ドゴス・ギア | |
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登場作品 | |
初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | ドゴス・ギア級大型戦艦 |
動力 | 核融合炉 |
開発 | ティターンズ |
所属 | ティターンズ |
主な搭乗員 |
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概要
全長はアレキサンドリアの2倍以上あるが2番艦のゼネラル・レビル(全長630m)よりは1~2回りほど小さい[1]。多数の大口径メガ粒子砲とカタパルトデッキを持つ。モビルスーツの搭載数も当時の地球連邦軍の艦艇の中では最大級である。なお、カミーユ・ビダンの母であり、連邦軍の材料工学を専門としている開発技術士官であるヒルダ・ビダンも建造に携わっていた。第1話でエゥーゴのクワトロ・バジーナが偵察のためグリプスに潜入しスコープで写真を撮っているところで、遠目からではあるが戦艦建造ドックにドゴス・ギアらしき戦艦が映っている。
本格的に戦闘に使用するべく配備されたのは番組中盤。ティターンズ艦隊の旗艦として運用が開始され、ジャミトフ・ハイマンよりパプテマス・シロッコに指揮権が与えられた。ティターンズの月面恒久都市フォン・ブラウン制圧の「アポロ作戦」の艦隊旗艦や、その他エゥーゴとの小競り合いに参加。ゼダンの門(旧ア・バオア・クー)がアクシズに破壊される前にバスク・オム大佐に指揮権が譲られ、シロッコはジュピトリスに帰還している。その後、バスク・オムが主導する毒ガス作戦やコロニーレーザー運用、サイコガンダムMk-IIの運用テストにも関わる。最終的にはティターンズを掌握したシロッコの部下であるレコア・ロンド少尉が乗るパラス・アテネの至近距離からビームライフルでブリッジを撃ち抜かれ撃沈されている。
劇場版ではレコアではなく、ヤザン・ゲーブルのハンブラビによって撃沈された。
百式が本艦をメガ・バズーカ・ランチャーで攻撃した事があるが、シロッコから発されるプレッシャーとその大きさのためか、あまり目立った損傷は与えられなかった。
登場作品と操縦者
旧シリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦
- 初登場作品。DCの戦力として登場し、バスク以外にも一度だけマシュマー・セロ、ハマーン・カーンが乗る。終盤では複数登場するが、HPが一万越えしていないのでドロスよりも遥かに弱い。最序盤で登場の際は、味方部隊の貧弱さ故に強敵であるが、破格の獲得資金が魅力的。
- スーパーロボット大戦F完結編
- バスクが乗る。大気圏でも運用されている。耐久と火力は中々だが、運動性のやたら高いMSやABを相手取ってきたロンド・ベルからすれば敵ではない。ある条件下において(隠し要素/F・F完結編参照)、最終局面でバスクがドゴス・ギアでシロッコに特攻するイベントが起こることがある。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- バスクでなく、ジュピトリアンに転じたガディ・キンゼーが指揮官。顔見せ程度で落とすのは困難。その後ティターンズに戻されたのだろうか?
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- 新規EDルートにてバスクが乗ってくる。ティターンズの大ボス的存在であり、バスクの底力と相まって耐久力だけは高いものの武装は振わず。所詮シロッコ率いるジュピトリアン勢の前座である。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 第9話「愚者の祭典」にて難易度が難の場合にのみ登場。バスクがスードリ搭乗の為、ジャミトフが搭乗する。強敵だがクリアのために撃破する必要はない。しかし同マップのネオ・グランゾン以上の資金を持ち、貴重な高性能レーダーを所持しているため無理をしてでも倒す価値はある。
同時に現れるアレキサンドリアもそうであるが、今回は大気圏内のダカールでありながらも運用されており、そのためか共通して武器の空陸地形適応が低い。その他デモムービーではνガンダムと宇宙で戦っており、攻撃をIフィールドΔで防がれている。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- シロッコが乗っているため、強い。大型戦艦にあるまじき回避能力を持つ他、ルーチンとしてアーガマを狙ってきて、マップ兵器も使用する。これでもシロッコは一部の技能が封印状態なのが恐ろしい。
- ちなみにバスクはアレキサンドリアに乗ったまま死亡。
- スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク
- チャレンジバトルEX-HARD6で、ようやくバスクが乗るドゴス・ギアが登場。能力値の問題や地形適応が噛み合っていないのでシロッコの様に避けたりはしない代わりに、底力と艦長効果でかなり堅牢になった。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- シナリオ「刻の涙」に、バスクが乗って登場。単に堅いだけの敵。
- スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor
- 残りHPが80%を切ると、敵増援を繰り出すようになった。
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander
- 大気圏で静止していたが恐竜帝国のマグマ砲で跡形も無く吹っ飛ぶ。
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- 主にバスクが搭乗。地球から戻ってきたバスクにシロッコが本艦の指揮権を返すイベントがある……のだが、地上にいる間もバスクはドゴス・ギアに搭乗していた。また、アークルートでは、MS隊を展開していながらたった二機相手にボコボコにされる。
- スーパーロボット大戦DD
- 2022年10月のイベント「第3回共闘戦」にてボスユニットとして登場。防御&命中タイプ。艦長はバスク。
装備・機能
武装・必殺武器
武装
- 長距離メガ粒子砲
- 主砲。艦艇下部に3基設置。その長さは艦の全長の半分に迫る。
- 長距離メガ粒子砲(MAP)
- 『DD』における必殺技。ビーム属性のMAP兵器。
- 連装メガ粒子砲
- 副砲だが他の艦船の主砲に匹敵する。モビルスーツデッキに2連装の砲塔を計2基4門設置。
- 単装メガ粒子砲
- 各所に計4基設置。
- 対空砲
- 艦の各所に設置。具体的な配置箇所は不明。
SRWでの武装
- ハイメガ粒子砲
- 旧シリーズとαシリーズで装備。設置位置は不明。旧シリーズでは最強武装として頻繁に使用してくるが、『α』では準最強武装に、『α外伝』では2番目に弱い武装へと徐々に低威力化している。
必殺技
- メガ粒子砲
- 『DD』における通常攻撃。ビーム属性。各種メガ粒子砲を連続発射する。
移動タイプ
- 空・宇
- SRWでは『F完結編』以降から大気圏内でも使用可能。勿論本来は宇宙戦艦なので無理なのだが、ミノフスキークラフトでも搭載されているのだろうか。
サイズ
- 2L(LL)
関連艦船
- バーミンガム(SRW未登場)
- 『機動戦士ガンダム0083 スターダストメモリー』に登場した前身艦。モビルスーツ搭載能力がなく、艦船との砲撃戦用に特化されている。ガンダム試作2号機の核攻撃の標的にされ、撃沈。
- SRWには未登場で、ガンダム試作2号機の核攻撃のイベント時には毎回別の艦船に変わられている。
- ゼネラル・レビル(SRW未登場)
- 『機動戦士ガンダムUC』『機動戦士ガンダムNT』に登場した同型艦。大幅に設計変更が行われ大型化した。
- SRW未登場だが、『V』DLC「結成、特別編成チーム」、『30』、『DD』「第3回共闘戦」で名前のみが登場している。
艦載機
余談
- 『α外伝』でジャミトフの座乗艦として登場したドゴス・ギアだが、『α外伝』の20年後にリリースされた『新約SDガンダム外伝 騎士王物語 蛮騎士覚醒』ではこれを意識したのか、ジャミトフをモチーフにした「粛清王ジャミトフ」の正体である「エンドアンデッドモンスター 邪鬼巨兵ドゴス・ギア」として登場している。
脚注
- ↑ 『UC』EP6でシナンジュのモニターに表示されるドゴス・ギアとゼネラル・レビルのサイズ比較より。