エドワード・ミト
エドワード・ミトは『最強ロボ ダイオージャ』の主人公。
| エドワード・ミト | |
|---|---|
| 登場作品 | 最強ロボ ダイオージャ |
| 声優 | 古川登志夫 |
| デザイン | 佐々門信芳 |
| 初登場SRW | スーパーロボット大戦GC |
| SRWでの分類 | パイロット |
| プロフィール | |
|---|---|
| 偽名 | ミート・エドモント |
| 種族 | エドン星人 |
| 性別 | 男 |
| 年齢 | 14歳 |
| 出身 | エドン国 |
| 役職 | エドン国次期王位継承者 |
概要 編集
イプロン星系エドン国の王子であり、トクガー王家16世。
14歳の時、父であるトクガー15世に次期王位継承者の義務であるお忍びの領国訪問の旅[1]に出る事を願い出て、お供を連れて旅立つことになる。
仮の姿はエドン国のデパートの御曹司で、ミート・エドモントという偽名を使っていた。
無邪気で腕白な性格だが、一度王子の装束に身を包めば王族としての毅然とした一面も見せる。
初めは堅苦しい王宮での生活から逃れられると大はしゃぎであったが、一見平和に見えるエドン国の各惑星を巡る中で、悪政の蔓延とエドン国の支配体制に苦しめられている人々の存在を知り、新たな世の中を築く事を心に誓うようになる。
登場作品と役柄 編集
単独作品 編集
- スーパーロボット大戦GC
- 初登場作品。中盤に加入。愛称表記は「ミト」。似た者同士の剣人や亡国の王子であるダバと交流していく。
- スーパーロボット大戦XO
- 愛称表記が「ミト王子」に変更された。
パイロットステータス 編集
精神コマンド 編集
特殊技能 編集
パイロットBGM 編集
人間関係 編集
- トクガー王、トクガー王妃
- 両親。
- デューク・スケード
- お供の一人で、口うるさい教育係。
- バロン・カークス
- お供の一人で、武術指南役。王子と共にハメを外すこともしばしば。
- フローラ・シノブ
- お供の一人で、護衛を勤める。旅の中で王子と互いに想いを寄せ合っていく。
- バルジャン
- 旅の中盤で強引について来たエドン国の家老。
- ライアン
- 王子が親友と呼ぶ男。10年前、幼少時のミト王子のお守り役を務めていた際に「打たれる痛みは王子も家臣も民衆も同じです」と身をもって苦言を呈し、自らの目で善悪を見極める、悪を許さない王になってほしいと諭した。
- 長じてからはスウォーム星で開発主任を務めていたが、武器製造庁長官のドグラによるロボットの密売とエドン国打倒の陰謀をやめさせようとして投獄されていた。処刑寸前のところをミト王子に救われ、命ある限り共に平和のため戦うことを誓う。
他作品との人間関係 編集
スーパー系 編集
- 銀河烈風隊
- 『GC(XO)』にて旅の途中に遭遇。エドンの未来を憂う同志として共闘することに。
- オズマ・ドラーゴ
- 『GC(XO)』で烈風隊を説得しに乗り込んだ彼と遭遇し、意気投合した。
- 楯剣人
- 『GC(XO)』では共に王族出身(こっちは下町育ちだが)で、堅苦しいのが嫌いなもの同士意気投合する。ちなみに声も同じであり、容姿もどこか似ている。演じた古川氏もデザインが似ているのもオーディションなしで起用された理由とダイオージャがサンライズチャンネルで配信された2025年8月に語っている。
リアル系 編集
- ダバ・マイロード
- 『GC』ではヤーマン王朝の生き残りであることが判明して以後、交流を深めていく。
名台詞 編集
- 「ならば、その目でしかと見よ! クロォォォス・トライアァァァングルッ!!」
- ダイオージャに合体する時の台詞。「その目でしかと見よ!」の部分は次回予告の〆にも使われている。
- 「弱きを泣かす不届き者よ、天に代わりて成敗いたす!」
- 電光雷鳴剣で悪党を成敗する時の決め台詞。
- 「正義の刃、受けてみよ!」
- 電光雷鳴崩しを使用する際の台詞。
- 「やったやった!とうとう旅に出たぞー!」
「もう好きな時に横になれるんだ!寝たい時に寝られるんだ!いやっほー!」 - 第1話より、諸国漫遊の旅に出ての第一声。カーテンをよじ登ったり王子の服を脱ぎ捨ててパンツ一丁になったりと大はしゃぎである。この台詞や回想からはかなり窮屈な生活を送っていた事が伺え、そこから開放されたとなれば浮かれるのも無理はない。しかし…
- 「身分が金で買えるというのか!?」
- シガルの攻撃から助けたアニタから事情を聞かされて。「旅の者であるミト一行が権力者の象徴であるロボットを持っているのは金で身分を買ったから」と決めつけられ、しかもそれが珍しいことではないらしいという話に不穏なものを感じ取る。
- 「話は聞いたぞ!権力を笠に悪い商人と組んで善良な村人を苦しめる悪い奴!もう許せん!」
- 第2話より、バードランド領主とルビタイの悪だくみの場に乗り込んで。最初は正体を明かさず、手下を叩きのめしてから正体公開に移る流れはモチーフとなった『水戸黄門』のお約束でもある。
- 「お前のしていることが真の芸術だと言うのなら、この世に芸術などいらん!」
- 第5話「恐怖の人間彫刻」。自身の考える芸術のためなら国民すらも資材として扱い、「ミト王子なら自分の芸術が分かるはず」とのたまうミケラン星領主。ミトが彼を肯定するはずもなかった。
- 「家族を思うそなたの勇気、余の頬を通して伝わったぞ」
- 「炎天下に立たされ、そなたも辛かったであろう。1日も早く体を治すがよい」
- 「余を叩いたその手でこれからもケリーと奥さんを温かく包んでやってくれ」
- 第5話。ミケラン星領主によって彫刻を引き立てる置物として扱われた夫婦。娘ケリーと病弱な妻を領主から守るために従っていた夫は、助けようとしたミトを殴ってしまう。ミトが正体を明かした後、必死で謝罪する夫婦にミトは上記の言葉をかけて去っていった。
- 「うるさい黙れ!」
- 「権力を肩にわがままのし放題!時には自分の思い通りにならないことだってあるんだ!」
- 「美しい花咲くこの国が自分勝手な領主にことごとく嫌われているとは思わなかったぞ!許さん!!」
- 第7話「王子の嫁入り」。ブラバー星領主ダホテルの強引で横暴な振る舞いにさすがのミトも我慢ならず、踊り子に変装してついに身分を明かす。この台詞は世の中思い通りにはならない現代の子供や若者たちへの叱咤ともとれる内容である。
- 「マイケル、僕も父上を思い出すよ。羨ましい、いつまでもご両親を大切にするんだぞ」
- 第9話「恐怖!!夜のない国」。ブルーレイク星の領主エネギーの政策により、電力の使用を強制されている住人達。連行された父親を救助する少年マイケルの姿に心を打たれ、別れ際にこの言葉を送った。
- 「その女がなぜ武器を持つ!」
- 第10話「宇宙に咲いた愛の花」。男が家畜同然の扱いをされ、女に話しかけただけで罰せられるフラウ星。「争いを好む男たちに代わって平和を願う女たちが立ち上がり国を奪い取った。今の法は平和を守るためにある」と語るゼウラ司令官に、ミトは鋭く矛盾を指摘する。
- 「二度と武器を持たぬこと。それが罰だ」
- 同話ラスト、ゼウラを討伐した後に自ら処罰を求むミレイに対し、彼女の境遇を顧みて争いから離れるという罰を下した。見事な大岡裁きである。
- 「ヒコザ。キラキラ星の旅、おかげで清々しいものになったぞ」
- 第13話「キラキラ星の暴走族」。横暴の限りを尽くしていたドラゴ王子との戦いで彼を成敗しようとするが、教育係のヒコザが戦いに割り込み王子を庇う程の忠心を見せる。
- その姿にバルジャンの姿を照らし合わせたミトは彼らに寛大な処置を施し、ヒコザに礼を述べた。
搭乗機体 編集
余談 編集
- モデルは水戸光圀こと徳川光圀だが、新時代をつくる将来の為政者というキャラクターは若い頃の織田信長や徳川慶喜を髣髴とさせるものとなっている。
脚注 編集
- ↑ 本来は16歳になるまでに済ませればいい。