ドアクダー軍

ドアクダー軍とは、『魔神英雄伝ワタル』に登場する敵勢力。

概要編集

ドアクダーが率いる悪の軍団。神部界に存在する創界山を支配している。

それぞれの界層には「ドアクダー七人衆」と呼ばれるボスが配置されており、それぞれのボスの下には個性豊かな複数の部下がいる構成となっている。

実はその実態は、ドアクダーが創界山の住人達を魔界力を用いて姿を変え、自身の手下として従えた結果誕生した組織であった。

最終的にドアクダーがワタルに討伐され、創界山の住人達が元の姿に戻る形で自然消滅した。

登場作品編集

VXT三部作編集

スーパーロボット大戦X
初登場作品。組織名は「ドアクダー軍団」名義となっている。原作で界層を支配していたドアクダー七人集は「界層ボス」と呼ばれている。
本作では、オーラバトラーブラックダイヤモンド連合ブロッケン伯爵といったアル・ワースに召喚される異界人や、獣人の残党を軍団に引き入れて戦力増強を目論んでいる。
アンチスパイラルを除くスーパー系敵勢力の大半を味方につけており、神聖ミスルギ皇国とは対関係にあるといえる。
最終的に、ドアクダーが闇の帝王と共にエクスクロスに敗れた為、オリュンポス共々壊滅した。その後、通常ルート・困難ルート共に最終話で、元の姿に戻ったドアクダー七人衆や四武官がエクスクロスを応援している。
なお、今作では創界山がアル・ワースの一部となっているため、界層ボスとはアル・ワース各地で戦うのだが、彼らとの決戦シナリオでの戦闘台詞内では「界層」云々の原作を意識した台詞が発生し、『X』本編のストーリーと噛み合わない部分も。

単独作品編集

スーパーロボット大戦DD
本作では『魔動王グランゾート』の敵組織「邪動族」と協力関係にあるが、何者かの干渉によって創界山の界層やラビルーナが融合するなど予期せぬ事態に見舞われている。
更に原作とは違い、ドラゴ帝国と接触して地球でも何らかの悪事を企んでいる模様。

人物編集

ブリキントン
ドアクダー軍の一般兵。
メタルブリキントン
ドアクダー軍の上級兵士。

第一界層編集

クルージング・トム
創界山第一界層のボス。
シュワルビネガー、サンダーブルー、ジョンタンクーガー
クルージング・トムの配下たち。

第二界層編集

デス・ゴッド
創界山第二界層のボス。
ゼロニモ、ドンギララ、Dr.サッカー・サマー
デス・ゴッドの配下たち。

第三界層編集

ソイヤ・ソイヤ
創界山第三界層のボス。
ケン・サーク、マリアンネット、アブドラ・ザ・馬之助、タッチーダウン
ソイヤ・ソイヤの配下たち。

第四界層編集

ドクトル・コスモ
創界山第四界層のボス。
ドン・キホッテ、イモ川短銃郎
ドクトル・コスモの配下たち。

第五界層編集

アック・スモッグル
創界山第五界層のボス。
ヘドローナ、クサーヤ、ヨメ・ハーン、ムコ・ハーン、バッド・マックス
アック・スモッグルの配下たち。その中でヨメとムコは夫婦に当たる。

第六界層編集

ビビデ・ババ・デブー
創界山第六界層のボスで、ビビデファミリー五兄弟の母親。
ビビデ・オージ、ビビデ・シシ・カバブー、ビビデ・セイキマ・ツー、ビビデ・チビット・モレーテル、ビビデ・アラ・ビアン
ビビデ・ババ・デブーの配下で、ビビデファミリーの5人の兄弟。

魔幻空間編集

魔婆ババ
第六界層から第七界層に向かうワタル達を魔幻空間に閉じ込めた老婆。
ウマシカ、デブル、ニオー・アニヤン、ニオー・オトウト
魔幻空間の各門を守護する者達。

第七界層編集

怪傑ゾロリ
借金が多い賞金稼ぎ。
サンチョ・パンダ
ゾロリの手下。
ザン・コックザン・ゴロツキーザン・ギャック
ドアクダー四天王の三兄弟。
ドン・ゴロ
ドアクダー四天王の一人にして、虎王のお目付け役。
ドアクダー
創界山を支配する悪の帝王。

関連用語編集

魔神
戦力。ドアクダー軍では、量産型の魔神が大量に製造されている。
ドアクダー七人衆
ドアクダー軍の幹部達。それぞれの界層を管理下に置いている。なお、「七人衆」ではあるが第七界層のボスはドアクダー自身である為、作中には6人しか登場していない。