勇者
(ヒーローから転送)
勇者およびヒーローは、特殊技能(特殊スキル)のひとつ。
概要 編集
「勇者シリーズ」などの作品のパイロットが習得する先天技能で、命中/回避/CT率・装甲に補正がかかる効果を持つ。初出は『スーパーロボット大戦α』だが、前述の効果で採用されたのは『第2次スーパーロボット大戦α』が初となる。
一部のパイロットは「ヒーロー」表記での習得となる(効果は「勇者」と同一)。また、『勇者警察ジェイデッカー』のパイロットは本技能ではなく「ブレイブポリス」を習得する[1]。
なお、グリッドマンが習得する「HERO」は本項のものとは異なる。
採用作品 編集
- スーパーロボット大戦α
- 初登場作品。本作では主人公および恋人限定の特殊技能となっており、味方全員と信頼補正を発生させる効果を持つ。技能レベルはない。
- 第2次スーパーロボット大戦α以降のほぼ全ての採用作品
- 技能レベルに比例して命中/回避/CT率・装甲に補正がかかる。補正値は作品によって異なる。
- 『30』で本技能を必要とする武装が初めて登場した[2]。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 技能レベルに比例して攻撃/命中/防御が上昇する。
技能レベル制の作品の補正 編集
第2次α、第3次α、W 編集
| Lv | 命中・回避 | 装甲・CT |
|---|---|---|
| 1 | +0% | +0% |
| 2 | +2% | +1% |
| 3 | +4% | +3% |
| 4 | +6% | +5% |
| 5 | +8% | +7% |
| 6 | +10% | +9% |
| 7 | +12% | +11% |
| 8 | +14% | +13% |
| 9 | +16% | +15% |
BX 編集
全ての補正値が「スキルLv×2+2」で計算される値になるため、攻略本では計算式のみが記載されている。
| Lv | 命中・回避・装甲・CT |
|---|---|
| 1 | +4% |
| 2 | +6% |
| 3 | +8% |
| 4 | +10% |
| 5 | +12% |
| 6 | +14% |
| 7 | +16% |
| 8 | +18% |
| 9 | +20% |
V、X、T 編集
装甲の補正が固定値増加に変更された以外は『第2次α』『第3次α』『W』と同様。
| Lv | 命中・回避 | 装甲 | CT |
|---|---|---|---|
| 1 | +0% | ±0 | +0% |
| 2 | +2% | ±0 | +1% |
| 3 | +4% | +100 | +3% |
| 4 | +6% | +100 | +5% |
| 5 | +8% | +100 | +7% |
| 6 | +10% | +200 | +9% |
| 7 | +12% | +200 | +11% |
| 8 | +14% | +300 | +13% |
| 9 | +16% | +300 | +15% |
30 編集
基本は『V』『X』『T』と同じだが、レベル毎の補正値は異なる。
また、ガオガイゴーの武装「ヘルアンドヘブン(G+J)」の使用にはレベル3が必要。
| Lv | 命中・回避 | CT率 | 装甲値 |
|---|---|---|---|
| 1 | +% | +% | ± |
| 2 | +% | +% | ± |
| 3 | +% | +% | + |
| 4 | +% | +% | + |
| 5 | +% | +% | + |
| 6 | +% | +% | + |
| 7 | +% | +% | + |
| 8 | +16% | +13% | +200 |
| 9 | +18% | +15% | +300 |
主なパイロット 編集
勇者シリーズ 編集
- 「勇者」名義
- 『ガオガイガー』のGGG系パイロットと勇者ロボ全般が習得。さらには、勇者を名乗っているわけでないソルダートJも習得する。ただし、サブパイロット専属のキャラクターは習得しないこともある。
- なお、『30』で『覇界王』名義にて登場する蒼斧蛍汰、彩火乃紀は原典が勇者シリーズではないためか習得しない。
- 『DD』では『勇者宇宙ソーグレーダー』の勇者も習得している。
その他 編集
上記以外で勇者と呼ばれるメカ・キャラクター 編集
- グレートマジンガー
- 「偉大なる勇者」の称号を持つスーパーロボット。
- 『V』では同じく偉大な勇者繋がりということなのか、グレートのパイロットである剣鉄也が旋風寺舞人の訓練相手を買って出る。
- 『30』では『INFINITY』と『覇界王』設定でガオガイガーと同席。獅子王凱とのライバル関係となった。
- ライディーン
- 番組名からして『勇者ライディーン』である。
- なお、『ライディーン』は「勇者シリーズ」には含まれておらず[3]、パイロットのひびき洸も『DD』まで習得したことがない。
- 騎士ガンダム
- スダ・ドアカワールドの勇者。
- 『BX』では勇者ロボ軍団の復活に心打たれる場面も。
- 勇者ガラダブラ
- ミケーネの勇者。
- オーガン (イバリューダー)
- 戦闘種族イバリューダーにおいて同胞から勇者と称えられ、次期ヘッド・デトネイターかつミークの親衛隊長の座が約束されていたが脱走。地球へと向かった。
- デビルマン
- 不動明がデーモン族の勇者アモンと合体したことで生まれた悪魔人間。
- アズベス
- アーストに「勇者アズベス」としてその名が知られている。
- ブレイヴ
- 直接的な絡みはないが、ゾンダーや原種相手の特殊戦闘台詞でグラハム・エーカーが「ブレイヴもまた勇者の名を冠する機体」と称する。
- エルドラメンバー
- 惑星エンドレス・イリュージョンにてザウルス帝国と戦った勇者たち。
- 『T』では勇者特急隊やGGG勇者ロボ軍団などの歴戦の勇者たちと関わっていく。
- 3代目勇者ラムネス
- 父親から勇者の血を受け継ぎ、ドキドキスペースを守るため戦った新たなる勇者。
- ちなみに、スパロボ未参戦ではあるが、彼の子孫も4代目の勇者となる。
- バーンガーン / ダークグレートバーンガーン
- 勇者シリーズ『勇者聖戦バーンガーン』の主役に位置する聖勇者。勇者としてのスキルは主題歌再現の「目覚める勇気」を持ち、インペイルノヴァのアビリティに「勇気を司る聖勇者」が存在するものの、「勇者」技能自体は未習得。
- 後者は『勇者宇宙ソーグレーダー』に客演した際、グレートバーンガーン(SRW未参戦)の状態からグラットンに寄生され敵対している状態である。
- ファルセイバー
- 公式ネットラジオでも言及されるほど非常に勇者シリーズを連想させる設定を持ち、終いにはグレート合体まで行う。
- 劇中でも『ガオガイガー』と積極的に絡むなど、さながらタカラ版スパロボである『ブレイブサーガ』のオリジナルキャラのような様相を成しており、プレイヤー各位からそれらしいタイトルを付けられることも。