「UFOロボ グレンダイザー」の版間の差分

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| シリーズ = [[マジンガーシリーズ]]
 
| シリーズ = [[マジンガーシリーズ]]
 
| 前作 = [[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]
 
| 前作 = [[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]
| 次作 =  
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| 次作 = [[劇場版 マジンガーZ / INFINITY]]
 
| 劇場版 = [[劇場版マジンガーシリーズ]]
 
| 劇場版 = [[劇場版マジンガーシリーズ]]
 
| アニメ版 =  
 
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[劇場版マジンガーシリーズ|東映まんがまつり]]の上映作品『宇宙円盤大戦争』(SRW未参戦)をテレビシリーズ化したリメイク作品で、『[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]』『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』に続く3番目の[[マジンガーシリーズ]]である。
+
[[劇場版マジンガーシリーズ|東映まんがまつり]]の上映作品『宇宙円盤大戦争』(SRW未参戦)を3作目の「[[マジンガーシリーズ]]」としてテレビシリーズ向けにリメイクした作品。『宇宙円盤大戦争』は元々「マジンガーシリーズ」として作られた作品ではなかったこともあり、『[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]』『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』とはやや印象の異なる作風になっている。
  
[[異星人]]との交戦」「主人公が亡国の[[貴族|王子]]」といった、それまでのロボットアニメでは見られなかったモチーフが盛り込まれた。欧米圏でも放送され国民的人気となっている。
+
「宇宙を戦場に[[異星人]]と交戦」「主人公が亡国の[[貴族|王子]]」といった、それまでのロボットアニメでは見られなかったモチーフが盛り込まれて人気を博した。これらのモチーフは今ではロボットアニメのテンプレの一つと言えるくらいまで定着している。
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欧米圏でも放送され国民的人気となっている。
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2022年8月26日にグレンダイザーの新企画「プロジェクトG」が発表。2023年8月5日にリブート作品『グレンダイザーU』の制作が発表され、翌年7月6日から放送された。
 
<!-- == ストーリー == -->
 
<!-- == ストーリー == -->
  
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;[[ベガ大王]]
 
;[[ベガ大王]]
 
:[[ベガ星連合軍]]のトップ。残酷非道の侵略者。
 
:[[ベガ星連合軍]]のトップ。残酷非道の侵略者。
;[[ガンダル司令]]
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;[[ガンダル]]
 
:地球侵略部隊スカルムーン師団の総司令官。
 
:地球侵略部隊スカルムーン師団の総司令官。
 
;[[レディガンダル]]
 
;[[レディガンダル]]
 
:ガンダルの別人格。
 
:ガンダルの別人格。
;[[ブラッキー隊長]]
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;[[ブラッキー]]
 
:地球攻撃隊長。野心深く卑怯。
 
:地球攻撃隊長。野心深く卑怯。
;[[ズリル長官]]
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;[[ズリル]]
 
:ベガ星随一の天才科学者。ガンダルとは犬猿の仲であるが、お互いの地位が危なくなるといつも協力している。
 
:ベガ星随一の天才科学者。ガンダルとは犬猿の仲であるが、お互いの地位が危なくなるといつも協力している。
 
;[[ゴーマン大尉]]
 
;[[ゴーマン大尉]]
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;[[ナイーダ]]
 
;[[ナイーダ]]
 
:元フリード星の貴族。
 
:元フリード星の貴族。
;[[モルス|親衛隊長モルス]]
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;[[モルス]]
 
:デュークの親友だったが洗脳されてコマンダーに。後にベガ大王直属親衛隊の隊長となる。
 
:デュークの親友だったが洗脳されてコマンダーに。後にベガ大王直属親衛隊の隊長となる。
 
;[[偽デューク・フリード]]
 
;[[偽デューク・フリード]]
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:;「宇宙の王者グレンダイザー」
 
:;「宇宙の王者グレンダイザー」
 
::作詞:保富康午、作曲:菊池俊輔、編曲:森岡賢一郎、歌:ささきいさお・こおろぎ'73
 
::作詞:保富康午、作曲:菊池俊輔、編曲:森岡賢一郎、歌:ささきいさお・こおろぎ'73
::『グレンダイザー』のプロトタイプ版と言える劇場アニメ『宇宙円盤大戦争』の主題歌「戦え!宇宙の王者」の歌詞中にある主役ロボット「ガッタイガー」関係の固有名詞を、グレンダイザーのものに置き換えて作られた曲である。
+
::パイロット版とも言える作品『宇宙円盤大戦争』の主題歌「戦え!宇宙の王者」の歌詞を本作に合うように変更して作られた曲である。
 
::『A』『D』『MX』で採用。
 
::『A』『D』『MX』で採用。
  
 
== 登場作と扱われ方 ==
 
== 登場作と扱われ方 ==
前二作の[[マジンガーシリーズ]]に比べると、参戦しない場合も多くやや存在感が薄めな印象がある。主人公の[[デューク・フリード]]を演じた富山敬氏が声つきになる寸前に死去した事もあって、声付きのスパロボでの参戦も少なめ(声付きのスパロボでは、堀内賢雄氏もしくは山寺宏一氏が[[代役]]を務めている)。偽グレンダイザーの正体であるベガ獣ベニベニは意外にもSRW未登場。
+
[[マジンガーシリーズ]]」の一員として「[[旧シリーズ]]」から参戦していたが、『EX』に参戦していたにも関わらず『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])』のリメイク作品にあたる『[[スーパーロボット大戦F|F]]/[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』で参戦作品から外されて<ref>『F/F完結編』は「原則としてオリジナルキャストで収録する」という方針で製作されていたが、本作の主人公デュークの担当声優であった富山敬氏が既に亡くなっていたため、オリジナルキャストによる主人公キャラクターの収録が不可能な状況であった。</ref>以降は参戦頻度が減っており、「マジンガーシリーズ」の中では不遇な印象は否めない。
 
 
一部のキャラクターとメカは『[[真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍]]』にも(非常に微妙な形も含めて)登場しているが、そちらの要素を含めた作品は今のところ現れていない。
 
  
ちなみに、2016年の『X-Ω』まで[[マジンカイザー]](スパロボ版と[[マジンカイザー (OVA)|OVA版]]の両方)とは同時参戦したことが無かった。ただし、『Z』の[[没データ]]では本作のキャラ用のマジンカイザー関連セリフが記録されていた。
+
声付き完全新作への初参戦は『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』、[[マジンカイザー|マジンカイザー(ユニット)]]との共演が実現したのは『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』である<ref>なお、『Z』の没データには本作のキャラクターにもマジンカイザー関連のセリフが存在している。</ref>。
  
理由は不明だが、『AP』『Z』(2008年)では公式サイトなどにおいてアニメ版ではなく漫画版が出典として表記されている。
+
理由は不明だが、『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|AP]]』『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』の公式サイトなどでは漫画版が出典として表記されている。
  
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
;[[第2次スーパーロボット大戦]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦]]
:初参戦。ベガ星連合軍は登場せず、円盤獣やベガ獣は[[ディバイン・クルセイダーズ]]にて運用されている。
+
:初参戦作品。[[ベガ星連合軍]]は登場せず、[[円盤獣]]や[[ベガ獣]]は[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]の戦力として登場する。[[異星人]]に対抗するための組織であるDCが異星人の戦力をなぜ運用しているのかは謎である。
:[[異星人]]の侵略を危惧していた[[ビアン・ゾルダーク]]率いるディバイン・クルセイダーズが、円盤獣やベガ獣を使っているのはよくよく考えるとおかしいが、原作終了後でベガ星連合軍が残したものを回収してきたのかもしれない。
+
:BGMは「マジンガーZ」(「[[マジンガーシリーズ]]」としてのBGM)ではなく、単独で「とべ!グレンダイザー」が採用されている<ref>なお、ガンダム系は全て「翔べ!ガンダム」(「ガンダムシリーズ」としてのBGM)となっている。</ref>
:また、地味に'''「とべ!グレンダイザー」はFC版の時点でグレンダイザーのBGMとして採用されていた'''(ゲッターはともかく、ガンダム系が「翔べ!ガンダム」で固定されていた事を考えると破格の扱いと言える)。
 
<!-- ファンの間で語られてる説は、最低限で良いかと。 -->
 
 
:;[[第2次スーパーロボット大戦G]]
 
:;[[第2次スーパーロボット大戦G]]
 
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;[[第3次スーパーロボット大戦]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦]]
:ヒロインであるひかるとマリアが初参戦し、ナイーダも登場する。
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:[[牧葉ひかる|ひかる]]、[[グレース・マリア・フリード|マリア]]、[[ナイーダ]]が初登場。
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:なお、本作と次作『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』ではBGMが「マジンガーZ」(「マジンガーシリーズ」としてのBGM)に変更されている。
 
;[[スーパーロボット大戦EX]]
 
;[[スーパーロボット大戦EX]]
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:ひかる、マリアは[[マサキ・アンドー|マサキ]]の章、[[デューク・フリード|デューク]]は[[リューネ・ゾルダーク|リューネ]]の章に分かれて登場する。
 
;[[第4次スーパーロボット大戦]]
 
;[[第4次スーパーロボット大戦]]
:
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:敵パイロットは存在せず、[[いるだけ参戦]]となっている。なお初搭載となった[[ロボット大図鑑]]では、敵メカの紹介が雑なものばかりである。
 
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]
 
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]
::声が入る予定だったが、富山氏の逝去により実現せず。
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::デュークに声が入る予定だったが、富山氏の逝去により実現せず。
 
:
 
:
 
;[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス]]
 
;[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス]]
:堀内賢雄氏の代演でデュークに声が入った。
+
:[[声優:堀内賢雄|堀内賢雄]]氏の[[代役|代演]]でデュークに声が入った。
  
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦Z]]
 
;[[スーパーロボット大戦Z]]
:他の作品が際立っているせいもあるが、影は薄め。原作の終盤が再現されている。以降のZシリーズには参戦しない。
+
:原作の終盤が再現されている。他の作品が際立っているせいもあるが、影は薄め。
 +
:なお、本作が据置機で発売されたSRW作品への最後の参戦作品となっている。
  
 
=== COMPACTシリーズ ===
 
=== COMPACTシリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇]]
 
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇]]
:参戦作品としては未表記だが、宇宙科学研究所とNPCとして宇門大介が登場。
+
:参戦作品には表記されていないが、[[宇宙科学研究所]]と[[デューク・フリード|宇門大介]]([[NPC]])が登場する。
 
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇]]
 
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇]]
:『COMPACT2』では本作から参戦作品として表記。
+
:『[[スーパーロボット大戦COMPACT2|COMPACT2]]』では本作から参戦作品として表記。
 
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇]]
 
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇]]
 
:
 
:
 
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
 
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
:本作からデュークの代役が山寺宏一氏に変更され、以降は山寺氏で統一されている。
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:デュークの[[代役]]が[[声優:山寺宏一|山寺宏一]]氏に変更された。以降は山寺氏で統一されている。
 +
:本作のグレンダイザーは'''第2部の鍵を握る最重要ユニット'''として活躍する。第1部で地上ルートを通ったか・グレンダイザーを改造したかで第2部の全てが決まると言っても過言ではない。
  
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|PORTABLE]])
 
;[[スーパーロボット大戦A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|PORTABLE]])
:[[ルビーナ]]初登場。また、今回のみズリル長官専用の母艦が登場し、他の幹部も使用してくる。
+
:[[ルビーナ]]初登場。また、今回のみ[[戦闘母艦|ズリル長官専用の母艦]]が登場し、他の幹部も使用してくる。
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:他のマジンガーシリーズの登場キャラクターは軒並みパイロット側の宇宙の地形適応が低いのに対し、『グレンダイザー』出身キャラクターは宇宙の地形適応がAであるため、後半に多い宇宙マップでも十二分に活躍可能。
 
;[[スーパーロボット大戦D]]
 
;[[スーパーロボット大戦D]]
:ベガ大王は登場せず、原作におけるベガ星連合軍は[[ズール皇帝]]の配下となっている。
+
:[[ベガ大王]]は登場せず、原作における[[ベガ星連合軍]]は[[ズール皇帝]]の配下となっている。
  
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;[[スーパーロボット大戦64]]([[スーパーロボット大戦リンクバトラー|リンクバトラー]])
 
;[[スーパーロボット大戦64]]([[スーパーロボット大戦リンクバトラー|リンクバトラー]])
:ガンダル司令とブラッキー隊長のほか、ゴーマン大尉やキリカも初登場。ベガ大王は登場せず、原作におけるベガ星連合軍はズール皇帝の配下となっている。
+
:[[ガンダル司令]]、[[ブラッキー隊長]]、[[ゴーマン大尉]]、[[キリカ]]らが初登場。[[ベガ大王]]は登場せず、原作における[[ベガ星連合軍]]は[[ズール皇帝]]の配下となっている。
 
;[[スーパーロボット大戦MX]]
 
;[[スーパーロボット大戦MX]]
:[[劇場版マジンガーシリーズ|劇場版]]含めてストーリーの再現度がかなり高く、歴代の中でも最も扱いが良いと言ってもいい。ただし'''ルビーナの死は回避できない'''。
+
:[[劇場版マジンガーシリーズ|劇場版]]も含めストーリーの再現度が高い。[[ルビーナ]]の死は回避できないものの、扱いは歴代で最も良いレベル。また、[[兜甲児|甲児]]も本作の設定での登場となっている<ref>登場作品としては『マジンガーZ』。</ref>。
:甲児の設定は『グレンダイザー』版を採用しており、TFO用[[パイロットスーツ]]を着たバージョンの[[カットイン]]も用意されている。
+
:'''参戦から13年目にして、ようやく声付きの新規作品に参戦した作品でもある'''。
 
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
 
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
:キャラクターを伴っての参戦は『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』以来で約7年振りとなる。宇門博士は第1章、デュークは第2章からの登場となる。リリースから長らくユニットとしての参戦は無かったが、2016年4月に[[グレンダイザー]]がユニットとして登場した。
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:キャラクターを伴っての参戦は『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』以来で約7年ぶりとなる。[[宇門源蔵|宇門博士]]は第1章、[[デューク・フリード|デューク]]は第2章からの登場となる。リリースから長らくユニットとしての参戦は無かったが、2016年4月に[[グレンダイザー]]がユニットとして登場した。
:本作で遂に'''[[マジンカイザー]]との共演が実現'''した。
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:本作で遂に'''[[マジンカイザー]]との共演が実現した'''
 
;[[スーパーロボット大戦DD]]
 
;[[スーパーロボット大戦DD]]
:ワールド5の構成作品として追加参戦。2Dスパロボへの参戦は『Z』以来11年ぶりとなる。
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:2D作品への参戦は『Z』以来11年ぶりとなる。ワールド5の構成作品として追加参戦。「[[マジンガーシリーズ]]」からは本作とOVA版の『[[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]]』のみが参戦で、互いに別世界の設定という珍しいケースになっている<ref>『マジンカイザー』はワールド1の構成作品として登場。また、ワールド5には『マジンガーZ』や『グレートマジンガー』のキャラクターは存在しない扱いになっている。</ref>。
:今作では'''OVA版の『[[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]]』のみと共演する'''というレアケース。その上『マジンカイザー』はワールド1、『グレンダイザー』がワールド5と別世界設定になっているのも珍しい。
 
  
 
== 各話リスト ==
 
== 各話リスト ==
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! 話数 !! サブタイトル !! 登場メカ !! 備考 !! 再現スパロボ
 
! 話数 !! サブタイトル !! 登場メカ !! 備考 !! 再現スパロボ
 
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| 第1話 || 兜甲児とデュークフリード || [[グレンダイザー]] <br/> [[スペイザー]] <br/> [[TFO]] <br/> [[ギルギル]] <br/> [[ミニフォー]] ||  ||  
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| 第1話 || 兜甲児とデュークフリード || [[グレンダイザー]] <br/> [[スペイザー]] <br/> [[TFO]] <br/> [[ギルギル]] <br/> [[ミニフォー]] ||  || 『MX』
 
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| 第2話 || ああ! わが大地みどりなりき || ガメガメ ||  ||  
 
| 第2話 || ああ! わが大地みどりなりき || ガメガメ ||  ||  
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*『UFOロボ グレンダイザー』は海外、とりわけ[[ヨーロッパ|欧]][[南北アメリカ|米圏]]において凄まじい人気を誇っている。
 
*『UFOロボ グレンダイザー』は海外、とりわけ[[ヨーロッパ|欧]][[南北アメリカ|米圏]]において凄まじい人気を誇っている。
 
**1978~1979年にフランスで'''『GOLDORAK(ゴルドラック)』'''というタイトルで放映された時には、'''最高視聴率100%'''という驚異的な記録を叩き出している(2017年4月7日に放送されたNHK総合の番組『ニッポンアニメ100 ロボットアニメ大集合』より)。現在でも、再放送すれば「60%近くは固い」とも言われており、もはや伝説に近い領域である。
 
**1978~1979年にフランスで'''『GOLDORAK(ゴルドラック)』'''というタイトルで放映された時には、'''最高視聴率100%'''という驚異的な記録を叩き出している(2017年4月7日に放送されたNHK総合の番組『ニッポンアニメ100 ロボットアニメ大集合』より)。現在でも、再放送すれば「60%近くは固い」とも言われており、もはや伝説に近い領域である。
***ちなみに、フランスで一番人気があるキャラクターは何と[[ブラッキー隊長]]で、彼の関連グッズは常に売り切れ状態だとか。
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***ちなみに、フランスで一番人気があるキャラクターは何と[[ブラッキー隊長]]で、彼の関連グッズは常に売り切れ状態だったとか。
 
**2013年4月にフランスのカンヌで開かれた国際番組見本市では、『UFOロボ グレンダイザー』が「世界のテレビ番組を変えた50本の作品」に『鉄腕アトム』『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』『ドラゴンボールGT』と共に[[日本]]を代表する作品として選ばれている。
 
**2013年4月にフランスのカンヌで開かれた国際番組見本市では、『UFOロボ グレンダイザー』が「世界のテレビ番組を変えた50本の作品」に『鉄腕アトム』『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』『ドラゴンボールGT』と共に[[日本]]を代表する作品として選ばれている。
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**2021年10月29日、フランスのゲームソフト会社・Microidsが『グレンダイザー』の[[コンピュータゲーム]]化作品『UFO Robot Grendizer』を発表した。ジャンルはアクションゲームで[[パソコン|PC]]向けに2023年11月13日発売された([[Nintendo Switch]]・[[プレイステーション4]]・プレイステーション5・Xbox One・Xbox Series X/S版も順次発売)。開発は同じくフランスに拠点を置くEndroadが担当する。PC版では日本語は字幕のみであったが、2024年4月18日からは『UFOロボ グレンダイザー:たとえ我が命つきるとも』のタイトルでPS4・PS5版の発売が開始。同時に日本語吹き替えも追加されている(声はゲームオリジナルキャストが担当)。
 
*欧米圏以外ではイラクで人気となっており、放映時間になるとバグダッドの市街地からは子供達の姿が消えてしまい、「民族紛争や[[宗教|宗派]]間の対立が続くイラクにおいて国民が一致団結できるのは、サッカーとグレンダイザーだけである」というジョークまで存在する。
 
*欧米圏以外ではイラクで人気となっており、放映時間になるとバグダッドの市街地からは子供達の姿が消えてしまい、「民族紛争や[[宗教|宗派]]間の対立が続くイラクにおいて国民が一致団結できるのは、サッカーとグレンダイザーだけである」というジョークまで存在する。
**なお、イラクだけでなくアラブ諸国でも人気である。
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**なお、イラクだけでなくアラブ諸国でも人気である。2022年12月15日にはサウジアラビアのリヤドで全高33.7mのグレンダイザー像が公開、「'''世界最大の架空のキャラクターの金属製彫刻'''」としてギネス認定されている。
 
*『[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]』と比較すると、リメイクをはじめとする関連作品がかなり少ないものの、2014年から永井豪氏自らが執筆するリメイク[[漫画]]作品『グレンダイザーギガ』が『[[鉄のラインバレル|月刊チャンピオンRED]]』にて連載された。
 
*『[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]』と比較すると、リメイクをはじめとする関連作品がかなり少ないものの、2014年から永井豪氏自らが執筆するリメイク[[漫画]]作品『グレンダイザーギガ』が『[[鉄のラインバレル|月刊チャンピオンRED]]』にて連載された。
 
* 東映版マジンガーシリーズの後日談となる『[[劇場版 マジンガーZ / INFINITY]]』では本作に関わる単語は一切出てこなかったため、『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』から本作へと繋がらなかった[[平行世界]]でないかと推測する声もあった。
 
* 東映版マジンガーシリーズの後日談となる『[[劇場版 マジンガーZ / INFINITY]]』では本作に関わる単語は一切出てこなかったため、『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』から本作へと繋がらなかった[[平行世界]]でないかと推測する声もあった。
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**この事もあってか、グレンダイザーを『INFINITY』準拠でリデザインした「グレンダイザー(INFINITISM)」のプラモデルが2019年4月発売された。
 
**この事もあってか、グレンダイザーを『INFINITY』準拠でリデザインした「グレンダイザー(INFINITISM)」のプラモデルが2019年4月発売された。
 
**同様になかの氏の発言を受けてか、スパロボにおいてもマジンガーシリーズは『INFINITY』の単独参戦となった『T』においても『グレンダイザー』を経過している事が示唆されている。
 
**同様になかの氏の発言を受けてか、スパロボにおいてもマジンガーシリーズは『INFINITY』の単独参戦となった『T』においても『グレンダイザー』を経過している事が示唆されている。
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*2024年7月からはリブート作である『グレンダイザーU』の放送が開始。[[円盤獣]]のみならず、[[マジンガーZ]]や[[ダブラスM2]]も登場した。
  
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
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|+ 動画配信
 
|+ 動画配信
 
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| [http://movie-tsutaya.tsite.jp/netdvd/dvd/top.do?pT=0 ツタヤディスカス] || × ||  
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| [http://movie-tsutaya.tsite.jp/netdvd/dvd/top.do?pT=0 ツタヤディスカス] || × || サービス終了
 
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| [http://www.b-ch.com/ バンダイチャンネル] || × ||  
 
| [http://www.b-ch.com/ バンダイチャンネル] || × ||  
 
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| [http://www.hulu.jp/ Hulu] || × ||  
 
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== 脚注 ==
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{{ダイナミックプロ}}
 
{{ダイナミックプロ}}

2024年8月13日 (火) 23:40時点における最新版

UFOロボ グレンダイザー』は、東映動画制作のテレビアニメ作品。

UFOロボ グレンダイザー
原作 永井豪とダイナミックプロ
脚本 上原正三
田村多津夫
馬嶋満 他
キャラクターデザイン 小松原一男
荒木伸吾
メカニックデザイン 永井豪
石川賢
桜多吾作
音楽 菊池俊輔
制作 東映動画(現:東映アニメーション)
放送局 フジテレビ系
放送期間 1975年10月5日 -
1977年2月27日
話数 全74話
シリーズ マジンガーシリーズ
前作 グレートマジンガー
次作 劇場版 マジンガーZ / INFINITY
劇場版 劇場版マジンガーシリーズ
初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦
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概要編集

東映まんがまつりの上映作品『宇宙円盤大戦争』(SRW未参戦)を3作目の「マジンガーシリーズ」としてテレビシリーズ向けにリメイクした作品。『宇宙円盤大戦争』は元々「マジンガーシリーズ」として作られた作品ではなかったこともあり、『マジンガーZ』『グレートマジンガー』とはやや印象の異なる作風になっている。

「宇宙を戦場に異星人と交戦」「主人公が亡国の王子」といった、それまでのロボットアニメでは見られなかったモチーフが盛り込まれて人気を博した。これらのモチーフは今ではロボットアニメのテンプレの一つと言えるくらいまで定着している。

欧米圏でも放送され国民的人気となっている。

2022年8月26日にグレンダイザーの新企画「プロジェクトG」が発表。2023年8月5日にリブート作品『グレンダイザーU』の制作が発表され、翌年7月6日から放送された。

登場人物編集

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

宇宙科学研究所シラカバ牧場編集

デューク・フリード(宇門大介)
主人公。宇門大介は地球名。
グレース・マリア・フリード
かつて見捨ててしまったデュークの妹。
兜甲児
前作より続投。本作では過去の物と異なるパイロットスーツを身に着けている。
牧葉ひかる
牧葉団兵衛
牧葉吾郎
宇門源蔵

ベガ星連合軍編集

ベガ大王
ベガ星連合軍のトップ。残酷非道の侵略者。
ガンダル
地球侵略部隊スカルムーン師団の総司令官。
レディガンダル
ガンダルの別人格。
ブラッキー
地球攻撃隊長。野心深く卑怯。
ズリル
ベガ星随一の天才科学者。ガンダルとは犬猿の仲であるが、お互いの地位が危なくなるといつも協力している。
ゴーマン大尉
ベガ大王直属親衛隊に所属する仕官。円盤獣ギンギングレンダイザーを圧倒する程の猛者。
コマンダー・ジグラ
ベガ大王親衛隊直属コマンダー。
ルビーナ
ベガ大王の娘にしてベガ星の王女。また、デュークの元婚約者でもある。
キリカ
若き女性科学者。後にコマンダーとなる。
ナイーダ
元フリード星の貴族。
モルス
デュークの親友だったが洗脳されてコマンダーに。後にベガ大王直属親衛隊の隊長となる。
偽デューク・フリード
親衛隊員がベニベニの光線で変身させられたデュークの偽物
ベガ兵
ベガ星連合軍の兵士。ベガ星連合軍に屈服した惑星出身の者も多い。

登場メカ編集

スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

主人公陣営編集

ベガ星連合軍編集

円盤獣編集

ベガ獣編集

その他編集

用語編集

宇宙科学研究所
UFO宇宙に関する現象を研究するために、宇門源蔵博士が設立した研究所。
シラカバ牧場
牧葉団兵衛の経営する牧場。宇宙科学研究所の近所に建っており、所在地は八ヶ岳山麓とされている。
宇宙合金グレン
グレンダイザースペイザーに使用されている特殊合金。鉄の5千倍の強度を持つ。
ベガ星連合軍
ベガ大王を総大将とする異星人の連合軍。
円盤獣
円盤形からロボット形態に変形する、ベガ星連合軍の初期の兵器。かなりの数のバリエーションがある。
ベガ獣
円盤獣に代って登場した兵器で、生物を改造しコントロールする方法を採用している。
スカルムーン基地
ベガ星連合軍の前線基地。

楽曲編集

オープニングテーマ
「とべ!グレンダイザー」
作詞:保富康午、作曲・編曲:菊池俊輔、歌:ささきいさお・コロムビアゆりかご会
『第2次』『第4次』『64』『COMPACT2』『IMPACT』『Z』『DD』で採用。『DD』ではイベント「心の光を灯せ」にてクエスト用BGMに採用。
エンディングテーマ
「宇宙の王者グレンダイザー」
作詞:保富康午、作曲:菊池俊輔、編曲:森岡賢一郎、歌:ささきいさお・こおろぎ'73
パイロット版とも言える作品『宇宙円盤大戦争』の主題歌「戦え!宇宙の王者」の歌詞を本作に合うように変更して作られた曲である。
『A』『D』『MX』で採用。

登場作と扱われ方編集

マジンガーシリーズ」の一員として「旧シリーズ」から参戦していたが、『EX』に参戦していたにも関わらず『第4次(S)』のリメイク作品にあたる『F/F完結編』で参戦作品から外されて[1]以降は参戦頻度が減っており、「マジンガーシリーズ」の中では不遇な印象は否めない。

声付き完全新作への初参戦は『MX』、マジンカイザー(ユニット)との共演が実現したのは『X-Ω』である[2]

理由は不明だが、『AP』『Z』の公式サイトなどでは漫画版が出典として表記されている。

旧シリーズ編集

第2次スーパーロボット大戦
初参戦作品。ベガ星連合軍は登場せず、円盤獣ベガ獣DCの戦力として登場する。異星人に対抗するための組織であるDCが異星人の戦力をなぜ運用しているのかは謎である。
BGMは「マジンガーZ」(「マジンガーシリーズ」としてのBGM)ではなく、単独で「とべ!グレンダイザー」が採用されている[3]
第2次スーパーロボット大戦G
第3次スーパーロボット大戦
ひかるマリアナイーダが初登場。
なお、本作と次作『EX』ではBGMが「マジンガーZ」(「マジンガーシリーズ」としてのBGM)に変更されている。
スーパーロボット大戦EX
ひかる、マリアはマサキの章、デュークリューネの章に分かれて登場する。
第4次スーパーロボット大戦
敵パイロットは存在せず、いるだけ参戦となっている。なお初搭載となったロボット大図鑑では、敵メカの紹介が雑なものばかりである。
第4次スーパーロボット大戦S
デュークに声が入る予定だったが、富山氏の逝去により実現せず。
スーパーロボット大戦コンプリートボックス
堀内賢雄氏の代演でデュークに声が入った。

Zシリーズ編集

スーパーロボット大戦Z
原作の終盤が再現されている。他の作品が際立っているせいもあるが、影は薄め。
なお、本作が据置機で発売されたSRW作品への最後の参戦作品となっている。

COMPACTシリーズ編集

スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇
参戦作品には表記されていないが、宇宙科学研究所宇門大介(NPC)が登場する。
スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇
COMPACT2』では本作から参戦作品として表記。
スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
スーパーロボット大戦IMPACT
デュークの代役山寺宏一氏に変更された。以降は山寺氏で統一されている。
本作のグレンダイザーは第2部の鍵を握る最重要ユニットとして活躍する。第1部で地上ルートを通ったか・グレンダイザーを改造したかで第2部の全てが決まると言っても過言ではない。

携帯機シリーズ編集

スーパーロボット大戦APORTABLE
ルビーナ初登場。また、今回のみズリル長官専用の母艦が登場し、他の幹部も使用してくる。
他のマジンガーシリーズの登場キャラクターは軒並みパイロット側の宇宙の地形適応が低いのに対し、『グレンダイザー』出身キャラクターは宇宙の地形適応がAであるため、後半に多い宇宙マップでも十二分に活躍可能。
スーパーロボット大戦D
ベガ大王は登場せず、原作におけるベガ星連合軍ズール皇帝の配下となっている。

単独作品編集

スーパーロボット大戦64リンクバトラー
ガンダル司令ブラッキー隊長ゴーマン大尉キリカらが初登場。ベガ大王は登場せず、原作におけるベガ星連合軍ズール皇帝の配下となっている。
スーパーロボット大戦MX
劇場版も含めストーリーの再現度が高い。ルビーナの死は回避できないものの、扱いは歴代で最も良いレベル。また、甲児も本作の設定での登場となっている[4]
参戦から13年目にして、ようやく声付きの新規作品に参戦した作品でもある
スーパーロボット大戦X-Ω
キャラクターを伴っての参戦は『Z』以来で約7年ぶりとなる。宇門博士は第1章、デュークは第2章からの登場となる。リリースから長らくユニットとしての参戦は無かったが、2016年4月にグレンダイザーがユニットとして登場した。
本作で遂にマジンカイザーとの共演が実現した
スーパーロボット大戦DD
2D作品への参戦は『Z』以来11年ぶりとなる。ワールド5の構成作品として追加参戦。「マジンガーシリーズ」からは本作とOVA版の『マジンカイザー』のみが参戦で、互いに別世界の設定という珍しいケースになっている[5]

各話リスト編集

話数 サブタイトル 登場メカ 備考 再現スパロボ
第1話 兜甲児とデュークフリード グレンダイザー
スペイザー
TFO
ギルギル
ミニフォー
『MX』
第2話 ああ! わが大地みどりなりき ガメガメ
第3話 危機迫る白樺牧場 バルバル
第4話 若き血潮は紅に燃ゆ ゴルゴル
第5話 炎の愛を夕日に染めて ドムドム
第6話 大空を切る闘魂 ダムダム
第7話 たとえわが命つきるとも ギンギン
フイフイ
第8話 地球の緑はあたたかい ダルダル
第9話 許されざる怒りを越えて ジルジル
第10話 あこがれは星の彼方に グリグリ
第11話 黒い太陽の中の悪魔 バリバリ
第12話 虹の橋を渡る少女 ガニガニ
第13話 狙われたグレンダイザー ゲルゲル
第14話 ボスボロットがやって来た! ドリドリ
第15話 遥かなる母への手紙 ガルガル
第16話 こころにひびく愛の鐘 フルフル
第17話 小さな命を救え! ギバギバ
第18話 発進!! 秘密ルート7 ガデガデ
第19話 恐怖のエアロライト! ゴスゴス
第20話 決死の雪山脱出作戦 ベドベド
第21話 決戦! オーロラの輝き ゲドゲド
第22話 花一輪の勇気 ギロギロ
第23話 激流に叫ぶひかる ギスギス
第24話 危うしデューク・フリード! ドグドグ
第25話 大空に輝く愛の花 ダリダリ
第26話 スカルムーン総出撃! ウルウル
ギドギド
ハドハド
第27話 猛反撃! グレンダイザー ウルウル
ハドハド
第28話 闇夜に響く悪魔のベル ベルベル
第29話 さらば宇宙の友よ! デラデラ
第30話 赤い傷跡のバラード ゴダゴダ
第31話 空に花咲け! ボスの友情 ライライ
第32話 母に向かって撃て! ザウザウ
第33話 必殺!! ミュータントの最後 ザリザリ
第34話 狼の涙は流れ星 ゴメゴメ
ゴンゴン
第35話 飛べ! ダブルスペイザー ダブルスペイザー
ブンブン
第36話 燃える大空の誓い! グレンダイザー (WS)
ジラジラ
第37話 翼に命をかけろ! ガンガン
第38話 ひかる、涙のドッキング! ドイドイ
第39話 奇襲! ベガ星突撃隊 ウラウラ
第40話 激突! 炎の海原 マリンスペイザー
ブイブイ
第41話 マリンスペイザー出動せよ! グレンダイザー (MS)
ガモガモ
第42話 危機! 研究所よ立ち上がれ マザーバーン
ガウガウ
第43話 隕石落下! 謎の孤島 グメグメ
第44話 祭りの夜円盤獣が来る! ドズドズ
第45話 燃えろ! ドリルスペイザー ドリルスペイザー
グレンダイザー (DS)
ゴドゴド
第46話 空からサメが降って来た!! ガリガリ
第47話 湖が地獄の火を吐いた! ガドガド
第48話 地の底に悪魔がいた! ダクダク
第49話 赤い夕陽に兄を見た! デキデキ
第50話 暗殺!! 兜甲児を消せ フビフビ
第51話 大接近!! 悪魔の星 ガレガレ
第52話 ベガ大王軍団大移動! キング・オブ・ベガ
グルグル
ドモドモ
キングゴリ
ベガ獣初登場
第53話 死闘! キングゴリを倒せ ミディフォー
キングゴリ
第54話 謎の恐怖! 日本海溝 バニバニ
第55話 恐怖! 悪魔の怪気球 グレグレ
第56話 危機を呼ぶ偽博士! ダイダイ
ザミザミ
第57話 吼えろ! ぼくの怪獣 ブドブド
第58話 悪魔にされたグレンダイザー! ベニベニ(偽グレンダイザー
第59話 ああ! 少年コマンド隊 ダキダキ
第60話 午後七時東京タワー爆発!! 戦闘母艦
ズネズネ
第61話 特攻スパイ大作戦! グワグワ
第62話 戦慄! 白鳥が来た日 ゴエゴエ
第63話 雪に消えた少女キリカ ズメズメ
第64話 東京全滅五分前! グドグド
第65話 兜甲児一本勝負! ザスザス
第66話 死の海底400Mメートル! ワグワグ
第67話 決死の海底基地爆破 イブイブ
ラグラグ
第68話 吹雪の中のマリア ブエブエ
第69話 父に捧げる愛のオーロラ ガイガイ
第70話 涙は胸の奥深く ガビガビ
第71話 悲劇の親衛隊長モルス ジガジガ
第72話 はるかなる故郷の星
第73話 この美しい地球のために グラグラ
第74話 永遠に輝け! 二つの星

余談編集

  • 『UFOロボ グレンダイザー』は海外、とりわけ米圏において凄まじい人気を誇っている。
    • 1978~1979年にフランスで『GOLDORAK(ゴルドラック)』というタイトルで放映された時には、最高視聴率100%という驚異的な記録を叩き出している(2017年4月7日に放送されたNHK総合の番組『ニッポンアニメ100 ロボットアニメ大集合』より)。現在でも、再放送すれば「60%近くは固い」とも言われており、もはや伝説に近い領域である。
      • ちなみに、フランスで一番人気があるキャラクターは何とブラッキー隊長で、彼の関連グッズは常に売り切れ状態だったとか。
    • 2013年4月にフランスのカンヌで開かれた国際番組見本市では、『UFOロボ グレンダイザー』が「世界のテレビ番組を変えた50本の作品」に『鉄腕アトム』『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』『ドラゴンボールGT』と共に日本を代表する作品として選ばれている。
    • 2021年10月29日、フランスのゲームソフト会社・Microidsが『グレンダイザー』のコンピュータゲーム化作品『UFO Robot Grendizer』を発表した。ジャンルはアクションゲームでPC向けに2023年11月13日発売された(Nintendo Switchプレイステーション4・プレイステーション5・Xbox One・Xbox Series X/S版も順次発売)。開発は同じくフランスに拠点を置くEndroadが担当する。PC版では日本語は字幕のみであったが、2024年4月18日からは『UFOロボ グレンダイザー:たとえ我が命つきるとも』のタイトルでPS4・PS5版の発売が開始。同時に日本語吹き替えも追加されている(声はゲームオリジナルキャストが担当)。
  • 欧米圏以外ではイラクで人気となっており、放映時間になるとバグダッドの市街地からは子供達の姿が消えてしまい、「民族紛争や宗派間の対立が続くイラクにおいて国民が一致団結できるのは、サッカーとグレンダイザーだけである」というジョークまで存在する。
    • なお、イラクだけでなくアラブ諸国でも人気である。2022年12月15日にはサウジアラビアのリヤドで全高33.7mのグレンダイザー像が公開、「世界最大の架空のキャラクターの金属製彫刻」としてギネス認定されている。
  • マジンガーZ』と比較すると、リメイクをはじめとする関連作品がかなり少ないものの、2014年から永井豪氏自らが執筆するリメイク漫画作品『グレンダイザーギガ』が『月刊チャンピオンRED』にて連載された。
  • 東映版マジンガーシリーズの後日談となる『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』では本作に関わる単語は一切出てこなかったため、『グレートマジンガー』から本作へと繋がらなかった平行世界でないかと推測する声もあった。
    • その後ムック本では「グレンダイザー関連の単語を出すとダイザーも出てくるのではないかと期待させてしまうため、敢えて省いた」と解説され、さらに後に助監督であるなかの☆陽氏が「『グレンダイザー』を作中に出してはいけないという指示が出たため、出したくても出せなかった」事をTwitter上で明かしている。なお、なかの氏はグレンダイザーについて「いますよ。いないはずがない」と、本作を経過した後に『INFINITY』に繋がっていることを表明している。
    • この事もあってか、グレンダイザーを『INFINITY』準拠でリデザインした「グレンダイザー(INFINITISM)」のプラモデルが2019年4月発売された。
    • 同様になかの氏の発言を受けてか、スパロボにおいてもマジンガーシリーズは『INFINITY』の単独参戦となった『T』においても『グレンダイザー』を経過している事が示唆されている。
  • 2024年7月からはリブート作である『グレンダイザーU』の放送が開始。円盤獣のみならず、マジンガーZダブラスM2も登場した。

商品情報編集

DVD編集

  • DVD-BOX

  • 単巻

漫画版編集

楽曲関連編集

レンタルビデオ・動画配信編集

サイト名 取扱いの有無 備考
レンタルビデオ
ツタヤディスカス ×
DMM ×
ゲオ宅配レンタル ×
サイト名 取扱いの有無 備考
動画配信
ツタヤディスカス × サービス終了
DMMTV 第一話無料・見放題期間あり
バンダイチャンネル ×
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ひかりTV × 見放題プランあり
楽天TV ×
TELASA × 見放題期間あり
J:COMオンデマンド × 見放題期間あり
milplus × 見放題期間あり
Netflix ×
アニメ放題 × 
ニコニコチャンネル(アニメ) ×
Lemino ×
AbemaTV ×

脚注編集

  1. 『F/F完結編』は「原則としてオリジナルキャストで収録する」という方針で製作されていたが、本作の主人公デュークの担当声優であった富山敬氏が既に亡くなっていたため、オリジナルキャストによる主人公キャラクターの収録が不可能な状況であった。
  2. なお、『Z』の没データには本作のキャラクターにもマジンカイザー関連のセリフが存在している。
  3. なお、ガンダム系は全て「翔べ!ガンダム」(「ガンダムシリーズ」としてのBGM)となっている。
  4. 登場作品としては『マジンガーZ』。
  5. 『マジンカイザー』はワールド1の構成作品として登場。また、ワールド5には『マジンガーZ』や『グレートマジンガー』のキャラクターは存在しない扱いになっている。