あしゅら | |
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外国語表記 | Ashura |
登場作品 | |
声優 | |
種族 | 人造人間(元・古代ミケーネ人) |
性別 | 男 / 女 |
所属組織 | Dr.ヘル一派 |
所属部隊 | 鉄仮面軍団 |
役職 | 指揮官 |
爵位 | 男爵 |
概要
Dr.ヘルがバードス島の遺跡から発掘したミケーネの貴族夫婦のミイラを縫合し、一体の人造人間として復活させたものであり、身体の右半分は女性、左半分は男性となっている[1]。
劇中では、基本的に体の右側が映っている時は女の声で、左側が映っている時は男の声で、両方が映っている時は男女両方の声で同時に話すという演出がなされた。変身能力[2]を持ち、Dr.ヘルより授かったバードスの杖は機械獣を操るだけでなく、破壊光線を出せる。余談だが、彼(または彼女)の下半身が一体どうなっているのかについては、ファンの間で永遠の謎とされている。
機械獣による光子力研究所の攻撃や兜甲児の暗殺を頻繁に実行するが、ことごとく失敗し、毎回Dr.ヘルの叱責を受けることになる。そのときの台詞「お許し下さい、Dr.ヘル」は定番であった。そればかりか中盤以降になると、同僚のブロッケン伯爵からは無能扱いされ、協力者のゴーゴン大公にはアゴで使われと、終生人間関係に苦しむこととなる。しかし、最後の戦いの際はその心意気を感じ取ったゴーゴンも加勢しており、結果としてマジンガーZに勝つことは遂に叶わなかったものの、その死には冷酷なDr.ヘルも涙を流し、あしゅらの像を作った。
その正体と顛末は、団龍彦氏の小説『スーパーロボット大戦』で語られている。
OVA『マジンカイザー』
Dr.ヘルの部下、主たる幹部として登場している(ブロッケン他の幹部は出ていない)。
マジンガーZを奪いあしゅらマジンガーに改造したり、弓教授に化けて光子力研究所に潜入したりしているが、マジンカイザーにことごとく敗れる。最後には地獄王ゴードンと一体化して決戦に挑むも敗れ、その命を落とす。TV版・OVA版共に死ぬときは決死の覚悟で挑み敗れている。
OVA第1話では、実質マジンガーZに乗る上に技名を叫びまくる彼&彼女を見ることができる。
『真マジンガー 衝撃! Z編』
ミケーネ帝国の神官および巫女であり夫婦であるトリスタンとイゾルデの腐った半身を取り除き、結合された姿という設定になっている。ミケーネの謎を知る者として最後まで物語上非常に重要なポジションに位置するキャラであり、もう一人の主役といっても過言ではない。生身でマジンガーに立ち向かう姿など最初から最後まで、かつてない「かっこいいあしゅら男爵」の姿を視聴者に見せ付けた。
終盤で明かされた真相は、眠っていたトリスタンとイゾルデの半身をDr.ヘルが薬品で腐らせ、後からやって来たつばさに治療を命じてあしゅらが作り出された、というものだった。真相を知ったことでDr.ヘルに反逆する。その真の狙いは、蘇生時にかけられた「命を断てない」という暗示を逃れ、ミケーネの神々を呼び出す儀式のために自害することである。最終的にDr.ヘルの死によって、ヘルの用意したミケーネへの対抗策 (地獄王ゴードン) を無効化したうえで儀式を完遂し、彼 (彼女) の本懐は果たされることになる。
永井豪の漫画版
週刊少年ジャンプ連載時では、当初は「謎の軍団の首魁」として登場し、機械獣が敗れると総統Dr.ヘルの指示を仰ぎ、マジンガーZ攻略を命じられる。最終決戦で海底要塞ブードに座乗するが、制御不能になったブロッケンの飛行要塞グールと激突し、共に海の藻屑となる。大部分の単行本では、週刊少年ジャンプでの結末を採用している。
テレビマガジン連載時では、当初は専用の機械獣を「プレゼント」として与えられるなど扱いが良かったが、ゴーゴン大公に親書を届けて以来、出番が無くなる。そして、ピグマン子爵初登場の回では、既に死亡したことになっていた。
桜多吾作版
前半はTV版では仕切った作戦をブロッケン伯爵に取って代わられるなど微妙に扱いが悪い。後半でもまた、海底要塞ブードを用いてブロッケンをフォローするという地味な仕事をこなす。その一方、地球人食料化を目論む異次元魚人チップカモイをペテンにかける、といった活躍もあった。最終的には、超兵器を手中に収めDr.ヘルにも反旗を翻すが、あえなく死亡した。
登場作品と役柄
スパロボにおいても存在感と出番はあれど、主人公達に対し連戦連敗失敗続きの無能な敵幹部(連戦連敗なのは、あしゅら男爵に限った話では無いのだが)の代表格として扱われることが多かった。TV版における壮絶な最期が再現されずあっけなく死ぬ描写も多いが、αでようやくTV版の最期が再現された。もっとも、東映版での参戦はIMPACTが最後となった(X-Ωは変則的な設定での参戦となっているため)。
一方でOVA版設定の場合は、格闘や防御などスーパー系パイロットに要求される能力値が高めに設定されており、あしゅらマジンガーや地獄王ゴードンなど搭乗機にも恵まれているため強敵となっている。
また、近年では真マジンガー設定の場合、元ミケーネの神官であったという設定が強調され、重大な謎に通じていることも多く、再びライバルとして強い存在感を放っている。
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- OVA版と真マジンガー版のあしゅら男爵が登場する。OVA版は原作通り地獄王ゴードンと一体化するが、アークエンジェル隊に敗れて戦死。後にバイストン・ウェルにて復活を遂げる。
- 真マジンガー版は原作通りの行動をした後、カイルスと同行するが、真の目的は三人の歌姫によるフォールドが極限に高まった時にミケーネの神々を呼び寄せることであった。
旧作版設定
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦
- 初登場作品。DC所属。2度登場するが、戦えるのはシナリオ「ラストバタリオン再び」のみ。
- 残りはフォウをグールでさらう他、CB版ではアブドラU6に乗り込み、ローレライをホワイトベース隊と戦うよう仕向ける。
- 第2次スーパーロボット大戦G
- 第2次ではドズルと同格であり、彼を怒鳴りつけていたが、本作では格下であり「ドズル閣下」と呼んでいる。
- 第3次スーパーロボット大戦
- マジンガー系の敵役では一番出番が多い。
- 序盤の宇宙ステージでシャアのジオングと共に機械獣アブドラU6を駆ってディバイン・クルセイダーズ前線基地の防衛をしているのが印象深い。
- 本作からブードも登場。デューク・フリードが弟の仇とナイーダを騙し、彼女をけしかけてくる。
- スーパーロボット大戦EX
- 1シナリオのみ、マサキの章で戦う事になる。今回もグールに乗艦している。
- カークス軍所属のラテル・アクロス達の援軍に現れたので、カークス軍に拾われたのだろうか? そこら辺は言及されてないが、リューネの章でリューネと共闘していたら面白かったのに。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- DC残党に所属。「あしゅら男爵の最期」で基地と共にロンド・ベルを道連れにしようとして死亡する。しかし、そのステージ冒頭では「汚名を挽回するのだ!」と発言して万丈に突っ込まれるという、なんとも格好のつかないやり取りも。
- なお、キャラクター事典で「海の底に眠る」と表記されているが、おそらく漫画版の方とごっちゃになったと思われる。
- スーパーロボット大戦F
- なんと、スーパー系第1話でゲッタードラゴンに乗って登場する。以降はずっとグールに乗り、デビルガンダム再生のために雑用もとい暗躍する。
- スーパーロボット大戦F完結編
- ブロッケン伯爵よりも長生きするが、散り際は至って普通。出番が少なく、中盤のルート選択で地上を選ばないと最期も拝めない上に、スーパー系でないと会わない可能性がある。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- スーパー系ルート第1話より登場。パイルダーしかない兜甲児を殺そうとしたり、すぐ後の話ではマ・クベと何か取引したりていた(ルートによっては、ここで受け取った物がドラゴノザウルスと判明する)。しかし、最後は原作通り脱走しロンド・ベルに決戦を挑み戦死する。
- 今作では1度無敵戦艦ダイに搭乗する。原作(TV版)冒頭でのあしゅら男爵の台詞を再現するなど、比較的最期を忠実に再現している作品となった。
- なお、彼&彼女の間抜けぶりはスーパー系第1話から再現されており、撃墜すると時間的に間に合わないと思ったのか作戦内容を勝手に全て喋る。これさえ言わなければ、甲児が急いで光子力研究所に戻らなかった。しかも、状況的に喋らなければ光子力研究所を破壊できていた可能性は充分にあった。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 中盤、熟練度が一定より低いとシナリオが分岐するが、熟練度の低いルートを通るとジェットファイアーP1に怨念が憑依して登場する。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- シーン2で何度か戦う。ロンド・ベルがバイストン・ウェルに召喚されて不在の間、連邦軍やジオン軍を相手に地上で暴れていた。なおミケーネ帝国や妖魔帝国と共闘していたのかは不明だが、あしゅらの台詞から察するに同盟関係にあるようだ。乗機はグール。
- スーパーロボット大戦COMPACT for WSC
- 登場ステージその物は変わらないが、シーン1のシナリオデモで、ジャブローに侵攻をかけていたのがあしゅらの軍勢だと判明する。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
- シーン1で一度だけ戦う。特に目立った活躍も無く、気の利いた能力でもないが、何故か敵パイロットの中で獲得EXPが一番高くなっている。乗機はグール。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
- シーン3で一度だけ戦う。タイトル「爵位を持つ者たち」と、彼と同僚のブロッケン伯爵主役ステージである。本人はそこまで悪くないがグールが弱いため、攻略本に「現金輸送車の運転手」とまで書かれてしまっている。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 第1部と第3部にそれぞれ1度ずつ登場する。第1部で撃墜を狙う場合、グールの装甲が厚くHPも高いため苦戦必至。
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander
- 暗黒大将軍の部下として登場。ソーディアンの破片より、フラグメントを作り出す。
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- 初めて声付きになった。後のシリーズのように、エコーは無い。グールに乗り、宙編で2回戦うことになる。
- 新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
- フリーバトルに登場。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 久々にTV版の設定で登場。第1章では今までのスパロボとほぼ同様の立ち位置だが、第2章では南十字島に赴き綺羅星十字団に協力する。十字団メンバーとはいがみ合いながらも妙に馴染んでおり、南十字島に侵攻してきたティターンズの撃退にも協力。結果、利害が一致したキラと共闘するという今までになかった展開を見せる。
- 2016年4月のイベント「嵐を呼ぶ!銀河ロボット大決戦」でも当たり前のように綺羅星十字団に混じって登場。そして利害が一致したカンタム・ロボと共闘する。なお、このイベントで『クレヨンしんちゃん』と『STAR DRIVER』以外の作品から登場した版権キャラはあしゅら男爵だけであった。
- 一方、2017年10月の進撃イベント「遙かなる戦い、開幕」では、デビル・フィフスルナ落としを企むグレミー軍の中にひょっこり現れ、「死んだはず」と驚かれている(『IMPACT』世界観に準拠した展開なので、それ以前のバードス島の決戦で死亡していた模様)。
- とにかく期間限定イベントやコラボイベントでの出番が多く、スパクロで一番都合よくつかわれている敵キャラといった感じである。
マジンカイザー版設定
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- ガウルンと手を組み、甲児やさやか達ごと陣代高校の生徒を拉致する事になる。あまり有能とは言えず、ガウルンからは「頭の悪い化け物」呼ばわりされた挙げ句自身の計画の踏み台にされ、しかもその後せっかく拉致した人質を陽動作戦に引っかかってあっさり奪還されるという失態を演じる。だが、Dr.ヘル一派にはあしゅら男爵しか指揮官が登場していないので、何度も顔を合わせることになる。
- 最後は地獄王ゴードンと合体して現れてマジンカイザーと戦い、身を挺してかばったグレートマジンガーを撃破する成果を上げるも、カイザースクランダーを装備して完全版になったマジンカイザーのファイナルカイザーブレードを食らい爆発四散した。
- スーパーロボット大戦W
- さやかを人質に仲間と戦わせる、という原作よりもきちんとした策でマジンガーZを破壊した。その後光子力研究所を攻めたが、正気に戻った甲児&鉄也のダブルマジンガーコンビに叩き落とされた(アリアの印象が強すぎてあまり触れられないが、この時甲児を正気に戻すイベントを発生させる(マジンカイザーのHPを一定値以下にする)まで無限復活するため、稼ぎに使える)。
- 最後は原作通りと思いきや、最終話直前にラウ・ル・クルーゼや、シンクライン皇太子と共に出てくる。ガルラ大帝国との同盟は危険であると進言する(ただし、却下された)など知的な部分も見ることができるが、皮肉にも最後は再び彼らと共闘した。弓教授に変装したが、成り行きでミス一番星コンテストに参加させられたり、ボン太くんに叩きのめされたりと、普段通りの間抜けな演出も目立つ。
単独作品
- スーパーロボット大戦GC
- 初めてOVA版設定で登場。音声も久々の新規収録。あしゅらマジンガーや地獄王ゴードンも登場した。
真マジンガー版設定
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 原作再現とはいえ生身ユニットとして登場、おまけに専用のカットインまで用意されている。イベント戦闘ではあるものの、優遇されているといっても過言ではないだろう。この生身ユニットはイベント戦闘を前提としているためか、なんと撃墜モーションが存在しない。その後は機械獣の付き添いとしての台詞で度々登場し、最後はルート別のボスとして海底要塞サルードに乗り込む。
- ちなみに、ZEUTHのメンバーは自分達の知る甲児達から『Z』における彼&彼女を含めた機械獣軍団の存在を知らされていなかったらしく(同じ世界の出身である筈のカミーユも特に知っていたような反応は見せていないが、前作の冒頭が新兵時代なので無理もない)、初対面の時に男女が半分で1つになっているその異様な姿を見て驚愕している。様々な事象に詳しいようだが、何故か忘れている描写が目立つ。
- 担当声優の石飛、山像両氏は今作ではスパロボシリーズ初主演。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 原作と違い、ミケーネの記憶を取り戻したのはケドラではなくガイオウがきっかけに。中盤ではアブドラU6に寄生したケドラを利用して地球に帰還するために、終盤、地獄王ゴードンの次元発生装置を破壊するために戦闘デモ→援護攻撃でマジンガーZが攻撃するという今までのスパロボでは考えられない組み合わせがあるが、この時の戦闘デモは頭身の都合上か生身のあしゅらがアブドラU6や地獄王ゴードンの股間を執拗に攻撃するというある意味痛々しいもので、後者に至ってはDr.ヘルに対する積年の恨みを垣間見ることが出来る。ついでに、この戦闘デモは破界篇で使われたものではなく新規のもので(破界篇の戦闘デモで持っていたバードスの杖をこちらでは持っていない)、しかもイベントでしか出番がないのでわざわざ股間を蹴り上げるために書き直したのでは?と言われることも…。
- なお、今回は他作品との兼ね合いかミケーネの仲間を復活させず、どこかへ逃げ去ってしまう。本作では破界篇には無かった撃墜モーション(ピグマン子爵と同様のモーション)が追加されたが、前述の通り今作もイベント戦闘でしか生身ユニットとしての登場はないため実質没データになっている。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 新たに誕生した多元世界で暗躍。ミケーネの神々を復活させるべく準備を行いながら、復元した機械獣軍団で甲児達に襲い掛かる。
- 旧ZEUTH・ZEXISの面々がなくした記憶については完全に保持している模様。最期は原作同様に自害し、ミケーネ神を復活させた。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦BX
- 概ね原作どおりに立ち回るが、最後の最後でDr.ヘルに欺かれて自害は失敗。しかし、キバの介入で暗黒大将軍の降臨には成功し、肩を並べて戦うことになる。
- ちなみにDLC「悪の華」は、「バードス島であしゅらの見た夢の中の話」である。
単独作品
- スーパーロボット大戦V
- 中盤から登場。今作のマジンガーの真の力に気付いているような節が見られるが…?
- 地上ルート37話で自害してミケーネの神々を復活させるも、直後にハーデスによって復活する。ミケーネ神らと同じ機械神の体を得ることも可能であったものの、敢えて自分自身の怒りと戦いを忘れないためにあしゅらの姿として復活し、ハーデスやミケーネ神らにも『あしゅら』と呼ぶように頼んでいる。
- その後、ナデシコルート45話で改めて倒されるものの、困難ルートの場合は51話で闇の帝王によって再び復活する。
- スーパーロボット大戦X
- 既に死亡している為、名前のみの登場。
- 本作では、本作でも血の儀式を行ったが、その影響で甲児達はミケーネの神々が眠るアル・ワースに転移することになる。
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
- 第3次(PS版)
- 偵察、自爆、根性、必中、気合、補給
- 第4次(S)
- 自爆、偵察、激怒、必中、根性、ド根性(実際には使用せず)
- F・F完結編・α・α外伝
- ド根性、隠れ身、加速、熱血、必中、鉄壁
- 第2次Z破界篇
- ド根性、不屈、直感、気迫、かく乱、覚醒
- 第2次Z再世篇、V
- ド根性、不屈、必中、気合、熱血、覚醒
特殊技能(特殊スキル)
- 第2次Z破界篇
- 指揮官L3、気力+(ダメージ)、戦意高揚、見切り、ガード、底力L9
- 第2次Z再世篇
- 指揮官L3、戦意高揚、見切り、ガード、底力L7、カウンターL7
- IMPACT
- 底力L9、援護攻撃L4、援護防御L4
- GC(XO)
- 底力L8、援護(攻撃のみ)L3、指揮L3
- BX
- 底力L8、援護攻撃L3、全体攻撃L3、指揮L3
- V
- 指揮官L3、底力L6、見切りL2、ガードL2、援護攻撃L2、気力限界突破L2
エースボーナス
人間関係
- Dr.ヘル
- 上司。『W』では、Dr.ヘルの正確な死の描写が無い事を逆手にとって「決戦後も実は生きていた」ということになっており、あしゅらもヘルから直してもらっている。
- 桜多吾作の漫画版では彼から離反し、独自勢力で世界征服を狙った。
- ブロッケン伯爵
- 同僚。犬猿の仲。
- ピグマン子爵
- 同僚その2。原作ではあしゅらの死後に登場したため、対面するシーンは無い。ただしTV版、永井豪版、桜多吾作版にて、あしゅら男爵を題材にした幻覚を用いていた。
- 真マジンガー版では最初から登場しているため、あしゅらとも顔なじみ。
- ゴーゴン大公
- 最期の決戦前にDr.ヘルの元を脱走してきたあしゅら男爵に対し、妖機械獣を「盗んでいけ」と言って与えている。αでは途中で援軍(数体の戦闘獣)を送っている。
- 鉄仮面
- Dr.ヘル一派のサイボーグ兵士で、あしゅらの直属の部下。
- ローレライ
- シュトロハイム博士の「娘」。「父の仇」として怨まれる。
- CB版第2次ではディバイン・クルセイダーズにおける部下。特に怨みは買っていない様子。
- 兜甲児(TV版・OVA版・真マジンガー版)
- 宿敵。彼によって毎回作戦を破られ、Dr.ヘルの前で土下座させられるハメになる。
- 弓弦之助
- OVA5話では彼に化けて光子力研究所に潜入したが、サプライズ誕生日パーティに巻き込まれて大変な目に合うことに。なお、変装を解いてから漫画版でもあった「あしゅら男爵のシャワーシーン」も披露している。
- トリスタン、イゾルデ
- 『真マジンガー』にて登場したミケーネの神官と巫女の夫婦にして自身の半身。
- ハーデス神
- 本来の主たるミケーネ三大神の一柱。スパロボでは、『真マジンガー』における暗黒大将軍の代わりに彼を復活させている。
- ゼウス神
- 『真マジンガー』における怨敵。
他作品との人間関係
ダイナミック系
- 闇の帝王
- 母国の元首。団龍彦氏の小説作品では部下だったが、後に反逆する事に。
- 地獄大元帥
- 『グレートマジンガー』におけるDr.ヘル本人。IMPACTでは上司。
- 桜多吾作版では、反逆した事を根に持たれ、「無能な部下」呼ばわりされる。
- 暗黒大将軍
- 『SC』では上司。
- 『BX』『V』ではミケーネの神の一柱として、降臨した彼と共闘する。
- ナイーダ
- 『第3次』では部下。弟を失った憎しみを利用してロンド・ベル隊にぶつけようとする。過去にはあしゅら自身に反抗的であった彼女の弟を洗脳していた。
- ゲッターチーム
- スパロボでは甲児達マジンガー勢に次ぐ仇敵であり、度々激突している。
- キバ
- 『BX』では協力者であり、ミケーネの同胞。
- Zちゃん
- 『X-Ω』では甲児達を並行世界の存在と入れ替えた所、彼女たちを召喚してしまった。
スーパー系
- 破嵐万丈
- 『第4次』で「汚名挽回」と言ってしまったが為、彼に突っ込まれてしまう。
- ちなみに、「汚名挽回」は四字熟語として正しいとは言えないが、「汚名を挽回」は「挽回」の用法上間違っているとは言えないという複雑なもののため、万丈の指摘も正しいとは言い難かったりする。
- プリンス・シャーキン
- 旧シリーズでは同僚。『α外伝』ではルート次第で彼と共に敵として登場する。
- リヒテル
- 『第4次』では同じディバイン・クルセイダーズ所属であるが波長は合わず、正々堂々と早乙女研究所に襲撃予告したリヒテルに呆れ、「愚劣な騎士道精神かぶれ」と批判した。
- もっとも、リヒテルとあしゅら男爵を「軍の指揮官」として考えた場合、この一件ではあしゅら男爵の方に分がある。
- 耐爬
- 『J』にて共闘。
- サダック
- 『W』ではあしゅらが失敗続きで一度投獄された際、彼に助け出される。しかし、彼が自分を捨て駒にしてDr.ヘルを利用しようとしている事を看破して、すぐに粛清した。
- ホネルバ
- 『W』ではいち早く裏切りに気付き、あしゅらは彼女を撃退してDr.ヘルへの忠誠を見せ付けた。
- マーグ、ロゼ
- 『第2次Z破界篇』中盤でギシン星人との協力関係に基づき、彼らの援護にゴーストファイアーV9を送り込む。
- ギミー・アダイ、ダリー・アダイ
- 『第2次Z破界篇』では自身の姿がトラウマになっていた模様で、『第2次Z再世篇』で成長した時でもそのトラウマは残っていた。
- 綺羅星十字団
- 『X-Ω』で共演。妙に馴染んでおり、早速「綺羅星」の挨拶をやらされた。
- 野原しんのすけ
- 『X-Ω』のイベントで共演。彼の冗談を真に受けて作戦がバレたりと、早々に彼のペースに振り回された。端的な例として、名前を「ゴリラ男爵」と間違えられ、『クレヨンしんちゃん』お約束のツッコミを入れたりする。
- パープル
- 『V』ではミケーネ召喚の儀式において、アトラスMk-IIを送り込んで支援した。
- 惑星フェルディナにおいて闇の力を持つものとして共闘するも、因果を操る力を持つパープルの背後にいる存在を見抜くことは出来なかった。
ガンダムシリーズ
- シャア・アズナブル
- 旧シリーズでは、同じディバイン・クルセイダーズ所属の同僚だった。ちなみに、彼も鉄仮面をつけている。
- 『新』では「バルマー帝国に屈した地球人」同士。スペースコロニーを占拠していたが、このことをシャアがどう思っていたかは不明。基本的に仲はあまり良くない。
- ドズル・ザビ
- 旧シリーズでは同僚。FC版『第2次』では怒鳴りつけていたが、『第3次』や『第2次G』ではドズルのほうが格上になる。
- マ・クベ
- 旧シリーズでは同僚。顔を合わせている場面はないが、『第2次G』ではマ・クベの作戦をサポートしていた。『α』では彼からドラゴノザウルスを受け取った。
リアル系
- マキ・イズミ
- あしゅらは彼女のギャグに大笑いする。
- ミスマル・ユリカ
- あしゅらには彼女が非常に艦長らしくない女性に見えるらしく、『W』ではミス一番星コンテストにて彼女に票を入れた。
- その結果、ユリカは(あしゅらのおかげで)ナデシコの艦長を続投することになった。
- ガウルン
- 『J』にて共闘。影では彼に化け物呼ばわりされていた。
- ボン太くん
- 『W』では彼にコテンパンにされ、本気で彼のことを恐れるように。
- 更にあしゅらは何故か名前を覚えられず「ゾン太くん」「ドン太くん」などと発言して、部下の鉄仮面に突っ込みを受けている。しかも、律儀に「くん」付けしている。
バンプレストオリジナル
名(迷)台詞
マジンガーZ
- 女「やっと着いたか」
男「尾(つ)けられてたりしてないだろうな?」
男「よろしい」
あしゅら「久しぶりにDr.ヘルにお目通りするとするか」 - 『マジンガーZ』全体で初の台詞。
- 配下の鉄仮面とのやり取りで、横からのアングルがふりむきざまに女と男が切り替わり、最後に全体を見せることで、あしゅらの特徴を一通り表現している。
- 「ふふふふふ、あはははは。やいDr.ヘル。よくも今までこの俺様をこき使いやがったな。俺も人に少しは恐れられたあしゅら男爵だ。そういつまでもお前の言いなりにはならんぞ! こうしてくれる!」
- 第12話。事前説明もなしに巨人製造銃で巨大化させられ、感想を求められた際の返答。調子に乗って下剋上をしようとするもあっさり縮小化で元に戻され、「巨大化で気が大きくなって心にもないことを」と平謝りする羽目になった。
- 「お許しください、Dr.ヘル」
- Dr.ヘルからお仕置きを受けた際によく言う。撃墜された時にもよく言う。あしゅら男爵を代表する有名な名(迷)台詞。
- 「Dr.ヘル、なんと醜悪な顔でございましょう」
- 劇場版『マジンガーZ対デビルマン』で、復活したデーモン族を一瞥して漏らした感想。あしゅらの口からこの台詞を吐かせる確信犯的なスタッフのお遊びである。
- 「…Dr.ヘルに伝えて下さい…あしゅらは、最期まで勇敢に戦ったと…!」
- マジンガーに最後の勝負を挑み、ゴーゴンに託した遺言。
- 「なぜだブロッケン!」
- 漫画版のいまわの際の台詞。ブロッケンを責めているが、この時グールはコントロール不能にされたため不可抗力ではあった。
- 「いつもいつもばかにしくさる くそじじいに首なしやろうめ みているがいい! 世界征服くらい このわしひとりでもできることを とくとみせてやる!」
「ふん なにをぬかすか くそじじいめが オレは日本だけじゃない 世界を相手にするのだ」
「ははは くそじじいめいいざまだぜ このあしゅらさまが世界征服するのを指をくわえてみているがいい」 - 桜多吾作版で独自の地球征服計画「RI計画」を遂行中の、さらにはマジンガーZを強奪しDr.ヘルに叛旗を翻した時の台詞。テレビ版での不遇な扱いの数々が嘘のような格好良さである。
- 「悪事…だと きさま なんべん言ったらわかるんだ 良いとか悪いとかはなんできまる いや だれが決めたんだ 人間だ! 人間が決めたんだぞ!! 自分の身を守る事もできぬ 一部のよわ~いふぬけ共が唱えたセリフが 正義と平和だ!! だが本当はちがう!! 太古の昔から 生き物は強いものが生き残り弱いものを滅ぼし 子孫を残してきた そこには正義も悪も無い ただ強ければ生き 弱ければ死ぬって事なのさ 強くなければ生き残れない それがこの地球のおきてなんだよ ふふ…たしかに正義の味方…平和を守る…なんていうのは聞こえはいい だけど それで腹がふくれるかい…一円の得にだってなりゃしねーじゃねーか あげくのはてが 一生懸命やりすぎて学校らくだいだ! (ははははは)ざまあねーよ」
- 上記のマジンガーZ強奪時に付いて来た兜甲児に、自身への協力を否定された際の台詞。これはこれで、この現実の確かな一面を示す名言であろう。
- 「く…兜め わしにさからうとは そんなに貧乏したいのか」
「か…兜よ 抵抗するのか わしに降伏するよりは死をえらぶというのか」
「や…やめろ おねがいだ やめてくれ」 - 「最後の最後まで望みを捨てない」マジンガーZと兜甲児にRI計画の基地を破壊される際の台詞。
- 悪役の宿命とは言え、これまでの苦労と本編でのハジけ振りを鑑みると一抹の物悲しさの漂う結末である。
マジンカイザー
- 「マジンガーはマジンガーに葬られるのが相応しい!」
- OVA1巻、あしゅらマジンガーでグレートマジンガー (試作型)を痛めつけて。ボロボロのグレートを前に勝ち誇るあしゅらだが、この後自分の台詞通りあしゅらマジンガーも別のマジンガーに葬られることに。
- 男「ぐぅぅぅぅっ...無念なり!!」
- 女「あしゅら男爵......ここに死す...!!」
- あしゅら「お許しください、Dr.ヘル!!」
- 最終巻で地獄王ゴードンと一体化しマジンカイザーとの一騎討ちに敗れた時の断末魔。度重なる失敗からの謹慎から無理を承知でDr.ヘルに直談判して地獄王ゴードンと一体化した経緯もあり、その忠誠心は本物であった。
- GC(XO)でもDVEで再現されている。
真マジンガー 衝撃! Z編
- 女「あぁ…可笑しいな。不思議な事に笑いがこみ上げてくる…」
男「本当だ…笑いが止まらんよ…」
「何故なら、あれは確かに神であり、悪魔でもある…」
「そして同時に我等の仇…まさか…まさかこんな所で出会うとは!」
「数千年の時を超え、待ち望んでいた我等が仇との再会…!」
「うおぉぉぉぉぉぉぉ!!」
男「待っていろぉぉ!」
女「待っていろぉぉ!」
「ゼウスゥゥゥゥッ!!」 - 『真』にて、マジンガーZの起動を目の当たりにして。甲児と同じくその目には「神」の姿がオーバーラップしていた。
- この後、要塞のガラスを突き破り、一気に海上へ浮上。そのまま水上を十傑集よろしく疾走するという今川作品お馴染みの演出が炸裂する。
- 怒涛の人外っぷりを遺憾なく発揮したあしゅら男爵には、度肝を抜かされた視聴者もいただろう。
- 男「さて…いよいよアレを試してみるか…!」
女「よし…! 一度やってみたかったのよ!」
「パイルダァァ・オォーン!」 - 自身の策により甲児とさやかを捕らえ、マジンガーも鹵獲する事に成功。
- その後、ノリノリでパイルダーを操縦し(「ちょっと可愛いではないか」と言うぐらいに)、パイルダー・オンまでしようとするが『マジンカイザー』の時とは違い、見事失敗するのであった。
- 男「面白くない…!」
女「こんな物二度と乗ってやるもんか!」 - 上記の台詞の後、念願のパイルダー・オンを試みるも失敗し、憤慨して。清々しいまでの手のひら返しである。
- よほど腹に据えかねたのか、格納庫を後にする際「兜甲児の操縦するものにロクなものはない!」とぼやいていた。
- 「やあ諸君、とうとうここまでわたくしの話を見てしまいましたねえ」
男「わたくしことあしゅら男爵がDr.ヘルによって蘇らせられた時からこの『地獄』、いや! 新しい世界が待ち受けていたように『あなた』にも!」
女「そう、ここまであしゅら男爵の物語を今まで読んだり見たりした『あなた』にも、これから新しい『マジンガーZ』の世界が待ち受けているのです。そしてわたくしも例外ではなく…」
男「誰よりもわたくし自身が参加するのです」
「なぜなら、これから待ち受ける新しい『マジンガーZ』の世界こそ……」 - 第16話冒頭におけるモノローグ。元ネタは漫画『デビルマン』第3巻の不動明のモノローグから。この際、原作漫画の映像がフェードアウトする演出がとられるメタ的な手法がとられた。
- トリスタン「感謝するぞ、錦織つばさ。我らを一人にしてくれたことを!」
イゾルデ「そのおかげで、儀式に必要な捧げ物はこの手に!」
あしゅら「それこそ、私達二人の自決の血! さぁ甦れ……ミケーネの神々よぉぉぉぉっ!!」 - 最終話においてスタッフロールが流れる中、ゴーゴン大公を立会人に血の儀式を決行した際の台詞。神官と巫女の血を受けて封印は解かれ、七大将軍が、七つの軍団が地上に現れる。
- そして、最後に現れた暗黒大将軍が、抜き払う剣に倒れたマジンガーZを映しつつ富士山を横薙ぎに両断する……という場面で『衝撃!Z編』は幕を閉じる。
- なお、この時あしゅらが自決に使った方法は、素手で体を接合面から真っ二つにするというもの。後期OPの「顔面が生々しく千切れ、両断された多数の顔面が画面中を埋め尽くす」というカットの伏線回収にもなっている。『第3次Z時獄篇』の顔グラにおいても再現されている。
スパロボシリーズの名台詞
マジンガーZ
- 「フン、宇宙人どもが。貴様を利用しているのは我々の方だ」
- 『α(DC)』(スーパー系ルート)第4話「ジオン再臨」にてマ・クベが撤退した直後の台詞。あしゅら男爵も「スペースノイド=宇宙人」という思考であるようだ。
- 「どういうことだ、ブロッケン!あれは一体何だ!?」
「………や、奴らは…機械獣の亜種などではない!あれではまるで…機械の神!?」 - 『α(DC)』(スーパー系ルート)第46話「龍と虎」で、龍虎王&虎龍王の降臨を目の当たりにした際のリアクション。それまで発掘兵器に抱いていた価値観を一気に覆された事で、あしゅらは驚愕するしか無かった。「機械の神」という比喩も、概ね的を射ている。
- 「おお、Dr.ヘル…お許し下さい! あしゅらは…あしゅらは!」
- 『IMPACT』第3部銀河決戦篇第12話「明日なき総力戦」より。バードス島での最終決戦にてブードを撃沈され、辞世の句も遺せぬまま爆死する。
マジンカイザー
- 「あいにくだが、この機体はすでにあしゅらマジンガーだ。つまり、これはもはやDr.ヘル様の物であって兜甲児の物ではない」
- 第33話「魔神降臨」に於ける秋水or光珠との戦闘前会話。泥棒扱いされた時の反論。
- (この女だ! 何も考えていないようなしゃべり方、能天気と紙一重の底抜けの笑い顔…)
(この女を艦長に選べばナデシコは無力化するはずだ) - 第1部第12話「『艦長』は誰だ!『教授』は誰だ!」より。弓教授に化けた状態でナデシコの艦長を決める水着コンテストに参加させられた時、最も艦長として役に立たなそうな人物を見つけたときの台詞。
- なお、弓教授に化けたあしゅら男爵の投票が決め手で、ユリカは引き続きナデシコの艦長となった。
- 「言われなくても、そうさせてもらう! …そして、私がまず倒すべき者…それは貴様らガルラだ!!」
「貴様らの魂胆は読めている! ヘル様を利用しようとした罪、その身で償え!!」 - 第1部第19話「激突! 魔神VS地獄王」より。自分達を利用しようとしたサダックを粛正する際のセリフ。
- 「問答無用! 言い訳なら地獄で聞くわ!! 食らえっ!!」
- 同じく第19話より。敗色濃厚と知るや自分だけ脱出しようとしたホネルバに対しての台詞。その後地獄王ゴードンの攻撃でホネルバの戦闘機を撃墜する。なお、脱出した描写こそ無かったもののホネルバは生きていた。
真マジンガー 衝撃! Z編
- 「ひ、ひいっ!! 鬼ぃぃっ!!」
- 『第2次Z破界篇』第35話日本ルート 「進撃!機械獣大作戦」に於ける竜馬との戦闘前会話…というより竜馬の威圧に押されての悲鳴。さすがのあしゅら男爵も竜馬の前では動揺するしかなかった。
- ……別世界の話ではあるが、竜馬はその鬼すらも凌駕するのだからタチが悪い。
- 「バアルの襲来が近い。今はその時ではないだろう」
- 『第2次Z再世篇』第47話「死線! 総攻撃Dr.ヘル!」エンドデモに於けるガイオウとの会話にて。原作ではこの後自害することでミケーネの面々を呼び出していたが、再世篇ではバアルの存在から先延ばしにしている。
- 「健闘を祈らせていただきます、次元の将よ」
「願わくば、また再びともに銀河を駆ける日の来ることを」 - 去り際。トリスタンとイゾルデ達、ミケーネ帝国も、はるか昔にガイオウら次元将と共にバアルと戦ったらしい。
- イゾルデ「何もかも同じだ! そう、何もかも!」
トリスタン「だが、この後はどうなるか!? このまま同じ道を行くのか!?」
あしゅら「それは、この目で確かめよう!」 - 『第3次Z時獄篇』第11話日本ルート「新世界の序章」より。第4の使徒を暴走状態で殲滅したEVA初号機を見ていわく。もしかするとこの二人はTV版の顛末を知っていたのだろうか?
- トリスタン「愚かなり、兜甲児……!」
イゾルデ「愚かなり、人間……!」
あしゅら「いや……何も知らないということは幸福なのだろう。ならば、その幸福の中で朽ちていくがいい……」 - 『第3次Z時獄篇』第15話「終末を抱いた神話」での去り際。ミケーネの神官と巫女は、何を知っているというのか……。
- (さらば、ガラダK7…さらば、ダブラスM2…)
(だが、お前達の敗北は無駄にしない。その骸に、いつか魂が宿るだろう) - 『第3次Z時獄篇』第44話「神と悪魔と人」でガラダK7、ダブラスM2両機を破壊した際の心の声。その後自身を生贄にした事で再臨したハーデス神によって本来の姿として蘇る事になる。
- 「無駄だ! もはやグロイザーは誰にも止められん! 悪魔の力を奮う者よ! グロイザーX10、全てを殲滅だぁぁぁ!」
- 『BX』第18話「愛憎!残された大切な者!」より。『グロイザーX』のエンディングテーマ「ゴーゴー・グロイザーX」の歌詞が元ネタ。
- 男「ふ、ふふ…なるほど…。『裏切りの連続も最後』…その言葉自体が偽りだったか…」
女「ならば、これから何が起こったとしても、貴様も文句はあるまい!」 - 『BX』第37話「降臨!大いなる神の化身!」より。
- 「中々にやる…! この私とも生身でやり合えるだろうな」
「……しかし、私はどのようにしてジオン族と顔を繋いだのか……」 - 『BX』のDLC「悪の華」より。騎士ゼノンマンサの戦闘後。
- (モビルアーマーはともかく、オーラマシンの方はハイパー化とやらでは……む? 私はどこでこの事を? しかし、確かに知識としてはある……だが、その時ハイパー化をしていたのは……?)
- 同上。オーラ力の暴走で実体化したハイパーレプラカーンとシャンブロの幻影に驚くゼット達を見て。
- ちなみに、このステージにはシャンブロとグルドリンが同時にいるのがミソ。つまり…。
- 「やあ、諸君。ついにここまで来ましたね。この先に待っているのは、これまでと違う、新しき世界。ですが、この先を見るにはいささか覚悟が必要。そこで皆さんには少しだけ猶予を与えましょう。この先へ進むか…別の話を聞きながらその覚悟を決めるのです。そう、それは少しだけ時間を遡る話…」
- 『CC』「宇宙を守ってきた者達」にて。自身の命と引き換えにミケーネの神々を復活させたあしゅら男爵は語った。
- 「さて、諸君。そろそろ覚悟が決まった頃でしょう。ですが、最後にひとつだけ、忠告しておきましょう。この先、このような物語を見る事は二度とない。なぜなら、これから待ち受ける物語こそ…本当の終焉の入り口なのですから!」
- 同イベント終了時。もっとも、カイルスはあしゅら男爵が復活させたミケーネの神々といった幾多の脅威を退け、「宇宙の終焉」を食い止めることはできた。だが…。
- 「フ…フハハハハ、ハハハハハハハ! 感謝するぞ、兜甲児!」
「ハーデス様より新たな肉体を賜り、お前達と全力で戦う事が出来た。敗れはしたが、悔いは残っていない」
「オリュンポスのトリスタンとイゾルデとしての使命を忘れ、あしゅら男爵として最期を迎えるか…だが、それも良し! 兜甲児!お前という男に出会えて、このあしゅら…幸せな生涯だったぞ!」 - 『V』ナデシコルート第45話「暗黒の使徒」より、甲児に敗れて。
スパロボシリーズの迷台詞
- 「今度こそギャフンと言わせてやるわ!」
- 『EX』マサキの章「テリウス出奔」より。甲児と対決した時の台詞であるが、ミオには「いつの時代の言葉よ!」と突っ込まれる。
- 「とうとうここまできおったか…だが、それもここまでだ! 私の意地にかけても、この基地は守りぬいてみせる!! これまでの汚名を挽回するのだ!」
- 『第4次(S)』第19話(『S』では第20話)「あしゅら男爵の最期」より。
- このシナリオで死亡するあしゅら男爵なりの悲壮な決意である筈なのだが、万丈に「汚名は返上するものだ」と突っ込まれる。
- 前述のとおり、万丈の指摘も実際は微妙なものである。
- あしゅら「おのれ、ゾンタくんめえ!!」
- ボン太くんに襲撃されての台詞。あしゅら男爵にはボン太くんの名前が中々覚えられず、某機械生命体のような名前になってしまった。
- 「お、おのれえ! なぜ、学校にあのような爆発物が設置されている!? どうなっているんだ、日本の教育は!?」
- 上記のコンテストの最中、機械獣軍団を出撃させ、会場である陣代高校を襲おうとしたが、校庭に仕掛けられていた地雷によって爆破されてしまった時の台詞。
- 悪役とは思えぬような正論ではあるが、かの戦争ボケ男たる相良宗介には通用するはずもなかった。
- 「もしそうだとしても学校にマジンガーを持ってくるとは非常識にもほどがある!!」
- 同じく、コンテスト中のセリフ。これまた正論であるが、カイザーと真ゲッターを防衛に使おうとする会長がいる学校ではこれもまた通用するはずも無い。
- 「綺羅星!」
- 『X-Ω』第2章第5話「それぞれの道」エピソード2より。
- 綺羅星十字団と手を組んだあしゅらであったが、右手でVサインをした状態で更に親指を立て、左へ約90度傾け、Vサインが右目の部分に来るようにかざし、「綺羅星!」と宣言する挨拶の作法を早速やらされている。
- タクト「この声は、まさか…!」
しんのすけ「ゴリラ男爵!」
「あしゅら男爵だ!」
しんのすけ「そうともいう~」
「そうとしか言わん!」 - 『X-Ω』期間限定イベント「嵐を呼ぶ!銀河ロボット大決戦」第4話にて、タクトのピンチを救い、一時共闘となった際、しんのすけに名前を間違えられて。完全に『クレヨンしんちゃん』の空気に飲まれている。
搭乗機体・関連機体
搭乗機体
関連機体
余談
- 「身体の右半分が女性で、左半分が男性」という、あしゅら男爵のキャラクターデザイン(正確に言えば、アイディア元)を手掛けた人物は、永井豪氏の盟友・石川賢氏である。また、そのインパクトのある容姿のせいか、パロディに用いられる事もある。
- 例えば、ヤングマガジンで連載されていた古谷実氏の漫画『行け!稲中卓球部』で銭湯の番台に座るあしゅら男爵のコスプレをしたオヤジというものがある。ただし、このキャラクターは何故かあしゅら男爵の女の顔の方が男湯である。
- 永井豪氏による漫画『マジンカイザー 新魔神伝説』には、Dr.ヘルがあしゅら男爵を作る際に排除された「善なる心」を持った「善いあしゅら男爵」なる人物が登場する。
- …お察しの通り、「善いあしゅら男爵」は「左半身が女性で、右半身が男性」である。
- 劇団R:MIXによる舞台劇『魔王降臨』の登場人物の一人に、あしゅら男爵の容姿とキャラクターをそのままにしたような「アシュレイ=ダンケルク」なるものが登場しており、演じる役者が一人で男声と女声を使い分けているという。ある意味、あしゅら男爵を生身の人間で再現したような形である。
- あしゅら男爵は、2014年放送の『ロボットガールズZ』にも敵役として出演している。
- ただし、こちらの身体はどちらも女性であり、左半身を「メイクや服で男性に見せている」というだけのもの。担当声優も女性声優の久川綾女史単独である。
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