ガードダイバー
ガードダイバーは『勇者特急マイトガイン』の登場メカ。
ガードダイバー | |
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外国語表記 | Guard Diver[1] |
登場作品 | 勇者特急マイトガイン |
声優 | 置鮎龍太郎 |
デザイン | 大河原邦男 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦V |
SRWでの分類 |
機体 パイロット |
スペック | |
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全長 |
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全高 | 23.5 m |
重量 | 71.2 t |
最大モーター出力 | 380000HP |
最高走行速度 | 980.5 km/h |
ジャンプ力 | 1,200.5 m |
開発者 | 大阪次郎 |
所属組織 | 勇者特急隊 |
所属部隊 | ダイバーズ |
概要編集
負傷した人々を救うため、生卵を割らずに摘めるほどマニピュレーターが器用であるなど、戦闘よりも救助活動をメインとしていることから戦闘力は高くないが、装甲は厚く、分析能力にも優れる。
レスキュー部隊ということもあり、メンバー全員が冷静な性格。ボンバーズ同様に合体後は「超AI連動システム」により4体の性格が統合されるが、それは変わらない。「人命を優先し、被害を最小限に食い止める為、ベストを尽くす」が信条。
合体バンクの扱いが微妙に悪く、夜間にグレートマイトガイン・パーフェクトモード、バトルボンバーと連続合体をした際に、ガードダイバーのみ背景が夜間にならず昼間のままだった。
洗礼ロボ軍団との最終決戦では逃げ遅れた少女を発見し、護るために盾となって孤立。少女を逃がすことには成功したものの、自身は決戦前に舞人に言われた通り、前のめりに倒れて爆発した。最終決戦後、他のメンバーと一緒に修復されていた。
レスキュー特急編集
合体パターンを変更したトレイン形態でモチーフはTGV[2]。
マイトステーションの3番ゲートから発進。現場到着と同時に分離して、救助活動を行い、一通り救助が終わったら、ガードダイバーに合体というパターンが多かった。
『X』以降ではジョイントドラゴンファイヤーにて確認できる。
構成機体編集
登場作品と操縦者編集
VXT三部作編集
- スーパーロボット大戦V
- 初登場作品。参戦は第11話。
- 多彩な武装はデトネイター・ギムレット・ハイドロキャノンに絞られている。スーパー系の通常武器として見れば燃費・火力ともに優秀なのだが、必殺技に相当する高威力武器が無いため主力として活躍するには厳しい。
- 代わりに修理装置が搭載されている辺りはさすがレスキュー部隊と言うべきか。フル改造ボーナスで修理能力がさらに向上する。もっとも、移動力・移動タイプの面では他の修理持ち機体に劣る。
- スーパーロボット大戦X
- 基本的な性能は『V』と変わらず。
- エーストークでは、分離形態ではなくこちらの姿で登場するようになった。
- さり気なくドリル持ちの機体なのだが、エグゼブの琴線には触れなかったのか『V』共々特に言及される場面はない。
- スーパーロボット大戦T
- やはり『V』『X』と性能的には変わらず。
単独作品編集
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2019年7月のイベント「灯せ!! 絆の進化理論」期間限定参戦。シナリオNPC。
- 2021年1月のイベント「勇者との友情」では復刻参戦。
装備・機能編集
武装・必殺武器編集
武装編集
- ダイバーアタック
- 本編未使用。背中の梯子を伸ばしての攻撃。
- 設定のみの武器だったが、『新世代ロボット戦記ブレイブサーガ』にて実装された。
- ダイバーデトネイター
- 両肩からの速射砲。初出となる第16話ではダイバーディトネイターと呼称し、ミサイルを発射していた。
- 『新世代ロボット戦記ブレイブサーガ』ではダイバーデトネイターを強化すると、「ミサイル」が追加される。
- ハイドロキャノン
- 両肩のキャノンから大量の水流を発射する。マイトガインに纏わりついた敵の小型メカを洗い流したり、火炎放射との相殺にも使用された。原作では、ニンジャの火炎放射を破った際「この火消しロボットめ」と揶揄されており、ショーグン・ミフネや影の軍団との特殊戦闘台詞で聞けることも。
- 『V』ではダイバーギムレットと攻撃力が同じであり一番下の技でもないのだが、ガードダイバーは射撃>格闘である為こちらの方がダメージが出る。
- 『X』以降は攻撃力が僅かに上昇し正式に最強武器になった。ただし、バリア貫通効果を持つダイバーギムレットの方が有効な場面も少なくない。
- 水流ではあるものの、スパロボではしっかり宇宙でも使用可能。
- ダイバーアンカー
- 胸部から射出されるアンカー。SRW未採用。
- ダイバースパーク
- 劇中未使用。全身のパトライトにエネルギーを集中して、光を発生させる。
- ダイバーライフル
- レスキュー用から攻撃用まで多目的に使用できる銃。劇中での使用機会も多かった。
- 玩具ではファイアダイバーを除いた3体の武器が合体した銃。
- SRWでは不採用。一方不採用にも拘らず、ロボット大図鑑では紹介されている。
必殺技編集
- ダイバーギムレット
- 右足の超伝導ドリルによる蹴り。劇中未呼称の技でロボットアニメによくある設定集を読まないと名前を拝めない系の技だったがスパロボではしっかり叫んでくれる。
- 原作ではオープニング映像、第16話のブラックマイトガイン戦や第18話のクールター相手にバトルボンバーのボンバークラッシュと共に使用。ただブラックシグナルビームで撃ち落とされたり硬い装甲に弾かれたりと戦果はイマイチ。
- しかし『V』『X』では必殺技に設定されており、バリア貫通効果もある。但し、ハイドロキャノンと攻撃力は同じ。
- 使用時にはジャンプ前に合体完了ポーズに酷似した構えを取ってから、ジャンプして技に移行する。
合体攻撃編集
- ジョイントドラゴンファイヤー
- 『X』から追加されたグレートマイトガイン・バトルボンバー・ブラックマイトガインとの合体攻撃。ガードダイバーはレスキュー特急で5輌目に位置する。
- 勇者特急隊の全ロボが列車形態で連結し、ドラゴン型の炎に包まれながら突撃する五体連結攻撃。グレートマイトガインからのみ発動可能のため、ガードダイバーは使用不可。
特殊能力編集
移動タイプ編集
サイズ編集
- M
カスタムボーナス編集
パイロットステータス編集
精神コマンド編集
特殊スキル編集
エースボーナス編集
機体BGM編集
人間関係編集
名台詞編集
- 「今、奴の弱点を探知している」
「目だ! あのカメラアイさえやっつければ!」 - 第18話より。カトリーヌ・ビトン配下の蛸壺型ロボ・クルーター(SRW未登場)をバトルボンバーと共に迎撃。頑丈な相手に苦戦するも、弱点を探知し、打開策を導く。戦闘に於ける数少ない出番だが、後者の発言は置鮎氏が台詞を噛んだためか、語尾が少し不明瞭である。
- 「ぐぅっ、後ろには倒れないぞ!」
「うぅっ、後ろには倒れるもんか!」 - 第46話より。ブラックノワールの魔のオーラの洗礼を受けた不死身のロボット軍団の攻撃を受けても前を向き、勇敢に戦うが…
- 「さぁ、早く逃げるんだ…」
- 同上。ビルから逃げ遅れた少女を左手に乗せた直後、右腕を切り落とされ膝から崩れ落ちるが、それでもなんとか無傷で地面に降ろす事ができた少女に優しく語りかける。少女は抱きしめていたぬいぐるみをお礼として残し、ガードダイバーはそれを無言で見つめ…
- 「た、たとえ倒れる時でも……か、必ず、前のめりに……」
- 同上。逃げ遅れた少女を逃がした後も洗礼ロボ軍団の攻撃を受け続け、最期は廃墟のビルに撃ち付けられたガードダイバーはこの台詞を最期に、前のめりに倒れてぬいぐるみを残して爆散した。
迷台詞編集
- 「そんなアホな、ええ加減にハイドロキャノン!」
- 『歌のアルバム』収録のミニドラマ「爆笑・ロボット漫才!!」より。相方のバトルボンバーへの突っ込み。
- なお、この時2体とも関西弁で話している。
スパロボシリーズの名(迷)台詞編集
余談編集
- ファイアダイバーおよびガードダイバーを演じる置鮎龍太郎氏は、次回作『勇者警察ジェイデッカー』でコンバット刑事マクレーン、次々回作『黄金勇者ゴルドラン』(SRW未参戦)で黄金将軍レオンを演じると、3作連続でサブ勇者を担当。勇者シリーズと縁の深い声優の一人である。
- ダイバーズのデザインは次作『勇者警察ジェイデッカー』において、英国ブレイブポリスに引き続き使用された。
- 英国ブレイブポリスのメンバーの名称はビートルズ、異名はチェスから来ており、後者に関してはそこに騎士のデュークとイタリア語で女王を意味するレジーナの名を持つレジーナ・アルジーンを加えるとチェスの駒が勢揃いする。