銃撃された事に対する仕返しだが、ここまでに起きた手形を巡っての殺し合いや、事前に滅ぼされたヤーマン族の街並みを見た事による八つ当たりもあった模様。 | :第8話より。手形を渡しに来たダバに「謝礼を出したい」というアマンダラを殴りつけて。建前的には会談前に敵と間違えられて銃撃された事に対する仕返しだが、ここまでに起きた手形を巡っての殺し合いや、事前に滅ぼされたヤーマン族の街並みを見た事による八つ当たりもあった模様。 | ||
;「スト、スト、スト…やるのね!?」 | ;「スト、スト、スト…やるのね!?」 | ||
− | :第9話より。身の潔白を証明すべく、ストリップをしようとした[[ガウ・ハ・レッシィ|レッシィ]]に対して。『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]] | + | :第9話より。身の潔白を証明すべく、ストリップをしようとした[[ガウ・ハ・レッシィ|レッシィ]]に対して。『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』でもこの台詞を発した<ref>原作ではこの前にポセイダル軍から助けた仲間に発信機が付けられており、「自分にはそんなものは無い」というレッシィの行動だったのだが、その流れがカットされている『第4次』では少々唐突なイベントになっている。</ref>。 |
;「ここからだったらシールドは効かないね!」 | ;「ここからだったらシールドは効かないね!」 | ||
:第12話より。至近距離からの[[対ビームコーティング|パワーランチャーすら弾く]][[オージェ]]に対して。エルガイムの操縦をリリスに任せ、生身で顔面にバズーカを撃ちこむという奇策で相手を撤退させている。 | :第12話より。至近距離からの[[対ビームコーティング|パワーランチャーすら弾く]][[オージェ]]に対して。エルガイムの操縦をリリスに任せ、生身で顔面にバズーカを撃ちこむという奇策で相手を撤退させている。 | ||
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:第20話より、ギャブレーとの対決時に。ギャブレーは「取り巻きがいれば淋しくない」と返すが、[[クワサン・オリビー|最終回後]]のダバを思えば複雑な台詞である。 | :第20話より、ギャブレーとの対決時に。ギャブレーは「取り巻きがいれば淋しくない」と返すが、[[クワサン・オリビー|最終回後]]のダバを思えば複雑な台詞である。 | ||
;「騒ぎのある所に、ダバ・マイロードありってね!」 | ;「騒ぎのある所に、ダバ・マイロードありってね!」 | ||
− | : | + | :同話ラスト。鉱山惑星パラータを解放し、次の目的地に向かう際に残した決め台詞。SRWでも戦闘台詞として採用されている。 |
;「自分だけが上等な生き方をしていると思うなよ!」 | ;「自分だけが上等な生き方をしていると思うなよ!」 | ||
:第23話で、クロソを騙っていた男を撃墜したネイに対し激昂して。高貴な生まれでありながら選民思想を持たず、平等な世界を望んでいる事を象徴するセリフ。 | :第23話で、クロソを騙っていた男を撃墜したネイに対し激昂して。高貴な生まれでありながら選民思想を持たず、平等な世界を望んでいる事を象徴するセリフ。 | ||
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;「…オリビーやフル・フラットを見て思ったんです…」<br/>「ポセイダルは、人の声明や心を自分の道具にしか考えていない…と」<br/>「だから、俺はそういうものを大切にしたい…」<br/>「そして、それこそがポセイダルを倒す力になると信じます」 | ;「…オリビーやフル・フラットを見て思ったんです…」<br/>「ポセイダルは、人の声明や心を自分の道具にしか考えていない…と」<br/>「だから、俺はそういうものを大切にしたい…」<br/>「そして、それこそがポセイダルを倒す力になると信じます」 | ||
:『30』サブミッション「エンカウント」にて。アムが[[13人衆]]に捕らえられた際、[[リィリィ・ハッシー]]のもとに罠と知りながら向かうことを決意し、[[ミツバ・グレイヴァレー]]の制止をこの台詞で止める。この時点では[[アマンダラ・カマンダラ|本物のポセイダルがその裏に居る]]ことまでは知らなかったが、本質はそのものずばりを言い当てていた。 | :『30』サブミッション「エンカウント」にて。アムが[[13人衆]]に捕らえられた際、[[リィリィ・ハッシー]]のもとに罠と知りながら向かうことを決意し、[[ミツバ・グレイヴァレー]]の制止をこの台詞で止める。この時点では[[アマンダラ・カマンダラ|本物のポセイダルがその裏に居る]]ことまでは知らなかったが、本質はそのものずばりを言い当てていた。 | ||
+ | === 中断メッセージ === | ||
+ | ;「どうなってんのよ、これ!? ポセイダル軍を追って、俺達、別の星系に来ちゃったよ!」<br/>「そこは、人類同士の争いに魔法や怪獣、エイリアンからAIまで何でもありだった!」<br/>「だけど、俺達には仲間がいる! シー・ユー・アゲイン『スーパーロボット・ウォーズ!』」 | ||
+ | :『30』の中断メッセージにて。キャオ不在で中断メッセージが始まってしまったため、本来キャオが読む場所だったところを急遽代役でダバが務めた部分。今回はキャオが声なしの中、頑張ってキャオに寄せている。なお、エイリアン=異星人はダバやキャオ達のことでもあり、自分達を何でもありに含めているのだが…。 | ||
+ | ;「騒ぎのある所に、ダバ・マイロードとプレイヤーありってね!」 | ||
+ | :同じく『30』の中断メッセージより。有名な決め台詞のアレンジ。確かにプレイヤーもまた、スパロボで巻き起こるあらゆる事件の目撃者であり、立会人であり、またその手で解決する存在でもある。 | ||
+ | |||
+ | == スパロボシリーズの迷台詞 == | ||
+ | ;「プ、プレイヤーさん! まさか、スト…ストスト…」<br/>「ストライキをやるのね?」 | ||
+ | :『30』の中断メッセージにて。プレイヤーがゲームを中断する際に。元ネタは先述の、第9話でのレッシィとの一件。何かを誤魔化したようなコミカルな台詞であり、この後レッシィから「いやらしい事を思い出してないでしょうね?」と釘を刺されている。 | ||
== 搭乗機体 == | == 搭乗機体 == |
2024年4月30日 (火) 18:48時点における最新版
ダバ・マイロード | |
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登場作品 | 重戦機エルガイム |
声優 | 平松広和 |
デザイン | 永野護 |
初登場SRW | 第4次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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本名 | カモン・マイロード |
種族 | ペンタゴナ星系人(ヤーマン族) |
性別 | 男 |
年齢 | 18歳 |
出身 | コアム星ウーゴル |
身長 | 180 cm |
体重 | 62 kg |
所属 | 民間人→ポセイダル反乱軍 |
役職 | 反乱軍リーダー |
概要編集
オルドナ・ポセイダルに滅ぼされたヤーマン族カモン王家の生き残りで、本名はカモン・マイロード。養父ダバ・ハッサーの死後、彼の残したハンドメイドヘビーメタル・エルガイムを持って、親友ミラウー・キャオと旅に出る。
当初は立身出世のためにポセイダル正規軍への入隊を志していたが、エルガイムを狙うリーリン一家との争いの中、アマンダラ・カマンダラの100万ギーンの手形を手に入れ、それをアマンダラに届けようとした結果、ポセイダル軍との戦いに巻き込まれていく事になる。
補給・整備目的でステラ・コバン率いる反乱軍に参加したが、ステラの死後にその素性が明らかになると反乱軍の中心的存在になっていった。その後、ポセイダル軍より奪取・改造したエルガイムMk-IIに乗り換える。
戦いの中、行方不明だった義妹のクワサン・オリビーに再会するが、彼女はポセイダルに操られていた。全ての戦いが終わって救出されたオリビーの精神は崩壊しており、ダバはオリビーを守る為ファンネリア・アムやガウ・ハ・レッシィと別れ共に育ったコアムへと帰っていった(10年程で表舞台に復帰する可能性も示唆されている)。
優しい性格の持ち主で、敵対するパイロットを殺さないようにコックピットを外す戦い方をする事も。また己の人生がどのようなものであるかを見極めようとしていて、やると決めたことは何がなんでもやろうとする頑固な面も持ち合わせている。その結果、他の星に行ったアマンダラを追って軍の輸送船を乗っ取る、船一隻でガストガル星に突入を図るなど相当な無茶をやることも。
養父の名前が「ダバ」・ハッサーで「カモン王家」の生き残り、という事からも分かるとおり、ファーストネームは「マイロード」の方。小説版や漫画『アンダー・ザ・サンズ』では「マイロード」と呼ばれている。なお、「マイロード」とは即ち「我が主君」という意味であり[1]、呼び捨てにしても自然に主を敬えるようにと、ハッサーにより名付けられた。ただし、アニメ本編ではその願いが反映される事は無く、専ら『ダバ』と呼ばれており、苗字で呼び捨てられるという状態だった。
登場作品と役柄編集
旧シリーズ編集
- 第4次スーパーロボット大戦
- 初登場作品。序盤から加入。ターナで地球までやってくる。エルガイムより強化された状態でカルバリーテンプルが手に入る為、エルガイムMk-IIが来るまでそちらに乗り換えさせるプレイヤーも多い。エンディングでは、コアムに戻りペンタゴナ議会初代首席に推薦されたが、辞退。コアムで農場を営んでいる。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- 声が入った。またシナリオ「新たな敵」(ハサウェイ加入ルート)では、敵のビームコートへの注意を促すセリフが追加された。
- スーパーロボット大戦F
- 序盤から仲間になり、能力の高さもさる事ながら、HMのビームコートによりMS戦で活躍する。レッシィを説得して加入させた場合、今回もカルバリーテンプルが4段階改造済みで手に入るので、改造資金を浮かせる為そちらに乗り換えさせるプレイヤーも多数。何れにしろ、射撃は十分高いのだが終盤になるに連れ機体の火力不足が気になって来る所。
- スーパーロボット大戦F完結編
- ようやくMk-IIが手に入るものの、必中や集中がない事と2回行動の遅さが仇となってくる。終盤強制出撃もある為、レベルを上げておかないとロクに攻撃を当てられないまま操作するハメになるので注意。回避やパワーランチャーの火力も次第に頼りなくなる為、彼を使うならば中盤以降はバスターランチャーによるマップ兵器中心で戦うのが良い。ポセイダルルートを進むと、集中と2回行動習得済みの点で勝るギャブレーが強力な対抗馬となるが、射撃値は勝っている上に乗機を取り合うわけでもないので、十分育っているならば二軍行きを考える必要はない。
COMPACTシリーズ編集
- スーパーロボット大戦COMPACT
- いきなりペンタゴナから飛ばされてくる。エルガイムMk-IIより、V-UPユニットにより凶悪性能になるエルガイムに乗り換える事が多い。原作での最終決戦と同様に、エルガイムが主役機に返り咲く瞬間である。必修精神コマンドは、てかげん、熱血、魂。集中も高確率で覚える。
単独作品編集
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- 中盤から加入。原作通りペンタゴナで反乱軍に参加しており、ペンタゴナに迷い込んだガンドールに口利きしてくれる。再び集中を覚え、ゲームバランスの見直しから、使いやすくなった。また狙い撃ち技能を持つパイロットの一人のため、戦艦撃破や捕獲に役立つ。主人公ゆえに音声も新規収録されたが、援護台詞は既存のボイスを流用しているものもある。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 第1章追加ミッション「反逆のルルーシュ」に登場。本格的な参戦は第4章から。
- 専用スキルとしてヤーマンの末裔が実装された。グループを組めるエルガイムと単機のエルガイムMk-IIの乗り換えが可能。
- ストーリー中ではペンタゴナワールドでの反乱軍としての活動から、ポセイダル打倒までの流れが再現される。エンディングでは、原作通り政治の道には進まずにクワサンと共に静かな生活を送る選択をする。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2018年1月のイベント「リベリオン」より参戦。エルガイムとエルガイムMk-IIのパイロット。
- 2020年7月のアップデートにて、既存パイロットパーツにボイスが追加された。
- スーパーロボット大戦30
- 音声新規収録。ミッション「コンタクト・ペンタゴナ」より参戦。エルガイムに搭乗している際はそこまで強くないが、エルガイムMk-IIに乗り込むや否や、その実力を遺憾なく発揮できるようになる。
- 彼の強さを支えるのは「ExC+5」という強烈な効果を持つエースボーナスと、終盤に覚える「決意」が、エルガイムMk-IIの火力と長射程とマップ兵器の存在に見事に噛み合っていること。エースボーナスに含まれる効果・「ExC+5」の発動条件は気力130以上なので、闘争心EXを養成することで速攻・殲滅力が大幅に上昇する。
- なお、ボーナスミッション「広がる未知の世界」では二人のユウタと共に女装姿も披露した(そしてギャブレーに口説かれた)。
- エクストラチャプターのエンディングでは精神が崩壊したクワサンの静養のために隠遁するが、原作と異なり前向きなままで何かあったら駆けつけることを宣言している。これもある意味では幾分か希望の有る幕引きだろうか。
関連作品編集
- リアルロボット戦線
- 完全な味方パイロット。惑星ウルスにヤーマン族を転写することで、一族を再興しようとする。
- 初期にエルガイムに乗ってスポット参戦した後、MK-IIに乗り換え再登場する。
- Another Century's Episode
- Another Century's Episode Portable
パイロットステータス編集
精神コマンド編集
- 第4次(S)
- 加速、熱血、てかげん、集中、友情、魂
- F、F完結編
- てかげん、ひらめき、加速、熱血、友情、魂
- GC(XO)
- ひらめき、加速、集中、熱血、友情、魂
- OE
- 集中、気合、熱血、鉄壁
- X-Ω
- 加速、閃き、魂
特殊技能(特殊スキル)編集
- 第4次(S)
- シールド防御L8、切り払いL3
- F、F完結編、COMPACT
- シールド防御L9、切り払いL7
- GC(XO)
- 底力L8、援護L2、シールド防御、狙い撃ち
- OE
- 底力L9、見切りL9、ヤーマンの末裔L9
- 「ヤーマンの末裔」はダバの専用スキル。効果範囲内の味方の攻撃が上昇し、さらにその範囲内の味方ユニット(自機含む)が戦闘し、攻撃した際の気力上昇量が増えるというもの。
- 30
- 底力L5、見切りL2、ヒット&アウェイ、ラッキースターL1
- そこそこ高めの底力と見切りで回避補正を多く得られる。ヒット&アウェイはエルガイムMk-IIに乗り換えてから真価を発揮する。
エースボーナス編集
- 闘志
- 『OE』で採用。攻撃が命中するとSP+1、気力+3。
- 1マップに1度だけ、気力130以上になるとExC+5。リリスの最大SP+20。
- 『30』で採用。中盤で敵が増えてくると、自軍の敵撃墜でいつの間にか気力を満たしてExCが余るということが起きがち。決意も含めて大胆にExCを使えるので、必要に応じて上手く消費していくと良い。
- またAOSアップデートのトレーニングルーム:戦術訓練を8段階目まで育成すると、気力130に到達するとエースボーナスの効果でExC+5→3以上になるため戦術訓練の効果で+3が続けて発生するため、グレートエースを習得しているとこれだけでExCが10まで一気に上がる。
- 闘争心も育成しているとExCボーナスは完全に無駄になる。周回プレイ時は特に発生しやすいのだが、1周目でも十分に発生し得る。
パイロットBGM編集
- 「エルガイム-Time for L-Gaim-」
- 前期OPテーマ。長らくテーマソングとして採用された。
人間関係編集
- クワサン・オリビー
- 生き別れになった義妹。
- ミラウー・キャオ
- 親友、というより腐れ縁というべき仲。当初はポセイダル正規軍に入らないダバを快く思っていなかったが、やがて彼と対等の仲へと成長していく。
- ファンネリア・アム
- 盗賊団リーリン一家の一人だったが、惚れられ味方になる。
- ガウ・ハ・レッシィ
- 13人衆の一人だったが、惚れられ味方になる。一時期ダバの元を離れるが、それはダバ達を思ってのことだった。
- リリス・ファウ
- 見世物になっていた所を助けたのが縁で仲間に。
- ギャブレット・ギャブレー
- ライバル。当初は盗賊まがいだったが、正規軍に登用され本格的な宿敵に。
- アマンダラ・カマンダラ
- 彼に人生を翻弄されることとなった。最後はオリジナルのポセイダルとして対峙。
- ダバ・ハッサー
- 養父にして、ヤーマン族カモン王家の元家臣。王家滅亡の際に当時赤子だったダバを連れ出して自身の養子として匿い、ガイラムをエルガイムに改修するなどしてヤーマン再興に備えるも、志半ばに病死した。
他作品との人間関係編集
リアル系編集
- 黒騎士
- 『OE』では彼に対して、皮肉を飛ばしている。
- ゼロ
- 『OE』にて彼の助力を得て正規軍を撃退する。彼とは「今の為政者によってその身分を追われた者」同士でもある。
- ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア
- 『30』では、ゼロではなくルルーシュとして共闘。早いうちからダバの持つ「王の器」に興味を示し、彼のポセイダル打倒と、ペンタゴナワールドの統治を後押しする。
スーパー系編集
名台詞編集
- 「ドッキングセンサー!」
- エルガイムのコックピットになる小型バイク「スパイラル・フロー」をエルガイムに収納する際に発する台詞。音声登録の類と思われていたが、後にキャオやアムがエルガイムで出撃した際にもこの台詞を言っており、「単なるロボットアニメ的な出撃時の決め台詞」という衝撃の事実が発覚する。もっとも音声によるコマンド入力という可能性もあるが(ようするに「誰が」言うのかは関係なくこの「言葉」を認識することでドッキングが開始される仕様)、言わないで出撃する事もあるため真相は不明。
- 『スーパーロボット大戦F』ではキャラクター事典の一言モードで聞ける。
- 「ああ、嫌だぁ。死ぬなよ!」
- 第1話より、盗賊団との戦闘で敵を撃った時の台詞。基本的には人死にを嫌う。
- 「俺は…自分でも自分の人生を見てみたくなったのさ」
- 第5話より。アマンダラ・カマンダラに手形を渡すため、ポセイダル軍の宇宙船を奪う事を決心して。とはいえ、この世界で大きな力を持つ軍と敵対する事を少々軽く見ていた節があり、後に追撃を受けた際には「ちょっと借りただけなのに…」といった趣旨の発言もしている。
- 「変なところに当たるな!」
- 第6話より。劇中でパワーランチャーを撃ったときの台詞。ゲームでも戦闘中の台詞として採用されている。ちなみに「変なところ」とは、コックピットなど、相手のパイロットの生死に関わる部位を指しており、ダバの優しさが垣間見える台詞である。余談であるが、SRWで印象に残ったのか、2007年放送のテレビアニメ『らき☆すた』でパロディとして使われている。
- 「ならば!」
「危険な歓迎の返礼をさせて貰った事で、謝礼は受けました」 - 第8話より。手形を渡しに来たダバに「謝礼を出したい」というアマンダラを殴りつけて。建前的には会談前に敵と間違えられて銃撃された事に対する仕返しだが、ここまでに起きた手形を巡っての殺し合いや、事前に滅ぼされたヤーマン族の街並みを見た事による八つ当たりもあった模様。
- 「スト、スト、スト…やるのね!?」
- 第9話より。身の潔白を証明すべく、ストリップをしようとしたレッシィに対して。『第4次』でもこの台詞を発した[2]。
- 「ここからだったらシールドは効かないね!」
- 第12話より。至近距離からのパワーランチャーすら弾くオージェに対して。エルガイムの操縦をリリスに任せ、生身で顔面にバズーカを撃ちこむという奇策で相手を撤退させている。
- 「キャオ!周りがお前を認めなくても、俺はお前を認めてるんだ! 俺にはキャオが必要だ。ポセイダルを討つためにはキャオが必要なんだよ!」
- 第15話より。スパイ容疑をかけられて居場所を失い、ステラ・コバンを暗殺しようとしたキャオへの説得。
- 「皆もよく聞け!レッシィだって戦ってるんだ!いつまでもレッシィが生きてるなんて思うな!その時誰が代わって戦うんだ!? それはキミかもしれない、キミかもしれない。レッシィがいる間に学ぶものは学ぶ。それは俺だっていつ死ぬかわからないからだ!その時に誰かが代わらなければポセイダルを倒せないってことを、どうしてわかってくれないんだ!」
- 第16話より。戦い方を教えようとするレッシィに反発するキャオを修正し、反乱軍全体に激を飛ばす。ダバの言葉はステラの金銭よりも兵達の心を動かし、大きな被害を受けていた反乱軍の士気を呼び戻した。
- 「ポセイダル…見るがいい!お前に逆らうものはいくらでもいるということを!」
- 第18話より。ガストガル星の首都スヴェートに強引に突入、支配の象徴である巨大ポセイダル像の顔面にパワーランチャーを叩き込んで。
- 「リリス、ちゃんとヘルメットをつけて」
- 第19話より出撃前に。何て事のない台詞のようだが、この時のリリスは人間用のドライヤーを使うのに失敗し、空飛ぶ毛玉のようになってしまっていた。
- 「俺は自分の人生を見るまでは、一人ぼっちでも淋しくはない!」
- 第20話より、ギャブレーとの対決時に。ギャブレーは「取り巻きがいれば淋しくない」と返すが、最終回後のダバを思えば複雑な台詞である。
- 「騒ぎのある所に、ダバ・マイロードありってね!」
- 同話ラスト。鉱山惑星パラータを解放し、次の目的地に向かう際に残した決め台詞。SRWでも戦闘台詞として採用されている。
- 「自分だけが上等な生き方をしていると思うなよ!」
- 第23話で、クロソを騙っていた男を撃墜したネイに対し激昂して。高貴な生まれでありながら選民思想を持たず、平等な世界を望んでいる事を象徴するセリフ。
- 「最後までやらなきゃ分からないなんて、人生ってヤツは…!」
- 正規軍にスパイとして雇われていた単なる女たらしだった男が、反乱軍の伝説的英雄「クロソ将軍」として死んでいった様を見届けて。その言葉は最後の最後になって自身にも降りかかったのかもしれない…。
- 「やめろ…人を殺すと…君はもう普通の娘に…なれなくなるぞ! 不確かなままで人を殺す…ゲホッ、後悔するぞ…それで良ければやりな」
- 第24話より。シャワー中にミヤマ・アスフィーに暗殺されかけての台詞。後半の一部は『F完結編』のアスフィー説得イベントでも再現された。
- 「愛だ、愛だ、愛だと言葉に溺れている内は、貴様はボーイだ! 子供にクワサンを愛させるものか!」
- 「他人に自分の人生の枠を組まれて何が面白いものか」
- 終盤のアマンダラとの対決。ペンタゴナワールドを自分の枠で支配するアマンダラにダバが切り返した。直後にアマンダラが「ならば、つまらなくしてやる!」と傲慢極まりない言葉で返した。
迷台詞編集
- 「まったく、アムもリリスも女は気が強くて…お前、女だよな?」
- 第12話より、勝手にコクピットに潜り込んでいたリリスに対して。この時はお仕置きのつもりかリリスの胸を触るというセクハラ行為を行っており(顔も普段とは別物なスケベ面)、直後に顔面にキックを貰っている。
- 「す、すいません…ドアが開いていたのでつい…。私の無礼を許して…あっ」
- 第18話より。間違えてフル・フラットのシャワールームに乱入してしまっての謝罪。この後ポセイダル軍の女暗殺者との白兵戦で、うっかりブラジャーをはぎ取ってしまうなど、この回のダバは役得…もとい女難続きであった。
- 「申し訳が…ない。無線の状態が…よく…ない。ジャマーが…厚いんじゃないの…か」
- 第20話より。パラータ入港の際身分を怪しまれ、通信状態が悪いフリをする。この時の顔芸は中々コミカル。
スパロボシリーズの名台詞編集
戦闘台詞編集
- 「機動性なら、エルガイムだって!」
- 『F』より収録されたエルガイム搭乗時の回避台詞と思いきや…実際にはエルガイムに搭乗しなくても発するので「機動性ではエルガイムにも負けてはいない」という意味での汎用台詞と思われる。
シナリオデモ編集
- 「アマンダラ=カマンダラ…裏からペンタゴナを操りすべてを支配しようとしていた…」
アム「でも、かわいそうな人だったのかもしれないわね」
キャオ「なーんで!?」
アム「誰も信じられなくて…愛していたはずのミアンまでバイオリレーションで操っていた人なのよ」
レッシィ「信じられるのは自分だけ…独裁者の典型的なタイプね」
リリス「でも…ポセイダルも、もともとはああいう人じゃなかったと思うの」
「そうだな…権力を握り、それに固執するあまり…ああなってしまったか…」 - 『第4次(第4次S)』のシナリオ「オルドナ=ポセイダル」より。アマンダラが倒された後の会話。
- アムとリリスは堕落したアマンダラの末路に同情しており、ダバも彼女達に同調していた。
- なおこれらの会話が出るのはプルとプルツーを説得できたルートのみであり、それ以外のルート(主人公がスーパー系だった場合は強制)ではブライトとの異なる会話となる。
- 「また、いつか。…エルガイムと同じ、白い美しい機体のこと、忘れません。その機体に乗っていた人のことも」
- 『COMPACT』エンディングより。アムロと別れる時の台詞。
- 「アム、レッシィ、俺は必ず戻る。だから、それまで…」
- 『GC(XO)』エンディングより。アムからペンタゴナの復興について問われた時の返答。
- 本作でもオリビーの介護のために故郷へ帰る結末を迎えるものの、復帰の可能性も視野に入れている辺り、原作と比べるとほんの少し救われている。
- 「…オリビーやフル・フラットを見て思ったんです…」
「ポセイダルは、人の声明や心を自分の道具にしか考えていない…と」
「だから、俺はそういうものを大切にしたい…」
「そして、それこそがポセイダルを倒す力になると信じます」 - 『30』サブミッション「エンカウント」にて。アムが13人衆に捕らえられた際、リィリィ・ハッシーのもとに罠と知りながら向かうことを決意し、ミツバ・グレイヴァレーの制止をこの台詞で止める。この時点では本物のポセイダルがその裏に居ることまでは知らなかったが、本質はそのものずばりを言い当てていた。
中断メッセージ編集
- 「どうなってんのよ、これ!? ポセイダル軍を追って、俺達、別の星系に来ちゃったよ!」
「そこは、人類同士の争いに魔法や怪獣、エイリアンからAIまで何でもありだった!」
「だけど、俺達には仲間がいる! シー・ユー・アゲイン『スーパーロボット・ウォーズ!』」 - 『30』の中断メッセージにて。キャオ不在で中断メッセージが始まってしまったため、本来キャオが読む場所だったところを急遽代役でダバが務めた部分。今回はキャオが声なしの中、頑張ってキャオに寄せている。なお、エイリアン=異星人はダバやキャオ達のことでもあり、自分達を何でもありに含めているのだが…。
- 「騒ぎのある所に、ダバ・マイロードとプレイヤーありってね!」
- 同じく『30』の中断メッセージより。有名な決め台詞のアレンジ。確かにプレイヤーもまた、スパロボで巻き起こるあらゆる事件の目撃者であり、立会人であり、またその手で解決する存在でもある。
スパロボシリーズの迷台詞編集
- 「プ、プレイヤーさん! まさか、スト…ストスト…」
「ストライキをやるのね?」 - 『30』の中断メッセージにて。プレイヤーがゲームを中断する際に。元ネタは先述の、第9話でのレッシィとの一件。何かを誤魔化したようなコミカルな台詞であり、この後レッシィから「いやらしい事を思い出してないでしょうね?」と釘を刺されている。
搭乗機体編集
- エルガイム
- 初期搭乗機。最終決戦の際にも搭乗し、主役機に返り咲いた。
- エルガイムMk-II
- 後期搭乗機。敵から奪ったという出自ゆえか悪役っぽい面構えが特徴。
- ディザード
- 一時的に搭乗。
余談編集
脚注編集
- ↑ 「マイロード」とは英語「My lord」の日本語表記であるが、ダバの英語名称は「Myroad」(我が道路)となっている。
- ↑ 原作ではこの前にポセイダル軍から助けた仲間に発信機が付けられており、「自分にはそんなものは無い」というレッシィの行動だったのだが、その流れがカットされている『第4次』では少々唐突なイベントになっている。
- ↑ 2006年7月18日時点のACE BLOGのアーカイブ。