トッド・ギネス
トッド・ギネスは『聖戦士ダンバイン』の登場人物。
トッド・ギネス | |
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外国語表記 | Tod Guines[1] |
登場作品 | 聖戦士ダンバイン |
声優 |
逢坂秀実(TV版・SRW) 堀内賢雄(総集編) |
デザイン | 湖川友謙 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦EX |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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種族 | 地球人(アメリカ人) |
性別 | 男 |
年齢 | 23歳 |
所属 | アの国(ドレイク軍)→クの国(ビショット軍)→ドレイク軍 |
称号 | 聖戦士 |
概要編集
ショウ・ザマと共にドレイク・ルフトの下に召喚されたアメリカ人。地上にいた時は、アメリカ空軍のパイロットだった。
アメリカ人らしい陽気な部分もあって、序盤はまだ味方だったショウにアドバイスを送るなど面倒見の良さもあったが、実利的な性格も持ち合わせており、リムル・ルフトにドレイクの企みを聞かされても、騎士としての待遇が約束されるドレイクに荷担した。また、ややマザコン気味でもあり、トッドの戦う理由も「母親に楽をさせてあげたい」という思いもあっての事で、最期の言葉も母親へ向けてのものだった。
専用カラーのダンバインやドラムロに乗って戦ったが、敵になったショウとの戦いで何度も敗北を味わい、復讐心からオーラ力を増大させていく。
地上にいた頃の先輩のアレン・ブレディが召喚された事で、対抗心から功を焦りショウに撃墜されたが、エ・フェラリオのナックル・ビーに発見され一命を取り留めた。
再登場後はクの国の騎士となり、ビアレスやライネックを駆る。その執念はショウらを何度も苦戦させ、再戦の度に私怨によって強くなっていく描写により、オーラ力の負の側面をショウ達に知らしめていった。その後、ビショット・ハッタの計らいでドレイクの配下に戻る。
最終決戦の直前、ショウへの憎しみのオーラ力を爆発させ、ライネックをハイパー化させた(ハイパーライネック)。圧倒的な力によりダンバインを撃破するも、エレ・ハンムとマーベル・フローズンのオーラ力に援護されたショウのオーラ・シュートを受け、最期まで勝てなかったライバルと母親を思い、命を散らした。序盤から終始一貫してショウやマーベルから敵対しないよう諭され続けたり、戦士としてのこれまでの功績からドレイクから惜別の言葉を贈られ故郷のボストンがウィル・ウィプスの攻撃対象から外されることとなるなど、その存在感は最後まで多くの人間達に意識され続けていた。
登場作品と役柄編集
劇中ではライバルの一人という扱いであったが、非常に人気のあるキャラクターだったということもあってか、いわゆる「スパロボ補正」の影響を強く受けている。また、引退していた担当声優の逢坂秀実氏を探し出して収録したというエピソードがある。詳しくは#余談の項も参照。
登場する際はショウらと和解して加入する機会が多く、多くの作品でショウのライバルに相応しい戦闘能力の高さを与えられている。ショウとの合体攻撃が存在する作品もある。
旧シリーズ編集
- スーパーロボット大戦EX
- 初登場作品。現状、トッドが敵として登場しない唯一の作品であり、「こんなところでくたばるのは趣味じゃない」という理由で、マサキの章のゴラオンルートで加入する。
- 2回行動がかなり遅いのが欠点だが、本作では有用な幸運・ひらめきを覚えるがポイント。また、本作で幸運・威圧の両方を覚える唯一のパイロットであり、幸運でレベルを高く保ち続ければ、最終ボスを除く多くの敵ユニットを封じ込める事ができる。正直マサキの章は本作でも特に難易度が低く、そこまでするほどのものでもないが、ユニークな運用ができるパイロットと言えよう。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 今回は原作通り敵としてのむ登場し、最後まで仲間にならない。他作品と比較すると出番が少な目だが、後半のシナリオ「ビヨン・ザ・トッド」ではハイパー化を果たすという原作再現の見せ場が用意されている。本作の難関ステージは「栄光の落日」や「アクシズに散る」等が有名だが、ここも負けず劣らずの高難易度を誇り、多くのプレイヤーを苦しめた。
- なお、チャムによると『EX』で共闘していたらしいが、『LOE』の内容と矛盾が生じてしまっている[2]。
- スーパーロボット大戦F
- ボイス初収録。逢坂秀実氏の捜索に苦労したからか、『F完結編』含めDVEはかなり気合が入っている。元々引退状態だったためか逢坂氏が収録を行ったのは本作のみで、後の作品でも本作で収録したボイスが使用されている。
- 『F完結編』で仲間にするには、本作から説得を始めなければならない。なお、PS版のオープニング戦闘デモで見られるショウと互いの名前を言い合う戦闘シーンは、ショウにチャムが同乗していると発生しないため、本作のプレイ中に見ることは不可能になっている。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 『F』から続く隠し要素を全て成立させれば加入するが、加入させなかった場合は『第4次(S)』と同様に今回もハイパー化する。何気に倒したときの顔グラフィックが別に用意されている。なお、加入させる場合は『F』から始めなければならないことに注意したい。
- ダンバイン系では最も早く2回行動が可能になるという特長こそあるものの、射撃値・反応・切り払いLv以外は全てにおいてショウに劣っており、更には加速も集中も覚えないという大きな欠点を持つ。搭乗機ライネックの性能にもやや問題がある上、非加入ルートだとハイパーライネック撃墜時に超合金Zを入手できるため、ショウしか使わないのなら加入させるメリットは薄いと言えよう。
- スーパーロボット大戦コンプリートボックス
- 『EX』に登場。SFC版と同様に2回行動が遅く、別ルートである「決戦、デュラクシール」に進んだ上で、同シナリオ中に到達できるかどうかという遅さ。ショウやマーベルと比較して聖戦士技能の成長が若干遅いという欠点もあり、他2人と比較して活躍の機会は限られる。
- しかし多くのパイロットの幸運が努力に差し替えられてしまった中、トッドの幸運は幸運にも健在なので、そちらの方で活躍が見込める。また、本作のトッドは格闘値が非常に高く設定されているため、単発火力に限ればショウよりも高く、ハイパーオーラ斬りの破壊力も聖戦士レベルの低さを考慮してなおショウと同等である。挑発による敵の誘導も可能になったので、ショウ・マーベルとは優劣ではなく差別化と考えよう。
αシリーズ編集
- スーパーロボット大戦α
- ダンバイン系のルートで戦う機会が多く、数多くの条件を全て成立させると熟練度に応じた機体と共に加入する。今回はハイパー化しない。
- ショウ以外でLv9まで伸びる聖戦士と「魂」の両方を持つ唯一の逸材だが、能力は少々控え目で「集中」を習得しないという微妙な一面も。精神コマンドではベルとの相性が良いが、エルと共にビアレスに乗せて「嵐の玉」を再現するのも一つのロマン。
- またトッド加入と両立できる隠し要素がかなり少ないことから、「トッド以外の隠し要素を忘れて彼一人に専念した方がいい」とまで書かれている攻略本もあるほど。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- 聖戦士の最大Lvは7に低下したが、精神コマンドに「集中」が入り能力値もエース級に上昇と強化された面もある。また、ショウとは合体攻撃も可能である。
COMPACTシリーズ編集
- スーパーロボット大戦COMPACT
- 本作では無条件で味方に。第4話で味方に加入。ただし、敵時に説得しておくとライネックを持ってきてくれる。能力はショウとほぼ互角。必修の精神コマンドは、「ド根性」「熱血」「気合」「魂」。本作では妖精が多数加入するので、穴を補ってくれる妖精をサブパイロットにするといい。
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇
- 本作では説得をするとシーン3終了時に加入。マップ上で仲間にならないせいか、それともシーン3終了まで寝ていたからか、レベルが敵時から6も下がって加入する。
- 能力はショウとほぼ互角で即戦力。ショウより射撃が高いためダンバインよりビルバインの方が相性が良い。「ド根性」「熱血」「気合」を必ず覚える。
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
- 第1部で仲間にしているとそのままいる。本作でもショウと互角の高い能力を持つ。「ド根性」「熱血」「気合」を必ず覚え、命中アップの精神コマンドも必ず覚えるため、ショウの精神コマンドがハズレ(命中アップ系精神コマンドを覚えないパターンが2つも存在する)だった場合、トッドを主力にすることが推奨される。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- ステージ13でショウで説得した後、撃墜すると専用ダンバイン共々ステージ16直前で仲間になる。
- ガラリア共々、バイストン・ウェルルートに飛ばされないが、地上ルートで地上人の召喚について解説した。ショウ達に敵愾心を燃やしたり我を張ったりせず、かなり棘が取れている印象。能力・聖戦士レベル共にショウと遜色無く、「熱血」をLv9、「気合」をLv24と精神の充実が速い(ショウは35、57)。更に援護攻撃も素で習得する為非常に使い勝手がいい。閃きが欠如しているので妖精で補おう。
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- シーン2から搭乗。今回は珍しく説得不可で仲間にならない。原作通りの乗機変遷を辿っており、ストーリー再現も概ね原作通りとなっている。
携帯機シリーズ編集
- スーパーロボット大戦UX
- 登場はしないが、親友のジンを撃墜したアーニーを慰める場面と竜宮島での灯籠流しの際に、ショウが彼のことについて軽く触れている。
- スーパーロボット大戦BX
- 今回も隠し要素の条件を満たすことで仲間になる。
- 例によってシナリオ再現が「浮上」相当の辺りからなので彼のダンバインは既になく、参入時まで含めて終始乗機はライネック。加入後は各種オーラバトラーに乗り換え可能だが、ショウとの合体攻撃が使用できるのはライネック搭乗時のみ(ショウがライネックに乗ればビルバイン搭乗でも可能)。
- また今回、トッドを生存させると都合上トルストールも生存する。なお、自軍には傭兵として参加になる。
Scramble Commanderシリーズ編集
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
- 序盤から敵として登場し、味方にはならない。母親のためとは言え報酬目当てでロード・ジブリールの大量虐殺に手を貸すなど他シリーズと比べても負の面が強調されている。第24話「ヨーロッパの炎」にてハイパー化。その際「覚醒」、HPが50%を切ると「ひらめき」を使用してくる。ハイパー化してHPも高いので中々厄介。
VXT三部作編集
- スーパーロボット大戦X
- デフォルトの搭乗機はビアレス。世界観の都合上ブリタニア出身となっている。本作では戦士としての心意気や誇り、またショウとのライバル関係が特に強調されている。第4話でショウと共に登場し、その時点では「今更おまえと争う気はない」とショウへの敵対心は捨て去っていたが、その後の戦闘で現れたクルージング・トムに勧誘を受けた際にショウよりも実力が劣っているという点を指摘されたことで再びショウへの敵対心が蘇り、さらに何者かの介入によって自身の持つオーラ力が歪んでしまい、ショウから説得を受けるも敵に回ってしまう。以降も幾度となく戦う事になるが、条件を満たせば味方として使用可能になる。グレミーの自軍加入フラグとの兼ね合いが少し難しいが、序盤のフラグを全回収しておけば両立が可能。
- 敵対時はビアレスの性能も含め強敵の一人として立ちはだかり、特に難易度ハードやエキスパートモード時の序盤では精神コマンド無しでは(自軍戦力がまだ乏しいのもあり)攻撃を当てることすら困難など、多くのプレイヤーの最初の壁として君臨する。中盤のショウとの一騎打ちでも、ショウやビルバインの鍛え方が甘いとまるで歯が立たない強さを誇る。
- 仲間としては能力値はショウに次ぐほど高いが、回避系の精神コマンドを持っていないため回避面に不安がある。ほかにも、魂ではなく熱血を習得するので、火力面はショウに少し劣る。ただし効果が被る気合と気迫を習得するショウに対して、こちらは努力と気迫を習得する。効果に重複がなく育てやすいので、総合的には一長一短。また、回避に関しては集中を習得するシルキーがサブに付くサーバインに乗せかえると安定するが、マーベルと席を争うことも。
- 最序盤から登場する都合上初期撃墜数が少ないため、周回プレイで稼ぐことができない。他の自軍加入者はスポット参戦があるマスクですら20は稼げることを考慮すると、加入後積極的に稼がないとエースまで長い道のりになる。エースボーナスは(欠点こそあれど)優秀なため、最後まで使いたいなら優先して撃墜数を稼がせよう。
- スーパーロボット大戦T
- 治安維持隊ルート第18話で初登場、ショウより登場が早い。今回は母親がすでに亡くなっている700年後の世界に蘇ったことに深く苦悩していたが、第20話でのショウとの戦いを通じて迷いを振り切り、無条件で自軍入りする。ボーナスシナリオ「悩める好敵手たち」では意外と面倒見の良い場面も描かれる。
- 今作でも搭乗機はビアレスだが、一軍で使うなら他のオーラバトラーに乗り換えると良い。ただし、ビルバインのオーラシュート、ヴェルビンのハイパーオーラ斬りはショウ専用なので、ショウよりも火力が低い。また、サーバインに乗ろうにも、シオンはサブパイロットとして常にシルキーが付いているうえ、エースボーナスや精神コマンドの面でトッドよりも火力が出る。
- そのため、一軍で使う場合にはオーラシュートを使えないこと承知でビルバインに乗せることになるだろう。オーラシュートなしでもハイパーオーラ斬りでそれなりに火力は出せ、オーラ・キャノンなどでヴェルビンやサーバインとは一味違った反撃役として活用できる。
- また、ストーリー上で「自分がビルバインに搭乗する権利はショウと同等」と主張する発言がある。原作で、ショウがビルバインを賜るきっかけとなった事件にトッドも居たがゆえの発言である。ショウがヴェルビンに搭乗する際、ビルバインには誰が乗るかというやり取りの際に、トッドがこのエピソードをピックアップしたことで、ショウがヴェルビンに、トッドがビルバインに乗るという状況を、自然なシチュエーションにしている。
単独作品編集
- スーパーロボット大戦64
- 説得すれば中盤以降、地球人として銀河帝国に対抗するため仲間になる。ただし説得しても倒す必要があるので、ハイパー化して原作同様の最期の台詞を言う。
- 今回は隠し機体のズワウスorサーバイン、更にシルキー・マウまで一緒に連れてくる可能性がある。その為、オーラバトラーを主力にする場合、仲間にするのは結構重要。
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- 本作でも敵対後、味方になってカイルスに参入する。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2018年11月のイベント「時空を超えた空の先へ」にて登場。イベント報酬のライネックに搭乗している。
- スーパーロボット大戦DD
- 1章Part8より登場。ライネックに搭乗している。
- 黒騎士と共に地上に上がっているが、様々な要因で米国空軍から追われる身になり、地下帝国に勧誘されるが既にアレン・ブレディが居る事等を理由に断り、更に黒騎士等とも離別して単独行動を行っている。
- 2章Part2ではアメリカに向かっている自部隊が到着するまでの間、襲撃しているアレン達を単独で抑える奮闘を見せている。また、彼等の到着後離脱するがその戦闘終了後に放送を聞きながら、「久しぶりにママの顔が見たい」という旨の発言をしている。
- 3章Part13ではドゥラメールに捕らわれたガラリアと牧村美樹を助け出すためデビルマンと共闘。シオンから行く当てがないなら一緒に来ないかと誘われるが、断って去っていく。
関連作品編集
- リアルロボット戦線
- 専用カラーのダンバインやドラムロに乗り、初期から敵として登場。
- 本作では特定のマップで操作できるものの、それきり仲間に加わる事も無く、ハイパー化もしないのでそれほど目立たない。
パイロットステータス編集
能力値編集
一部の作品ではエースと呼ぶには物足りない場合もあるが、大抵の作品では格闘、回避が高く、ショウとほぼ互角の能力を持つ。また、僅かだが射撃がショウより高いことが多いため、射撃武器を多くもつビルバインとの相性が良い。
敵の時は強敵で、性格が強気や超強気なため、あっという間に分身、ハイパーオーラ斬り解禁という恐ろしい事態を招く。
精神コマンド編集
ひらめき、気合、熱血などを覚える。オーラバトラーには不要な根性、ド根性を覚える傾向がある。
- EX
- 根性、熱血、幸運、覚醒、威圧、友情
- 第4次(S)
- 根性、集中、熱血、気合、ひらめき、加速
- F・F完結編、64
- ひらめき、努力、熱血、根性、気合、魂
- リンクバトラー
- 気合、ひらめき、根性、努力、熱血、魂
- α
- ひらめき、熱血、根性、必中、気合、魂
- α for DC
- ひらめき、集中、熱血、必中、気合、魂
- IMPACT
- ド根性、集中、熱血、気合、加速、幸運
- BX
- 集中、直感、直撃、気合、熱血
- X、T
- 加速、必中、努力、不屈、気迫、熱血
- 『魂』が無いことによる火力不足と、『集中』が無いことが痛い(後者は『X』ではサーバインに乗せることでフォロー可能)。
- しかし、バランス的には優れており、優秀なラインナップ。
- X-Ω
- 根性、集中、熱血
特殊技能(特殊スキル)編集
ショウほどではないが聖戦士Lvの伸びがよく、切り払いもLv9まで育つことが多い。
- 第4次(S)
- 切り払いL6、聖戦士
- EX(PS版)
- 聖戦士L8、切り払いL8
- F・F完結編、64、α for DC
- 聖戦士L7、切り払いL9
- COMPACT、α
- 聖戦士L9、切り払いL9
- IMPACT
- 聖戦士L9、防御L9、援護攻撃L1
- BX
エースボーナス編集
パイロットBGM編集
人間関係編集
- ショウ・ザマ
- 同時期にバイストン・ウェルに召喚された日本人。最初は仲間だったが、後に何度も戦う最大のライバル関係となる。何度も敗退させられるが、マーベルなどのサポートでショウが助けられている場面もあり、また憎しみによって増大するオーラ力の影響もあり、実力はショウが上とは言え伯仲していた模様。トッドに仲間になるよう説得する場面も度々見られるなど、ショウはトッドを本質的に悪とみなしていなかった節がある。
- なお、トッドはショウに対して日本人に対する侮蔑語である「ジャップ(Jap)」と呼ばわる事が多いが、一方で「良きライバルで、命がけの友達である」とも評している。
- トカマク・ロブスキー
- 同時期にバイストン・ウェルに召喚された…が、登場早々にして撃墜されたため大した関係にはなっていない。
- バーン・バニングス
- 最初は上官だったが、トッドがクの国の聖戦士として返り咲いた頃には落ちぶれてショットの私兵となっていた男。リムル奪還のため一応共闘する。ショウに強烈な復讐心を抱いているという点は共通している。
- 『DD』では地上に上がらされた彼やドレイク兵に、地上の食べ物であるハンバーガーやコーラを振舞っている。
- マーベル・フローズン
- 同じアメリカ人であるからか、戦場で会話をする描写が度々あるなど互いに無視できない存在であった。戦闘力では搭乗するオーラバトラーの性能を抜きにしてもトッドが終始圧倒しており、マーベル単独では例えダンバインでも太刀打ち出来ないほどの実力差があったが、ショウとの連携時は逆にトッドを追い詰めることもあった。またダラスの農場の娘として育った彼女を皮肉気味に「西部のイモ」とバカにしたこともある。そういう自身をも「東部の落ちこぼれ」と自嘲しているが。
- アレン・ブレディ
- 空軍時代の先輩。地上では優秀な軍人であったようで、彼の召喚はトッドに焦りを生じさせた。
- ドレイク・ルフト
- 主。互いに利己的な性格を利用し合った。一時期離れるが最終的に彼の下に戻り、アメリカ(特にボストン)を攻撃しないよう申し入れた。そのためにホワイトハウスの位置を教えもした。トッドのことは気に掛けており、その死を惜しんだ。
- トッドの死後に「戦士への礼儀」として約束は果たされたものの、ビショットとルーザの密通については黙っていたため「一言も教えてくれなんだ」と不満を言われてもいる。
- 『F完結編』ではトッドの説得に成功すると、勝手に戦線を離れたトッドへの報復としてドレイクがボストンを攻撃するという原作とは真逆の展開となり、これで完全にトッドが裏切る。
- ガラリア・ニャムヒー
- 同僚。序盤は一緒に出撃することも多く、血気にはやって功に焦るガラリアをフォローすることが多かった。一瞬いい雰囲気になりかけたものの、トッドが撃墜され行方不明になったため有耶無耶になった。
- ムック『聖戦士ダンバイン大事典』に掲載された富田祐弘氏の短編小説『俺はトッド・ギネスだ』では、トッドは彼女を「俺の心に一番フィットした女」と呼んでいる。
- SRWでは一緒に仲間にいる事があるが、会話する事はあまりない。『64』ではガラリアから「足引っ張んじゃないよ」と愚痴をこぼされたのち「せいぜい努力させてもらうぜ」と返すやり取りがある。
- ビショット・ハッタ
- 一時期の主君。物語中盤から取り入ってその下で戦うが、最終的にはドレイクの下に戻った。
- エル・フィノ
- 嵐の玉で出会った際、彼女に後述の嘘を言って利用した。
- トルストール・チェシレンコ
- 原作での彼との絡みはないが、『BX』で条件を満たすと彼とともにプラズマダイバーミサイルの爆発からボストンを守る。
- ナックル・ビー
- 撃墜されたトッドを介抱したエ・フェラリオ。戦いに行こうとするトッドを引き止めようとしたが、聞き入れられず置いていかれ、その後全オーラマシンが地上に浮上したためそれっきりとなった。ただしいずれ「いい暮らし」を約束されるなど、トッドは当時は見捨てるつもりだった訳ではない模様。SRW未登場。
- トッドの母親
- アメリカ合衆国ボストン在住のトッドの母親。本名不明。トッドの行動原理はほぼ全て「母親に楽をさせたい」というものであり、浮上時はまず真っ先に母親を探すなど、誰よりも深く彼女を敬愛していることが窺い知れる。
- SRWでは台詞の中にしか登場していない。
他作品との人間関係編集
- シャア・アズナブル
- 『IMPACT』では自軍に加わっている場合、隠しシナリオで「シャアの性急過ぎる方法論が間違っている」との考えを口にする。
- クリスチーナ・マッケンジー
- 『COMPACT2第1部』及び『IMPACT』では仲間になった場合、怪我を負っていたところを彼女から介抱を受けた。
- ドリス・ウェイブ、アロイ、サラ、チュルル
- 『BX』では彼女達を原作でのエルの代わりに嘘を言って利用した。
- クルージング・トム
- 『X』では、彼によってドアクダー軍団に勧誘されるが、最終的に彼の下を離れる。
- ヴィラル
- 『X』ではトム・クルージングの配下となっていた際、共闘する。共にライバルとの決着を求める者同士、ウマが合っていた。
- ビビデ・ババ・デブー
- 『X』では、ショウとの戦いに敗れた後、彼女のもとに身を寄せていた。
- 枢木スザク、ジェレミア・ゴットバルト
- 『X』ではドレイク軍とルルーシュが手を組んだ際は共闘した。その際、スザクの変容に「つまらん男になった」と評していた。
- ザガート
- 『T』では当初、彼に拾われていたが結局は離脱する。
- アルシオーネ
- 『T』では彼女の失敗をアスコットとカルディナに押し付ける発言を聞き、離脱の一因となる。
- イーグル・ビジョン、ランティス、雷張ジョー、ソルダートJ、レイ・ラングレン
- 『T』ボーナスシナリオ「悩める好敵手たち」では仲を取り持つために、彼らを引き連れて出撃。多少は仲を進展させることに成功する。
- …のだが、無断出撃だったためにブライトに修正されるオチが付いた。イーグルとの会話が終始コミカル。
- あしゅら男爵
- 『DD』では彼から勧誘を受けるが、アレンが既に勧誘を受けていたことを理由に断っている。
名台詞編集
- ショウ「これは夢かも知んないし」
「これが夢かよ。え、ジャップ?」 - 異世界「バイストン・ウェル」に召喚されて初めてショウと顔を合わせた時のやり取り。ショウを殴りつけながら。「夢」に関する台詞はその後も度々口にしている。
- 「ジャップ、地平線を見るんだ。そうすりゃ機体の方位が分かる」
- 第1話にて、ダンバインに乗せられて戸惑うショウに対して。
- 『X』ではトドメを刺されかけた後に、この言葉を返されることに。
- 「ジャップ! やっぱりお前とはこうなるって関係だったんだな!」
- ショウがドレイクを裏切った時の台詞。『F』の一言モードにて収録されている。
- 「都合で男と女を使い分けるんじゃないよ!」
- 第9話でガラリアに対して言い放った。どことなくエマ・シーンの言い回しに似ている。
- 「ガラリア、助かった!恩に着るぜ!」
ガラリア「構わん!これでいつぞやの借りは返したぞ!」 - 第12話でショウのダンバインに撃墜されそうになった際に。人間関係の項目にあるように二人でタッグを組んで出撃する事が多く、憎まれ口を叩き合いながらもお互い上手くフォローしている。
- 「ガラリアか…女戦士も変われば変わるもんだな。レディを遠乗りにお誘いしても宜しいかな?」
- 第13話「トッド激進」でドレスに身を包んだガラリアをデートに誘いながら。この時トッドは馬に乗っており、まるで王子様のようでガラリアも「試してみたら?」と満更ではない反応を見せた。
- その後ゼラーナ襲撃する密談をするのだが、ここに至るまで二人とも戦果を上げられず失敗続きで更に新たな地上人が召喚され立場が無く、似た境遇のせいなのかいい雰囲気になる。
- 「人生とは皮肉なものだな、ガラリア。俺にとっちゃ目標になっていたパイロットがいた。ソイツが今度はここに来て、俺の生活を脅かそうとしてるんだよ」
- 同じく第13話で、ガラリアを無断でのゼラーナ襲撃に付き合わせた時の台詞。彼の焦りをくんだガラリアは協力を約束するが、その戦闘でトッドは生死不明となる。
- 「ガラリア…二人でいい夢を見ようぜ!」
- 同話において、ゼラーナを襲撃する直前の台詞。
- 「おうニクス、世話になったな。」
「出世したら綺麗な小屋を建ててやる、楽しみに待ってなって。」 - 第24話で完全に回復し、介抱してくれたニクスに感謝しながら小屋を去っていく。この後ニクスはジャコバの力でミ・フェラリオのナックル・ビーに戻り記憶が消えてしまい、トッドも地上に出てしまう為この約束が守られることはなかった。
- 余談だがトッドはこの後頻繁に「地獄を見た!」とは言うが、この時ニクスからとても献身的な介護を受けていた。
- 「ビランビー聞こえるか?ダンバインは俺がやる!引っ込んでいろ!」
- 強襲に失敗しアレンに押され絶体絶命のショウの危機を救う。自分が倒す相手だから自分以外が倒しそうなら助けるという正にライバルの鏡。
- 「貴様のおかげで俺は地獄を見たんだよ!」
「他人に説教するほど歳をとったのかよ、ショウ!」 - クの国の聖戦士になって戦場に復帰し、ショウと対峙した時の台詞。
- SRWでも前者が『F』の一言モードにて収録。後者はDVEとして採用されている。『BX』ではショウとのツインオーラアタック中でのやりとりに使用されている。
- 「並の甲羅を使ってんじゃないよ!」
- ビアレスで攻撃を耐える際に吼える。装甲ではなく甲羅を誇るのが普通のロボットとは違い生体部品で構成されているオーラバトラーならではのセリフであると言える。
- 「俺だって聖戦士だぜ!」
- 憎しみのオーラ力で凄まじい成長を遂げ、オーラコンバーターを改良し強化されたはずのダンバインを圧倒する。この台詞はSRWでも戦闘台詞でよく使われる。
- 「ショウは友達さ。俺にとっての良きライバル、命がけの友達なんだ」
- 第27話でエルがトッドを「ショウの友達」と勘違いした時に言った台詞。もちろん、これはエルを利用する為の嘘なのだが、その中に彼のショウに対する思いが垣間見られる。
- 『BX』ではオウストラル島を偵察中に発見したドリスやアロイ、サラ、チュルル達に対して発言している。
- エル「やれるの、あんた?」
「馬鹿にしないの!」 - エルを騙して同乗させ、ガロウ・ランのシンドロの操る強獣ルグウと戦う時のやりとり。
- この時搭乗しているビアレスがピンク色のオーラ力を放ち、凄まじい輝きを見せる。そしてダンバインのオーラソードが刺さりもしなかったルグウを一撃で倒してしまう。
- 「さっきあれだけのパワーを感じたのに…今は違うぞ!?」
- 騙されていた事に気がついたエルが逃げ出すも、それを無視してショウとシーラを襲おうとするとトッドだったのだが、大幅にパワーダウン…というよりいつもの強さに戻ってしまう。フェラリオがオーラバトラーに同乗するとオーラ力を増幅させる効果があり、先ほどの圧倒的な力はその恩恵を受けていたのだった。
- マーベル「同じアメリカ人同士が、なぜこうも憎しみあわなければいけないの!?」
「西部のイモにはわからん事さ! 東部の落ちこぼれのことはな!」 - 第44話にて、同じアメリカ人でもアメリカ西部のダラス生まれであるマーベルと切り結びながらその説得を突っぱねる。
- 『F完結編』ではマーベルに説得された際、マーベルの台詞も含めてDVEとなっている。『BX』ではマーベル相手の特殊戦闘台詞として採用。
- 「見てな、ママ。俺の力でコイツらを落としてみせるぜ。そうすりゃ、ママも楽が出来るってもんだ」
- 第45話にて、ショウとマーベルを前にハイパー化を果たした際の台詞。
- 「暴走」とも言えたジェリルの時に比べれば冷静にも見えるが、その力は敵対するショウにも悪影響を及ぼすほどだった。
- 「いい夢を見させてもらったぜ…」
ショウ「これが…いい夢でたまるかよ!!」
「ママ……ああああっ!!」 - ライネックをハイパー化させたものの、ショウに倒されたときの最期の台詞。第1話における二人のやり取りの立場を逆にして再現したものであり、バイストン・ウェルへの召喚から始まった、彼の戦いの日々を評してのもの。
- またハイパー化の力は彼に宿命のライバルを破る夢を見せ、それを評している見方もある。敵同士だったとはいえトッドがハイパー化の末に死ぬことを、ショウは受け入れられなかった。
- 『F完結編』『BX』ではDVE。なお、『F完結編』のテキストでは2行目のショウの台詞は、発しているものの「これが」の部分が抜けている。
- なお、「いい夢を見させてもらったぜ」のくだりは、『T』のボーナスシナリオで迷台詞として使われている。自軍にしっかりと馴染んだコミカルなトッドを見られる、必見のシーンとなっている。
スパロボシリーズの名台詞編集
COMPACTシリーズ編集
- 「俺が味方すると信じてたのか? おめでたくなったな、ショウ」
「…まあいいさ。言っておくが、ボストンのおふくろを守るためにだぜ。勘違いするなよ?」 - 『IMPACT』第1部地上激動篇シーン3自由選択ステージ終了後のインターミッションでショウに地上世界の混迷振りを聞かされ、彼からの協力要請にトッドらしい言い回しを用いて応じる。
- 「へっ、オーラバトラーは美しさじゃなくて、腕がものを言うんだ…見せてやるぜ…!」
- 『IMPACT』第1部地上激動篇第26話「裏切りのコレクター」より。コレクションの一部としてレプラカーンを召喚し、「美しいフォルムだ」と悦に入るコマンダー・ベンメルへ吐き捨てた台詞。
- 「ガタガタ言ってても分からねえもんは分からねえんだ。悩むんじゃねえよ、ショウ」
- 『IMPACT』第1部地上激動篇エンディングより。宇宙に満ちた「悪意のオーラ」を感じ、今後の戦いの行方を不安視するショウへ励ましの言葉を送る。普通に「友人同士の会話」といった感じの遣り取りである。
- 「やれやれ…遅いぜ、騎兵隊さん達よ!」
- 『IMPACT』第3部銀河決戦篇第5話「呪われしジャンヌ=ダルク」より。佐世保でアレンの部隊と交戦していた折、遅れて援軍に駆け付けたナデシコ隊を一瞥して。
- すっかり自軍に馴染んでるのと同時に、彼らを「仲間」として信頼している様子が窺える。
- 「なぁに…あいつらだって、たまには散歩がしてえんだよ。バイストン・ウェルにだって現れるくらいだからな」
- 『IMPACT』第3部銀河決戦篇第26話「決着、そして新たなる謎」より。女帝ジャネラとの決戦後、以前と違い彼女らキャンベル星人の援護に現れなかったアインストの動向を訝しむ一同の発言を受けての軽口。
- 「いちいちキマってるところが憎らしいが…ま、ありがてえこったぜ」
- 『IMPACT』第3部銀河決戦篇第27話「マシンロボ・炎」より。ギャンドラーとの決着後も、ロンド・ベルに残留の意思を示すロム達に対しての台詞。
携帯機シリーズ編集
- 「ヘッ、地上に出た当初は異星人扱いで今は聖女様かよ。この土地の連中もお気楽なもんだぜ」
- 『BX』第16話「氷点下での再会」より。
- 「ハイパーって言うんなら、街の一つや二つ守れないで……! 見ていやがれ、ショウ・ザマ! これが俺の……オーラ力だぁぁぁーっ!!」
- 『BX』第30話「灼熱のユニオン」より。トッド仲間フラグが成立した場合、トルストールと共にプラズマダイバーミサイルからボストンをオーラ力で守るイベントが発生する。
- このイベントの後にショウは「憎しみを乗り越える力がある」と、トッドを評しトッドも「ママが楽になるなら」と自軍に参加する。
- 「チッ、ジャパニーズってのは、色々と厄介事を作ってくれるな…!」
- 『BX』第31話「devil cross kaiser」より。一度倒したはずのエネルガーZが即座に復活した時の台詞。
- なお、「ジャップ(Jap)」という英単語が日本人に対する侮蔑語である事を考慮してか、「ジャパニーズ(Japanese)」に変更されている。
- 「ハイパーを制御したって考えはないのかね! 落ちるのはお前だよ、ビショット!」
- 『BX』第33話「AEU戦線」におけるビショットとの戦闘前会話で「ハイパーの力は失ったはず」と言われての返し。
- ライネックに敵の時は無かったハイパーオーラ斬りが追加されている(ハイパー化時に解禁されたのがノーマルに戻っても残っている)のを踏まえると、オーラバトラーの必殺技として有名なあの技は「ハイパー化の力を転用したオーラ斬り」として扱われているらしい。
- 「同じユニオンのよしみだ。冥福ぐらいは祈ってやるぜ、ゼット・ライト」
- 同話より。ゼット・ライトが戦死した時の台詞。
- 『BX』において『劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』が参戦している設定故に、「アメリカ合衆国」が「ユニオン」に変更されている。
- 「チッ、案の定聞こえてないか。カミカゼアタックをしたいわけでもないだろうに!」
- 『BX』第42話「銀河を繋ぐ歌声」より。錯乱状態になったムネタケに対して。
- 「やれやれ…一息つけるかと思ったが、これじゃママと会うのはしばらく後だな」
- 『BX』のエンディングより。エレ達が旅に出る際、彼女達と同行するトルストールに今後の身の振り方を聞かれた時の返答。
VXT三部作編集
- 「お前はいつもそうだ、マーベル! 俺とショウの間に入ってくる!」
マーベル「嫉妬しているの、トッド?」
「冗談はよせよ! 俺が感じているのは感謝の気持ちだ! お前のおかげで、ショウはドレイクの下を離れ、そして今日も戦う意志を取り戻した!」
「俺とショウを戦わせてくれたお前に感謝の気持ちを込めて、一撃食らわせてやるぜ!」 - 『X』第12話「オーラバトラー飛翔」に於けるマーベルとの戦闘前会話。確かにマーベルの存在ではあるが、感謝の意味が違うような…。
- 「抜かせ!それをお前に教えてやったのは俺だろうが!」
- 『X』第34話「ビヨン・ザ・トッド」にて。意識を失いかける中。ショウから「地平線を見るんだ!そうすれば機体の位置がわかる」と自分が教えてやったことを言われて。
- 「じゃあな、アル・ワースのマム…」
- 『X』第34話「ビヨン・ザ・トッド」にて。親子のような信頼関係を築いたビビデ・ババ・デブーとの別れ際の台詞。
- (責任転嫁かよ…。あの姐さん、見苦しいもんだな…)
(まるで昔の俺を見てるようだぜ…) - 『T』治安維持隊ルート第18話「魔法騎士、その使命」にてアルシオーネが手駒を失って撤退する際に、カルディナとアスコットに責任を押し付けた発言を聞いて。この時点で、過去の自身の行動を見直している…。
単独作品編集
- 「やれやれ、何が悲しくて化け物どもと一緒にやらなきゃならないんだ」
- 『64』OZルート「人類の勝利、そして…」(前編)より。ミケーネ帝国や百鬼帝国と組むことに対しての皮肉。
- 「どういうつもりもクソもあるかよ! 俺だって、地球人だぜ。銀河帝国ってのがどういう奴らかってことぐらい、俺だって聞いてるんだ。貴様への恨みをチャラにする気はないが、何をするべきかはわかってるつもりだぜ」
- 『64』中盤、銀河帝国の攻勢に苦しむマーチウィンドに対して同じ地球人として増援として現れる。
- 非常に燃えるシチュエーションで、独立軍ルートならば登場と同時にショウとツインオーラアタックとかもできるのだが、『64』のトッドはマーベルとの間に恋愛補正という非常に大きな壁がある…。
- 「ああ。地球が滅びるなんてのは冗談じゃないからな。奴らいきなり街を破壊し始めやがって、あやうく俺のおふくろだって巻き込まれるところだったんだ」
- 『64』にて。やっぱり母親を引き合いに出している。
- 「正直言って俺にもわからん。俺はお前らにやられた後、なんとか命を取り留めた。だが気付いた時にはライネックは消えちまってた」
「ま、俺はそのあとずっと療養していたのさ。ところが最近になって突然こいつを発見した。そうだな、ちょうど銀河帝国とやらが地球圏に来た頃のことだ」 - 『64』にて。搭乗していたサーバイン(ズワウス)を指しての台詞。設定的にも説明的にも極めて大雑把な気がしてならない。
- 「俺はもうショウのおかげで地獄を見たんだよ!」
- 『DD』1章Part8「黒い悪魔」より。デビルマンの「地獄へ案内してやるぜ!」という台詞への切り返し。しかし、半ば一方的な恨み節である。
- トッド「これ以上、アレンに先輩面されてたまるかよ」
アレン「言うじゃないか。空軍時代、俺の足下にも及ばなかった男が」
トッド「今の俺は聖戦士だ。あんたの下につく気はない。ましてや、わけのわからん化け物にもな」 - 同話より。戦闘中に現れたあしゅら男爵の勧誘を断った際、既に勧誘を受けていたアレンに対して。不運に見舞われた彼だが、まだ聖戦士の矜持は捨てておらず、この台詞で悪に魂を売ったアレンと袂を分かつ。かといってショウに対しても共闘を受け入れる気はなく、その場を去る選択を取った。
- アレンへのこの返答は、第2章Part2「聖戦士の交錯」でもニューヨークに侵攻していたアレンに対して再び突き付けている。
- 「ほれ、こうやってプルタブを外せば、飲み口が出来る。ハンバーガーは包み紙を取って食え」
- 同話より。離脱した後、調達したコーラやハンバーガーを黒騎士(バーン)やドレイク兵に振舞った際、地上の食べ物に初めて出会う黒騎士に食べ方・飲み方を教える。
- トッド「この世界にあんたの仲間はいない。意地やプライドだけじゃ、飯は食えんぜ」
黒騎士「………」
トッド「ふっ、バイストン・ウェルへいきなり呼ばれた地上人の気持ちがわかるだろう?」
黒騎士「…寄る辺の無い身というのはこういうことか」 - 同上。その後、黒騎士にこれからどうするかを聞いて。かつてバイストン・ウェルに召喚されたトッドと、地上に上がらされた黒騎士は立場が完全に逆転してしまっている。面倒を見てくれるトッドが居たのは黒騎士達にとって幸運であっただろう。しかし、ショウへの怨念に凝り固まった黒騎士は、ショウを倒した後のことを聞いていたトッドの言葉に耳を貸さず、ショウを追ってしまう…。
- アレン「馬鹿な選択をしたな、トッド」
トッド「愛国心があると言って欲しいものだな!」 - 『DD』第2章Part2「聖戦士の交錯」にて、ニューヨークにて再度アレンを拒絶した後の台詞。地獄の悪魔に魂を売ったオーラバトラー達の前に立ちはだかり、ショウ達の到着まで一人で足止めすることに。
スパロボシリーズの迷台詞編集
VTX三部作編集
- 「ま…、俺達みたいに世渡り上手な奴はともかく、そうでない連中は苦労するだろうな」
- 「あいつ等みたいによ」
- 『T』ボーナスシナリオ「悩める好敵手たち」シナリオデモより。T3隊内で強まった不協和音の元となっていた存在の一人一人を眺めながら、イーグルと語り合った際の一言。
- (世渡り上手というには少々語弊が見受けられる面が垣間見えるのだが・・・)
- ここからトッドはこの問題の解決策を発案するのだが、イーグルから冷静なまでのダメ出しとツッコミを喰らい続けており、所々で苛立ちを隠し切れずにいた。
- だが、そこに敵襲の警報が鳴り響く。敵との距離が開いていることもあってかイーグルは出向かずやり過ごすことを提案するが、彼は大胆かつ合理的な案を一瞬にして閃いた。そして・・
- ショウ「トッド…」
- 「よう、ショウ…!俺の見事な隊長ぶりに恐れ入ったか?」
- ショウ「寝言は寝て言えよ」
- 「へ…?」
- ショウ「お前がみんなを扇動した事はもうわかってるんだ」「一緒に来い。ブライト艦長がカンカンだぞ」
- 「ちょ、ちょっと待ってくれ!俺はあいつ等のためを思って…」
- ショウ「申し開きなら、艦長の前でやれよ」
- 「さっきまでのいい気持ちが一瞬で地獄行きとはよ…」「くっ…。いい夢を…見させてもらったぜ…」
- イーグル(ですが、あなたの頑張りがランティス達に良い影響を与えたのは事実です)(ありがとうございます、トッド…。あなたの勇姿を僕は永遠に忘れません…)
- 「イーグル!腹ん中で不吉な事、考えてんじゃねえよ!」
- 結局、トッドは良い事をしていたにも拘らず『無断で出撃した上に、T3隊員を何人も連れて行って危険な目に遭わせた』責任を問われ、ショウにつれられた末に艦長のブライトからきつい説教と厳重注意を受けることになってしまう。
- この時にイーグルはトッドの見送りで彼に対して高評価の入った一言を心の中で呟くのだが、死にゆく者への惜別の情を思わせるかのような不吉な物言いだったため、流石のトッドもこれ(そのオーラを感じ取った直後)には思わずツッコんでしまった。
搭乗機体編集
- ダンバイン(トッド用)
- トッドが搭乗したダークブルーのカラーリングを持つダンバイン。最初期のみ搭乗。
- ドラムロ
- アの国の量産型オーラバトラー。トッド用の機体としてダークブルーに塗装されている。SRWシリーズではこのトッド機カラーが本編に参戦したことはないが、『第4次S』のオープニングデモに登場している。
- ビアレス
- クの国が開発したオーラバトラー。トッドはこの機体でショウを敗北寸前まで追い詰めた。ハイパー化やスパロボの演出からライネックが一番の愛機と思われがちだが、搭乗期間はビアレスの方が長い。
- ライネック
- 最終的な搭乗機。第45話「ビヨン・ザ・トッド」においてハイパー化を果たしている(ハイパーライネック)。
余談編集
- 原則としてオリジナルキャストを起用するという『スーパーロボット大戦F/F完結編』の製作方針[3]により、既に引退していた逢坂氏を探し出して起用している。