ジェットダイバー

ジェットダイバーは『勇者特急マイトガイン』の登場メカ

ジェットダイバー
外国語表記 Jet Diver[1]
登場作品 勇者特急マイトガイン
声優 菊池正美
デザイン 大河原邦男
初登場SRW スーパーロボット大戦V
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スペック
全長 12.9 m
重量 12.9 t
最大モーター出力 109,000 HP
走行速度 175.0 km/h
ジャンプ力 260.5 m
合体形態 ガードダイバー
開発者 大阪次郎
所属組織 勇者特急隊
所属部隊 ダイバーズ
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概要編集

ダイバーズの一員。メインカラーは青緑。ダイバーズの中では照準性能と機動力に優れる。

超電導ジェット機から変形。からの共助活動が主な任務で、ジェット機の中央に救助用のゴンドラ「ジェットケージ」を装備している。勇者特急隊の中で数少ない航空戦力ということもあり、救助の他や第21話に於けるウォルフガングのアジトの追跡任務で単独での出番があった。

ガードダイバー合体時は左足、レスキュー特急時は中間ブロックを構成する。

登場作品と役柄編集

VXT三部作編集

スーパーロボット大戦V
初登場作品。NPC
スーパーロボット大戦X
NPC。ファクトリーシナリオに於けるホープスへの自己紹介や第17話合流時(マナの国ルート経由時)に登場する。
スーパーロボット大戦T
NPC。第19話治安維持隊ルートに登場。

装備・機能編集

武装・必殺武器編集

ジェットエリミネーター
高周波ライフル。
設定画及び玩具ではジェットモード時は下部に装備している。
ジェットタイフーン
体内のジェットエンジンを逆回転させ、肩のエアインテークから強力な竜巻を起こす。
ジェットクラスター
ジェットモードの機首に装備された機銃。劇中未使用。

人間関係編集

ファイアダイバー
ダイバーズのリーダー。合体してガードダイバーとなる。
ポリスダイバードリルダイバー
ダイバーズの一員。合体してガードダイバーとなる。
大阪次郎
開発者。
旋風寺舞人
勇者特急隊の隊長。
ガインボンマイトガンナー
勇者特急隊の仲間。

他作品との人間関係編集

獅堂光モコナ
T』では、両方の会話に疑問を持つ。

バンプレストオリジナル編集

ナイン
V』では初対面の時、「AIと人間の違い」について問われる。
ホープス
X』では初戦闘の後、分離形態で現れたため、少し驚かれる。

名台詞編集

「さぁ、早く」
第4話より。火災が起きたビルに取り残された人々を救出する際の台詞。
「これ以上、ここにいては危ない!」
第36話より。巨大カボチャに捕まった幼稚園バスをファイアダイバーが助けるも、カボチャの蔓が活性化したため、退避を促した際の台詞。
他のダイバーズのように、冷静さ以外の性格が伺えるかは難しいが、この台詞の後の退避では先導を切っている。
第4話の台詞が後ろ向きで言っているためにあまり目立たないからか、ネット上では「ジェットダイバーの唯一の自主的な台詞」と広まってしまっている。

スパロボシリーズの名台詞編集

「では、君は…ロボットなのか?」
Vソウジ編第11話「黒衣の復讐者」orチトセ編第11話「勇者、到着!」より。ナインの「私のAIも皆さんの超AIに負けない性能を持つ」と聞いた際への返答。
「間違いない。音声データを何度再生してみてもそうとしか聞こえない」
T』第19話治安維持隊ルート「目覚める伝説」より。「ぷー」としか言わないモコナと会話している様子を見るが、ポリスダイバーの「『ぷー』としか聞こえなかった」に追従しての発言。

余談編集

  • ジェットダイバーのデザインは次作『勇者警察ジェイデッカー』においては、英国ブレイブポリスのキング刑事リンゴに流用されたが、機体色は緑を基調としている。
  • 「名台詞」に記されているように、他のダイバーズと比べ、変形時の名乗り以外に性格が伺えるような台詞がなく、単独の出番もあるのに台詞は無し(代わりに同じ声の浜田が発言する)とダイバーズで最も影が薄いと言われる。
    • 脚本家にも存在を忘れられていたのか、舞人が飛龍を見た際、「超電導ジェット!? まさか、マイトウィング以外にあんな物があるなんて信じられない」と言う。
    • ゲーム『新世代ロボット戦記ブレイブサーガ』では浜田が主人公に勇者特急隊について紹介するエピソードがあるが、ダイバーズの紹介の中で一人だけ紹介されない。
  • 当時発売された玩具は脆いプラスチックで出来ているため、経年劣化により少し扱っただけで割れてしまい、ネットオークションでは補修した個体が出回っていることが多い。

脚注編集

  1. メカニック紹介、勇者特急マイトガイン、2022年3月13日閲覧。