鬼
鬼とは、『新ゲッターロボ』に登場する敵対勢力。
概要編集
日本古来より伝わる異形の怪物であり、昔話などでも頻繁に登場する存在でもある。
『新ゲッターロボ』に登場するものは百鬼帝国のそれと違って正真正銘の鬼であり、食欲旺盛で人間などを好んで食べる(無論、人間以外の生物も捕食する)。遺跡から骨が発掘されており、古来から存在が確認されている。
吸血鬼のように鬼に噛み付かれた人間は鬼と化し、精神力が強い人間(達人や弁慶の恩師である和尚など)は多少の時間、理性を保つことが出来るが、それでもいずれ本能の赴くままに行動する。
戦闘能力がかなり優れており、普通の人間では満足に太刀打ちできない。また生命力にも優れ、肉体を破壊されてもすぐに再生する。弱点は頭部。生身で立ち向かうには竜馬達のように優れた身体能力が必要。なお、鬼にも人語を理解できる者が存在しており、作中では晴明の傍に居る人間の女性に化けた鬼が該当する。そして最上位に立つ「四天王」たちは天変地異や死者蘇生など強大な力を持ち、その存在は神の領域に達している。
塩基配列は地球の生き物とさほどの違いは無いが、鬼獣は違いがあり、他の生命体と少し違う。鬼の正体はゲッター線に駆逐された者の末裔であり、駆逐された者達の本来の姿が何者かは不明だが、晴明のような人間が居る所を見ると、恐らく人類がゲッター線の求める進化と違う形で進化した存在とも解釈できる。
四天王たちは清明や鬼を使い、ゲッター線による世界の破滅を防ぐためにゲッターに関わるものを汚点として滅ぼそうと活動を行っていた。しかし神と呼ばれる四天王達も大いなるゲッター線の前では所詮「虫けら」に等しい存在でしかなかった。
登場作品と役柄編集
単独作品編集
- スーパーロボット大戦NEO
- 初登場作品。原作同様に晴明によって使役され、地球のみならずアースティアにも出没する。
- 原作に比べて能力は劣化しており、頭を潰さなくてもいいのと、噛み付かれても鬼にならない(原作通りに再現すれば対象年齢が上がるかもしれないので、仕方ないとも言えるが)。
関連人物編集
関連用語編集
余談編集
- 『第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ』にて、冬月コウゾウが鬼と思しき存在を暗示するような発言をしている(百鬼帝国を指しているとも取れるが)。