ファンネリア・アム
ファンネリア・アム | |
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外国語表記 | Fannaria Amm |
登場作品 | 重戦機エルガイム |
声優 | 本多知恵子 |
デザイン | 永野護 |
初登場SRW | 第4次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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種族 | ペンタゴナ星系人 |
性別 | 女 |
年齢 | 17歳 |
出身 | コアム星 キトー |
身長 | 170 cm |
体重 | 45 kg |
スリーサイズ | B80-W58-H83 |
血液型 | O型 |
所属 | リーリン一家 → ポセイダル反乱軍 |
概要編集
盗賊団リーリン一家に属する女盗賊。昔は芝居小屋で役者をやっていた事もあるらしいが、いつの間にやらリーリン一家に仲間入りしていた。
エルガイムを奪うためにダバ・マイロードに近づくも、彼に一目惚れしてしまったことで盗賊稼業から足を洗い、ダバの元につく。
一度惚れると一途なタイプで、ダバのためになることなら何でもやろうとする努力家であり、恋敵であるガウ・ハ・レッシィに対抗して料理から洗濯、果てはヘビーメタルの操縦に戦闘指揮までもこなしていった。なお、頭に巻いた黄色と紺色、2つのターバンがトレードマークであるが、流石に宇宙戦などで戦闘用のスーツを着る際には外していた。
ダバがエルガイムMk-IIに搭乗後はエルガイムのヘッドライナーとなり、最後は13人衆のリィリィ・ハッシーを倒すほどに成長した。
小説版ではヤーマン族とポセイダルの族滅戦争の激戦の中で産まれたポセイダルの皇女。実母であるフラットが戦禍から遠ざける為に、身分を隠して劇団長に託した。
登場作品と役柄編集
旧シリーズ編集
- 第4次スーパーロボット大戦
- 初登場作品。地球に来訪する展開となったため、原作では乗りたがらなかったディザード1号機に乗る。
- 戦闘関連のステータスはダバと比べるとかなり低く、戦力としては期待できない。Lv一桁の頃から愛を覚えるが、これもSP不足で当分先まで使用できないというオチがつく。
- ただ、終盤で補給を覚えるので育てる価値はある。幸運・必中を持つリリスと組ませてエルガイムMk-IIのバスターランチャーを使えばレベル上げは容易い。
- エンディングではダバの後を追いコアムに戻る。その後、女優としてデビューし、売れっ子になって多忙な日々を送っている。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- 声が入ったほか、地形適応が空はBに、海はAにアップしている。
- スーパーロボット大戦F
- 自前で幸運を持つため、リリスに頼らず資金稼ぎができる。しかし集中を覚えなくなってしまい、命中や回避に不安がある。台詞の新規収録は行われておらず、キャラクター事典でも戦闘台詞になっている。
- スーパーロボット大戦F完結編
- Mk-II入手後はエルガイムがデフォルト機になり、強制出撃やフル・フラットとの間でイベントがある。育てていない場合は、サポートをつけないと撃墜される可能性が高い。Lv56で2回行動と激励2回分のSPが同時に備わり一気に使いやすくはなるのだが、エルガイム勢に修理や補給のできるユニットがいない本作ではそれまでの育成が難しくほぼ終盤になってしまう。
COMPACTシリーズ編集
- スーパーロボット大戦COMPACT
- 今回はダバが最初からMk-IIに乗っているため、エルガイムに乗っている。必修精神コマンドは熱血と幸運。高確率で愛も覚えるが、恋のライバルであるレッシィと違って必ずというわけではない。
- スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor
- 必修コマンドは、熱血と幸運。援護を2レベルまで覚え、激励か祝福のどちらかを覚えるため、サポートよりの調整といえる。
単独作品編集
- スーパーロボット大戦GC
- 台詞が新規収録された。最初から幸運を持ちひらめき習得も早いが、命中補正系精神は最後に覚える高コストの愛しかない点は注意。生前本多知恵子氏がスパロボに新規で参加した最後の作品である。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 第1章追加ミッション「反逆のルルーシュ」に登場しているが、この時は戦闘に参加しない。本格参戦は第4章からで、今回はディザードに乗ってくる。
- 特殊スキル「機雷解除」を持っており、ステージマップ上に仕掛けられた指向性機雷を起爆させることなく除去できる。
- キャストの本多氏が急逝した為、ライブラリー出演となっている。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2018年1月のイベント「リベリオン」より登場。シナリオNPC。
- 2019年11月のイベント「宇宙に揺らぐ陽炎」からはエルガイムのパイロットとして参戦。
- スーパーロボット大戦30
- キーミッションの「コンタクト・ペンタゴナ」から登場する。ミッション「クロス・ポイント」からエルガイムのパイロットとして参戦。エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「防御アップ」。
- 同じエルガイム系で「希望」を覚えるクワサンと比べると、希望以外の精神コマンドが戦闘向きでレベルや撃墜数を稼ぎやすいことと、自軍への加入が早いことが長所。一方、希望の消費SPがクワサンよりも高いので、サポート力は一歩譲る。
関連作品編集
- リアルロボット戦線
- 初期から登場するが、条件次第では資金を半額盗んで逃走する。
- いずれにしても最終的には仲間になる。
- Another Century's Episode
パイロットステータス編集
精神コマンド編集
特殊技能(特殊スキル)編集
- 第4次(S)
- シールド防御L8、切り払いL2
- F、F完結編、COMPACT
- シールド防御L7、切り払いL4
- GC(XO)
- 援護L3、シールド防御
- OE
- 底力L9、機雷解除、サポートL9
- 30
- 底力L6、闘争心L2、援護防御L2、ガードL2
エースボーナス編集
パイロットBGM編集
- 「エルガイム-Time for L-Gaim-」
- 前期オープニングテーマ。長らくテーマソングとして採用された。
人間関係編集
他作品との人間関係編集
スーパー系編集
名台詞編集
- 「期待外れ…」
- 第1話の初セリフで、キャオと初対面の時の感想。タイプではなかった様だ。
- 「身の安全の為よ。飢えた狼はお腹が空くと何をするかわからないからね」
- キャオ「ここいらに狼なんか居んのかい?」
- 「狼は自分を高貴な動物だと思ってるんだよ。キャオみたいにね」
- 第3話でアムが朝食を作ったと聞いて褒めたキャオに対して。キャオをからかっただけの何て事ない台詞なのだが、この時まさしく自分を高貴だと思い込んでいる飢えた狼に朝食を食い荒らされた後だった…。
- 「なかなか素早かったんだけどね。リーリン姐さん仕込みの早業っての、ダテじゃないんだよ」
- 第6話より。正規軍から奪った輸送船内にて、レッシィとの1対1の銃撃戦に打ち勝っての台詞。軍人をも凌駕するアムの俊敏さを示す場面にして、後の恋敵かつ喧嘩相手であるレッシィとの初対面でもある。これまでかしましい印象の強かったアムにしては格好よく決まっていたのだが直後に隙を突かれて結局いつもの調子に戻り、蹴るわ噛むわ殴るわの生々しいキャットファイトを演じてしまう。
- 「あたしより、大きいかぁ…」
- 第9話より、信用を得る為にストリップしたレッシィを見て。
- 「やらしいのはあんたでしょ!すぐ裸になって!」
- レッシィがダバたちを助けた理由を女の感で見抜いたアムだったが、よりにもよってストリップした状態のレッシィに「やらしい勘ぐりはやめてよね」と言われて答えた台詞。
- 「口は便利だからね」
- 同話より、奪ったグライアで「ダバの支援をしようとした」というレッシィを信用せずに。至言である。
- 「あのねぇ、女の胸見てなんだはないだろう!?」
- 第11話より、ポセイダル兵の気を引くためにヌードを披露して。この直前に別の兵士に服を破かれて拷問されそうになっていた割に、意外とタフである。なおレッシィからは「未成熟なら、しょうがないでしょ」と返されてしまう。
- 「エヘヘ、劇団上がりは違うね。レッシィにばっかりイイ恰好させてたまるか!」
- 同話より。「自分の失敗を償いたい」とレッシィの前で泣いて見せ、ランドブースター・スピリッツ(SRW未実装)でのエルガイムの支援役を代わってもらう…が、しおらしくなった態度は演技であり、コクピットで見せた本音。
- 「執念、情念の燃えた女は…怖いんだから!」
- 第25話より。チェックとの愛憎でターナを危機に巻き込んでしまい、責任を取ろうとディザードで出撃して。
- 「チェックが生きていれば、私はいつか彼の優しさに逃げてしまうかもしれないわ。だけど…だけど彼が死んでしまえば、私はもうここにいるしかないのよ…」
- 同話ラスト。撃墜されたチェックの死体は見つからなかったが、アムは過去を振り切るために彼が死んだものとする。
- 「レッシィの匂いが染みついたマシンなんかに誰が!」
- 第34話より。スパイラルフローシステムが新設されたディザードでの出撃をキャオに勧められるが拒絶して。そのままディザード用のはずのフローを使ってエルガイムで出撃しており、機体の互換性を伺わせる。
- 「偉そうに二人で口裏あわせて、何やってんの……」
- 戦闘中に愛について論じ合うダバとギャブレーに対し。なんか富野節を皮肉っているようにも聞こえなくもない。
- 「どんなA級だって、急所ってもんがあんだよ!」
- 第51話より。リィリィと決着をつけた戦闘にて。SRWでも戦闘台詞に採用されている。
- 13人衆のリィリィに対して「伊達に長いこと戦ってきた訳じゃない!」と食い下がるアム。引き上げようとしたグルーンの脚をエルガイムで捕らえ、台詞と共にグルーンの股間部にランチャーを連射。それでもグルーンは破壊されず蹴りを放ってきたが、離れて躱しざまに放ったランチャーがコックピットを捕らえ、リィリィと共にグルーンは爆散。因縁に決着をつけた。
- 急所ってそうゆう意味で……?となりそうだが、爆発を見たアムは「当たっちゃったよ、ダバ」と笑いながらも涙を流しており、シーンとしてはシリアスだった。
- 「お母さんなのね・・・」
- 小説版より。フル・フラットと添い寝をした場面で彼女が養父である劇団長にアムを託した実母と悟って。
- アムが生まれたのはヤーマン族とポセイダルの一族絶滅を賭けた戦争の真っ最中、しかもその時点で健在なポセイダル唯一の実子なので、フラットも少しでも戦禍から娘を遠ざけようと苦渋の決断で身分を隠して養子に出したのだが、何の因果か一族の敵に惚れてしまう事に。
- 「私、もっともっと長ければ良かったと思うわ・・・戦いが三年でも四年でも続けばいいと思っていた・・・そうすれば・・・」
- 小説版の最後の台詞より。
- キャオを放射線障害で失い、廃人になったオリビーの看護の為に帰京するダバのターナにはアムが乗り込んでいた。
- 結果的に実母を手に掛けてしまった(正確にはエルガイムでフラットのガイラムと組打ちをしている最中にバイオ・リレーションシステムの負荷でフラットが死亡)アムもオリビー看護に生涯を捧げる覚悟を固めたのだ。
- カモン王朝の王子もオルドナ王朝の皇女も共に歴史から消える事となった。
迷台詞編集
- 「もうダメ!」
レッシィ「ごめんねアム!」
「えっ…ううん、いいの。二人で意地張り過ぎて、このまま死ぬならいっそ大空に舞って美しく死にましょう?」
レッシィ「アム…嬉しいこと言ってくれて」
「レッシィお姉様!」
レッシィ「アムやぁ!」
「天国では仲良くしましょうね!」 - 第24話より。ランドブースターに二人乗りで出撃したが撃墜され、吹き飛んでいるコクピットの中で抱き合って。非常事態故かどうにも怪しい雰囲気である。すぐにダバによって助けられたが、この後はいつものキャットファイトであった。
- 「あんたが変なもん触るから!」
レッシィ「あんたが『何だろう?』と聞いたんでしょうが!」
「もう!あんたのお陰で命がいくつあっても足りないわ!!」
レッシィ「おったがいさまでしょうが!!」 - 同話より。兵器工場だった場所にレッシィと同行したとき、ひょんなことから爆発に巻き込まれた後の口論。
搭乗機体編集
SRWでの搭乗機体編集
- エルガイムMk-II
- 『X-Ω』のイベント「希望はいつもその胸に」にて、イベント前半の会話イベントで搭乗している。原作終了後設定でダバが戦いから離れているため、アムが代わりに搭乗していた。修理後はダバが搭乗している。ユニットとしては未実装。