スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
『スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』は「スーパーロボット大戦シリーズ」のゲーム作品。
スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL | |
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シリーズ | 魔装機神シリーズ |
リメイク版 | スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL |
開発元 | ウィンキーソフト |
発売元 | バンプレスト |
対応機種 | スーパーファミコン |
プロデューサー | じっぱひとからげ |
シナリオ | 阪田雅彦 |
キャラクターデザイン | 河野さち子 |
メカニックデザイン |
カトキハジメ 福地仁 守谷淳一 かげやまいちこ 宮豊 寺島慎也 藤井大誠 |
音楽 | 藤本大輔 |
発売日 | 1996年3月29日 |
価格 | 6,800円 |
概要
本作はスーパーロボット大戦シリーズの一作品であると同時に、版権を使用せず「ウィンキーソフトの作品」という性格が強いために、独自の背景を有するオリジナルロボット作品「魔装機神シリーズ」としても扱われており、『スーパーロボット大戦α』などにおいては参戦作品としてクレジットタイトルに含まれている。
個性派揃いのキャラクターとオリジナルメカ「魔装機」、ラ・ギアスの重厚な世界設定、分岐が複雑で何度も楽しめるシナリオ、適度なゲームバランスなどに根強い支持があり、歴代のスパロボの中でも人気が高いものの一つである。SFCソフトとしては末期のタイトルとなっていたため、グラフィックやサウンドの評価は極めて高い。
当初は『魔装機神サイバスター』という作品名だったが、SFC用として単独ゲーム化されるにあたり商標の都合でこの名称が使用できないことから、『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』の名称が生み出され現在もこちらの名称が使われている[1]。ちなみに商標の都合というのは、1990年にジャレコからファミコン用ソフト『メタルフレーム サイバスター』というアクションゲームが発売されていることが影響しているものと思われる。
『魔装機神』の世界観を構築した阪田雅彦氏は後のスパロボ作品で本作の原作者としてクレジットされており、版権作品が一切登場せず阪田氏の構築した世界観そのままである本作は、コピーライトに「ウィンキーソフト」が表記されている。その後ウィンキーソフトとバンプレストの提携関係は解消することになるが、解消前に発表されたアニメ版や、再出発のつもりで送り出した『真・魔装機神』が不評に終わった事もあって、新たな展開も見られなくなり、本作は「ウィンキー提携時代の残照」となりつつあった。
それでも、ラ・ギアスの世界観から生まれたスパロボ史上最古のオリジナルキャラクターであるマサキ・アンドーや風の魔装機神サイバスターに代表されるラ・ギアス勢の人気は健在で、提携解消から10年近く経っても魔装機神出身者は根強くOGシリーズに出演し続けていた。そして、SFC版の発売から約14年後の2010年にはニンテンドーDS用ソフト『スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』としてウィンキーソフト開発でリメイクされた。さらに、リメイク版を皮切りとして『スーパーロボット大戦F(F完結編)』の製作により企画倒れに終わっていた続編『スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD』が発表、実に約14年振りの企画再スタートと相成った。
任天堂のゲーム機のスパロボシリーズで初めて音声が付いた。ただし容量の関係で音声はマップ兵器のみ。
本作品でも『第4次』同様にターボファイルに対応しており、カートリッジ内のセーブファイルだけでなく併用する事で多くのセーブデータを記録する事が可能。
登場人物
魔装機神の登場人物を参照。
登場メカ
魔装機神の登場メカを参照。
用語
- 地上人召喚事件(ラ・ギアス事件)
- 不易久遠流
- ラ・ギアス
- 『スーパーロボット大戦EX』及び『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』の舞台となる地球内部の空洞世界。
- 魔装機
- 王室アカデミーに予言された危機に対応する為に、ラングランの魔術、練金学を結集して造られた汎用兵器。
登場作と扱われ方
『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』が本作。それ以前の作品に登場しているラ・ギアス系のメカ・キャラクターについては、バンプレストオリジナルという範疇ではなく、オリジナルロボット作品としての「魔装機神」としての立場から、現在では「魔装機神からの参戦」と紹介される事も多い。
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦
- 初出作品。サイバスターとグランゾン、及びパイロットのマサキとシュウが登場する。
- 第2次スーパーロボット大戦G
- 『第2次』に準拠。ただし、本作以前に発売された『第3次』初出のヴァルシオーネ及びパイロットのリューネがゲスト的な扱いで登場する。
- 第3次スーパーロボット大戦
- ヴァルシオーネ及びリューネの初出作品。
- スーパーロボット大戦EX
- ラ・ギアスを舞台にしている為、魔装機神が根幹を成す。
- 第4次スーパーロボット大戦
- スーパーロボット大戦F
- スーパーロボット大戦F完結編
- スーパーロボット大戦コンプリートボックス
- 2種類あるオープニングCGデモの1つでは主役的な扱いであり、リアル体型の四大魔装機神、ヴァルシオーネ、ネオ・グランゾンが登場している。収録3部作での扱いはほぼそのまま。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- サイバスターがエアロゲイターと誤認されるという一幕がある。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- PS版では外伝に持ち越されたシュウとの決着が付けられるようになった。
- スーパーロボット大戦α外伝
- マサキ、リューネ、シュウ以外の魔装機神勢が久しぶりに登場。どのユニットも戦闘アニメに気合が入っていてよく動く。また、『第3次』以来、久しぶりにシュウが敵に回った。αシリーズでは以後登場しない。
VXT三部作
- スーパーロボット大戦X、スーパーロボット大戦T
- 参戦表記は無いが、マサキとサイバスターがゲスト参戦する。
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 『スーパーロボット大戦OG』名義で一部の機体がイベント限定参戦。
- スーパーロボット大戦DD
- 『スーパーロボット大戦OG』名義で一部の機体が「制圧戦」の報酬としてゲスト参戦。
- スーパーロボット大戦30
- 参戦表記は無いが、マサキとサイバスターがゲスト参戦する。
OGシリーズ
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
- マサキ、リューネ、シュウ以外に、DC絡みということでトーマス・プラットが登場する。
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
- スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
- スーパーロボット大戦OG外伝
- 『α外伝』と同じく最終面でシュウが敵に回る。
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- 『EX』のシナリオを収録し、リメイク版『I』や『II』と繋がるようになった(ただし、シュウの章は入れられていない)。
- スーパーロボット大戦OG ダークプリズン
- 『第2次OG』で収録されなかったシュウの章を題材にした作品。
- スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
- シリーズ完結後の参戦となる。
- スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ
- 『OG1』に準拠。
- スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター
- 『OG2』に準拠。
関連作品
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ゲーム中データ
分類 | 記事 |
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全話一覧 | 全話一覧/魔装機神 |
隠し要素 | 隠し要素/魔装機神 |
精神コマンド | 精神コマンド/魔装機神 |
特殊能力 | 特殊能力/魔装機神 |
特殊技能 | 特殊技能/魔装機神 |
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魔装機神の登場メカ | |
ネタバレ | ネタバレ/魔装機神 |
システム
脚注
商品情報
ゲーム本体