スタッフ:ウィンキーソフト

ウィンキーソフトは、ゲームソフト開発会社。主に『コンプリートボックス』までのスパロボ作品や、『ヒーロー戦記』などを開発した。

概要編集

スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』ではコピーライトに名前があり、一部版権を有している。1999年発売の『リアルロボット戦線』を最後にバンプレスト発売のゲームソフト開発から離れていたが、約11年後の2010年に『魔装機神』のリメイク作である『スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』の制作を担当。以降、魔装機神シリーズの完結まで開発を担当した。 2015年11月に事業停止および自己破産を申請、事実上の倒産となった。

開発作品の特徴編集

  • バンプレスト制作のコンパチヒーローシリーズと異なり、原作作品の設定やストーリーを取り入れるのが特徴で、スパロボシリーズの基本システムを構築した。
  • 難易度調整が非常にピーキーであり、SFC版『第3次』や『F完結編』の高難易度ぶりは現在でも語り草となっている。
    • 特に攻撃の命中率が極端であり、低確率の攻撃が命中し高確率で当たるはずの攻撃を回避されるなどの事例が相次いだが、これはこの当時の命中判定に独自のルーチンを用いていたことによる現象。具体的には命中率1~5%、96~99%は乱数を用いて判定が行われるが、命中率6~95%の攻撃についてはマップ開始後最初の攻撃、およびソフトリセット後各軍勢の最初の攻撃のみ乱数を用い、その後はランダムに「必ず命中」「必ず回避」「乱数で判定」の3つが選ばれる仕様となっている。このため、表示される命中率と内部命中判定が全く異なる状態が度々発生するのがこの現象の正体である。

所属人物編集

  • 糸洲文恵
  • 鎌田篤志
  • 草開一也
  • 阪田雅彦
  • 下山剛史
  • 庄真宏
  • 高宮成光 (代表社長)
  • 田中伸一
  • 橋口力也
  • 藤本大輔
  • 堀川和良
  • 三垣敦史
  • 山根昇
  • 吉田渉
  • 渡邉亘

開発作品編集

作品機種発売日
スーパーロボット大戦ゲームボーイ
プレイステーション3
プレイステーション・ヴィータ
1991年4月20日 (土)
2014年4月24日 (木)
第2次スーパーロボット大戦プレイステーション
ファミリーコンピュータ
1991年12月29日 (日)
1998年4月23日 (木)
ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポススーパーファミコン1992年11月20日 (金)
第3次スーパーロボット大戦スーパーファミコン
プレイステーション
1993年7月23日 (金)
1999年12月22日 (水)
スーパーロボット大戦EXスーパーファミコン
プレイステーション
1994年3月25日 (金)
2000年1月6日 (木)
第4次スーパーロボット大戦スーパーファミコン1995年3月17日 (金)
第2次スーパーロボット大戦Gゲームボーイ1995年6月30日 (金)
第4次スーパーロボット大戦Sプレイステーション1996年1月26日 (金)
スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTALスーパーファミコン1996年3月29日 (金)
新スーパーロボット大戦プレイステーション1996年12月27日 (金)
新スーパーロボット大戦 スペシャルディスクプレイステーション1997年3月28日 (金)
スーパーロボット大戦Fプレイステーション
セガサターン
1997年9月25日 (木)
1998年12月10日 (木)
スーパーロボット大戦F完結編プレイステーション
セガサターン
1998年4月23日 (木)
1999年4月15日 (木)
スーパーロボット大戦コンプリートボックスプレイステーション1999年6月10日 (木)
リアルロボット戦線プレイステーション1999年8月12日 (木)
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTALニンテンドーDS2010年5月27日 (木)
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GODプレイステーション・ポータブル2012年1月12日 (木)
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICEプレイステーション3
プレイステーション・ヴィータ
2013年8月22日 (木)
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE ENDプレイステーション32014年8月28日 (木)